よしなしことを、日々徒然に……
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 なるほど、むっちり
2017年03月14日(Tue) 
先日気になるとここに書いていた、PuPuさんの超極細糸。
案の定、こうなってしまっていた訳なのですが(苦笑)



とりあえずスタンダードなインディゴと、あとはちょっと変わったダスティグリーンとオパールグリーンを選択してみました。
……ストレス発散の買い物としては、いっそ全色揃えてみたい気持ちもいっぱいだったのですが。
しかしまたも使い心地が微妙で、かえってストレスを溜める要因になっちゃうとアレなので、ひとまずはお試しってことで。
セール期間はまだ残ってますし、使い心地が良いようならまた買い足せばいいやと、とりあえず三玉ほど購入。

で、軽く使ってみた感じの感想です。
まずはユーザーレビューで多数意見のあった、「他メーカーの糸より太め」という点。
私が普段使いしている、オリムパスのプラチナレース糸#40と並べてみると……



こんな感じでした。
んー、確かに言われてみれば、ちょっと太い……かな。
それよりも、撚りの方が気になりました。なんというか、PuPuさんのほうがデコボコが少ない?
全体的に艶がなくマットな質感であることもあり、糸というより紐っぽい印象を受けました。そんなあたりが太いと表現される理由なのかもしれません。指の腹に挟んですべらせた感触も、PuPuさんの方がゴツゴツしてないように思えます。

で、実際に結ってみた結果は、↓こう。
左がPuPuさんの極細糸オパールグリーン。右が前に試作で作った、ダイソーの#40ホワイトによる「湖の華」外周モチーフ。



ぶっちゃけダイソー糸とプラチナレース糸は ―― 結い心地はともかくとして ―― 自分でも制作メモ見ないとどっちで作ったか判らないぐらいの仕上がり程度なので、まあ比較に問題はないでしょう(苦笑)<PuPuさんの完成させたあとで、比較対象がダイソー糸だったと気が付いた

サイズ的には、やはりPuPuさんの方が微妙に大きいですね。右側には上半分にしかジョセフィンノットがついていないことを差し引いても、2〜3ミリ大きめ。

そして……うん、なるほど。これは確かにむっちりッス(笑)

ユーザーレビューや、最近とってもお世話になっている赤裸々レースさんで、「目がムクムク」とか「ぽってりする」とか「むっちりした感じ」などという紹介をされていて、なんのこっちゃ? とか正直思っていたんですが。
使ってみて納得。確かにこれはむっちりとしか表現のしようがないww



拡大するとこんな感じ。
なんというか、PuPuさんの糸は横(太さ)方向に弾力があるんですよ。伸びるんじゃなくて、ふかっとした感じ。なので結った際に締まる所は締まって、他のところは膨らみ気味になる。結果として、むっちりムクムクの仕上がりに。

だがそれが非常に可愛いvv

艶は少なめ。色もくすみ気味。もっと明るい春向け若草色かと思って購入したこのオパールグリーンも、どこか和風の印象というか、抹茶オレを思わせるような落ち着いた色調でした。期待とは少々異なりましたが、これはこれで非常に好み。普段使いにはむしろしやすそうな色合いです。

ただ肝心の結い心地は……ううむ……
ハイスターよりはだいぶ良いです。毛羽立ちもほぼないし、一度失敗してほどいた時の縮れ具合も少なめ。でもやっぱり、プラチナレースに比べるとすべりにくいです。リングを閉じる時に必要な力加減が、プラチナ<PuPu<<ハイスターと言った感じ。
ちょっと締めすぎたと思っても、ぐにぐに引っ張れば、わりと調整が効くのはありがたいところなんですが。
難点は、糸割れしやすいところでしょうか。
ほどこうとして角を使ったり、ちっちゃいピコから引き出そうとかぎ針(クロバー製8号)を使うと、かなりの頻度で糸が割れます。まあ、割れた部分も軽くしごいてやればさほど目立たなくはなりますが……やっぱりちょっと扱いにくいのは確か。

