よしなしことを、日々徒然に……



 2011年05月12日の読書
2011年05月12日(Thr) 
本日の初読図書:
「銀河鉄道の夜(青空文庫)」宮沢賢治

久しぶりに読みたくなったので、今度は旧字旧仮名版を選んでみたら、以前読んだものと比べて章の順番や一部の内容などが異なっていたので、初読図書に分類です。
この話は、さながら水晶を月の光で照らしたような、本当に美しい情景を思わせる文章だと思います。
個人的には、以前に読んだ新字新仮名・新潮文庫版の方が好みですかね。特に終わり方が。
今回読んだ方は、最後のちょっととってつけたような感じと、カムパネルラについての記述が銀河鉄道に乗る前にあるところが微妙に思われたのでした。
No.3151 (読書)


 2011年05月05日の読書
2011年05月05日(Thr) 
本日の初読図書:
4488530028オペラ座の怪人 (創元推理文庫 (530‐2))
ガストン・ルルー 三輪 秀彦
東京創元社 1987-01

by G-Tools
あらすじの紹介は必要ないでしょう。御存知オペラ座の怪人です。
金田一少年の読み返しとかしていたら、何度もモチーフとして使われているので押さえておきたくなりました。
……しかしこれは……うーん……
もっとミステリ小説的なものを予想していたら、幻想怪奇小説?っぽかったというか。文章が幻想的というか比喩的というか、ぶっちゃけ内容に入り込みにくかったです。
そして金田一少年ではカルロッタ→シャンデリアに潰されて死亡、ジョゼフ・ビュケ→絞殺、フィリップ伯爵→湖に突き落とされて溺死、という流れで一貫していたように思うのですが、実際にはカルロッタ→病気で引退(シャンデリアに潰されたのはただの観客)、ジョゼフ・ビュケ→物語開始時にすでに首吊り死、フィリップ伯爵→湖で事故死、みたいな感じでした。
思っていたより、怪人が気の毒かつ本当に化け物じみている感じ?
個人的には、怪人よりもラウルの方がストーカーじみてたよ。仮にも恋している相手に対しても暴言吐きまくりだし……どうしてもラウルには感情移入できなかった……

とりあえず怪人は救われたと思います。そして彼を救ってくれたクリスチーヌにもかろうじて及第点。たとえ本心ではどう思っていたとしても、それでもそれを押し殺して怪人=エリックを受け入れようとしてくれたので、良いとしましょう。

460ページ中、最後の100ページほどが謎のペルシア人の手記となります。そこからがようやく読みやすくなりました。そこまでがほんとにしんどかった……
No.3148 (読書)


 2011年04月30日の読書
2011年04月30日(Sat) 
本日の初読図書:
4864230897G・DEFEND(38) (冬水社・いち*ラキコミックス)
森本 秀
冬水社 2011-04-20

by G-Tools
休日に狙われるクロウさん、開発班に配属されたばかりの頃のうささん、姿をくらまして何かを企んでいる内藤さんと、脇キャラに焦点を置いた三本立てでした。
……このシリーズもいい加減長いですし、主役カップル近辺はすっかり安定しちゃって、脇キャラや過去話がメインになってきちゃってますね。まあそれはそれでおもしろいんですけど。
個人的に現・開発班がめっちゃ楽しそうですvv アレク良いなーー、城ちゃん遊びに行きたくなるの判るなーーー
No.3144 (読書)


 2011年04月28日の読書
2011年04月28日(Thr) 
本日の初読図書:
「異世界で生きる為の100の方法(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n1114q/

修学旅行のバスが事故にあったことがきっかけで、直人は異世界へと飛ばされることが決定した。幸いにもある程度、世界の種類や身に付ける能力、持ち込む物資などは選ぶことができるらしい。
じっくり考えた末、彼は中世ヨーロッパ程度の文化を持ち、魔法が使用できる世界を選択した。能力は最強クラスの魔法使い程度。その代わり物資はあまり持ち込めなかった。まずは人里離れた魔物の棲む森で、サバイバル生活を営みつつ魔法や体術の訓練を積み、やがて小規模の町へ出て冒険者となる。そうして不自然ではない程度の経歴を作り上げながら、主要都市を目指した。
目標はただ『生きる』こと。
誰かの役に立ちたい。けれど所詮にわか仕込みの力しか持たない普通の高校生だった自分では、国を救うだの魔王を倒すだのと言った大それた事はできない。
ただただ、親しい誰かを作り、平穏に静かに暮らしていきたい。そう望む直人だったが、彼が持つ能力はなかなかそれを許してはくれず……

