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先日、ダイソーレース糸#40を使用して、なんとか作り方をマスターした、あみものOTOKOさんデザインの「願い鶴」。 構造と手順が把握できたので、今度はもっと細い本番用糸で作ってみました。
大小で並べてディスプレイ〜★ 大きい方はダイソーの#40ホワイト、小さい方が Aroma Lace のジャスミンを使用しています。目に優しい、ほんのりクリーム色♪ そしてちょっとずるいですが、洗濯のりで最終仕上げしました。 濃い目に溶いたものに浸して、整形して乾燥。最後にアイロンもかけた結果、だいぶ形を保つようになりましたです。
木工ボンドを水溶きしたものも考えたんですけど、洗濯のりならヘタってきたら、アイロンかけたり一度水ですすいでから糊付けし直しとかできるかなあって。 ……でもやっぱり先生が作られたもののように、羽がピンと上を向くようにはならないですねえ。難しいものです(´・ω・`)
Aroma Lace の方は糸が細いだけあって、ダイソー製の4分の3ぐらいの大きさ。翼のさし渡しが10cm強というところです。レシピでは単に#40の糸としか指定されていないのですが、ワークショップ体験ではDMCコルドネスペシャルを使用しておられたとのこと。そして完成サイズは8cmぐらいだそうで。 コルドネの細さって、やっぱり半端ねえ……(−ー;)
で、もって。 今回2羽目は、終盤で新しく買ったボビン式シャトルを使用してみたのですが……うーん(汗) とりあえず思ったことを箇条書き。
メリット 糸を巻きやすい 作業中の糸の巻き取りは、思っていたより簡単だった 前後に切れ目がないので、糸が引っかからない
デメリット 糸を巻ける量が少ない 糸を引き出す際に力が必要すぎる(使い込むと改善?) 前後に切れ目がないため、マジックスレッド糸の結い込みが非常に面倒
ざっとこんな感じでした。 結んでいる最中の違和感はほとんどなかったです。大きさも厚みもこれまでとほぼ変わらないし、角は安定のクロバー仕様だし。
ただ、糸を引き出すのに力がものすごい必要なのが、最大のネックです。 これってボビン式シャトルを買った理由の八割が無駄ってことですよ(汗)<残りは糸が巻きやすいことと、半端糸の管理が楽という点が一割ずつ 思い切り引っ張らないといけないので、糸が痩せる……というよりもはや切れそう(汗) ボビンに巻かれた糸束の中に、引っ張ってる一本が食い込んでいくんですよ? 怖いわ!
使い込むうちに改善されていくという話も聞きますし、海外製のボビンシャトルなどは、むしろ使い込みすぎると今度はぐるぐる回転して止まらなくなるという例も目にしますし……ううむ。
あと私は糸始末用のマジックスレッド導入糸を結びこむ時、輪にした糸を作業シャトルの軸に引っ掛けて作業してるんですよ。
こんな感じに。 導入糸は軽くより合わせておいたり、結びこむのを2目めからにしたりとかすると、さらに成功率がUPしたりとか。まあそれはさておき。こうやっていっしょにシャトルに引っ掛けることで、無理なく芯糸に添わせて結いこんでいける。それがもう習慣なんですよ。 しかし、前後の継ぎ目がないボビンシャトルでは、この方法が使えない _| ̄|○ しょうがないので角先でちまちま結びこんでいきましたが、これが非常に面倒くさい。駄目じゃん(汗)
そんなこんなで、個人的には……今のところ、積極的に買い足そうとは思えない、かなあという結果でした。 まあしばらくは使って、どの程度ボビンの回転が馴染んでくるかを見てみますけどね。 狙い目はずっとリングのターン……マーガレットのAモチーフだと巻ける糸の長さが足りないから、ここはBモチーフかな……
っていうか、作りたいものや試したいものがいっぱいで、もうひとつの鶴キットの方には、しばらく手がつけられないかもしれません。 昨日の記事にメモしたフリーレシピや、ず〜〜〜っとスタンバイしているチャイナ風モチーフ、金票のサンプル作成もあるし……いやだから鵺〜を……(汗)
まあなんだ、贅沢な悩みですなあ(^ー^;;)ゞ
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No.8181
(創作:: タティングレース)
