よしなしことを、日々徒然に……



 2011年01月24日の読書
2011年01月24日(Mon) 
本日の初読図書:
4061487388ハワイ幽霊城の謎 (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 2006-09-22

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大江戸番外編のラストでアメリカに旅立った清四郎左右衛門&巧之介その後のお話と、現在の教授と三姉妹達がハワイに行って失踪事件の謎を解く話が交互に語られています。
巧之介さんはあれで終わるのもったいないなあと思っていたので、再登場は大歓迎。
……それにしても清四郎左右衛門と教授には、果たして血の繋がりがあるのか……あるのなら、清四郎左右衛門は結婚できたということか(汗)
そして今回は、ついに登場なさいましたよ、ハワイ在住の謎の老人 金田かねだファーストさん(笑)
っていうか、良いのかこれは。えーと、昭和四十八年の渡米時に確か五六十才だったはずだから、ギリで生存の可能性もありなのか?
あと、名探偵が百人以上仕事しているビルっていうのは清涼院流水でしたっけ?

そしてこの話、どうも怪盗クイーンシリーズとやらとクロスオーバーしているようで、解かれていない謎が微妙に残っています。
どうやらこの巻以前にも、教授とクイーンが対決した話が出版されているみたいですし、そちらのシリーズもチェックしなければ……
No.3029 (読書)


 2011年01月22日の読書
2011年01月22日(Sat) 
本日の初読図書:
430980101310ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)
ジャック・リッチー 藤村 裕美
河出書房新社 2006-10-13

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以前購入した「カーデュラ探偵社」が面白かったので、同じ作者さんの本を借り出しました。ショートショート集なんですが、どれもなかなかピリリとスパイスが効いていて良い感じです。
主役が犯罪者という話も多い中、それを良しと思わせてしまう語り口が素晴らしいかと。
……ただ終盤に数話載っていたヘンリー・ターンバックル刑事を主役とするシリーズものは、その推理の微妙な的ハズレっぷりが、気の毒やら情けないやらで、個人的に読んでいて居たたまれない部分が(いや、大筋では正解してるんですけどね)
解説に曰く、「読んでいるあいだはひたすら愉しく面白く、読み終えた後には見事に何も残らない」。まさにそういう感じです。眠る前とかに数編読むのに最適だと思います。
No.3028 (読書)


 2011年01月19日の読書
2011年01月19日(Wed) 
本日の初読図書:
4061486713笛吹き男とサクセス塾の秘密 ―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 2004-12-16

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シリーズ12作目。
今回は「悪魔が来たりて笛を吹く」で攻めてきましたか……<金田一ネタ
受験生になった三姉妹とレーチ。そろそろ将来の進路に向けて、いろいろもの思い始めています。
……眩しいなあ……っていうか、これは受験生リアルタイムで読みたかったかも。
レーチが受験勉強詰め込み型の講師に対し、理解ある態度を見せたのが意外でした。
そしてサクセス塾の秘密はけっこう早いうちに解けましたが、これって合宿の時はいいけれど、普段の講習の時にはすぐにばれちゃうんじゃ……? とか思ったり。
No.3024 (読書)


 2011年01月17日の読書
2011年01月17日(Mon) 
本日の初読図書:
4081330069森と自然の物語 シートン動物記 (6) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1972-05-18

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完訳版6冊目。
なんだか当初のドキュメンタリーっぽい、いわゆる「動物記」ではなくなってきて、作者の経験談コラムみたいなのとか、完全におとぎ話的なものばかりでした。これはこれで興味深いんでしょうが、個人的にはちょっと好みから外れるかな。ジョニーベアーやチンクの制作裏話とかは、それなりに楽しめましたけど。
続きもこういうタイプなら、借りるのは悩むなあ……
No.3022 (読書)


 2011年01月12日の読書
2011年01月12日(Wed) 
本日の初読図書:
4081330050歴史に残る動物たち シートン動物記 (5) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1972-04-18

