2012年10月07日の読書
2012年10月07日(Sun)
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本日の初読図書: 「天使の堕ちる夜(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n2207j/
魔獣を追う狩人イトは、夜の森の中、一人の娘に出会った。 魔獣に喰われ人の原形を留めぬ死体と、イトが切り捨てた魔獣の骸、血の海に彩られた地獄絵図の中で、彼女はただ静かに座っていた。 煌めく金の髪に陶磁器のような肌、端麗で優美な目鼻立ち。 『それ』は人外の者であるように。 『それ』こそが、この惨状の主であるかのように。 優雅に艶やかに微笑んで、そこにある娘。 アオイ・オードルと名乗った彼女は、イトが忠誠を誓うキリングシークの第二皇子、軍神カイが寵愛する正妃の妹であった。 そうと知っては捨ておく訳にもいかない。魔獣や野性の生き物が跋扈する夜の森、しかもこんな死体だらけの場所に放置していけば、若い娘などひとたまりもなく死んでしまうだろう。 厄介事を背負い込んでしまったとため息をつきつつ、イトはアオイをキリングシークまで送り届けることにした。 言葉を交わしてみれば、彼女はやはり人間らしさを備えていて。『天使』とうたわれる美貌や、どこか人らしからぬ浮世離れした部分はあったものの、それでもやはり、恐怖に震える一人の娘であった。 イトはひとまず彼女を、森の中にある同胞の屋敷へと連れていった。しかしそこで彼女が、水鏡と呼ばれる神具を操ってみせたことから、滅びに向かっていたイトの一族の者達は目の色を変え始めて……
「軍神の花嫁」の続編。サクラの妹アオイの物語。中編・完結済。 サクラのコンプレックスの根源のひとつ、輝く美貌を持つアオイが、何故か夜の森で魔獣に襲われていたところを、無頼の狩人が救うところから物語が始まります。 『天使』と呼ばれる無垢で清らかな少女と、『悪魔』と称される血にまみれた人生を歩むワイルドな男の邂逅。 ふふふふふ、お約束ですねvv 前作の皇子カイもたいがい格好良すぎなお人でしたが、今回のイトもなかなかです。がっちりとした筋肉質の体格に、銀髪紫瞳、浅黒い肌。左目は額から頬にかけて刻まれた傷により、失われております。そんな彼と金髪翠目に白磁の肌のアオイが寄り添って立ったりしたら、まさに一幅の絵画のようvv 周囲から『そうあれ』と望まれてきたことにより、何も感じず何も考えず、ただ流されるまま穏やかな微笑みを浮かべるだけだったアオイが、恋を知り執着を知り、一人の女として目覚めていく過程と、血に汚れた自身が『天使』を穢してはならないと身を引こうとするイトの、焦れ焦れすれ違いラブロマンス。 イトの過去がまたヘヴィで……(−ー;) なにやら魔獣の進化やらなんやら、微妙に気になる未解決の謎が残っています。そのあたり続編(シキとホタルの話らしい)で語られるのでしょうか?
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No.4220
(読書)
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2012年10月06日の読書
2012年10月06日(Sat)
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本日の初読図書: 「軍神の花嫁(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n0766i/
下級貴族の娘サクラは、気高く女神のようだと表される姉と天使のごとく愛らしいと噂される妹を持つ、ごくごく平凡な少女だった。容姿も才能も取り立てて優れているわけでなく、彼女と顔を会わせた人々は、皆一様に落胆の色を浮かべる、そんな地味な存在だ。 故にパーティーなどの人が多い場所に出るのは苦手な彼女だったが、その日は妹の正式なお披露目とあって、嫌々ながらも出席するしかなかった。 そんな夜、彼女は怪我をした白い魔獣を見つけた。どうやら誰かの使い魔らしく、その目には知性の色がある。もともと小さく大人しい魔獣などに懐かれやすかった彼女は、かなり大きいその魔獣をも怖れることなく、傷の手当てをしてやった。ところがその姿を見た客が悲鳴を上げたことで、ことが大きくなる。