今日も勝率七割五分
2017年01月30日(Mon)
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……てへ?
藤重すみさんの『優雅なタティングレース』、買ってしまいましたvv ……お前、お金も場所も取らないからって、レース編み始めたんじゃなかったのかと、ほんとにほんとに思うんですが。 一冊買ってしまったらもう、歯止めが効かないというかww
そもそもですね。 私がタティングレースを始めたのは、この本がきっかけと言っても過言ではないのですよ。 いえはっきり「これだ」と記憶に残っていた訳ではないのですが。私が最初に「気分転換にめっちゃ細かいかご編みとか、レースとかやりたいなあ。でもかぎ針は苦手なんだよなあ」とか思いつつ、ネットでちょこちょこと調べていた時に、ふと目に止まったのが↓こちらの二つのページだったのですよ。
■【初心者必見】もう挫折しない!タティングレースの作り方 - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2142311278608850701
■『優雅なタティングレース』みんなの作品の出来栄えは? - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2146129729235503801
え、なにこれ。すごい綺麗。めっちゃ素敵。 しかも私が苦手なかぎ針ではなくシャトル?とかいう糸巻きを使うの? って言うかこの形って、基本は今はまってるマクラメのタッチング結びよね??
それがすべての始まりでした(笑)
しかし当時はまだ、こんな細い糸使った大作なんて、私に作れるはずねえわ ┐(´〜`;)┌ と。 自分がこの本を購入することなど考えてもみませんでした。
しかし最近ちょこちょこと各地のタティングレース関連記事や画像を検索していると、「これ素敵だなあ、作ってみたいなあ」と思う作品の多くに、「藤重すみ著『優雅なタティングレース』より」の注釈が。 いったいどんな本なのだろうと調べてみたら……なんとまあ、私の憧れの原点じゃないですかww
しかもこの書籍、ユーザーレビューでもそこそこ好評価の割に、どうやらもう絶版らしく。どこの通販サイトでも新刊が見つかりません。そして現時点でのの古本相場……底値で送料込み定価の3割増ぐらい。平均で倍をちょっと超えるか。新品未使用品に至っては十倍超えの出品もあるって……マジか!?
あるいは今が一番高値で、ちょっと待てば聖光院さんの「〜新しい世界」のように、再販される日が来るかもしれません。でも来ないかもしれない。今を逃すと、本当に入手できなくなってしまうかも。
そう思ったら、ポチらずにはいられませんでした。 ああ、踊らされているなあ……(苦笑)
そんなこんなで、できるだけ安めのコンディション「良い」の中から、コメントを熟読して少しでも状態が良さそうなものを厳選した結果が、本日到着したのでした。 そのおかげか、賭けに勝ったとでも言うべきか。届いたものは表紙スレも少なく、ざっとめくった感じではなかなか良い保存状態っぽいです。もちろん、届いて速攻でクリアカバーをかけましたともww これでこれ以上の擦過傷とか水濡れは防止できるぜ!
さて、ではさっそく……と、行きたいところなのです、が。
が。
母に「あんた、いったいいくつ同時進行してるの」と言われ、「んー、今は三つ」「ひとつ仕上げてから次に手を付けなさい」という会話を、まさについ昨日したばかりの私です(^ー^;;)ゞ とりあえず、「湖の華」は仕上げないと……あとのふたつのうちひとつは、特に挑戦したいものがない時にひたすらモチーフを繋いでるだけで、これといった終わりは決めていないやつだから良いとしても、もう一個はあと外周縁飾りだけなんだから、ちゃっちゃと片付けないと。それにあれ終わらせないとLサイズシャトルがいつまでも空かないし。
てな訳で夕食後にクイズ番組を眺めながら、ちまちまと「湖の華」の外周モチーフをば。
今日も二枚作成したうちの一枚で、一箇所マジックスレッドを失敗というか、どうにも途中で導入糸が切れそうだったので、チェイン途中のピコ部分を広げ、そこまでは来ているレース糸をラジオペンチで強引に引きずり出しました。残り数目には針で縫い込んでどうにか形を整え<該当チェインはかなり緩めに結っているので、芯糸1本だけではヨレてしまう 今回は結び始め側でしたが、一体何が悪いのかなあ……(´・ω・`)<今日も成功確率75% 残りのあと三枚は、ノーミスで行きたいものです。
