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先日作成した、プラ板のホオズキかんざし。 やはりこう、満足できないものがあったのですよ。特に色的な部分で。 これはもう、ちゃんとお金出してまともな黄色いマジック買ってくるしかないのかと思っていたのですが。そこでプリンターで印刷できるプラ板があると知り、高いだろうと予想しつつ、どんなものかと検索してみたのです。
そしたらば。 普通のプラ板に、普通のプリンターで印刷する裏技が紹介されているではありませんか!!
■普通のプラバンにインクジェットプリンタで印刷してみる|ちんちゃん|note https://note.mu/chinchan/n/nb2376cb203f3
なんでもプラ板の表面に、ヘアスプレーを吹きかけてやると、プリンターのインクが弾かれずに乗るようになるのだそうで。 でも我が家にヘアスプレーなんてあったかしら……と。夜中の二時にごそごそと脱衣場の棚を確認してみたところ、ありました。しかもまさに上記の記事で使われている、ケープの(スーパーではないけれど)ハードタイプ。
これはもう、リベンジするしかありません(笑)
そんな訳で、昨日は目覚ましをセットしてる時間より三十分も早く起き出し、ごそごそと作業を開始しておりました。まずはヘアスプレーを借りる許可を取るため、母が起きてくるのを待つ間、印刷用のデーターを準備。
先日使った切り花の型紙をとってあったので、それをスキャナで取り込みフォトショで着色。 空いた隙間はもったいないので、葉っぱをいくつか配置しました。こちらは焼いてから着色するので、輪郭線のみ。
で、起きてきた母から無事ヘアスプレーの使用許可が降りたので、庭先に新聞敷いてプシューーー。 よく乾かさねばならないので、その間に朝食を作成。 できあがったところで確認に行き、おおむね乾いていたので、もう一度プシャーーー。 さらに食べ終わって食器類を洗ったところで、また確認に行って、三度目のシューーーーッッッ。
合計三回ほどスプレーしたあとは、さらに放置しつつ台紙の準備にかかります。 先ほど作成したフォトショップのファイルを、レイヤーの不透明度を50%まで落としてJPG保存(※焼くとプラ板が縮んで色が濃くなるため)。 そして上記のサイトを参考に、一回普通のA4用紙に印刷してみます。
で、印刷できた位置に合わせ、乾いたプラ板をスプレーした面を上にして、テープで貼り付けました。 あとはもう一度プリンターに突っ込んで、印刷すればOK。
下の写真は、印刷し終えて台紙から外したプラ板です。念のため、ちょっとドライヤーの熱風をあてて、しっかり乾かしました。 色はかなり薄いです。切り抜く時も、正直どこ切ればいいのか手元でよく見えないぐらい薄いですが……でもこれで大丈夫。焼いて縮むと濃くなるんです。
焼いて整形する手順は、先日と同じ。カッターで筋を入れ、ハサミで花びらの根本に(今度は気持ち深めに)切り込みを入れ、トースターで焼いたら、今回は赤いウッドビーズを入れて、軍手はめた手で柔らかい内に整形!
……今回はもう、数え切れないぐらいやり直しました(苦笑) ホオズキ本体は一枚しか作ってませんでしたからね。まあ良いかとはならなかったんですよ……ウッドビーズが焦げなくてほんとに良かった……(−ー;)
で、最終的にはこう。
今度こそ、鬼灯らしい色合いになってくれましたvv
さすがにそろそろ簪は厳しい季節なので、Uピンでハーフアップの根本にぐさっとな。 ナスカンパーツをつけておくと、こういう使い方もできるので便利です。
飾りには、覚えたばかりの「吉祥結び」を。 最初はこの間作った赤いモチーフを付けてみたんですが、母から「色が映えない」と駄目だし食らったので、緑の糸で新たに作成。 ……緑なんですよ、これでも一応。写真では黒っぽく写ってますが、以前にフローライトのペンダントヘッド作った、あのダイソーリリアン・クラシックカラーのオリーブグリーンです。 こんなことなら、「どうせこんな派手な色は使わないだろう」とか思わずに、ベーシックカラーの鮮やかな緑もロウ引きしとくんだった<後悔先に立たず
緑といえば、葉っぱのほうですが。 今回は使いませんでしたけれど、いちおう作るだけは作りました。
前回の経験を踏まえて、ちょっと全体のフォルムを丸っこくしつつ、焼いて整形してから着色しました。 葉脈を刻むのも、爪楊枝だと表面に貼り付いたり、力に負けて折れてしまったりするので、左手のマチ針で真ん中を押さえつつ、右手に持った太めの毛糸針で作業。 毛糸針は、線を引くというより、上から押さえて凹みをつけていくようなイメージでやるのがコツでしょうか。