剣を手に現れた男からとっさに魔獣をかばったサクラは、正面から胸を刺されてしまったのだ。 しかし誰もが絶命したと思った次の瞬間、彼女の身体は暴風に包まれていた。その肉体には刺さっているはずの剣も、そして傷も出血も存在していない。気を失ったサクラを、消えた剣を手にしていた男は抱き上げた。 「連れて行く。あとは任せた」 そう側近に告げて立ち去った男は、カイ・ラジル・リューネス。漆黒の髪に金と黒のオッドアイを持つ、大国キリングシークの第二皇子であった。 他国を制する巨大な軍を統べ、魔を討つ狩人を束ねる彼を、人は『漆黒の軍神』と呼んで畏怖している。 そんなカイが持つ破魔の剣は、代々国に伝わる物で、自ら持ち手を選ぶとされていた。そして鞘もまた、自らの意志で選ぶのだという。サクラは期せずして破魔の剣の生きた鞘になってしまったのだった。 そんな彼女をカイは妻として娶ると言った。なぜならそれが、妙齢の女性を側に置く手段として一番簡単だったからだ。常に魔物や他国との戦に身を置く者として、カイはたとえ寝室であっても剣を手放さない。そして年頃の娘を寝室にまで伴うとなれば、それは妃という立場を与えるより他ないのだと。 「お前が俺の傍らにある限り、お前のことは俺が護る。魔であろうと、人であろうと決して傷つけさせない」 そう誓うカイだったが……それはあくまで大切な剣の『鞘』に向けられた言葉でしかなかった。 己の立場を自覚し、そうしてわきまえたサクラは、従順な『鞘』であることを自らに科す。 優秀な姉と妹に挟まれて、なにもできなかった自分が、初めて人の役に立てるのだから、と。 しかし形式上の妻として共に過ごすうちに、サクラの心の内には徐々にカイに対する思慕が芽生えはじめ……
……って、なんだよ、この焦れ焦れラブラブ両片思いな、はた迷惑砂吐き馬鹿ップルはぁぁあああっっっ(どんがらがっしゃん) と、思わず正気を失ってしまうほどに、もう不器用な甘々ぶりに悶えてしまいました。 もうね、カイの無駄にクールで無駄にハンサムで無駄に威圧感があり、無駄にハイスペックなその影で、不器用にも程があるサクラへの思いやりと接し方が……くぅうっ《o(><)o》 公人としてはものすごく有能なのに、プライベート……っていうか、限定一人に対してのみ俺様ヘタレっていうのがすごく好きなんです。 あと一見平凡に見えて、実は地に足着いてる聡明な愛され属性のヒロインというのも非常にツボなのです。 また個人的にタオが良いエッセンスで。魔獣のくせにヒロインを幸せにするため、ライバルに牙を剥きつつも報われない献身を一途に捧げる四つ足獣って、それどんな萌えvv 恋愛モノなんてほとんど読まないのに、外伝含めてバッチリDLしちゃいました。外伝は侍女と側近カップルとかなので、そちらも楽しみです。っていうか、そっちのがはるかに長いし(苦笑)<本編だけでもしっかり文庫1冊分ある ああ、また積読が増えてしまった……
「Devil? Devil?」 http://novel18.syosetu.com/n9378r/
↑「軍神の花嫁」の番外編。はい、ムーンライト(笑) 23話と24話の間の、ふふふふふvv ひたすら甘々イチャらぶ(でも寸止め)です。
「リアローフオンライン(小説家になろう)」〜師匠のお仕事 http://ncode.syosetu.com/n2383bj/
現実と見まごうリアルさを持つ、ヴァーチャルリアリティオンラインゲーム「リアローフオンライン」。 壮大なグラフィック、広大なマップ、綿密なシナリオ、数百に留まらない武器の数々、高すぎる程の自由度、どれをとっても過去最高と言われたそのゲームは、しかし思ったほどの人気は出なかった。 それはあまりにもリアルすぎたためである。スキルには補助スキルしかなく、魔法を使うには長い詠唱を暗記する必要があり、剣技にも多少の体捌きの補助と攻撃力UP効果ぐらいしかない。 生産職に至っては、たとえば服を作るなら型紙を作り布をカットし縫製するといった、実際の行動を追っていかなければならなかった。これでは想像を絶する努力が必要となる。しかも欲しい物はなにも自分で作らずとも、NPCの店に行けば、それなりの品が金次第で入手できるのだ。 そういった次第で、このゲームで生産職に就くプレイヤーは、ごくごく限られていた。 そんなゲーム世界に、ひとつの店が存在する。 「鍛冶屋ジョンハンマー」。 そこの武器を持っているというだけで一人前、防具も揃えていれば一流、店にいつでも入れる紋章を持っていれば超一流の戦士と言われる程に、価値ある品を作る店だ。 店主のオヤジは寡黙で必要な事しか喋らないが、今まで一度も失敗をしていないことから、運営側が救済措置として設置した鍛冶屋として広く周知されていた。何故かNPCマーカーは出ていないが、それは運営のミスであろうというのがプレイヤー達の見解である。 ……だが実はそこは、ノリで『寡黙な鍛冶職人』を目指し、ネタスキル《無口》まで装備した一人のプレイヤーが経営する店だったのだ。 これはそんな店主が周囲に色々と勘違いされつつ、ひたすら鍛冶に打ち込んでゆく物語である。
