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昨日作成した、蜘蛛の巣模様のブックカバー。 実はこの布を買ったときからずっと、こうしたらおもしろいだろうなあ、と思っていたことがあったのでした。 でも手元に材料もないし、それをすると全体的にゴロゴロしたり引っかかりやすくなって、ブックカバーとしては使いにくくなるよね、とかぐるぐる考えていたのです。 でもね、やっぱり思いついたらやってみたいじゃないですか。
そんなわけで、今日は百均でこんなものを買ってきてみました。
ファイアポリッシュとかいう、丸っこい多面体にカットしたビーズのABカラー(表面を虹色コーティングしたもの)。色は透明で大きさは3ミリ。絹糸用の細い針が、ようやくなんとか通ってくれるサイズです。
で、こうなったわけなのです。
……お判りになるでしょうか?? って、無理ですよね(苦笑) 肉眼で見ても微妙なのに、こんなピンボケ写真じゃ余計に判らないでしょう。 画像を拡大して、矢印の部分をよーーーく、見てみてください。
えー、コンセプトは「蜘蛛の巣に散った朝露って綺麗よね」ですvv もっと拡大すると、こんな感じ。
……携帯のカメラでは、これが精一杯< from カリオストロの城 ネイルアートとかに使う貼り付けタイプのラインストーンの方が、もっと出っぱりも少ないし綺麗に仕上がるだろうとは思いつつ、使っていたらはがれやすそうだとか、専用の接着剤とかいりそうだしで、普通の穴あきビーズを選択しました。 そして正直を言えばもっと全体に、いっぱいキラキラするほど散りばめたかったのですけれど。あんまりたくさん縫いつけると物に引っかかりやすくなるし、本を手に持った時にも指に当たったりして集中が途切れそうで。 そんなこんなで控えめにしました。特に本を開く際に手を置く部分は却下ということで。
……って、既にブックカバーとしての役割(本の防護)から逸脱しつつあるよ。 ビーズででこぼこしている段階で、下手に重いものを上に置くと表紙にへこみがつきかねん……そしてこのカバーつけた本を、他の物が入ったカバンへいっしょに突っ込んだら、確実に刺繍かビーズが引っかかる(汗)
人はそれを本末転倒と呼ぶだろう……(遠い目)
だってだって、思いついたら実行してみたかったんだもんっっっ。
このカバーはあくまで自宅用か、持って出かけるならハンカチで包むなりカバンのポケットに入れるなりすることになりそうです。
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No.3703
(創作)
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妖怪アパートやゴーストハント(改訂版)などの四六判サイズ。 新書よりもB6よりもまだ大きいそのサイズの本は、さほど冊数を持っているわけではないのですけれど、最近よく借りてくる児童文学などでちょこちょこ手に取る機会があります。 ……で、もって。 おととい、念願かなって借りられた「謎解きはディナーのあとで」が、やっぱりその四六判だったのですね。そしてさらに買出しに出かけたその先で、なかなかおもしろい柄の端切れを見つけてしまった訳です。
はい、もはや説明は不用ですね。 こうなりました。
群青ベースの蜘蛛の巣模様〜〜vv<どら●もんの口調で もうね、見つけた瞬間に「うわあ、なんかお洒落でちょっぴり傾いた感じだあ♪」と思ったのですよ。 そしてですね、こうして見るとちょっと変わった柄なだけの、あとは普通のブックカバーなんですが。 裏表紙側には……
蜘蛛がいたりします(うふ) 私はね、前々からこういうアクセントがつけたかったんだよ! 細かい模様がたくさん散っているよりも、大胆な柄が大きくひとつドン、とあるのが欲しかったんです。でもなかなかそういうデザインの布って売ってないんですよね。かといってアイロンプリントとかだと、使用しているうちに割れてきそうですし、見た目もいまひとつチープになっちゃっておもしろくないですし。 ちなみに蜘蛛の部分を拡大すると、こんな感じ。
