よしなしことを、日々徒然に……
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 あそことあそこで間違えなければ……っ(悔)
2016年08月13日(Sat) 
月曜日から作り始めた、タティングレースによる渦潮モチーフのテーブルセンター。
ようやく、完成させられました!!



使用糸はダイソーの#20フェアリー(薄紫から青緑のグラデーション)。
初心者向けのちょっと太目の糸で、1玉20g。およそ80mの長さがあります。
玉に巻かれている時は、もうちょっと水色に近い印象だったので、この「渦潮」というモチーフに使ってみたのですけれど……実際に結ってみたら意外と緑や紫が強くて、ちょっとイメージとは違う仕上がりになったかな。
でもまあ、ようやくまともにひとつの作品が完成させられたと、感無量です<今まではモチーフ単体とか、失敗部分が多すぎて実用に耐えない仕上がりだった



大きさは一番長い対角線が、30cmをちょっと越えるぐらい。
↑の写真では、A3のコピー用紙に乗せています。白背景じゃないと、写真に色が写ってくれないんですよね……

この「渦潮」モチーフは、模様が文字通り流れるように連続していくところに一目惚れしたので、どうしても複数を繋いでみたく。そして2枚や3枚だと使い勝手が悪そうなので、せめて四枚は作りたいと思いながら、一枚ずつ一生懸命結っていました。
糸玉は手付かずが丸々一個あるし、余裕余裕……とか呑気にしていられたのは、二枚目を作り終えるまででした。
買ったは良いけれど、持て余していた太め糸を消費するいい機会よ★ とか思っていた、そのはずなのに。

……二枚目を作成し終えた段階で、残り糸がすでに半分を切っている気配がひしひしと。
あくまで目分量なので正確なところは判らずとも、私の感覚が「このままでは糸が足りなくなる!」と叫んでいました。
しかしここでもう1玉購入してくるのは本末転倒。いかに108円の安物糸とはいえ、収納場所には限りがあるのです。

それもこれも、1枚目と2枚目の最初の方(2段目と4段目だったか)で、それぞれ失敗箇所をどうしてもリカバリーできず、糸切って廃棄したのが祟ったのでしょう。あの時点ではまだ「糸には余裕あるし、ま、いっか」とか思ってたんです。過去の私のバーカバーカ!!

糸が足りなくなりそうだと気がついた三枚目の途中から、外部にはほとんど見えない芯糸(シャトルに巻いている方)を、同じ太さのホワイトに差し替えてみました。ピコ繋ぎ(ロックジョイン)をする際にちらっと覗いて見えちゃいますけれど、それぐらいならあまり目立たないと判ったので、それ以降はそのやり方を採用。
ただし結び始めの中央花型部分だけは、どうしてもシャトル側に色付き糸を巻いておかなければなりません。なので4枚目などは本当にギリギリの量(1m未満)だけシャトルに巻いて、必要な部分が終わったら速攻で白糸に繋ぎ替え。そうやって、叶う限りの節約に務めたのですが。
……最後の最後で……本っ当にあとほんの少しのところで、ついにフェアリーが尽きました。



最終段の、残りたったの3分の1だけですよ!
たったそれだけだったのに(しくしくしく)
仕方なく、そこの部分は同じくダイソーのラベンダー(白と薄紫のグラデーション)で誤魔化しました。
それがまたよりによって、白い部分のほうが多く出ちゃってるし……( T _ T )

糸切って廃棄した部分がなければ……あと、二枚目と三枚目の半ばあたりで一箇所ずつ、六回繰り返せばいいパターンを七回繰り返した場所があったせいで、結び終わりの位置が六分の一周ずれたのも、たぶん地味に響いてる(−ー;)

そういった、細かい所が積もり積もって出来栄えに響いちゃうんですよねえ。
はあ、まだまだ精進しなければ。

三枚目を結い終えた段階での残り糸から逆算するに、この渦潮モチーフを#20の糸で作成する場合に必要だった長さは、シャトル3個強と糸巻きが7mちょっとってところでしょうか。MAXで巻いたシャトル糸が1個6mとして、合計で25mぐらい?

と、いうことは。
……どのみち4枚を作ろうとすると、80mの糸玉一個では、失敗がなくても足りなかった計算ですね(苦笑)
でもやっぱりあの失敗がなければ、芯糸を白に差し替えたことで、ぎりぎり足りてくれたはず……ああ、悔しいなあ。

それでもまあ、どうにか母のお眼鏡には叶ったようで。
これは客間の灰皿敷きとして採用されました♪



うん、ガラスの器にはレースがよく映えるなあvv

このモチーフは本当に気に入っているので、また精進していきたいと思います。
少なくとも今回は、苦手だったシャトル繋ぎ(ロックジョイン)を阿呆なほど繰り返して、すっかりやり慣れたのが一番の収穫でした★
あとチェイン作成時の糸の持ち方も、だいぶ様になってきたかも。

さあ、目指すは#40細めの白一色で、テーブルセンターと言わずにテーブル掛けを!