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昨日勢いで買ってきた、ダルマの紫野#40レース糸。 さっそくサンプル(「湖の華」周辺モチーフ)を結ってみました。
……あまりの扱いにくさに封印していたハイスターも、シャトルに巻きっぱなしだった残り糸を消費したい目的もあって、ついでに作成。
一番左が、普段使いしているオリムパスのプラチナレース糸です。結び心地はともかくとして、完成品のサイズや見た目はほぼ、ダイソーの#40と同じぐらい(というかメモを見ないと区別がつかないww) で、そこからだんだん小さくなる順に、ハイスター#40>ダルマ紫野#40> Aroma Lace 極細>メーカー不明の絹穴カガリ糸8番16号。 ……100m当たりの重さと完成サイズ、割と食い違ってますね……(単純な重さ比較だと、ハイスター>紫野>プラチナ> Aroma の順になるはず)
以前に撮影したものとも較べると、どちらも Le Cotton #50よりはちょっと大きめで、プラチナレース糸(ダイソー#40)よりも少し小さめ、でしょうか。
とはいえまあ、プラチナ〜紫野あたりまでの#40は、その時の手加減次第で簡単に順番が入れ替わっちゃいそうな程度の微妙な違いです。さすがにクロッシェの大きさと、Le Cotton 以下の小ささは一線を画していますが。 クロッシェはかなり太めのギリギリ#40で、Le Cotton や Aroma Lace が#50って感じですかね。PuPuは太めの#40。 ……ただなあ、噂の Lizbeth(リズベス)とかDMCは、番号が二つずつずれてるんじゃないかってぐらい細いらしいんですよね……<20番手が他メーカーの40ぐらいっぽい
やっぱり実際に、しかもこんなモチーフ1枚じゃなく複数のものを作ってみないと、使い心地やサイズなんて判らないんだろうなあ……
なお拡大してみると、こんな感じでした。
ちょっと糸の色に差がありすぎて、左下の紫野(濃いえんじ色)とかはよく見えませんが(汗) それでも紫野が整っているのは、判るんじゃないでしょうか。 ハイスターも写真で見ると、そこまで悪くはない……んですけどねえ(苦笑) これぐらいの大きさのモチーフを作るぐらいならなんとか耐えられますけど、大きめのものだとやっぱりストレスが溜まります。リング少なめのチェインぐるぐる系パターンなら、まだ行けるんですが。
以下、結っていて思ったことを列記、
ハイスター #40> 糸割れはほぼなし。ただしリングがかなり閉じにくい。なんというか、摩擦が強くて粘るような感触。お陰で力が必要になり、つい締めすぎてしまう傾向に。あとけっこう糸がねじれます。 毛羽だち多め、結び目はそこそこ綺麗ですが、全体の仕上がりはノーアイロンだとよれ気味。 閉じたリングのこじ開けは、やってやれないこともない。ただしかなり厳しいし糸が傷む。 ミックス糸と言えば聞こえは良いけれど、実際に結ってみるとグラデがほぼなくまだら模様っぽい。正直微妙(−ー;) 個人的にコスパ以外のメリットを感じない上に、それすら百均糸や楽天のセール中に他の糸を買った場合とそこまで変わらない……
ダルマ紫野 #40> 糸割れほぼなし。あちらこちらの感想で「シャリシャリする」とか表現されていましたが、なるほど納得。キシキシとまではいかないけれど、手の脂を取られそうなきしみを感じました。 でもリングは比較的閉じやすかったです。糸を引くと、しーーーって擦れる音がかすかにするし、根元部分でよじれが溜まってつっかかることありましたけど。まあそこは指の押さえ方で乗り切れる程度。シャトルぶら下げてねじれを取る頻度は多かったです。 毛羽立ち少なめ。そして結び目はかなり綺麗で、全体的にかっちり固めの仕上がり。 あと閉じたリングのこじ開けもできました。まだぎっちり締める前だったのもあるでしょうが、他の糸に比べても、ほどきやすい印象でした。 総じて結い心地は、これまで使ってきた糸の中でベスト3を争う感じ。仕上がりもそんな感じ。さすがは老舗のダルマさん。
……最大のネックは価格なんですよねえ(苦笑) ちゃんとしたものが相応のお値段するのは、ごく当たり前のことなんですけど。
あと、このところシャトル2個使いのものをいくつか作り続けて、ひとつ自分の中のMYルールを定めてみました。いやつまらないことなんですが。 メインシャトルはクロバー社、サブシャトルをダイソー製。 こう決めておくと、作成途中や糸を巻いてる最中に、あれ? どっちがどっちだったっけ?? と悩む頻度が激減します。色が淡いほうをメインにとか考えていると、シャトルの数が足りなくなってピンクとラベンダーをセットにした時とか、「……どっちが淡いっていうんだこれ(汗)」ってなっちゃうんですよね……