私の持てるつたない技術と絵心をすべてこめた、渾身の刺繍です。私にしてはかなりレベルアップした方ですよね、ね? シンプルかつそれなりにリアルで、なおかつちょいとお洒落な感じを目指したんですが、どうでしょう? 牙がちょっと歪んでいるのはご愛敬ってことで(苦笑) 頭と腹の形とか、脚の長さや広がり方のバランスなど、ネットで蜘蛛の写真やデザイン画を何枚も探して参考にしました。 特に八本の脚は下書きをせず直接布に縫い取り。事前に何枚かスケッチをしてイメージを固めてあったおかげか、予想以上にうまく出来たと自画自賛してみたり。 もう中に入れた謎ディを読みもせずに、ためつすがめつ眺めては悦に入っておりますvv
……うちの某伯爵とかが気に入りそうなデザインだなあ(笑)
そして今夜もきっと、肩凝りに悩まされる……
コメント返しをするのに wiki 情報を調べていたら、エリア88が「巌窟王」をベースにしていたと判明。……「白髪鬼」といい和田慎二さんの描かれた各作品といい、私の好みな作品はとことん「巌窟王」が下敷きになってるんだなあ。
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No.3700
(創作)
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今日は暖かかったので
2012年04月09日(Mon)
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裁縫をしてみました<意味不明? ……いえね、暖かいと上着を脱げるじゃないですか。私の場合、自宅では半纏を愛用しているのですけれど、これを着ていると袖が邪魔になって細かい仕事ができないのですよね。なので裁縫をする時は必然的に脱がねばならないと……そうすると寒い日は細かい作業に手がつけられないという因果関係になるのです。 まあ寒いと指先が動きにくいという、単純な事実もありますが。 で、もって。 今回は念願の古地図柄ブックカバーですvv
うふふふふふーーー、コンセプトは大航海時代。 羊皮紙でできた宝の地図を、バックスキンのベルトで巻いてあるぜ、的な感じで。 ……もちろん本物の革はミシンの針が通らないうえに高いので、むら染め風のコットンを使用しました。今回も材料費はしめて390円也。 本当はベルトの両側に金糸でステッチを入れようとか思っていたのに、気がついた時には既に縫いつけ終わっていたのが残念無念_| ̄|○ 何事もちょっと慣れた時が要注意ってホントね(しくしくしく) あとちょっとベルトが太かったかなあとか、前回の新聞カバーが少しきつかったから余裕を多めにとったら、今度はいささか大きすぎたかもとか、いろいろ気になるところはありますが。 それでも布の上下は間違えなかったし、模様も良い感じに出せたのでおおむね満足です♪ なにしろこの端切れはワゴンに一枚しか残ってなくって、量り売りもされておらず、もし失敗したらそれで終わりだと戦々恐々しながらの作業でしたからして。 ちなみに前回の新聞柄端切れも事情は同様。しかも布目に沿って布を裁断してみたら、いきなり斜めに裂けるんですもの(私は直線に裁断する場合、布にちょっと切れ目を入れてから手で引き裂いてます)。たまたま幅が広くなる方向に斜めだったから良かったものの、逆だったらせっかく入手した理想の布がパーになるところでしたよ(怖) 今回はその失敗をかんがみて、まず端を1センチほど裂き取って布目の向きを確認してからの作業でございました。うまくいってほんとに良かったです。
素敵なブックカバーがあると、ますます本を読むのが楽しくなりますねvv ……ちょっと恥ずかしい表紙の本でも、人前で安心して読めるというメリットも大きいですし(笑) もっともさすがに、これだけあれば数は充分でしょうけれど<現在サイズ違いで9枚ある ああでも、妖アパとかゴーストハント(改訂版)とかの四六判も欲しいような……あの版形、持ってる冊数は少ないけれど、たまーに借りてきたりするからなあ……
夜はQさまスペシャルをがっつり鑑賞。 うちの家族はクイズ番組が大好きなので、夕食も早々に三時間TVに貼りついておりました。一時みたいに、また毎晩のようにクイズ番組を放送してくれると嬉しいんですけどねえ。
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No.3692
(創作)
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英字新聞紙柄のブックカバー、完成しました!