1月に連載開始して、そこそこの長さのものを4月頭には完結させています。素晴らしい。
説明文だけだと普通の異世界チート物っぽいですが、読んでみるとかなり地味です。別に元の世界の知識を活用しようとしたりしないし、派手な活劇とかも存在しないし。ひたすらこつこつと生活基盤を構築していこうとするお話です。
ただ割と打算とか人間不信とかが表に出ている作品なので、爽快感は少ないかと。
けしてアンハッピーエンドとか言うのではありませんが、そういうのが苦手な方は要注意です。
No.3139 (読書)


 2011年04月22日の読書
2011年04月22日(Fri) 
本日の初読図書:
4061826832QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)
高田 崇史
講談社 2009-10-22

by G-Tools
奈良のマンションで密室殺人事件が起きた。被害者は古代出雲の刀で殺されており、壁には出雲神流と呼ばれる忍び集団の印が描かれていた。
その印は、数日前に起きた轢き逃げ事件の現場にも残されていたという。これは同一犯の仕業なのか。被害者はどちらも出雲神流について調べていたらしいが、彼らは忍びという特殊な組織に近づきすぎたが故に謀殺されたのか。
事件について取材するジャーナリスト、小松崎良平と中島智美、そして神社仏閣巡りが趣味のタタルこと桑原崇と、その友人(?)の棚旗奈々は、連れだって奈良を訪れる。二手に分かれて取材と史跡巡りを行う彼らだったが、やがて古代出雲の謎に迫るにつれ、事件の真相へと近づいていくのであった。

どちらかというと蘊蓄メインで、謎解きはほったらかしなシリーズ。十六作目。
実は最初の三作と、間を飛ばしてもう一作の四冊しか読んだことなかったりします。ふと「ベイカー街の問題」を読み返したくなって図書館で探してみたら、県立には収蔵されてなかった代わりにこれを見つけてしまいまして。出雲と題されているからには、読まない訳にはいかないでしょう。
……しかし実際に読んでみると、島根県出雲市よりも、奈良や京都に点在する「出雲」がメインのお話でした。土地勘ないから、全然位置関係が判らないーー(しくしく)
タタルさんのうんちくも、初めて聞くような内容が多くて、正直「??」でした。出雲神話はひととおり押さえている自信があったんだけどなあ……
あと間が十数作も飛んでいるので、進行している人間関係がさっぱり判りませんでした。なんか「謎の人物」とかもいるし……
やはりシリーズものは順番に読まなければいけませんね。反省。
ただラストに載っていた短編は、現在行われている出雲大社の大遷宮をタタルさん達が見に行くというお話で、地元民としてはなかなか楽しめました。
……大遷宮の期間を動かせないおかげか、話の中の時間軸が大幅に進み、みなさんめっちゃ年とってはりましたが(笑)
タタルさんと奈々ちゃんがどうなったのか、出てこなかったのが残念だなあ。
No.3137 (読書)


 2011年04月20日の読書
2011年04月20日(Wed) 
本日の初読図書:
B000J8IRZI音なし源捕物帳―連作時代推理小説 (1979年)
笹沢 左保
光文社 1979-02

by G-Tools
両国元町の居酒屋「春駒」には、年増の女主人お小夜がいる。美人で気っ風が良くて人気もある、そんな彼女には当然のように情夫いろがいた。図体ばかり大きくて、ドジで間抜けな冴えない男、源太がそれだ。顔中が無精髭に覆われており、左腕が肩からなく、いつも着物の袖を肩口で結んでいる。春駒の常連客達は、どうしてあんな男とお小夜がと首をかしげている塩梅だ。
だがそんな源太には裏の顔があったのだ。ひとつは岡っ引の文次郎の下っ引を務めているということ。
そしてもうひとつは、きれいに髭を剃り上げた、颯爽たる遊び人の姿だ。粋で男前で、どこか威圧感すら備えたその男は、左右両手を利き腕とする、「音なし源」と呼ばれる凄腕の匕首使いであった。
もっとも「音なし源」と源太が同一人物だと知るのはお小夜ばかり。何故なら彼は、下っ引きとして出会う事件の中で、関わる者に「さ」の字がつく男がいる場合に限り、髭を剃り落とし「音なし源」として動き始めるからである。
それは彼の過去に、理由があるからであるらしいのだが……

木枯らし紋次郎の笹沢左保さんが書いた短編集。十五話収録。本当はもっとたくさん話があるらしいのですが、とりあえず代表作(?)を収録した一冊をば。
グーテンベルク21さんで紹介文を読んで、おもしろそうだと思い図書館で借りてみたんです。
しかし……うーん。
とりあえず読了するのに一週間ぐらいかかったってあたりで察して下さい(−_−;)
二面性のあるダークヒーローというのは、かなり好みなタイプなんですけどね。
普段は左腕をサラシで身体に巻きつけて片腕を装っているという設定が、どうにも引っかかっちゃって。ずっとそんなことしていたら、筋力とか落ちて両利きもへったくれもないだろうとか。
あと事件のたびに剃り落とす髭が、そんなすぐに相好が判らなくなるほど伸びるもんかとか、色々とね……
捕物帳というよりも、冒険活劇という感じのお話でした。
No.3134 (読書)


