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昨日試作した、マクラメ作業用のボードを試してみたい。 ついては、なんか手頃な石(タンブル)でもないかなあ。一袋いくらみたいな安物でいいから、ある程度大きめで不規則な形のが練習台には良いよねえ、と。通勤途中にある、前々から気になっていた天然石ショップを、帰りにのぞいてみたのですよ。
あー……これは求めていたのと、ちょっと違うわ。
どっちかというと観光客向けの、勾玉とか使ったごくシンプルなペンダントやストラップなどの完成品、あとはゼロが2つ3つ多い置物とか、ガチな貴金属を扱ってるお店でした(苦笑)
でもまあ、目の保養とか何かの参考にはなるかと、ぐるりと店内を歩いてみたのですよ。 奥の方にはほぼ未加工の原石とか、水入りメノウとか置いてあって、これはこれで楽しく。 で、そんな一角で、見つけてしまったのですよ。
黒曜石の矢尻です。 ……見た瞬間、脳内で「もののけ姫」のテーマが流れたのは、私だけじゃないと思いたい(笑) 大きさは、長さが5.5cm、幅が2cmほど。
ペンダントにするのに、ちょうどよさ気なサイズです。 光にかざすとほのかに透けるのも良い感じvv
当初予算をいささかオーバーしてしまいましたが、そこにあって手で触ることができる、実物の魅力は大きかったです。通販と違って送料かからないし、なにより様々な形や大きさのが並んでいる中から、吟味して自分で選べるのが購入の決め手となりました。
うっふっふー、どう加工しようかなあ★ やっぱりここは、ページュか焦茶の紐で素朴にいきたいところですよねえ。
……ただ石器とはいえ刃物は刃物。さすがに指切ったりとかはしそうにないですが、紐がほつれてこないかがちょっと心配。そしてそれ以上に心配なのが、ちょっとどこかに当たっただけで、先とか欠けちゃうんじゃないかという懸念が。 補強にならないかと、試しにいつものトップコートを塗ってみたんですが……せっかくの味わいである表面の凹凸が潰れてしまったため、すぐにリムーバーで拭き取りました。 う〜ん、ハシゴ編みとかでこのエッジを隠してしまったら、それこそ石器の魅力が大幅ダウンしちゃうし、さりとてむきだしのままも(いろんな意味で)怖いし……悩ましいなあ。 ……とか言いつつ、これと蝋引き糸を並べて、脳内でああだこうだとシミュレートしていくのがすっごく楽しいんですけどねww
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No.7460
(創作:: マクラメ)
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下準備は、先月の26日から開始していたバレッタ。 二週間あまりをかけて、ようやく完成いたしましたのことよ!
なんちゃって螺鈿風、です★ もうね、ずーっとこういうのをやってみたかったんです。 う〜〜、うまく写真撮れないのが悔しい〜〜《o(><)o》
ネットでいろいろなハンドメイド作品を拝見して、いったいどうやったらこんな風にキラキラしくなってくれるのだろうと首を傾げ、検索しては使用材料を調べて、失敗しないよう事前準備にも時間をかけ……やっとここまでたどり着くことができました(ため息) 今回使った材料の中で、一番重要だったのは、これ。
ネイルアート用の、クラッシュシェルというやつです。 砕いた貝の破片を着色したもので、粗めのやつと細かい粉っぽいのの二種類があるそうで。ここはやはり粗めでしょう。カラーもいろいろあって迷いましたけれど、様々な螺鈿(本物)の画像と見比べて、ライトブルーとパープルを混ぜてみることにしてみました。
これで送料込304円。一度に注文すれば、配送料はまとめてもらえるのがありがたいところ。 ……まだ市販品バレッタの値段には届いてないよね、うん(苦笑)
で、今回土台に使用したのは、こちら。
ずいぶん以前にダイソーで購入し、縮緬っぽい布で包んで和風バレッタとして使用していたものです。 最近になって角のあたりが破れてきていたので、そろそろ別の布に交換しようかなあと思っていたのを流用しました。もし失敗したら、それこそまた布で包めば良いんですからね(笑)
まずは手持ちの黒マニキュア(得々屋)で、全体を真っ黒に塗装。 元の色が透けないようしっかり重ね塗りしつつ、マスキングテープを貼っても剥がれてこないよう、完全に乾燥させるため、2日ぐらいはかけたでしょうか。 もっともこの段階ではまだ他の材料が手元になかったので、その後は乾燥も兼ねて一週間ほど放置してました。 そして先週に待望のクラッシュシェルが届いたので、改めて具体的なデザインを考え、まずは銀色のマニキュア(ダイソー)で斜めの筋を入れました。これがまた手間取ってですね……マスキングテープを剥がす際、いっしょに剥がれてしまったのを爪楊枝でちまちま修正したりしつつ、乾燥させるのにまた丸一日。