模様をたくさん出したかったので、今回は新書サイズです。 コンセプトは「そこらへんにある紙で適当に包んでみました」的な感じ。 そしてあえてベルトにも飾りをつけず共布にすることで、無造作に折ってあるだけなんですよ、っぽい演出をば♪ 洗濯しても歪まないよう布目にそって裁断してみたら、模様が斜めになっちゃったのがいささか気になりますが……まあそれさえも、大雑把さを表現できていると思えば良いでしょう。 ちなみに裏布は良い無地が見つからなかったので、こんな端切れを合わせてみました。
こっちは包装紙をイメージ。いつものようにリバーシブル仕様で縫ってあるので、飽きたらひっくり返して使えます。 材料費は表裏あわせて390円也。 デニム地も良いですけれど、やはり綿か麻混の平織りもしくは紬(つむぎ)の方が、布が薄いぶん綺麗に仕上がりますね。まあ、だいぶ作り慣れたこともあるのでしょうが。
ちなみに新聞柄のブックカバーそのものは、こちらでも入手できます。
この Little Amish さんは、他にもおもしろい柄のブックカバーを多数出品しておられます。既成ブックカバーとしては割と手頃なお値段で、細かいサイズや裏地の布、しおり紐などのカスタマイズ指定にも応じてくれるらしく、なかなかお買い得なんじゃないかと。
さて次は古地図バージョンですね。 でもまず作り始めるのに、けっこう気力がいるんだな、これが……
話は変わりまして。 録画したまま積んであったDVDディスクの中から、「ルパン三世 魔法のランプは悪夢の予感」を発見。先日からコナン&ルパン熱が続いているので、鑑賞してみました。 ……むう。 なんというか……微妙? カリ城を見た直後だと、どうにも物足りなく感じてしまいました。特にとっつぁんの扱いがひどくてしょぼん。とっつぁんはあれでも有能なんだよ、すごいんだよと私は信じているのです。だからカリ城とかラストジョブなど、とっつぁんの活躍する話が好きなんです。 「炎の記憶」また放送してくれないかなあ<録画持ってない そこで思わず口直しに、「血の刻印 永遠の MERMAID 」を続けて見たりとか。
夜は今田耕司が司会になったオールスター感謝祭を適当に眺めつつ、夕飯食べたり本読んだり。 一昨日に発送お知らせがあった本がいつ届くかと待ち続けていたので、今日は再読オンリーです。 明日は日曜日だけど、届いてくれるかなあ。
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No.3680
(創作)
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念願だった、デニム生地のブックカバーvv ふふふふふ。作業するならテンションの上がっている今の間にと、昨日に引き続き縫い上げました! 材料費0円というのがミソですね(笑)<絶賛緊縮財政中 普通に完成品を購入したら、ベルトが内側についたスタンダードタイプでさえ、安くて二千円前後。ちょっと仕立てやデザインの良いのだと、三千円代とかするのもあるぐらいですからして…… もちろん同じ物は二つとない自分オリジナルデザインかつ、持っている本に合わせてカスタマイズ済、というのもポイント高いです♪ ……ちなみに懸案だったアクセントは、ベルト部分に刺繍をすることで納得しました。 拡大するとこんな。
私の技術では、これが精一杯。 自分にも可能な刺繍で、どれだけお洒落なものにできるかを考えに考えた結果、こういうデザインに落ち着きました。はっきり言って、必要な技術は小学生レベル(苦笑) でもでも、けっこう良くないですか? 白一色で、『あえて』シンプルに押さえました、的な? ちなみにベルト両脇のステッチがオレンジでなく白糸なのは、最初オレンジで縫おうとしたら、ミシンで糸が絡みまくって挫折したといういきさつがあったりします。……なんでだろう、昨日はちゃんと動いたのに。今日も最初は順調だったのが、急に下糸が絡みまくってミシンが強制停止してしまうことを繰り返し。母と二人ボビン周りを分解してまで試行錯誤しましたが、結局分かったのは、他の糸だと正常に動くということだけでした。オレンジの糸はかなり太かったから、そのへんが原因なんでしょうか…… そんなトラブルで一時間ぐらい遠回りしてしまいましたが、まあ結果的には白一色の方がお洒落だったかもしれないと、怪我の功名的な仕上りになったということで。
ちなみに手縫い刺繍なんてやったのは、確か社会人になってすぐが最後でしたか。 小学生の頃に一時期凝って、刺繍枠とか使ってたりもしたんですけど、もう駄目ですね。脳内でイメージまではできても、まったく手が動きません。 クロスステッチの縦横の長さがそろってないとか、花びらが一枚だけ長すぎるとか、じっくり見てみると気になる点はボロボロと。 濃い色の布だから、下書きもできなかったしな……(−ー;) ……まあでも、私にしてはこれでも上等な出来ですよ、うん。 今はまだ完成したてでちょっと布が固いし、大きな版の本を入れると少々きついです。早く布が馴染んで、使いやすくなってくれると良いなvv
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No.3607
(創作)
