よしなしことを、日々徒然に……



 2010年12月28日の読書
2010年12月28日(Tue) 
本日の初読図書:
4081330034野生動物の生きかた シートン動物記 (3) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1972-02-18

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収録は「黒いくり毛」「あぶく坊や」「ウェイ・アッチャ」「ビリー」「アタラファ」「ウィンディゴールの雁」「ジニー」「銀ギツネの伝記」。
相変わらず、覚えているのもあり、覚えていないのもあり、明らかにはじめて読むものもあり。ともあれ楽しめました。
「暴れザルをならす」がサブタイトルのジニーは、読んだことのあるものでしたが、昔に読んだときはただ「サル」と書いてあったので、普通にチンパンジーみたいなのを想像しておりました。今回読んだら、ハヌマンラングールと書いてあったので、イメージががらっとひっくり返されたり。
あぶく坊やで、仔イノシシが蹄を揃えて靴墨を塗ってもらうところとか、子供心に和んでましたねえ。銀ギツネが氷の上を走るシーンなどは、幼心にも焼きついてたっけ。
やっぱり私は動物ものが好きですな。
No.2998 (読書)


 2010年12月24日の読書
2010年12月24日(Fri) 
本日の初読図書:
4061485970「ミステリーの館」へ、ようこそ−名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 2002-08-29

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シリーズ10冊目。
袋とじ本でした。しかも二重の。
図書館の本だから当然切り開いてありましたが、自分で買ったなら、ちょっと本フェチの気がある私には、切るのかなり勇気がいったろうなあ(苦笑)
内容は、マジシャンが建てた「ミステリーの館」で起きる、謎のマジシャン幻夢王からの挑戦というところ。
今回は教授とは別に民俗学者の探偵役が登場し、その方がほとんどの謎解きをしていました。もちろんラストには教授によるシメがあるのですが、それは例によって亜衣ちゃん達のあずかり知らぬところ。今回の教授は、はたから見ると「名探偵」らしからぬ存在だったんじゃないかなあ。
あと警察の石清水刑事……こんなに頓狂な人だったっけ……?
どこか新しいライバルが増えたような今回のお話。幻夢王は今後も登場するのでしょうか。
あ、ちなみに今回散りばめられていたネタはほとんど判りませんでした(苦笑)
「垣根の中につくられた離れ家。庭には雪がつもり、離れ家の雨戸は、すべてとじられている」が「本陣殺人事件」だろうなあとは思ったんですけど、明るい朱色のレンガで作られた三階建ての箱形の建物とか、自動車路や礼拝堂がある建物とか、館のまわりに水路と水車が作られた建物とかとかさっぱりです。
……基本的に、ミステリ小説そんなに読まないからなあ……
No.2996 (読書)


 2010年12月23日の読書
2010年12月23日(Thr) 
本日の初読図書:
4081330026狩られるものの生活 シートン動物記 (2) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1972-01-18

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収録は「クラッグ」、「町の吟遊詩人」、「ジョニー熊」、「マガモの母さんと陸の旅」、「チンク」、「カンガルー・ネズミ」、「ティトー」、「コガラは、なぜ年に一回気が狂うのか」、「タラク山の熊王」。
相変わらず、たまらん懐かしい話がちらりほらり。
「クラッグ」はたぶん「大角羊」というタイトルで読んだ話じゃないかと。撃たれた母羊が残雪で傷を冷やすシーンが記憶の底に残ってました。
「町の吟遊詩人」は、一番良く覚えてる話です。カナリアに育てられた雀の結婚生活の話なんですけど、枝で巣を作ろうとしては、干し草で作ろうとする妻と喧嘩して、弾みで卵まで潰しちゃうエピソードなんて、子供の頃ショックでしたねえ。結局夫婦合意の上で馬の毛を使ったら、とんだ悲劇に繋がった所など、よっぽど衝撃だったのか挿し絵まではっきり覚えてますよ。どうやら子供の頃に読んだのはシートンの挿し絵ではなかったらしく、この本では違う絵になってましたが。
「タラク山の熊王」もところどころ記憶にありましたけど……熊が羊?を殺して、地面に埋めておく→腐る寸前が一番旨いから、というエピソードがありませんでした。この前読んだ灰色グマ〜になかったから、てっきりこちらの話にあると思っていたのに。ジョニー熊といい、シートンって、そんなにたくさんクマの話を書いているのでしょうか。

今回は珍しく、主役の死ぬシーンがない話が多かったような。
人に飼われたり、逃げ出したり、ただ「子孫まで繁栄しました」と結ばれていたり。
個人的に、切り尾のコヨーテ ティトーの話が、一番読後感が良くて好みでした。
No.2992 (読書)


