よしなしことを、日々徒然に……
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 親子鶴
2017年05月22日(Mon) 
先日、ダイソーレース糸#40を使用して、なんとか作り方をマスターした、あみものOTOKOさんデザインの「願い鶴」。
構造と手順が把握できたので、今度はもっと細い本番用糸で作ってみました。



大小で並べてディスプレイ〜★
大きい方はダイソーの#40ホワイト、小さい方が Aroma Lace のジャスミンを使用しています。目に優しい、ほんのりクリーム色♪
そしてちょっとずるいですが、洗濯のりで最終仕上げしました。
濃い目に溶いたものに浸して、整形して乾燥。最後にアイロンもかけた結果、だいぶ形を保つようになりましたです。



木工ボンドを水溶きしたものも考えたんですけど、洗濯のりならヘタってきたら、アイロンかけたり一度水ですすいでから糊付けし直しとかできるかなあって。
……でもやっぱり先生が作られたもののように、羽がピンと上を向くようにはならないですねえ。難しいものです(´・ω・`)

Aroma Lace の方は糸が細いだけあって、ダイソー製の4分の3ぐらいの大きさ。翼のさし渡しが10cm強というところです。レシピでは単に#40の糸としか指定されていないのですが、ワークショップ体験ではDMCコルドネスペシャルを使用しておられたとのこと。そして完成サイズは8cmぐらいだそうで。
コルドネの細さって、やっぱり半端ねえ……(−ー;)


で、もって。
今回2羽目は、終盤で新しく買ったボビン式シャトルを使用してみたのですが……うーん(汗)
とりあえず思ったことを箇条書き。

メリット
 糸を巻きやすい
 作業中の糸の巻き取りは、思っていたより簡単だった
 前後に切れ目がないので、糸が引っかからない

デメリット
 糸を巻ける量が少ない
 糸を引き出す際に力が必要すぎる(使い込むと改善?)
 前後に切れ目がないため、マジックスレッド糸の結い込みが非常に面倒

ざっとこんな感じでした。
結んでいる最中の違和感はほとんどなかったです。大きさも厚みもこれまでとほぼ変わらないし、角は安定のクロバー仕様だし。

ただ、糸を引き出すのに力がものすごい必要なのが、最大のネックです。
これってボビン式シャトルを買った理由の八割が無駄ってことですよ(汗)<残りは糸が巻きやすいことと、半端糸の管理が楽という点が一割ずつ
思い切り引っ張らないといけないので、糸が痩せる……というよりもはや切れそう(汗)
ボビンに巻かれた糸束の中に、引っ張ってる一本が食い込んでいくんですよ? 怖いわ!

使い込むうちに改善されていくという話も聞きますし、海外製のボビンシャトルなどは、むしろ使い込みすぎると今度はぐるぐる回転して止まらなくなるという例も目にしますし……ううむ。

あと私は糸始末用のマジックスレッド導入糸を結びこむ時、輪にした糸を作業シャトルの軸に引っ掛けて作業してるんですよ。



こんな感じに。
導入糸は軽くより合わせておいたり、結びこむのを2目めからにしたりとかすると、さらに成功率がUPしたりとか。まあそれはさておき。こうやっていっしょにシャトルに引っ掛けることで、無理なく芯糸に添わせて結いこんでいける。それがもう習慣なんですよ。
しかし、前後の継ぎ目がないボビンシャトルでは、この方法が使えない _| ̄|○
しょうがないので角先でちまちま結びこんでいきましたが、これが非常に面倒くさい。駄目じゃん(汗)

そんなこんなで、個人的には……今のところ、積極的に買い足そうとは思えない、かなあという結果でした。
まあしばらくは使って、どの程度ボビンの回転が馴染んでくるかを見てみますけどね。
狙い目はずっとリングのターン……マーガレットのAモチーフだと巻ける糸の長さが足りないから、ここはBモチーフかな……


っていうか、作りたいものや試したいものがいっぱいで、もうひとつの鶴キットの方には、しばらく手がつけられないかもしれません。
昨日の記事にメモしたフリーレシピや、ず〜〜〜っとスタンバイしているチャイナ風モチーフ、金票のサンプル作成もあるし……いやだから鵺〜を……(汗)

まあなんだ、贅沢な悩みですなあ(^ー^;;)ゞ
No.8181 (創作:: タティングレース)


 ボビンシャトル比較
2017年05月21日(Sun) 
昨日買ってきた、クロバーのボビンシャトル(ホワイト)。
さっそくいじりまわしてみました。


大抵のレビューは、多数の先達タッターさん達のブログで為されているので、私としては「ここが知りたい!」と思ったポイントについて上げてみたいと思います。

まずは普通に、横から見た写真。



すべてクロバー社のシャトル。下からノーマル(フローラ)、ボビン式(ホワイト)、Lサイズ(国内向け)です。
ボビンシャトルの長さは、ノーマルなものとほぼ同じぐらい。ただボビンをセットする都合上、少々厚めかつずんぐり目のフォルム。そして前後に継ぎ目がないことが特徴でしょうか。

そしてここからが、私の気になりまくっていたところ。
それは幅と厚みです。



上がノーマルシャトルと比べたところ。下がLサイズと以下同文。
やはりノーマルシャトルよりは微妙に分厚いです。しかしLサイズシャトルと比べてみると、この通りほとんど変わりません。こうやって一緒に持ってみても、ほとんど段差を感じません。

幅の方は、実際に作業をする、つまりボビンをセットした状態で比較してみました。



やはりノーマルシャトル(左)よりは、かなり幅があります。
しかしLサイズシャトル(右)とはほぼ同じか、ちょっと狭いぐらいでした。

ならば、
Lサイズシャトルを問題なく使用できる人であれば、少なくともステッチを作ることに苦労はしない、ということになると思われます。
ただ他所様のレビューによれば、糸を巻ける量はやはり、ノーマルシャトルより少なめらしく。

つまりこのボビンシャトルは、Lサイズシャトルの1.8倍巻けるというメリットを捨て、その代わり糸を巻きやすい&繰り出しや手元の長さの微調整がしやすいという方向へ特化したと考えられるのではないでしょうか。
さらにボビンを交換することで、中途半端に残った糸を捨てずに次を開始できるというポイント。残り糸を巻きっぱなしで保管するにしても、シャトルよりボビンのほうがかさばりませんし。
替えボビンは5個で800円。通常シャトルは同じく5個で1300円ほどしますから、4割引きぐらいのコストで運用できる計算になりますかね?

