よしなしことを、日々徒然に……



 2011年11月14日の読書
2011年11月14日(Mon) 
本日の初読図書:
4840228248空の中
有川 浩
メディアワークス 2004-10-30

by G-Tools
高度二万メートルの深淵に、それは存在した。
誰の目に触れることもなくひっそりと、悠久の昔からそれはあり続けた。
これまでも、そしてこれからも、厳然として存在し続ける。そのはずであった。
だが……
航空機開発プロジェクトの試作機と自衛隊機が、高度二万メートルで相次いで爆散した。原因は判らない。
しかし二度目の事故で共に飛んでいた自衛隊機のパイロットは、『そこ』に『なにか』が存在していたのだと、そう主張した。
一方 ―― 死亡したパイロットの遺児である高校生の斉木瞬は、ある日のこと川縁で謎の生き物を拾った。最初は巨大なクラゲ状の軟体動物だったそれは、日が経つにつれて水分を飛ばし、やがて直径1mほどの浮遊する円盤と化した。しかもそれは拙いながらも日本語を操り、携帯電話を通じて瞬と会話するのである。
父を亡くした喪失感を埋めるように、フェイクと名付けた『それ』に愛情を注ぐ瞬。だがやがて判明したその思いもかけない正体に、すでにいびつだった精神の均衡を崩した彼は、取り返しのつかないことを命じてしまい ――

有川浩さんのデビュー二作目。自衛隊三部作の真ん中です。
デビュー作「塩の街」よりは落ち着いて読めたかな。途中やっぱり「人がゴミのようだ」的展開はありましたが、前作よりはましだったかと。それに途中ほのぼのしい所もいろいろあったし、最後はそれなりにハッピーエンドでしたし。
っていうか、春名さんの使える男ぶりに私はメロメロですよ。こういう一見へらへらと軽いのに、実は誠実で有能なタイプってすげえ好みなんで。
あと地味に宮じいが格好いい。ビバ、有意義に年をとった爺さん。
キャラ萌えを置いておくと、【白鯨】の設定が面白かったです。「全き一つ」にこだわるそのメンタリティとか、すごい練り込まれてる感じ。同じ言語を操りながら、その実はまったく異なる思考形態を持つ生き物と交渉を重ねていくその描写には、思わず引き込まれてしまいました。こういうものを思いつける発想って、本当にすごいなあと思います。
……さあて、三作目はどうしようかなあ。

「2億光年の先で・・・・・・(小説家になろう)」〜治癒士への対応
 http://ncode.syosetu.com/n3087q/

宇宙暦 15756 年。
ひとりの人間とアンドロイドからなる惑星改造艦隊。その唯一の人間にして艦隊司令だった如月タスクは、正体不明の空間異常により艦隊ごと遠方へ跳ばされてしまった。その距離2億光年。タキオン通信により地球との交信はできたが、帰還するにはワープ航法を駆使しても数千年の時を必要とする。有り体に言って島流しだ。
艦隊を自由に使って構わないから、自力でなんとか生き延びろと指令を受けたタスクは、幸運にも居住可能惑星を発見できた。しかもそこでは人間に酷似した生き物が、地球でいうなら十五世紀頃の文明を発展させていたのだ。
しばらく調査し、言語や習慣などを身に付けてから、タスクはアンドロイド達と共に地上へと降りて人々の間で暮らし始めた。この星には一定の割合で特殊能力を持つ者が存在しており、魔導士などと呼ばれて様々な魔法を扱っている。おかげでタスクが持っていた機材や薬なども、魔法の道具だと解釈されて受け入れられていった。
ところが宇宙では、タスクの艦隊がこの星にやってきたことで、とんでもない事態を招いており ――

他惑星という名の異世界トリップチート。
もともとが惑星改造を行う艦隊だったので、機材も豊富に持ち合わせており、資材に至ってはそこらの衛星や小惑星から採掘・調達して、月に工場を建設してしまうレベルです。
地球とも通信だけは繋がっているので、互いに情報をやりとりしあったり、雑誌(電子書籍)を送ってもらったりとけっこうお気楽です(笑)
今のところもっぱら、薬と治療カプセルを使用して凄腕治癒士として活動中。それと孤児達を教育して、福祉面の充実をはかったりとか。
途中、数百年後の時系列で番外編が挿入されており、なんとなく今後の展開は見えつつも、話はのんびりゆっくり続いています。先は長そう。
No.3482 (読書)


