よしなしことを、日々徒然に……
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 基本モチーフ2
2017年11月09日(Thr) 
まだ続いてますよ、オリジナルパターン第三弾「花鞠の魔方陣( Flower Ball Magic Square )」。
今度は基本モチーフを『裏返し』にした、基本モチーフその2です。



えー……作っていく順番が逆のようにも思われるでしょうが、いったん魔方陣化してからじゃないと、この『裏返す』という作業ができないんですよねえ。

ああそれにしても、思ったより可愛くね? これ可愛くね??



ロングチェインの長さが揃ってなかったり、最初にいきなり目数間違えたせいで、そこだけ切り取って結い直した挙句に短い残り糸を針で無理やり縫い込んだりした結果、いささか歪んではしまいましたが……想像していた以上に面白いデザインになってくれました。
真ん中のまあるい鞠と、周囲を飾るひらひらの花びら。これぞ「花鞠」って感じですvv
その1パターンの基本及びマジックスクエア版よりも、外周部分が安定していて頑丈なのも私好みで。

今回の必要糸長:
 メインシャトル 両手×4
 サブシャトル  両手×2.5(オリムパス プラチナレース糸 #40時)

三つ葉部分が四つ、まるっとチェインに置き換わるぶん、サブシャトルの消費は想像以上に少なくなりました。
そして今回は四隅の(マジックスクエアその1の時には、中央に集まっている)ロングチェインの飾りピコを省略してみました。単体の場合はこの丸っこいフォルムが可愛いけれど、複数を繋いだり魔方陣化する時は……どうしましょうかねえ(まだ悩み中)

これまでのものと比較すると、こんな感じ。



基本モチーフその2(右下)で、6cm四方というところですね。
基本モチーフその1(右上)よりは大きく、マジックスクエアその1(左下)よりは小さい。予定通りですvv

さて、お次はこの基本モチーフその2を、いよいよマジックスクエア(一筆書きに広げる)化する訳なのですが……必要な糸長はどれぐらいになるんだろう? 中央にも鞠部分が現われてくるはずだから、単純に4倍するだけだとサブシャトル側が足りなくなると思うんですよね……それ以前に、結ぶ順番を事前シミュレートしておかないと、まず進む方向を間違えるだろう、かなり確率の高い未来予測が(汗)

実際、今回の基本モチーフ2だって、しょっぱなからいきなりチェインの目数間違えてましたし _| ̄|○

今日はもう、目数メモを整理して、レシピ作成作業に勤しむとしますかね。
実物を無心に結うのも大好きですが、画像加工とか編集作業もけっこう好きなんですよね(笑)

……やっぱりJWWで結び図作成、挑戦してみようかな……ただあれ、画像形式で出力できないから、プリントアウトしてスキャンし直すという手間が必要なのが……

そして……



え、えへ……?
No.8665 (創作:: タティングレース)


 第一関門突破
2017年11月08日(Wed) 
先日から挑戦していた、オリジナルパターン第三弾ですが。
なんとか第一段階が形になってくれました!



名付けて「花鞠はなまりの魔方陣( Flower Ball Magic Square )」でっす★<そこ厨二とか言わないww



オリムパスのプラチナレース糸#40ホワイトで、完成サイズは9cm角ほど。
使用糸長は、メインシャトルが両手×7.5強、サブシャトルが両手×6弱といったところ。

はい、これは糸繋ぎなしの、一筆書きで作成できるパターンなのです。すなわち、マジックスクエア!
これを! やりたくて! 「一段構成」の「繋ぐこと前提」な「スクエアモチーフ」を考えるところから始めていたのですYO!!