……ただね、ストッパーの数がですね、少ないんですよ。
ボビンシャトルセット、スペアボビンセットそれぞれに1個ずつしか、ストッパーはついていません。なので作りかけでしばらく放置しておきたい作品にまで、ストッパーを浪費することはできません。
まあ、その場合はボビン部分だけファスナー付き小袋にでも入れて保管しとけって話なのかもしれませんが(苦笑)

あとはやっぱり、糸を出す時は良いけれど、戻す時は面倒くさそうという点でしょうか。
ずっとリングのターンとか、ずっとチェインのターンというデザインの作品に向いているタイプなのかもしれません。

そもそもシャトル2個使用のデザインでは、休ませる方につどストッパーを使いましょうとかパッケージに書かれていますけれど、それも現実的ではありません。2個使用の場合は、片方を通常のシャトルにして、できるだけ糸を戻す回数が少ない方を、このボビンシャトルにした方がいいんじゃないでしょうか。ほら、サブシャトルの方なんて、たいていチェインの巻糸で、たまに外側へリングを作成する程度ですから、巻かなきゃいけない糸が多いくせに、引っ張り出すばかりで戻すことが少ない運用。うん、うってつけかも?


……っていうかぶっちゃけ、私はシャトルワインダー持ってるから、糸巻きにはそんなにストレス感じてないんですよね(苦笑)



今は在庫切れになってますが、たまに1200円という出品があるのです。

B0073C0TVSLACISタティング シャトルワインダー
LACIS

by G-Tools

いつ角先が折れたり、ボビン部分がすり減ってユルユルになるか判らないボビンシャトルと替えボビンセット買うよりも、こっちのほうが安心感あるんだもんなあ。

なら何故にボビンシャトル買ったのかと言われると、たまたま母から手芸店のポイントカード500円分もらっちゃったからなんですよね……もう数日ずれていたら、フラワーワイヤーと金票1玉とで、ちょうど500円ちょいだったのに……(しょぼん)<品揃えが微妙すぎて、他に欲しいものがない店のポイントだった


そして他所様で紹介されていたタッターさんのブログに行ってみたら、すごく素敵なスクエアモチーフのレシピを公開しておられたので、見失わないようにメモメモφ(..)メモメモ

■〈A〉 a ring by 30 stitches 〈B〉 a ring in 30 st...|タティングレースのことばかりになりました。
 http://ameblo.jp/maimaikaito-446/entry-12276294318.html

これ、この間買った青系ミックスの金票で作って複数枚繋いだら、すごい可愛いことになるんじゃないだろうか……(どきどきどき)
あ、色違いの糸で結った場合も公開しておられる。すごい……(目がキラキラ)

■Lizbeth ring 30 stitches . . ご存知...|タティングレースのことばかりになりました。
 http://ameblo.jp/maimaikaito-446/entry-12276070496.html

こういう、複数枚繋ぐと境目に新しい模様が現れるというか、え?どこが中心でどこが繋ぎ目なの?? っていうデザインが大好きなんです。あと丸系より四角が好き。
モックリング使用となると、シャトル2個使い……しかも二色だと糸始末の方法が……ああでもこれ、絶対に楽しいはず〜〜《o(><)o》
No.8178 (創作:: タティングレース)


 さすがは老舗
2017年05月20日(Sat) 
昨日勢いで買ってきた、ダルマの紫野#40レース糸。
さっそくサンプル(「湖の華」周辺モチーフ)を結ってみました。

……あまりの扱いにくさに封印していたハイスターも、シャトルに巻きっぱなしだった残り糸を消費したい目的もあって、ついでに作成。



一番左が、普段使いしているオリムパスのプラチナレース糸です。結び心地はともかくとして、完成品のサイズや見た目はほぼ、ダイソーの#40と同じぐらい(というかメモを見ないと区別がつかないww)
で、そこからだんだん小さくなる順に、ハイスター#40>ダルマ紫野#40> Aroma Lace 極細>メーカー不明の絹穴カガリ糸8番16号。
……100m当たりの重さと完成サイズ、割と食い違ってますね……(単純な重さ比較だと、ハイスター>紫野>プラチナ> Aroma の順になるはず)

以前に撮影したものとも較べると、どちらも Le Cotton #50よりはちょっと大きめで、プラチナレース糸(ダイソー#40)よりも少し小さめ、でしょうか。






とはいえまあ、プラチナ〜紫野あたりまでの#40は、その時の手加減次第で簡単に順番が入れ替わっちゃいそうな程度の微妙な違いです。さすがにクロッシェの大きさと、Le Cotton 以下の小ささは一線を画していますが。
クロッシェはかなり太めのギリギリ#40で、Le Cotton や Aroma Lace が#50って感じですかね。PuPuは太めの#40。
……ただなあ、噂の Lizbeth(リズベス)とかDMCは、番号が二つずつずれてるんじゃないかってぐらい細いらしいんですよね……<20番手が他メーカーの40ぐらいっぽい