 2011年04月14日の読書
2011年04月14日(Thr) 
本日の初読図書:
4577018470河合雅雄の動物記〈1〉ゲラダヒヒの星
草山 万兎 薮内 正幸
フレーベル館 1997-11

by G-Tools
エチオピアはセミエン地方を舞台に、ゲラダヒヒのコケブの半生を追った物語。
シートン動物記が好きなので借りてみました。
あまり聞きなじみのないゲラダヒヒという生き物の生態を、実に細かく描いてあります。どうやら研究者の方が書かれたもののようですね。
ただなー……ちょっと物語要素が強い、かな。あと登場人(動)物や固有名詞が多い上、それらがみんなカタカナ名なので、どれが誰で何だかよく判らなくなってくることがしばしば。
せっかく日本人が書いた動物記なんだから、戸川幸夫みたいに日本が舞台だとおもしろかったのに……
No.3127 (読書)


 2011年04月07日の読書
2011年04月07日(Thr) 
本日の初読図書:
4125011451コーラル城の平穏な日々 デルフィニア戦記外伝2 (C・NOVELS Fantasia)
茅田砂胡 沖 麻実也
中央公論新社 2011-03-31

by G-Tools
デルフィニア戦記の外伝二冊目。しかも表紙をご覧になればお判りの通り、リィがいてシェラが女官をやっている時代のお話です。懐かしい〜〜やっぱりシェラは女装して女官兼細作をしていた頃が一番生き生きしていた気がします。国王夫婦の会話も再び読めて嬉しい限り。ああ、どうにかしてウォルがリィ達の世界にやってきて、「さすがはリィの伴侶」と仰天されつつも納得されるようなお話が書かれないものか。むしろそんな二次創作どっかに転がっていないものか。

ちなみに収録作は以前、沖麻実也さんの画集に収録されていた中編の加筆修正版と、サウンドトラックのブックレットに書かれていた短編、そして書き下ろしでとある日のシェラの一日を追った中編の三本。
書き下ろしは全体のちょうど半分ぐらいでした。スーパー女官シェラの活躍が素晴らしかったです(笑)
No.3122 (読書)


 2011年04月02日の読書
2011年04月02日(Sat) 
本日の初読図書:
4408534870アコギなのかリッパなのか
畠中 恵
実業之日本社 2006-01-14

by G-Tools
元国会議員の事務所に勤める事務員が、後輩議員の持ち込んでくるちょっとした事件を解決してゆくお話。最後に解くのは自身の家庭の問題だったりして、短編集でありながら、一本の長編としても読めます。
女性はウグイス嬢と呼ばれるあの仕事が、男性は「カラス」と呼称されるというのは初めて知る知識でした。
No.3118 (読書)


 2011年03月31日の読書
2011年03月31日(Thr) 
本日の初読図書:
4652023812死体ばんざい (星新一YAセレクション)
星 新一 和田 誠
理論社 2008-08

by G-Tools
のべ三日ほどかけて読了。
No.3116 (読書)


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92][93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202]

<< 2017年06月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :



 with Ajax Amazon

 最新の記事
 2011年05月12日の読書
 2011年05月05日の読書
 2011年04月30日の読書
 2011年04月28日の読書
 2011年04月22日の読書
 2011年04月20日の読書
 2011年04月14日の読書
 2011年04月07日の読書
 2011年04月02日の読書
 2011年03月31日の読書

 最新のコメント
 タティングレースとして..
 by 神崎真
 at 2017/06/17 12:49:28
 とっても繊細なモチーフ..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/06/17 09:25:52
 こんばんは〜、猫欧州さ..
 by 神崎真
 at 2017/06/16 23:42:34
 画像で見ると大きさを感..
 by 猫欧州
 at 2017/06/16 23:14:52
 こんばんは、胡蝶蘭さん..
 by 神崎真
 at 2017/06/14 23:19:36
 ダイソーのミックス糸は..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/06/14 08:54:23
 私は安い糸+ほとんどを..
 by 神崎真
 at 2017/06/13 07:42:28
 失礼しました。
 by 胡蝶蘭
 at 2017/06/12 22:08:44

 カテゴリー一覧
 読書(2013)
 更新(428)
 電脳(520)
 映像(225)
 バトン(22)
 創作(487)
  タティングレース(188)
  マクラメ(52)
  レジン(8)
 その他(6)
 日常(1423)

 最新のトラックバック
 今日の夕食は
 ┗しゃばけ(ドラマ)(+五月雨通信+/2007/11/28)

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


 

Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41