メル兄は二期に回想シーンで登場希望
2015年09月14日(Mon)
今週のアニメ「アルスラーン戦記」23話「聖マヌエル城の攻防」。 完全アニメオリジナル展開でやってまいりました、聖マヌエル城の戦い<原作では銀仮面あそこにいないし、攻城戦ですらなかった。そもそもエトワール自体、この戦いこそが初登場。 ファランギースとアルフリードの会話「殿下はパルスを麗しの王土に〜」があったのは、嬉しかった! アルフリードが、単にナルサスにくっついてきてる訳ではなく、ちゃんとアルスラーン自身に忠誠を抱き始めてるのが語られてて良かったです。 あとジャスワントとザラーヴァントも、いちおう歩み寄ってましたね。……ってか、あそこまで大人な対応を見せたジャスワントに、まだツンデレで返すかザラーヴァント(苦笑) トゥースの鉄鎖術も出たし、イスファーンもそれなりに活躍してた。 そしてここで駆けつけるか、クバード! あんたペシャワールに向かってたん違うの? あ、それともあれってもしかして、戦場じゃなくペシャワールから聖マヌエル城に向かってる途中の使者を助けた構図なのか?? まわりに兵士ほとんどいなかったし。 ……ってか、どっちにしてもこれで、自称パルスで二番目に弓のうまい男の登場が消えたってことですか、そうですか _| ̄|○ 地下道で戦うサームとキシュワードの苦労症対決。 言い返しようもない正論で激昂するキシュワードに対し、サームはもう積んできた経験の差ぐらいしか誇れる部分がないぞ。やっぱりこの人、気の毒すぎる。 そして「え、ザンデここで死ぬの!?」と思ったら、すでに半ば存在を忘れられつつあっただろう、魔道士登場。回収していきました。残りあと2話でこの展開ってことは、次シーズンを期待してもいいですよね? ね!?……まさか、ザンデがトゥラーン王やアンドラゴラさんの代わりに、あのへんの宿主にされたりしないだろうな(汗) でもって。 最大のポイントはやはり、エトワールがついに真実を知った!! なんでしょうが。 アルスラーンが思いのほか落ち着いてましたね。すっかり王族としての自覚と貫禄が出て(ホロリ) まあエトワール = 先日の女の子とは認識してないからってのもあるんでしょうが。 エトワール自身は、自分が敵国王太子の背中を押したと知って、次回どう反応するんでしょうね。彼女のキャラ自体が良い意味で原作とはまったく別物になっているので、この部分はまったく展開が読めません。来週を素直に楽しみにしています。……しかしエトワール、遠目でエラムを見つけて、いくら以前は顔の下半分隠してたからって、服装体格装備雰囲気そのまんまなのに、なんで「おぼっちゃん」の護衛してた少年だとは気付かず、「王都で女装してた怪しげな奴」という認識しかしないんだろう。 ペシャワール侵入時の回想シーンと言い、アニメスタッフはアルスラーンが聖典もらったあの二度目の邂逅を、すっかり忘れてるとしか思えないのがちょっと。オリジナル展開は面白ければ別に良いけど、ちゃんと整合性はとっとこうよ…… あといい加減、ルシタニア兵の前で「ヒルメス王子」を大声で連呼する脳筋が(−ー;) 銀仮面卿も、ルシタニア兵相手に二枚舌どころじゃないめちゃくちゃな演説 《 アジ 》 かましてましたし。あんな自分だけが大事なキ●ガイに即位されても、とてもじゃないが落ち着いてまともな統治できるようになるとは思えんよ……>サーム 次回は王太子軍が聖マヌエル城に突入し、アルスラーン&ダリューンとヒルメス王子が対峙する模様。 なんか予告の作画がかなり崩れてる気が(汗) ここからあと2話で、どうやって一段落つけるんだろう……自称パルスで二番(ryが登場しなかったことと言い、このペースだと確実に楽士の帰参が最終回に間に合わなそうなことと言い、先行きがめさめさ不安です。 いっそ追いつめられたヒルメスが魔道士の助けで聖マヌエル城を見捨てて脱出 → そのまま魔道士にそそのかされ、ザンデとともにデマヴァント山へ。 そこで蛇王の片鱗が見えつつ、王都でアンドラゴラさんが動き始め、国境にはトゥラーン軍が押し寄せてきて、さあ局面が大きく動くぞどうなる!? で、以下続くってあたりになるのかなあ…… まさか、この期に及んで第2シーズンなしとか言わないよね、アニメスタッフさん? あと、母のパソコンを借りて編集した120〜200MB×24ファイルの大容量データを、無線LAN経由で自分のマシンに移そうとしたら、あまりにも速度が遅く。かろうじて1個コピーできた段階で、ブチ切れてキャンセルかけました。 そして二階の自室から外付けHDDをACアダプターごと持って降りて、母のマシンにドライバインストール(USB挿すだけ)。直接コピーしてみたら、20MB/秒でさくさく保存できました。さすがはUSB2.0! 無線LANの時は、200KB/秒とか表示してましたからね……ざっくり概算でも100倍の速度って(汗) ともあれわざわざ机の下に潜り込んで配線外してまで、外付けHDDを移動させた甲斐はあったかと。
No.7095
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なんでも取っておくものだ
2015年09月06日(Sun)
わざわざ月額有料契約してスマホにインストールした、ソフト●ンク推奨のウィスル対策アプリ「スマートセキュリティ powered by McAfee 」。 それが数ヶ月前から「新しいアップデートがあります」と毎回警告が出るくせに、「アップデートする」をタップすると文字化けした謎ページに飛ばされてしまい、にっちもさっちもいかないということが続いておりました。 ネットで調べてみると、いつの間にか Google Play からのダウンロードができなくなっており、標準搭載アプリであるスマセレとやらからしか、バージョンアップできなくなっているとのこと。 ……しかし何故か、私のスマホのアプリ一覧には、スマセレが見当たらない件について(汗) 単にアイコンが消えているだけかもしれないと、設定の「アプリケーションの管理」→「すべて」で探してみるも、やっぱりない。 なんかの勢いでアンインストールしてしまったのかとも思いネットで調べてみるも、「標準搭載アプリだから削除はできない」という情報しか見つからず。改めてダウンロードできるサイトも見つけられません。 どないせえと……と。 _| ̄|○ となりながら、どうしようもなく、この数ヶ月間放置し続けていたのですが。 昨日、いきなりふと思いついて、SDカード内の backups というフォルダをのぞいてみたのです。 