やっぱり実際に、しかもこんなモチーフ1枚じゃなく複数のものを作ってみないと、使い心地やサイズなんて判らないんだろうなあ……

なお拡大してみると、こんな感じでした。



ちょっと糸の色に差がありすぎて、左下の紫野(濃いえんじ色)とかはよく見えませんが(汗)
それでも紫野が整っているのは、判るんじゃないでしょうか。
ハイスターも写真で見ると、そこまで悪くはない……んですけどねえ(苦笑)
これぐらいの大きさのモチーフを作るぐらいならなんとか耐えられますけど、大きめのものだとやっぱりストレスが溜まります。リング少なめのチェインぐるぐる系パターンなら、まだ行けるんですが。

以下、結っていて思ったことを列記、

ハイスター #40>
糸割れはほぼなし。ただしリングがかなり閉じにくい。なんというか、摩擦が強くて粘るような感触。お陰で力が必要になり、つい締めすぎてしまう傾向に。あとけっこう糸がねじれます。
毛羽だち多め、結び目はそこそこ綺麗ですが、全体の仕上がりはノーアイロンだとよれ気味。
閉じたリングのこじ開けは、やってやれないこともない。ただしかなり厳しいし糸が傷む。
ミックス糸と言えば聞こえは良いけれど、実際に結ってみるとグラデがほぼなくまだら模様っぽい。正直微妙(−ー;)
個人的にコスパ以外のメリットを感じない上に、それすら百均糸や楽天のセール中に他の糸を買った場合とそこまで変わらない……

ダルマ紫野 #40>
糸割れほぼなし。あちらこちらの感想で「シャリシャリする」とか表現されていましたが、なるほど納得。キシキシとまではいかないけれど、手の脂を取られそうなきしみを感じました。
でもリングは比較的閉じやすかったです。糸を引くと、しーーーって擦れる音がかすかにするし、根元部分でよじれが溜まってつっかかることありましたけど。まあそこは指の押さえ方で乗り切れる程度。シャトルぶら下げてねじれを取る頻度は多かったです。
毛羽立ち少なめ。そして結び目はかなり綺麗で、全体的にかっちり固めの仕上がり。
あと閉じたリングのこじ開けもできました。まだぎっちり締める前だったのもあるでしょうが、他の糸に比べても、ほどきやすい印象でした。
総じて結い心地は、これまで使ってきた糸の中でベスト3を争う感じ。仕上がりもそんな感じ。さすがは老舗のダルマさん。

……最大のネックは価格なんですよねえ(苦笑)
ちゃんとしたものが相応のお値段するのは、ごく当たり前のことなんですけど。

あと、このところシャトル2個使いのものをいくつか作り続けて、ひとつ自分の中のMYルールを定めてみました。いやつまらないことなんですが。
メインシャトルはクロバー社、サブシャトルをダイソー製。
こう決めておくと、作成途中や糸を巻いてる最中に、あれ? どっちがどっちだったっけ?? と悩む頻度が激減します。色が淡いほうをメインにとか考えていると、シャトルの数が足りなくなってピンクとラベンダーをセットにした時とか、「……どっちが淡いっていうんだこれ(汗)」ってなっちゃうんですよね……


で、もって。
夕方に両親が買い物に行くと言うので、付き合って出かけてきた私の手元には、ただ今このようなものがあったりするんですが……



勢いって、怖いですよねえ……ふふふ……ふふふふふ……(遠い目)
No.8175 (創作:: タティングレース)


 挑戦できるのが
2017年05月19日(Fri) 
……いつになるのか判りませんが。
駐車場二台分ぐらいしかないし、普段の行動範囲からは外れているしでなかなか行けない、小売もしている卸問屋へ、駄目元で足を運んでみたのですよ。
したらば、



あったーーーっっっ(喜)
造花を作ったりするのに使うらしい、表面に紙を巻いた地巻きワイヤーたらいう代物です。
たいていは200本で1パック、しかも通販だとメール便不可で送料600円とかしています。しかしこれは40本入りで驚きの150円、さらにレジで一割引き★
あんまり嬉しかったのと、せっかくここまできたのだからと、数色並んでいたダルマの紫野(色番16)もレジへ持って行ってしまいましたww あのテンションだったら、並んでさえいえれば金票だって持っていったのに、いったのに……(しょぼん)<店の人に訊いたけどなかった

ちなみに紫野や金票は、送料抜きで購入しても、ダイソー糸の6倍ぐらいの値段でっす。だんだん感覚が麻痺してきてるなあ(苦笑)<お金と場所を取らないからという理由でレース編みを始めたはず

で、何故いきなりフラワーワイヤーなんぞを購入したのかというとですね。
一緒に写っている写真の鶴。先日購入したタティングレースの折り鶴キット2種類のうち、むしろこっちが本命! という方に、使用するからなのです。
もちろんキットには、ワイヤーが付属していました。しかもちゃんと必要な大きさ、形にカットして整えてあるものがです。

 駄菓子菓子

私が最初の一回で、いきなり成功させられるか? 仮にきちんと結べたとしても、サイズ通りに仕上がるのか!?
答えはもちろん、聞くまでもありません。

さらにはどうせなら、色違いとかにだって挑戦してみたい。大きさが揃わないのなら、糸を変えて大小にして、夫婦か親子で並べてみるのも面白いだろう。
それにはワイヤーがもっと必要なのだYO! と。

なお作者様であられる あみものOTOKO先生にうかがってみたところ、色違いのものを作成する場合は、油性ペンでワイヤーを塗ると良いとのことです。
わあ、そりゃ確かに道理だけど、なんだかどんどん「レース」というものから遠ざかってる気がするww