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収録作は「旗尾リス」と19本の短編。
読んだ記憶があるのは旗尾リスと「ハンクとジェフ」の二本だけでした。
ハンク〜は、忠実だった猟犬が、夜の間に燻製小屋から熊肉のハムを盗んでいたので、怒った主人が他人にタダで叩き譲ったものの、後から悔やんで取り戻そうとするのだが……というお話。読み返したかったエピソードその2というあたりでした。
……子供の頃に読んだ時は、壁の釘に引っかけてある「ハム」という文章に、厚切りになった円盤状のハム(一食分)が壁にずらり並んでいる場面を想像していました(笑)
そんなの盗み食いされたぐらいでそこまで怒らんでも、と思っていたんですけれど、実際にはひとつにつき熊の太腿一本(数十食分?)だったんですね……それを何本も食われれば、それは怒るわ……と、改めて納得。
シートンさんのお話は、こういう二重人格的な犬のお話が多いと思います。あとは化け物じみたオオカミとか、同じく熊とか。
今回は短編ばかりでちょっと物足りなかったので、次巻に期待です。
No.3019 (読書)


 2011年01月01日の読書
2011年01月01日(Sat) 
本日の初読図書:
4061486217あやかし修学旅行 鵺のなく夜 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 2003-07-18

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シリーズ第11段。
開始当初は中学一年生だった三姉妹も、もう三年生。亜衣だけではなく真衣や美衣にもフラグが立ってきました。
今回は修学旅行の計画と、行った先での騒動です。
それにしても、今度は「悪霊島」ですか、はやみねさん……(苦笑)<鵺のなく夜にきをつけろ
民話「持ち帰るなの石」に放射能が関わってるだろうことはすぐに気付きましたが、他の「鵺伝説」「龍神殺神事件」「三重密室殺人事件」まで全部ひとつの流れだとは思いませんでした。よく考えられてるなあ。
自分にとって、修学旅行の思い出というのは正直あまり良いものがありません。
あの頃は夜に友達としゃべるよりも、とにかく眠りたかったし、某事情のあおりで世間様が自粛自粛を繰り返し、行った先でも催しが中止されていたり工事中だったり。ああそういえば、映画村での自由行動では、班員から示し合わせて置いてけぼりをくい、時間いっぱい集合場所でひとり座らされていたこともありましたっけ……(遠い目)
いまこうして、学年一丸となって楽しい修学旅行を過ごす様を見ていると、なんだかちょっと羨ましいですね。自分も仲間に入れてもらえた感じがします。
……それこそ作者様の思う通りなのでしょう。
No.3004 (読書)