このフォルダには、ESファイルエクスプローラーによってバックアップを取った場合の、各種アプリのインストールファイル(*.apk)が入っています。 スマホを再セットアップした時など、いちいちパケット代をかけつつアプリを探してダウンロードし直したりせずにすみ、またもう公開終了されたアプリを使い続けたい場合などにも、たいそう重宝する機能なのですが。 「スマセレ_3.0.1.apk」 あったーーーー!?!? え、なんで? なんでプレインストールアプリの apk ファイルがバックアップされてるの?? ってか、 apk があるってことは、元々は本体にインストールされていた訳で……ならなんで私は削除できないはずのアプリを削除できてるの(?_?) 疑問がうずまきつつも、とりあえずその apk ファイルをタップして、スマセレを改めてインストール。 それから McAfee のアップデートボタンをタップしてみると……できました!! 今まで謎の文字化けページに飛ばされていたのが、ちゃんとダウンロードページが表示されてくれましたよ(涙) ああ、これで出っぱなしの警告にわずらわされずにすむ……払ってる月額使用料が無駄になってないと安心もできる……と感無量です。 我ながらよく apk ファイルをバックアップしていたものだと、改めて予防処置の大切さを実感してみたり。 ……って言うかそもそも、最初にアップデートできなかった段階で、ソ●トバンクのサポートセンターに電話をかけたのに、「ただ今たいへん混み合っています〜〜」のまま二十分待っても繋がらなくて、結局あきらめたという経緯があったりとかするんですよね。 なんというかこう、いろんな意味であそこの対応はもにょるものがあるなあ…… そして今週のアニメ「アルスラーン戦記」第22話「決戦前夜」。 う、うーーーーん……先週が神回だっただけに、今週はなんというか……やはり楽士がいないうえにルシタニア・銀仮面陣営がメインとなると、こんなにも華がなくなるのか(しょぼん) エピソードとエピソードの間ゆえの、盛り上がりに欠ける部分なのはしかたがないのでしょうが。 そしてルシタニア一般兵の前で、堂々と「ヒルメス殿下」だの「この王都にはびこる敵を蹴散らし、王位におつきください」なんて会話をしてて良いのかとか、突っ込みどころはいっぱいあった気がするんですが。ヒルメス軍が聖マヌエル城に到着した段階で、全部脳内から吹っ飛びました。 え……この段階で銀仮面が聖マヌエル城に入るって……まさか荒川アニメは本気で今クール残り三話でアルスラーンとヒルメス王子の決着をつけて、王都奪還まで持っていくつもりなのか!? いやいやいや、それはないだろう!?!? あれ? 私なにか記憶違いしてる?? えっと、なんだ。これはあれですか、ここで銀仮面が真っ向勝負で一度敗退 → 悔しさのあまり正統性の強化を求めてデマヴァント山へ、という流れに持っていくんだろうか。アンドラゴラさんが、やったら思わせぶりに予言予言繰り返してるのも違和感がありまくりですし。いつになったら『真相』が明らかになるんだろう。 ってか、銀仮面が『真相』を知るのって、どのタイミングで誰からだったっけ…… このまま銀仮面と決着をつけて王都まで一気に攻め上っちゃうと、ヒルメスの「正統を主張するだけで、民が飢えてても平気な駄目王族ぶり」と、殿下の「王家の血は引いてなくても、民の為を思った政を行う王者たるに相応しい大器」という比較が、パルス国民に印象付けられないですよね……ペシャワールに向かってるクバードとも合流できないし、メルレインやジムサも出てこれないし、ギーヴの帰参だって……あああああ、ふ、不安だ(汗) とりあえず、エラムとアルフリードの即興小芝居や、久々のナルサスの迷画家っぷり、そしてエンドカードの微笑ましさあたりで、嫌な予感に満ちる心をなだめた今週の放送でした<安定の黒い壁と「ニャ」って噛んでる殿下らの後ろで、恨めしげにちっちゃく映ってる銀仮面がww
No.7075
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先週の予告編段階から、一部で物議をかもしていた今週のアニメ「アルスラーン戦記」第21話「別れの詩」。渾身のギーヴ回です。 なんかもう、お腹いっぱいですよお嬢さん!! 今週だけいつもの倍の高画質で録画した馬鹿がここにいますよww 楽士の流し目の作画がいつもにも増して力が入りまくりんぐだったので、高画質大正解だったと満足してますがvv でもって、 ちょ、黒騎士お前ちゃっかり本気で殴ったやろ(笑) とか。 殿下が芝居に一枚噛んでたーーー!? とか。 止め役がキシュワードって、板挟みの苦労性の片鱗がすでにvv とか。 ファランギースが優スィーン! とか。 いろいろびっくりさせられつつ、やはり今回の一番の個人的見どころは、ついにギーヴが琵琶弾いた……っっっ<クララが立った的な でした。 そっかー、今まで思わせぶりに携えてるだけで、なんで弾かないのさとやきもきさせていたのは、満を持してのここでを意図していたからだったのか! と、アニメスタッフに脱帽。 もうね、分断されて行方知れずの新参組の居場所を、ひそかに知らせる琵琶の調べの心憎いことよっっ 血気に逸るザラーヴァント、まだまだ若さが抜けないイスファーン、そして彼らを押さえ大人の対応を取ろうとしつつ、やはり不満ゆえか引きずられがちなトゥースというキャラ付けがしっかりできているのも良かったです。 そしてそんな彼らに対し、今後の未来を見据えて「生きるために力を貸して欲しい」と告げる殿下。単なる旗印としての王太子にではなく、アルスラーン個人の資質に気付き、改めて忠誠を誓う新参組。 王位を得ることしか考えていないヒルメス王子との器の差を、ここでもまた見せつけてます。 ……殿下が芝居のことを事前に知っていて、ギーヴに追放を言い渡すアレンジは、正直原作ファンとしては複雑なものもありました。 え、殿下どうしたの本気!? と、あれも芝居の一環だと判るまで、楽士の内心を思って涙出そうでしたよもう…… あそこはやはり、自分に宮仕えは合わないと言い出すギーヴに対し、「私に至らないところがあるなら直すから!」と引き止めるのがアルスラーン殿下クォリティでしょう。 ただそこを原作小説通りにやると、やはりイスファーンら新参組の顔が立たないんですよね……殿下が家臣よりも流浪の楽士風情を重用しているという不満を解消するための一芝居であるのならば、あそこで殿下自身が追放を命じるのは一番効果的である訳で。 