前回までの、普通にモチーフ繋ぎしたもの(最低4度 = 8本の糸始末が必要)と比較すると、↓こんな感じです。



左がモチーフ繋ぎ版、右がマジックスクエア導入後(糸始末は1回 = 2本)。
中央部分のデザインを一部差し替えることで、糸を切らないまま隣のモチーフへと移動して、そのまま延々と続けていける構造です★

……え、肝心のアクセントたる、鞠模様が消えてるじゃないかって?
いえいえ、この状態を1モチーフと考えて複数を繋いでいったり、あるいは4×4とか8×8サイズの大きな一筆書きにしていけば、またちゃんと現れてくれますからして。
さらに、これをひっくり返すというか、裏返すというかな、マジックスクエアのマジックスクエアたる所以の第二バージョンを作成すれば、そちら側にはしっかり丸い部分が配置される……予定です。たぶん、きっと(苦笑)<断言できないあたりがまだチャレンジ中の技法

しかしこうして改めて眺めると、中央の四つの飾りピコも省略して、密度の低いところはとことん低くするべきかなあとも思ってみたり。ってか、むしろダブルピコが余計なんだろうか……でもそれまでやめちゃうと、本当にどこにでもある、特徴のないデザインになるしなあ(´・ω・`)

ううむ……(ごそごそ)



ピコ大幅減量バージョン、画像加工で手抜きシミュレート(右側)。
ダブルピコ以外の装飾ピコを、全部消してみたんですが……やっぱりこれぐらい思い切ったほうが、コントラスト感が出るでしょうか。ますますレースから遠ざかって、アジアンな雰囲気に行っちゃってますけど。

ううむ、悩ましい……


なお、この一筆書きパターン「 Magic Square 」のデザイン方法は、以下のページで詳しく説明されています。

■Tatting by the Bay: Designing Magic Squares
 https://tattingbythebay.blogspot.jp/2017/07/
designing-magic-squares.html

この間まで作っていた、オニオンリングなフリーパターンをお借りした海外サイトさんの、 Tutorials コーナー。
英語とはいえ写真や加工画像を駆使されており、ブログ自体に各言語への翻訳機能も付いている親切設計です。
もちろんWEBサービスな翻訳だから、日本語的にはいささかアレなんですが、それでもそんな丁寧な解説を眺めていたら……やっぱり挑戦したくなっちゃうじゃないですかww

先日お借りした「 Onion Ring Magic Square 」に例えれば、ようやく基本モチーフの Square #1(左下)と、その発展版 Magic Square #1(右上)までたどり着けたというところ。
いやはや、長かった……
さて次は、#2 の二つに挑戦ですな。

それにしても飾りピコの件、どうしようかなあ……


相変わらず風邪気味が続いていて、鼻の奥から喉にかけての痛みと頭の重さが抜けきれず。もちろん鼻も詰まってるんですが、咳やくしゃみはあんまりないし、鼻かんでもやはりあんまり出てこないです。地味に辛い。
しんどいので、お昼休みはご飯も抜いて、一時間まるまる横になってました。
そしてテレビの音が耳に突き刺さってきついのに、「聞こえないんだもん」の一言でさらに大音量にされるので、夕飯をかきこんだ後はさっさと自室へ避難。
ううむ、今回の風邪は長引くな……
No.8664 (創作:: タティングレース)


 ここからが勝負
2017年11月07日(Tue) 
新しいスクエアモチーフは、コメントでも母からも、外周ピコはない方がシンプルで良いというご意見をいただきました。
確かに四枚を繋いでみても、全体的にガチャガチャしていて、密度のコントラストもぼやけてしまっている感じがします。
なので試作第二弾を基本に、目数のみ微調整したバージョンを本採用としました。

で、もって。
やりたかったことの第一段階へと、いよいよ着手できたのことですよ〜



ふっふっふ。
……ちょっと開始位置 ―― というか最初に曲がる位置 ―― をいきなり間違えてしまいましたが、今回に限っては支障ないので、そのまま先へと結い進め。
メインシャトルには両手×8、サブシャトルには両手×7.5を巻いて始めております。

うむうむ、良いんじゃないの? 良いんじゃないの??
今のところはこれと言ったトラブルもなく、想定通りに進んでおりますです。
うまくいったら、モチーフ名は「花鞠はなまりの〜」といった感じにしてみようかなあ、なんて考えていたりww


そうそう、朝方晴れてたし寒さも昨日や一昨日よりはマシだったので、天然石類の水洗い&天日干しもできました。
あんまり久しぶりすぎて、窓から差し込む陽光の角度が前回から大幅に変わっていることにびっくりしたりとか。
前回までは机の右側に置けば直射日光に当てられたのに、今はカーテン開けて机の正面窓枠に置かないと、陽だまりに入らないなんて……季節は着実に巡っているんですねえ。


追記:



うふ?
現在絶賛辞書アイロン中で〜す★
No.8661 (創作:: タティングレース)


 ここまででようやく
2017年11月06日(Mon) 
新しいスクエアモチーフの試作第三弾を4枚繋いだ結果、無事に波打ちもお椀化もせず、平らに収まることが証明されました。



やっとこ下準備が完了です。
繋ぎ目に現れる、密度の高い鞠のような部分がポイントとなる、この手のデザイン。最初に考えた人は本当にすごいと思いますvv



……しかし繰り返しますが、これでようやくスタート地点に到達なのですよー(遠い目)
大きさは、国産#40使用で、一辺が9センチぐらい。必要糸長は、モチーフ1枚につきサブ・メイン共に両手×2(オリムパス プラチナレース糸 #40使用時)です。
さて、ここからが新しい挑戦。果たしてうまくいくやらどうなのやら。

とりあえず、次の段階に進むために、さらなる試作をゴソゴソと……




あ、そうだ。
最近、シャトル2個使用の時は、サブの方をクロバーのボビンシャトルにするのが習慣づいている私。
しかし結い終わりにサブシャトルを右手に持って作業するデザインの場合、マジックスレッドの導入糸が軸に引っ掛けられない(シャトルの前後に刻み目がないから)という点で困っていたのですが。

……よく考えたら、最後の数目を結う段階で、いったんボビン外して導入糸引っ掛けてから戻せば良いことに、昨日初めて気が付きました(苦笑)
その後、5〜6目ぐらいならもう、いちいちシャトルに戻さなくてもボビンだけ直接手に持って結えることまで判明して、さらに草。あんなに苦労してたのに……

ううむ、回転の堅さも解決された……と言うよりされすぎてユルユルになりつつあるし、糸の巻き戻しもだいぶ手慣れてきた。複数作品を作ってる時とかいちいちストッパーはめて外側を移動させるのも面倒だし、ボビンシャトルもう一個ぐらい買っちゃおうかな〜

いちおう回転が甘くなったボビンシャトルは、だいぶヨレてきたガイド糸を交換がてら、以前よそ様で見かけた目玉クリップの刑に処してみたりとか。



これで多少なりとも堅さが戻ってくれると良いのですが……
No.8655 (創作:: タティングレース)


 でーきーたーーー
2017年11月05日(Sun) 
10月26日から着手した、玉ねぎ(笑)なマジックスクエアシリーズ。
最後の一枚がようやく完成しました!



↓こちらのサイトさんの、Free Patterns のコーナーに掲載されている、「 Onion Ring Magic Square 」というフリーパターン、その中の一番大きな Magic Square #2 です。

■Tatting by the Bay: Free Patterns
 http://tattingbythebay.blogspot.jp/p/free-patterns.html

使用糸はPuPuの col.01 ホワイト(実質は黄味がかったオフホワイト)。
使用糸長は、メインシャトルが両手×19、サブシャトルが両手×14でほぼ確定です。一般的な#40レース糸でも、だいたい同じぐらいでしょう。そしてLサイズシャトルを使用すれば、サブ側はギリギリ糸継ぎなしで行けますかね。

そう、糸継ぎなし。



一見すると、普通に四角いモチーフを四枚繋いだものに見えるようなデザイン。しかし実はこれ、単体のモチーフなのです★ しかも多段構成ですらなく、一筆書きで。
それが「 Magic Square(マジック・スクエア」という技法なようです。配布元が英語サイトさんなので、日本語翻訳をかけると「魔法陣 魔方陣」になりますww

実際、タティングをされる方ならお判りになるでしょうが、完成品の結び目を順に追っていってみると、途中で「あれ?」ってなるんですよ。「モチーフの繋ぎ目、どこ??」って(笑)
見つからないはずですよ。だって繋ぎ目がないんですもん。

もともと「繋ぎ目がどこだか判りにくいモチーフ繋ぎ」が大好きな私が、これに心惹かれない訳がないvv

配布されているレシピには、最小単位から段階を踏んで、じょじょに大きく広げていく方法が、写真・結び図・略図記号を駆使して丁寧に説明されています。説明文は英語ですけどww
で、それを順番に作っていった結果が、↓こう。