とくにログアウト不能とかになる訳でもない、平和な VRMMO もの。連載中。 ほんとにひたすらこつこつと武器防具を作っているお話です(苦笑) 基本ゲームをやらない人間なので、武器の名前とか各部名称とかがよく判らず、別窓で武器に関するデーターベースサイトを開きながら読んでました。ヴィーキング・ソードとかレイピアとかならともかく、ハンド・アンド・ハーフソードだのワルーン・ソードだのクレセントアックスだのだの、そもそもバスタード・ソードとロングソードはどこが違うんだ!? ポメルってなんだよ、柄頭でええやん!! ……とかまあ、つっこみつつも、細かいところはさらりと読み流し。 この話の楽しみどころは、店主と周囲のプレイヤー達の相互勘違いだと思います。五話ぐらいごとに店主と他プレイヤーの視点が入れ替わって、同じ場面でそれぞれがどんなことを考えていたのか、それぞれの立場で語られます。その食い違いっぷりが面白くてvv 特に途中から登場するエルフの女弟子がまた(笑) 彼女は師匠を心底から尊敬しているので、全ての行動に素敵フィルターがかかっていて笑えます。 ただ気になりどころが一点。この人達、いったいいつログアウトしてリアル生活してるのだろう? と。 なんかずーっと二十四時間、ゲーム世界にいるっぽいんですが。せっかくだから師匠のリアル生活も見てみたいです。ゲーム世界では寡黙なナイスミドル、リアル世界では九州弁の機械音痴な兄ちゃんって、そのギャップもまたおもしろいと思うのですがね。
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No.4210
(読書)
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2012年10月05日の読書
2012年10月05日(Fri)
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本日の初読図書: 「侍女ですから!(小説家になろう)」〜13.侍女、始動を決意する話。 http://ncode.syosetu.com/n6412z/
容姿はそれなり、特技はお茶汲み。 七才で王宮に上がり、十年以上を侍女として務めてきたリュシーは、これと言って目立つことのない存在であった。出世も望まず、ただ平穏な日々を愛する彼女は、とにかく人目を引くことを好まず、ひたすら無心に働き続けていたのだ。掃除をするときもお茶を出すときも、無駄な行動はなにひとつせず、物音も言葉も必要最小限。 その結果。 すぐ目の前にお茶を置いているというのに、誰も彼女の存在に気が付かない。 重要機密そうな会話や知ってはいけない国の裏側、貴族達の隠されたそれやらこれなど、気がつけば、あれ、これ知ってたら駄目なんじゃない? という情報がどんどん耳に入ってきていた。 そう、彼女はあまりにも目立たな過ぎたのだった。 もはやこうなっては、後戻りなどできない。『知って』いることを『知られて』しまったら、自分の命すらもが危なかった。 自らの保身のため、これまで以上に気配を殺し、ひっそりと仕事に励むリュシーだったが、しかし事件はむこうの方から舞い込んできて……
んー、まだ期待したほど話が進んでなかったです。 事件が起きて、いったん耳をふさいでやり過ごそうとしていたら、思った以上に大事になったから、意を決して動き出そうか! というところでしばらく更新が止まってるっぽいです。 呪いをかけられた王子様、その側付きの青年達、謎の侍女長に、もっと謎な美貌の暗殺者(?)などなど魅力的なキャラは揃ってますが、まだまだこれからって感じですね。 作品紹介の『気がつけば、気配の殺し方も覚え、武術も覚え、ポーカーフェイスにもなり……』の『武術』の文字が気になるんですが、まだそのあたりは出てきてません。腕っ節、強いのかしら?