前回ラストのオリジナル展開として、王太子らしく「男の子」の顔を見せた殿下であれば、心を痛めながらもあの芝居をやりとげてみせたというアレンジもまた、ありだと私は思いました。「あれは実は芝居なのです」「え……?」「やれやれ、お前のせいで、やつの迫真の演技が無駄になったではないか」(←うろ覚え)という、黒騎士、殿下、軍師の会話も捨てがたかったんですけどね…… 一人崖から見下ろすギーヴの元へファランギースが見送りに来るのは、一人で泥をかぶることを甘んじて頑張った、楽士へのご褒美でしょうか。 原作ではどこまでも素っ気なくバッサリいく女神官と、例によって道化た愛の言葉を残して去るひねくれ者の楽士だったのが、ファランギースは「覚えておこう」とかちょっと優しいし、ギーヴもさほど茶化さず真摯な思いをかいま見せる。 地の文でフォローができる小説と異なり、アニメではこれぐらい判りやすい表現にせざるを得ないとも言えるのかもしれません。 っていうか、原作小説ではどこまでもチートで、ある意味、一行の中で一番得体が知れなく超越しきっている楽士が、今回のアニメでは随所で人間臭く、そこがまた原作とは一味違った魅力があるんですよねえ(しみじみ) もうね、フラッシュバックするこれまでの思い出とか、あんたどんだけ殿下や古参組一行のこと好きになってたのさ…… 崖の上で一人夜空を見上げてる後ろ姿の場面とか、ああ殿下の瞳を思い出してるんだろうかとか思っちゃうじゃないかっっっ ファランギースに託す、四行詩 《 ルバイヤート 》 がもう……( T ^ T ) だからだから! こうやって殿下直々に追放されたからには、戻ってくる場面もきっちりやってくれるだろうと信じています。 角川版OAVのように、「ちゃっかり戦が終わるのを待ってから、なし崩しに潜り込む」なんて、ギーヴらしそうでいてその実、まったく間逆な行動は取らないでしょう。荒事揉め事大歓迎の彼だからこそ、活躍できる場を見計らって武勲を立てての堂々たる帰参。そうでなくては!! 残りは四話……次回と次々回は聖マヌエル城として、その次の二話でデマヴァント山&トゥラーン戦をやりつつ、ラストにアンドラゴラさんが王都でやらかして今シーズンをシメとか思って良いのかなあ。 それでもまだ駆け足っぽいですが、切るならせめてそこらへんじゃないと……まさかトゥラーンを削るのか? そしたら楽士が帰ってこれないよ!? 最初は「征馬はもはや孤影ならず」まで行くかと思ってたんですが、さすがにそこまでは詰め込めまい……むしろ詰め込まないで下さい、お願いします!>アニメスタッフ ところで、今回ふと気になったこと。 ペシャワールから出陣する一行の左手から朝日が登ってるんですが、これって南に向かって進んでる……? いや、細かいところなんですけどね。なんか違和感を覚えたので。
No.7061
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あと五話ぐらいですっけ?
2015年08月23日(Sun)
今週のアニメ「アルスラーン戦記」20話「騎士の素顔」。 予告編を見るだにオリジナル展開なのは判りきっていたので、かなり戦々恐々としていたのですが。 個人的にはかーなーりーーおもしろかったですvv まず激に応じて、続々とやってくる武将たち。ルーシャン、ザラーヴァント、トゥース。 そしてついにイスファーン、キターーーヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノーーー!! カーランとザンデの親子もけっこう面影ありましたけど、イスファーンも似てる! まだまだ若くて細くて、でもシャプールに似てるーーーっっっ( T ^ T ) ……ルーシャンのナイスミドルっぷりにも驚きましたが<もっと気と胃の弱そうな、ひょろい文官タイプを想像していた ザラーヴァントはまあ、こんな感じか(笑) 一番イメージが微妙だったのは、トゥースかなあ。もうちょっと若めで、無骨ではあってもそれなりに男前かと思ってました。だってこいつこんな顔してるくせに、数年後にはさあ……まあ、実際に動いてしゃべると、また印象が変わるのかもしれませんが。あと、よく見たら、ちゃんと肩から鎖ぶら下げてるよ。もっと太いのイメージしてたけど、それでもキャラデザにちゃんと盛り込んだアニメスタッフ偉い。 ルーシャンに中書令(サトライプ)の地位をさっさか譲って身内に引き入れたのも、展開が早くて良かったかと思います。 ……ただ、ナルサスが「弁当も持たずにやってくる」と皮肉を言うのが削られてたのは、残念だったかなあ(しょぼん) そしてこの期に及んでもまだアルスラーンに王位を継ぐ覚悟が定まっておらず、ナルサスもまたあまり本人には強く発破をかけないのに、ちょっと苛つきつつ違和感を覚えたりとかしてたんですが。あ、でも原作で殿下が覚悟を決めたのも、王妃と会話してからだったか?? そこで懸念だった、オリジナル展開のエトワールとの会話を持ってくるとは!! これは良い。 ただただナルサスの革新的な教育を受け、ある種の洗脳を受けていたとも取れかねない、原作小説。 しかしこのアニメ版では、ナルサスは基本方針は示すものの、本当に大事な最後の意志決定は、殿下自身に委ねてるんですよね。そしてアルスラーンは、エトワールやナルサスや、その他のさまざまな人達から聞いた話を噛み砕き、イアルダボート教の聖典も読み、それらを己の糧として、様々な選択肢の中から自分の意志で目的を決め、正統な血筋でなくとも王として立つことを選び出す。 「国と民の為を考えての行動に、出自など関係ない。それはとても尊いことだ」 アルスラーンの背中を最後に押した、この言葉を口にしたのが、師たるナルサスでも忠臣たるダリューンでもなく、同年代のルシタニア兵であるエトワールだという事実が、なんとも皮肉かつ、気が利いてるではありませんか。 ……そしてこの三度目の(一方的な)出会いを経て、アルスラーンと同時にエトワールもまた、この世には自分達とは異なる価値観もあるのだと、自分の生きてきた環境や制度が全てではないのだと ―― まだ理解しきれてはいないでしょうが ―― 知った訳で。 その上で二人が迎える聖マヌエル城の戦いが、はたしてどのようなものになるのか。 これは期待が高まります。ただ、アルスラーンは聖典をちゃんとしまってるのに、エトワールの回想場面では一度目の出会いのことしか出てこないのが、ちょっと引っかかったりもするんだよなあ。オリジナル展開なら、整合性は大事にしようよ?