 2010年12月22日の読書
2010年12月22日(Wed) 
本日の初読図書:
4061485679人形は笑わない 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 2001-08-24

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例によって雑誌の謎解き紀行で、人形の塔がある鞠音村に向かう夢水さんと伊藤さん。
そして文芸部の予算を稼ぐため映画を撮るべく、二人に同行する臨時映画スタッフこと文芸部員一行。
そして目撃される、動く人形の行列。
人形の塔で三年前に起きた死亡事件の真相は? そもそも何故人形の塔は建てられたのか? 村で起きた火事の理由は?
今回も名探偵 夢水清四郎の推理が冴える。

……っつうか、今回もまた金田一(爺)ネタ多すぎやろ、はやみねさん(笑)
墨染めの手紙を持ってきた謎の老婆に、「おりんさんと名乗ってほしかった」なんてマニアックすぎて、判る小学生いるのか?(元ネタは「悪魔の手毬唄」)
そして今回は決め台詞「謎はすべて解けた。」と「Q.E.D.……証明終了です。」は判ったんですが、「この事件のシナリオは、すべて完成した。」が判りません(しくしく)
とりあえずこの作品、発行十年にもなるのに、その頃にはもうQ.E.Dは連載始まってて、かつそこそこメジャーな作品になってたんだ……
No.2991 (読書)


 2010年12月21日の読書
2010年12月21日(Tue) 
本日の初読図書:
4081330018私が知っている野生動物 シートン動物記 (1) (シートン動物記)
アーネスト・T・シートン 藤原 英司
集英社 1971-12-15

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一冊一話の薄いハードカバーでは物足りなくなって、少し古い発行ですが全集を借りてきました。
収録は「ロボ」、「銀の星(シルバー・スポット)」、「ぎざ耳坊や」、「ビンゴ」、「スプリングフィールドのキツネ」、「だく足の野生馬(マスタング)」、「ワリー」、「赤襟さん」、「灰色グマの伝記」、「サンドヒル雄ジカの足跡」。
この間から読んでいたのがほぼ含まれていますが、やっぱり面白いです。懐かしいです。
目次見るだけで、「おお、ギザ耳ウサギ! だく足野生馬! 灰色グマの一生!」と、子供の頃に読んだ微妙に違う訳が甦ってきます。
赤襟さんでウズラが太鼓のような音を鳴らすシーンとか、砂浴びで寄生虫にやられるエピソードとか、また灰色グマの伝記で小熊がアリを食べるために手にたからせて舐めるとか、罠に掛かって指を失うとか、もう超絶懐かしいったら。
もうもう最初からこちら借りてれば良かった!!
狼王ロボとか、もう一回読み返しちゃいましたよ。
口絵には、博物館に所蔵されている、ロボの毛皮のカラー写真まで載っていてゾクゾクしました。体重六十八キロって、成人男性並ですよ?
すげえなあ、やっぱりロボは別格だ……
No.2988 (読書)


 2010年12月20日の読書
2010年12月20日(Mon) 
本日の初読図書:
4063712575C.M.B.森羅博物館の事件目録(15) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩
講談社 2010-10-15

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森羅が空気を読むことを覚えた!<最終話参照
これまでの彼なら、へろっとそのまま読み上げちゃいそうだったのに、子供は成長するんですねえ。
そして森羅の義父スタンが登場。これで三人揃ったかな?
あと最近、七瀬さんは友人達の前で猫をかぶっていない気がする。
珍しく、裏表紙に書いてある収蔵品が、収録作に関係していない品物でした。前の巻で出てた物だったかも……
No.2986 (読書)


 2010年12月15日の読書
2010年12月15日(Wed) 
本日の初読図書:
4101157456二十番斬り (新潮文庫―剣客商売)
池波 正太郎
新潮社 2003-02

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わーい、今回は短編集……と思って開いてみたら、短編一本+特別長編でした_| ̄|○
池波さんの長編は、どうも苦手なんですよね……
短編はまあいつもの如く、きれいにまとまった読みやすい話でした。
長編は、小兵衛さんがしょっぱなから加齢による目眩で倒れたり、斬り合いの前にやけに丁寧に刀の手入れしたりと、ヘンにフラグ立ててくるので微妙にやきもきさせられました。まあこの人は九十まで生きるの確定してますから、安心は安心なのですが。
そして田沼意次。ついに失脚のきっかけとなる、息子 意知の暗殺が起きてしまいました。田沼政権の翳りの始まりとなるらしいこの事件。辞書などで調べても、田沼さんが最後にどうなるのかは書いておらず、また詳しく調べるのが怖くもあり。
シリーズは残り一冊。さてラストはどうなるのか……
No.2983 (読書)