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No.4206
(読書)
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2012年10月04日の読書
2012年10月04日(Thr)
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本日の初読図書: 二十歳の青年 田神悠介は、ゲーム中に何かに呼ばれたような気がして意識を失い、気がついたらと見知らぬ石室の中に横たわっていた。 とりあえず建物から出てみると、真っ白な髪と瞳をした少女に出会うが、悲鳴と共に逃げられてしまう。困惑する悠介に事態を説明してくれたのは、ゼシャールドという青い髪と瞳をした初老の男だった。 なんでも悠介が目覚めたのは、300年に一度現れ世界に災厄をもたらすと伝えられる『邪神』の祠であり、まさに今年はその300年目なのだという。しかもこの世界には、黒い髪と目を持つ人間など存在しないとのことだった。人々は炎・水・土・風のそれぞれの神の恩恵により赤・青・黄・緑の色と特殊な能力『神技』を備えている。先ほどの少女 ―― スンのように、何の能力も持たない白髪白瞳の人々は、無技人と呼ばれ奴隷や家畜のような扱いを受けているらしい。 そして悠介の持つ黒という色は、邪神の色として伝えられているものだった。 目覚める前に聞いた『声』からして、自分がその『邪神』であることは間違いないように思うと悠介は告げた。しかし自分は普通の人間だし、世界を害するようなつもりはないとも主張する。 邪神を研究していたゼシャールドは、悠介の言葉を受け入れつつも、邪神の観察と世界に与える影響を考え、当面ともに暮らすことを提案した。もちろん右も左も判らぬ彼に否やはない。 そんな会話をしている内に、悠介は自分にとある能力が備わっていることに気がついた。それはカスタマイズ・クリエート能力。異世界に落ちる寸前までプレイしていたゲームの機能のひとつで、アイテムとして認識した対象物のパラメーターを操作し、様々に作り替えることができる力だった。しかもポイント制限項目がない。いくらでも使いたい放題の、チート仕様である。 その能力を利用して最初は布から服を作ったり、穴の空いた鍋を修理するなどしていた悠介だったが、慣れるにつれできることの範囲は際限なく広がってゆく。 やがてゼシャールドが諸事情から村を離れることになり、悠介は家事手伝いのスンと二人で暮らし始めた。だがゼシャールドが国を裏切り隣国に亡命したとの情報が流れ、兵士が村へとやってくる。隣国の密偵ではないかと疑いをかけられたスンが捕らえられたと聞き、悠介は急ぎ後を追うのだが ――
「小説家になろう」から書籍化された、一部で有名な良作第二弾。 物語的にはまだ最初も最初ですね(全100話中17話の途中)。ギアホーク砦での初陣を終え、ヴォレットに協力して下々の情報を集めることを約束し、宮殿内の衛士たちへ特殊効果付き装備を作り始めるまでです。 書き足しは地味にちょこちょこと。スンとの歩み寄りや村での生活、戦闘シーンなどが微妙に詳しくなってたりぐらいかな? ある日突然異世界召還。でも超チート能力つきでお気楽極楽、安心して読めるハッピーエンド……では確かにあるのですが、それでも途中かなり残虐描写があるので要・注意です。戦時の拷問とか人種差別も存在していて、けっこうシビアな世界観ですし。 そして異世界に突然放り出された主人公が、終始淡々としていて故郷への執着をほとんど見せないあたりは先日の竜殺し〜と同じなんですが、こちらの作品ではなんとなくそれに違和感を覚えません。 それはユースケが田神悠介本人と言うよりも、そのコピー的存在なのではないかと匂わせる、冒頭の描写のためかもしれません。ユースケはあくまで悠介を原型として作り出された『邪神』なのではないかなあと。だから感情の起伏が異様なまでに平坦なのではないかと(ギアホーク砦での戦闘は、一般日本人なら軽くトラウマレベルでしょう)。
とは言えそれで、優しさや思いやりまで失われている訳ではないので、ユースケは非常に紳士的で落ち着いた、ぶっちゃけ魅力的な存在になっております。そりゃあ、スンもヴォレットも心惹かれるさ! っていうか、イラスト効果すごいですね。いやこの場合は制服効果か? 表紙の闇神隊隊服をまとってステータスウィンドウを出してるユースケは格好良すぎますvv 高校生とかじゃなくて、ちゃんと成人してるのもポイント高し。 あとスン可愛いよスンvv あか抜けないショートカットの村娘を想像していたので、長髪おリボンの初々しい少女にほれぼれしちゃいました。ああでも村服にしては、あの格好は露出高すぎると思うよ。とても『もさっとした村服』ではないね(苦笑) 他方でヴォレットもイメージぴったりでしたし、あとレイフョルドが無駄に格好良いvv 個人的には闇神隊のメンバーもイラストで見たかったです。ただでさえ、誰がどれだか読み分けにくいのに(−ー;)
……ところでこの読書記録を書こうとして気がついたんですが、背表紙にも奥付にもどこにも「1巻」の文字がないよ? あれ? 続編、出ない、の?? そんな訳ないですよね。この段階で終わったら、レイフョルドとか完全に謎の人のままですし! 張り巡らされまくった伏線もありますし!! 大丈夫、だよ、ね(不安)<古本で買ったから売り上げに貢献していない