……まあその前に、借りてきた本の返却期限が来るまでに、他のモチーフにも挑戦するのが先なんですが。

4773994010タッチングレースとビーズタッチング(1)
生田 光子
源流社 1994-08

by G-Tools

477399505X続・タッチングレースとビーズタッチング〈応用篇〉
生田 光子
源流社 1995-07

by G-Tools

さあて、明日はどれを作ろっかなあ♪
No.7771 (創作:: タティングレース)


 スリーピンの利用法
2016年08月09日(Tue) 
タティングレースの取り柄のひとつに、必要な道具が少ない = 持ち歩いて外出先で作業するのに便利、という点がよく挙げられています。
しかし唯一かさばるもの。それが糸玉です。
糸玉を丸ごと持ち歩こうとすると、さすがにそれは邪魔すぎます。
そこである程度まとまった量を、別に巻きとっておいて持ち出すのですが……これがまたなかなか困り者。
毛糸玉のように普通の玉にすると、作業中に転がってしまうため、出先ではこれまたアウト。
タティングレースでは、糸玉を中空にぶら下げた状態で作業すると便利な場合もあります。なので糸を引き出した後は多少引っ張っても止まってくれていて、かつ繰り出したい時は手軽に好きなだけ出せるというのが個人的理想。

しかし厚紙に巻いて、端っこに切れ目入れて挟んでいるだけだと、ふとした弾みにそれが外れて、いっきにほどけていってしまうことがしばしばで(−ー;)

そこでいろいろ考えていて、またも思い出したのが、こちらの記事。

■タティングシャトル|ガレージの工房
 http://ameblo.jp/tetugetasr/entry-11262006651.html

アイスの棒と竹串とスリーピン(パッチンピン)で、タティングシャトルを自作している方の記事です。
この方法のシャトルは、何度も糸を出したり戻したりする私にはちょっと使いにくそうで作らなかったんですが……繰り出すだけの携帯用糸玉としてなら、充分いけるんじゃね? と。

そんな訳で……



巻いてみました。
#20の糸を、タティングシャトルに両手広げた長さ×4、メモ用紙を畳んだものに×8の、合計18m? ぐらい巻いてあります。
メモ用紙の方には、もう×2(3mぐらい)は巻けたかなあ。
留めのスリーピンは、買ったは良いけど目立つうえに髪の毛が挟まるため、1〜2個使っただけで放置していた百均のシルバーカラー。
ちゃんと表裏共に、それぞれが互い違いになる形で留めてあります。



これではみ出しているピン先部分の糸が外れても、反対側のピンがストッパーになる計算。
シャトルを持ってぶら下げてみても、この通り、ちゃんとほどけず留まっていてくれます。



糸を繰り出す際は、両方のピンを開いてから、ちょっと斜めにしつつほどいていけば、特に引っかかることもなくスムーズにいけます。
使わなくなっていたスリーピンも活用できて、一石二鳥★

……リバースステッチ4目ぐらいなら、この携帯用糸巻きでも出来るかなあ。

そしてよくよく考えたら……新たに糸玉を繋ぐ際には、別にメインシャトルの糸を切らなくても、ロックジョインした新しい糸玉の端糸と、古い糸玉の残りを結んでから、その2本をシャトル糸といっしょに次のブリッジへ結び込んでいけば良かったんじゃないかと、改めて気がつく私<遅い
ならこの携帯用糸巻きで作り始めれば、渦潮モチーフはシャトル一個しかいらないんじゃ??

ああでもやっぱり、両方のシャトルを均等に減らしてからまとめて糸繋ぎした方が、一度の糸継ぎ作業でシャトルと糸玉両方を伸ばせるから、最初はどうしても二つ使うほうが良いのか……<結び目や芯糸3本になる場所が一箇所ですむ

こんな記事も見かけたんですが……

■画像:持ち歩くときは茶こしが便利! - Weboo
 http://weboo.link/article/6927/193454

糸を引っ張ったら、際限なく出てきてしまうだろう点が、私にはちょっと合わなさそうですね……

B00RVE8DUWuxcell 茶こし ボール茶漉 ボールこし器 お茶 調味料 ロック メッシュ チェーン付 直径4cm
uxcell

by G-Tools



……そしてこの記事を書いた後、出かけたついでにいつもの百均へ立ち寄る私がww



長さ6.5cm、4個入りの大きめスリーピンです。
使わないピンの再利用をするんじゃなかったのか、自分ww

とりあえず、試しに#20の糸を両手(ry×12回分……つまり小さい方ではシャトルを含めて巻いたのと同じ長さを巻きつけてみましたが……まだ全然行けそうですね。
15……いや4の倍数で覚えやすく、次は16回分ぐらい巻いてみましょうか。ダイソーの糸玉が約80mらしいので、四分の一ぐらいは巻けますか。その続きでシャトルにもMAXまで巻いたら、いっきに30mに届くよ。

……ってか、余ってる糸を消費する目的でで作り始めた渦潮モチーフ、下手をすると1玉では3枚目までも完成させられなさそうな気配が(汗)
いや何度か失敗して、途中で糸切ってやり直してるのも、大きな原因なんでしょうが……場合によっては1玉買い足さなきゃかも。