左下の青とピンクの小さなモチーフが、基本となる最小単位のモチーフです。
右下のベージュと白のモチーフは、よく見るとその最小単位を半分に切って、頂点部分が中心にくる形で四枚つき合わせて、四隅部分にちょっとだけつけ足したものだと判ります。
さらに右上は、右下のを同様にしたもの。別の見方をすれば、最初の小さいモチーフを四枚繋ぎ合わせて、中心部分だけ二枚目の四隅部分と差し替えているとも言えます。
最後の、今回作った左上も、以下同文。

たったひとつの小さなモチーフを基本として、次々と広がっていくその様は、まさしく手品Magicのよう★

PDFにレシピ(結び図)が書かれているのはここまでですけれど、この段階まで作れるようになったなら、あとはもう理論上どこまででも広げていけるはずです。
実際レシピを公開しておられる方は、現在オニオンリングが外側に来る右上のバージョンで、8×8のサイズをお作りになられているようで。
いったいどれだけの時間がかかって、どれだけのサイズになるんだろう……(汗)

■Tatting by the Bay: A quarter of the way
 http://tattingbythebay.blogspot.jp/2017/09/a-quarter-of-way.html

私は右上の四倍タイプが見た目好みだったし、これなら1モチーフにつき糸繋ぎなしで作成していけるから、次はこれを量産して、モチーフ繋ぎで大きく……とか思っていたのですが。

ちょっと思いついてしまったというか、別に作りたいものが出てきてしまったので、とりあえずこの玉ねぎなマジックスクエアのシリーズはここで一段落ということに。

それにしても、作っていて楽しい上に、Catherine Wheel Join(キャスリーン・ホイール・ジョイン)といった新しい技法や発想を知ることができて、このフリーパターンは本当に勉強になりました。
手が空いたら、いずれまた、もっと大きくしたのにも挑戦してみたいなあ……

あ、忘れてた。
この最終バージョン#2のサイズですが、13.5cm×13.5cmといったところです。
√200で14cm角ぐらいになると思ってたんですが、それよりはちょっと小さめ。
オニオンリングを、もう少し緩めに作ったほうが良かったのかな……

そして作りかけのうちひとつが片付いたから、これで大手を振って昨日のオリジナルデザインを続けられると、今度は目数を間違えないように注意しつつ、さらに改良をばww



ふさふさ増量vv
あと三つ葉部分やチェインの目数も微調整しています。
必要な糸長は、オリムパス プラチナレース糸でメイン・サブともに両手×2でほぼ確定。ダブルピコ部分のピコゲージは9ミリを使用。完成サイズは一辺が4.5cmほど。

……さて、今度はこれを繋いだ場合に、ちゃんと波打ったりお椀化しないでいてくれるかの確認をしないと。
いやはや、道は遠いなあ(ため息)


昨日、買い物に出た時、雨に濡れたのと汗をかいたので冷えたのか。
帰宅してすぐにシャワー浴びて着替えて、風邪薬も飲んでいたのに、明け方喉が痛くて目が覚めました。
私、基本風邪は鼻からというか、くしゃみ鼻水鼻詰まりからの発熱がほとんどなので、喉からとなると本気でやべえ。
慌ててもっかい風邪薬飲んで、しっかり二度寝し直しました。
今日は晴れマーク出てたから、久しぶりに天然石類を水洗いして陽に当てるつもりだったのになあ(´・ω・`)<部屋に午前中しか陽が当たらないし、朝っぱらから井戸水流しっぱなしはさすがに寒い

でもまあ、8時過ぎぐらいに再度目を覚ましたら、だいぶ痛みも収まっていて一安心。
まだちょっと物を飲み込むのが辛いですが、しっかり暖かくして寝れば、明日には……大丈夫だと良いなあ……<締め切り間近の業務があるので休みたくない
No.8649 (創作:: タティングレース)


 消せるボールペンって便利
2017年11月04日(Sat) 
フリーパターン Onion Ring Magic Square の#2はまだ途中。
オリジナルパターンその2のトケイソウだって、もうちょい大きく繋ぐ予定なのに。
ああ、それなのに……