 2010年の読了図書
2010年12月31日(Fri) 
「光降る精霊の森」藤原瑞記
「大江戸妖怪かわら版 天空の竜宮城」香月日輪
「シャーロック・ホームズの失われた事件簿」ケン・グリーンウォルド、日暮雅通
「シャーロック・ホームズの優雅な生活」M&M・ハードウィック、榎林哲訳
「新・特捜司法官S−A」10巻 麻城ゆう
「アルセーヌ=ルパン全集1 怪盗紳士ルパン」モーリス=ルブラン、竹西英夫訳
「ファンム・アレース 戦いの女神」1巻 香月日輪
「シャーロック・ホームズ ベイカー街の幽霊」ジョン・L・ブーリン他、日暮雅通訳
「ファンム・アレース 古き血の盟約」2巻 香月日輪
「アルセーヌルパン全集2 ルパン対ホームズ」モーリス・ルブラン
「シャーロック・ホームズ ワトスンの災厄」アン・ペリー他、日暮雅通訳
「アガサ・クリスティー探偵名作集1 メンハーラ王の呪い」アガサ・クリスティー、各務三郎訳
「大江戸妖怪かわら版 雀、大浪花に行く」香月日輪
「アガサ・クリスティー探偵名作集2 ベールをつけた貴婦人」アガサ・クリスティー、各務三郎訳
「蛟堂報復録」1巻 鈴木麻純
「陰陽師 天鼓の巻」夢枕貘
「先生と僕」坂木司
「黒後家蜘蛛の会」1巻 アイザック・アシモフ
「にゃんこ亭のレシピ」4巻 椹野道流
「シンデレラ・ティース」坂木司
「ルパン 水晶の栓」モーリス・ルブラン
「黒後家蜘蛛の会」2巻 アイザック・アシモフ
「ブラウン神父の不信」G・K・チェスタトン、福田恒存、中村保男訳
「ミス・マープル最初の事件」アガサ・クリスチィ、厚木淳訳
「黒後家蜘蛛の会」3巻 アイザック・アシモフ
「シャーロック・ホームズ ベイカー街の殺人」E・D・ホック他、日暮雅通
「火曜クラブ」アガサ・クリスティー、中村妙子訳
「鬼平犯科帳」1巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」2巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」3巻 池波正太郎
「殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安」池波正太郎
「梅安蟻地獄 必殺仕掛人」池波正太郎
「梅安最合傘 必殺仕掛人」池波正太郎
「梅安針供養 必殺仕掛人」池波正太郎
「梅安乱れ雲 必殺仕掛人」池波正太郎
「梅安影法師 必殺仕掛人」池波正太郎
「鬼平犯科帳」4巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」5巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」6巻 池波正太郎
「ホテルジューシー」坂木司
「鬼平犯科帳」7巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」8巻 池波正太郎
「シャーロック・ホームズの大冒険」上巻 E・D・ホック、日暮雅通
「シャーロック・ホームズ メアリ女王の個人秘書殺人事件」ケイレブ・カー、山田美千枝訳
「シャーロック・ホームズの大冒険」下巻 スティーヴン・バクスター他、日暮雅通訳
「われら濁流を遡る」駒崎優
「カラクリ荘の異人たち」4巻 霜島ケイ
「鬼平犯科帳」9巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」10巻 池波正太郎
「付喪堂骨董店」2巻 御堂彰彦
「シャーロック・ホームズ対ドラキュラ」L・D・エルスマン、日暮雅通訳
「鬼平犯科帳」11巻 池波正太郎
「ウエストエンドの恐怖」ニコラス・メイヤー編、田中融二訳
「鬼平犯科帳」12巻 池波正太郎
「僕とおじいちゃんと魔法の塔」1巻 香月日輪
「御書物同心日記」出久根達郎
「一本眉」池波正太郎
「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」A・アーノルド、宮脇孝雄訳
「夢介千両みやげ」上巻 山手樹一郎
「夢介千両みやげ」下巻 山手樹一郎
「続・御書物同心日記」出久根達郎
「僕とおじいちゃんと魔法の塔」2巻 香月日輪
「御書物同心日記〈虫姫〉」出久根達郎
「安楽椅子探偵アーチー」松尾由美
「百人一首殺人事件」山村美紗
「女相続人連続殺人事件」山村美紗
「死相学探偵1 十三の呪」三津田信三
「消えた相続人」山村美紗
「バルーン・タウンの殺人」松尾由美
「木枯し紋次郎1 赦免花は散った」笹沢左保
「バルーン・タウンの手品師」松尾由美
「安楽椅子探偵アーチー2 オランダ水牛の謎」松尾由美
「妖怪アパートの幽雅な食卓」香月日輪
「木枯し紋次郎2 女人講の闇を裂く」笹沢左保
「長い長い殺人」宮部みゆき
「江戸川乱歩全集11 緑衣の鬼」江戸川乱歩
「ファンム・アレース」3巻 香月日輪
「中村雅楽探偵全集1 團十郎切腹事件」戸坂康二
「アイスクリン強し」畠中恵
「ファロットの休日」茅田砂胡
「金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲」赤川次郎他
「鬼平犯科帳」14巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」15巻 池波正太郎
「ゆめつげ」畠中恵
「サム・ホーソーンの事件簿」1巻 エドワード・D・ホック
「鬼平犯科帳」16巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」17巻 池波正太郎
「サム・ホーソーンの事件簿」2巻 E・D・ホック
「サム・ホーソーンの事件簿」3巻 E・D・ホック
「鬼平犯科帳」18巻 池波正太郎
「サム・ホーソーンの事件簿」4巻 E・D・ホック
「鬼平犯科帳」19巻 池波正太郎
「サム・ホーソーンの事件簿」5巻 E・D・ホック
「僕とおじいちゃんと魔法の塔」3巻 香月日輪
「鬼平犯科帳」20巻 池波正太郎
「鬼平犯科帳」21巻 池波正太郎
「星空から来た犬」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「サム・ホーソーンの事件簿」6巻 E・D・ホック
「魔女の宅急便」2巻 角野栄子
「鬼平犯科帳」22巻 池波正太郎
「ダヤン、わちふぃーるどへ」池田あきこ
「鬼平犯科帳」23巻 池波正太郎
「剣客商売」1巻 池波正太郎
「カーデュラ探偵社」ジャック・リッチー
「ダヤンとジタン」池田あきこ
「剣客商売 辻斬り」 池波正太郎
「剣客商売 陽炎の男」池波正太郎
「剣客商売 天魔」池波正太郎
「剣客商売 白い鬼」池波正太郎
「もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ」高橋由太
「くらがり同心裁許帳」井川香四郎
「剣客商売 新妻」池波正太郎
「剣客商売 隠れ蓑」池波正太郎
「シノダ!チビ竜と魔法の実」富安陽子
「闇の狩人」上巻 池波正太郎
「闇の狩人」下巻 池波正太郎
「ダヤンと時の魔法」池田あきこ
「ダヤンとタシルの王子」池田あきこ
「剣客商売 狂乱」池波正太郎
「剣客商売 待ち伏せ」池波正太郎
「ダヤンとハロウィーンの戦い」池田あきこ
「剣客商売 春の嵐」池波正太郎
「ダヤンと王の塔」池田あきこ
「剣客商売 勝負」池波正太郎
「機巧館のかぞえ唄」はやみねかおる
「剣客商売 十番切り」池波正太郎
「ダヤン、タシルに帰る」池田あきこ
「剣客商売 波紋」池波正太郎
「シートン動物記1 ジョニーベアー」アーネスト・T・シートン、今泉吉晴
「シートン動物記2 ラギーラグ」アーネスト・T・シートン、今泉吉晴
「ギヤマン壷の謎」はやみねかおる
「剣客商売 暗殺者」池波正太郎
「シートン動物記3 ロボ」アーネスト・T・シートン、今泉吉晴
「シートン動物記4 サンドヒル・スタッグ」アーネスト・T・シートン、今泉吉晴
「徳利長屋の怪」はやみねかおる
「くらがり同心裁許帳2 晴れおんな」井川香四郎
「剣客商売 二十番斬り」池波正太郎
「シートン動物記1 私が知っている野生動物」アーネスト・T・シートン、藤原英司
「人形は笑わない」はやみねかおる
「シートン動物記2 狩られるものの生活」アーネスト・T・シートン、藤原英司
「『ミステリーの館』へ、ようこそ」はやみねかおる
「シートン動物記3 野生動物の生きかた」アーネスト・T・シートン、藤原英司
「剣客商売 浮沈」池波正太郎
「シートン動物記4 動物の英雄たち」アーネスト・T・シートン、藤原英司