で、いよいよクラッシュシェルの出番ですよ。 これはゆっくり余裕を持って、時間をかけなきゃいけないと予想できたので、すぐに固くなってしまうトップコートではなく、陽光を当てるまで硬化しないUVレジンを使用することにしました。なので天気が良くなるのを待っていたら、週が変わっちゃいました。 ようやく晴れた日を見計らって、まずはバレッタ表面の必要部分に、UVハードレジン(ダイソー)を薄く塗り広げ。 このレジンはやはり先日、別のバレッタ×2個の仕上げをする際に使った残りです。なのでやっぱりありあわせの廃物利用。 筆を使うと気泡が入りやすいと実感したので、今回は爪楊枝の先で塗り広げました。 それから、ビーズ用の小皿に数摘まみずつ出して混ぜた二色のシェルを、やはり爪楊枝でちまちまと配置。爪楊枝の先端にもレジンが付着しているので、その粘度で数片ずつくっついてくるのを、重なり合わないよう全体のバランスを見ながら、根気よく並べ……そして日差しに当てて固めたら、
こんな感じに。 この段階では、まだ相当にデコボコしているのがお判りでしょう。 作業中に日が陰ってきてしまったため、その日のレジン作業はここまで。 ただ後々レジンの量が足りなくなるかもしれないので、ジェル系トップコートを何度か塗り重ねて、ある程度は凹凸を軽減させておきました。
それから木曜日に晴れ間が見えたので、一度レジンを塗ってみるも、作業中に天気が悪くなって、結局完全には固まってくれず。夕方から一晩中直近からスタンドの蛍光灯を当てて、何とかべたつかなくなるまで硬化させることができました。
そしてついに本日ですよ。 昨日まで天気予報は雨マーク続き。この週末は駄目だろうと思っていたのですが、今朝になって急に曇りのち晴れの降水確率10%に。まだ寝ていたい時間帯にだけ自室に差し込んでくる、うっとおしい朝日にも今日ばかりは感謝。 自室に直射日光が入るのは朝方の1〜2時間だけなので、大急ぎで作業を始めました。 まずはレジンが一部垂れ下がるような形ではみ出して固まっていた部分を、紙やすりで削り落とし。そしてすりガラス状になった部分に薄ーくレジンを塗って、自室の窓際へ放置。 良い感じに透明度を取り戻して固まってくれたので、今度は午後まで陽光が差し込む和室の縁側へ移動。爪楊枝で慎重にレジンを盛ってから、気泡と塗りムラを減らすためにドライヤーの熱風を当てたのち、箱をかぶせてしばらく『待て』。 はやる気持ちを抑えつつ、いったん朝食を作って食べてから、ようやく陽に当てました。 それからは三十分ぐらいおきに見に行っては、向きを変えたり開いてる穴をレジンを追加して潰しつつ、何度か塗り重ねて……
そんなこんなで手間暇かけて、ようやく完成したのが、これ! な訳なのですよ。
いやあ……今回は長かった……でもその甲斐はあった! と思いたい(笑) こういう小物作りにはうるさい母からも、「今までで一番良いんじゃない」と言ってもらえましたし。 ってか、「この木箱にもやって」とか言われたんですが……母よ、さすがに重箱サイズにこの作業は無理だ(汗) 相変わらず表面に気泡や凸凹が残っちゃってますが……まあ自分で使う分には許容範囲ってことで。 なにせ評判の悪いダイソーのレジンを始めとした、百均製品と今の季節の陽光の組み合わせですからして(^ー^;;)ゞ
今回使用した材料:
バレッタ:ダイソー(手持ち) マニキュア黒:得々屋(手持ち) マニキュア銀:ダイソー(手持ち) トップコート:ダイソー(手持ち) UVハードレジン:ダイソー(手持ち) クラッシュシェル・ライトブルー: Amazon(新規購入) クラッシュシェル・パープル: Amazon(新規購入)
新しく買ったのはクラッシュシェル×2色の304円。 その他は爪楊枝とか紙やすりとかマスキングテープとかも含めて、全て手持ち品の流用です。全部を新しく買ったとしたら……844円ですか。まあ、市販品のバレッタなら、それぐらいしますよね?
ああそれにしても、レジン以外はまだまだけっこう残ってるし、他にもいろいろ遊べそうだなあ。 今度はもうちょっと、模様っぽいものを描いてみたいんですが……さすがにそれは難しそう。かんざしパーツにするなら、やっぱりウッドビーズを黒く塗っての玉かんざしにするしかないかしら……?
……って、うわあ。 いま検索してみていたら、こんなものを見つけてしまいました。
これを使えば、もっと螺鈿っぽい花柄とか蝶柄とかが作れそうですねえ。……技術力さえあれば。 切り絵なんて、私には絶対できないからなあ……買わないぞー、買わないんだったら!
