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今朝は明け方4時半ぐらいに目が覚めてから、そのまま寝直せなくなりました。なんだか気持ち悪いし、横になっていると腰も痛い。 それで5時過ぎあたりに起き出して……まだ暗い時間帯から、ついにDMCコルドネスペシャル80番手の糸で、タティングレースを結い始めちゃったのですよ(苦笑)
もうね、阿呆かと。 何だよこのサイズww 指の先に乗ってんじゃねえかよwww あまりの細さと早朝テンションで、なんだか笑ってしまいつつ先へ進めることしばし。
途中から、どうもBGMに気を取られても大丈夫そうだとCDブックなどを背後で流しつつ、さらに結い続けて、と。
なんとか今日一日で完成させたのがこれ。
はい、もう三度目ともなる「公爵夫人」です。 いい加減このブログをご覧になっている方は、またかとお思いでしょう(苦笑) でもこれってデザインお洒落な割に、慣れると意外に楽しいんですよ。なによりシャトル1個と糸玉で作れるため、新しい糸にあまりシャトルを占領されたくない、でもある程度は見栄えがして複数の技術を試せるものがやりたいという、今の状況にぴったりなのです♪
で、もって。 先日作成した、現在普段使いしている40番手の糸で結ったものと比べると、こうなりました。
えー、#40バージョンかつ今の締め具合なのは、縁飾り付けたのしか手持ちになかったので、そちらと並べてみました。赤いラインに挟まれているのが、同じ編み図の部分です。 #40だとピコ部分込みで直径 9.5cm ほどあったのが、#80の糸だと 6.5cm ってところでしょうか。
……って、あれ? 書籍ではもうちょい太い#70の糸が指定されてるのにも関わらず、完成サイズ 5.5cm になってる(汗) さすがに緩めにしすぎたか……それともピコはサイズに含めないのか?
ま、まあともあれ(こほん) なんかもうね、繊細さがまるで違います。 飾りピコをさらに長めに取ったこともあるのでしょうが、とにかくもう優雅。長く取ったピコの丸まり具合さえもが違って見えます。#40でここまでピコ長くしたら、むしろだらしなく感じられるんじゃないかとか。 とにかく、「これこそがレース!!」って感じです。
以前どこだかのブロクで「#70の糸で公爵夫人を作成したらレースペーパーみたい」といった文章を見かけましたが、まさにそんな感じです。だって指でつまんだ時にも、厚みがほとんど感じられないんですもん(驚)
そして意外と作業、しやすかったです。 いえ#20から#40に移った時も思ったんですが、糸って細いほうがかえって糸割れしにくく、失敗した際にもほどきやすいというか。 今回もまた、チェイン二つと閉じ終えたリングをこじ開けてほどいたりしましたけど、苦労の度合いはいつもの#40とさほど変わりませんでした。 懸念していた糸の始末についても……
案ずるより産むが易し? これまでと同じ針で、裏側へそれなりに縫い込むことができました。 さすがにレース針は8号では厳しくて、更に細い12号が必要でしたが。
……うっわー、どうしよう……楽しい、かもww 糸のねじれ度合いがオリムパスより激しくて、チェインはともかくリング作成時はかなり閉じずらい。それこそダイソーの40番以上に引っかかりやすいのが玉に瑕。しかしそれを補って余りある、仕上がりの美しさよvv
しかもこの細かさなら、本気でストラップへの封入や、あるいは栞の作成とかもできるかもです。 前述の通り完成品が相当に薄いので、本に挟んでもそんなにページを傷めないと思うんですよ。 あるいはラミネート加工とかしても面白いかもしれない。
今まで作成したものは、しまい込むかコースターやドイリーとして普段使いしていましたが、これなら一種憧れの『額に入れて飾る』って真似をやってみても、許されるレベルなんじゃ……ないかにゃ?
っていうか、ずっとこの80番手で結い上げた公爵夫人を眺めていてから、ふとこれまでの#40で作ったものへ視線を移すと、なんだか野暮ったく見えてきてしまうのですが(汗) き、気のせいだよね、気のせい……これからメイン使用80番とか無理だから!?>自分 ねじれた糸が引っかかってリングめっちゃ閉じにくいし、なにより糸の単価が高すぎる(><) 結っても結っても大きくならないし……いやまあその代わり、糸の減りも少ないけどさ。 この「公爵夫人」一個結うのに、シャトル糸は両手広げた長さ×4で足りたからな……でもやらないぞ。私は#40で続けるんだ!!
