更新情報(2010年06月18日)
2010年06月18日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」で、著作権切れフリーテキストのUPを始めました。 黒岩涙香の「白髪鬼(白髮鬼)」です。一応、HTMLとTXTの両方を用意してみました。 目指すは週一更新ですが、先は長く、旧字旧仮名総ルビのハードルもあり、はたして最後まで到達できるかどうかは、遠くはるか闇の彼方ですが。 ただこの名作を、一人でも多くの方に楽しんでいただければと、それだけの思いで発進してみました。興味がおありの方は、のぞいてやっていただければ幸いです。
……さーて、あとには退けなくなったぞ……せめて読んでるぞコメントとかいただけると、さらに励みになるとか思ったり……
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No.2755
(更新)
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2010年06月18日の読書
2010年06月18日(Fri)
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本日の初読図書: 幼い頃から、人間に取り憑いた死の影が見える青年、弦屋俊一郎は、拝み屋の祖母の元で修行を積みながら高校を卒業した。そしてその能力を生かす職に就こうとした結果、探偵事務所を開くこととなる。 第一の依頼者は、死神に憑かれていると主張する女性だった。幼い頃から周囲にいくつもの死を見てきた彼女、紗綾香はつい先日、婚約者を亡くしたばかりだった。 彼女自身に死相を見ることのできなかった俊一郎は、一旦紗綾香を追い返したが、彼女は程なくして事務所を再訪することとなる。何故なら婚約者の家で次々と怪異が起こり始めていたからだった。そして俊一郎は、彼女に不気味な死の影を見る。 紗綾香と共に婚約者の家 ―― 入谷家に向かった俊一郎は、家族すべてに同じ死相を見出した。それが入谷家連続怪死事件の始まりだったのだ。
……オカルトとミステリが融合した、不気味な話でした。 なにが不気味って、死相の表現が不気味です。色々なパターンが出てくるんですが、今回のメインは、人の身体にたかるミミズのような代物。それが夜中に這いずり出てきて塊になり、廊下を蠢いているシーンなど、もののけ姫に出てくる祟り神のような気持ち悪さが(汗) 主役が人間嫌いかつワトソン役がいないせいか、警察や関係者との人間関係が今ひとつ希薄な感じです。死者が出ても、あんまり感情移入できない感じがするのはそのせいですかね…… でも犯人側には複雑な人間心理があり、犯人自身も意外な人物。 ……読後感はけして良くないパターンですね……最後に出てきた猫の「僕」がかろうじて救いになっているというか。 気の強い祖母ちゃんの存在が、一抹の清涼剤かも。
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No.2756
(読書)
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今日は三匹生ってました。 一番大きい子が真ん中にいますが、これだけ大きい子でも引っかかってられるんだからたいしたものです。 ……いやまあ、実は百均のプラスチック製水草なんで、強度はけっこうあると思うんですが(苦笑)
図書館がもうすぐ二週間の長期休暇に入るので、借り溜めておこうと行ったのが一昨日のこと。 ところが借りてきた五冊中三冊を既に読んでしまったので、これはまずいともう一度行ってきました。一冊はまだ母が読んでいるので、二冊を入れ替え。うち一冊は柴練の全集で文庫三冊分ぐらいの内容があるので(面白ければ)、まあ保つんじゃないかと。 ……ただ暗い話だと聞いたからなあ……趣味に合うと良いんですけど。
以下はヒトコトお返事
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No.2757
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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