鶴をひとつ作成するのに、ワイヤーはおそらく5本必要。
失敗を繰り返したとしても、5〜6羽は挑戦できるはず。なおそのお店では、200本入だと450円でした。タティングレースとワイヤーアートを組み合わせると、またいろいろバリエーションが広がるとのことで。……仮に味を占めても、まあ大丈夫なお値段かな……<通販なら送料だけで越えちゃう価格

って、他にも作りかけやら作りたいものがいっぱいあるので、これに着手できるのがいつになるかは判らないんですけどね!
一種類目の鶴だって、まだ本番糸での作成に入ったばかりなんだし(苦笑)


そもそも二話目の連載を開始した「鵺〜」の続きを、なんとかしないと。
私は下書きができてから最終推敲までに何ヶ月も必要とするタイプなので、本気でストックがやばいのですよ(滝汗)
第一話を書いた後に続けて書いた拍手用SSは、この2話目に手を付けたらなんだか整合性が取れなくなっちゃって、そこらへんを合わせるためにはさらに3話目まで行かなきゃな状態になって宙に浮いちゃってたりとかですね。してまして。

……っていうか、ここ数年この覚え書きをご覧になって下さっている方の、果たして何パーセントがうちを「オリジナル小説サイト」だとご存知でいらっしゃることやらww
ええ、うち、小説メインサイトなんですよ、実は。このブログはあくまでサイトの中の1コンテンツ。日常のつぶやきと更新記録と、あと読書メモに使っていただけのはずなのに……いまではもっぱらハンドメイドと電脳関係の記事が、うちのHPで一番アクセスがあるという(遠い目)

それもこれも、思いついたこと、興味を惹かれたことに片っ端から手を出す、私の自業自得なんですがね……
No.8174 (創作:: タティングレース)


 余裕がないと落ち着かないんです
2017年05月17日(Wed) 
まずは昨日の記事にも追記しておきましたが、タティングレースの「折り鶴(願い鶴)」について。
あみものOTOKOさんにさらにご指導をいただいた結果、羽の向きをアーチ方向に整えることにも成功しましたvv



気分次第でどちらも選べる仕様なのだそうです。
羽をアーチ状にするコツは、首と尾の根元にあるリングがテーブル面に接するぐらいにぐっと押し付けて、頭と尾を胴体の方に向けて押し付けてやることな模様。

しっかし、ほんとに完成度高いですな、このデザイン……(嘆息)

■新作 「 折鶴   つるの恩返し 」 完成 - あみものOTOKO
 http://blog.goo.ne.jp/takakei2009/e/
c3f99ecae18ce5d36d33d351aa6d55cf


そして話は変わる……ような、変わらないような(どっちだ)

いえね、昨日の記事の最後で触れていましたが、新しい(?)糸が届いたのですよ。
ほら、先日購入してなかなか具合が良かった、Aroma Lace 糸です。


セール期間は16日の朝九時まで。買おうか、どうしようか……ええい、せっかくの60%引きなんだから、さっさと買っちまえ! と(苦笑)
そんなこんなで、セール終了間際に駆け込みで追加購入してしまっていたのでした(^ー^;;)

届いたのは三色・四ロール。



左から「01.ジャスミン(アイボリー)」×2本、「02.ジンジャー(やさしい生成り色)」をもう1本、そして「16.ブラックペッパー(ブラック)」です。

……ジャスミンって、うちのモニターではもっと白に近い……うっすらオフホワイトぐらいかなあと思ってポチったんですよ。レース糸で白って、やっぱり基本として普通あるじゃないですか? このシリーズには真逆方向のブラックだってラインナップされてるんですし。
しかしいざ実物を見てみたら……むしろ、これ「13.カモミール(クールなレモン色)」なんじゃね? ってぐらいに黄味がかった色でした。

って言うかこの色、ダイソーの生成りにそっくりかもしれません。
前回購入した「03.シナモン(クールベージュ)」とも合わせて並べると、こう。



左側の白い玉が、オリムパスのプラチナレース糸・ホワイトです。比較するとかなりクリームがかっているのがお判りになるかと。
そして上に乗ってるピンクのシャトルに巻かれているのが、ダイソーの#40生成り。ジャスミンとそっくりです。

……うーん、これはこれでクリーム色が可愛いんですが、私が求めていたのはやっぱりレースの枕詞とも言える、純白だったんですよねえ。基本は白、アンティークっぽく見えるベージュ系も面白い。なんだかセクシー(笑)な印象の黒は、ちょびっと試してみたい好奇心が、というのが私のレース編みの好みなんです。

って、なら色がはっきりしないものをまとめ買いすんなと言う、実に当たり前の話でもあるんですが(^ー^;;)
なんというか個人的に、糸を買う時はある程度まとまった量じゃないと、落ち着かないタチなんですよ。一度に買ったほうが送料もお得になりますし、今回はまたセール終了が近かったですし。

え? 50g巻きなら一本あればそれで充分だろうって?
いやいや、そんなことないんですよ。
だって、ねえ……?