そして早く『優雅なタティングレース』の方に、挑戦してみるのだvv
あ、あと昨日の記事に追記もしましたが。 →サイドバーのカテゴリ一覧で、「創作」に下位カテゴリを追加しました。とりあえず「タティングレース」「マクラメ」「レジン」に関する記事をざっと拾い出して分類してあります。 もっと早くにやっておくべきだったんでしょうけどね……このブログを始めた頃のバージョンには、下位カテゴリ機能なんてなかったし、ここまで話題がとっちらかることになろうとは思いもしなくて(苦笑)<もともとは日記と読書記録ぐらいの予定だった こうなると「電脳」カテゴリも、パソコン関連 Android 関連と Sigmarion や W-ZERO3 あたりは分けたいとか、「読書」も、せめてオンライン小説と同じくマンガ、商業小説とマンガ、そしてその他実用書などに分類したいとか思いつつ……読書カテゴリだけで既に2000近い記事があると思うと、さすがに今さらそんな作業は気が遠くなる……(遠い目)<創作カテゴリの分類だけでも三年分・150記事近く遡った あと同じ日に複数のものを読んでる日も多いですしね……そこらへんは検索に頼ってもらうことにしましょう。って言うか、ハンドメイド関係以外の記事には、そもそもほとんど需要がないですしねww
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No.8009
(創作:: タティングレース)
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……に、せざるを得なくなったんですが。 前々から挑戦したかったやつ ―― 第何弾かは忘れた ―― の、
聖光院有彩さんの「タティングレース ―― 新しい世界」で、表紙にも使われている美しいドイリー「湖の華」に着手してみました。
これはまだ中心部分。 そして本来は70番手の糸で作成するものですが、まずは様子見もあってダイソーの#40を使用しました。 ……そしてそれが大正解(苦笑)
これ単体で見るなら、まあおかしな所はさほどないのでしょうが……この有名ドイリーを知っている人が見れば、それはもう一目瞭然。 本来なら1段目で同時に作っていく内外二つのリングのうち、外側の存在をすっかり忘れていました(汗) 2段目作成時に泥縄で入れ込んだため、本当なら外を向いていなければならないリングが、全部内側を向いています(−ー;)
あー……しくった……一段目結い始める時に、他の部分へ気を取られていたのが仇となりました。 そんなこんなで、これは仕上げずここまでで終了です。 まあいろいろ試せたので、次へのステップアップには繋がるのだと思うことにします。
なおどこらへんを試したかというとですね、たとえばここ。
……タティングレースをやらない方にはさっぱり意味不明でしょうが、このチェインと呼ばれる山形の途中から糸が二本出ている状態、実はけっこう難しいのですよ…… スプリットチェインというこの技法と、あともう少し難易度低めのスプリットリングを併用することによって、本来なら一段ごとに糸を切って針で縫い込んで始末せねばならないこのモチーフを、中央のリングから最後の三段目まで、ずっとひと続きに結っていくことができました★
青く塗った部分が、そのスプリットリングとスプリットチェインです。 あ、中央のリングから1段目に上がるところには、あえてモックピコ入れていません。なんかそのほうが収まりが自然になるっぽかったので、小さめのピコ1個分隙間を空けてスプリットリングを作成しています。
ほんとなら1段目に上がってすぐに外向きのリングを作らなきゃいけなかったのに、そこの部分を2段目に上がるスプリットリングにしようと1段目の最後に回したら、その流れでそのまま全部の外向きリングを忘れちゃったんですよね……(遠い目)<2段目に入って初めて気がついた
そしてスプリットチェイン、しかもピコ入り。めっちゃ難しかったッス。 これはさすがに、#40より細い糸では厳しいかもです。
でもまあ、これらを使えば真ん中のモチーフは糸切らずに作成できることが確定した訳ですし。 次こそはちゃんと、内外のリングが8の字に向くようにしてやるぜ!!
