2013年03月01日の読書
2013年03月01日(Fri)
|
|
|
本日の初読図書: 今回の表紙は幸助ピン! 今までとずいぶんギャップがあってびっくりですな。帯なんかのあおり文句も「最大の敵」とか「変貌」とか「別離」とかとか、不安をあおる文言が散りばめられ、イラストもかなりいろいろアレなんですが……うーん、誇大広告? みたいな? 特にエリスと幸助のカラーイラストと、最後のモノクロイラは……嘘は描いてない。描いてないんだけど……今後の展開を知っている身としては、ほんとになんだかなあ(苦笑) とはいえイラストのもたらす恩恵は対したのもので、これまでいまひとつイメージしにくかったジェルムとテリアが、しっかり区別できるようになったのはありがたかったです。リーゼも認識しやすかった。 この作者さんは、久しぶりに名前が出るキャラでも「○○で××だったライル」といった感じの補足説明をほとんどつけてくれないし、初登場時以外には容姿描写もほぼしないので、誰が誰だかしょっちゅう判らなくなるのですよ。……ホールトンとか、誰それ?? と思わず手持ちのテキストを検索して調べちゃいました。動く石像がいた遺跡探索時にいっしょだった、駆け出し冒険者の一人なんて、いちいち覚えてるかいヽ(´〜`)/ ……正直を言うと、現段階ですでにメイリールとセレナの区別がついていなかったり(^ー^;;)ゞ ええと、彼女らがカラーに描かれてたのは何巻目だったっけ。 あとは、竜装衣は想像以上に禍々しくて格好良かったですが、あの神々のデザインはいかがなものかと。コーホックとかミタラムは普通の人間と変わらない容姿で確定なのに、なんであんな人外なんだ……
話の内容は、コキアの弟子(?)入りから始まってジェルムとテリアたちとの出会い、過去のエリスとも顔を合わせつつ、ウィアーレにゆがみ使いの称号発生。エリガデンへ行ってセクラトクスの封印を解いて暴走した結果、神々からの警戒が発生 → 世界崩壊の可能性が出てきたことで、ミタラムが行動を開始するところまで。 正直、WEB版をあまり覚えていないのではっきりとは言えませんが、今回はまっとまった書き足しエピソードはあんまりなく、文章を整えたり描写を増やしたりした程度だと思います。気がついた大きな書き足しシーンは、カイロ開発のくだりと、あとは賞金首取り下げに関わるコウマ側の情景ぐらいかな? そうだ、エリスが一人でもだえてるのも可愛かったvv<メインヒロインはエリスだと信じている そして幸助に薬を渡したことが、なぜ世界崩壊へのきっかけとなるのかの説明など、随所で話がだいぶ判りやすくなっていたのは、けして再読を繰り返しただけではないと思います。そのあたり作者さんの努力には素直に脱帽。 毎っ回書いていますが、本当に編集側が(以下略)
ともあれ。 コキア達のパーティーがイメージしやすくなったから、今度は番外編でも再読しようかなあ。
|
No.4592
(読書)
|
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|