人はそれを本末転倒と呼ぶ……(−ー;)


自作シャトルについても、いろいろと試行錯誤してはいるのですが。
材料にしている材料のスピンドルケースが尽きちゃったので、新しい両面テープとかが試せないです。
うう、どっかから空ケース入手できないかなあ……
No.7768 (創作:: タティングレース)


 どっちが良いかなあ(悩)
2016年08月08日(Mon) 
昨日試作した、渦潮のドイリー。
どうやらちゃんと作れそうなので、さっそく水色系段染め糸で本番を始めてみたのです。

……あれ?
思ったより映えない、かも(汗)

玉に巻かれている時は、もうちょい青っぽい印象のあったダイソーの#20フェアリーなんですが、実際に作品にしてみると、どちらかと言うと紫と緑が強い感じで、ちょっと「水の流れ」を表現するには微妙だったかも?
あとせっかくの透かし模様が、段染めを使うことでかえってごちゃごちゃして相殺されてしまっている、ような??

うーん、白一色で作ったほうが、レースとしての印象は強いかなあ。
母に見比べてもらったところでは、段染め糸のほうが良いとの事だったんですが。
どうでしょうかね??

  

ちょっと私の腕ではうまく色が写らないのですが、だいたいこんな感じです。
モニターによっても見え方は変わるでしょうけど、実物はもうちょっと黄緑が強いですかね……

昨日作った白と並べると、これぐらいの差になります。



こうやって白い場所に置いて比較してみると、そう悪くもないかな。
ただ色のついた場所や木目などの上に乗せて、花瓶敷きやテーブルセンターとして使用するなら、白一色のほうが場所を選ばなくて使い勝手が良いんじゃとか。

もう数枚作って繋げるつもりなので、次をどっちの色で作ろうか、思案しているところです。

そうそう、今回は結い方にちょっと一工夫入れてみました。
この作品、一番最初に一箇所だけリバースステッチを使用するため、作り始めはシャトル2個必要とします。しかし最初のそこを通り過ぎてしまえば、あとはサブシャトルをまったく使いません。完全にただの糸巻き代わりです。
しかしシャトルに糸を巻くのはけっこう手間で。そうやって苦労して巻いた糸を、ひたすらチェインの巻糸として消費するのはもったいない。しかもそうやって使われていくサブシャトルの糸は、メインシャトルの何倍も早くなくなってしまいます。

先日発見した、糸端を内部に編みこむ方法で糸玉を繋ぐやり方をするには、

■赤裸々レース 糸継ぎ は大変
 http://sekiraralace.blog.shinobi.jp/Entry/372/

糸がなくなったサブシャトルと同時に、まだたっぷり残っているメインシャトルも糸を切らなければなりません。これはもったいない上に、中途半端に糸が巻かれたシャトルが残ってしまうため、使えるシャトルが減っていくことにも繋がります。
そこで思い出したのが、やはり先日スクエアーワーク(ブロックタティング)を練習した時に知った、「SLT(シューレーストリック)」という技法です。
これは糸をからげて、2本の糸が出ている位置を左右入れ替えるというもの。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SLT (2) (タティングレース)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-477.html

> ファーストシャトルまたは、セカンドシャトルのどちらか片方の糸が
> ちょっと足りないけれど、もう片方の糸は十分余裕がある時、
> SLTで一時的に糸を交換して、糸に余裕のある方でステッチの
> 続きを作ることができる。

 こ れ だ !!

もうちょっと早く思い出していれば良かったんですが、それでもサブシャトルの糸がもう残りわずかになった段階で、かろうじてこの情報が脳内に蘇ってきました。
やっぱり関連記事とかちゃんと目を通しておくべきだ、えらいぞ自分!

……と、いう訳で。



残り少ないサブシャトルとメインシャトルを入れ替えてみた結果、全11段のうち7段目の半分までを糸繋ぎせずに結うことができましたvv

それでもサブシャトル(最初はメインシャトルだった方)に70cmほど残ってしまいましたが……次回からはもうちょい早めに、そして複数回シャトルの入れ替えを行っていけば、どちらも巻いた長さ目いっぱいまで無駄なく使用できるのではないでしょうか。

あ、ちなみに最初に巻いた長さは、両手を広げた長さ×8=12mぐらい? です。
それを両側からそれぞれメインとサブに巻いていって、繋がった二つのシャトルのほぼ真中から中央のリングを作っていっています。なので作り始めの糸始末はありません。

↑の写真のあと、やはり両手を広げた長さ×4を巻いたシャトルを、糸玉と繋がったままの状態でロックジョインし、切断したメインとサブの糸2本と合わせて、3本の芯糸+糸玉で次のチェインを結んでいきました。
それでシャトル糸が十分足りた(むしろ半分以上残ってる)ので、今回はこれ一枚で途中一箇所、あと結び終わり部分の、合わせて2箇所しか糸始末をせずにすみました。しかも途中で繋いだところは内部に一緒に編みこんでいるから、針と糸を使用したのは最後だけ。
正直、自分でもよく注視して探さないと、どこで繋いでるか判りません(笑)

よし、よし、着実にスキルアップしてるぜ!