ここ一ヶ月ほど、テレビ見ながらとかお昼休みにとか、あるいは病院の待ち時間になどちまちまと結び続けている、藤重すみさんの「マーガレットのスカーフ」。繋ぎ方を変えてドイリーにしようかなバージョン。 ※載せてある文庫本は大きさの参考です

モチーフAを16枚・Bを9枚繋いだ状態で、既に百均のクロッシェレース糸の50g玉がひとつ、終わりが見えてきてるんですが(画面右下。左が手を付けていない新品状態)。
まあ、芯が見えてからもけっこう保ちますし、あと一列ぐらいは結えると思うんですが、逆に言えばそれで1玉終わっちゃうんですよ? レシピではAモチーフを2列×10=20枚と、Bモチーフを9枚で、必要量・金票30gになってたのに……

母からは、「小さい物たくさんじゃなくて、できるだけ大きいのを、どーんとひとつ作ってよ。応接のテーブルにかけるから」とリクエストされていましてですね。
これをこのまま次の糸玉に移行して続けていくか、少し小さめになることを考慮しても、Aroma Lace で改めて作り直そうか。そんなことを考えていると、50gなんて、なくなる時にはなくなっちゃうんじゃね? セール終わったら送料込で1本1000円行くよ? 気軽に買い足せねえって! とか思って来ちゃって(汗)

実際、メイン使用しているプラチナレース糸も、最初に買った50g玉がなくなって、買い足した200g玉もだいぶ小さくなってきてますし……

そんなこんなでぐ〜るぐ〜るしているうちに、なんかもう、悩んでるならさっさと買って楽になれよ……って<人はそれを面倒になったという

まあ、そんな訳で。
今回のセールで購入したのは、合計でこれだけになりました。



50g巻が6本で300g。二度に分けて買ったので送料が余分にかかりましたけれど、それでも全部で2544円。ダイソー糸のおよそ1.6倍、百均のポケットレース糸よりむしろ安い計算。
しかも溜まってたポイントを使用したので、実質払ったのは1400円ほどだし。
地元手芸店で金票買おうとしたら、5玉(50g)で終わる値段ですよ。
しかもこの糸自体、そもそもの定価で買ったら送料一回分でも五千円近いと思うと、やっぱりポチって正解……だったんだよなあ。うん。

ああでも毛糸ピエロさんには、ぜひ白、せめてアイボリーじゃなくオフホワイトの新色を足して欲しかとです(´・ω・`)
No.8167 (創作:: タティングレース)


 でーきーたーぞーー へ(^○^へ)(ノ^○^)ノ
2017年05月16日(Tue) 
着手してちょうど一週間。
作成途中のものは写真公開不可ということで、進捗状況をお伝えできずにおりましたが……ついに、ついにここまで出来ましたーーーvv



ホビーショー期間中限定販売だった、あみものOTOKOさんちの折り鶴キット(願い鶴バージョン)。
ひとまず形になりましたZEーーーーッ(喜)

■楽しむしかないですねえ〜 - あみものOTOKO
 http://blog.goo.ne.jp/takakei2009/e/
cceae091177f7b073042b4e3d70c18a7

いやあもう本当に、ここまでたどり着くのに、はたしてどれほどの紆余曲折があったことか、語り尽くせませんことですよ ・゜・(ノ▽`)・゜・
「分からない部分は遠慮なくお問い合わせ下さい」のお言葉に甘えて、あみものOTOKOさんにメールで質問しまくり。
それでも羽部分だけで三回は作り直しましたよ……ふふふ……<最初はフニャフニャのだわんだわんだった



キットについている写真など、ちっちゃいこともあって肝心な部分の詳細が判らない(><) と頭を抱えていたのですが。うんなるほど。実物の写真を撮ろうとして初めて判る。これどの角度から撮影しても、要のところが見えんッスわww

まだまだ各要素が歪んでるとか締め具合が揃っていないとか、いろいろ改善すべき点は山のようにありますが……ひとまずだいたいの作り方は把握できたと思います。あとは反復あるのみだぜ、っしゃーーーー!

っていうかそれ以前にまず、ちゃんとした糸で作らないと(^ー^;;)<これはダイソーの#40を使用している

大きさは、翼を広げた状態で翼長14cm・体長11cmぐらい。



そしてなんとこいつは……



畳めますww
畳んだ状態では、体長9cm前後・羽の先端までは7cm弱。

正直、写真を拝見して思っていたより、かなり大きかったです。
まあ、糸が太いせいもあるのでしょうが<作成体験ではDMCの#40を使っていたらしい

それにしても、これだけしっかりした立体でありながら、無理なく畳むこともできるデザインって、ほんとにすごいですよね(しみじみ)
しかも各部のパターンとか目数が、割と共通していて覚えやすいんですよ。まさに計算され尽くした、これぞ洗練と呼ぶにふさわしいデザイン!

いやあ、あみものOTOKOさん、すごすぎます……


2017/05/17 追記:
あみものOTOKOさんにさらにご指導いただいた結果、羽の向きをアーチ方向に整えることにも成功しましたvv



気分次第でどちらも選べる仕様なのだそうです。
ほんっとに完成度高いですね、このデザイン……(嘆息)



さらに本日は、また新しい(?)糸が手元に届いていたりするのですが……まあそれはまた別の記事にて(苦笑)
No.8165 (創作:: タティングレース)


 糸の太さ考察
2017年05月14日(Sun) 
このところ、計算機片手にあちこちのメーカーの糸の細さを比較していまして。
実物を使ってみないと正確なところなど判らないのは承知のうえですが、いちおうひとつの目安として、100mあたりで何グラムあるかを計算してみてですね……<理論的には軽いほうが細いはず

で、だんだん結果がごちゃごちゃしてきたので、ここにまとめておきます。

2018/09/13 追記:
新ブログへの以降に伴い、新しい情報の追加はそちらの方で行っています。

 糸の太さ考察(移動)