始めちゃったじゃないですか、もぉ〜〜ww>Nさん
だってだって、思いついたら、試してみたくなっちゃったんですもんっっっ



とりあえず第二試作が、こんな感じになりました。
まあ、ありがちと言えばありがちというか、どこかで見たようなお約束のデザインですね、うん。
……なお第一試作は、途中でデザイン上の条件落ちに気がついて、ボツりました。
そしてこの第二試作も、目数をあっちこっちでさんざん間違えているせいで、特に中心に向かってるピコが歪みまくっています(−ー;)
あとエルベレース糸はタティングに向かないことを実感しました……ははは……

2017/11/27 追記:
エルベレース糸も、デザインによっては充分使いやすかったです。
このあたりは個人の好みや手癖はもちろんのこと、デザインやその時の体調などにも左右されるんだなあと、しみじみ実感しましたです(^ー^;;)ゞ


まあ、だいだいの雰囲気及び必要な糸長はおおむね把握できたので、よしとしましょう。

ちなみに今回必要だった条件は、

1.繋ぐこと前提のスクエアモチーフ
2.例によってコントラストありかつ、繊細さも欲しい
3.一段で終わること
4.モチーフが4枚集中する箇所では、フローティングリングやモックリングを使わないこと

3番は絶対。
そして4番は、なんとかすればどうにかなるのかもしれませんが、今回は難易度を下げるために組み込みました。

……この条件で、私が何をやろうとしているのか察せた方は、ぬるい目で見守っていただけると(苦笑)

そしてこれはいちおう区切りまでいったってことで、まずはやりかけのどっちかを片付けないと。

マジックスクエア最後のひとつ、もうあとちょっとなんだ……

No.8643 (創作:: タティングレース)


 クールダウン中
2017年11月02日(Thr) 
糸ホシイホシイ病。
それは最近一部で話題になっている、タッターさんが陥りやすい病ww
まだまだ在庫の糸はいっぱいあるのに、ついあれもこれもと使いきれないほど糸を買ってしまうことなのですが……私も患いかけていて、懸命に冷静になろうとしている次第です(苦笑)

欲しいのはやはり、レース糸としての質に定評があり、タティング書籍でも指定糸としてよく挙げられている、オリムパスの金票や、ダルマの紫野。そしてDMCのコルドネスペシャル。
……さすがに絹穴糸は、値段が値段なのと、普段使いには上等すぎるので候補外に(苦笑)
あと私はあまり色つき糸を使用しないので、リズベスも……興味はあるけれど、いちおうは脇へ置いておいて。

前述の三つは、やっぱりタティングをやる者として、押さえておきたいメジャーどころであるのですよ。
しかしこれがやはり、相応のお値段でして(−ー;)

たとえば、私が現在結っている Onion Ring Magic Square #2 は、今のところメインシャトルが両手×19、サブシャトルが両手×14必要な見積もりになっています。

現在の進捗状況はこんな感じ

そしていつも糸測るのと同じ要領でメジャーを持ってみると、私が糸を握りながら両手を広げた長さはおおよそ130cm。
なので、このモチーフを1枚結うのに必要な長さは、だいたい42.9mと予想される訳で。

オリムパス金票#40は、10g玉が89m。定価324円(税込)。
ダルマレース糸#40紫野は、10g玉が82m。お値段同じく324円。

……材料費300円オーバーで、このモチーフを2枚作れるかどうかもギリギリかあ<できれば複数枚を繋いでみたい

なおDMCコルドネスペシャル・40番20g玉だと、220mでだいたい700円前後。ただし地元店舗では扱っていないので、ネット通販しなきゃいけない = 送料がかかります。もちろんメール便は使えないので、1玉でも送料600円とかそれぐらい。

糸が細めな分、必要な長さは多少短くなるでしょうが、仮に8掛けで35mと見積もっても、せいぜい6枚で材料費が1300円……!
いや本来それが当たり前なんですけど! 私がいつも安物糸ばっかり使ってるだけなんですけど!!

……でもやっぱり、私にちゃんとしたレース糸使うのは無理があるなあ(しくしくしく)
がんがん試作してがんがん失敗して、そして完成したものはそれで満足して、箱の中に入れて仕舞い込むww
そんな私に、そこまでの材料費はかけられねえッス _| ̄|○

ああでも……でも……



まとまった量を一箇所で買えば、合計120gで送料プラスしても2,733円……10gあたり228円。こないだ衝動買しちゃったエルベさんの、ほぼ倍程度か……って、駄目だ落ち着け。ダイソー糸(20gで108円)の倍するエルベさんのさらに倍ってことは、ダイソー糸の4倍なんだぞ?
いつも買ってる Aroma Lace やPuPuだって、セール時を狙って、10gあたり単価は送料込みでも100円切るようにしてるんだぞ!?

