よしなしことを、日々徒然に……
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 2011年11月17日の読書
2011年11月17日(Thr) 
本日の初読図書:
モルグの番人 (白泉社花丸文庫)モルグの番人 (白泉社花丸文庫)
今城 けい 陸裕 千景子

by G-Tools
雑誌記者の須賀傭一には、いっぷう変わった友人がいる。
IQ200 の天才的頭脳に、完璧とも言える美貌を兼ね備えた青年、連城柳だ。彼はその素晴らしい才能や見た目とは裏腹に、傭一以外の人間にまったく興味を持たず、その傭一に対してさえ出会うたび認識するのに数秒を要するという、奇矯な人物である。彼は新聞社の中でも死者のデータばかりを扱う特殊な部署『モルグ』にただ一人で務めており、毎日毎日同じ時刻に同じ行動をとることで心の平安を保っていた。
ある日のこと、傭一は手違いから非合法のアダルトビデオを入手する。そしてその中で暴行を受けていた少年モデルが、既に変死体で見つかっていることを柳が指摘した。
陰惨なその手口に、さらなる犠牲者が存在することを予測した傭一は、無理矢理売春させられている少年達を救うため、事件を解明し記事にするため活動を始める。
だがモデル事務所の社長やヤクザが絡んだその事件を追う内に、傭一は長年心の内に秘めてきた、柳への恋情を思い知らされることとなり ――

以前ネットで読んだのを、ふと読み返したくなってサイトに行ったらば、見当たりません。あれ? と思って作品名で検索してみると、いつの間にやら商業出版されてました。関連番外編まで削除されているのがもったいない……かなりの長編もあったのに_| ̄|○
ブログから行ける閲覧室にいくつかは残ってるみたいですが、ほんとに残念です。 ああでも読んで気に入られた方は、下記URLに行ってみたり、「柳 傭一 Kの伝説」で検索かけてみると、ちょっと幸せになれるかもしれません(ぼそ)

でもって、内容はというと……共依存万歳vv というか。
受けの柳は「国語の長文読解以外は満点」という超天才ながら、対人コミュ能力というか、どうも精神的にどっか瑕疵があるとしか思えない無感情無機質な人間。一方攻めの傭一はそれなりに有能、誠実で人も良いのに、見た目の凶悪さから周囲に一歩引かれてしまうタイプ。
ぶっちゃけ「限定対象にのみヘタレな肉食大型犬×精神的に欠けたところのあるクールビューティー」という、個人的めっさ好みな取り合わせなのです。
傭一は高校時代からの十年ごし片思いを持て余し、柳は「好きという感情がわからない」とか言いながら、傭一と一時でも離れていたくないためだけに、ネットで犯罪まがいの大規模情報操作を行うかっ飛びぶり。
お互いだけが判っていない、ラブラブ両思いに乾杯です。脇キャラの寺本がまた、二人の良き理解者で良い味を出してるんですよ。

事件の内容的に暴力表現とかはあるものの、いわゆるやおい的シーンは少ないように感じました。表紙はアレなのに(勇気がなくて画像小さめに/汗)、攻めさんがへたれてるから、最後の最後まで手を出せないんですよ。出しても夢オチとかで(苦笑) それでこの表紙はいかがなものか……<外で読めない(−ー;)
でも欠陥アンドロイドのような柳と、それを包み込む傭一の絆で、充分お腹一杯になれるのでしたvv

「A boy meets a...(オンライン小説)」
「Don't cry for me(オンライン小説)」
 http://lilith.websozai.jp/devil/

上記「モルグの番人」の出会い編と続編。
本作を読まれた方は、こちらも目を通されることをオススメします。
No.3485 (読書)


 蔵書印とはちと違うけど
2011年11月17日(Thr) 
本日読んでいた本は、「ブックカバーありがとう <( _ _ )> 」というような表紙のものでして。
出先ではもちろん、居間とか家族の前でもちょっとこれは……という代物でした。
やーー、新刊で買うときは帯がついてるからまだマシだったんでしょうけど。本屋で買ったお嬢さん方はマジ勇者だ(笑)
そんなわけで今回もブックカバーが非常にお役立ちだったのですが。
そんなカバーにもひとつ欠点があります。
それはつけていると本の上下が判らなくなることです。
読みかけで置いてあった本を手にとって、さて続きをと開いたら上下逆だったこと実に数回。いっそアップリケでもつけてやろうかと思いましたが、それでは折角のシンプルかつ、どこか和っぽいお洒落さが台無しになってしまいます。
そこでちょっと思いついて、こんな感じのデータを作ってみました。



フォントは半古印体。あ、ちなみに↑はHNですが、実際に作った(使った)のは本名です。
でもって、それをアイロンプリント用紙に鏡文字で印刷。
裏表紙側に熱したアイロンできっちり焼き付けてやると……



こうなったのでした。
蔵書印とか染め付けとか、そんな感じでなかなかいい雰囲気じゃないかとvv

……残念だったのは、新書用とB6版用は、カバーの色が濃すぎて綺麗に出なかったことです<先に端切れで試した
アイロンプリント用紙って白く印刷した部分が透明になるし、濃い色も下の色が透けて出ちゃうので、暗色の布には向かないのですね……知りませんでした_| ̄|○
白地に紺枠&紺文字とか朱色地に白文字とか、せっかく何枚も印刷したのに。仕方ないから、また名札が必要になったときにでも使おうと思います。
……もう二三枚、ブックカバー作る気ない〜〜??>母
No.3486 (創作)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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