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昨日は店員さんに気後れして買うことができなかった、インディゴブルーのデニム生地。 なんと母の布コレクション収納箱をあさっていたら、端切れどころかメーター単位でごっそり出てきました(苦笑) ブックカバーどころか、子供のならスカートぐらいは作れそうだよ。なんで前にブックカバーの布を選んだ時に、これの存在をスルーしていたんだろう? 青系ばかりに偏るのを避けようとして、意識の外だったのかな?? ともあれこれでまた、材料費0円。うちにあるものだけで作成できそうですvv もう昨日はね、家に帰ってからもいろいろと考えて、そういえば……とタンスをあさり、もう着られなくなったデニム地のスカートとか発掘してみたりして。これをリフォームすれば材料費かからないよな、とかいうところまで計画していたぐらいだったんですよ。 でもスカートの生地は大きさ的にかなりギリギリだったので、ちゃんとした布が見つかってくれたのは本当にありがたかったです。
ちなみに、ないと思っているのに布置場を見に行ったのは、他に目標があったからでした。そしてその目標にも、デニム生地はなかなか合いそうな感じ。どうせならブックカバーを作る際の練習にもなるだろうと、今日はこんなものを縫ってみました。
……けしてイカではありません(笑) 一応これまでの経験を踏まえて、今回は最初からミシンを使用。ちゃんと縫い代の角まできっちりアイロンをあてて折りこんでからひっくり返したり、飾りにオレンジの糸でぐるりステッチを入れてみたりと、私にしてはかなり満足のいく仕上がりとなっております。 でもってこれは、このように使うのでございます。
先日、百均であつらえた電子小物類一式持ち歩き用カゴの、仕切りというかカバーというか、そんな感じのものです。 めくってみると、このように下には延長コードやアダプターが入っています。
そして布を被せた上に、 SigmarionIII が鎮座まします訳です。
これの用途は二つ。 ひとつは下に入れてあるコードやアダプターが見苦しくかつ、場合によってはシグ3に傷をつけたりしかねないので、カバーと間仕切りを兼ねる役割です。 そしてもうひとつの、むしろこっちがメインだった創作動機は、カゴに収めたシグ3を取り出しやすくするための道具としてなのでした。 いえね、このカゴ、ほんとーにジャストフィットなサイズなのですよ。 横にPHSを立てるためのケースを配置して、サイドにLANカードなどを入れたポーチを立てると、もう残りのスペースはシグ3でぴっちぴち。 下手に中で泳がない分、傷つく心配がないのは良いのですが。いざ取り出すときに指を突っ込む隙間にすら事欠くのは、さすがにちょっとフィットしすぎというか(^ー^;;) まだシグ3のディスプレイを閉じていれば別なのでしょうが、私は正直言ってあまりディスプレイの開け閉めをしたくないのですよね。 シグマリオンシリーズは伝統的にヒンジの部分が弱く、あまり頻繁に動かしているとすぐに壊れるという報告が、ネット上でまま見うけられます(実際、私が知り合いに譲った前機シグ2は、半年もしないうちに蝶番がガクガクになった)。購入して丸八年。すでに生産も終了し、ドコモでの修理も受け付けてもらえなくなったシグ3をまだまだ使っていくためには、できるだけリスクは避ける方向で行きたいわけで。鞄などに入れて外出する際にはともかく、自宅内で移動させるだけならば、できるだけヒンジに負担は掛けたくないのです。 しかしディスプレイを起こしたままだと、カゴに入れる時はあまり気にならないのですが、出すとき何故かけっこう邪魔になります。実に困ったもので。 で、思案した末に思いついたのが、これな訳でした。
この状態で、右側に出ているデニムの端をつまんで上に引っぱってやると、シグ3が中から持ち上がってきてくれるという、そんな単純な仕掛け。 着想を得てから具体的な構造を考えるのに十分ぐらい。作成は二時間ぐらいかかったでしょうか? いざ完成して使ってみると、予想以上に見た目も使用感も良い具合でしたvv
……とりあえず、穴が空いている網状のカゴで本当に良かったです(しみじみ)<リボンで簡単にくくりつけられる
さて、次は本命ブックカバーか……オレンジ糸のステッチはなかなか素敵に見えますけれど、それだけじゃ寂しいですよねえ。 オルキデアのこんなのとか実に素敵だと思うんですけど、私に刺繍のスキルはないしなあ…… 華美すぎず、シンプルかつちょっと粋なアクセント。できれば既製品ではなくオリジナリティを出したくて、さらに言うなら材料費がかからなければもっと良い。なんかそんな良い案はないものでしょうか……
話は変わりまして。 「影武者徳川家康」が気に入ったという母に、なら読ませてくれようと「花の慶次」原作「一夢庵風流記」を貸してみました。 なんか一昨日渡したハードカバー450ページが、もう帰ってきたんですけどvv 曰く「講談みたいで面白かった。すらすら読んじゃった」だそうです(笑) これは漫画版も読ませるべきでしょうか。現在庭のプレハブに箱詰めで眠っているのですけれど……ちょうど同じ箱に入れてある「ここはグリーン・ウッド」も読み返してみたかったところだし、ここはひとつ発掘してくるべきか。 ただなあ……せめてもうちょっと天気が良くないと、手前に置いてある荷物を庭に出して広げられないからなあ……
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No.3605
(創作)
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布製ブックカバーの作り方 外ベルト式 その1
2011年11月20日(Sun)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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