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No.8003
(創作:: タティングレース)
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本日のタティングレース。 ようやくLサイズシャトルの本格使用に入りましたvv
奥がクロバー社の通常シャトル(フローラ)、手前が同じくLサイズシャトル(グリーン)です。 商品説明では従来品の1.8倍の糸が巻けるとのこと。実際にMAXまで巻いてみたところ、おおおむね両手を広げた長さ×14回まで行けました。従来品にはいつも×8巻いているので、計算してみると1.75倍。ふむ、確かに謳い文句に偽りなしですな。
私はけっこう欲張って巻いちゃうタチなので、本当はもう少し控えめにした方がいいんでしょうがね(^ー^;;)ゞ<合せ目が緩くなってしまい、使い始めに取り落とすとバラバラバラーーっとほどけていってしまう
ともあれ、
例の、糸の締め具合を変えたら続きと繋げなくなった、3×13=39モチーフの長方形に、仕上げの縁飾りを施す作業を開始しました。 ……コースター作成時に縁飾りのチェインが引きつり気味だったので、6P6にしていたのを8P8に変更してみたのですが……今度はちょっと余りすぎですかね。角部分の収まりはちょうどいいんですけども、モチーフとモチーフの間を繋いでるところがちょっと。
コースターの時は全部が角だったからなあ……あと内部と縁飾り部分とでは、糸の締め具合が変わってる(縁飾りのほうが緩め)のも、たるむ要因のひとつかもしれません。
今回は早いうちに気付いたことですし、これはもう試作品だからと割り切って、次の辺からは角以外6P6に戻してみるべきか(悩)
ともあれ、糸の残量がどうでもモチーフを1個作り終えるたびに糸を切らねばならない本体部分よりも、こういった長く続けなければならない部分でこそ、このLサイズシャトルは真価を発揮するものと思われます。 事実、青い方のシャトルは半端糸を巻いた状態で始めて、途中で一回繋いでいるからあまり参考になりませんけど、グリーンの方はまだ一度も繋いでいません。 およそ5パターン繰り返して、まだほとんど減ったように見えない状態。 ええと、12+12+4+4で……縁飾りは32パターン必要なのかな? そうするとあと6倍ちょっと。一度も繋がないというのは無理でも、2〜3回で行けるんじゃないでしょうか。それぐらいならさほど負担でもありません。割と糸始末処理も慣れてきましたし。
……って言うか、数回#80を使っただけで、本当に#40が太く感じられるようになってしまったんですが(汗) ああもう、次のネックストラップは#40で作ろうかなあ……どれぐらい時間かかるか判らないし、耐久性も不安が残るけどさ……もう#20には耐えられないかもしれない……
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No.8002
(創作:: タティングレース)
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昨日の80番手版「公爵夫人」をなんとかきれいに飾れないかと考えていて、ふとこうすることを思い立ちました。
タティングレースでマウスパッド〜〜♪ もともとA4サイズのハードパスケースに好きな絵を挟んで使っていたのですが、ここ数年はずっとアジア方面の古地図のまま変えていませんでした。 そこで以前某所でDLしてきた、紙に印刷して使うタイプの古書風ブックカバー(黒っぽいの)をプリントアウト。今まで結ってきたレースの中からそれなりに見栄えのするものを選び出して、まとめて挟んでみました★ もちろん万が一にも色移りなどしないよう、プリントアウトした紙はさらにクリアポケットに入れてから重ねてありますww
左上から「渦潮」に「妖精からの贈りもの」、間に「ウィスタリア(藤の花)」を挟んで「公爵夫人」と、あとは名もなきクッションカバーの一部を自己流にアレンジした「スクエアモチーフ」です。公爵夫人以外はすべて#40の糸を使用。
ふふふ、これから気に入ったものが結えたつど入れ替えていけば、出来上がったものが有効活用できるわ〜♪
そして今日も今日とて、今度はテーブル掛け(予定)にするべくちまちま作っているスクエアモチーフを、#80で結ってみたりとか。 あのモチーフはシャトルを2個使用するので、いかに糸を余らせず、無駄なく利用するかが非常にネック。 今までで一番作り慣れたモチーフなので、糸を繋ぐ時とかもどこでやれば効率がいいのかとか、どの部分でどっちのシャトル糸の消費が激しいのかとか、いくらか頭に入っているのがもっけの幸いでした。
で……
#80スクエアモチーフも、縁飾りまでどうにか一日で完成させられました。 いつも作っている#40バージョンと並べると、こう。
小さい方で、一辺の長さおよそ 6.5cm 。 いかんなあ……本当に細い糸って癖になる……実用性は欠片もなく、モチーフ1枚ではコースターにもなりゃしないって言うのに、この繊細さが病みつきになりそうで。
