2010年07月18日の読書
2010年07月18日(Sun)
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本日の初読図書: 今回は賢者の元へ向かったのですが、この賢者がまた一筋縄では行きません。 なんというか……フェロモン駄々洩れナイスミドルな男前?(笑) 150才のバビロンが完全にお子様扱いされてます。香月さんの話には、たいてい主役を導いてくれる、地に足着いた「立派な」大人が登場するのですが、このシリーズにもついにという感じでした。いやもう訓練疲れでへたったバビロンが担がれて風呂場に連れて行かれるシーンなど、腐女子心に訴えかけるものが……ふふふふふ…… 今回も更に道連れを一人増やし、次回向かうは魔道士ノゴーシャンの元へ! ……なんかますますRPGっぽくなってます。
歌舞伎役者の老優 中村雅楽を探偵役に、新聞記者 竹野をワトスン役におくる短編ミステリ集。 探偵が役者なので、扱う事件も舞台関係が多く、そのあたりの知識がない私にはちょっと入り込みにくかったです。話自体はけっこう面白いし、短編集で謎を解いたら犯人は割とあっさり自白しちゃったりするので、時間塞ぎに一話ずつ読むには良い感じでしたが。十八編、薄目の文庫本なら三冊分ぐらいの厚さ。 一回では読み切れず、結局一度延長貸し出し手続きして、二週間以上かけて読了しました。
「杜人記−ゆるゆる土着神−(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n1309m/
気が付いたら21世紀日本からタイムスリップして縄文時代にいた男。 彼は己が持つ現代知識を生かして村を発展させ、やがて村長の娘と結婚し長となる。畑を開き、村を護り、そうして生涯を終えた ―― そこからこの話は始まる。 自らの子孫を護るため、幽霊となり、やがて神となってゆく男の神話物語。
第一話にして、既に普通の内政チート物を終わらせ、次の段階に入ってゆくという、一風変わったお話。作者曰く「古事記の二次創作と書くべきかなあ」とのこと。 雉鳴女とか出てきてますしね。 ときどき挟まれる閑話で、現代視点から神話を読み解いているのが面白いです。 現在、作者の事情で休載しているのが勿体ないところ。
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No.2790
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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