まとめると、
PuPuは、そこそこの使い心地。しかし結び目がきれいに揃って、可愛らしい仕上がりになるのは断然PuPu。
一方で使いやすく、かつ仕上がりが繊細な感じになるのは、プラチナレース糸ってところでしょうか。

なおコスト的には、プラチナレース糸の方に軍配が上がります。
今回はあくまでセール中のを購入しましたからね……普段から200gで送料込1600円ほどのプラチナレース糸には、定価だとさすがに負けます。その代わりカラーバリエーションはPuPuさんの圧勝<プラチナレース糸は白と生成りしかない

結論。
作るものに応じて使い分けるのが良いんじゃないかと。
比較的小さめのファンシーなモチーフ。あるいは実用的なコースターとか、アクセサリーとかを作るならPuPuさんがオススメ。
いかにも「レースだぜ!」といった繊細さを求めるなら、オリムパスのプラチナレース糸っていうのが、私の感想でした。

……まあ、同じオリムパスでも金票とか、こないだ出たばかりのタティング専門糸とか……あるいはダルマレースとか紫野とか、ちゃんとした糸を使った経験がない、貧乏手の私がなにを評価するんだって話でもあるんですが(^ー^;;)ゞ

ともあれ、
ローコストでレース編みを楽しみたい! という方の参考になりますれば(苦笑)



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No.8087 (創作:: タティングレース)


 やっぱり駄目だ…… _| ̄|○
2017年03月09日(Thr) 
だいぶ気持ちが落ち着いてきたので、しばらく保留していたケルティックなドイリーも、心安らかに進められるかと手を付けてみたのですが。

三つ葉を六セットほど作ったところで、ねじりミスに気が付き1セットほどいて結い直し。
……た、ところでさらに前で繋ぎ場所を間違えていることに気が付いて、さらに三セットほどきました。

二時間ぐらいかけて、結局進んだのは三つ葉3セット分(遠い目)
そして何度もほどいた糸は、縮れてヨレヨレのケバケバ。

まだ12セットぐらいはあるんだよなあ、この段の三つ葉……もう本気で心が折れそうです。
なんでこの糸買っちゃったのか……ダイソーの糸で作ってたときのほうが、よっぽど結いやすくて楽しかったです(ため息)

せっかく試してみた糸が散々なので、別の糸に手を出す勇気もくじかれまくり。
金票40番や紫野はもちろん、現在フェア中かつパステルやヴィンテージなカラーがきれいなこちらの糸も、とっても気になる今日この頃なのですが。



買うだけ買ってまた使い心地が微妙だったら、きっとテンション下がりまくるよなあ(´・ω・`)
とにかく滑りが良くてリングを閉じやすいこと、失敗した時にほどきやすいことはクリアされていてほしいんですが。


まあそれはさておき。
余所様で作成されている湘南ライン〜の画像を検索していたら、お、これ好みかもと目に止まったドイリーがありました。

■タティング備忘録 4番のドイリー
 http://kanakotatting.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

編み図の掲載は……え、「華麗なクラシックレース タッチングレース」って、タティング始めて3冊目に読んだ、まともな指南書としては初の書籍じゃん!?<1冊目はすてきにハンドメイド 2011年 09月号、2冊目は暮しの手帖 2010年 04月号

しかもさらに同様に見ていくと、↓これなんかも中央部分のオニオンリング集中部分が非常に可愛いvv

■タティング備忘録 6番のドイリーを作ってます
 http://kanakotatting.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

……まあ、全体は気が遠くなるほど凄まじい大作なんですが(汗)

■タティング備忘録 6番のドイリー完成しました
 http://kanakotatting.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

しかし#20の糸でえっちらおっちら花のミニモチーフ作ってたあの頃と比べれば、#40で中央部分ぐらいなら……なんとかなる、かも? と。そう希望を持てるぐらいには上達できたということでしょうか。