で、もって。 夕方に両親が買い物に行くと言うので、付き合って出かけてきた私の手元には、ただ今このようなものがあったりするんですが……
勢いって、怖いですよねえ……ふふふ……ふふふふふ……(遠い目)
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No.8175
(創作:: タティングレース)
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……いつになるのか判りませんが。 駐車場二台分ぐらいしかないし、普段の行動範囲からは外れているしでなかなか行けない、小売もしている卸問屋へ、駄目元で足を運んでみたのですよ。 したらば、
あったーーーっっっ(喜) 造花を作ったりするのに使うらしい、表面に紙を巻いた地巻きワイヤーたらいう代物です。 たいていは200本で1パック、しかも通販だとメール便不可で送料600円とかしています。しかしこれは40本入りで驚きの150円、さらにレジで一割引き★ あんまり嬉しかったのと、せっかくここまできたのだからと、数色並んでいたダルマの紫野(色番16)もレジへ持って行ってしまいましたww あのテンションだったら、並んでさえいえれば金票だって持っていったのに、いったのに……(しょぼん)<店の人に訊いたけどなかった
ちなみに紫野や金票は、送料抜きで購入しても、ダイソー糸の6倍ぐらいの値段でっす。だんだん感覚が麻痺してきてるなあ(苦笑)<お金と場所を取らないからという理由でレース編みを始めたはず
で、何故いきなりフラワーワイヤーなんぞを購入したのかというとですね。 一緒に写っている写真の鶴。先日購入したタティングレースの折り鶴キット2種類のうち、むしろこっちが本命! という方に、使用するからなのです。 もちろんキットには、ワイヤーが付属していました。しかもちゃんと必要な大きさ、形にカットして整えてあるものがです。
駄菓子菓子
私が最初の一回で、いきなり成功させられるか? 仮にきちんと結べたとしても、サイズ通りに仕上がるのか!? 答えはもちろん、聞くまでもありません。
さらにはどうせなら、色違いとかにだって挑戦してみたい。大きさが揃わないのなら、糸を変えて大小にして、夫婦か親子で並べてみるのも面白いだろう。 それにはワイヤーがもっと必要なのだYO! と。
なお作者様であられる あみものOTOKO先生にうかがってみたところ、色違いのものを作成する場合は、油性ペンでワイヤーを塗ると良いとのことです。 わあ、そりゃ確かに道理だけど、なんだかどんどん「レース」というものから遠ざかってる気がするww
鶴をひとつ作成するのに、ワイヤーはおそらく5本必要。 失敗を繰り返したとしても、5〜6羽は挑戦できるはず。なおそのお店では、200本入だと450円でした。タティングレースとワイヤーアートを組み合わせると、またいろいろバリエーションが広がるとのことで。……仮に味を占めても、まあ大丈夫なお値段かな……<通販なら送料だけで越えちゃう価格
って、他にも作りかけやら作りたいものがいっぱいあるので、これに着手できるのがいつになるかは判らないんですけどね! 一種類目の鶴だって、まだ本番糸での作成に入ったばかりなんだし(苦笑)
そもそも二話目の連載を開始した「鵺〜」の続きを、なんとかしないと。 私は下書きができてから最終推敲までに何ヶ月も必要とするタイプなので、本気でストックがやばいのですよ(滝汗) 第一話を書いた後に続けて書いた拍手用SSは、この2話目に手を付けたらなんだか整合性が取れなくなっちゃって、そこらへんを合わせるためにはさらに3話目まで行かなきゃな状態になって宙に浮いちゃってたりとかですね。してまして。
……っていうか、ここ数年この覚え書きをご覧になって下さっている方の、果たして何パーセントがうちを「オリジナル小説サイト」だとご存知でいらっしゃることやらww ええ、うち、小説メインサイトなんですよ、実は。このブログはあくまでサイトの中の1コンテンツ。日常のつぶやきと更新記録と、あと読書メモに使っていただけのはずなのに……いまではもっぱらハンドメイドと電脳関係の記事が、うちのHPで一番アクセスがあるという(遠い目)