え、えーと、とりあえず、またも設定資料が載ってなかったので、勝手に貨幣換算。 地図の方は、なろうに残ってる該当ページで見ることができます。
・貨幣換算表 赤晶貨1本=青晶貨5本=黄晶貨10本=緑晶貨30本ということは、
赤晶貨 | 青晶貨5本 | 約30,000円 | 青晶貨 | 黄晶貨2本 | 約6,000円 | 黄晶貨 | 緑晶貨3本 | 約3,000円 | 緑晶貨 | ―― | 約1,000円 |
※最低金額の緑晶貨=無技人に馬車の番をさせて充分な報酬ってことで、計算しやすく千円換算です。
……この金額で考えると、ゼシャールドは8千円を24万円にカスタマイズさせたことになるのか。あーのちゃっかりオヤジめvv
追記: 良かった……なろうの活動報告で、2が出るって報告されてる(安堵)
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No.4203
(読書)
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2012年10月02日の読書
2012年10月02日(Tue)
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本日の初読図書: 「獣な彼女(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n0474q/
両親を事故で失い、家財一式は奪われ、卒業間近だった魔法学校を追い出された少女アルトは、すっかり路頭に迷っていた。 魔法学校では落ちこぼれで、できることと言えば変化の術ぐらいしかない。 そこで彼女は黒猫に変化し、下町でボス猫として生きていくことにした。あまり人間に愛想良くすると、今度は賢い猫として売り飛ばされそうになるから要注意だ。 人間なんて信じない。自分は猫として一人で生きていくんだ、と心に決めていた彼女だったが、ある日のこと、突然現れた強面の魔法剣士にさらわれてしまった。屋敷に連れ込んだ猫姿の彼女を、あの手この手で口説こうとする剣士アクセルと、猫好き執事の魔手におののくアルトだったが、やがてアクセルの職場で起こった王子の行方不明事件に関わることとなり ――
一種のサクセスストーリーでしょうか。割と短く、さらりと終わっています。 人として社会からはじき出された彼女は、動物好きにモテまくりつつ、最終的には確固たる立場をゲット! みたいな? 狼姿でバトルとか、多少血生臭い描写があるので、要注意です。
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No.4196
(読書)
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2012年09月29日の読書
2012年09月29日(Sat)
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本日の初読図書: 何の前触れも何の必然性もなく、ただただ偶然に異世界へととばされてしまった、普通の高校生 渡瀬幸助。しかし彼は天文学的な偶然の積み重ねにより、一国を恐怖で支配していた強大な黒竜を倒すこととなった。それによって『竜殺し』の称号を得た幸助は、称号のもたらす恩恵と竜の力を吸収したことによって、人間としてはありえないほどの能力を手に入れてしまう。体力腕力の増大はもちろんのこと、記憶力や知能までもアップしており、学べば学ぶだけ驚異的な勢いで成長してゆけるのだ。さらには魔法までも使えるようになっている。 竜の生け贄にされる寸前(結果的に)助けられた貴族の娘ホルンは、竜の死が周知されるまで実家に戻ることもできず、幸助とともに人里離れた森に住む知人の魔女、エリスの元へと身を寄せることにした。 幸助はそこで自分の身に起きたことを説明され、元の世界に戻るのが難しいことも教えられる。また『竜殺し』という強大すぎる称号と能力を不用意に知られることは、力を求める貴族や国などから良いように利用される恐れがあるので、当分は控えた方が良いと諭された。 ともあれこうなっては、なんとかこの世界で堅実に生きていくしかない。そのための常識や技術は、ホルンの命を救った礼にとエリス達が教えてくれることになった。エリスの弟で優秀な冒険者であるボルドスも力を貸して、幸助はメキメキと力をつけてゆく。 やがてエリスは最終訓練として、幸助に荷物とまとまった金額を渡して告げた。これから近在の街ベラッセンへゆき、一ヶ月でいま渡した金と同じ額を稼いでみせろ。それができればこの先どこででも生きていけるはずだ、と。 そうして幸助はベラッセンに行くこととなった。そこで冒険者ギルドに加入した彼は、主に雑事系と呼ばれる、取るに足らないような下らない依頼を積極的に受けてゆく。そう、彼はここに至ってもまだ、自分が得た強い力にほとんど自覚がなかったのだ。 あくまで一般的日本人としての感覚を持っている幸助は、たとえ魔物でも殺すのに罪悪感が湧くし、危険な冒険よりも平和な雑用の方がありがたいと思っている。 しかしそんな彼にも、様々な試練が襲いかかってきて ――