っていうか、これ終わったあとにいつもの#40を使ったら、どうにも野暮ったいというか、糸が太く感じられるってかなりの重症だろう(^ー^;;)
そして今になってようやく、ねじれる糸でもスムーズにリングを閉じる方法を見つけられたような気がします。そうか、左手の指でつまむ位置がポイントだったんやな……<ほんとに今さらすぎる
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No.7998
(創作:: タティングレース)
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今朝は明け方4時半ぐらいに目が覚めてから、そのまま寝直せなくなりました。なんだか気持ち悪いし、横になっていると腰も痛い。 それで5時過ぎあたりに起き出して……まだ暗い時間帯から、ついにDMCコルドネスペシャル80番手の糸で、タティングレースを結い始めちゃったのですよ(苦笑)
もうね、阿呆かと。 何だよこのサイズww 指の先に乗ってんじゃねえかよwww あまりの細さと早朝テンションで、なんだか笑ってしまいつつ先へ進めることしばし。
途中から、どうもBGMに気を取られても大丈夫そうだとCDブックなどを背後で流しつつ、さらに結い続けて、と。
なんとか今日一日で完成させたのがこれ。
はい、もう三度目ともなる「公爵夫人」です。 いい加減このブログをご覧になっている方は、またかとお思いでしょう(苦笑) でもこれってデザインお洒落な割に、慣れると意外に楽しいんですよ。なによりシャトル1個と糸玉で作れるため、新しい糸にあまりシャトルを占領されたくない、でもある程度は見栄えがして複数の技術を試せるものがやりたいという、今の状況にぴったりなのです♪
で、もって。 先日作成した、現在普段使いしている40番手の糸で結ったものと比べると、こうなりました。
えー、#40バージョンかつ今の締め具合なのは、縁飾り付けたのしか手持ちになかったので、そちらと並べてみました。赤いラインに挟まれているのが、同じ編み図の部分です。 #40だとピコ部分込みで直径 9.5cm ほどあったのが、#80の糸だと 6.5cm ってところでしょうか。
……って、あれ? 書籍ではもうちょい太い#70の糸が指定されてるのにも関わらず、完成サイズ 5.5cm になってる(汗) さすがに緩めにしすぎたか……それともピコはサイズに含めないのか?
ま、まあともあれ(こほん) なんかもうね、繊細さがまるで違います。 飾りピコをさらに長めに取ったこともあるのでしょうが、とにかくもう優雅。長く取ったピコの丸まり具合さえもが違って見えます。#40でここまでピコ長くしたら、むしろだらしなく感じられるんじゃないかとか。 とにかく、「これこそがレース!!」って感じです。
以前どこだかのブロクで「#70の糸で公爵夫人を作成したらレースペーパーみたい」といった文章を見かけましたが、まさにそんな感じです。だって指でつまんだ時にも、厚みがほとんど感じられないんですもん(驚)
そして意外と作業、しやすかったです。 いえ#20から#40に移った時も思ったんですが、糸って細いほうがかえって糸割れしにくく、失敗した際にもほどきやすいというか。 今回もまた、チェイン二つと閉じ終えたリングをこじ開けてほどいたりしましたけど、苦労の度合いはいつもの#40とさほど変わりませんでした。 懸念していた糸の始末についても……
案ずるより産むが易し? これまでと同じ針で、裏側へそれなりに縫い込むことができました。 さすがにレース針は8号では厳しくて、更に細い12号が必要でしたが。
……うっわー、どうしよう……楽しい、かもww 糸のねじれ度合いがオリムパスより激しくて、チェインはともかくリング作成時はかなり閉じずらい。それこそダイソーの40番以上に引っかかりやすいのが玉に瑕。しかしそれを補って余りある、仕上がりの美しさよvv
しかもこの細かさなら、本気でストラップへの封入や、あるいは栞の作成とかもできるかもです。 前述の通り完成品が相当に薄いので、本に挟んでもそんなにページを傷めないと思うんですよ。 あるいはラミネート加工とかしても面白いかもしれない。
今まで作成したものは、しまい込むかコースターやドイリーとして普段使いしていましたが、これなら一種憧れの『額に入れて飾る』って真似をやってみても、許されるレベルなんじゃ……ないかにゃ?
っていうか、ずっとこの80番手で結い上げた公爵夫人を眺めていてから、ふとこれまでの#40で作ったものへ視線を移すと、なんだか野暮ったく見えてきてしまうのですが(汗) き、気のせいだよね、気のせい……これからメイン使用80番とか無理だから!?>自分 ねじれた糸が引っかかってリングめっちゃ閉じにくいし、なにより糸の単価が高すぎる(><) 結っても結っても大きくならないし……いやまあその代わり、糸の減りも少ないけどさ。 この「公爵夫人」一個結うのに、シャトル糸は両手広げた長さ×4で足りたからな……でもやらないぞ。私は#40で続けるんだ!!