それもこれも、思いついたこと、興味を惹かれたことに片っ端から手を出す、私の自業自得なんですがね……
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No.8174
(創作:: タティングレース)
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このところ、計算機片手にあちこちのメーカーの糸の細さを比較していまして。 実物を使ってみないと正確なところなど判らないのは承知のうえですが、いちおうひとつの目安として、100mあたりで何グラムあるかを計算してみてですね……<理論的には軽いほうが細いはず
で、だんだん結果がごちゃごちゃしてきたので、ここにまとめておきます。
2018/09/13 追記: 新ブログへの以降に伴い、新しい情報の追加はそちらの方で行っています。
糸の太さ考察(移動)
メーカー | 商品名 | 100mあたりの重さ | DMC | コルドネスペシャル #100 | 4.65g | ダルマ
| ダルマレース糸 #80 | 4.76g | DMC | コルドネスペシャル #80 | 5.56g | DMC | セベリア #40 | 7.35g | ダルマ
| ダルマレース糸 #60 | 8.00g | DMC | コルドネスペシャル #40 | 9.09g | 株式会社 元廣 | ミルフローラ #40 | 9.09g | DMC | セベリア #30 | 9.25g | Lizbeth(リズベス) | Size40 | 9.25g | 毛糸ピエロ | Le Cotton #50 | 9.7g | DMC | コルドネスペシャル #30 | 10.53g | 毛糸ピエロ | Aroma Lace(コーン巻き) | 11.11g | オリムパス | 金票 #40 | 11.23g | ダイソー | #40 | 11.4g | オリムパス | プラチナレース糸 #40 | 12.05g | ダルマ | ダルマレース糸 #40 | 12.14g | ダルマ (トーカイ限定?) | エルベレース糸 #40 | 12.16g | ダルマ (パンドラハウス限定) | メゾン・ド・クロッシェ #40 | 12.20g | ダルマ | 紫野 #40 | 12.20g | DMC | コルドネスペシャル #20 | 12.5g | ハイスター | レース糸 #40 | 12.5g | 毛糸ピエロ | コットン・レース糸 40番 | 12.90g | Lizbeth(リズベス) | Size20 | 13.15g | 毛糸ZAKKA | PuPu 超極細 | 13.9g | 天使の毛糸(百均) | クロッシェレース糸 | 13.9g | 毛糸ZAKKA | Loire Cotton(ロワールコットン) | 16.67g | ダルマ | 葵 #30 | 17.24g | DMC | コルドネスペシャル #10 | 18.18g | 株式会社 元廣 | ミルフローラ #20 | 19.05g | ダルマ | スーピマクロッシェ | 21.6g | オリムパス | エミーグランデ | 22.94g | ダイソー | #20 | 25.0g |
上が軽(細)く、下が重(太)い順に並んでいます。 今後、また内容が増えたら、随時追加していくということで。
ってか、コルドネスペシャル#40の細さ(軽さ)がそら恐ろしいんですが(汗) #50の Le Cotton どころか、細糸で名高い Lizbeth をも下回ってる……購入した例のキット、ワークショップで使われていた糸がコルドネスペシャル#40だというお話……そりゃあダイソー糸で試作していたら、なかなか形が取れないはずだよ……
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No.8163
(創作:: タティングレース)
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糸の締め加減って難しい
2017年05月13日(Sat)