……このモチーフを#40細め糸で作れるようになったら、「レース編みが趣味です」って胸張って言えそうなんですけどね。
しかし#40の糸で失敗したロックジョインをほどくのは厳しそうだ……しかも実は今回、少なくとも一箇所は完全に目数を間違えていて、しかもかなり後までそれに気づかずに進めていたため、直すに直せなかった場所があるんですよ(−ー;)
おかげで結び終わりの位置が、編み図とずれちゃってるんですよね……自分でも、段を繰り上がる位置がいつの間にかずれていることで、初めておかしいと気付いたぐらいですから、言わなきゃ判んないんでしょうが。

それもあっての、白い方を優先したほうが良いかなあという悩みどころだったり。
No.7767 (創作:: タティングレース)


 案ずるより
2016年08月07日(Sun) 
とはよく言ったもので。
図書館で借りてきた本に載っている編み図を前に、すっごく素敵だけど私のスキルでは絶対に無理と頭を抱えていた、タティングレースのドイリーモチーフ。

それでも、どうせ#20の糸が余ってるんだし練習だけでもと、試しに作り始めてみたのが、昨夜のこと。
まず二段目のしょっぱなからピコを繋ぎ間違えて、閉じたリングをほどくにほどけず、糸切って最初からやり直し。
四段目ぐらいまでは編み図と首っ引きで、自分が今どこにいるのか、また次の目数はいくつかとウンウンうなりながら作業していたのですが。

しかし編み図にメモや印を書き込みつつ結っていくうちに、だんだん法則が見えてきました。
そこでいったん結うのを中断して、ページ丸ごとスキャニングした編み図の画像に、情報を整理して書き出し直し。
ついでに見本写真も、画像回転で編み図と同じ角度に修正して、編み図に書かれていない目数は、そんな写真を元にだいたいこれぐらいだろうと類推して書き加えて。

判ってきた、判ってきたぞぉぉおおお!!

その後はもはや編み図をほとんど見る必要がなく、頼りにしたのは書き出した情報(主に各段の目数とピコの位置)の方。段のどの位置にどの目数が来るかは概ね把握できたので、作業は大幅にスピードアップしました。

結果、



でーきーたーーーーッッッ(歓喜)

続・タッチングレースとビーズタッチング〈応用篇〉」に載っていた、「渦潮」というタイトルのモチーフです。
もうね、見本写真を一目見た瞬間に、「これ、こういうのが作りたいんだよ!!」って思ったんですvv

#20の糸で作って、直径は14cmぐらい。
中央の円から次の段へ立ち上がる際に、モックピコとスプリットリングを使用しています。3段目以降は、ずーーーっとひたすらチェインとピコ繋ぎ。チェインの目数の違いだけでこの模様を生み出しているのだから、これデザインした人、すごいですねえ……(しみじみ)

そして、さすがにこれだけのチェインを、しかも場所によっては2目ごとに繋いていくのだから、今回は個人的に苦手なロックジョイン(シャトル繋ぎ)も使っていきました。
案の定、途中で何度か失敗してほどく羽目になりましたが、太目の糸であることと「締めすぎない、締めすぎない」と念じて作業したおかげで、ロックジョインでもどうにか無事ほどくことができて良かった良かった<ひどい箇所だと、チェインとロックジョインを三つも遡って解かなきゃいけなかった

なお5段目ぐらいまでは波打ちまくっていてかなり心配だったんですけど、最終的にはアイロンもほとんど必要ないぐらい、フラットな仕上がりに。

ちょっと遠目から見ると、チェインの大小で形作られた、その渦巻きデザインがいっそうよく判るんじゃないかと。



本の次のページには、三枚ほどを繋いだ状態の写真が載っているのですが、それがまた素敵なんです。
それぞれの渦のラインがS字を描いて繋がり合っていて、もう私の好みにジャストミート!



私の技術でも作り上げることが可能だと判明したので、やはり余っているダイソーの#20フェアリー(淡い青緑から水色のグラデーション)で4枚ぐらい作って、菱型のテーブルセンターにでもしてみたいです。

大体の構造は頭に入ったし、編み図は見なくても、目数のメモだけでなんとかなりそう。シャトル2個あれば糸玉も不要か……出先でも結える、かな?
No.7764 (創作:: タティングレース)


 ヒナが孵れば少しは変わるか
2016年08月06日(Sat) 
裏庭のビワに巣をかけたヒヨドリ。
ようやく、親鳥がいるのを確認できました。



葉っぱが絶妙に邪魔していて、本当にごく限られた角度からじゃないと、いるのかどうか、またどっち向いて座っているのかもさっぱり判りません(苦笑)
2階の長兄の部屋から見えるという話を聞いたので、確認しに行ってみると……



遠いわ!