そんな訳で今日は図書館へ足を伸ばして、再び「華麗なクラシックレース タッチングレース」を借りてきてみました。
ああなるほど。書籍では糸の種類が「絹穴糸」とかいう謎の記述だったり#80だったりと、そこらへんも初見時にはスルーする要因の1つだったんだろうなあ……
No.8056 (創作:: タティングレース)


 さすがにそれはちょっと……
2017年03月08日(Wed) 
ようやく目指したい方向が見えてきた「湘南ラインのテーブルセンター」。
しかし母に見せてみたところ、「やっぱり四つ葉は全体にあったほうが良い。レースはぎっちり詰まってる方が、手が込んでるっぽいじゃない」という御意見が。
さらに「ちっちゃいものいっぱい作るより、どうせなら一枚でテーブルを覆い尽くせるサイズにしてよ」と。
あの……そのテーブルって、和室のあれだよね。



……これを覆いつくせるサイズって……いや確かに一度は目指そうとしてみたけどさ。いざ実際に大物に挑戦し始めてみると、大きいものであればあるほど、途中で糸の締め具合とかが変わってきて、どこかしらで歪んできちゃうんだよぅ(´・ω・`)

何より同じものずっとは飽きる(苦笑)

さりとて間を置き置きやってると、ますます手癖も変化すれば、糸のロットも変わる罠。
っていうか、そんな大物、作ってる途中でその糸が廃盤になったりとかしたら泣くぞ<同じ番手のホワイトでも、メーカーによって太さや色や編み心地が全然違う

あとタティングレースって、その性質上か円形のデザインが多いんですよね……四角く作って、大きさを自由に調整できるものは案外少なく。

ううむ、以前よりは多少なりとも技術が上がったことですし、ここは初期の頃に図書館で借りた本の、「ン、こんなん無理」と流し見ただけで返却したデザインを、もう一度チェックしてみるべきかしら……?

そしてクロバーさんより国産のボビン式シャトル、しかもかぎ針じゃなくツノ付きタイプが出るという情報を仕入れて、ちょっと気持ちがドキドキと。

B06XDFH4ZLClover タティングレース道具 タティングシャトル・ボビン ホワイト 57-737
Clover 2017-03-23

by G-Tools


ボビン式シャトルって、前々から気にはなっているんですよね……特に糸巻きがしやすい(ミシンでも巻ける)ことや、糸を繰り出すのが楽&繰り出す量を微調整できる点、さらに作成中に他のものを作りたくなった時や半端糸が残った場合は、巻きかけの糸ごとボビンを取り外して置いておけるというあたりもとっても魅力的。

難点はお値段(ノーマルシャトルの三倍以上)と、あとは繰り出し過ぎた糸を戻す手間がどれぐらいかかるかが未知数なところでしょうか。結ってる途中で勝手に糸が出ていかないかとかも地味に気になります。

……特に私はしょっちゅう糸を出したり戻したりするタイプなので、最後の点は非常に重要なんです。
あと何メートル巻けるかも大事だよなあ。
ボビン式ということは、軸が円柱型……つまり軸が楕円柱のノーマルシャトルよりも、巻ける量が少ないかもしれない疑惑が。
そのあたり、もっとコアな世のタッターさんがたが、詳しくレビューして下さるのを待ちたいところです。

地元手芸店で、実物を触れるようには……まず確実にならないからなあ……(ため息)
No.8055 (創作:: タティングレース)


 こんな感じで
2017年03月07日(Tue) 
先日から作り続けている、糸渡し系のモチーフ繋ぎこと「すてきなタティングレース 3ステップでここまでできる」から、表紙に掲載されている「湘南ラインのテーブルセンター」。



書籍のレシピそのままだといまいち個人的な趣味に合わないので、ちょこちょこ調整していたのですが。
ようやく方向が見えてきました。

実はこのテーブルセンターには、余所様のブログで作りかけの写真を見て一目惚れしまして。
本当は表紙写真の通り、隙間部分全てに四つ葉型のモチーフBを編み込むのですが。しかし私はその編み込み前の段階、モチーフAだけが斜め格子状に並んでいる写真にハートを撃ち抜かれたのです。