ああ、狼の声が聞こえ……ないんだったらっっ(必死)
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No.7997
(創作:: タティングレース)
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昨日の記事で書いていた、クロバー社のLサイズシャトル。 リベンジ作業中の「花筐」が、残り四分の一ぐらいのところでシャトル糸がなくなってしまったので、これ幸いと使い初めでっす♪
最初こそ多少は違和感もありましたけれど、使っていくうちにさほど気にならなくなっていきました。むしろ次にノーマルタイプを使ったら、小さくてあれっ? て思うかもしれません(苦笑) やはり幅や長さの割に厚さにはほとんど差がないため、持った時はすごく平べったい感じがします。あとちょっと重ためかな? ただすべり止めの範囲がだいぶ広いので、取り落とす頻度はむしろ少なくなったかもしれません。
なおこのモチーフはあまりシャトル糸を消費しないのでMAX巻きはしませんでしたけど、当社比1.8倍が本当なら、両手を広げた長さ×14ぐらいは巻けるのかな?<通常サイズにはMAXで×8巻いている
そして案の定、こちらのグリーンには試作練習用ダイソー糸がいくらか残ってしまったので、また次の練習時まで眠ることになりそうです。 ブルーの方は、うっかり間違えて本番用のメーカー糸を最初に×4ほど巻いてしまったので、こちらはテーブル掛け(予定)の方で使うことになりそうです。 ああ、早くMAXでどれだけ巻けるものか、試してみたいなあ!!
あ、糸巻きと言えば、懸念していたシャトルワインダーも、ちゃんと使用することができました。
はめ方が甘いと外れて飛んでいってしまう場合もありますが、おおむね問題ないです。 ……このシャトルワインダー、けっこう力込めても大丈夫なんですよね。最初は恐る恐る力を入れてましたけど、今では通常シャトルなら、親指と人差指がくっつくところまで思い切り開けてます。むしろそれぐらいしないと、かえって糸が引っかかって巻きにくいという……
で、肝心の完成した作品ですが。
聖光院有彩さんの「花筐(はながたみ)」、リベンジバージョン★
ちょっと糸を締めすぎかなあと心配していたのですが、実際には一辺の長さがピコ込みで11.5cmと、ちょっと大きめに仕上がりました(編み図では完成9cm角となっている)。
本を読んで緩め緩めを心がけるようになって、まず一番最初に作ったのが、この花筐です。 なので一枚目は各部位の長さが一定せず、ゆるゆるにしすぎて全体が歪んでしまいました。 あれから一ヶ月。なんだかんだで、それでもだいぶマシになってきたのではないでしょうか。
左が一枚目、右が二枚目です。 ……え? あんまり変わらないって?? うん、興味ない人にはそう見えますよねえ。判ってますよ(苦笑) でも二本重なった太い部分のバランスとか、細かい部分がですね、違うんですよ。これでも一応。
まあそれを言ったら、二枚目もまたド真ん中で目数をひとつ間違えたせいで、中心部分に均等に向かい合うはずのピコがひとつ斜めになっちゃってるんですが(−ー;)<前回は中央のピコが一個多い
上達への道は長く遠いですねえ……ふふふ……(遠い目)
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No.7996
(創作:: タティングレース)
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なんだかんだでポチッとしてしまっていたこれの実物が……ついに手元へ届いたのですよ。
クロバーのタティングシャトルLサイズと、80番手のレース糸です。
Lサイズシャトルというのは、普段使っている通常サイズの当社比1.8倍ほど多く糸が巻ける、大きめサイズ。 そして#80のレース糸は、現在メインで使用しているものよりも、さらに細い糸です(レース糸は数字が大きいほど細くなってゆく)。
レース編みと言えば、何と言っても「蜘蛛の巣のような」という枕詞が思い浮かびます。 やっぱり憧れるじゃないですか。美しくも繊細なレースを、自分のこの手で生み出すのってvv 事実、例の「公爵夫人」だって、本来編み図で指定されている糸は70番です。さらに同じ本には100番使用などという、どれほどの細さなのか想像もできないような糸を使った編み図も載っていたりします。 レース編みを始めたからには、一度は挑戦してみたいと思うのが好奇心ってものでしょう?