それでも肉眼だと、なんとか鳥が座っているのが見える……ような?
デジカメでズームをかけてみると、



いるような、いないような?
こちらはお尻側だと思うんですが、やっぱりよく判りません。
雛が孵って、赤裸のがピヨピヨ動き始めると、少しは見分けやすくなるかもしれませんね。


……なお長兄は、鳥が駄目な人です。
それはもう、私達が蜘蛛とかGとかが駄目な勢いで、理屈でなく生理的にアウト。
以前の家で屋根裏部屋を自室にしていた頃、屋根の隙間からスズメが入ってきた時など、ベッドの中に逃げ込んで、布団かぶって絶叫しながら階下の次兄に助けを求めたという前科があります。当時既に十代後半。

まあ、長兄が帰宅するのはたいてい日が暮れてからなので、鳥の活動はほぼ終わっているでしょうが。
玄関脇の木に巣を作られた三年前なんて、毎日通るその頭上すぐに巣があった上に、巣立ちしたヒナがしばらく玄関と門扉の間でうろうろしてたからなあ。お気の毒さまです(合掌)

そして相変わらず、巣のすぐそばにぶら下がっている、鳥よけCDの役に立ってなさぶりがww


本日のタティングレースは、昨日借りてきた本の中から、コイルワークとスクエアーワークの見本をチョイスしてみました。



どちらもダイソーの#20太目の糸で、完成サイズは5cmぐらい。
今までの透かし模様系とはうって変わって、面を埋めていく技法です。
スクエアーワークは、ブロックタティングとも言うみたいですね。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース ブロックタティング(1)(タティングレース)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-548.html

ぶっちゃけ本の内容だけではよく判らなかったので、↑のサイトを参考にさせていただきつつ、さらに自分のやりやすい方法に適当にいじってます(苦笑)
っていうか私、どうもロックジョイン(シャトル繋ぎ)が苦手で……うっかり結び間違えてほどく羽目になることが多いので、ロックジョインなどの「固結びになって解きにくいもの」というのを、できるだけ使いたくないんですよね……

それに今回の本、「タッチングレースとビーズタッチング」には、ロックジョイン自体が掲載されていませんし。なら普通のピコ繋ぎでいっか、と(苦笑)


コイルワークの方も、ただ練習で丸いとこ作るだけじゃあ味気ないので、周囲に12目のチェインを追加して、花型にしてみました。これも本当はロックジョインを使ったほうが綺麗に仕上がるようですが、前述の理由で普通のピコ繋ぎにしてます。

でもまあ、そんなに悪くはないんじゃね?

……初めて作ったこともあり、力加減がよく判らなくて、スクエアーの方は大きさが揃っていないし、コイルに至っては途中で自分がどこ結んでるのか見失って、明らかに目数が本の編み図と違ってたりとかするんですが(^ー^;;)
でもまあこれぐらいなら、許容範囲……にならないかな?
どちらも全体がチェインでできているため、失敗した時に解きやすいのはありがたかったです。

四角いモチーフは、四方のピコ使って、複数を互い違いの市松状態に繋いでみたら面白いんじゃないかとか。
花型の方は、カラーの糸で作ったら子供のカバンなどに縫い付けられそうとか(子供いないけど)。

しかしこれを、#40の細い糸の方で作ろうとしたら、きっと大変だろうなあ……
No.7761 (創作:: タティングレース)


 そんな時代
2016年08月05日(Fri) 
通りすがりに朝ドラ「とと姉ちゃん」が目に入って、ふと思ったこと。
「小麦粉の新しい調理方法」って何度も言ってますが、この時代は小麦粉じゃなく「メリケン粉」って呼んでたんじゃないでしょうか。
うちの母はずーーーっと「メリケン粉」って言ってたんで、私は子供の頃、小麦粉とは別にメリケン粉という食材が存在するのだと信じていました(笑)

そしてタティングレースもといタッチングレースが盛んに行われていたのは、きっとあの頃の時代なんだろうなあとか思ってみたり。

さて、
先日、四枚繋いだ状態で、いちおう花瓶敷きっぽいものに仕上げた四角いモチーフですが。
私の手に合わせて目数を調整し、なんとか自分なりに満足行くレベルのものを確立させることができました。



左が一番最初に作った、本に載っていた編み図通りの試作。右が私向けに目数を調整した、トータル六枚目。
……どこが違うんだ? と言われればそれまでなんですが(苦笑)
まず試作の方は、結い上がってからさんざんあっちこっちに引っ張りまくったあげく、しまいにはアイロンでプレスしてようやく、このぺったんこ状態にできたんですよ。完成した段階では、外周に比べて内部が余りすぎていたため、ドーム状になってました。
しかし調整後は、結い上がった段階でほぼ歪みない平面状になってくれています。
特に中央部分を見比べると、右側の方は各要素がたるんだり重なったりせずに、ちゃんと全部見えているのが判って……いただけませんかね?

