更新情報(2011年11月11日)
2011年11月11日(Fri)
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「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に「骨董品店 日月堂」の第十三話「刻輪廻」前編をUPしました。 久しぶりの小説更新です。 今回は外伝。晴明くんの生い立ちダイジェストです。「刻迷路」とも対になっているような、そうでもないような。 ……いえその実はですね、部屋の掃除をしていて長年使ってなかったカバンを開けてみたら、てっきり紛失したと思っていた、未完の手書き原稿が出てきましてね。 いったいいつのだ……と思いながら読み返しているうちに、あれ、これ今でも再利用できるんじゃね? とか魔が差したりして。 試しに続きを書いてみたら、どうもなんとかなりそうな感じがしたので、停滞しているサイトの足しになればとUPすることにしました。 書き始めと書き終わりの時差、さて何年かな……(遠い目)<少なくとも、書き始めはサイト開設前 スランプ&昔の原稿ということで文章とかかなりアレですが、まあこれはこれで当時の勢いとか感じられて良いかな……ってことでvv 後編UPは来月。そして鬱展開で放置するのもなんなので、1月にも一応小説を更新する予定です。……あくまで予定。 ううん、こんなにスランプが長続きしたことって、今までなかったのになあ(しょぼん)
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No.3477
(更新)
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2011年11月11日の読書
2011年11月11日(Fri)
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本日の初読図書: なりゆきから傭兵団を立ち上げて七年。 二十四才になったマイルズは、ある時は一介の新人中尉ヴォルコシガン卿、ある時は皇帝直属の極秘部隊であるデンダリィ傭兵団を率いるネイスミス提督として二重生活を送っていた。 今回も星間抗争史に残るだろう大きな作戦を成功させ、地球へやってきた彼だったが、何故かバラヤー本星から報酬が届かず、しかもマイルズはロンドンの地球大使館に中尉として勤務するよう命じられる。 破損した艦の修理や負傷した人員の治療に団員達へ支払う給料など、団の資金繰りは破産寸前。しかも酒に酔った団員達が警察沙汰を引き起こし、ジャーナリストにヴォルコシガン卿=ネイスミス提督の図式を見破られそうになる。 マイルズはとっさに「ネイスミス提督はわたしのクローンなんです!」と言い放って急場をしのいだ。 ところが一難去ってまた一難。今度はバラヤーに恨みを持つ、コマール星人のテロリストに誘拐されてしまう。しかもその先で待っていたのは、帝位にも手が届く名門貴族の跡取りヴォルコシガン卿との入れ替わりを目的に作成された、正真正銘の非合法クローンで……
「ヴォルコシガン・サガ」二作目。 いきなり作中時間が七年もとんでいるし、発行されている中にはもっと前の時系列の作品や同世界観の別話などもあるようですが、とりあえずシリーズ作として書かれたものでは、二番目で間違いないようです。 ……例によって本筋に入るまでが長く、クローン登場まで半分近くが費やされましたが、そこからの展開がおもしろかった! 正直いろいろなところであらすじを読んで想像していたのとは、かなり内容が違っていました。もっと善悪二元論のような、悪のクローンと善のオリジナルの手に汗握る入れ替わりとその告発、みたいな感じかと思いきや、どうしてどうして。 クローンを「年の離れた双児の弟」と表現し、(成長促進されているので、クローンの実年齢はかなり年下)名前のなかった彼にマークと名付けて呼びかけるマイルズの、その情の深さに感動です。 後顧の憂いを断つためにも、クローンに対しては断固とした態度を取るべきなのに、それを思いきれない彼は、救うものの中に自らの命と国への忠誠と、人質に取られた従兄弟、そしてもちろんデンダリィ傭兵団の仲間達と共に、マークまでも加えようとします。まさに「親愛なる」クローン。 最終的にマーク(クローン)の運命がどうなるのか……は、ネタバレなので伏せます。 ともあれ予想外のお話を読めて、今回も楽しかったです。
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No.3478
(読書)
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フォントあれこれ
2011年11月11日(Fri)
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最近、「小説家になろう」など、フォント表示がメイリオになっているサイトが増えてきました。 ちょっとぼやけた感じではありますが、これが読み慣れてくるとけっこう目に優しく。 クリアタイプが綺麗に効いてくれるうえ、行幅もほど良く空いてくれるので、等幅に変換したもの( MeiryoKe_Gothic )をシグ3&ゼロさんで使用していたのですけれど。 ふと思いついて、パソコンで使っているテキストエディタ、 TeraPad にも適用してみました。
文字サイズをちょっと大きくする必要があった分、同じ文字数にするとMSゴシックより横幅が広がってしまいますが……なかなか悪くない、かも?(ちなみに↑はフォントサイズ12で行間4ピクセル。目に優しい薄茶色背景に焦茶色文字色でお送りしております)
IEの標準フォントに設定するには、行ったサイトの設定文字サイズが小さい場合に読みにくいなど、まだ不安な部分はありますけれど、こうして文字サイズが調整できる横書きエディタで使う分には、なかなか良いかもしれません。 ちなみに Osaka フォントはPDAだと綺麗なのに、パソコンだと何故かギザギザ表示になってしまうので、早々に削除しました。なまじっかサイトでフォント指定 Osaka にされていると、まあ読みにくかったこと。 字数の少ない英字と違い、日本語フォントはなかなか無料で良いものを見つけることができません。 フリーの日本語フォントでは、 DFパブリW5D と MeiryoKe_Gothic が、今のところ個人的もっともオススメですかね。IPA明朝も悪くないんですけど、微妙に違和感が感じられて。 ……PDAで愛用してるDF平成ゴシック体W5 、DF平成明朝体W7 はどうやら有料のようですが……いつどこで手に入れたんだったっけ……?? 一太郎かハガキ作成ソフトにでもついてきたかな?
なお、 WindowsXP などでメイリオフォントを使用する&等幅フォント( MeiryoKe_Gothic )に変換する方法については、こちらに詳しいです。
■XPでメイリオが正式に利用可能になりました! | 8倍速対応 http://blog.hushlogue.com/?eid=558393
そして DFパブリW5D のDLは↓ここからできます。 ユーザー登録は必要なくなったっぽい。
■ebook-salon http://ebook-salon.com/
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No.3479
(電脳)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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