メーカー商品名100mあたりの重さ
DMCコルドネスペシャル #1004.65g
ダルマ
ダルマレース糸 #804.76g
DMCコルドネスペシャル #805.56g
DMCセベリア #407.35g
ダルマ
ダルマレース糸 #608.00g
DMCコルドネスペシャル #409.09g
株式会社 元廣ミルフローラ #409.09g
DMCセベリア #309.25g
Lizbeth(リズベス)Size409.25g
毛糸ピエロLe Cotton #509.7g
DMCコルドネスペシャル #3010.53g
毛糸ピエロAroma Lace(コーン巻き)11.11g
オリムパス金票 #4011.23g
ダイソー#4011.4g
オリムパスプラチナレース糸 #4012.05g
ダルマダルマレース糸 #4012.14g
ダルマ
(トーカイ限定?)
エルベレース糸 #4012.16g
ダルマ
(パンドラハウス限定)
メゾン・ド・クロッシェ #4012.20g
ダルマ紫野 #4012.20g
DMCコルドネスペシャル #2012.5g
ハイスターレース糸 #4012.5g
毛糸ピエロコットン・レース糸 40番12.90g
Lizbeth(リズベス)Size2013.15g
毛糸ZAKKAPuPu 超極細13.9g
天使の毛糸(百均)クロッシェレース糸13.9g
毛糸ZAKKALoire Cotton(ロワールコットン)16.67g
ダルマ葵 #3017.24g
DMCコルドネスペシャル #1018.18g
株式会社 元廣ミルフローラ #2019.05g
ダルマスーピマクロッシェ21.6g
オリムパスエミーグランデ22.94g
ダイソー#2025.0g

上が軽(細)く、下が重(太)い順に並んでいます。
今後、また内容が増えたら、随時追加していくということで。

ってか、コルドネスペシャル#40の細さ(軽さ)がそら恐ろしいんですが(汗)
#50の Le Cotton どころか、細糸で名高い Lizbeth をも下回ってる……購入した例のキット、ワークショップで使われていた糸がコルドネスペシャル#40だというお話……そりゃあダイソー糸で試作していたら、なかなか形が取れないはずだよ……
No.8163 (創作:: タティングレース)


 糸の締め加減って難しい
2017年05月13日(Sat) 
Aroma Lace 糸は金票#40と同程度なんじゃないか疑惑を解消するべく、金票使用でかつあまり時間が掛からなくて、完成サイズが明記されているモチーフを……と探していて、↓これを思い出しました。

■はじめてみよう 手づくりレッスン タティング|Olympus
 http://www.olympus-thread.com/original/
tedukuri_lesson/2013tatting/

タティングレースを始めてかなり最初の頃にお世話になった、基本技能がしっかり入りつつ、各工程ごとに動画でていねいに指導してくれている、オリムパス公式レシピです。
取り合えずシャトルには両手を広げた長さ×2を巻いて、コーンと繋いだままで開始。
結い終わった段階でシャトルには軸に2〜3巻き残っている程度だったので、糸量の見積もりはおおむねこれで良かった模様。


……ちなみに大人が両手を広げた長さとは「尋(ひろ)」という単位で、一般的には160〜180cmとのこと。しかし私は背が低い上にきっちり指を伸ばしているのではなく、適当に糸を握りながら「いーち、にーい……」と数えているので、両手×1がだいたい140cm弱ぐらいです。ノーマルシャトルに#40をMAX巻きする時の×8回だと、おおよそ11m程度の計算。
とは言え測ってる途中で糸がたるんだりとかもしているので、相当にアバウトだったりしますww


閑話休題。
ちゃちゃっと完成させた結果は、



うーん、縦4.1×横3.7cmというところでしょうか?
レシピでは4.5×4cmとなっていますから、ちょーっと小さめですね。かなり緩めに結っているので、さすがにこれ以上大きくはならないでしょうし、やっぱり金票よりも Aroma Lace の方が細いという結論になりそうです。

なお右側は、その最初期に#40の糸を扱う練習として作成したもの。初めてシャトルを持って、半月ぐらいの頃だったでしょうか。
レシピ通りに結っているのに、六角だとどうしても波打ってしまうからと、四角で止めてしまったんでしたっけ。あの時はそれでも、「ようやくレースっぽい物が作れた!」と感動したものでした(懐)

……気がつけば、あれからもう十ヶ月。
早々に飽きるかと思っていたんですが、腱鞘炎っぽいものになりつつも、未だにほぼ毎日シャトルを手にしています。そして糸の在庫が(ry

それだけ続けている割にこれか……という気もしつつ、それでも多少は進歩してきているかな、とかとも己に甘い点をつけてみたりもしたりとか。


昼食後は購入したタティングキットへの挑戦を再開。
「立体的な作品の場合、糸の引き加減を強めに引くようにしてあげると良い」「糸が切れるくらい強く引き締めて〜〜」とのアドバイスをいただいたので、巻糸の締め具合はできるだけそのまま、芯糸を限界までギチギチに締め上げてみました。

結果、長さ8cmほどあったパーツが1.5cmぐらい小さくなり、全体にふっくら丸みを帯びました。
質感もかっちりとしてきて、ふにゃふにゃだった最初に作ったものと比べて、これなら自立してくれそうかも? という印象に。

……もともと私はかなりのキツ手だったのを、タティング始めて五ヶ月ぐらい経った頃に、「初心者は糸を締めすぎて、結び目を潰しがち」という記述を見つけて、意識して緩め緩めになるよう矯正したんですよ。



↑がその時の記録写真。
同じ糸、同じ目数で結ってここまでの差が出るほどに、最初の頃はギュウギュウに締め上げていたのです。
その、意識して直したキツ手を、立体作品を作る場合はあえて行う必要がある、と。
しかも芯糸に巻きつける左手の糸は、現在の緩めのままで。
ううむ、難しい……(−ー;)


そんなこんなで気を配る部分が多かったせいか、本日ひとつ目(通算だと3つ目)のパーツは、途中で繋ぎ場所を間違えていることに、糸を結んで始末して切り落としてから気が付きまして。しかも最後の方は何度もほどいてやり直した上で、ようやく出来上がったと思ったらそのていたらく。
泣く泣く最初からやり直して、どうにか夕食どきまでにひとつ(通算4つめ)を完成させられました。

