よしなしことを、日々徒然に……



 2012年06月11日の読書
2012年06月11日(Mon) 
本日の初読図書:
4062007924写楽殺人事件
高橋 克彦
講談社 1983-09

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浮世絵を研究する世界には、現在大きく分けて二つの派閥が存在する。一方は版画絵に重きを置く「江戸美術会」、もう一方は肉筆画こそ浮世絵の原点とする「浮世絵愛好会」。前者は大学や美術館などが多く関わるアカデミックな集まりであり、後者は在野の有志から構成されている。両者の間には熾烈なまでの意見の対立があった。
西島教授は、「江戸美術会」の代表として、浮世絵研究界に名を馳せている。その専門は写楽についての研究だ。彼の影響力は全国の大学や美術館、出版業界にまで及んでおり、彼の意に逆らうことはそのまま浮世絵研究から追放されるに等しかった。
二十六歳になる津田良平は、そんな西島教授のもとで助手として、はや四年を過ごしている。彼はごく素直に西島を尊敬しており、やはり写楽についての論文をいくつか発表していた。
そんなある日のこと、「浮世絵愛好会」の代表である嵯峨英春が急死し、西島の代わりに津田が葬儀へ参列することとなった。嵯峨の死はおおむね自殺と見なされていたが、対立関係にあった西島について、なんらかの責任があるのではないかとする無責任な噂も流れているようだった。
そして津田はその葬儀の場で、かつて西島の怒りを買い破門同様の目にあった、十年ほど先輩の国府と再会する。国府はゼミから追われてもなお浮世絵への興味を捨てきれず、嵯峨と親しくしていたのだという。
もともと国府とは馬があっていた津田は、懐かしく旧交を温めた。
それから数日後 ―― たまたま訪れた古書市で、津田は嵯峨の義弟である水野から、一冊の古い画集を譲られる。明治時代に東北の旧家が自費出版したというその図録は、たいした値打ちもないように思われた。しかし津田はその中の一枚の写真を見て驚愕した。無名の作家による秋田蘭画に、「東洲斎写楽改近松昌栄画」という落款が書かれていたのだ。
写楽 ―― それは津田が専門としている、あまりにも高名な浮世絵師の名である。わずか十ヶ月の間に百八十枚もの浮世絵を量産し、忽然と姿を消した謎の絵師。その素性は未だ判らぬまま、別の作家が名を変えて描いていたとする別人説、多くの人間がひとつの名を共有していたという工房説など、多くの説が持ち出されては論議をかもしている。
もしかしたら、この無名の秋田蘭画師「近松昌栄」こそが、写楽の正体なのではないか。
これまで語られたことのない新たな説の予感に、津田は興奮を隠せなかった。西島に相談し許可を得た津田は、さらなる手がかりを求めて秋田へと向かった。画集を見せられた国府もまた協力を申し出てくれ、東京で別方向からのアプローチを試みる。
秋田でのフィールドワークでは、国府の妹である冴子が同道してなにかと力を貸してくれた。そうこうするうちに多くの裏づけ資料が次々と見つかり、津田は自説への確信を得るに至った。そうして論文を書き上げ、西島へと提出したのだが……それらの行動は、やがて恐ろしい殺人事件と、その謎を解くことへ繋がっていくのだった ――