>アニメスタッフ たった一晩にして、ちょっと頼りなげな旗印から、凛々しい男の子に変貌したアルスラーンが格好良かったです。もう姫殿下なんて言わせないZE★ 自らの考えで決断を下し、王となる意志を表明したアルスラーンを見守る軍師の、あの慈愛の笑みときたら、もうvv そして真っ先にひざまずく、めっちゃ嬉しそうな黒騎士が(笑) あと細かいエピソードとしては、ザラーヴァントとジャスワントのいさかいをやってくれたのが、個人的にはすっごく嬉しかったです。よくやったアニメスタッフvv 正式な侍衛士となり、殿下の部屋の前で武器抱えて座り込んでるジャスワント〜〜(喜) 黒犬呼ばわりされて、ブチ切れちゃうところが可愛いんだよなあ。ここでパルス語が母国語じゃないから、とっさに口では言い返せなくって、それで真っ赤になって歯噛みしてるとか、どんだけvv さらにストーリーは関係ないけど、戦場跡からザーブル城へと煽っていくカメラワークも格好良く。 ペシャワールの周りで農作業してる場面とかエトワールと語り合ってる時の夜空とかも綺麗だったし、このアニメは本当に映像が美しいなあ(うっとり) でもって。 次回予告は、ギーヴとイスファーンのあれですね!!(わっくわっく) 角川映画では、無駄に華麗に城の窓から飛び降りてましたけど、予告編では野外になってるなあ…… そして今回のアニメだとほとんど蛇王について語られてきていないので、楽士は果たしてデマヴァント山に赴くのか否か。この段階で、ヒルメスがデマヴァント山に行きそうな気配も感じられないし……あれ? ここらへんの時系列、どうなってたんだっけ?? アンドラゴラさんがああなってこうなる時には*****たよなあ? まあ、忘れてるなら忘れてるなりに、アニメ単体を楽しめばいっか(笑)
No.7040
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やはり盆暮れ正月は
2015年08月16日(Sun)
何かが降ってくるようで(笑) 昨夜、そろそろ寝ようかという時間帯になって、4月頃に書いていた長編ものの拍手SSを思いついたりとかして。 ……これは時間を置いたら忘れる。この場でモノ書きの神様の前髪ひっつかめ! という訳で。 メモすらすっ飛ばして、そのまま本文を書き始めました。 とりあえず、三時過ぎまでかかって、原稿用紙19枚と6行。 ……えっと、拍手SS、だよね? うん、25枚までは拍手の範疇内だ(笑)<過去最長が24枚と10行 まず本編を公開してからじゃないとUPできないので、これもそうとう長く寝かせることになりますが、それでもまたひとつストックできて目出度いッスvv そんなこんなで夜更かし(?)をしてしまったので、今朝は惰眠を貪ろうと思ったのですが。何故か8時過ぎにはもう目が覚めてしまう不思議。 暑さか? なまじエアコンかけずに眠れてしまう、この中途半端な気温がいかんのか??<夜は肌寒いぐらいなのに、日が昇った途端に暑くなって寝てられない 幸い父がまだ起きていない = テレビが空いていたので、とりあえず録画したまま積んでいた作品を減らすことに。 今回選んだのは、先日原作を読んだ、「猫弁と透明人間 」です。2013年の放送だから、二年も積みっぱなしだったのか…… 視聴した感想としては、予想以上に面白かったです! 確かにCM抜き一時間半の尺に収めるため、エピソードは相当に削られています。 たとえば透明人間さんの過去、引きこもりになるに至った理由や母親との確執などはほぼすべてカットされているため、彼はすっかり謎の人物になっています。タレント弁護士 二見純のプライベートや、裁判に負けたその後どうしたかについてもなくなっているので、単純な悪役っぽく見えるかもしれません。 百瀬事務所の職員は事務のおばさんだけだし、猫タワー大量注文&不良品、指輪を買いに行って結婚靴にするエピソードもなし。大家さんが結婚相談所に会員登録 → 亜子の同僚をヘッドハンティングとかもざくっとカット。 ですがその代わりに、小説ではちょっと薄味気味だった、百瀬さんと亜子さんに焦点を定めて、二人が絆を深めていく部分をていねいに描いてくれたと思います。 そういう意味では細かい小ネタや台詞を律儀に拾っているし、ドラマオリジナルのくすりと笑える演出も入っていて、単体でしっかり楽しめる作品になっていたのではないでしょうか。 もうね、事務のおばさんがマジック書きした今後の目標の貼り紙が、「婚約ゆび論を買う」になってるのが、ちらちら映り込むたびに無性におかしくておかしくって(笑) 百瀬さんが婚約者宅に挨拶に行って、メガネが壊れたから楊枝挿して応急処置するとかも、映像で見るとおかしさ倍増vv あと過去の回想シーンを、思い切ってアニメーションにしているのも、ナイスだったと感じました。無理のある若作りメイクや似てない俳優を使うよりも、よっぽど味があって感情移入できたのではないかと。 ……80年代のスケバンとか、今さら実写映像で見ても、なんだか別の意味で笑っちゃいそうですしね(苦笑) ともあれ。 百瀬さんがあれだけ奔走し、表には出ないまま努力を重ねて事件を解決&未然に防いだのは、ひとえに自分の依頼人 = 透明人間さんの幸せを願ってだというのが、しみじみと感じられました。 オウムとともに部屋へ残されて、嗚咽にも聞こえる笑い声を上げながら膝をつく透明人間さん。そして送られてくる、原作とはちょっと異なる内容のメールに、心がほんわかします。 うむ、やはり視聴後はあったかい気持ちになれるものが良いですねvv そして今週のアニメ「アルスラーン戦記」19話、「冬の終り」。 ……久しぶりのルシタニアサイド。サームが頑張り、銀仮面卿にようやくまともな部下が! そしてアトロパテネ以来行方不明だったクバートの再登場。銀仮面は新たな人材を手に入れそこなった! 一度受け入れると決めた部下は、戦のさなかでも手ずから助けるとか、かなり上から目線ではあるもののそれなりに大事にするのに、とことん家臣運が悪いんですよねえ、ヒルメス殿下は……(苦笑) 囚われのアンドラゴラス王は意味深な情報を小出しにし、そして次回予告によれば、ついにエステルの登場っぽく。しかしあの格好からすると、バルカシオン伯とアルスラーン軍の戦いは、オリジナル展開になるのかな……? 夕方五時アニメに、あの展開はさすがにアウトなのか…… あと今回ちょっと気になったんですが、王都を出て行く銀仮面一行を見送るギスカール達が、銀仮面のこと「ヒルメス」って呼んでますけど、それって知られてて良いことでしたっけ??