外周も、だいぶバランスよく結べるようになって……きたと言いたいんですが。
……何度も結び間違いをやらかしてしまい、固結びになって解くこともできなかったせいで泣く泣く糸を切断 → いくらか解いた上で無理な糸繋ぎ、なんて真似を何箇所もやった結果、相当デコボコになってしまいました(−ー;)
それでも第一試作よりはマシだと思うんですけど。
複数枚を繋げば、それも埋没して、多少は目立たなくなっていくと思いたい。

あ、あと写真では判りにくいでしょうが、今回は白一色で結ってみました。
二色のほうが、次にどっちのシャトルを手に持つか間違えにくくて良いんですけど、仕上がりは単色のほうが私好みです。
複数色使いや段染めの糸もいいですけれど、やはり純白のレースっていうのは、別格で憧れちゃうんですよねえ(笑
No.7759 (創作:: タティングレース)


 微調整が難しい
2016年08月04日(Thr) 
以前から気になっていた、タティングシャトルの自作に挑戦してみました。

■タティングレースのシャトル作りました。 | こんなのできたよ
 http://hanaahase.blog60.fc2.com/blog-entry-29.html

CDとかDVDのスピンドルケースと、ミシンのボビンを利用したアイデア技です。
ちょうど大きめケースの残りが少なくなっていたので、その数枚を別のちっちゃいケースへ入れ替えて、無理矢理空けてやりました(笑)

で、もって。
まずは空いたそのスピンドルケースと、母の手芸入れから失敬してきたボビンを用意。



湾曲した壁面部分をハサミで切り取って板状にしてから、手持ちのクロバーシャトルに合わせてマジックで下書き。再びハサミで舟型というか、笹の葉型に切っていきました。



……普通のハサミなので刃が傷んだかもしれませんが、まあ今さら今さら(苦笑)<いろんなものを切りまくっている年代物
そして切ったあとは、細かめの紙ヤスリで指や糸が引っかからない程度に縁を整え。
先端の角(ツノ)部分は、↓こちらの記事を参考に

■ミニシャトル:糸遊:So-netブログ
 http://kuc-tat.blog.so-net.ne.jp/2009-09-18

軽くライターで炙って柔らかくしてから、反る方向に曲げて、と。
だいたいの形が整ったら、間にボビンを挟んで、両面テープの重ね貼りでせっちゃーく★



こうなりました。上のべっ甲カラーが、クロバー社製の既成品シャトルです。
あ、ボビンの軸には、糸を巻く時に固定するための穴を開けてあります。ダイソーのミニドリルで簡単に貫通しました。

うむ、有り合わせの寄せ集めにしては、けっこう良い感じに仕上がったんじゃないかと。
少なくとも木製ピンチ(洗濯バサミ)よりは、ずっとましだと思います(苦笑)

あとは実際に使ってみながら、噛み合わせが固かった部分を、両端を少しずつ切りながら調整していった結果……



#40の糸でも、それなりに結べるシャトルができあがりました。
ないとなんだか物足りない、カチカチというあの音もちゃんと鳴りますし、うっかり手が滑って取り落としても、どこまでもほどけて転がっていったりせず、ぶら下がった状態で止まってくれます。

角(ツノ)は正規品ほど尖っていないし、柔らかいので多少使いにくくはあります。それでも普通サイズのピコならなんとか繋げるし、多く結びすぎた目を解く程度もどうにか。
しかしうっかり固結びになったり、閉じちゃったリングを開くのはちょっと荷が重いですね。
その代わり糸割れする頻度はかなり低い(笑)

あと糸巻ける長さが、これで意外に短いですねえ。クロバーのシャトルだと#20の糸が両手広げた長さ×4ぐらいいけましたけど、これだと×3ぐらいがやっとでしょうか。
でもちょっとしたモチーフならそれで充分ですし、#40の糸ならそこそこたくさん巻けます。

……せっかく内部にボビンを仕込んでいるのだから、どうせなら糸巻き時にはボビンだけ取り出して、ミシンとかハンドドリルで一気にきゅいーーーーんと巻いていけたら便利なんですが。
プラバンを剥がすと両面テープでベッタベタしてますから、それは無理ですよねえ(しょぼん)
着脱が簡単で、かつ作業中はきっちり止まっていてくれて、それでいて糸が引っかからないような、何かうまい固定方法があると良いんですが……ないですよねえ(´・ω・`)

追記:
面白い記事見つけた(笑)

■タティングシャトル|ガレージの工房
 http://ameblo.jp/tetugetasr/entry-11262006651.html

私は頻繁に糸を繰り出したり戻したりするので、使っている所をイメージすると手に合わなそうだなあとは思いつつ。
でもこの構造と材料が、DIY好きの心をくすぐりまくるww


2016/08/18 追記2:
改めてリベンジ
ツノを曲げるのは、やっぱりドライヤーを使うと溶けることもなく綺麗に成形できました。不精はいけませんね……(−ー;)
あと接着には、百均にあった凹凸対応の厚手のクッション両面テープを使ったら、良い感じに固定できるように。
はがす時も綺麗ですし貼り直しもできるし、4mで108円。オススメです。
自分的には、このあたりで満足という仕上がりになってくれたかと。


2017/03/25 追記3:
ダイソーさんから、タティングシャトルしかも3個入りが発売されました
もうこれでわざわざ手間暇と原材料費かけて自作する必要はなくなりました。ありがとう、ありがとうダイソー・゜・(ノ▽`)・゜・
No.7757 (創作:: タティングレース)