 2011年11月11日の読書
2011年11月11日(Fri) 
本日の初読図書:
4488698034親愛なるクローン (創元SF文庫)
ロイス・マクマスター ビジョルド Lois McMaster Bujold
東京創元社 1993-12

by G-Tools
なりゆきから傭兵団を立ち上げて七年。
二十四才になったマイルズは、ある時は一介の新人中尉ヴォルコシガン卿、ある時は皇帝直属の極秘部隊であるデンダリィ傭兵団を率いるネイスミス提督として二重生活を送っていた。
今回も星間抗争史に残るだろう大きな作戦を成功させ、地球へやってきた彼だったが、何故かバラヤー本星から報酬が届かず、しかもマイルズはロンドンの地球大使館に中尉として勤務するよう命じられる。
破損した艦の修理や負傷した人員の治療に団員達へ支払う給料など、団の資金繰りは破産寸前。しかも酒に酔った団員達が警察沙汰を引き起こし、ジャーナリストにヴォルコシガン卿=ネイスミス提督の図式を見破られそうになる。
マイルズはとっさに「ネイスミス提督はわたしのクローンなんです!」と言い放って急場をしのいだ。
ところが一難去ってまた一難。今度はバラヤーに恨みを持つ、コマール星人のテロリストに誘拐されてしまう。しかもその先で待っていたのは、帝位にも手が届く名門貴族の跡取りヴォルコシガン卿との入れ替わりを目的に作成された、正真正銘の非合法クローンで……

「ヴォルコシガン・サガ」二作目。
いきなり作中時間が七年もとんでいるし、発行されている中にはもっと前の時系列の作品や同世界観の別話などもあるようですが、とりあえずシリーズ作として書かれたものでは、二番目で間違いないようです。
……例によって本筋に入るまでが長く、クローン登場まで半分近くが費やされましたが、そこからの展開がおもしろかった!
正直いろいろなところであらすじを読んで想像していたのとは、かなり内容が違っていました。もっと善悪二元論のような、悪のクローンと善のオリジナルの手に汗握る入れ替わりとその告発、みたいな感じかと思いきや、どうしてどうして。
クローンを「年の離れた双児の弟」と表現し、(成長促進されているので、クローンの実年齢はかなり年下)名前のなかった彼にマークと名付けて呼びかけるマイルズの、その情の深さに感動です。
後顧の憂いを断つためにも、クローンに対しては断固とした態度を取るべきなのに、それを思いきれない彼は、救うものの中に自らの命と国への忠誠と、人質に取られた従兄弟、そしてもちろんデンダリィ傭兵団の仲間達と共に、マークまでも加えようとします。まさに「親愛なる」クローン。
最終的にマーク(クローン)の運命がどうなるのか……は、ネタバレなので伏せます。
ともあれ予想外のお話を読めて、今回も楽しかったです。
No.3478 (読書)


 2011年11月03日の読書
2011年11月03日(Thr) 
本日の初読図書:
4592192621炎の月 ジェニー・シリーズ11 7 (花とゆめCOMICS)
河惣益巳
白泉社 2011-09-20

by G-Tools
本日も引き続き河惣さん。
長らく続いた「ジェニー」シリーズもこれにて最終巻です。
んーーー(汗)
昨日の「ツーリング」シリーズでも思いましたが、ちょっとなんだかなあという感じです(しょぼん)
生まれてくる命、消えていく命が入り乱れて、いろいろ世代交代していくのは良いのですけれど……なんか、ややこしくなった人間関係を一気に始末しちゃえー感がして(−ー;)
まあこの所、女公爵だったジェニーが、再び戦場で「炎の月」として燃えてくれたのは嬉しかったんですが……アーサー王子の顛末も、ある意味、最初期のあの青年兵(名前忘れた)に近いものがあると思えば、初心に返ったといえるのかもしれないけれど!
でもなんかこう、いろいろと投げっぱなしっぽいところがあって、え、これで終わり? という印象が。
やっぱり長く続けすぎるというのは、いろいろあるんでしょうかね……
No.3472 (読書)


