2012年05月03日の読書
2012年05月03日(Thr)
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本日の初読図書: 342 頁を五日ほど掛かって読了。 ずっと話題にしていた、「厳窟王/モンテ・クリスト伯」を、「雪之丞変化」の三上於菟吉が大正8年に翻訳したもののオンデマンド復刻版です。文面は当時の版面をそのまま取りこんで印刷してあります。活字が古く、印刷もかなりかすれていて読みにくいかもしれません。でもそこがまた味わい深いvv 紙や製本は新しいから、壊す心配なく安心して読めますし。 人名は原作準拠のカタカナ表記。地名は漢字だったりカタカナだったり混在してますが、基本的に改変はありません。ストーリーも涙香版より原作に近かったかと。これは翻案ではなく、はっきりと翻訳ですね。 この巻はフランツがモンテ・クリスト島で麻實精を飲んで陶酔するところまで。 いやはや、やはりおもしろかったvv 涙香版ほどの迫力はさすがに感じませんでしたが、これはストーリーを読み慣れてしまったからなのか、それとも文章が現代文に近いからなのか。 もっとも見慣れない漢字や熟語はいっぱい出てきて、電子辞書が手放せませんでしたが。 読んでいて気になったのは、フアリア法師と脱獄計画を練る際の通路の掘り方とか、宝を探す際の巌山の仕掛けについての描写とかが、微妙に判りにくかったところでしょうか。涙香版や山内義雄版と読み比べて、ようやくどうなっているのか想像できたような。 ……っていうか、いままでいろいろ勘違いしてました。そうか、洞窟の穴は崖じゃなくて地面に開いていたのか……
そしておもしろいなあと思ったのは、まだ海外作品がそんなに日本で普及していなかった頃のだからか、今だとお約束になっている言葉の翻訳が、独自のものになっているあたりですね。一番印象深かったのが、
アラビヤの樵夫の話を思ひ出して叫んだ。「さあ、セザムよ、ひらけ!」
というくだり。これってつまり、アラビアンナイトの「オープン・セサミ」すなわち「開けゴマ!」のことですよね? 注釈もないし、当時の人は読んでて意味が判ったのかなあ(ちなみに涙香版だと、この台詞はカットされてます)。
ああ、それにしても本当に、テキスト入力して公開したい〜〜《o(><)o》 著作権が切れるまであと九年……いまから入力始めたら、三冊分終わるのにちょうどそれぐらいかかるかなあ(笑)
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No.3737
(読書)
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オイオイオイ!?
2012年05月03日(Thr)
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某所で神山009のキャラ紹介について触れられていたので、公式サイトに行ってみました。
■登場人物 - 009 RE:CYBORG http://009.ph9.jp/characters/
……えーー、良いんですかコレ。 国家安全保障局で高度3000メートル飛行を目撃とか、特殊部隊訓練教官とか諜報機関所属のスパイって、ほんとに全然忍んでねぇぇぇえええ(爆) 008が考古学者とかは面白いしアリだと思うんですけどね。そしてジョーが高校生ってのは、年齢的にはおかしくないはずなのに、なんなのこの違和感……(汗) 学生服がなんて似合わない…… あ、あと005の名前がジェロニモに戻ってる。でもジェットの鼻とハインの目はついにノーマルになっちゃったか(しょぼん)
うーむ……これは、公開されたら見に……ううむ、でも地上波放送はなんとなくしそうにないし、な……(悩)
話は変わって、昨日のアナログ時計。 夜中に目を覚まして確認してみたら、ちゃんと視認できました。 さすがは人体の神秘。暗いところではちゃんと瞳孔が開いて、目が闇に慣れるんですね。 感じとしては、これが、こうなったぐらいのイメージでした。
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あくまでイメージ(画像加工)です。 そうだよなあ。明るすぎると、今度は「眩しくて寝られない」って苦情が来そうだもんなあ。それに手が届くところに置いてあるなら、上のボタンを押すとちょっと明度が増すシステムもついているんです。 ……これで、センサーの強さを調整するか、明かりがつくのを夜だけに設定できたら言うことはなかったのに……<昼間無人の部屋で電池を消費している
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No.3738
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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