……しかし、ではいざ糸の実物を見てみようにも、地元手芸店ではどこにも#40より細い糸は置いてありませんでした。取り寄せようとするとまとまった量(5玉とか10玉とか)でないとと言われます。 さすがに扱えそうかまず試すためだけに、その量は買えません(−ー;)<軽く5000円とかする
Lサイズシャトルとて、できればまず実物を手に持って、指が短い私でも大丈夫そうか試してから、購入を決めたかったのですが…… 迷いに迷ったあげく、こつこつと貯めた楽天ポイントをつぎ込みました。ああ、このポイントは次回の新刊に使うつもりだったのに……
そんなこんなで、ようやく届いた実物ですよ! はあ……買っちゃったよ(ため息)
ええと、まずは糸。 細いです(きっぱり) ネットで写真などを見て漠然と想像していた以上に、めちゃめちゃ細かったです。
上から順に、最初に結び方を覚えるため使い始めたダイソーの#20・現在メインで使用しているオリムパスの#40・そして今回購入したコルドネの#80。 ついでに比較対象として乗っけてある針に通っているのは、やはりダイソーで購入した ―― 番手は忘れましたが ―― 手縫い用のカセ糸です。 ……手縫い糸のほうが見るからに太いって、どんだけ……(汗)
どうせ買うなら、100番は無理でも、70よりはいっそ80を! と思ったのですが……少々甘く見ていたかもしれません。 私の腕で、本当に扱いきれるのかこれ……(((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル
ちゃんと使いこなせるようになったなら、それこそネットで見かけるような、ちっちゃーーいモチーフを作成してネームストラップに挟んだりレジン封入してアクセサリ作成といった遊び方もできるようになるのでしょう。しかし失敗した時にほどける自信が、欠片どころか微塵も湧いてこねえ。 っていうか、最後の糸端始末とかどうするんだよこれ。どう考えても針で縫い込むとかできんぞ……今度はマジックスレッドでも覚えろと!? ┐(´〜`;)┌
まあ、そちらはぼちぼちやっていこうと思います。 とりあえず今は、歪み修正中のスクエアモチーフの固まりと、あとリベンジ中の「花筐」を一段落つけなければなりませんから。
そしてもう一方。Lサイズの大きめシャトルの方ですが。 まずは普通に、今までの通常タイプ(クロバー社のフローラシリーズ)との比較。
真上から見た時は、長さ1cm・幅4mmぐらいの違いです。この手の並べてみた写真は、実際ネット上でもちょこちょこ見かけました。 しかし購入するにあたって私が一番知りたかったのは、大きさよりも厚さの差でした。 指と糸の隙間を通す時に、ネックになるのは長さや幅よりもむしろ厚さだと思うのですよ。もちろん糸の残量が少なくなったりクルニー・リーフを作成する際などは、幅や長さも重要なポイントです。 しかし私が以前いろいろ試行錯誤していた自作シャトルを結局ほとんど使わなくなったのは、厚みがありすぎて指の間を通しにくかったというのが、なによりも一番の理由でした。 薄いシャトルなら、尻尾をちょっとつまんで角度を合わせればなんとかなります。しかし分厚いシャトルはそれができない。しかも自作シャトルは滑り止めがついていないから、いっそうつまみにくくかつ取り落としやすい。 なんだかんだで商業製品はよく考えられている。代用品はしょせん間に合わせの代用でしかないと思い知らされたものです(しみじみ)
そんな訳で、同じことを知りたいという方の参考になればという思いも込めて、厚さの比較写真です。
右から順に、クロバー社の標準フローラ・Lサイズ緑・標準ショコラ・Lサイズ水色。そしてついでに自作代用シャトルです(笑) 定規のラインは1cmの位置にありますが、判りやすいようちょっとあおり気味に撮影して、Lサイズシャトルの上端とラインの高さを合わせてあります<Lサイズの厚さは実寸12ミリ 結果はご覧の通り。 ほとんど差などありません。1ミリ程度です。プラスチック部分の厚みよりも少ないぐらいでした。 むしろ一番左に写っている自作代用シャトルが、改めて見ると分厚すぎるww そりゃあ使いづれえはずだよwww
こちらのシャトルもまだ実際に使ってみてはいませんが、扱いやすいようであれば、いずれはこれとかに手を出してみても……良いかも?(こらこらこら)
クロバー社製のL型シャトル5個セット。 何故か海外向けにしか作られておらず、逆輸入されているためお高めの商品なのですが……色がめっちゃ好みでvv<そこか フローラシリーズも可愛いんですけど、個人的に寒色が好きなんです。 ましてやノーマルタイプのカリャフリャーなビビットトーンは、どうにも性分が合わなくて手が出せずにいたり。 なんでこの色合いの通常サイズを、国内でも販売してくれないんだろう……?<シャトルの色がダブっていると、巻いてある糸の種類とか、次にどちらを手にとって結えばいいのか混乱しがちになるのでした
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No.7994
(創作:: タティングレース)
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次に作ってみたいモチーフに、クルニー・リーフという技術が使用されているので、まずは練習してみたのですよ。
とりあえず#20太目の糸で、判りやすいように二色使い。 お、けっこう行けそうかも? まだリーフと前後の接続部分がねじれたりし気味だとか、形を整えるの(特に一番太いところから締めていく段階)が難しいとかありますが、ひとまず構造的には理解できたように思います。
ならば今度は実践だぜぃ!