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Aroma Lace 糸は金票#40と同程度なんじゃないか疑惑を解消するべく、金票使用でかつあまり時間が掛からなくて、完成サイズが明記されているモチーフを……と探していて、↓これを思い出しました。
■はじめてみよう 手づくりレッスン タティング|Olympus http://www.olympus-thread.com/original/ tedukuri_lesson/2013tatting/
タティングレースを始めてかなり最初の頃にお世話になった、基本技能がしっかり入りつつ、各工程ごとに動画でていねいに指導してくれている、オリムパス公式レシピです。 取り合えずシャトルには両手を広げた長さ×2を巻いて、コーンと繋いだままで開始。 結い終わった段階でシャトルには軸に2〜3巻き残っている程度だったので、糸量の見積もりはおおむねこれで良かった模様。
……ちなみに大人が両手を広げた長さとは「尋(ひろ)」という単位で、一般的には160〜180cmとのこと。しかし私は背が低い上にきっちり指を伸ばしているのではなく、適当に糸を握りながら「いーち、にーい……」と数えているので、両手×1がだいたい140cm弱ぐらいです。ノーマルシャトルに#40をMAX巻きする時の×8回だと、おおよそ11m程度の計算。 とは言え測ってる途中で糸がたるんだりとかもしているので、相当にアバウトだったりしますww
閑話休題。 ちゃちゃっと完成させた結果は、
うーん、縦4.1×横3.7cmというところでしょうか? レシピでは4.5×4cmとなっていますから、ちょーっと小さめですね。かなり緩めに結っているので、さすがにこれ以上大きくはならないでしょうし、やっぱり金票よりも Aroma Lace の方が細いという結論になりそうです。
なお右側は、その最初期に#40の糸を扱う練習として作成したもの。初めてシャトルを持って、半月ぐらいの頃だったでしょうか。 レシピ通りに結っているのに、六角だとどうしても波打ってしまうからと、四角で止めてしまったんでしたっけ。あの時はそれでも、「ようやくレースっぽい物が作れた!」と感動したものでした(懐)
……気がつけば、あれからもう十ヶ月。 早々に飽きるかと思っていたんですが、腱鞘炎っぽいものになりつつも、未だにほぼ毎日シャトルを手にしています。そして糸の在庫が(ry
それだけ続けている割にこれか……という気もしつつ、それでも多少は進歩してきているかな、とかとも己に甘い点をつけてみたりもしたりとか。
昼食後は購入したタティングキットへの挑戦を再開。 「立体的な作品の場合、糸の引き加減を強めに引くようにしてあげると良い」「糸が切れるくらい強く引き締めて〜〜」とのアドバイスをいただいたので、巻糸の締め具合はできるだけそのまま、芯糸を限界までギチギチに締め上げてみました。
結果、長さ8cmほどあったパーツが1.5cmぐらい小さくなり、全体にふっくら丸みを帯びました。 質感もかっちりとしてきて、ふにゃふにゃだった最初に作ったものと比べて、これなら自立してくれそうかも? という印象に。
……もともと私はかなりのキツ手だったのを、タティング始めて五ヶ月ぐらい経った頃に、「初心者は糸を締めすぎて、結び目を潰しがち」という記述を見つけて、意識して緩め緩めになるよう矯正したんですよ。
↑がその時の記録写真。 同じ糸、同じ目数で結ってここまでの差が出るほどに、最初の頃はギュウギュウに締め上げていたのです。 その、意識して直したキツ手を、立体作品を作る場合はあえて行う必要がある、と。 しかも芯糸に巻きつける左手の糸は、現在の緩めのままで。 ううむ、難しい……(−ー;)
そんなこんなで気を配る部分が多かったせいか、本日ひとつ目(通算だと3つ目)のパーツは、途中で繋ぎ場所を間違えていることに、糸を結んで始末して切り落としてから気が付きまして。しかも最後の方は何度もほどいてやり直した上で、ようやく出来上がったと思ったらそのていたらく。 泣く泣く最初からやり直して、どうにか夕食どきまでにひとつ(通算4つめ)を完成させられました。
当初予定では、今日中にふたつ仕上げるつもりだったのになあ(´・ω・`)
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No.8162
(創作:: タティングレース)
