2011年06月15日の読書
2011年06月15日(Wed)
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本日の初読図書: 「異世界迷込日常系(Arcadia)」〜意識の外伝1 http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=tiraura&all=27121&n=0&count=1
潰れかけた食堂を経営する夫婦がある日拾ったのは、言葉の通じない元奴隷とおぼしき黒髪の少年だった。 彼を連れ帰り息子として共に暮らすようになった彼らだったが、言葉は愚か日常のことすらなにも知らないその様子に、奴隷としての非道な扱いが透けて見え、深く同情を寄せる。 ところがある日のこと、身振り手振りで料理をさせて欲しいと訴える少年に食事を作らせてみたところ、あまりの美味しさに驚倒することとなった。 そして閉店間近だった食堂は、町でも一番の名店として甦ったのである ――
タイトルの通り異世界迷い込み系。クトゥルフネタが入っているような気がするんですが、正直よく判りません。「SAN値チェック」って何だろう? 夫婦視点と主人公視点のかけ違いぶりが笑えます。 続きを書く予定はあるような無いような、微妙な感じが切ないところです。
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No.3190
(読書)
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先日、シネマチャンネルでやっていた「オペラ座の怪人」のミュージカルを見たんですが、その勢いで思わずポチッとしてしまいました。 かの児童文学の名作、ドリトル先生のミュージカル映画です。 中学か高校の頃、NHKかなんかでやっていたのを見たことがあったんですよ。いやあ、懐かしい。まだミュージカルもオペラも宝塚も歌舞伎も見たことがなかったんで、そうとう衝撃を受けた覚えがあります。だっていきなり歌って踊り出すんだもん(笑) 猫肉屋マシュー・マグやドリトル先生が、かなりダンディなのも笑えます。映像化特有のロマンスのためか、ヒロインなんてのも出てきますが、まあそのへんはさらりと流して。 ベースは「ドリトル先生航海記」。しかしジャイアントモスやオシツオサレツが出てきたり、アザラシを海に帰して殺人犯扱いされるエピソードが入っていたりと、シリーズの他作品のエッセンスも含まれています。 オシツオサレツといえば、以前に見たときはあまりに着ぐるみがチャチくて冷めた覚えがあったんですけど、いま見てみると全然そんなことありませんでした。なんか記憶に悪い意味で補正がかかってたみたいです。 ロングアローからの絵手紙とか、さらりと出てくるダブダブの名前とか、原作好きにはニヤリと嬉しいところ。先生が菜食主義者なあたりは、原作で気になる「先生は食べてる肉に対してどう思ってるのか」という疑問に応える形になってたりと、なかなか良い感じです。 ちなみに全体的にギャグ調です。歌の部分は、オペラ座の怪人見たあとだと、ちょっと深みに欠けるかな? でもおもしろいです。オウムのポリネシアの賢さとかたまりませんね! 152 分の長編ですけど、まったくだれません。 1967 年の作品ですから、CGもなく、パペットなんかもほとんどなかったでしょう。文字通り動物たちとの共演です。それであれだけの演技をさせるのだから本当に素晴らしいと思います。 機会があれば、是非御一見のほどをお勧めします。
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No.3191
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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