2010年12月12日の読書
2010年12月12日(Sun)
|
|
|
本日の初読図書: 江戸版「おみやさん」、シリーズ2冊目。 図書館にリクエストして入れてもらいました。今回は四話入っている短編集でしたが、どことなく全体に事件が繋がっていました。 表題作登場の「晴れおんな」こと詩織さんも、一発ゲストキャラと思いきや、出ずっぱりのレギュラー昇格。前回に引き続き活躍した新八郎よりも、よっぽど登場シーンが多かったです。またこの人が、アクティブな上に超前向きで、眩しいったら…… 表面ヘタレだけど、実はかなり有能な忠兵衛さん、今回は居合いの腕が冴えております。竹光で人斬っちゃうんだからすごいよなあ。 あと、前々からちょっと思っていた「義賊が貧乏人に小判をばらまくのは良いけれど、貧乏人が小判なんか持っていたら、盗んだと疑われないか?」という疑問に、今回のお話は答えております。ただ行き当たりばったりで情けをかけるだけでは、人は救えない。そんな深さを感じさせるお話でした。
|
No.2977
(読書)
|
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|