よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年08月03日の読書
2010年08月03日(Tue) 
本日の初読図書:
4048733621金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲
赤川 次郎 小川 勝己 柴田 よしき 北森 鴻 菅 浩江 京極 夏彦 服部 まゆみ 有栖川 有栖 栗本 薫
角川書店 2002-06

by G-Tools
金田一もののパロディ短編集。
執筆陣はけっこう豪華でしたが、内容は……うーん(悩)
もうちょっとこう、パスティーシュ的なものを期待していて、そういった作品もあったんですけど、横溝先生と作者の持ちキャラとの対話とか、完全にギャグ調のお遊び話とか、単に金田一ファンのキャラクターが推理してるだけの話とか、そんなのも数多く含まれていて、個人的にはいまひとつ、でしたか。
一番面白かったのは、栗本薫さんの書いた「幽霊座」後日談かな。原作では共犯同士の連絡の行き違いから、間違って殺そうとした方が殺されてしまうという流れだったのを、あえて身代わりになったのだったというのは、なかなか興味深い解釈でした。モチーフが幽霊座ってあたりはかなりマニアックですが(笑)
服部まゆみさんの書かれた、昭和四十四年を舞台に、等々力元警部と共に歌舞伎座を舞台にした事件を解決する話も、正当パスティーシュっぽくてなかなか。

「俺とあいつと異世界と勇者と厄介事と……多過ぎだボケ!(小説家になろう)」〜後日談その二
 http://ncode.syosetu.com/n7870i/

幼馴染みと共に、異世界へと召喚されてしまった秋月静。勇者? いえそれはこいつのことです。俺は一切関わりありません。
正義感のトラブルメーカーな幼馴染みにいつも振りまわされていた静は、今回こそ尻拭いはごめんだと、さっさと逃げ出し一人元の世界へ戻る方法を探すことにする。
なのに何故か、これでもかとやってくるトラブルに魔物達。気がつけば勇者よりも早く魔王に存在を知られている始末。
不幸体質にどっぷり浸かった静の明日はどっちだ!?

完結済異世界召喚もの。
今回も大分軽めのタッチでした。ヘタレだけど実はかなりハイスペックな主役スキーには、なかなか好みのタイプかと。
No.2807 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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