No.7022
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午前中に録画していた「刑事七人」と、金曜日に放送された「ジュラシックパーク」第一作、ハイビジョン・ノーカット版、午後にはアニメ「アルスラーン戦記」18話「ふたたび河をこえて」を視聴。 よっしゃ、ラジェンドラやりやがったーーーwww うんうん、やっぱりラジェンドラ王子はこうじゃなきゃ面白くないです。 アニメ(及び荒川版)のみご覧の方が、「隣国の王子ゲット」とか「こいつあっさり味方になったな」とか感想書き込みされているの見るたびに、「違うんだよ、そうじゃないんだよ」と言いたくて言いたくて仕方なかったです(笑) ……そう言えば角川映画版でも、帰国時の闇討ちはカットされたからなあ。あのバージョンではただのお調子者王子になってましたけど、今回は彼のある意味、正統派な『王族』としての面がきっちり描かれていて良かったです。いわゆる、ギーヴが大嫌いなタイプの、でも一国を治める者としてはそれなりに優秀かつ冷酷な面も備えた王様。 ナルサスほどではなくてもそれなりに優秀な参謀がついたら、きっと彼は歴史に名を残す名君になると思うんですよ。いや今でも充分、名は残してるかな? 少なくともシンドゥラ国民にとってのラジェンドラは、民を必要以上に搾取することなく、それでいて野心もしっかり持った、頼れる『良い王様』なんじゃないでしょうか。 あれだけいろいろやらかしておいて、それでもなおアルスラーン含めたパルス人に『どうにも憎めない御仁』と言わしめるのも、ひとつの才能だしなあ…… だからこそ、『正統派』とは一線を画したものを目指すアルスラーンと、いい意味で対比できるのではないかな、とか<っていうか、他の王族達がむしろひどすぎる(苦笑) さらに、ラジェンドラの「自分が本気で父親の死を悲しんでいると思い込める」という特異な性格とか、口では助命を約束しておいて父親死んだらあっさり処刑を決めるとことか、ガーデーヴィが乱心してアルスラーンを襲う → アズライール(鷹)が助ける → ガーデーヴィの処刑をアルスラーンは目をそらさずに見届ける、といった一連の流れをきっちりやってくれたのも嬉しく。 綺麗事だけではすまない国家の有りよう、王族としてのひとつの生き方を目の当たりにして、アルスラーンは大きく成長出来たのではないでしょうか。 ……ってか、不可侵条約結ぶときの、ナルサスと並んで笑ってる顔が怖すぎるよ殿下vv<成長 でもって。 ようやく新たなセコムを正式ゲットだぜ★ ジャスワントを勧誘する際、アルスラーンがまだ部下でもない、しかも他国の人間に、これまた他国の王宮で自分の出生疑惑について話すのは、ちょっと迂闊すぎないかと思ったんですが……これは原作通りなんですよねえ(苦笑) しかもジャスワント、アニメオリジナル展開で、もうアルスラーンの命を三回救ってる……<初対面時に蛇から・神前決闘時に兵士から・今回の闇討ちの知らせ&ラジェンドラの暗器から おい他のセコム、ちゃんと仕事しろ なので「三度にわたって命を救っていただいた、その借りを返させていただくまで」というのは、仕える理由として弱くなっちゃったのではとも思いつつ、あるいはむしろ、既にイーブンなのにも関わらず、それでも他国の王子を主君として選ぶためには大義名分でも「恩返し」という口実が必要だった、その生真面目さを表したかったのかなあと解釈してみたりとか。 ……実際、「もしまたパルスとシンドゥラが戦うことがあれば、俺は故郷についてパルスと戦います」とか言いながら(ここで「おまえ……!」ってツッコむのが、ギーヴなあたりがまた<よりにもよってお前がそれを言うかvv)、原作小説第二部でシンドゥラと再びあれこれあった時も、ジャスワント全然これっぽっちも揺らいでませんしね(笑) この先、ダリューンが軍を指揮する武将格に戻っていく結果、あまりアルスラーンに付きっきりでいられなくなるぶん、ジャスワントがしっかりきっちり忠実に護衛してくれるのかと思うと、想像するだににやけてしまいます。 殿下の寝室の扉前で、毛布敷いて見張り番を実践する侍従武官萌えvv ちなみに私はアニメ版ジャスワントに、魔除けのエメラルドのイメージを持ってます。 ……侍従文官となるエラムもやはり茶色と緑のカラーリングですし、エラム&ジャスワントの二人とあの殿下が並ぶと、まるで「萌え出づる大地を従える、偉大なる夜空」という印象を覚えます。ところでもしかして、ジャスワントってダリューンより背、高い……? そしてジュラシックパークの方ですが。 こちらも、やっぱりすごいなあ。今になってみても、まったく遜色ないというか、22年も前の作品だとは、とても思えませんです。 初めてこれを見た時は、「恐竜がそこにいるよ!」とびっくりしたものでした。CG技術もついにここまで来たか……と。 確かに今になって改めてよく見れば、映像のぎこちない部分や拙いところも多少は目につきます。しかし昨今の、映像効果や動きこそ綺麗だけれど、画面がガチャガチャしすぎて何が起きてるのかよく判らないCG駆使しまくった作品よりも、よっぽど「魅せて」くれるのではないかと思いました<そもそも次兄いわく、127分のこの作品で、CGが使われてるシーンはわずか7分らしい 恐竜の鼻息で曇るガラス、カチカチと床を叩く鉤爪の恐ろしさ。ぎこちないからこそ、かえって生き物臭さを感じるその動き。 何より、くるぞくるぞくるぞ……きたー! という、あのタイミングが絶妙です。 物陰から肩に乗る手。ああ、そこにいたのねと安堵して振り返った瞬間、ぼとりと落ちる血まみれの腕。あるいは落ちてくる車を必死になって、間一髪でかわすハラハラ感。 ……そういうお約束な阿吽の呼吸が、何だかんだ言っても視聴者の心を躍らせるのではないでしょうか。 この作品でCGを手がけた方は、もともとストップモーションアニメの第一人者なのだそうで。元々の基礎知識が半端ないからこそ、CGの動きもすごくリアルなんだと次兄が力説しておりました。 