ミシンでも使える
2017年10月02日(Mon)
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以前、クロバーのタティングシャトル用に改造(?)した電動糸巻き機ですが。 たまたまミシンの下糸がなくなったので、試しに使ってみたのですよ。
ふぉぉぉおおお!?
ちゃんと巻けます。ほっそいカタン糸なのに、特に絡まりもせず、そこそこのスピードで巻けるよ! しかも右手をガイドにするから、変に斜めにもならず平均的になだらかに!
……いやまあ、ちゃんとミシン本体に正式な糸巻き機ついてるんだから、完全に無駄な作業ではあるんですが。でもやってみたかったんですww ともあれ。仮にレース糸の80番とか100番をMAX巻きしようとした場合でも、充分に役立つことが証明されました。いやまあそんな細い糸使うのは、私にはとても無理なんですけど(苦笑)
ちょっと軸がブレ気味だから、また割り箸削ろうかな……細かい部分はマステで調整できることが判明しましたしね★
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No.8526
(創作:: タティングレース)
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速記ってこんな感じ?
2017年10月01日(Sun)
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トケイソウは一段落ついたので、いったん放置してアラベスクタイルを進めるつもりだったのですが。 ちょっとストレスで精神がヤバイ感じになってきたので、今日も集中が必要なこっちをやることにしました。ふふふふふ。
トケイソウ、2枚目を接続です。いちおう右側が2枚目。 うーん、強度は出せたと思いますが、横向きのちっちゃいリングも接続ピコを小さくしたほうが良かったかな……また繊細度合いが減じるけど。まあ、実際に4枚は繋いでみないと、まだ結論は出せませんか。 あとふさピコを束ねる部分の処理も、まだまだ試行錯誤していたり。
とは言え、シルエットや使用する糸の長さは、もうそこまで大きく変化しないでしょう。なのでとりあえずは結び図も、手書きメモからパソコン清書してみました。目数とか注意書きの変化程度なら、こっちのほうが修正しやすいですし。 しかしこうして自分でメモを取ってみると、世のフリーパターンや洋書の多くが、略記号表記になってる理由がよっく判りますね。だって全然書きやすいんですもん。 たとえば、普通に日本語でメモしようとすると、
リング:6目・小さいピコ・2目・通常ピコ・2目・小さいピコ・6目、リングを閉じる。ひっくり返す。チェイン:6目・通常ピコ・2目・通常ピコ・2目・通常ピコ・2目・通常ピコ・2目・通常ピコ・6目 ※ピコは5つ
となるのが、ちょっと略記号を混ぜるだけで、
R:6vsp2P2vsp6 cl、rw、ch:6P2P2P2P2P6 ※ピコは5つ
これだけで終わるんですよ? ちなみに私は自己流で、vsp(very small picot)を小文字の「p」、通常ピコを大文字の「P」で表記しているので、実際にはさらに短くなります。人によっては「完成写真見れば判るよね?」とcl(close リングを閉じる)や、rw(rivers work ひっくり返す)も省略しますから、そうなるとほんとに数文字ですみます。 ちっちゃいメモ用紙の限られたスペースにメモ取ろうと思ったら、そりゃこれ使うわあ……
なお結び図をパソコンで作図するスキルなど私にはないので、そっちは黒い布の上でスマホ撮影した写真を、ペイント系ソフトで白黒反転させています。 ……反転させないと、黒いところにはメモ書きできませんからね。しかもインク消費が激しい上に紙が湿気で波打つというおまけつき(苦笑)
イラストレーターとかのドロー系ソフトの技術がある人なら、ちゃんと作図できるんでしょうけどねえ。 あ、JW_CADなら、これ描けるかも……って、もんのすごい時間かかりそうだから、やっぱり無理だな。うん。
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No.8523
(創作:: タティングレース)
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先日回答したバトンで、「あなたの小説(文章)が一番影響を受けている作家さん」という項目にですね、とある作家さんのとある作品を挙げたら、無性に読み返したくなっちゃったのですよ。 しかしその作品、厳密に手放した訳ではないのですが、もうスキャニングしてPDFにしてしまっています。 ……いえね、増え続ける書籍にもうどうにも置き場所に困って、10年ぐらい前にがーーーーっと、手持ちの本のうち半分ぐらいを一気に処理してしまったんですよ。その時には「ためらっていたらいつまでたっても片付かないんだから!」と半ば勢いで、完結しているものは片っ端から裁断してはスキャナにかけて、残った紙本体は処分していたのです。処理した冊数、実に3000超。 だからまあ、タブレットとか使えば、ちゃんと読むことはできるのですが。
です、が。
やっぱり紙書籍にはかなわないんですよねえ……読みやすさも、長期的な目で見た保存性も<50年後には電子媒体の規格が変わって読めなくなってそうな気がする
そんな訳で……
阿呆だろう、お前(−ー;) まあさすがに全7冊は自重して、特に気に入っていた1〜3巻までに押さえましたけどさ……置き場ないから電子化したものを、また紙で買い直すって何やってんだか ┐(´〜`;)┌
でもこの作品、そもそもがマイナーレーベルでもう影も形も残っていないし、作者様ご自身がほぼ商業からの引退宣言してらして、完全に絶版状態なんですもん。事実、古本の出品自体あまりなくって、いま買っておかなかったら遠からず再入手不可能になりそうだったんだもん(´・ω・`)
ともあれ。 どれも状態「可」だったのに、意外と悪くないのが届いてくれてほっとしました。最悪背割れだって覚悟していたのに、1巻目なんて帯やチラシまで完備されてるよ! 表紙だって劣化程度は最小限と言って良いし、ページヤケだって私が持ってたものよりもむしろ少ないかもしれない。所持していた方は、すごく丁寧に扱っておられたんじゃないかな……
……って言うか、1巻と3巻にあったページとかカバー見返しの折れ目、どう見てもごく最近のものなんですが……これたぶん持ち主がつけたんじゃないよね? 古本として手放されてから付いたものだよね?