なので「モチーフAだけで作ってやんぜ!」と意気揚々と始めたのは良いのですが。
……Aだけだとめっちゃヒラヒラして安定しない _| ̄|○
平らな面に広げておくだけなら良いんですけど、新しいモチーフを繋ごうと持ち上げた日には、クシャクシャというかヨレヨレというか。もう自分がいま繋ごうと思っていた場所どころか、どこが端っこなのかすら判らなくなる始末。

四つ葉を編み込むと安定するらしいのですが、それでは私が惚れ込んだ風合いが失われてしまう。
悩んだ末に、外周部分にだけ四つ葉モチーフBを入れてみることにしました。



さらにその四つ葉モチーフも、テキスト通りだといまひとつ味気ないので、モチーフAと似たような感じに外周へピコを追加してみたりとかして。

うん、これならまあ、私の好みと手に持った時の扱いやすさを両立できますかね♪

なお2辺にだけ四つ葉を入れてあるのは、まだ最終的にいくつ繋ぐのかを決めかねているからです。
現状ですでに横38cm×縦21cm。テキストではもっと細い糸を使用しているので、面積的にはとっくに超えているんですよね……テキストではモチーフAだけで59枚を繋ぐとありますが、さてどこまで行きましょうか……

……っていうか、これも糸渡しの長さや四つ葉の各葉っぱのサイズが一定していないので、試作品として適当なところで一段落つけて、改めてイチから作り直すという選択肢もあるよなあとか。
四つ葉の外周ピコも、もっと増やしたほうがフサフサして可愛いかもとか。

……そして余所様の写真を拝見すると、私は糸を長く渡し過ぎのような気もするんですが……でもまあ好みの問題だから仕方ないよね(・∀・)!!
テキスト通りに作らなきゃいけないなんて法は、どこにもないしww

とにかく、糸玉不要のシャトル一個。モチーフ作るだけならテレビ見ながらでも大丈夫だし、そうして作り貯めておいて、後から集中して繋いでいけるというのが心底便利です<そんなやり方してるから大きさが揃わ(ry
No.8054 (創作:: タティングレース)


 何か良い方法はないものか
2017年03月04日(Sat) 
今日も今日とてレース編み。
ああ、やっぱりプラチナレース糸でやるいかにもレーシーなデザイン、楽しいなあww

検証の結果、現在作成しているこのモチーフは、



ノーマルシャトルMAX巻き(両手を広げた長さ×8)で、ちょうど三枚結えることが判りました。
むしろあまりにちょうど良すぎて、何かのはずみに足りなくなる場合もありそうなぐらい。なのでMAXに巻いたあと、さらにリング作成のため左手に巻く分と、糸始末分ほど追加で糸玉から繰り出した状態で糸を切った方が、余裕をもって作業できる感じでした。

で、時間がたっぷりあるのを良いことに、今日はアニメ版「カルラ舞う」と数年前に放送された年末年始SPの「八犬伝(2.5時間×前後編)」を流し見しながら、ひたすらちまちま結い続け。

おかげでだいぶ形になってきましたvv



うん、糸渡しとロングピコのおかげで、遠目(サムネイル)だと白いリングが浮かび上がっているかのようにも見える、このレーシ感。こういうデザインが好きなんですよ私はvv
この手の小さいモチーフを繋いでいく = 頻繁に糸を切って始末するタイプは、正直ずっと敬遠していたんですけどね。でもマジックスレッドを覚えてから糸始末が全然苦にならない……というかけっこうおもしろく感じるぐらいなので、今後はモチーフ繋ぎもどんとこいです♪

ただ困るのはこのデザイン、密度が低いためすっごく柔らかいんですよね……こうやって平らな場所に広げておくだけならまあ良いんですが、移動させようとするとくしゃくしゃになって、どこがどうなっているのだか。
まあそれはもう少し面積が増えれば軽減される……ことを期待したい……けれども、問題はフチ。
縁だけは、このままだとどうしてもヒラヒラが収まらない。

本に載っている通りのデザインだと、モチーフ間の隙間部分に、四つ葉型のモチーフBを編み込んでいく形になっています。それによって、このヒラヒラ感も安定するらしいのですよ。

しかし私は、内部に空いているこの大きな空間。そこにこそ惚れ込んだのです!
密度のコントラスト。そして透ける隙間。それこそが私の求めるレースなのですYO!!