で、固くなってからピンバイスで穴も開けて、その穴に爪楊枝を刺した状態で、緑の油性マジックを使い裏と側面を塗り塗り。全体を透明マニキュアでコーティングしたら、爪楊枝のお尻を発泡スチロールに突き刺して乾燥。
……ちょーっとマニキュアたっぷり塗りすぎたせいで、せっかく刻んだ葉脈が目立たなくなっちゃったのが、今回の反省点ですかね(下の写真、一番右のは裏返しになってます)。
ともあれ、12cm×14cm(12cm四方に切るつもりで間違えた/苦笑)のプラ板(厚さ0.3mm)で、ホオズキ1個と葉っぱビーズが8枚(プラ板の切れ端を最大限有効活用したら、四枚の予定が倍の数に)作れました。 この葉っぱはまたいずれ、別のものを作る時に使うとしましょうvv
……パソコンでの型紙作成&着色は、手作りの一個一個風合いの違う醍醐味には欠けるかもしれません。しかしぶきっちょさんや、同じものをいくつも作りたい人間にとっては、これほどありがたいものはありませんです。
……さて、今度こそ……今度こそはもう、落ち着いてのんびり読書とかするぞ……(苦笑)
あ、あと壊れてたウォッシュレットが、めでたく便座本体ごとまるっと新しくなりました。 施工したの、長兄が帰宅した19時過ぎからだったので、まだ一度も使ってみてませんが(苦笑) 夜中に眠い目こすりながら初使用するよりも、ちゃんと頭が起きてるうちに、一度は試してから寝るべきかしら……?
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No.7185
(創作)
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昨日の記事の最後に載せていた、切り花ですが、
本日めでたく、このような形に仕上がりました。
念願の、鬼灯かんざし(と、ついでに根付)ですvv
え? 意味が判らねえって?? そんな方は、ぜひこちらのサイトをご覧になって下さい。
■プラバンホオズキ作り方|マイペース冒険記 http://ameblo.jp/yukinori7mpsf/entry-11852456351.html
プラ板を使って、ホオズキのチャームを自作する方法をご紹介下さっています。 もうね、この記事を見つけてから、やってみたくてやってみたくて。でも焼くと縮むプラ板なんて、どこで調達すれば良いか判らないし、やっぱりハードル高いよなあ……とか思っていたのです。 そしたらば。 いつものようにダイソーをうろうろしていて、うっかり先日、見つけてしまっていたのですよ。
まさにそのための、工作用プラ板です。厚さ 0.3mm でB4サイズ1枚入が108円。 さらに着色用の油性マジックが、五色セットでプラス108円の、合計216円(右側に写ってる三本セットは、家にあった油性マジックです)。
く……くくくくく。 これはもう、やるしかねえだろう?
ってことで(笑)
型紙にした五弁の切り花は、こちらのサイトを参考に。
■折り紙「桜の花びら」の切り方!簡単なのでお子様にも作れます! | ORIGAMI-FUN【簡単な折り紙の折り方を探すならココ】 http://折り紙の折り方.net/花 植物/折り紙「桜の花びら」の切り方/
先端の切り込みをなくしつつ、長い方を5cm、短い方を2cmぐらいの位置から切っていくと、開いたとき直径9.5cmぐらいの花になりました。 しずくとハート型の緑色は、葉っぱ用です。 これに関しては、こちらのサイト様にて。
■プラ板で葉っぱのビーズパーツを作ってみました(・ω・○)メイキング - *自然のかけら堂*(・ω・○) - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kojopen2013/56091066.html
で、もって。 これら切り抜いたプラ板を、一個ずつトースターで焼いては、縮みきったら素早く取り出し、軍手をはめた手で冷めないうちに整形!! 花の形は内部にウッドビーズのオレンジを、葉っぱは針と爪楊枝で葉脈を、柔らかいうちに手早く入れていって……
焼くと上の写真ぐらい、縮む&色が濃くなります。 ただ分厚くなった側面は透明なままなので、改めて油性マジックで塗り足しつつ、塗った面が外側にむき出しな葉っぱに関しては、おなじみ透明マニキュア(トップコート)でコーティング。