 アイロンは偉大だ……
2016年08月03日(Wed) 
最初に手を付けたのが、先月の24日
一枚目はあまりにも酷い出来だったので、二枚目から改めて『モチーフを繋ぐ』ということに挑戦し始め、それからさらに紆余曲折。
途中、ネックストラップに寄り道したりもしつつ、なんとか10日でここまでこぎつけることができました(ため息)



もうね……途中、あまりにもヨレヨレのでこぼこっぷりに、何度も投げ出しそうになったんですが、それでも「これは練習、これは練習」と念じて続けた甲斐がありました。最後に濡らした当て布挟んでアイロンプレスしたら、(これでも)見違える仕上がりに。

……よーく見ると、外周部でリングの数が足りてないところとかあるんですが。
あと、アイロンでも矯正しきれてない歪みも残ってるんですが。
それでもなんとかやり遂げた感でいっぱいです。



全体の大きさは、一辺が14cmぐらい。
花瓶敷きぐらいには……なってくれませんかね?

なお本に載っていた編み図では、外周に並んでいるリングが3P3になっていましたが、それだとあまりにも形が整わないので、6P6に増やしたりとか。
あと外周全体が微妙にたるみ気味なので、次に作る時はリングを2個減らして2リングを5P5のブリッジで角飾りに繋げば充分なんじゃないかとか。
いろいろ私の手に合わせた調整を考えてみていたりします。

内部のモチーフもアイロンかけるまで一枚ずつがドーム状になっていたので、あそこの目を減らしてこっちの目を増やしてと思案中。
さすがに試作含めて5枚も作ると、もう編み図見なくてもだいたい覚えちゃってるので、今後は暇な時でもちまちま作って繋いでいって、テーブルクロスなりショールなりにできたらなあ、なんて。

なにしろこれ糸玉使わないから、作りかけを巾着とかに入れて持ち歩くのに便利なんですよ(苦笑)
既存部分と繋ぐのは2段目でやるから、1段目だけ作り溜めておくということもできそうだし。

ああしかし、さすがに疲れた……指も痛いけど、手首とか、あとずっと曲げっぱなしだった左肘がなんかこう怪しい……(汗)
No.7754 (創作:: タティングレース)


 かーんせーーい★
2016年07月31日(Sun) 
水曜日から作っていた、タティングレースによるネックストラップ、無事完成いたしました♪



使用した糸は、ダイソーのレース糸#20ブリーズ。
ある程度の大きさがあるものだと、段染め(グラデーション)の糸がよく映えますね。
あとはセリアで買ったシルバーのナスカン(3個入り)と、銀古美の大きめマルカンを1個ずつ。名札入れ部分は支給されたやつです。
材料費はトータル150円ってところでしょうか。

ぶっちゃけ、「色が綺麗だから買ったけれど、細い糸のほうがレースっぽく仕上がるなあ、どうしよう……」と。半ば持て余していた太め#20を消費するために作り始めたこれ。でもなかなかいい感じに仕上がってくれました。
頭が通らないとやばいと言い聞かせながら結っていたら、ちょっと長めになっちゃいましたけど、まあ襟の上からかけるなら、むしろこれぐらいで良いのかも?

そして残った糸は、これぐらい。



まったく手付かずの新品糸玉(20g・およそ80m)を、ここまで消費しました。
シャトル1個にMAXで6mぐらい巻けますから、これでもまだ20mぐらいは残ってるんじゃないですかね? 足りないかもと焦りながら作業するよりは、良かったんじゃないかと。
なお使いさしのシャトルが2個あるのは、最後の仕上げ繋ぎをするのに残り糸が心もとなかったので、新しいシャトルを使ったからです。
真ん中に置いてある紙に巻いてるのは、糸玉代わりに使用していたもの。

いえね、最初にシャトルの糸がなくなって、いったん糸玉を切り離して次のシャトルを巻かなければならなくなった際に、ちょっと多めに繰り出しておいてから切ったんですよ。少しでも糸を繋ぐ回数を減らしておきたくって。で、長く伸びたそれを、この糸巻き代わりの紙に巻いてから、続きを結び進めてたんです。
したらば予想以上に糸玉側の消費が少なくて、それだけで最後まで充分足りちゃいました、なので糸玉側の糸は一度も繋ぎ足ししていません(笑)

そしてそのおかげで本家糸玉はずっと独立していたため、10回ぐらい糸を繋がなきゃならなかったシャトルの方にも、糸を巻くのがすごく楽でした。あと糸玉が小さくなってかさばらなくなった結果、全体をまとめて巾着に入れることができるようになり、持ち歩いて出先でちょっと時間潰しに……なんてことも可能に。

糸を継ぎ足す方法や、もちろんピコ繋ぎの練習にもなったし、今回はいろんな意味でスキルアップになりました★

ナスカン部分は、こんなふうに取付けてみたり。



……えー、判りにくいでしょうが、両端を重ね、8の字に作ったモチーフで繋いで留めてあります。
ブリッジ部分に力をかけると強度に不安があるし、それ以上に歪んでしまって美しくないため、内部のリング四つに繋いでいます。
8の字部分は8目ピコ6目ピコ8目で最初のリングを閉じ、ナスカンをつけてる方のリングはピコなし18目。
最初のリングを作る際のピコ繋ぎで、本体のリングのピコから糸を引き出すのに、両端のピコを重ねています。えっとつまり、2個のピコからまとめて一度に糸を引き出しています。
で、8の字が完成したら、一方のブリッジの下をくぐらせて、両端2枚の間に挟まる位置に入れてからナスカンを取付け。

……こんな説明で判りますかね(汗)

本体は、リングもブリッジもひたすら3目ピコの繰り返し。シンプルなのでひたすら無心に作っていけたのが楽しかったです。
ただやはり、ネックストラップにするにはちょっと太いのが玉に瑕ですかね……っていうか、職場で使うには派手?