冷静になれ自分。
いろんな通販ページ見すぎて感覚が麻痺してきてるぞーーー、私は売り物作るのでも、完成品を他人様に披露するのでもない。ただひたすら手を動かして、ストレス解消したいだけなんだからなーーーー(己に言い聞かせ中)


そしていつもお世話になっているブログさんで、マジックスレッドに挑戦し始めたという記事を拝見して、個人的マジックスレッドのコツをメモしてみたりとか。

まず、導入糸を結びこんでいく時は、最後に結び目を作る場所から1目ほど空けること。



最初と最後のダブルステッチはきつく締まってしまいがちなので、こうして1目空けておくと、レース糸を引き込む際に導入糸をブチ切ってしまう確率が格段に下がりました(^ー^;;)

そして導入糸ですが、私は普通のミシン糸を使用しています。
これを通常なら二つ折りにして、ダブルステッチを結っていく際にシャトルのツノ先でちまちま1目ずつ通していくらしいのですが。
私はそんな面倒なことやってられっかーーー! と、こうしてます。



ちょっと長めに切ったミシン糸を二つ折りにして、軽く撚り合わせてから結んで輪にします。
そして片方をシャトルの軸に引っ掛けて、もう片方をレース糸と一緒に親指と人差指でつまんで、長さをシャトル糸と同じぐらいに調整。
そのまま普通にダブルステッチしていけば、自然とシャトル糸に沿って導入糸が結いこまれていきます。
糸を撚り合わせるのは、結び目内部でシャトル糸と絡んでしまうことを防止するため。「軽く」なのは、強く撚ってしまうと、導入糸の両端にシャトルや結び終えた糸端を通しにくくなるからです。

この二点を徹底したら、成功率が大幅UP。
糸始末に対するストレスがすっかりなくなった結果、モチーフ繋ぎ大好きになってしまった次第でした(笑)
いやほんと、結び目の中にレース糸が引き込まれていく時の、内部を通る感覚が指の腹に伝わってくるのが、リング閉じてる時みたいでむしろ楽しいぐらいなんですよねえ。うふふふふふww


ところで今日は、歯医者の定期検診だったのですよ。
ほんとは先々週あたりだったのですが、その日は体調を崩してしまったので、予約をずらしてもらったのです。
半年に一度のせいか、行くたびにいつもどこかしら様子が違っている気がする歯医者さん。
今日もまた、担当してくれたのは初めて見る人でした。

実に丁寧かつこちらに不快感を与えない指導や、質問に対する答えをくれたのでまあ良かったんですけど……ちょっとまだ不慣れな人だなあと(苦笑)
ちょ、機材の柄が鼻をグイグイ押さえてくるんだけど。ってか、口元に手をついて支えるのは良いけど、上唇に前歯が食い込む角度で痛えッス。あと右手、右手に持ってるのそれ鏡じゃなくてピンセットの方だから! 尖った先で舌押さえるの止めて〜〜(><) みたいなww
歯石取りも久々に、拷問のような痛さで口の中が血まみれでした。

でもまあ態度が良い人だったので、うんうん私で経験値積んで下さいって気持ちで済ませられました。
最初の数年の担当だった人は、ほんとに態度や物言いがアレで……歯医者に行くたび、半日ぐらいイライラが残ったからなあ。人当たりってほんとに大事なんだとしみじみと思わせられました<そしてますます自分が他人にどう思われてるのかが怖くなる

あ、それとシュミテクトは、別にコンプリートワンEXじゃなくても知覚過敏効果は同じぐらいだそうで。私ならピンクの箱の歯周病ケアタイプがお勧めではないかと。っしゃ、それならEXの半額ぐらいで買えたはず! 次からはそっちにするってことで★
No.8635 (創作:: タティングレース)