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さて、セール期間内に追加購入するかどうかを決めたい、Aroma Lace(アロマレース)糸。 今日も今日とて使い心地を検証していました。
まずは現在ひたすら結い続けているモチーフ繋ぎで使用中、50gで108円と言う激安クロッシェレース糸と外観を比較。
うん、太さからして全然違うww どちらも50g巻きで使用レース針は6〜8号と記載されているにも関わらず、長さが90mも違いますからね……さもありなんというところでしょうか。 ちなみに Aroma Lace は50g巻き450m。金票40番が同グラムで445mだそうですから、それとほぼ同じぐらいなのかな? 金票使ったことないので、実物とは比べられませんが。
そして割とツヤがあり、毛羽立ちは少なめ。撚りもそこそこしっかりしているのが、写真からでも見て取れます。
では昨日に引き続き、実際に結ってみますよーー
いま現在一番結い慣れている、藤重すみさんのマーガレット。リングと渡し糸のみのモチーフです。
んー……細さに対する違和感はないかな。頼りなさすぎで力を入れにくかった Le Cotton を思うと、ほとんどストレスを感じません。 そしてリングリングと続く割りに、糸のねじれも少なめ、かな。 ものすごく結いやすい! という訳ではありませんが、結いにくいと思うこともあまりなかったです。なんというか、ごくごく自然に作業できる感じ。 リング連続のデザインでこれならば、チェインはもっとストレスフリーかもしれませんな。
そしてこのマーガレットのモチーフは、これまでのクロッシェレース糸だと両手を広げた長さ×10回分の長さが必要で、Lサイズシャトルの出番となっていました。 しかしこの糸だと両手×8回分で、↑の通りぴったり結い終わり。これならノーマルシャトルでちょうど良い長さです。 ……ただ本っ当にギリギリで終盤かなり冷や冷やした(シャトルに半端糸巻いてからレース糸を繋いでいなかったら、最後2〜3個のリングは確実に作れなかった)ので、今後同じものを作成する場合は両手×8回にプラスして、最初のリング作成時に左手にかける糸と、段を上がる際のスプリットリング分で5〜60cmぐらいを残して糸玉から切り離した方が、精神衛生上よろしいんじゃないかとか。
そして必要糸長がこれまでの8割程度だった分、完成サイズもかなり小さめに仕上がりました。
右側は最初の試作品で、うっかりリング一個作り忘れていますが……まあサイズを見る分にはさほど問題ないでしょう。ノーミスで作成できた場合でも、おおむね直径11cm前後です。 で、Aroma Lace で作成した左側は、直径おおよそ9cm。
……あれ? レシピ通り??<書籍では金票#40使用で約9cmとなっている。
やっぱりこの糸、オリムパス金票と同じぐらいの太さなんですかね……
細部を拡大すると、こんな感じ。
左上が Aroma Lace の「02.ジンジャー(生成り)」、右上が百均クラシックベージュ。ついでの色比較で、真ん中下が昨日結ったサンプル。Aroma Lace の「03.シナモン(クールベージュ)」。 コーン巻きの状態だと見分けにくい2色でしたが、実際に結ってみると、また印象が変わって見えてきますねえ。これまでの糸と比べた感じでも、よりくすんだ色合いのジンジャー、かなり気に入ってきています。
毛羽も少なめでツヤもいいし、結び目も揃って見える。セール期間中の今なら、コスパもぐんと良い。 買うか……もう買い足しちゃうか??
難点は、これまでに比べて完成サイズがかなり小さくなっちゃうことと、毛羽立ちが皆無じゃないことかなあ。あと「01.ジャスミン」がどの程度ちゃんとしたホワイトなのかとか。
……そもそも既に、使い切るのにどんだけかかるんだってほど糸が溜まり始めている現状がですね……せめて太さとか質感がもうちょい揃っていれば、組み合わせて使うこともできるんでしょうが。 人はこうして深みにハマっていくんでしょうねえ……ふふふ……(遠い目)
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No.8161
(創作:: タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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