よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年10月26日の読書
2010年10月26日(Tue) 
本日の初読図書:
4796676848もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫)
高橋 由太
宝島社 2010-05-11

by G-Tools
江戸は本所深川の献残屋で働く手代の周吉は、オサキ狐に取り憑かれた狐持ち。食いしん坊のオサキにいつもねだられては、油揚げや団子を食べさせている。
ある日、深川一帯に辻斬りが現れた。夜回りをしていた周吉は、その辻斬りと思いきや十数人からなる浪人に襲われるが、オサキの不思議な力と、通りかかった知人の剣客の助力で事なきを得る。それからも町の子供がいなくなる「鬼隠し」の噂が広まったり、お得意さまが殺されてお稲荷様に吊されていたり、店のお嬢さまがいなくなったりと、不可思議な事件が続く。
周吉はオサキと共に事件を解決するべく、夜の町へと出ていくのだが ――

Amazon でお勧めされたので、買ってしまいました。あやかしと人間のコンビもの。
なんというか、良くも悪くもマンガをそのまま小説にしたような話でした。キャラの立った魅力的な人物が何名も出てくるし、オサキと周吉のやりとりはまるで夫婦漫才のよう。狐と聞くと、つい手を出してしまう人間としては、なかなか楽しく読めました。
難を言えば、長さの割に、ちょっと内容が少ないかなあ、と。かなりライトです。そしてその割にザクザク人が死にます(苦笑)
キャラクターもまずは顔出しという感じで、続きに期待と言うところでしょうか。既に二巻目も出ているようですが、さて買おうかどうしようか……
No.2912 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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