ええ、買っちゃいましたよ! 買ったさ、それも新刊で(半ヤケ) オンライン小説投稿サイト「小説家になろう」で人気が出て、書籍化された作品です。 連載のかなり初期から追いかけていたお気に入りの話なので、お布施の意味も込めて購入しました。いやイラストと加筆修正の文字にも大いに心惹かれたんですけどね。 改めて最初の方を読むと、異世界に転移したての幸助のまだ初々しい駆け出しぶりが、なんだかとっても懐かしくかつ微笑ましかったですvv 内容的にはほぼWEB版と同じでしたが、キャラの外見描写とか心情とか行動の背景などけっこう細かいところに加筆があって、WEB版をお読みの方でも楽しめる1冊ではないかと思いました。 特にWEB版ではちょっと唐突感があった『歪み』についても最初の方からさりげなく触れられているし、ホルンの幸助に対する感情にも一応フォローが入ってます。 あと今後に繋がりそうな、新たな伏線っぽいエピソードもいくつか追加されていたので、2巻目以降もなかなか楽しみですね。
ただ、いくつか気になった点はありました。 主にあげてみると、だいたい三点でしょうか。
1.幸助があまりにも元の世界への未練を見せなさすぎる。 2.挿し絵と本文の食い違い。 3.貨幣価値が途中で変動している。
1は……オンライン小説のトリップものではけっこうありがちなのですが、主役の転移前の生活について、ほとんど触れられていないし、本人もまったく思い出にふけろうとかしていません。米と味噌が食べたいなどといったことは口にするものの、たとえば両親に心配かけてるだろうな、友人達はどうしているだろうとか、全然考えもしてないんですよ。そもそも両親が健在なのかどうか、それすらも不明です。 WEB版に比べると転移時の状況に多少の書き足しはありましたが、それでもいざお金を払った商業出版物として読んでみると、まだまだ描写が浅いように思えます。その点について今後加筆されるかどうかが、注目のしどころではないでしょうか。
そして2については、多少のイメージの違いは別にうるさく言うつもりもありません。読む人それぞれに、思い描いていたいろんなイメージがあるのでしょうし、絵柄もけっこう素敵な人が描いてらっしゃいますし。 ただカラー口絵の、黒竜を倒した幸助が気絶して倒れているシーン。これだけはいただけません。『肩の粉砕、右腕の複雑骨折と裂傷、胸部骨折、全身の骨にひび、全身打撲で致命傷』という大怪我を負っているはずの幸助が、このイラストではただ昼寝してるようにしか見えません。せめて血と汚れぐらいは描くべきだったでしょう。本文でも乾いた血の跡にパニック起こすシーンがありますし。イラストで流血がNGだったのなら、無理にこのシーンを口絵にする必要はなかったと思います。この場面をライトな絵にしてしまうことで、話全体の重みがいささか軽くなってしまったように感じられました。
最後の3については、単純な計算&校正ミスでしょうけれど。 この話はもともと貨幣価値が入り組んでいるので、最初に換算表をつけてほしいぐらいなのです。そのうえで自分でメモ書きながら読んでいたら、『四人家族の一月の生活費が銀貨20枚』だったはずなのに『銀貨30枚で一般家庭が三ヶ月暮らしていける』になっていたり、『銅貨1枚20ルト』のはずが『200ルトの依頼をこなして銅貨五枚もらう』となっていたりと、微妙に食い違いが。 細かいところではあるのですが、そう言うところのつじつまがあっていてこそ、話に深みが出てくると思うので、非常に残念でした。 ぶっちゃけた話、カラーイラストあんなにつけなくてもいいから、むしろ貨幣の換算表と、あと主要都市入り世界地図を書いてほしかったです。今後の話運びのためにも。 ああ、それにウィアーレにオッドアイ属性つけるぐらいなら、彼女こそカラーで出すべきだったんじゃないでしょうか。宿屋の娘シディよりさ(苦笑) まあウィアーレは2巻目以降、いくらでもカラーにするチャンスはあるんでしょうけどね。
と、そんな感じで文句はつけてみましたが、それなりに悪くはなかったと思います。 んーー、WEB版の思い入れをなしに手に取ったなら、平均の★三つくらいをつけてたかな。とりあえず続刊に期待と言ったところです。
追記: 自分が判りやすいように、適当に作ってみました。 あくまで概算&適当です。
・貨幣換算表
閃貨1枚 | 金貨10枚 | 12万ルト | 600万円 | 金貨1枚 | 銀貨30枚 | 1万2千ルト | 60万円 | 銀貨1枚 | 銅貨20枚 | 400ルト | 2万円 | 銅貨1枚 | 石貨20枚 | 20ルト | 1000円 | 石貨1枚 | | 1ルト | 50円 | 銀貨20枚が四人家族の平均月収ということで、40万円で換算してます。 閃貨1枚でおよそ1年3ヶ月の収入とのこと。
・地図
……都市の位置とか、フィーリングで適当に描いてます(汗) そして拾い落としもきっとあります。 あくまで参考程度ってことで。
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No.4189
(読書)
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2012年09月28日の読書
2012年09月28日(Fri)