……っていうか、透明マニキュアを塗ると油性マジックがいったん溶けてから改めて広がって乾くので、透明状態で焼いて整形してから、マジックで着色 → マニキュアを塗る、という順序にすれば、もうちょっと淡い色の葉っぱが作れたのかも? そして葉脈の拙さは……目をつぶって下さい。初心者なんだよ(しくしくしく)
あとは買ったばかりの精密ドリル(ダイソーにて2本108円)を使って穴を開けたら、それぞれにヒートン金具(エポキシ接着剤@ダイソーで補強)と丸カンをつけて、いつものように組んでいくだけ。
そんな流れで、こうなった訳ですvv
……もうちょっと花びら根本の切込みを深くして、細長めのフォルムにした方が好みだったかなあ。 あと手持ちの赤マジック(ピンクに近い)と、ダイソーのオレンジ色で塗ってみたら、グラデーションが全く判らなくなったのが残念。 一応、実験として、2個のホオズキはグラデーションを逆に塗ってあるんですよ。オレンジが先端なのと、赤が先端なのと。でも焼き上がってみたら、ぜんぜん見分けがつかねえ _| ̄|○
てっきり母がハイマッキー(ゼブラの定番油性マジック)の多色セットを持ってると思い込んでいて、オレンジも赤も黄色も普通にあると安心してたんですよね。そしたら、「あ、あれ●●さん(ガールスカウトの新人指導者)にあげたわ」ってさ……(泣)
しかたないからコンビニやら百均やらを巡ってみるも、どこも置いているのは水性ペンばかり。油性ペンは赤と黒を1本130円とか、そんな感じで。 かろうじてダイソーで見つけたのが、ピンク・オレンジ・紫・緑・水色のセットだったんですよねえ……ああ、ハイマッキーの黄色さえまだうちにあれば……っっっ
ちなみに整形に関しては、当然ながら一発でうまく行った訳ではありません。むしろホオズキに関しては、1個につき3回ぐらいやり直してます。 途中で固くなって、思った形に仕上がらなくても大丈夫。無理に力を入れると折れますから、そこは落ち着いてもう一度トースターに入れて焼き直せば、また柔らかくなってくれます。 ……ただ、問題は中に入れてるビーズでして。 ウッドビーズが燃えるんじゃないかと、正直ドキドキしてました。もしかしたらちょっとぐらいは焦げてたかもしれません。でもまあ着色済みプラ板越しには見えないし、良いんじゃないかと(笑)
あ、あと、制作サイトを見ているだけでは判らなかった、予想外の効果として……このホオズキ、音が鳴ります。同じ材料で同じ作り方をしても何かしら個体差が出るのか、この2つでさえ全然音色は違いますが。ちょっと素朴な鈴っぽい、カラカラという音が雅やかでいい感じvv
最初は中に赤い小鈴を入れてみるのも面白いかなあとか思ってたんですが。その必要なかったですね。
そしてプラ板、ホオズキ本体2個と葉っぱを8枚作って、まだ3分の1も使ってないんですが(10cm×20cmぐらいを消費)。
……これは、ちゃんとした油性マジックを買ってきてリベンジしろという、神様のお達しですかね? いやまあ、そんなにホオズキばかり手元にあっても始末に困りますが(苦笑)
2015/10/23 追記: プラ板に直接プリンタで印刷する方法を見つけたので、リベンジしちゃいましたww
そして全然関係ないですが、昨夜いきなりトイレが壊れました。 いえレバーを動かせば水洗トイレとしては普通に使用できるんですが。しかしリモコンがまったく効かなくなってて、ウォッシュレットが作動しません。あと便座が冷たい(−ー;)
とは言え幸い我が家には、水道設備屋の長兄がいる(笑) ざっと状態を見てもらったところ、単にリモコンの問題ではなく、すでに電気機器としての寿命が来てるのかもしれないとのお見立て。 なにしろ今のトイレにしたのが、かれこれ17年前の話ですからねえ……<だいたい十年ぐらいで壊れるらしい
案の定、今日来てもらった施工店の言うことには、型が古いのでもうリモコンは入手できない。いま無理してリモコンを調達しても、本体自体がいつ壊れるか保証できない。これを機にトイレ自体を新しくしては? と提案されました。 で、いろいろ見積もりを出してもらった結果、ここは長兄の勤務先から買おうということに。もちろん施工するのは休日の長兄で(笑)
いやはや、持つべきものは、職人の身内です(しみじみ)
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No.7177
(創作)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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