2011年04月28日の読書
2011年04月28日(Thr)
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本日の初読図書: 「異世界で生きる為の100の方法(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n1114q/
修学旅行のバスが事故にあったことがきっかけで、直人は異世界へと飛ばされることが決定した。幸いにもある程度、世界の種類や身に付ける能力、持ち込む物資などは選ぶことができるらしい。 じっくり考えた末、彼は中世ヨーロッパ程度の文化を持ち、魔法が使用できる世界を選択した。能力は最強クラスの魔法使い程度。その代わり物資はあまり持ち込めなかった。まずは人里離れた魔物の棲む森で、サバイバル生活を営みつつ魔法や体術の訓練を積み、やがて小規模の町へ出て冒険者となる。そうして不自然ではない程度の経歴を作り上げながら、主要都市を目指した。 目標はただ『生きる』こと。 誰かの役に立ちたい。けれど所詮にわか仕込みの力しか持たない普通の高校生だった自分では、国を救うだの魔王を倒すだのと言った大それた事はできない。 ただただ、親しい誰かを作り、平穏に静かに暮らしていきたい。そう望む直人だったが、彼が持つ能力はなかなかそれを許してはくれず……
1月に連載開始して、そこそこの長さのものを4月頭には完結させています。素晴らしい。 説明文だけだと普通の異世界チート物っぽいですが、読んでみるとかなり地味です。別に元の世界の知識を活用しようとしたりしないし、派手な活劇とかも存在しないし。ひたすらこつこつと生活基盤を構築していこうとするお話です。 ただ割と打算とか人間不信とかが表に出ている作品なので、爽快感は少ないかと。 けしてアンハッピーエンドとか言うのではありませんが、そういうのが苦手な方は要注意です。
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No.3139
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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