2008年10月07日の読書
2008年10月07日(Tue)
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本日の再読図書: 様々な人の想いに取り憑かれて、あるべき姿から変貌してしまった花々を、その妄執から解き放ち、あるいは封印する。そんな植物専門の呪縛士、黒崎冬夜の物語。
やはり納戸から(以下略) 買った記憶も読んだ記憶も残っていない、薄い新書の一冊は、十年以上前に発行されたマイナーレーベルでした。今になって読み返してみると、当時は判らなかった泉鏡花ネタとかが理解できて、ちょっと得した気になってみたり。 植物をテーマにした美しい話というのは、読んでいてうっとりさせられます。 私もそういう話が書いてみたいものですが、一枚絵の情景は浮かんでも、なかなかエピソードまではつけられなくて断念ばかり。 闇夜に浮かぶ白木蓮と卯月さんとか、赤い彼岸花の束を抱く晴明くんとか、月光に輝くススキ野の中の卯月さんとか、書いてみたいものなんですけどねえ……
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No.2159
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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