2013年03月31日の読書
2013年03月31日(Sun)
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本日の初読図書: ストーリー紹介は、原作を読んだときにしてあるので割愛。 はい、マンガ版です。買っちゃいました(てへ) 別の出版社から別のマンガ家さんの作画でもう一種類出ているのですが、いろいろレビューを読み比べて悩みまくったあげく、こちらを選択。 ……うーん……これは評価が分かれそうだ。 絵柄にちょっと癖はありますけれど、慣れればまあ、そこまでひどいと言うほどでも……なくもない、かな(どっちだ) 公平に見るならば、もしも原作にイラストがついていなかったとしたら、本文に忠実だと言えるとは思います。考えごとしている大輔さんの表情が凶悪すぎるとか、志田さんがユニオンジャックのTシャツ着てるとか、細かいところにこだわりがありますし、着替え中の栞子さんの首にちらっと鍵っぽいネックレスがあったり、会話している際の志田さんの爪がさりげなーく伸びぎみだったりと、伏線張りにも余念がありません。
しかし、一点だけどうしても気になるのです。
栞子さんの胸がでかすぎる_| ̄|○ これじゃあ、隠れ巨乳じゃなくて爆裂乳だよ! いくらなんでもデフォルメしすぎだろう!? 他のキャラはそんなことないのに、なんで栞子さんだけ、こんな……(しくしくしく) 「エロ漫画の感じ」「女の目から見て気持ち悪い」的なレビューを見かけましたが、否定できません(−ー;) ってか、明らかにデッサンがおかしくて、どうしても胸元が描かれているコマがあるたび、ストーリーから引き戻されてしまいます。 その点さえのぞけば、丁寧に作られたメディアミックスだと思いました。重要だと思われる内容や台詞がきっちりしっかり押さえられていて、しかも「あれ、あのやりとりは削っちゃったんだ(しょぼん)」と思っていたら、それをラストに持ってきて、爽快感を味わわせてくれるという小気味よさ。 背景や小物(特に本の装丁)とかも細かく描かれていて、なかなかいい雰囲気だと感じられました。 収録内容は「それから」で104P、「落ち穂拾ひ」の謎解き開始寸前までが66P。目次その他含めて全176Pと、値段の割にはちょっと薄めだったのが残念至極。
巻末広告によれば、2巻目の発売は2013年夏とのことで。「落ち穂拾ひ」の後半に加えて、「論理学入門」と「晩年」が入るみたいですが……「晩年」、ちゃんと最後まで入りきるのか?? 下手に詰め込むぐらいなら、いっそ最後に原作2巻目以降の話を入れ足して、全3冊にしてくれても良いんですがね。個人的にはチェブラーシカの話を希望したいvv<坂口夫婦ラヴ
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No.4668
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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