……買わないと言えば。 私と同じく活字中毒の気がある母。デルフィニア戦記を読みたいとせっついては、私に図書館から借りてこさせます。 すでに三回ぐらい、借りてきたでしょうか。全18冊+大鷲の誓いを(遠い目) 私自身はリアルタイムで買ってきては読みふけり……そして置き場がないので、既に裁断してPDF化してしまっています。なので読み返したい時はパソコン画面かタブレット端末を使用。PDF保存フォルダは共有化してあるので、LANネットワークで繋いである母のパソコンでも読めるんですよ? でも母は「画面でなんか読めない!」と言い張って、紙の書籍を借りてこさせるのです。 で、その続きなんですが……クラブレ以降はまだスキャニングしてないので、普通に母も私の本棚から持っていけます。しかしその間、「暁の天使たち」全6巻+外伝2冊が自炊済みで抜けているため、「リィさん達、どこをどうして学校に通ってるの?」「ヴァンツァーもレティも死んだはずなのに、なんで生きてるの??」と話が繋がらなくて、困惑しきり。 うん、それはね……一言で説明できないのが茅田節なんだ、母よ……(汗)
あいにく地元図書館にもそちらは収蔵されておらず、ラノベ・児童文学系はリクエストも基本受けてもらえません。
で、結局。
「安いの探して!」と依頼されて、現在の底値っぽいのを検索。値段を伝えた結果、母が自腹で購入することになりました。そんっなに読みたかったのか、母よ(苦笑) 数ヶ月前からしきりと、弁当箱とクラブレと課外授業とデルフィニアをループしてたからなあ…… まあ、母の本棚に並べておいてくれるのであれば、私としてはむしろ大歓迎。いっそクラブレと課外授業もそっちに置かせてくれないかなあ<怪獣夫婦はあんまり好みではないらしい そしてデルフィニアの文庫版も買わせてみようかと、今なら全18冊に新書版の外伝2冊つけて5000円の出物があるよ〜〜と水を向けてみたのですが、さすがにそっちは断られましたww 文庫版の最終巻には、書き足しがあるという噂を目にしたので、読んでみたかったのに〜〜(><)
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No.7455
(創作:: レジン)
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よっしゃ晴れた!!
2016年03月03日(Thr)
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朝、窓からまばゆい光が差し込んでくるのを見て、いそいそと準備を始めました★
はい、日曜日に買ってきてた、紫外線で固まるアレで遊びますよ〜〜vv
マニキュアで塗装したは良いものの、トップコートが綺麗に塗れずムラだらけのボコボコになっていたバレッタに、百均の平筆で百均のUVレジンを塗りました。 この段階ではまだ陽に当てません。 塗ってから15〜30分ほど、上から箱をかぶせて放置します。 これはできるだけムラと気泡を少なくするため。レジンは紫外線に当てないと硬化しないので、陽光を遮ってしばらく置いておくと、表面張力で凹凸が減り、気泡もある程度抜けてくれるとのことです。 それでも消えない気泡はできる限り爪楊枝で潰した上で、陽に当てます。
やはりどうしても塗り残しや、抜ききれなかった気泡が硬化途中で潰れてクレーターになっちゃう部分が出てきてしまい、二度ほど塗って、硬化して…… 念のため、かなり長めに陽光に当てっぱなしにした結果、
こうだったデコボコのバレッタが、
これぐらいになりました。
……やっぱり、気泡(クレーター)を完全に消し切ることは、どうしても無理か(−ー;) 広範囲を筆で塗る以上、どうしても気泡は入るし、肉眼で見える分は対処した上でこれですからね……これ以上は ―― 私の技術と安物材料では ―― どうしようもないわ。 それでもレジンを塗る前と比べれば、飛躍的に綺麗になったので、まあ良いとしましょう。
しかしなんだかんだでお金かかっちゃってますね、このバレッタ(苦笑) 使った材料を計算すると、2つでええと……マニキュアが6〜7色にネイルパーツが2種類、レジンに平筆にバレッタ本体が2個だから、1200円ぐらい? あれ、普通に買うより高くないか(苦笑) まあマニキュアやパーツは他の工作にもだいぶ使っているので、、実質的にはもうちょっと……6〜800円計算あたりで良いかな。 まあ、基本的に作業自体を楽しむことがメインなので、材料費を云々するのは無粋かもしれませんが。 あ、レジンは三分の一ぐらい残っています。 どうしようかなあ。これ、一度開けるとあんまり長持ちしないんですよね? 実はもう1パターン、試してみたいバレッタ塗装はあるんですけど……デザインが煮詰めてきれていない上に、肝心な材料がまだ入手できてなくて。 ううむ、できれば実物見て買いたいんだけど、さすがに百均では売ってないし……ネイル用品って、普通どういうところで買うんだろう? ドラッグストア??
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No.7443
(創作:: レジン)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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