よしなしことを、日々徒然に……
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 2012年10月17日の読書
2012年10月17日(Wed) 
本日の初読図書:
「Jolly Rogerに杯を掲げよ」〜ごじゅう ぷらす きゅう。
 http://ncode.syosetu.com/n6449t/

いつもの通り、学校から帰る途中だったはずなのに。気がつけば真白(ましろ)は、見知らぬ異世界の路地裏にいた。しかも何故かその身体はふわふわもふもふな、愛らしいウサギのぬいぐるみになっている。訳も判らずウロウロしていたら、あっという間に捕まって、珍しい生き物として競売にかけられてしまっていた。
そこで彼女を競り落としたのは、深い青色の髪に黄金色の鋭い瞳を持つ青年、ヴェルノ=ウルフガング。一億もの金をポンと出し、屈強な男どもを多数引き連れた彼は、なんと海賊船の船長だった。
珍しいから気に入った。お前は俺のペットだと言うヴェルノに、真白は己の職務を理解する。すなわち船長であるヴェルノの傍にいることと、その抱き枕もしくはクッション代わりになることだ。
若いハンサムな男に抱きしめられれば、普通は少なからず心ときめかせもしようが、いかんせん今の彼女はぬいぐるみ。ドキドキどころか心音すらしないので、少女漫画的展開は望めない。
少なくとも今の状態で放り出されたら、生きていけないことには自信があった。
そんなこんなで彼女は、海賊船の中でペットとして過ごすこととなる。ヴェルノはちょっと意地は悪いがそれでも優しいし、副船長のアイヴィーはオネエ属性で素敵な服を縫ってくれたりと、全力で可愛がってくれる。その他の船員達も、みないい人達ばかりだ。
そうして穏やかに日々を過ごしていた真白だったが、海軍の襲撃によって皆から引き離されてしまい ――

「見た目はぬいぐるみ、中身は天然少女」な総愛され系第二弾。
男所帯の海賊どもが、これまたよってたかって甘やかしまくっておりますvv
いやまあ、真白ちゃんも嵐を知らせたり、さらわれた先から海軍の重要書類を持って帰ってきたりと、それなりに活躍はしてるんですが。もっとも本人に役立っている自覚は皆無。
そしてこれでもかと言うほど鈍いです。やはり元の世界での情報がほとんど出てこない……というか、なんか記憶が曖昧になってきているっぽい描写があるのですが、彼女いったい何歳だったんだろう? 下手をすると中学生とかかもしれんぞ。わぁ、そしたらヴェルノっってば犯罪者ーーー(笑)<いや海賊はもともと犯罪者だけど
なんだか「神の眠り姫」とやらの神殿を目指し始めてから、船長&副船長の過去に訳ありげな雰囲気が出て来つつ、真白ちゃんがトリップしちゃった理由も絡んでくるのかな?? という気配が。
でも基本は「有能だけど孤高で短気で凶暴な海賊船長が、限定一人の天然ヒロインに対してのみでろ甘らぶらぶ振りまわされ」という私好みの展開っぽくて、非常に先が楽しみです。
そしてレゲエでサングラスなオネエ属性の副船長さんも、ひそかに大好きだったり。
……ただ、個人的に登場人物紹介がほしいです。幹部さん達の外見と性格と名前がすでにかなり一致しない……(^ー^;;)
No.4246 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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