古本扱う業者の人、マジで気をつけて下さいな。以前なんて、状態「非常に良い」の文庫本が、思い切り表紙折れ曲がった状態で封筒に突っ込まれてたことありましたし……あと今回のこれも2〜3巻は紙の封筒にむき出しの状態で入ってたのが、雨の中の屋外ポストに直で投函されてましたし。郵便バイクの音聞きつけて速攻で取りに出たから良かったものの、それでもかなり濡れてて封筒なんか破れかけてたんだから。あのまま気づかず数時間放置してたら、完全に水濡れ波打ち状態になってたよ……送料300円で文句言うなって話でもありますが、それでもせめてビニールに入れておいてほしかった……
ともあれまあ、久々にこの本を手にとることができて、非常に嬉しいです。表紙の全体像はスキャナしたデータで確認できますから、速攻でクリアカバーを装着。これでもう帯を破っちゃう心配もありませんvv ……で、さっそく一巻目を読み返し始めているのですが。 ははは、いまになって改めてみるとけっこうアレでした。一人称主役の語り口の節々が、なんというかこうww 別にネタとかじゃなく、ものすごい真面目かつ誠実な人柄(おまけに家柄や育ちも超良い)だけに、余計こみ上げてくるものがww
ああでもやっぱりすごいわー、最低でも十年は読み返してなかったはずなのに、内容……ってか文章の細かいとこしっかり覚えてます。私に一番影響を与えた話と言われて、これまで読んだ中から即思い出しただけのことはあります。
他にも新田一実さんとか新井素子さんとか嵩峯龍二さんとか茅田砂胡さんとか……小説に限らないなら葉月しのぶさんとか高河ゆんさんとか柴田昌弘さんとか、話のネタや構成的にはいろいろ影響を受けまくっているのですが。 こと「文章表現」に関しては、やっぱりこのシリーズなんだよなあ……(しみじみ)
そしてタティングのオリジナルモチーフ第二弾は、ふさふさ増殖中vv
おっかしいな……チェインのトータル目数は変えてないはずなのに、このまま行くとお椀っぽくなりそうな雰囲気が(汗) この部分は多少アーチを描くぐらいがちょうどいいから、もうちょい目数増やそうかな…… あと変わりピコの繋ぎ方も、いろいろ試してみています。上に配置されるリングが、手順によって微妙に位置ずれするんですよねえ。難しいものです。
なお今回の仮名称は、早々に決まりました。今後これは「トケイソウ」と呼ぶことにします。 なんか変わり房ピコの部分が、あの花を思い出させるんですよねえ♪
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No.8516
(創作)
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アラベスクタイルはだいぶ結い慣れてきて、テレビ見ながらとかでも作業できるようになりました。 しかもそろそろ終わりにしても良いかなあといったサイズになってきています。
そうすると、次はどんなのにしようかなあという気持ちが湧いてくる訳ですよ。やっぱり。 そんなこんなで……
えへww 集中できるまとまった時間があったので、二つ目のオリジナルモチーフに挑戦し始めてみたりとかですね。しちゃったりする訳ですよ(笑)
例によって、複数を繋ぐこと前提のスクエアタイプで、あとお世話になっているブログさんで拝見した、変わりピコ(?)を参考にさせていただいています。
とりあえず、第一試作完成。
相変わらず、要素少なめのシンプル仕様です。 オリムパスのプラチナレース糸 #40(ホワイト)を使用して、一辺の長さはピコ部分込み9cmぐらいでしょうか。
ううむ……ちょっと四方にリングを伸ばしすぎましたかね(汗) 最近、ピコ少なめのもっちり系ばかり作成していた気がするので、今回は繊細さを出そうと長めのピコを増量。あと密度のコントラストを出したかったので、モチーフの繋ぎ目をリング8つ → 4つに減らして、代わりにロングピコで間を埋めようと思ったんですが。 これを複数繋いだら、さすがに隙間が広すぎ&強度が保てないかなあ……(悩)
あ、それと一昨日の栗は、一晩塩水につけて殺虫及び鬼皮を柔らかくした後、父が専用道具で皮むきしてました。 その後は私が塩水で軽く茹でてから、ボウルに張った水で洗いつつスプーンで渋皮を削り取るという流れに。きれいになった本体を、今は母が砂糖と塩と味醂で煮てます。 ……そして教訓。スプーンを使う時は柄に何かを巻きましょう……(遠い目)<中指に水膨れができちゃった
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No.8511
