2012年06月28日の読書
2012年06月28日(Thr)
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本日の初読図書: 動物専門霊媒師クォート・フラナガンと相棒の黒猫ハーフは、TVでも引っ張りだこの人気者。亡くしたペットに一目逢いたいと願う飼い主や、家で異変が起こるといった問題を抱える人々が、次々と彼の元へ訪れる。 しかしクォートには誰にも言えない秘密があった。 それは彼が、クォーターであること。すなわち霊能者として1/4の力しか持っていないということだった。感じ取れるのは動物霊のみ。しかも自分で見ることはできず、対象を呼び出すことと、手を握った人間にそれを見せることだけが可能なのだ。そんなクォートをサポートしてくれるのが、黒猫のハーフ。犬であった前世の記憶を持つ彼女は、猫の性質をもって霊の姿を視て、犬の忠誠心によりクォートに知らせてくれる、大切な相棒なのだ。 そんなみそっかす霊媒師クォートは、ハーフや人間専門霊媒師ラクシャス、動物俳優スカウトマンのジョイスさんに人間増幅器こと弁護士のシンバなどとともに、今日も持ち込まれる事件をなんとかどうにか解決してゆくのだった。
霊力四分の一のクォートと前世犬・現世猫のハーフちゃんが送る、ハートフル動物心霊コメディ。今回も絶好調vv この作者さんの描かれる動物は、本当に格好いい&可愛いので、このシリーズは大好きです。一話完結で、基本的にほのぼのしいのもポイント高し。 今回は読み切り的あっさりしたお話が多かったですね。個人的にマハラのひいひい(略)ばあさんがヒットvv ナイフ一本で狼を仕留める弱肉強食グラマラス美女、格好良すぎるvv 象と飼育係もまた、二組とも微笑ましく。幽霊組の方はちょっと切なかったですけど…… あと最後のスリーマイル事故をモチーフにした話は辛かったですが、後書きマンガといいこれといい、よくぞこの時期に描いたなと、その英断を尊敬します。
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No.3858
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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