よしなしことを、日々徒然に……
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 2013年11月23日の読書
2013年11月23日(Sat) 
本日の初読図書:
4063713903Q.E.D.証明終了(46) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩
講談社 2013-10-17

by G-Tools
お笑いタレントを目指し、落語家の元で修行を積んでいる女性。気の合わない師匠との関係にうんざりしつつ、ちょっと抜けたところのある恋人に癒されながら日々を過ごしていた彼女は、あることから恋人に振られる結果となってしまった。その原因になったのは、楽屋で起きた大金盗難事件で ―― 「失恋」
1940年代に起きた、とある強盗殺人事件。被害者の夫は政情の不安定な中国大陸を1000kmも踏破したそののち、ハノイで行われた裁判で、犯人の助命を願い出た。死刑確実であった犯人を、なぜ彼は助けたのか。そしてその半年後、せっかく生き延びたはずの犯人が獄中で自殺したのはどうしてなのか。三年前に死んだノンフィクション作家が遺した、その事件を記した原稿には、「没(ボツ)」という文字と共に「故意か? 偶然か?」と書かれていた。作家の娘は、父が何を思ってその原稿を出版しなかったのかを疑問に思い、理由が知りたいと、知人である燈馬へ相談を持ちかけてきて ―― 「巡礼」

一冊四話の C.M.B と比べると、二話収録のこちらはより話が練り込まれている感じがしますね。いやどちらも、それぞれに面白いんですが。

「失恋」の方は、前巻のお話と同時進行で謎解きをしていたそうで、一部に共通する会話が存在しています。……でもこれ、必要だったのかなあ?
師匠が語る「他人の押す幸せスイッチ」は、なんかこう胸にずーんと来ますね……私は人からどう思われるかがすごく気になるタチなので。
サイトの拍手ボタンとかアクセス解析とかコメントとかも、要するにこれなんですよね。設置してしまうと、反応のなさに不安を覚えてしまう。それならいっそ全部取っ払って、ささやかでも好きなように運営することだけで幸せを感じていればいいのかも……とか。 現実世界の方については、考え出すと本気で辛くなってくるので、考えない考えない……
しかしこの話、結局師匠が良い人で、主役の女性は一段階成長できてめでたしめでたしかもしれませんが、彼氏が気の毒すぎると思うのは私だけでしょうか(苦笑)

「巡礼」の方は……これまた深いお話でした。
物語は二転三転し、妻を殺された夫の心理が淡々と、しかし強烈な印象をもって語られてゆきます。
スパイ活動? 冤罪事件? 連絡の握り潰し? と様々な疑惑が飛び交い、最後の最後に解明された真相が、まさかああくるとは……(ため息)
夫の真意を「死んで楽にさせるより、一生を監獄で過ごさせて過酷な思いをすればいい」ぐらいかと思っていたら、どうしてどうして。さすがは加藤先生です。
……しかし当時、外交官が海外に手紙を送る際には、検閲とかなかったんだろうか。そうでなくとも通訳の人があの手紙を出すところへ提出したら、旦那さんは大変なことになったと思うんですが……きっと本人はそれすらも覚悟の上でやったんだろうなあ。結果的に、通訳さんは口を閉ざしてしまった訳ですが。やはりそれは旦那さんに対する同情からなのか。そうすると今度は、犯人の妹とその関係者が気の毒ではあるんですが……ああでもある意味では、通訳さんのおかげで、負の連鎖がそこで止まってくれたとも言えるのか。
ところで燈馬や可奈達関係者が、短期間でベトナム←→日本をほいほいと往復してるけど、そのお金と時間はどこから捻出してるんだ……(苦笑)
No.5302 (読書)


 ブラウズにメイリオ使ってる人はどれぐらいいるんだろう
2013年11月23日(Sat) 
次兄に「人柱として使えねえ」と言われたので、 Win7 の画面をクラシックスタイルから標準に戻してみました。

……まあさすがにタイトルバーとかの青は目に突き刺さってきてキツイ&透けてると処理にメモリを食いそうなので、全体的なトーンをオフィスに合わせてモノクロにして、透過設定もオフにしましたが<それすでに標準違う

でもまあ、しばらくクラシックスタイルで使用したことが移行期間になったおかげか、標準に戻しても違和感は少ないです。
詳細設定で「窓の標準背景色を目に優しいほんのりベージュに」もできましたが、意外と反映されないアプリが多くて残念です(しょぼん) 通常眼鏡と重ね掛けできる、PC用眼鏡の安いのはまだ見つからない

……それにしても、同じ店で同じメーカーの同じ機種を一週間ほどの差で買ったはずなのに、私のマシンと事務所のパソコンとでは微妙に中身が違うのですよ。
最初に起動した時に、プロダクトキーを入れなくても良かったり。
入っていた Internet Explorer が10ではなく11だったり。
謎だ……7にもSP2とかがあるんでしょうか??

そして画面表示をクラシックスタイルから標準に戻したら、メニューなどのフォントがメイリオになっていて、ちょっとびっくり。
ああそうか、 Vista とか7から導入されたフォントでしたっけ。確かに見やすいっちゃあ見やすいですな。全体的にワイド画面になったおかげで、少しぐらいメニューの横幅が増えてもはみ出さないですし。
ネットで情報を収集した感じ、ホームページを見るのにも、このメイリオフォントを使ってる人が結構いるらしいんだよな……と思って、試しに自分もIEの標準フォントをメイリオにしてみました。そうしたら、このブログのサイドバーの文字が折り返されてしまい、なんだか非常にみっともなく。

あとサイト本体でも、アルファベット表記していた「 Diary 」とか「 Mailform 」の字など、横幅のバランスがおかしくなっていたので、そこらへんをまとめて、MSPゴシックだろうがメイリオだろうが、他のプロポーショナルフォントだろうが、そんなに見苦しいレイアウト崩れは起こさないだろう程度に調整しました<ちなみに私はブラウズに MeiryoKe_Gothic を愛用

うむむ……800×600画面だと、このブログは心持ち横にはみ出てしまう結果となりましたが……まあ記事本文を読むのにはそう問題ないと思いますので、どうかご勘弁のほどを<そのためにサイドバーを右に配置してある

……しかし、たまに横スクロールバーが出てしまう謎がまだ解けない……おそらくはアクセス解析バナーが影響してるとは思うんですが……とりあえずバナーの位置を右下から左下に移動させてみたりとか。

あ、ちょっと試しに新たなホームズ翻案の入力を始めてみたのですが、 Google 日本語入力の語彙の豊富さにびっくりしています。旧字体での変換が、かなりの頻度でちゃんと出てくるんですよ。別に単語登録とかしていないのに、「しんたい」で「身體」と変換されるし、「しょうばい」で「商賣」、「かいしゃ」で「會社」、「べんとう」で「辨當」とか普通に出てきます。すげえや……
No.5303 (電脳)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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