そんな訳で、現在頭を悩ませ中です。
ううむ、なんとかこのデザインを壊さない形で、フチ部分を安定させられるような縁編みをできないものか。あるいはぐるっと外周部分にだけ、四つ葉を組み込んでみるべきか……でもそれをやるなら、せめて50枚くらいは繋がないと隙間が少なすぎて中途半端になっちゃうか……?
No.8051 (創作:: タティングレース)


 目先を変えてみた
2017年03月02日(Thr) 
えー……なんというかですね、うん、まあ。
ちょっとこのところストレスが溜まり気味でして。
レース編みで発散しようにも、集中力が落ちてる → 間違える → ほどいてやり直す → また間違えるで、もはや気分転換どころか余計にストレスを発生させる苦行に変化(−ー;)

なにしろタティングレースというやつは、結う(編む)よりほどく方がよっぽど時間かかるし、難易度が高いんですよ。
しかもいま作っているケルティックなドイリーは、たいてい間違いに気づくとチェイン一本とリング三つという、下手すりゃ解くだけで三十分ぐらいかかる量を戻らねばならず。

今の精神状態だと、きっとまた間違える。ほどきたくない、だからレース編みできない。作れないからストレスが発散できず、さらに落ち込み……の無限ループ。

さすがにこれはなんとかしないと、いつまでたっても浮き上がれないと一念発起。
とりあえず部屋の掃除やらなんやらして、強制的に気分を変更。それから改めて、ちょっと目先を変えてみることにしました。

あまりややこしくなくて、失敗してもそこまでダメージにならないモチーフ。なんだったらいっそ、さっさと糸切って最初からやり直したほうが早いようなデザインを……と、言うわけで。



某所でお見かけして以来、いつか挑戦してみたかった「すてきなタティングレース 3ステップでここまでできる」より、湘南ラインのテーブルセンターの、モチーフA。
シャトル一個で作成できるうえ、糸の長さもひとつにつき3mほど(両手を広げた長さ×5でちょうど2枚分)。
最近マイブームな糸渡しの練習にもなるし、ある程度量産してからまとめて繋いでいったり、好きな数だけ繋いで適当なところでやめられるあたりもポイント高し★
失敗した時も、モチーフ一個だけポイすればそれでOKってのが実に気楽です。

なにしろ、もし繋いだあとでミスを見つけても、モチーフ1つ切り取って、そこに新しいのはめ込むぐらいならなんとかなりそうですからね。そもそもピコを隣に繋ぎ間違えたり、一個足りないぐらいなら、全然許容範囲内ですし<ケルティックなやつの主なミスは、ねじり方を間違えたせいで平たくならないという、どうあっても「まあ良いか」で収められないもの

あと久しぶりにオリムパスのプラチナレース糸を使ってみて、ハイスターがどれだけ私に合っていなかったのか、改めて気が付きました。リング閉じるのめっっちゃ楽だよ。仕上がりのふんわり感がぜんぜん違うYO!
……あの糸も、地味にストレス溜める要因のひとつだったのかも、と。
そこまで思うぐらい結いやすかったッス。
正直、ハイスターは段染めの出具合も微妙というか、グラデーションがほとんどかからず境目でいきなり色が変わるのがどうにも好みに合わず。……結いにくい上に出来上がっていく部分も好きになれないって、ほんとに作っていて全っ然楽しくなくて……

このケルティックなドイリーは、しばらく置いておこうと思います。幸いLサイズシャトルを買い足したから、1個ぐらい繋がりっぱなしで塞がってても、さほど不自由はないし。