(創作:: タティングレース)
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コツコツと繋げているオリジナルモチーフ、仮呼称「アラベスクタイル」なのですが。 せっかくだから部分部分で色を変えてみるのも面白いかなあとか思ったんですよ。 その方が彩色タイルっぽいし、モチーフの境目もより曖昧な感じになって面白いかなあって。
とはいえ、それを試そうとするとまたイチから結い直さないといけなくなるので、ちょっと試しに以前撮った写真をフォトショで加工してみたのです。
う、うーーーーーーん…… なんとなく、思っていたイメージとは違う気がする…… 色の配置を逆にすると、↓こう。
こっちのほうが、境目の花は映える感じでしょうか。 でも色の印象って、置き場所でまた変わってくるものでしょうし……ううむ、思案のしどころですねえ。 ……いっそシューレーストリック(糸の交差)を使用して、本当に境目の花だけを色変えするという方法は……イマイチ仕上がりがでこぼこしそうかつ、ロングチェインの長さがさらに揃えにくくなるから却下だな……ふみゅう。
あ、↓これだとほどほどにトーンも揃ってるし、シックな感じでいいかな?
Aroma Lace の01.ジャスミン(アイボリー)と03.シナモン(クールベージュ)あたりを組み合わせたら、こんな印象になる……はず。 こう、ペルシャンな感じからシルクロード渡って日本に伝来した、正倉院的な侘び寂びっぽいイメージというか。
……って、私の趣味はなんでこう地味なんだ……と言うかそれだともはやレースじゃねえww
あ、あと、たまに覗いているタティングサイトさんで、結い目の表と裏を揃えるテクニック、いわゆる「Janメソッド」の紹介が始まりましたvv
■モチーフの表面、ウラ面をそろえる編み方・その3|ハッピー タティングレース http://www.yuitatting.com/2017/09/3-92de.html
ふむふむなるほど。 以前、見よう見まねで試してみた方法で、一応間違ってはいなかったようです。
左側の薄緑が、通常の結い方。チェインを表にするとリングが裏を向いています。 右のベージュが、見よう見まねのJanメソッド。チェインもリングも向きが揃っています……が、よく見るとジョセフィンノットが裏向きに _| ̄|○
こういうところが「複雑なデザインのパターンになると、気を付けることが沢山出てきて非常に難しくなります」という部分なのでしょうね。 たぶん裏向きに結う要素でピコ繋ぎする時も、通常とは違うんだろうな……下に向かって糸を引き出す、アンダージョイントを使えば良いのかな……? ともあれ、これを練習しようとすると、ますますミスが増えそうなので、私は普通の結い方で良さそうです。
ぶっちゃけ細めの糸を使用していると、目に近づけてさんざん観察してそれでもなお、表と裏が見分けられなかったりしますからね……いわんや完成品をテーブルとかに置いた状態でをや、ですよ(遠い目) ……そもそも結ってる時も、表→裏で一目って無意識に手が動きつつ脳内カウントしてるから、ピコ位置とか絶対に間違えそうだもんなあ……
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No.8506
(創作:: タティングレース)
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ロングチェインが難しい
2017年09月24日(Sun)
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アラベスクタイルは、16枚まで繋がりました〜
現在はまた、モチーフの一段目を量産中。 偶数のほうが境目の花?星?が映えるので、できれば最低でもあと2列、合計で4×6の24枚までは繋いでみたいですねえ。
しかし外周の30目チェインがやはりうまく揃わなくって、微妙に辺の長さが違ってきてます(−ー;) 次はどの辺にモチーフ繋いでいけば、この歪みが目立たなくなるかなあ……
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No.8499
(創作:: タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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