 2011年11月02日の読書
2011年11月02日(Wed) 
本日の初読図書:
4592174151ツーリングEXP.Euro 2 (花とゆめCOMICS)
河惣 益巳
白泉社 2011-01-19

by G-Tools
表紙がいささかヤバイのですが、ブックカバーのおかげで出先でも安心して読めました(笑)
で、内容はというと……んー(悩)
今回のこの Euro シリーズは、なんというかちょっと話が判りにくい気がします。それに殺し屋ディーンが全然人を殺さないかと思えば、一般人のはずのスイス銀行頭取が裏町から身代わり調達して自殺擬装とかしてるし……エドの選択といい、ファラが殺すべき敵を情で助けてみたりと、なあんかキャラクターにブレが感じられる気が……最近はシャルルもめっきりかつての天才ぶりを発揮してないし(しょぼん)<弁護士資格持ちでスキップしまくり、十ヶ国語ペラペラの、エドの秘蔵っ子設定はどこへ消えた!?
むう。フランの妊娠伏線が解決ついていないし、アリサ達との関係もあるから、まだ続くんでしょうけど……ああ、そういえばフランの死因については、妊娠関係ないみたいですね。シャルル引き取る前のエピソードだし。
今回はクレマンド達が、「フランの夫」というだけではなしに、ちゃんとエド本人を好きなんだなあと判って、そこはほのぼのしました。「一生フラン(亡妻)を愛し抜け!」ではなく「君が幸せでいることが、フランの一番の望みだろう」と彼ら(元恋敵達)が言えるようになるまでに、いったいどんな経緯があったのやら。そのあたり知ってみたいです。
……それにしても、何度も言ってますがこのシリーズ、子供世代は成長するのに、大人世代はほんと老けませんよねえ。シャルルでさえ、どう低く見積もっても三十半ば。ディーンにいたっては下手すりゃ四十後半。エドはもう六十に近いと思うんですが……それで十代の女の子にプロポーズ受けるとか、年の差にもほどがあろうよ(汗)

そしてエドの選択は、ディーン(の腕)を本当に信頼していなければ、とてもできなかったとは思うのですけれど、でもやっぱり意外でした。……っていうか、あの場にディーンが現れなかったら、本当はどうする気だったんでしょう??
結果的にデータは本来の持ち主に戻ったとはいえ、それはエドのあずかり知らぬ所な訳で。あれほど「個人の意志で消すことはできない」と言っていたのに……もうちょっとエドの格好いいところが見てみたかったので、少し期待が外れてしまった展開だったのでした。
あ、ファラは髭剃ってイケメンになったピエール・エムロードとくっつくんでしょうか。それはそれで幸せなら良いんですけど。ベッドで荷物詰めてるピエール氏は、なんか可愛いかったですvv
No.3468 (読書)


 2011年11月01日の読書
2011年11月01日(Tue) 
本日の初読図書:
4592193326お伽もよう綾にしき ふたたび 2 (花とゆめCOMICS)
ひかわ きょうこ
白泉社 2011-07-05

by G-Tools
疑似親子時代ファンタジー続編2巻目。
青藻が……っっ(涙)
最終的に救いがあったとはいえ、それでも泣かされてしまいました。一度目読んでまず泣き、すぐさま再読に入ってまたうるうると( T _ T )
青藻の健気さがいとおしくて、そしてすべてが終わったあとの、フラグが立つかのようなひなたぼっこの様子に「ああ、彼はもう……」と悟らされてしまうあたりで、こみあげてくる熱いものが。
彼らの来世が幸せなものであることを、本当に本当に祈りたいです。

それにしても、またある程度の巻数を重ねるのかと思っていたら、今回のエピソードはさくっと終わってしまいましたね。ちょっと拍子抜けしつつも、最近は長編読むのがいささか辛いので、助かったところもあったり。それにシリーズ自体は続いてくれるようで、帯によれば今月からまた雑誌で連載が始まるそうですし。今度はどんなお話になるのかなあ?
このシリーズ、読みようによっては現八郎の成長モノとも取れるんじゃないですかね。今回も彼はひとつ悟りを開いて大人になりました。いやあ、前シリーズで登場したときには、よもやこんな可愛くて健気なキャラクターになるとは思いもしませなんだ。改心して新九郎を呼び戻したときも、「ある意味これって、新九郎とすずに丸投げだよなあ」とか思っていたので、ちゃんと償いの機会が与えられて、さすがはひかわ先生と思ったものです。
さすがといえば、今回のお話。旅芸人一座の荷物を、ちゃんと回収してくれたのも嬉しかったです。一巻ラストですずたちが出発しようとしているのを見て、「あれ荷物は? 旅芸人さん達に迷惑かけっぱなし??」と気になっていたのです。
こういう細かいところにフォローが入っているところも、ひかわ作品の魅力なんだと思いますvv
No.3462 (読書)