 思ってたより可愛いかも?
2017年11月01日(Wed) 
ちまちまと進めている、Onion Ring Magic Square #2 は、二つ目の角を通過して後半戦へ。
メインシャトルを両手×10で開始した結果……



↑この段階でぎりぎり×0.5が残りました。
つまり糸始末分の余裕を考えても、両手×9.5でちょうど半分まで結える。
なので全体に必要な糸長は、メインシャトルが両手×19。サブシャトルは前回の糸繋ぎの結果、概算で両手×14。
サブはともかくメインの方は、Lサイズシャトルでも一回では巻けない長さですな。どうしても二度以上に分ける必要がある……でも糸始末位置はある程度最外縁からずらしたほうが目立ちにくそうだから、半分ずつよりも×12と×7とかの不均等な分け方にすると良いかもですね。そうすると×7の方は、ノーマルシャトルで大丈夫ですし。

……ってかLサイズシャトルを下手に持ち歩いて、ツノの先端折ったら泣ける……<2色以外は逆輸入なので、めっちゃ割高
そういえばみん100さんの新百均シャトルには、6cmと8cmの二種類サイズがあるという情報も。

■【製造中】タティングシャトル(こねこねこねこさん)|みんなで100円商品を作ろう!
 http://min-100.com/items/191/meeting

8cmなら、クロバーさんのLサイズと同じぐらい……ど、どれぐらい糸が巻けるのかしら(どきどきどき)
届いたらさっそくレビューしたいと思いつつ、うっかりMAX巻きをしてしまうと、その糸をどう消費するかに頭を悩ませる羽目にもなるのが困りものだったりとか。
……山化粧の二枚目でも作るか……? それとも意外と可愛くなりそうなこの#2を、モチーフ繋ぎしてやるかww
No.8630 (創作:: タティングレース)


 いとこもごも
2017年10月31日(Tue) 
病院帰りに、いつもは行けない手芸店まで足を伸ばした結果……



やってしまいました(−ー;)
以前にも気にはなっていたけれど、40g玉3個パックというその量に気圧されて、手を伸ばせずにいた糸です。
120gで、1177円……10gあたり100円切ってる。しかも純白かつ地元店舗で手に入って送料かからない……

やってしま(ry

発売元は、いちおう横田株式会社、すなわちダルマさん?
長さは40gあたり329m。つまり100mあたり12.16gと、ダルマの通常#40とほぼ同じぐらいです。ダイソー#40やプラチナレース糸よりはちょっと太めですかね。

いつも恒例、色比較。



はい、しっかり純白ですね。
ダイソーやプラチナよりも、白度は高いかもしれません。あと糸の凹凸というか、肌理も細かめ……でしょうか?

さらに恒例のサンプル作成。



さすがにそれぞれの見分けがつかなくなってきたので、タグを付けました(苦笑)
左から、ダイソー#40、オリムパス プラチナレース糸#40、ダルマ エルベレース糸#40。
いつの間にかジョセフィンノットをふんわり大きく結う手癖が付いてしまっていたので、ジョセフィンノットを除いた部分で大きさ比較。
左から順に、気持ーーち大きくなっていく感じですかね。まあ、一定の手加減で結えているのか怪しいので、ほぼ誤差の範疇ですが。
結い心地はまあ……正直、他のふたつとの差を、今のところはあまり感じていません。ちょっとキシキシしてねじれる感じはありますが、まあピコ割れもしないし、値段相応と言ったところ。

ただ、仕上がりなんですが。



プラチナ(上)よりは、マシかもしれない。
でもこの三つの中ではダイソー糸(左)が、一番きれいにピコの根本が揃ってる気がする _| ̄|○

やっぱり安物を買うのであれば、コスト削減に特化したダイソーに勝るものはないのかもしれません。
……ってか、この120gどうすんだよ……プラチナだってまだ50g以上残ってんのに(汗)

残っていると言えば、先日のキャスリーン・ホイール・ジョインの撮影用試作やら、失敗しまくりの新しい技法練習に使用した結果、長らく一部のシャトルを占領していた#20の半端糸を、ようやく使い切ることができました。
#20の糸って、タティング始めてすぐにかなりの量をまとめ買いしたのに、あっという間に使わなくなったんですよねえ。まだシューズケース一杯分残ってるのも、果たしてどうしたものか……(遠い目)

