更新情報(2012年01月13日)
2012年01月13日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」六五話目をUPしました。
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No.3561
(更新)
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2012年01月13日の読書
2012年01月13日(Fri)
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本日の初読図書: 「ゲームの世界で第二の人生!?(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n4709w/
ごく普通の高校生 火桜優喜(かざくらゆうき)。彼はフルダイブと呼ばれる、ヘルメット状の端末で脳に直接電気信号を流し、現実と見まごうリアルな感覚を楽しめるオンラインゲームにはまっていた。危険な冒険に出ることはほとんどせず、もっぱら貴重なアイテムを作成しては売りさばき、いつしか剣術から裁縫までほぼMAXにまでレベルを上げた、大富豪のベテランプレイヤーになっていたのだ。 ……そのはずが。ある日いつものようにゲーム世界にダイブしてみると、なぜか子供の姿で汚い路地に倒れていた。所持品ゼロ、ステータス無し。まったく身ひとつの、完全なる浮浪児である。しかも何故かログアウトができない。さていったいどうしたものか。 初心者なら投げ出してしまいかねない現状だったが、しかしユウキの脳内にはこれまでこのゲームをやりこんできた、その経験が残されていた。達人級だったその知識をもってすれば、道ばたの雑草から上質のポーションを作り出すことも、鉄屑から名剣を鍛えることもできる。 よし、ここはひとつこのバグから解放されるまで、初心に返ったつもりでイチからゲームを始めるか、と。 そう心に決めて、まずはポーションを手土産に薬屋の扉を叩き、専属契約という名の定期収入を確保する。これでとりあえず最低限の生活はできると、ひとまず食事をとろうとしたのだが……そこで自分と同じような身なりをした、四人の浮浪児達と出会った。すったもんだのあげく彼らを養うことになったユウキだったが、やがてそれが大陸全土を巻き込んでひとつの王国を生み出すきっかけになると、果たして誰が知っていただろう。 これは後世に歴史からその名を抹消された、「人類の歴史を救った男」、「始まりの英雄」の物語である ――
異世界召喚内政チート。完結済。 主役が普通の高校生を自称している割に、ゲーム面で培った以外にもかなりスキルが高いです。主に人心掌握面で。 最初はずいぶん気軽にいろいろやるなあ、ゲーム感覚が抜けないままなのかなあと思っていたら、途中からちゃんといろいろ葛藤とか語られていました。 あとは十二才の身体でゲーム世界に落ち込んでから、わずか五年でいっきに駆け上がるところがいささか超展開とも思ったり思わなかったり。いくら教育を施しても、人材って三年やそこらでは育たないんじゃと思うのは無粋なのか。新しく建国した国の中枢が、国王参謀軍事面のほとんどみんなティーンエイジ。しかも男性:女性比が1:9って……おもしろいから良し! そして男女比がそこまで極端なのに、ハーレム要素がほとんどないなあと思っていたら、後半怒濤の展開が(笑) それにしても、全編通じて相当量の人物が登場するのに、読んでいてほとんど混乱しないのは見事でした。なんでだろう、外見描写とか少ない方だと思うのに。割と随所で「元○○の××」というような補足が入れられていたからでしょうか。そういうところが読みやすかったです。 終わり方も、読みながらハラハラしていましたが、最終的に心休まるもので良かったですvv
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No.3563
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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