 フリーテキスト
2011年10月31日(Mon) 
かつてフリーテキストを配布していて、突然消滅した「物語倶楽部」さん。
いっときユーザーによる救済ファイルを再配布しているサイトもあったのですが、そこもいつの間にかパスワード制になってしまったようでアクセスできず、残念に思っていたのですけれど。
ネットをうろうろしていたら、また再配布しているところを見つけました。

■物語倶楽部
 http://books.salterrae.net/osawa/

トップページは「PD図書室」という所らしいのですが、なぜかそのサイト内からは、どうやって行けばいいのか判りませんでした<検索で直接たどり着いた
とりあえず今後のためにURLをメモしておきます。

あとフリーテキストと言えば、以前にも紹介した……というか、ぶっちゃけうちで「白髪鬼」をUPし始めるきっかけになったと言って良い、「トシのベランダ晴耕雨読」改め「トシのウォーキング&晴耕雨読」様。
こちらでは黒岩涙香の長編翻案作品を口語訳して発表していらっしゃいます。一日一話というそのスピードは、そら恐ろしいほど。
私が知ったときには既に「鉄仮面」、「白髪鬼」、「野の花」を掲載しておられました。そして今回久しぶりに行ってみたら、「厳窟王」の全話がUP済に。
……しかも「白髪鬼」の解説から、「原文で読んでみたい方は」と当サイトへのリンクがあったりとか(滝汗)
おそれ多いやら、勿体ないやら。これはもう、絶対に中途挫折はできませんね。
あちらに比べれば亀の歩みの更新ですが、どうにか滞らせないように最後まで入力を目指します(ぐっ)
No.3458 (読書)


 2011年10月30日の読書
2011年10月30日(Sun) 
本日の初読図書:
「魔と生きる製作者(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n6336u/

その世界には、ときおり他世界からやってくる『堕天者』という存在があった。彼らはみな強大な魔力と高い戦闘力を持ち、勇者や賢者、あるいは魔王として名を馳せる。
ある日のこと、突然そんな世界に身ひとつで放り出されてしまった三十過ぎのサラリーマン、ダイスケ。彼の魔力は確かに高かったが、戦の能力も強大な魔法を駆使することもできなかった。できるのは基本中の基本である障壁の魔法と、あとは物質の解析と精製・製造といったところ。たまたま拾ってくれたのが鍛冶職人の家族だったこともあり、彼は鍛冶を学ぶべく三十過ぎにして高等学校に通うこととなる。
やがてそこで知り合った十代半ばの学友達と共にパーティーを組み、後方支援としてダンジョンに潜ったりなどしつつ、武器を開発したり個々の種族が独占していた既存技術を組み合わせて、新たな可能性を見いだしたりしてゆく。
そうして彼の存在は、多くの種族達の心を繋ぐ、架け橋となっていくのだった ――

完結済異世界トリップチート。
かなり文章がライトというか、国政に関わることとかもあっさり決まってたり、王様達とか気さくすぎという部分はありますが、その分サクサクと読めます。
魔物討伐とかしている割に、話に陰惨さがないので、気軽に読むには良いんじゃないかと。
……しかしダイスケの製造能力は、チートにしても反則過ぎる気がします。
っていうかダイスケひとりいれば、戦争のかなりの部分で問題となる、糧食の確保が問題なくなるのでは……(汗)
No.3456 (読書)


 2011年10月27日の読書
2011年10月27日(Thr) 
本日の初読図書:
4840140537クリスティ・ハイテンション 7 (MFコミックス)
新谷かおる
メディアファクトリー 2011-10-22

by G-Tools
ホームズさんの姪っ子パスティーシュ、ついに最終巻。
今回は一冊丸ごと、語られなかった事件から「スマトラの大鼠」です。
インドに赴任していたクリスティの家族が、ロンドンへ戻ってくることになった。ところがそのインドの暗殺集団サグが起こしたとおぼしき、殺人事件がロンドンで発生。さらにはクリスティの周囲にも不穏な影が。これはインドにいる家族と何らかの関係が……? という今回のお話。「スマトラの大鼠」は、クリスティを守るために送り込まれた、インドの元海賊達の通り名になってました。
……しょっぱなに誰が何の意図で大鼠についての電信を送って寄こしたのかとか、ノーラの鞭の柄は、中身が鉛だったんじゃないのかとか、ちょこちょこ気になるところがあったりなかったり。まあ、それなりにおもしろかったですけどね。
そしてノーラについては、最終話に向けて、多少なりと読者をハラハラさせたかっただけなんでしょう(苦笑)

