よしなしことを、日々徒然に……
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 更新情報(2010年10月15日)
2010年10月15日(Fri) 
久々の自力更新。
閲覧室の「オリジナル小説書架」で「楽園の守護者」番外編「王さまとお姫さま」をUPしました。
ふと思いついて、リハビリがてら書きました。いつの日か、語られるかもしれないおとぎ話です。
……これは子供向けのお話ですが、実は大人向けもあったりして。でもって戯曲とかオペラとかになってたりしたら、いっそう面白いかもしれません(私が)
時代と立場によって、事実はどんどん姿を変えていく。そんなお話でした(笑)
No.2894 (更新)


 2010年10月15日の読書
2010年10月15日(Fri) 
本日の初読図書:
4101157316剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)
池波 正太郎
新潮社 2002-09

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浅草の外れに無外流の道場を構える秋山大治郎は、剣術のことしか頭にない、朴訥な青年である。門人には厳しい修行を課すため、三日と居着かない。そんな彼の元に、ある日一人の剣客が現れた。金五十両を手にした剣客は、大治郎に「ある人物の両腕を叩き折ってほしい」と依頼する。理由も相手の名も語らぬそれを、断ると追い返した大治郎だったが、一応ことの次第を隠居した父にも告げておこうと、老剣客小兵衛の元へ向かう。話をきいた小兵衛は、自らの人脈を利用して、事の次第を明らかにしようとするのだが……

鬼平犯科帳を読み終えたので、今度は剣客商売に手を出してみました。どうやら鬼平さんと同じ世界観で、数十年前のお話らしいです。こちらも基本的には短編集。でも話はけっこう繋がりがあったりして。
主役は大治郎さんではなく、父親の小兵衛さん。六十になり、「もはや剣よりも女の方が良くなった」とか言いながら、その実ぶっちぎりで強い無敵の老剣客。なにしろそこらの無頼どもが相手では、腰の脇差しすら抜きません。そのくせ酸いも甘いも噛み分けたというか、なんとも言えない愛嬌があって、一見したところは飄々たる好々爺。
かと思えば、闇討ちひとつ自身の手で対処できぬようでは、一人前の剣客にはなれぬと息子を突き放す厳しさと、それでもついつい物陰から様子を窺ってしまう親心を持っていたりして、なんとも言葉では言い尽くせない魅力的な御仁です。
六十にもなって、息子より年下の娘に手をつけて、結婚までしちゃったり。なんとも不思議なお爺さん。
他にも、老中田沼意次の隠し子で美貌の男装剣士 三冬さんなんて、これまた魅力的なキャラクターが出てきたり、田沼意次自ら小兵衛さんの隠居所に現れて茶を飲んでいったりと、意表をつく話運びが楽しいです。これは続きもしかと読まなければ。

4821170426まんがグリム童話お江戸くノ一変化のお梛事件帖 3
魔木子
ぶんか社 2010-08-10

by G-Tools
四話中二話が未読だった今回、未読の二話はお梛が八丈島に送られたり、大奥で辛い目を見る女性の話だったりと、読後感がちょっとあれなお話でした(しょぼん)
既読の方、特に御殿稲荷は良いのかこれはってくらい、明るい終わり方で良かったんですけど。
最近は、お話の中でも辛い目を見るのに敏感になっちゃって、それでつい児童文学に走っちゃうんですけど……昨今は児童文学でも油断がならないからなあ……

「リーニの日記 〜天翔る羊さまと羊番の騎士〜(オンライン小説)」
「番外編 エレウスの日誌(オンライン小説)」〜九月
 http://www.pluie.halfmoon.jp/

ふわふわと、空飛ぶ羊さまが場内を闊歩する平和な国シェリープ王国に、一人のお姫さまが一人の侍女を連れてお輿入れなさいました。
その侍女は、とっても真面目な働き者で、お姫さまのことが大好きでした。
これはそんな侍女と顔が怖くてぶっきらぼうな騎士との、ふわふわもふもふほのぼのとした恋物語。

侍女の日記形式で綴られた、二年間のお話、完結済。
現在は騎士様側の日記を連載中です。お互いの視点から見ると、それぞれにすれ違ってるのがなんとも微笑ましいです。
お城の中をふわふわ飛びまわっている羊さまが、そう重要なキャラでもないのに、非常にキュートなムードメーカーですvv
No.2897 (読書)


 昨日の話ですが
2010年10月15日(Fri) 
父が戴き物の烏龍茶で茶漬けを作って、マズイと騒いでおりました。
……ジャスミンフレーバーだってことに、注ぐ前(急須持った段階)で気づけよ(笑)
炊き込みご飯にジャスミンティーの茶漬けなんて、どんな味がした事やら……お茶を下さった方には失礼ながら、笑ってしまったのでした。
あ、お茶自体はごっつー美味しいですよ! すごく良い香りで……ほんと、なんであの香りに気付かないかなあ(苦笑)

半年以上振りの自力小説更新。たった原稿用紙三枚に、たくさんのお客様がいらして下さって、申し訳ないやら嬉しいやら。
これからまたしばらくは、著作権切れテキストばかりになってしまいそうですが、思い出したときにでも覗いてやっていただければ……
No.2898 (日常)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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