そして先日、在庫が△になっているのを見て慌てて追加購入してしまった、Aroma Lace のジャスミン(オフホワイト)。こちらは昨夜、販売ページを見に行ったら×印になっていました。
……次のロット、出るよね? 出ると言ってくれ。そしてついでに新色として純白を追加してくれ!>毛糸ピエロさん

コスパと仕上がりと結い心地全てに満足がいっている糸は、今のところこの Aroma Lace とPuPu(ただしセール時に買う)だけなんですよ。
頼むから、廃番にはならないで欲しい(切実)
PuPuは既に何色も廃番になってるし、怖いなあ……
あとどっちも純白が存在しないのが地味に辛いです。あちこちのブログを拝見していると、純白は苦手というご意見もよく見かけますし、今時は真っ白レースなんて人気がないんですかねえ……


でもって、
ここ一ヶ月ぐらい、日に数回のレベルで覗いていた、熱烈なるホームズ関連ツイッターさんが、何故か今日いきなり「このページは存在しません」になっていて……これ鍵かけられたとかそういうことなんでしょうか。それともアカウントごと削除?
ううう、なんでやーー、あそこのおかげで今まで知らなかったパスティーシュの情報とか、思いもしなかった原典の深読み解釈を知ることができて、めっちゃ重宝してたのに〜〜〜(泣)
No.8626 (創作:: タティングレース)


 算数の、はずなのに(汗)
2017年10月30日(Mon) 
一段階ずつ大きなものへと挑戦していっている、フリーパターン「 Onion Ring Magic Square 」。
シャトルに残った半端糸で結い始めた第四弾 #2は、青矢印の位置まで来たところで、チェインの巻糸側が尽きて糸繋ぎしました。



この三角形が端まで完成すると、それで全体の四分の一になります。
全体の四分の一の、さらに四分の三あたりまで結えた訳だから、0.25×0.75で、全体のおおよそ18%までは行けたって計算で……良いんですよね?
で、両手×2.5の半端糸で18%ほど結えたということは、10%を結うのに2.5÷1.8で、両手×1.38が必要。ならば100%には両手×13.8いる訳だから、本来ならLサイズシャトルMAX巻き(両手×14)で開始すればOK?
で、もって。
現在は2.5消費した状態なんだから、14−2.5で、改めて継ぎ足す糸は両手×11.5……という計算結果になったんですが。

本当に合ってるのかこれで(−ー;)

某手芸関係の質問板で、「編み物やるには算数が必須です」とか良く書かれてるんですが。ほんとに心底そう思います。そしてやればやるほど、合っているのか判らなくなってくる……そうか、これがゲシュタルト崩壊ってやつか(違)


そして、
どうも↓の記事を拝見する感じ、このマジックスクエアという技法は、一辺が4の倍数でないと形にならないっぽいような。
これが終わったら、#1バージョンの3×3に挑戦してみるつもりだったのに、それは無理なのかあ(´・ω・`)

■Tatting by the Bay: A quarter of the way
 http://tattingbythebay.blogspot.jp/2017/09/a-quarter-of-way.html

■Tatting by the Bay: Magic Square Path
 http://tattingbythebay.blogspot.jp/2017/08/magic-square-path.html

個人的には、オニオンリングが外周になっている、#1の方が好み。
なのでパターン配布元様の画像をちょっとお借りさせていただいて、ペイントソフトで加工作業。結ぶ順番のシュミレーションをしてみたんですが。



あー……4×4ですら、道が遠すぎるわこれ(汗)

22個目のオニオンリングでやっと半分ってことは、トータルすると44回のオニオン……さらに8×8の場合、43個目のオニオンでようやく四分の一って(滝汗)
パターンをデザインされた作者様御自身が、数ヶ月以上かかるとおっしゃられているのもさもありなんです。

そう言えば、この中心と最外縁を行ったり来たりして、四分の一とか八分の一ずつ作っていく技法。途中で飽きて止ーめたができないあたり、韓国本のライムソーダ・グランドドイリーに通じますね。……やっぱりハードル高すぎる。

私には、2×2程度が分相応なようですわ(^ー^;;)ゞ
No.8625 (創作:: タティングレース)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
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シグ3= SigmarionIII です。

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