地力って大切なんだなあと、しみじみ思わせられる裏話です。 あと、父に1〜2話の録画を未視聴の内に消されてしまってめっさ凹んだ、「刑事七人」なんですが(あの人はなんで勝手に、人が予約した番組をいじるんだと前から何度も何度もry) 東山さん演じる主人公が、髪型といいキャラクターといい、ちょっと現代版SHERLOCKの影響を受けてるんじゃないかと思いつつ、それとはまた別に「この人、金田一耕助やっても似合うんじゃ……」とか考えていたりvv 天才だけど変人な主役&問題児揃いの刑事たち(平均年齢高め)のチームもの。しかも舅(推定)と思しき、北大路欣也との掛け合いとかもあって、好みにめっちゃドンピシャリなんですよね★ ああ、1〜2話をDVD保存できなかったのが、かえすがえすも(ry ……一縷の望みは、このあたりだとケーブルでしか見られないあのチャンネルの番組は、ときどき地元系列のテレビ局が数ヶ月後ぐらいに買い取って放送することがあるのを、期待して待つしか……
No.7005
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アニメ「アルスラーン戦記」、今週は17話「神前決闘」ですよ。 うふふふふ、もう先週からずっと楽しみにしていたのですが、もう大・満・足v でした★ まずOP前の一幕。 前回いきなりラジェンドラがアルスラーンに頼んでいたので、ああ削られたか……と思っていた、ダリューンの「迷惑ですな」「私はアルスラーン王子の臣下。殿下のご命令がなくば」と突っぱねてからの、ラジェンドラがアルスラーンの方に頭を下げる流れをやってくれたのがまず嬉しく。 ところでずっと気になってたんですが、ラジェンドラ王子の腰帯って、なんかお相撲さんっぽくないですか(笑) さらに先週でも触れましたが、ダリューンとナルサスが会話しながら、ダリューンは武器の手入れをし、ナルサスは巻物を読みつつ情報収集なり戦略を練るのに余念がないという、地に足ついた戦場の空気が実にうまく織り込まれていると思いました。 剣の表面にダリューンの瞳が映り込む演出もすごく素敵なところにもってきて、その剣に細かい傷がいっぱいあるのがまた、たまらなくイイんですよ!! 長らく戦場を共にしてきたのだろうその愛用の武器が、のちにバハードゥルによって折られる。そこがまた緊迫感をいや増してくれてるんじゃないかとか思えてきます。 ここでの二人の会話によって、アニメのみ視聴の方などから時おり上がっている、「他国の戦争に首突っ込んでる場合じゃないだろ」というツッコミに、「これに勝てばアルスラーン殿下の発言力を増すことができる」「ペシャワールからの蜂起を強固なものにできる」という解説がなされているのも親切設計。 バハードゥルについての説明がちょっと少なかったので、ヤツがなんで牢に繋がれてたのかとか、ヤツを使うのがどんな卑怯なことかというのがちょっと描写不足だったかなあとは思いつつ。ほぼ初めてと言ってもいいダリューンの苦戦シーンは、やはり見どころがありました。 兜ふっとばされてクラクラしてる場面とか、判っていてもドキドキワクワク(←ハラハラじゃないんかい) 角川映画版と異なり、ほぼ原作通りの流れでまともに戦闘したうえ、きっちりとどめ刺したのも良かったですね。 こういう容赦のないところが、今回のアニメスタッフに好印象を持てるところです。 ……しかし動きが早すぎて何度見てもよく判らんのですが、ダリューンの短剣、どこから抜いてるんでしょう?? 殿下の激おこシーンは、さすがに剣を抜いて突きつけるところまでは行かなかったものの、代わりにカリカーラ王の仲裁が大人の渋さ。よっ、さすがは一国の国王陛下! これが若い妾に入れ込んではっちゃけたあげく、怪しい精力剤飲みまくったせいで倒れて危篤になった人だなどと、アニメ視聴者はよもや思うまい(笑) 逆ギレするガーデーヴィにギーヴが「あの王子サマ、今ごろ気付いたらしい。神々はいつだって間違うし、間違った結果を人間に押し付けるものさ」と皮肉を言う場面があったのも良きかな良きかな<これこそ田中芳樹節 そうそう殿下といえば、新しいお衣装が素敵でしたね。 時おり見せるようになってきた大人びた表情には、ナルサスも驚かされている模様。カリカーラ王に挨拶する殿下の横に、さりげなく跪いてるナルサスに萌えvv そーしーてーー、ついにジャスワントがキターーーー!! ちょっと原作より落ちるの早い気がするんですが、これはこれで見せ場という意味では実に効果的。 っていうか、光の尾を引いてる緑の双眸がめちゃめちゃ格好良いんですが! さすがはシンドゥラの黒豹vv<ちなみにギーヴは個人的に山猫 《 カラカル 》 をイチ押し 実はマヘーンドラ(宰相)様が本当の父親なんじゃ?? という疑惑を持っていた点は削られちゃってましたね。目の色が同系統だったから入れ込んでくるかなあと思ってたんですけど、まあそれはなくてもストーリーとして成立するから、削ってもいいところでしょう。 ダリューンもめでたく、アニメ公式で猛虎将軍 《 ショラ・セーナニー 》 の称号を得ましたね。 そして「皆の者、静まれ!」と一喝するラジェンドラ王子。すっごくまともに見えました。ちとやり過ぎなんじゃ?? と思うほど今週は普通にかっこよかったです。しかし予告編を見て、ちゃんとシンドゥラから帰国の際のアレをやってくれると判って、画面のこっちでよしよしよし!! って拳を握りました。 「ナルサスはラジェンドラの性格の特異さを、完全に見抜いている。自分自身を騙すほどの、ラジェンドラは演技者なのだと」 ナレーションのチョイスも今回は良い所★ ふふふふふ、来週もまた楽しみです。 あとどうでもいいところですが。 背中合わせになった女神官と楽士に「おお」と思いつつ、二人の身長がほぼ同じことに「あれ?」って。 ……えーと……ギーヴの背が低いんじゃ、ないですよね。ファランギースがかかとの高い靴履いてるのか、単に戦闘中でギーヴが腰を落としていたのか…… さらにジャスワントが左手で剣使ってましたけど、これまではどうでしたっけ??