手元には、まだほぼ手付かずのフェアリー(水色と白の段染め)、さくら(ピンクと白のry)、ラベンダー(薄紫とry)があるので、このストラップが傷んできたら、また別タイプに挑戦してみるのも良いかもしれません。



それまでには、さらにスキルを磨きつつ、よさ気なブレードのレシピも探しておかねば……
No.7750 (創作:: タティングレース)


 私なりの糸始末
2016年07月30日(Sat) 
タティングレースにおいて非常に面倒なのが、糸を繋ぐ際の端始末です。
初心者向けサイトにはだいたい、「糸同士をこま結び(本結び)してから3ミリほど残して切り、手芸用ボンドをつけて、裏側の目立たない位置で接着する」といった感じの説明があります。しかしそれは、いささかスマートではありません。
もうワンランクアップすると、「こま結びしてから、残った糸を針で周囲に縫いこむ」という方法が紹介されています。
これはなかなか悪くない方法です。
……ただ不器用な私がやると、うまく糸の間に縫いこむことができず、結果的に全体がヨレたり歪んだり、切った端がピンっと表から見えちゃったりしてしまいます(´・ω・`)

で、あちらこちらのサイトや動画を拝見してみた結果、私なりには、こんな感じのやり方にたどり着きました。

まずは、一個目のシャトル(この写真だとべっ甲色の方)の糸が残り少なくなった時点で、同じ糸を巻いた新しいシャトル(この写真だと焦茶色の方)を用意。
ブリッジを作り始める段階で、この新しいシャトルの糸も添えて、2本いっしょに内部へ結び込んでいきます。



いろいろ試行錯誤してみましたが、結局はシャトルを2個いっしょに重ねて持って、通常通りに結っていくという単純な方法が、私には一番やりやすかったです(笑)
その分、糸はいくぶん多めに残る羽目になりますけれど、どうせ百均の糸ですしね。20cmがとこ浪費する程度で仕上がりが綺麗になってくれるなら、それも良し!

でもって、
そうやって最初のブリッジを2個のシャトルで作り終えたら、シャトル同士の糸をこま結びして固定します。



結ぶ前に糸を引っ張って、ブリッジをきっちり締めておくのがポイント。
あとこま結びは裏側で行い、順番も2回絡める → 1回絡めると、通常の逆の順番で。
そしてこま結びができたら、糸の少なくなっているシャトルは休ませて、新しい方のシャトルだけで次のリングを作成します。



リングが完成したら、次のブリッジは再びシャトルを両方持って、芯糸2本で結っていきます。
そこまで行ったら、その後は新しいシャトルだけで続きを作っていきます。



新旧シャトルの糸をこま結びで繋いだ、その前後のブリッジ二箇所だけ、芯糸が2本になっています。

最後は、途中から出ている新しいシャトルの結び始めと、旧シャトルの糸を、ちょっと引っ張り気味にして切り落とせば……



こんな感じになります。
該当部分のブリッジが多少太めになり、固さも増している感じはしますが……まあ遠目では判らない判らない♪
っていうか、自分でも後から繋ぎ目を探そうとすると、けっこう見つからなかったり(笑)

以上、自己流シャトルの糸がなくなった場合の繋ぎ方でした。
糸玉の糸を継ぎ足す場合とか、近くにブリッジがなくてリングばかりのパターンの場合とかは、また話が違ってくるのでしょうが……まあその時はその時ってことで。

一度リングの中に古い糸を結びこむのも試してみたんですけど、これがけっこう難しくって(−ー;)
やってやれないことはないんですが、無理に試すぐらいなら、多少糸を無駄にしても手前のブリッジで作業したほうが良いと結論しました。

あと、最後の結び終わりだけは、どうしても針のお世話になるしかありませんねえ。
事前にテグスなどの細い導入糸を内部に結び込んでおいてから、その導入糸にレース糸の端を通して内部へ入れ込んでゆくという、マジックスレッドなる技法もあったりしますが……失敗(導入糸が途中で切れるなど)した時のリスクが高そうなのと、難しそうなのとでちょっと挑戦するにはハードルが高く。

まあ、ダイソーで買ったワンタッチ針を使い始めたら、縫いこむのもだいぶやりやすくはなりましたけどね。
それでも針による糸始末は、なかなか難しくかつ面倒です。

あ、でもワンタッチ針って、試してみたら#20の糸さえも通りました。
これほんっとに便利ですわ。店頭から消えない内に、もう2〜3パック買っとこうかしら……?
No.7748 (創作:: タティングレース)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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