ううむ、写真で見ると、そう悪くもないんだけど……実物を間近でながめると「なんだかなあ」なんですよねえ(´・ω・`)

ストレス発散のための趣味で、辛いだけのものを作り続ける意味がない。もうちょい余裕が出てきて、またやってやろうという気が起こってきたら、いまやりかけてる四段目までは終わらせてやろうと思いますけど。

……糸選びって本当に大事なんだなあと、心底思い知りました。

あのハイスターの糸は、そうですね……リングを閉じにくいのが一番のネックなんだから、いずれチェイン主体のデザインにでも使いましょうか。それこそ先日のアジアンノット的なストラップとか、「公爵夫人」とか、チェインぐるんぐるんな「渦潮」とか。
ブロックタティングが使われる作品とかにも、向いているかもですね。

そんなこんなでようやく、テレビの音と他人の会話が耐えられるようになりました。
はあ、なんで駄目な時ってあんなに駄目なんだろう……?


ともあれ、本日はとりあえずここまで。



今度は楽しく進められて、ちゃんと気分転換になってくれると良いな。
No.8049 (創作:: タティングレース)


 とりあえずメモ
2017年02月27日(Mon) 
例のケルティックなドイリーは、四段目の三つ葉を17個作ったところで、シャトル糸が尽きました。
その前に糸を繋いだのが三段目の9個目の三つ葉でしたから、LサイズシャトルMAXで三段目を三分の一と、四段目を半分弱結えた計算ですか(糸はハイスターの#40)。
どのみち四段目では一回糸継ぎをしなければならないのは確定ですが、三段目はLサイズシャトルなら糸継ぎなしで行けそうですね。今回は二段目をMAXで始めた残り糸で三段目を開始しましたから。

……もしもまた今度挑戦することがあったなら二段目をMAXで開始。残り糸はシャトルごと取っておいて、三段目も別シャトルのMAXで開始。おそらく三段目はそれがほぼ空になるから、四段目を二段目の残り糸+新たなMAX巻きでやれば……どうだろう? 糸繋ぎが一回減らせるか、それとも四段目があとちょっとで足りなくなっちゃって結局また繋がなきゃならなくなるのか。……微妙だなあ(苦笑)

いやうん、糸に印つけて模様1ターンで何センチ消費してるか、ちゃんと測ればいいだけの話なんですけど。しかしそれって不要な糸に直接着色して、試し編みしてみるしか方法ないんでしょうか?
あるいはシャトルに何センチ巻いたかちゃんと記録して、試し編みしたあとシャトルに残った糸全部ほどいて測り直すか。

うう、どちらもめんどくさい……どうせシャトルに巻くときさえ、どんぶり勘定だからなあ、私……



以下は愚痴吐き毒舌につき畳みます。
No.8046 (創作:: タティングレース)


 確かにケルティックなんだけど
2017年02月26日(Sun) 
昨日の記事で触れていたケルティックタティングの洋書。
1ページだけ、サンプルページが見られるサイトさんを発見しました。

■書籍 Celtic Tatting Knots & Patterns (英語)
 http://www.ilovesmart.com/moreinfo.cfm?Product_ID=19758

ほう……字が小さいこともあって文章はさっぱり判りませんが、いちおう図解が入ってるんですね。
まあもしかしたらここまで親切なのは、最初の「まずは作ってみましょう」的な、入門ページだけなのかもしれませんが。
そして英文は相変わらずお手上げなものの、 ch 20-20-20-20 とあるからには、つまりこうですか?



20目ごとにピコを作りながら、チェインを80目ほど作成(びろっと出てる細い糸は、マジックスレッド処理用です)。



糸玉もシャトルもチョキンと切り離したら、あとは



ぐにぐにと形を整えて……結び終わりの糸を結び始めに繋いで、結んで始末すれば、



完成?