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本日の初読図書: 母親は既に亡く、風来坊の父親には腹違いの弟を押しつけられたあげく行方をくらまされた、働く大学生 佐倉聖。 一人だった頃はけっこうなヤンチャもしたけれど、中学生の弟を養わなければならない今となっては、そうも行かないわけで。保護司の元で知り合った元大物政治家 大同剛の事務所『アキラ』にて、事務員のバイトをしながら堅実な就職を夢見て日々労働にいそしんでいた。 そんな大同の事務所には、彼の門下である現役政治家達が出入りしては、いろいろな相談事を持ち込んでくる。そして何故かそれらの解決を、聖が任されるのだった。 ……これって事務員の仕事じゃないよな!? と叫びつつも、雇用主の命令とあらばしかたがない。聖は持ち前の機転の良さや腕っ節の強さを発揮して、クセの強い政治家やその秘書達に振りまわされつつも、様々な陳情・難題・厄介事をさばいてゆく。 そんな彼もそろそろ卒業間近。就職希望はなんといっても、月々の給料やボーナスがしっかりと出て福利厚生が整い、サービス残業や時間外労働の少ない民間企業である。間違っても大同のコネに頼ったり、政治に関わる職種になど就きたくはない。 そう決意して面接を受けたりインターンシップなどに取り組む聖だったが、何故か行く先々でトラブルが起こる。おまけに大同へのパイプを欲した様々な企業から、下心つきの内定通知が次々と舞い込んできて……
「アコギなのかリッパなのか」の続編「佐倉聖の事件簿2」。シリーズタイトルがついたからには、これからも続くのでしょうか。 今回は聖くんの就職活動がメインに据えられています。 ……もともと政治関係のことは苦手なところへ持ってきて、いろいろ身につまされる部分が多くて(−ー;) 話自体はおもしろかったんですけどね。
会社内で、知らないうちに事実無根の噂がまわってるとか、私もいろいろあったよな……本人の耳に入っただけでもあれだけあったんだから、影ではもっと囁かれてたんだろうとか思うと、本気で他人と関わるのが怖くなってくる……
ともあれ、常識人のふりして隠れ有能キャラが好きなので、聖くん自体はけっこう好みです。しかし最後はやっぱり、自分の意志でばしっと決めてほしかった気も。 ……いろんな人間に頼りにされて、必要とされてる聖くんってすごいなあ(羨)
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No.4186
(読書)
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2012年09月25日の読書
2012年09月25日(Tue)
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本日の初読図書: 今回はキャラの増加がちょっと落ち着いて、個々の悩みとか巻き込まれた事件が語られていて嬉しかったです。ほとんど一話に一人ペースで増えていってたので、この調子だとどうなることかと思っていたので(苦笑) ちなみに今のところ好きキャラは、鉄面皮でフワモフ好きなクールビューティ黄植さんと、マッチョでなんでもこなす男前の橘さんです。 ああしかし今回も黒豹の人は謎のままだった……そして大雅くんの過去は、次の巻でやってくれるようなので、非常に楽しみです♪
あとは今まで最強キャラだった楪さんの、弱いところが出てきたのも嬉しかったですね。やはり人間、どこかはウィークポイントある方が魅力的だと思います。それだけ他人の痛みが分かる人になるだろうというか。 そして破壊衝動に苦しんでる楪さんを、無責任に言葉でなだめたりしようとせず、いっしょになって発散させた斗哉の男前ぶりに改めて惚れ直し。
そしてモブのGDキャラは、ますます自重がなくなってきたような(苦笑) 衣咲が載ってるポスター、もしかしたら……と思って良く見ると、「悠基」とか書いてあるしvv カフェではうささんがいると思ったら、Tシャツの背中に思い切りJ・D・Gってロゴのあるモブがいるvv パーティー会場のあの人やこの人といい、もはや気分はウォー●ーを捜せですな(笑)
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No.4174
(読書)
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2012年09月23日の読書
2012年09月23日(Sun)
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本日の初読図書: 今回はすべて現代が舞台のお話でした。 んー……直野さんの作品はFTとか時代物のがおもしろいなあ。 あと最後に載っていた聴覚障害者のお話が、ちょっとしっくりきませんでした。この方、けっこう障害者ネタを使われる作者さんで、そこがまた私のツボをつくところでもあるんですが。今回は身近なネタだけに……むう。 聴覚障害者が白杖持ってもとか(そもそも外見からそれと判断されにくいのが、耳の悪い人間の悩みなんス)、大人になってから事故で後天的に聴覚を失ったのに、まったくしゃべらずに筆談してるのはどうなんだろうとか(しかも唇は読める)。……いや、発音の加減が判らないから、しゃべりにくいだろうというのは想像できるんですけどね。 自分もネタとしてよく扱うだけに、一度引っかかり出すとなんともかんとも。
まあ最凶小男公彦さんとか、鬼のようにバイオレンスなまりやおじさんとか、ナイスキャラは今回もいっぱいでしたけどねvv