No.6980
(映像)
先週大活躍したせいか
2015年07月27日(Mon)
今週のアニメ「アルスラーン戦記」16話「落日悲歌」では、ギーヴの見せ場がほとんどありませんでしたね。 いやそれは別にいいんですが、女神官との初の共同作業(違)が削られていたため、結果的にガーデーヴィの象が倒れないで立ったまま → 馬から象の頭に飛び移るダリューンがもはや人外 → 馬ごと飛び上がって王子助けるジャスワントは神業レベル!? になってたのがちょっと(苦笑) それまで、おお戦闘シーンすげえ圧巻、「ちょっと飛んで参りました(にこっ)」の殿下成長したなあ、とか普通に感心してたのに、二人の人間やめてるっぷりに思わず吹いちゃったよww そしてガーデーヴィとラジェンドラの人間性の違いも、だいぶ強調されてました。 ラジェンドラは劣勢になったら「部下を怒鳴っても意味がないと自制する」のではなく「これ以上、俺についてきた部下たちを死なせる訳には」と器の大きいところを見せ、一方ガーデーヴィは命を救ってくれたジャスワントに「礼を言わない」どころか「貴様のせいで負けたと、足蹴にして怒鳴り散らす」。 おおまかな流れは変わらないんですが、ラジェンドラの愛すべき部分、ガーデーヴィのダメダメ部分がより判りやすくなってたんじゃないかと。 ああでもこの感じだと、神前決闘が終わったあと、帰国するパルス軍にラジェンドラが(ごにょごにょ)が削られちゃわないかなあ。そういえば角川映画でも、あれは削られてたっけな……あのあたりの細かい駆け引きというか、両者のしたたかっぷりとそれを利用して手のひらで転がす化かし合いの関係が、けっこう面白いんですけどねえ。 あ、ギーヴの「シンドゥラの王様は、よっぽど自分で責任を取るのがお嫌いらしいな」があったのは嬉しかったですvv 「ただ勝ったほうが正しいというやり方はおかしいと思う」「犠牲者がただ一人ですむという利点がある」の会話も良きかな良きかな。 そしてラジェンドラがダリューンを代理人に貸してくれと頼むシーンなんですが……アルスラーン返事しないままエンディングに行ってますよね? これは返事するまでの問答を来週にもうちょっとやってくれるのか、ざっくり削られるのか、さて。……ラジェンドラがいきなりアルスラーンに向かって頭下げてるし、ないかなあ。「自分が知ってる中で、もっとも強い戦士といえばダリューンどの」と素直に認めつつ、「頭なんかいくら下げてもタダ」と、使えるものならなんでも利用するラジェンドラの図々しさと、それに呆れるパルス陣営をきっちり描写してほしいところなんですが。 ……とかなんとか、またもいろいろ文句をつけてるようですが、それだけこのアニメのクォリティが高いからこそ、重箱の隅もつつきたくなるのです。 もうね、背景の美しさや小物の描き込まれっぷりなんて、見てるだけでもうっとり。 次週予告でダリューンが剣を研いでたり、13話だったかペシャワール城でファランギースが矢を作り足してたりと、「ながら作業」的な演出で日常感を出してるのも素晴らしいと思うのですよ。今回もダリューンとナルサスが会話する後ろで、ちゃんとバリスタ(槍を打ち出すでっかい弩)建造シーンが組み込まれてましたし。 最近はやりの西洋ヨーロッパ的FTではなく、ちょっとオリエンタルな中東方面とかインドとかのテイストが入った世界観なところも、新鮮味をさらにUPさせてるんじゃないかと。 私は今クールはきっと「征馬はもはや孤影ならず」でシメられると予測してるので、トゥラーン戦もやるかなあ、そっちのデザインも楽しみだなあとか期待しています。いやまあそれ以前に、まずは来週の激おこ殿下なんですがvv ふふふふふ、一番の忠臣の危機に、思わず我を忘れて……な殿下。先週の、「殿下は私の大切な主君でいらっしゃいます。それではいけませんか」かーらーのー「ダリューンに何かあったら許さない!」ですよvv 予告編では胸ぐら掴んでますけど、ちゃんと**を**までやるのかしら♪ いやはや、来週も楽しみです。
No.6969
(映像)
筋肉ムッキムキ(笑)
2015年07月20日(Mon)
さてさて、今週のアニメ・アルスラーン戦記15話「シンドゥラの黒豹」。 ついに待望のジャスワント登場ですよ★ 先週も突っ込んでましたが、瞳の色が緑vv そして筋肉ムッキムキvv OPやEDで見た時も驚きましたが、何と言うかもうちょっと、鞭のようにしなやかな引き締まったタイプを想像していたので、いささか意外でした。 腹筋がシックスパックどころの騒ぎじゃねえ(笑) 特にOPでものすごいスピードで動いてる敵を切り倒すシーン、コマ送りにしてみると瞳がめっちゃ緑に光ってるんですよ。すげー。 今回のアニメ化では、どのキャラもすごく瞳の表現に力を入れていると思います。アルスラーンの「夜空色の瞳」は言うまでもなく、ダリューンの黄金色の目なんてまさに猛虎将軍 《 ショラ・セーナニー 》 の二つ名に相応しいですし、アルスラーンの横に立つエラムの深緑の瞳も互いに引き立てあっていい感じ。ギーヴの目なんてなんだか猫っぽくて、彼の気まぐれさ、なにを考えてるのか掴み所がない部分を見事に表してるんじゃないでしょうか。 第一話を見た時なんて、廊下に立つタハミーネ王妃の目の色が、横から差す光を浴びて左右微妙に異なってるところとかに、製作陣のこだわりを見た気がしたものでしたっけ。 で、ジャスワント。 実に見事なコバルトグリーン。そしてそして、ちょっと薄暗くて判りにくいんですが、宰相マヘーンドラの瞳もまた緑っぽいんですよ! これってやっぱり狙ってますよね、ね!? ……って、目の話だけでどんだけ(笑) そしてできるだけアニメ単体を楽しもうと、小説の方は現在封印中なんですが。それでも気付いた削られて悲しかった部分としては、まず別行動を提案してきたラジェンドラに、糧食やら地図やらを要求しまくるシーン。あそこでアルスラーンが「それは多すぎはしないか」と言ってナルサスが「あの御仁(ラジェンドラ)は自分が強欲ゆえ、相手にも同じように振る舞われたほうが理解ができて安心するのですよ」みたいなことを言うところ。 そして只者じゃないジャスワントが案内人として派遣されてきたことを警戒するダリューンに、「あるいは自分(ラジェンドラ)にとっても危険な人物を我々に押し付けたか……」とナルサスが考察する、すなわちラジェンドラもまたジャスワントがガーデーヴィの間諜だったと気付いていたのではないかと示唆する部分。 この二つがなくなったことで、ラジェンドラだってちゃんといろいろ思惑を巡らせてるんだよ〜お互いに化かしあってるんだよ〜〜という印象が薄れてしまったのではないかと。 まあ、どう転んだところでしょせんはナルサス卿の掌の上★ なんですがね(笑) あとジャスワントが殿下を蛇から助けるエピソード……これは確かアニメオリジナルだと思うんですけど、せっかくそれを入れたのなら、ラストで殿下がジャスワントを解放してやる際に一言「彼には一度命を助けられたから」とか口にすれば、ジャスワントがとっさに子供(殿下)を助ける誠実な真面目人間であることを印象づけつつ、今後やってくる「殿下はあの者の命を三度救われました。