ああ、狼の声が聞こえ……ないんだったらっっ(必死)
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No.7997
(創作:: タティングレース)
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昨日の記事で書いていた、クロバー社のLサイズシャトル。 リベンジ作業中の「花筐」が、残り四分の一ぐらいのところでシャトル糸がなくなってしまったので、これ幸いと使い初めでっす♪
最初こそ多少は違和感もありましたけれど、使っていくうちにさほど気にならなくなっていきました。むしろ次にノーマルタイプを使ったら、小さくてあれっ? て思うかもしれません(苦笑) やはり幅や長さの割に厚さにはほとんど差がないため、持った時はすごく平べったい感じがします。あとちょっと重ためかな? ただすべり止めの範囲がだいぶ広いので、取り落とす頻度はむしろ少なくなったかもしれません。
なおこのモチーフはあまりシャトル糸を消費しないのでMAX巻きはしませんでしたけど、当社比1.8倍が本当なら、両手を広げた長さ×14ぐらいは巻けるのかな?<通常サイズにはMAXで×8巻いている
そして案の定、こちらのグリーンには試作練習用ダイソー糸がいくらか残ってしまったので、また次の練習時まで眠ることになりそうです。 ブルーの方は、うっかり間違えて本番用のメーカー糸を最初に×4ほど巻いてしまったので、こちらはテーブル掛け(予定)の方で使うことになりそうです。 ああ、早くMAXでどれだけ巻けるものか、試してみたいなあ!!
あ、糸巻きと言えば、懸念していたシャトルワインダーも、ちゃんと使用することができました。
はめ方が甘いと外れて飛んでいってしまう場合もありますが、おおむね問題ないです。 ……このシャトルワインダー、けっこう力込めても大丈夫なんですよね。最初は恐る恐る力を入れてましたけど、今では通常シャトルなら、親指と人差指がくっつくところまで思い切り開けてます。むしろそれぐらいしないと、かえって糸が引っかかって巻きにくいという……
で、肝心の完成した作品ですが。
聖光院有彩さんの「花筐(はながたみ)」、リベンジバージョン★
ちょっと糸を締めすぎかなあと心配していたのですが、実際には一辺の長さがピコ込みで11.5cmと、ちょっと大きめに仕上がりました(編み図では完成9cm角となっている)。
本を読んで緩め緩めを心がけるようになって、まず一番最初に作ったのが、この花筐です。 なので一枚目は各部位の長さが一定せず、ゆるゆるにしすぎて全体が歪んでしまいました。 あれから一ヶ月。なんだかんだで、それでもだいぶマシになってきたのではないでしょうか。
左が一枚目、右が二枚目です。 ……え? あんまり変わらないって?? うん、興味ない人にはそう見えますよねえ。判ってますよ(苦笑) でも二本重なった太い部分のバランスとか、細かい部分がですね、違うんですよ。これでも一応。
まあそれを言ったら、二枚目もまたド真ん中で目数をひとつ間違えたせいで、中心部分に均等に向かい合うはずのピコがひとつ斜めになっちゃってるんですが(−ー;)<前回は中央のピコが一個多い
上達への道は長く遠いですねえ……ふふふ……(遠い目)
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No.7996
(創作:: タティングレース)
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なんだかんだでポチッとしてしまっていたこれの実物が……ついに手元へ届いたのですよ。
クロバーのタティングシャトルLサイズと、80番手のレース糸です。
Lサイズシャトルというのは、普段使っている通常サイズの当社比1.8倍ほど多く糸が巻ける、大きめサイズ。 そして#80のレース糸は、現在メインで使用しているものよりも、さらに細い糸です(レース糸は数字が大きいほど細くなってゆく)。
レース編みと言えば、何と言っても「蜘蛛の巣のような」という枕詞が思い浮かびます。 やっぱり憧れるじゃないですか。美しくも繊細なレースを、自分のこの手で生み出すのってvv 事実、例の「公爵夫人」だって、本来編み図で指定されている糸は70番です。さらに同じ本には100番使用などという、どれほどの細さなのか想像もできないような糸を使った編み図も載っていたりします。 レース編みを始めたからには、一度は挑戦してみたいと思うのが好奇心ってものでしょう?