それにしても、最終巻かと思ったら、もう続編が決定してるとは。
しかも「美しきレディに成長したクリスティの新たな冒険(帯より)」って……クリスティの横紙破りは、子供だからこそ許されたキャラクターのような気が。大人になったら、ただの生意気になりそうなのがちょっと怖いです。まあレディといっても、せいぜい十六〜八才ってところでしょうけれどね。 ネルソンに乗れなくなるのがちょっと寂しいなあ。
きっと恋愛も絡んでくるだろうし……いつぞやのダンス中に数学の話をしてた少年とか、再登場するんでしょうか。
「荒野の天使ども」→「時間を止めて待っていて」のミリアムのように、魅力的なまま成長してくれると嬉しいです。
No.3449 (読書)


 2011年10月26日の読書
2011年10月26日(Wed) 
本日の初読図書:
4048702807シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)
有川 浩
アスキーメディアワークス 2011-01-25

by G-Tools
300万の借金を二年で返済するために奮闘する小劇団のお話、二巻目。
前回は鉄血宰相 司さんが主役と言って良かったですが、今回は個々の人間関係(主に恋愛模様)に焦点が当たった感じでした。
個人的にコミックリリーフ茅原と、うっかりスズべえのカップルが好きだなあ。っていうか茅原さんのキャラが好き(笑)
劇団の公式掲示板に荒らしが沸いたエピソードなどは、自サイトでのあれこれを思い出して、なんだか遠い目になってみたり。いろいろあったっけなあ…… 「だってオリジナル(というジャンル)ってつまんないんだもん」とチャットに書き残された時は、他のオリジナル書きさん達と共にブチ切れそうになったっけ(乾笑)
前回と違って、明らかに次巻へ続くというか、後書きで「三巻目で終わりそう」と書かれているので、いろいろ拾い切れてない部分はありますけれど、そのあたりは待て!次回と言うところなのでしょうか。
高飛車な劇場支配人に対して、怒りを露わにした司さんの「大人を本気にさせたら何ができるか見せてやる!」という台詞に痺れました。どう見せてくれるかはこちらも次回のお楽しみのようです。ふふふふふ、期待しますよ、有川先生。
No.3448 (読書)


 2011年10月25日の読書
2011年10月25日(Tue) 
本日の初読図書:
4488175031赤い拇指紋 (創元推理文庫 (175‐3) シャーロック・ホームズのライヴァルたち)
オースチン・フリーマン 吉野 美恵子
東京創元社 1982-08-27

by G-Tools
医学校を卒業したは良いが、それで蓄えを使い果たしてしまったジャーヴィス青年は、助手や代診といった半端仕事で日々の糊口をしのいでいた。
しかしある日のこと、学生時代の友人だったジョン・イヴリン・ソーンダイクに再会する。彼はジャーヴィスが医学校を出たあともそのまま残り、検死官を目指して弁護士資格を取得。さらにちょうどポストが空いた医学校の教授に就任しつつ、現在は弁護士事務室で専門知識が関わってくる事件の分析を行っては、弁護人や科学的証人をつとめているらしい。
ソーンダイクの自宅を訪れ旧交を温めていた二人の元へ、無実の罪を着せられたという青年が弁護士と共に訪れた。雇い主の金庫室からダイヤモンドが消え、その場に残されていたメモには、彼の血染めの指紋がついていたのだという。
自分は確かに無実であると主張する青年だったが、有罪は確定かに思われた。
しかしソーンダイクは、彼の無実を証明できると言い、その調査協力を正式な仕事としてジャーヴィスに依頼してきた。

科学調査を旨とする、ソーンダイク博士の一作目。長編です。昨夜遅くに読了。四日ほどかかりました。
んー、長さ的にはそんなになかったんですけどね。 300 ページほど。なんというか……これ、短編でもよくね? みたいな。
以前、同シリーズの短編集を読んだ身としては、トリックも犯人もごく初期にほぼ丸判り(どんでん返しはありませんでした)。見どころは、ソーンダイク博士が法廷でいかに鮮やかに周囲を論破するかなんでしょうが……そこまでが長すぎ。博士が途中、犯人Xに命を狙われるのも「なんだかなあ」という感じがしました。
ワトソン役ジャーヴィスの恋模様に至っては……(苦笑)
とりあえず、ソーンダイクとジャーヴィスの関係及び、なんで博士があんなに警察からいろいろ相談持ち込まれるのか、その理由が判ったことぐらいが収穫だったでしょうか。
図書館にはもう一冊、短編集があるんですけど……どうしようかなあ……
No.3447 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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