「旗本退屈男(青空文庫)」第一話 佐々木味津三
「白髪鬼(トシのベランダ晴耕雨読)」黒岩涙香、トシ口語訳

以上144冊と電子テキスト二作。
電子テキストは、例によって商業出版されたことのある作品のみピックアップしました。

……今年はなんというか、去年の少なさを取り戻す勢いで、阿呆なほど読んでますな(汗)
特に池波作品がかなりを占めておりますね。剣客商売、鬼平犯科帳、仕掛人梅安の三大シリーズを制覇できたのが大きいかと。あとホームズパスティーシュも多いかな。児童文学も冊数を増やすのに貢献したかも。
まあ、楽しく読書できるのはよいことです。
来年もまた、多くの面白い作品に出会えると良いな♪
No.3002 (読書)


 2010年12月31日の読書
2010年12月31日(Fri) 
本日の初読図書:
4081330042動物の英雄たち シートン動物記 (4) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1972-03-18

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収録作は「裏町の野良猫」「アルノー」「バッドランドのビリー」「少年とオオヤマネコ」「小さな軍馬」「スナップ」「ウイニペグのオオカミ」「白いトナカイの伝説」「ホッキョクギツネの伝記」。
記憶に残っていたのは、裏町の〜、アルノー、小さな軍馬に少年とオオヤマネコのあたり。
裏町の野良猫は、油粕と魚の頭を食べさせられて毛がフカフカになり賞を取るエピソードとか、機関車に追いかけられるシーンとか覚えてました。伝書鳩のアルノーはラストでハヤブサの巣の中に足環だけが残っているその切なさが、子供心に切なくて……(泣)
小さな軍馬は、以前にギザ耳ウサギと勘違いした、レースに出て耳に星形の穴をパンチされるウサギのお話。そして少年と〜は、森の中に住む家族が全員熱病にやられて、自分ちのニワトリを捕まえることもできず、フラフラになりながら銃で撃ってはスープを作って生き延びるシーンが、強烈に印象に残ってました。読み返したかった話ナンバーワンかもです。
恐らく初見だった他のお話も面白かったです。白いトナカイ〜は、今までになく捏造の入ってそうな、いわゆる「お話」らしいお話でしたけど。
ホッキョクギツネ〜も、終わりがちょっと切なかったですね。このところ、わりとめでたしめでたしな終わりの話が続いていたので、アルノーもスナップもウイニペグ〜もホッキョクギツネ〜も悲しい終わりが残念でした。
まあシートンさんは、一巻目の前書きで「野生動物の最後は、老衰で穏やかに死んでいくことはまずない」というようなことを、きっぱりと語ってらっしゃるので、しかたのないことなのかもしれませんが。
でもできればやっぱり、最後は幸せに終わってくれるのが良いなあ……
No.3001 (読書)