 2010年12月12日の読書
2010年12月12日(Sun) 
本日の初読図書:
4584365083晴れおんな―くらがり同心裁許帳 (ベスト時代文庫)
井川 香四郎
ベストセラーズ 2004-06

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江戸版「おみやさん」、シリーズ2冊目。
図書館にリクエストして入れてもらいました。今回は四話入っている短編集でしたが、どことなく全体に事件が繋がっていました。
表題作登場の「晴れおんな」こと詩織さんも、一発ゲストキャラと思いきや、出ずっぱりのレギュラー昇格。前回に引き続き活躍した新八郎よりも、よっぽど登場シーンが多かったです。またこの人が、アクティブな上に超前向きで、眩しいったら……
表面ヘタレだけど、実はかなり有能な忠兵衛さん、今回は居合いの腕が冴えております。竹光で人斬っちゃうんだからすごいよなあ。
あと、前々からちょっと思っていた「義賊が貧乏人に小判をばらまくのは良いけれど、貧乏人が小判なんか持っていたら、盗んだと疑われないか?」という疑問に、今回のお話は答えております。ただ行き当たりばったりで情けをかけるだけでは、人は救えない。そんな深さを感じさせるお話でした。
No.2977 (読書)


 2010年12月11日の読書
2010年12月11日(Sat) 
本日の初読図書:
4061485202徳利長屋の怪 名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 大江戸編 下巻 (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 1999-11-15

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大江戸パラレル下巻。
今回は大政奉還、龍馬暗殺、そして倒幕派と幕府側の戦争阻止と、ほのぼのした中にもシリアスなものが通っていました。
前回に引き続き、勝海舟や西郷隆盛などの豪華ゲストキャラも登場。新門辰五郎に反応してしまうのは、私が仁(タイムトラベル医療マンガ)ファンだから(笑)

このパラレル上下巻では、教授がいつもよりずっと「わかりやすい」人でした。
感情に素直というか、内面の表現にためらいがないというか……本編で何作もかけて少しずつ表現していることを、2冊で余すところなく語っている感じです。この2冊でひとつの作品世界が完結していると言っても良いかもしれません。
才谷梅太郎さんの訃報に涙する教授。戦争の予兆に怒りを覚え、未来のためでも国のためにでもなく、現在の自分のためにだと言って行動する教授。亜衣たち子供らに未来を託す教授。
時代考証とかトリックの出来とかは置いておいて、とてもおもしろい作品だと思いました。
……最後にアメリカに旅立つのは、ちょっと金田一っぽいなあとか思ってみたり(笑)
笑顔で「あらぶゆ」と言いさえすれば、アメリカではみんな笑ってくれると言っていた教授ですが、イギリスで問題なく会話していた彼ならば、同じ英語圏だし大丈夫なんじゃないかなあ?
No.2972 (読書)


 2010年12月10日の読書
2010年12月10日(Fri) 
本日の初読図書:
4796664459僕たちの好きなシャーロック・ホームズ (別冊宝島 1537 カルチャー&スポーツ)
宝島社 2008-06-21

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シャーロック・ホームズに関するムック本。
この数日ホームズホームズと連呼していたら、次兄が貸してくれました。
キャラクター解説から下宿の間取り・お約束の小物、これまで映像化された各作品をイラストつきでさらりと紹介してあったりとなかなか面白かったです。やはりグラナダ版が特に多くページを割かれているのは、それだけ認められているということでしょうか。
あと、昔の翻案小説などにも触れられていて、シャーロック・ホームズが「本間樵麓(ほんましょうろく)」とか「本田宗六(ほんだそうろく)」、「蛇石(じゃせき)博士」などと翻訳されていたなんて、面白い情報も。ちょっと読んでみたい、かも……(笑)
正典全話をそれぞれ1〜2ページで解説した部分もありましたが……ネタバレを厭うたせいでしょうか、あまりにもさわりにしか触れられておらず、内容がまるで思い出せない作品も多々ありました。初心者にはちょっと不親切かもしれません。
バスティーシュについても多くが紹介されていました。私が読んだことあるのは2作品ぐらいでしたけど、さすがトムスン女史の贋作集は評価が高いようで嬉しかったり。

……バックナンバーには金田一耕助版もあるようで……ちょっと興味が湧きます。
No.2969 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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