……と思って、作りたいモチーフの編み図を改めて熟読してみたのですが。 あれ、クルニー・リーフの目数(糸の往復回数)が……書いてない? え、なにこれ。その場で適当にサイズ合わせろってことなんですか? クルニー・リーフってそういうものなの?? うっわー、一気に難易度UPだよ(汗) 道理で花筐とそう変わらない見た目っぽいのに、難易度★3(中級者以上レベル)なはずだよ<花筐は★2(初級者レベル、なお★1は初心者におすすめ)
…………でもまあ、小さいぶんとっつきやすくはあるし、何事もまずは挑戦してみないと上達はしない訳だし。 これは年末年始に頑張ってみましょうかねっと。 ……寝起きに右手の親指が強張ってるって? き、気のせい気のせい……
追記: #40細めの糸で、作りたいモチーフの該当部分を試しに結ってみたんですが。
ダブル・ピコとクルニー・リーフの合わせ技。 ……めっちゃ難しいッス(−ー;) このパターンを、モチーフ一つにつき四回繰り返すって……これ失敗したらほどくの無理で切り離すしかないですし、そりゃ難易度も上がるはずだわ……(汗)
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No.7944
(創作:: タティングレース)
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やっぱり四角が好き
2016年12月25日(Sun)
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腱鞘炎をやらかしたり、ドミノ編みやらその他のものに寄り道していたおかげで、すっかり遅くなってしまいましたが。 タティングレースの新しいドイリーが、ようやく完成しました♪
聖光院有彩さんの「タティングレース ―― 新しい世界」より、「花筐(はながたみ)」です。 本当はこれをもう一枚作って袋状にし、サシェ(ポプリ入れ)にするんですが……まあそこはそれ。
使用糸は例によって、ダイソーの#40ホワイト。 一辺のサイズが12cmぐらいで、シャトル一個と糸玉ひとつで作成できます。 ……これで「初級向け」なんだから、レース編みの世界って奥が深すぎますよね…… これでも半分ほど結った段階で、どうも美しくないと最初からやり直したんですけど。それでもやっぱりやらかしている、あれやこれや。 糸の引き加減を緩く緩くしないと、すぐにお椀状になってしまうのでゆるーくゆるーくと頑張っていたら、チェインの長さが揃わないし(−ー;) そして揃わないなあと思っていたら、実はピコ多く作りすぎてた箇所があるのに、終わってから気付いたりとか<よりによってド真ん中(しくしくしく)
それでもなかなか好みに仕上がったので、ひとまずは満足です。 やっぱり私は円形や六角形のより、四角いモチーフのほうがなんか好きだなあ。あと密度の高いところと低いところが混在しているデザイン。 この花筐も、2本のチェインが接している太い部分と、それ以外の部分のコントラストが好みなんです。 これも、もっといっぱい繋げてみたら楽しそう★
まあそれを始めるには、もっと何枚も作って、糸の引き加減と、あと各部位の目数を手と頭に叩き込んでからじゃないと無理そうですが。 ってか、その前にも試してみたいモチーフがいっぱいッス。 まずはクルニー・リーフの練習かなあ……あれを覚えたら、それこそ密度のコントラストが大きい作品にも挑戦できそうですし……
■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース クルニーリーフ(1)(タティングレース) http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-554.html
そしてうっかり、タティングレース用のちょっとお高い道具をポチってしまう自分がいたりとか……お金かからない趣味だからって始めた、最初の動機はどこへ行った……(苦笑)
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No.7942
(創作:: タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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