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No.4166
(読書)
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2012年09月22日の読書
2012年09月22日(Sat)
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本日の初読図書: 「乱世を往く!(小説家になろう)」〜外伝 遠方より友来る http://ncode.syosetu.com/n6654p/
イスト・ヴァーレと独立都市ヴェンツブルク、そしてイストの友人であるアルジャーク帝国の妾腹の皇子クロノワの策謀によって聖銀の独占製造権を失った教会組織は、年間予算の数割を失い大幅にその影響力を落とした。 そしてアルジャーク帝国は皇帝ベルトロワの政策により、次々と周辺諸国を併呑するべく手を伸ばしてゆく。 一方、大陸北西部にあるアルテンシア半島では、民を搾取する腐りきった同盟諸国を叩き潰すべく、魔剣の使い手シーヴァ・オズワルド将軍が反旗を翻した。 内紛に混乱するアルテンシア半島につけ込もうと、教会は十字軍を組織し、聖戦という名の組織的略奪を試みるべく遠征を開始する。 アルジャーク帝国・教会・アルテンシア半島、そしてそれらを取りまく国々を巻き込んで、大陸は乱世の道をひた走る。 そして作り出される歴史の裏には、けして表に出ることのない魔導職人アバサ・ロットの姿がある。 帝国の皇位継承権争い、シーヴァによるアルテンシア半島の統一と十字軍への抵抗、そして教会が抱く隠された大いなる秘密。 大陸の歴史は大きく動き、そしてその影でひとりの魔導職人が哄笑する ――
読み始めたときに書いた最初の方の紹介は、こちらの記事でどうぞ。 完結済長編異世界FT。本編全10話+後日談的外伝2本。ついに読み終わりました……(放心) 流し読むのはもったいないと、まとまった時間が確保できる時に読んでいたら、一ヶ月もかかってしまいましたよ。 ちなみにテキストファイルでざっと2MBちょいあります。普通の文庫本が1冊だいたい 200 〜 400KB と考えてもらえれば、そのスケールがお判りいただけるんじゃないかと。 もうね、すごかったです。これだけの長さで、中だるみがいっさいなし。キャラも立ちまくりなら、ストーリーも世界観もがっつり骨太。 最初は魔道具によるチート展開系なのかなと思っていたら、人間関係や国同士の思惑が入り乱れーの、大軍を動員した合戦ありーの、重い惨劇や心理的葛藤があるかと思えば、思わず吹き出すようなギャグもあって、あっという間に引き込まれてしまいました。 数え切れないほど多くのキャラクターが出てくるのに、そのほとんどが再登場時に「えっと、これ誰だっけ?」とならない、見事な文章力。 巨大な大陸の一地方から始まった事件が、やがて大陸全土を巻き込んだ戦乱へと広がっていく。その中で歴史を動かす傑物もいれば、懸命に日々を生きる一般の人々もいる。それがしみじみと感じられました。 いやはや、お腹いっぱいです。ご馳走様でした。
個人的に大贔屓なのは、作者様いわく「紳士な戦闘狂」。まさしく剣豪、修羅と呼ぶにふさわしい、おっさんことジルド・レイド。 もうこの人は、川原正敏先生の絵でしか思い浮かびません。 登場するのが物語も中盤になってからだったので、単なるゲストキャラかな? と思っていたら、どうしてどうして。 同じく剣鬼、覇王にして歩く攻城兵器(文字通り)シーヴァ・オズワルドとの一騎打ちは、全編通じて屈指の見せ場でしょう! この二人のおかげで、私はいま『獰猛な笑顔』というのが書きたくてしかたがありません。どうしてくれるんだコンチクショウvv
狂気(喜)を孕んだ笑顔と言えば、二人の仕合いを見ているイストの表情と、同じくパックスが堕ちたときのそれにも、背筋がゾクゾクしましたね。ああ、この壊れッぷり、なんて危険な魅力に満ちた男達なんだ!
そしてそして……雪華さん……話が終わりに近づくにつれて、ああこの戦場でもなかった、この戦場でもない。もう老将軍と呼べる人なんて……いやでもあの人は地の文で一応『壮年』って書かれてる。きっと大丈夫だきっと、と思っていたら、思っていたらぁぁぁあああ(号泣)
ところどころで本当に容赦のないお話でした。特に教会関係者の良識派とか、あとパックス周辺に住んでいた一般市民とかね……(−ー;) でも主要キャラ達はおおむね幸せになってくれたので、読後感は良かったです。 あえて個人的要望を言えば、切実に大陸地図(主要都市&砦入り)が欲しかった……
それこそ書籍化されかねない良作なので、読みたい方はお早めに。ただし相当な時間を見込んでおくことが必要かとvv
2014年10月30日 追記: まったく独自の勝手な解釈ながら、だいたいの地図を自作してみました(苦笑) 一応のところは、おおむね辻褄もあってると思います。
さらに年表とか貨幣価値もまとめてみたりとか(笑) 2014年10月30日の記事
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No.4161
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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