……しかし、ではいざ糸の実物を見てみようにも、地元手芸店ではどこにも#40より細い糸は置いてありませんでした。取り寄せようとするとまとまった量(5玉とか10玉とか)でないとと言われます。 さすがに扱えそうかまず試すためだけに、その量は買えません(−ー;)<軽く5000円とかする
Lサイズシャトルとて、できればまず実物を手に持って、指が短い私でも大丈夫そうか試してから、購入を決めたかったのですが…… 迷いに迷ったあげく、こつこつと貯めた楽天ポイントをつぎ込みました。ああ、このポイントは次回の新刊に使うつもりだったのに……
そんなこんなで、ようやく届いた実物ですよ! はあ……買っちゃったよ(ため息)
ええと、まずは糸。 細いです(きっぱり) ネットで写真などを見て漠然と想像していた以上に、めちゃめちゃ細かったです。
上から順に、最初に結び方を覚えるため使い始めたダイソーの#20・現在メインで使用しているオリムパスの#40・そして今回購入したコルドネの#80。 ついでに比較対象として乗っけてある針に通っているのは、やはりダイソーで購入した ―― 番手は忘れましたが ―― 手縫い用のカセ糸です。 ……手縫い糸のほうが見るからに太いって、どんだけ……(汗)
どうせ買うなら、100番は無理でも、70よりはいっそ80を! と思ったのですが……少々甘く見ていたかもしれません。 私の腕で、本当に扱いきれるのかこれ……(((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル
ちゃんと使いこなせるようになったなら、それこそネットで見かけるような、ちっちゃーーいモチーフを作成してネームストラップに挟んだりレジン封入してアクセサリ作成といった遊び方もできるようになるのでしょう。しかし失敗した時にほどける自信が、欠片どころか微塵も湧いてこねえ。 っていうか、最後の糸端始末とかどうするんだよこれ。どう考えても針で縫い込むとかできんぞ……今度はマジックスレッドでも覚えろと!? ┐(´〜`;)┌
まあ、そちらはぼちぼちやっていこうと思います。 とりあえず今は、歪み修正中のスクエアモチーフの固まりと、あとリベンジ中の「花筐」を一段落つけなければなりませんから。
そしてもう一方。Lサイズの大きめシャトルの方ですが。 まずは普通に、今までの通常タイプ(クロバー社のフローラシリーズ)との比較。
真上から見た時は、長さ1cm・幅4mmぐらいの違いです。この手の並べてみた写真は、実際ネット上でもちょこちょこ見かけました。 しかし購入するにあたって私が一番知りたかったのは、大きさよりも厚さの差でした。 指と糸の隙間を通す時に、ネックになるのは長さや幅よりもむしろ厚さだと思うのですよ。もちろん糸の残量が少なくなったりクルニー・リーフを作成する際などは、幅や長さも重要なポイントです。 しかし私が以前いろいろ試行錯誤していた自作シャトルを結局ほとんど使わなくなったのは、厚みがありすぎて指の間を通しにくかったというのが、なによりも一番の理由でした。 薄いシャトルなら、尻尾をちょっとつまんで角度を合わせればなんとかなります。しかし分厚いシャトルはそれができない。しかも自作シャトルは滑り止めがついていないから、いっそうつまみにくくかつ取り落としやすい。 なんだかんだで商業製品はよく考えられている。代用品はしょせん間に合わせの代用でしかないと思い知らされたものです(しみじみ)
そんな訳で、同じことを知りたいという方の参考になればという思いも込めて、厚さの比較写真です。
右から順に、クロバー社の標準フローラ・Lサイズ緑・標準ショコラ・Lサイズ水色。そしてついでに自作代用シャトルです(笑) 定規のラインは1cmの位置にありますが、判りやすいようちょっとあおり気味に撮影して、Lサイズシャトルの上端とラインの高さを合わせてあります<Lサイズの厚さは実寸12ミリ 結果はご覧の通り。 ほとんど差などありません。1ミリ程度です。プラスチック部分の厚みよりも少ないぐらいでした。 むしろ一番左に写っている自作代用シャトルが、改めて見ると分厚すぎるww そりゃあ使いづれえはずだよwww
こちらのシャトルもまだ実際に使ってみてはいませんが、扱いやすいようであれば、いずれはこれとかに手を出してみても……良いかも?(こらこらこら)
クロバー社製のL型シャトル5個セット。 何故か海外向けにしか作られておらず、逆輸入されているためお高めの商品なのですが……色がめっちゃ好みでvv<そこか フローラシリーズも可愛いんですけど、個人的に寒色が好きなんです。 ましてやノーマルタイプのカリャフリャーなビビットトーンは、どうにも性分が合わなくて手が出せずにいたり。 なんでこの色合いの通常サイズを、国内でも販売してくれないんだろう……?<シャトルの色がダブっていると、巻いてある糸の種類とか、次にどちらを手にとって結えばいいのか混乱しがちになるのでした
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No.7994
(創作:: タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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