その恩をあの者が〜〜(うろ覚え)」の台詞がさらに生きてくるだろうに、もったいないなあと。 ああでもそうすると、ナルサスの「正直お甘いと思いますが、まあいいでしょう」の台詞と違和感が出てくるのか……むう。難しい。 逆に今回嬉しかったのは、新年の儀式をやってくれたこと。そして天幕内での作戦会議で「殿下にお祝い申し上げます」「殿下の部下に阿呆は一人もおりませぬようで」の台詞があったこと。うんうん、毒舌ナルサスはこうじゃなきゃですよねvv あと良いのかこの時間帯のアニメでとうっかり心配してしまうほど、相変わらず戦争シーンがきっちり殺し合いなところとか。冒頭からいきなりダリューンが顔面まで血まみれだったり、安定のセコムっぷりで殿下の危機に槍を投じ、串刺しになった敵大将が容赦なく死んでたり。 ……最近ほんとに、残虐描写がどうので気を使いすぎたあげくに逆に変な方向にねじ曲がり、かえって命が軽くなってるアニメを見てきたせいか、個人的にそこらへんを非常に評価してしまいます。 戦争は綺麗事じゃないんだよ……(しみじみ) でもって。 先週の影の薄さを挽回するかのように、ギーヴ大活躍vv ジャスワントの力量を見るために手を抜いて戦ってみたり、二人で使者に立ってみたり、発火筒に火を点けようとするジャスワントを取り押さえてみたり。 特にジャスワントとの二度目の戦いが、めっちゃ楽しそうなこと。 「あんなところで、本気出すわけないだろ?」が表情も相まってかっこ良くてかっこ良くて。 この「〜〜ないだろ?」って、以前河に飛び込むふりした時とかジャスワントに最初に斬りかかった時にも言ってますし、アニメ版ギーヴの口癖なんですかね。なんか発音が独特で妙に耳に残りますvv ジャスワントの縄を剣で切る場面なんかも、ついうっかり「先週のダリューンに張り合ったか??」「『そうおっしゃると思いました』って、あんたもすっかり殿下の理解者 《 セコム 》 の一員ね(笑)」とか思っちゃって。 ただジャスワントが、出て行く時に一礼してくのは、まだちょっと早いんじゃないかという印象が。あそこはやはり、振り向かずに駆け去って行ってほしかった。そしてナルサスに「結果的にシンドゥラに被害をもたらした彼が、果たして受け入れてもらえるかどうか……」とかなんとか言ってほしかった。 そこらへんはやはり、残り話数の問題ですかねえ…… あとは随所で作画が崩れたり、戦闘シーンの動きがカクカクしてたのが残念でしたが……それになんで軍師が最前線で槍ふるってるんだとか、殿下の護衛がエラム一人……どころか夜間行軍で一人にすんなよとか、突っ込みどころはいろいろと(以下略 とかなんとかまあ、 文句はいっぱいつけましたが、今回も総じて楽しかったですvv ファランギースの露出もちょっと減ってたし(苦笑) 来週は戦象部隊かあ。そういえば角川映画版では、ラジェンドラも白象の頭に仁王立ちして、無茶苦茶やってたっけ…… あの頃は改変部分に文句つけるなんて考えもせず、動いてしゃべる彼らを素直に楽しんでましたが……今にして思うと突っ込みどころは今回のアニメの比じゃなかったなあ(遠い目) 補足: 今回のエンドカード、字が潰れて一時停止しても読めなかったので、ネットで画像を確認。 ■アルスラーン戦記 15話 エンドカード https://twitter.com/arslan_anime/status/622684395929927680/ photo/1 右・青いカード 「ナルサス卿、おぬしを宮廷画家として迎えよう」 「なかなかどうして」 「殿下、ナルサスを宮廷画家になさるなど、パルスの文化史上に汚点を残すことになりますぞ」 「いいではないか、ダリューン。しはらった代償が額装されて史上に残れば、戦争の峻烈さもまた史上に残ろう」 「殿下」 左・赤いカード 「王よ、目をひらいて広く国政の実情をごらんください。美しいものばかりでなく、みにくいものを直視するよう、おつとめいただければ幸いです」 「うぬ、ナルサスめ、登用してやった予の恩を忘れ、したり顔で己が絵を推挙するか!」 「王よ」 でした。 ナルサスの絵の扱いって(笑) そして「絵心の心得」ってのは平仮名にしない状態での回文に。……ってか、ネット上の感想を見たら「エンドカード、原作の文章丸写しで面白みもなんもない」とか「読めても意味がわからん」とか「つまりどういうこと?」とか言うのがあって、本気で若者の活字離れとやらが心配になってきた……(汗)
No.6956
(映像)
このシリーズ好き
2015年07月14日(Tue)
クォリティが高過ぎると一部で評判の、桃太郎をモチーフにしたペプシコーラCM。 居間で小説を読んでいたら、久しぶりにあのBGMが聞こえてきたので、はっとテレビを振り返ったら、新バージョンが流れてるじゃありませんか。 おおっ、犬に引き続き、今度はキジの過去が明らかになる話か!! ですが、その時見られたのは30秒の短い方、しかも後ろの方だけ。 さっそくペプシの公式サイトで確認してみたら、今度の Episode3 の長い方は、4分もの長尺ですと。 ……よっぽど人気が出たんですね、このシリーズ(笑)VIDEO もうね、ストーリーと言いコスチュームといい、力の入れようが違う。 セリフなしの童話口調の字幕のみで、ここまでの雰囲気と奥行きを出せるのがすごすぎます。 これ、探したらどっかで二次創作あるかも……むしろ公式が短くシンプルに削ぎ落とされきっているだけに、妄想の自由度がすごくあるし。 カラスとキジの兄弟愛と互いに対する愛情とあこがれと嫉妬とか、戦いの中における葛藤とか、苦悩するキジを支える仲間達とか、考えだすとめっちゃ楽しい……vv すでに今から、次にあるだろうサル編が楽しみでなりませんvv あ、動画といえば、現代版ドラマSHERLOCKのトレイラーも出ています。VIDEO なんでも今度は劇場公開で、しかも舞台が現代ではなく、あのキャスティングのままヴィクトリア朝らしいです。これって、映画全編をこの調子でやるのかしら??<ネタバレが怖くて情報を集めていない ↑の動画はあいにく英語で、日本語吹き替えも字幕もついていませんが、内容を紹介して下さっているサイトさんもあるので、大体の雰囲気はつかめます。 ■クリスマススペシャルのトレーラー : 21世紀探偵 http://sherlock221b.blog.fc2.com/blog-entry-420.html ■SHERLOCK Special トレイラー - Privatter http://privatter.net/p/896481 イギリス紳士の格好をしたベネさんの語り口調が、どこかグラナダ版のジェレミー・ブレットの話し方を意識してるっぽいのが、ファンとしては嬉しいところ。ジョンの髭も、ドラマ本編とは違いよく似合っています。 うーわー、基本的に映画館には行かないでテレビ放送を待つ私でも、これは見に行っちゃうかも。 ……地元映画館で配給されれば、の話ですが、ね(苦笑)
No.6946
(映像)
プロフィール
神崎 真 (かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。