当初予定では、今日中にふたつ仕上げるつもりだったのになあ(´・ω・`)
No.8162 (創作:: タティングレース)


 検証作業中
2017年05月12日(Fri) 
さて、セール期間内に追加購入するかどうかを決めたい、Aroma Lace(アロマレース)糸
今日も今日とて使い心地を検証していました。

まずは現在ひたすら結い続けているモチーフ繋ぎで使用中、50gで108円と言う激安クロッシェレース糸と外観を比較。



うん、太さからして全然違うww
どちらも50g巻きで使用レース針は6〜8号と記載されているにも関わらず、長さが90mも違いますからね……さもありなんというところでしょうか。
ちなみに Aroma Lace は50g巻き450m。金票40番が同グラムで445mだそうですから、それとほぼ同じぐらいなのかな? 金票使ったことないので、実物とは比べられませんが。

そして割とツヤがあり、毛羽立ちは少なめ。撚りもそこそこしっかりしているのが、写真からでも見て取れます。

では昨日に引き続き、実際に結ってみますよーー



いま現在一番結い慣れている、藤重すみさんのマーガレット。リングと渡し糸のみのモチーフです。

んー……細さに対する違和感はないかな。頼りなさすぎで力を入れにくかった Le Cotton を思うと、ほとんどストレスを感じません。
そしてリングリングと続く割りに、糸のねじれも少なめ、かな。
ものすごく結いやすい! という訳ではありませんが、結いにくいと思うこともあまりなかったです。なんというか、ごくごく自然に作業できる感じ。
リング連続のデザインでこれならば、チェインはもっとストレスフリーかもしれませんな。

そしてこのマーガレットのモチーフは、これまでのクロッシェレース糸だと両手を広げた長さ×10回分の長さが必要で、Lサイズシャトルの出番となっていました。
しかしこの糸だと両手×8回分で、↑の通りぴったり結い終わり。これならノーマルシャトルでちょうど良い長さです。
……ただ本っ当にギリギリで終盤かなり冷や冷やした(シャトルに半端糸巻いてからレース糸を繋いでいなかったら、最後2〜3個のリングは確実に作れなかった)ので、今後同じものを作成する場合は両手×8回にプラスして、最初のリング作成時に左手にかける糸と、段を上がる際のスプリットリング分で5〜60cmぐらいを残して糸玉から切り離した方が、精神衛生上よろしいんじゃないかとか。

そして必要糸長がこれまでの8割程度だった分、完成サイズもかなり小さめに仕上がりました。



右側は最初の試作品で、うっかりリング一個作り忘れていますが……まあサイズを見る分にはさほど問題ないでしょう。ノーミスで作成できた場合でも、おおむね直径11cm前後です。
で、Aroma Lace で作成した左側は、直径おおよそ9cm。

……あれ? レシピ通り??<書籍では金票#40使用で約9cmとなっている。

やっぱりこの糸、オリムパス金票と同じぐらいの太さなんですかね……

細部を拡大すると、こんな感じ。



左上が Aroma Lace の「02.ジンジャー(生成り)」、右上が百均クラシックベージュ。ついでの色比較で、真ん中下が昨日結ったサンプル。Aroma Lace の「03.シナモン(クールベージュ)」。
コーン巻きの状態だと見分けにくい2色でしたが、実際に結ってみると、また印象が変わって見えてきますねえ。これまでの糸と比べた感じでも、よりくすんだ色合いのジンジャー、かなり気に入ってきています。

毛羽も少なめでツヤもいいし、結び目も揃って見える。セール期間中の今なら、コスパもぐんと良い。
買うか……もう買い足しちゃうか??

難点は、これまでに比べて完成サイズがかなり小さくなっちゃうことと、毛羽立ちが皆無じゃないことかなあ。あと「01.ジャスミン」がどの程度ちゃんとしたホワイトなのかとか。


……そもそも既に、使い切るのにどんだけかかるんだってほど糸が溜まり始めている現状がですね……せめて太さとか質感がもうちょい揃っていれば、組み合わせて使うこともできるんでしょうが。
人はこうして深みにハマっていくんでしょうねえ……ふふふ……(遠い目)
No.8161 (創作:: タティングレース)


 こうして沼へ嵌ってゆく
2017年05月11日(Thr) 
まーたネット上をうろうろしていて、こんなものを見つけてしまったのですよ。


Le Cotton と同じ、そしてPuPuの毛糸ZAKKAストアーズとは姉妹店なのかな? な、毛糸ピエロさんの決算セールにて、60%OFF。50g巻きで定価734円が、今なら294円ですよ、お嬢さん。
送料390円を入れても、2本(100g)買えば、グラム単価はダイソー糸の倍もしないじゃないですかvv むしろポケットレース糸よりも安いぐらい。

私が本番糸として普段使いしているオリムパスのプラチナレース糸でさえ、200gで送料込1600円ほどでしたから、4本買うとちょうど同じ程度のお値段。

……最近、50gで108円という百均の中でも馬鹿安な糸でベージュ色のモチーフつなぎを続けているのですけれど、これがなかなか雰囲気あってですね。
純白の繊細で汚れなきTHEレース! も良いけれど、ちょっとくすんだアンティーク調も良いなあ。プラチナレース糸の生成りを買い足してみようかしら。でも生成りじゃ薄くて物足りないかもしれないし、もっとしっかりしたベージュ色なのか確認してみたい……とか思っていたんですよ。
そこに、16色展開のこれな訳です。

セールは16日まで。
そして手元にはちょうど楽天ポイントが。

はい、お約束ーーーww



とりあえず「02.ジンジャー(やさしい生成り色)」と、「03.シナモン(クールベージュ)」の二色を購入してみました。
普段使っているプラチナレース糸(白)と、百均の50gで108円のクラシックベージュと並べてみると、↑こんな感じです。

正直肉眼では、並べてまじまじと見比べないと、ジンジャーとシナモンの見分けがつきません(苦笑)
ロールで見た感じでは、薄いジンジャーの方が、現在使用しているクラシックベージュには近いですかね?