ううむ、もうちょいゆるく(チェインを長め)に作ったほうが良かったかな……そんでもって真四角に整えるよりも、縦長気味のほうが個人的には好みかも。

……これは可愛い。確かに可愛い。謎の段染め糸のグラデーションも、実によく映えています。

でもなんか、タティングしてるって感じではないですねえ(苦笑)
まっすぐなチェインを作るだけで、あとはぶっちゃけ飾り結びかアジアンノットです。

もっと複雑だったり大きなものとなると、また別なんでしょうけど。そうなると手順が理解できるかな……あと専用シャトルじゃなく通常のシャトルで作成できるのかも謎ですし<今回は先に糸を切るというズルをしている

やはり実際に買ってみるしか……ないのかっ(苦悩)

あ、ちなみにこのストラップは、母に「使う?」と訊いたら「使う!」と返ってきたので、手芸ボンドを水溶きしたものに浸して乾かしたのち、進呈いたしました。

……複数作って間にビーズ挟みながら繋いでいったら、面白いブレスレットになるかも?
その場合、本来ならペーパークリップを使う作り始めに、1つ前のモチーフのピコを通しておけば良いのかな。前モチーフの接続用ピコをビーズ直径よりちょい小さいぐらいにして、次のモチーフのチェインの締め具合で、ビーズ内部に繋がり部分が隠れるように調整してやれば、ビーズとモチーフの間に隙間が開くことも防げそうな。

他にもアジアンテイスト的には、この下にタッセルをぶら下げてみるなども楽しいかもしれません。

そもそもケルティック用のシャトルって、なんとか代用品作れそうだよなあ……<こんなの

って、考えるのは楽しいんですが、実際に作っても始末に困るのが(ry

……とりあえず、まずは作りかけのドイリーをなんとかしますかね(^ー^;;)
No.8045 (創作:: タティングレース)


 あとは糸と……
2017年02月25日(Sat) 
ここ最近の記事を読んでいて、おなじみの方は「ああ、そろそろだろうなー」とか思われたかもしれません。
はい、ここんとこちょっとストレス溜まるようなことが地味に続いていまして。
……そういう時って、うっかりいつもなら買わないものをえいやっと購入して、気持ちを落ち着けたりしませんか?

そんな訳で、



クロバーさんの国外向けLサイズシャトル五個パック。逆輸入バージョン、買っちゃったーー(。・ ω<)ゞてへぺろ

このところしばらく国内向け二個入りのLサイズを使ってみて、意外と扱いやすいというか、大きめのものを作る時の糸繋ぎ回数激減というメリットがめちゃめちゃありがたくって。
そしてこないだ久々にノーマルシャトルを手に持ってみて、「え、ちっちゃ!?」みたいな(苦笑)

それにシャトル二個使いのものを出先で作成する場合、やっぱり予備シャトルも一緒に持っておきたいじゃないですか? 糸巻いた状態で。でもってその場合は、色違いのほうが何かと便利なんですよ。でも国内向けのLサイズシャトルは二色しかなく、私は未だにそれらを効果的にペイントする方法を見つけられていません<糸が引っかかったり、すぐに剥がれてきたりする

要するに欲しかったんだいっっっ(開き直り)

海外向けに生産されているシャトルなので、Made in Japan の表記こそあるものの、パッケージ表記はすべて外国語です。



四ヶ国語で書いてあるんですかね? これ。
たぶん「ビーズを使った大きな作品でもバッチリですよ〜」とか「すべり止めが大きいので持ちやすいッス」みたいなことが書いてあるんだと思います。 ← 英語で単位落としかけた人間の適当な推測

あと、ちょっと心配していた、国内向け二個セットとの色かぶりですが。



まったく問題ありませんでした★<グラデっぽく並べてみた
ぴろっと糸を出しているのが、以前買った国内向け二個セットです。こうやって混ぜちゃうともう、どれがどうセットだったか判らないぐらい、違和感ありません。
ああ、この寒色系パステルトーン(*´Д`)
やっぱりピンク系のフローラより、こちらの方が私は好みです。