 2010年12月30日の読書
2010年12月30日(Thr) 
本日の初読図書:
4101157464浮沈 (新潮文庫―剣客商売)
池波 正太郎
新潮社 2003-02

by G-Tools
小兵衛がかつて、敵討ちの助太刀をした門人。見事に敵を討ち果たし名を上げたはずの男は、二十数年ぶりに出逢ったいま、すっかり変わってしまっていた。蕎麦屋の亭主に乱暴を働き、反対に叩き出された彼を尾行した小兵衛は、その振る舞いが周囲に迷惑を掛けているようならば、自分がなんとかしなければと気を配った。
実際、金に困っているらしい彼は、小兵衛のかつての恩人とも言える金貸しから金を借りており、その返済が焦げ付いているらしい。
また一方で、その二十数年前の助太刀の際、自身が斬り殺した侍の息子に出逢い、思わぬ友誼を結んだ小兵衛は、逆恨みでその若者を狙う陰謀にも巻き込まれ……

昨夜十二時過ぎてから、布団の中で読了しました。剣客商売、ついに最終巻です。
いやはや、まさか年内に三大シリーズ(仕掛人、鬼平、剣客商売)を制覇できるとは思いませんでした。さすがは池波正太郎。読ませてくれます。

解説には、結果的に最終巻になってしまったわけで、池波先生は続きを書かれるつもりがあったかもしれないとありました。しかし、私はこれが最終巻だったと思います。
……だって田沼さんは病没されちゃうし、その他のレギュラーキャラ陣も、やたら「○年後にはこの世にいなかった」とか「小兵衛より先に死ぬこととなった」とか「○才まで生きた」ってな具合に描写されてるんですもの。これはやっぱりシリーズを終わらせる覚悟をもって書かれた文章ではないでしょうか。

ちなみに今回、大治郎さん一家はあんまり出てきませんでした。
代わりと言ってはなんですが、秀さんと又六ができちゃった婚してます。二人とも初登場の時には、こんなに活躍するキャラになるとは思ってもみませなんだ。個人的に又六けっこう好きだったんで、幸せになってくれて嬉しいです。
そして小兵衛さんは九十三まで生きたそうですが、そうなると孫の小太郎ちゃんも三十才をこえているはず。はたして小兵衛さんは曾孫の顔を見ることができたのでしょうか。
No.2999 (読書)


 2010年12月28日の読書
2010年12月28日(Tue) 
本日の初読図書:
4081330034野生動物の生きかた シートン動物記 (3) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1972-02-18

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収録は「黒いくり毛」「あぶく坊や」「ウェイ・アッチャ」「ビリー」「アタラファ」「ウィンディゴールの雁」「ジニー」「銀ギツネの伝記」。
相変わらず、覚えているのもあり、覚えていないのもあり、明らかにはじめて読むものもあり。ともあれ楽しめました。
「暴れザルをならす」がサブタイトルのジニーは、読んだことのあるものでしたが、昔に読んだときはただ「サル」と書いてあったので、普通にチンパンジーみたいなのを想像しておりました。今回読んだら、ハヌマンラングールと書いてあったので、イメージががらっとひっくり返されたり。
あぶく坊やで、仔イノシシが蹄を揃えて靴墨を塗ってもらうところとか、子供心に和んでましたねえ。銀ギツネが氷の上を走るシーンなどは、幼心にも焼きついてたっけ。
やっぱり私は動物ものが好きですな。
No.2998 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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