拡大。
一本一本は見るからに細いです。そして肉眼でも判るロープ状の撚り。
100mあたりのグラム数は 11.11gですから、11.4gのダイソー#40、11.23gの金票#40よりも気持ち細めということでしょうか(ダイソー糸の長さ及びグラム表記は、あまり当てになりませんが)。
これまでの数少ない経験からすると、むしろこういうふうにロープ状になっている方が、タティングレースの作業はしやすいように思います。

ではではさっそく、恒例のサンプルを作成★

聖光院有彩さんデザイン、「湖の華」の周辺モチーフです。
……今さらですが、#40相当の糸だとざっくり両手を広げた長さ×3弱を、両側から均等にシャトルへ巻いていくと、ちょうど良い感じです。どちらかの糸が足りなくなった場合は、糸を交差させてシャトルスイッチで調整する、と。



大きい順に左から、

 50gで108円 激安百均糸 レース針6〜8号
 普段使いのオリムパス プラチナレース糸 #40
 毛糸ピエロ Le Cotton #50
 毛糸ピエロ 今回購入した Aroma Lace 極細
 メーカー不明 絹穴カガリ糸 8番16号

百均糸と今回の糸とで、直径がおよそ1cm違いますね……オリムパスの糸(ダイソーの#40とほぼ同じ)と比べても、かなり小さめの仕上がり。
販売ページでは「#45〜くらい」とありましたが、#50の Le Cotton よりも微妙に小さく仕上がりました。まあ Le Cotton は、糸が柔らかくて頼りなかった分、緩め緩めに結ったのが理由のひとつかもしれませんが。



こちらも拡大。
下側の真ん中が、今回購入した Aroma Lace 。濃いほうのシナモンカラーです。

こうして拡大して並べると、それぞれの差がよく判りますね。
最近気に入って結っていた百均糸(左上ベージュ)は、やはり太い上に毛羽立ちが目立ちます。しかし結い心地はすごく良いんですよね、これ。糸が丈夫なので割れも少ないし、すべりも程よくリングを閉じる時のストレスが少ないです。何よりコスパが最高。練習や実用品用として、惜しげの欠片もありません。

普段使いの本番用。オリムパス プラチナレース糸(左下ホワイト)は、きれいだし繊細だけど微妙に結び目が揃ってないというか、潰れて見えにくい感じ。毛羽は少なめ、糸割れもほどほど。しばしばねじれるので、シャトルぶら下げ頻度多。全体的な結い心地は悪くないけれど、こうして完成品を近くから見ると、ちょっと……うーん(悩)

Le Cotton(右上ダークグレイ)は、すごく細くて柔らかく、仕上がりは繊細になります。結び目もそこそこきれいに揃う。反面扱いが非常に難しく、撚りが甘いせいで糸割れしまくり。っていうか結ってる途中でただの糸束になっちゃうこともしばしば。なので失敗するとめっちゃほどきにくい。ピコも頻繁にバラけるため、あまりタティングには向かないんじゃないかと。

絹穴カガリ糸(右下えんじ色)は、もう言うことありません。
結い心地抜群。何の抵抗もなく閉じられていくリングはそら恐ろしいほどですし、毛羽立ちなんか欠片もない。適度なハリに、ツヤツヤでピカピカの仕上がり。結び目もそこそこ綺麗。ただしすべりが良すぎて、締め具合を揃えるのが難しいか。
なお、お値段の方も抜群(苦笑)
私のようななんちゃってタッターが手出ししてはいけない糸ですww


で、今回の Aroma Lace(真ん中下 濃いベージュ)。
結い心地はそこそこ。細め糸なので繊細な仕上がり。ピコから引き出す時などたまに糸割れはしますが、まあ許容範囲内。リングを閉じる時に必要な力はそれなり。毛羽、ほとんどなし。間違えて閉じたリングのこじ開けできました。ほどいた糸の縮れ具合もほどほどで、そんなに痩せていない。結び目の揃い具合もまあまあ。

総じて、ここがすごい!と絶賛できる点もない代わりに、ここが微妙というマイナスポイントもこれと言ってなし。まあ、まだモチーフひとつ作成しただけの感想ですが。

……あれ、もしかしてこれって、理想なんじゃね?<すべての点が平均値に近いほど優秀という説が


何かしらもう2〜3試し結いしてみて、この印象が変わらないようであれば、セール終了前にまとめて買い足してもいいかな、とか思っています。
薄めの方であるジンジャーをもう一巻きと、あとやっぱりスタンダードな白が欲しいのでジャスミンを狙いたいのですが……アイボリーってことは真っ白じゃなくて、ちょっと黄味がかってるんですかね……? そして01ジャスミン、02ジンジャーと続くのなら、次はケリーかダイアナであって欲しいと思ってしまうオタク心がww

ともあれ、この糸に合いそうなデザインはどれかにゃー
前々から挑戦してみたくて編み図を用意している中華風のドイリーは、もっちりしたPuPu糸の濃い色が映えそうだしなあ。
むしろ比較対象にするのなら、前に作成したことのある物のほうが良いのか。リングとチェインが程よく混在していて、あまり時間をかけずに作れるものとなると、うーん……(悩)
No.8160 (創作:: タティングレース)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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