うっへっへーー、これだけ数があれば、「白糸二個使いで縁編みしたいのに、段染め糸で埋まってる(><)」なんてこともなかろうてww

……とか言ってると足りなくなるのが、沼にハマった人間の宿命らしいのですが。

いやほんとにね。私ももう、沼に片足突っ込んでるのは判ってるんですが。
だって気がつけば↓こうですからして……



Lサイズシャトル7個、ノーマルシャトル8個。合計15個。
さらにシャトルワインダーと、タティング用かぎ針(自作)が指かけ用と首かけ用のふた〜つ。携帯用のスライド糸切りバサミも、これ用に買っちゃったし。

お金も場所も取らないからって始めたはずのレース編みが、どうしてこうなった _| ̄|○

これだけ揃えちゃったら、あとのこだわりどころはもう、糸と編み図ぐらいですよね……50gで400円ちょいなんて安物じゃなく、金票とか紫野とかの、編みやすくて耐久性もありそうで、なおかつカラーバリエーションが豊富な糸……そして、いろんな技法や編み図が掲載された書籍!!
ネット上の無料フリーパターンと自己流では、やっぱりいろいろ限界があるのですよ……

いまめっちゃ気になっているのは↓これとかなんですが。

B001687KIAタティング レース手ケルト便利なノット & パターン
Handy Hands

by G-Tools

ケルティックタティングの書籍なんですけど、中がどんなのなのか試し読みできないのがネックなんですよね……デザインが好みなのかもそうなんですが、まずそれ以前に自分が洋書を読み解けるのかとか、ちゃんと編み図が乗っているのかとか(洋書では完成写真と文章だけ掲載というパターンも多いらしい)で。
特に立体交差要素のあるケルティックは、文章オンリーだと理解が辛そう。
でも面白そうなんだよなあ。誰か詳しいレビューしてくれてないかしら……
No.8040 (創作:: タティングレース)


 作成開始から5日目
2017年02月24日(Fri) 
ようやく四段目に入ることができた、ケルティックなドイリー。
ふと思いついて試してみたところ……



チェインの間をノーマルシャトル(MAX巻き)が通りませんでした。
そうか、これが余所様でちょこちょこ見かけた「#40の糸で作ろうとしたら無理だった」というやつかww
すっかりシャトルも糸玉も通さない方法で作業していたので、全然気付いてませんでした。そして糸がはみ出さない程度のシャトルを無理矢理押し込めば、なんとかなりそうなギリギリ感を見て、やはりこれぐらいの締め具合が一般的なのかなと納得してみたり(苦笑)

なお、昨日の記事で「三段目は比較的大人しめでうねうねしない」とか書いていましたが、



思いっくそ波打ちやがりました(−ー;)
やっぱりね、三つ葉部分が普通に作っただけだと横幅ありすぎるんですよ……完成してから、三つ葉が縦長になるようひとつひとつ整えてやらないと、どうやったって収まりません ┐(´〜`;)┌
三段目を作成する前に一度アイロンで平らにした二段目すら、引っ張られてまたうねってます。

なので今回も、湿らせたハンカチの上で形を調整してから、上にもう一枚重ねて、アイロンプレス!!



まあ、なんということでしょうvv

びほー?

あふたー♪

アイロンの威力ってすごいですねえ(しみじみ)
このあともう一段、交差要素のある三つ葉オンリーの段を追加したら、これはミニドイリーから「8 円形ドイリー」に昇格します。
さらに三つ葉+リング(今度は4連)の五段目と、交差三つ葉五十四セットの六段目を追加すれば「11 円形ドイリー」へ。

この書籍に掲載されている作品の多くは、そんなふうに小さめのものから、同じパターンを積み重ねるようにしてランクアップしていく形になっています。
ひとつひとつのパターンは、そこまで超絶難しいという程でもありません。なので必要なのは、同じものを一定の力加減でひたすら積み重ねていく、そんな基礎力と根気なのだと思いました。

藤重すみさんの「優雅なタティングレース」。
そういう地味でちまちました作業がお好きな方に、是非お薦めの一冊です。

No.8039 (創作:: タティングレース)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
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