途中で三毛猫(マンガ版)にそれつつ、四日かけてなんとか読了。
先日ドラマでやった『塔馬教授の天才推理(1)隠岐島の黄金伝説殺人事件』にご登場の、塔馬教授が出演する作品群……の1冊目です<彼の登場は2巻目かららしい
シリーズものは刊行順に読むべきだろうと、まず「浮世絵三部作」の1巻目である今作から手をつけてみました。
……中盤までが長かったです。ハイ、要するに浮世絵についてのうんちくが一段落つくまでです(苦笑)
誤解なきように言っておきますと、うんちく自体は非常におもしろかったですよ?
新たな学説を組み立てるため、文献をあさりフィールドワークへおもむき、同行したほぼ素人相手に噛み砕いた説明をして……その内容は、とても興味深く楽しめました。
ただいかんせん、浮世絵やその周辺まわり、当時の文化人の名前とか田沼政権の没落などに関する基礎知識が、あまりにも少ないもので……語られる内容を「ほーー」「ふーーーん」と感心しながら眺めるに留まってました。これ、基礎知識ある人だと、もっとワクワクしながら読めたんだろうなあと思うと、ちょっと悔しかったです。
ちなみに私は歌麿と北斎の見分けすらあやしく、そもそも写楽がそんなに短期間に大量の浮世絵を描いたのち、ぱたっと消えた謎の人物だと言うことすら知りませんでした。なんとなーく、別作家の別筆名だったという説もある、ぐらいは聞いたことがあった程度で。
そんな私をも引き込んでしまう、緻密に組み上げられた「写楽=秋田蘭画師説」。そして世紀の発見を手にしながらも、無名の助手と言うだけで、その手柄を恩師に奪われる津田の苦悩。浮世絵界の未来を思えば、たとえ発表者が誰であっても、新説を広く認められればそれで良いのではないかという思いと、弟子の手柄を奪おうとする恩師や兄弟子達への深い失望。
そして最後の最後で明らかにされる、津田が誰より信頼していた国府の遺した、衝撃のどんでん返し ――
いやはや、見事でございました。

新説を導き出すことについて、物的証拠の集め方とかが「その程度で良いの?」と思う部分はありましたが、実際の世界では案外こんなものなのかな、とも思ってみたり。
ミステリ部分についても、「ああ、そういうことね」と半ば舐めながら読んでいたら、国府さんの告白で驚かされて大満足。そのあたりを頭に入れて、もう一度読み返したいぐらいですよ。

あとこれは内容には関係ないのですけれど、三十年も前に書かれた作品と言うことで、ひどくツボにはまった文章がありました。
ワープロについての説明で、

「(中略)フロッピーって言うの? レコードのようなものだって聞いたけど(中略)肝心の機械がないと読みとれませんよって言われて……でも、文章だけなら印刷機で作れるらしいのね」
「うん。プリンターでね」

当時はまだあまり世間に知られていない、最先端の技術だったんでしょう(笑)<ワープロとフロッピー
実際、私が中学生の頃に両親からお下がりでもらったワープロなんて、記憶媒体がカセットテープでしたからね……(遠い目)

そんな時代に書かれたお話が、今なおこれだけの吸引力を持っていることにも、改めて感嘆するのでした。
No.3815 (読書)


 2012年06月09日の読書
2012年06月09日(Sat) 
本日の初読図書:
4253242367赤川次郎三毛猫ホームズミステリー&サスペンスセレクション 2 (秋田トップコミックスW)
赤川 次郎 くぼた 尚子
秋田書店 2011-02-24

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……はい、もう一冊買ってました。
いやだって、一番読みたかったのが、この巻収録の「追跡」だったんですもん。そして2巻目だけ買うのは座りが悪かったんですもん(ぶつぶつ)
そんなわけで今回も、目次と広告を含めて 416 頁。収録作品と作画担当、ページ数は以下の通り。

大塚 あきら  三毛猫ホームズの〈卒業〉 32P
ミッチェル田中 三毛猫ホームズの温泉旅行 50P
くぼた 尚子  三毛猫ホームズの通信簿 50P
冨田 はじめ  三毛猫ホームズのバカンス 56P
佐々木みすず  三毛猫ホームズの追跡 142P
北山 奈美   三毛猫ホームズの離婚相談 40P
西臣 匡子   マザコン刑事 美しすぎる犯罪 34P
KAORI.N ビジネスサスペンス 迷いの季節 8P

大塚さんの「卒業」は、相変わらず安定して良い感じ。
冨田さんは前作読んだときも思ったんですけど、金田一少年のアシスタントかなんかに入ってた人なんじゃないでしょうか? 絵柄といい表現方法といい、どうにもあの作者さんの作品を思い出させられてしまいます。

でもって、目的だった佐々木さんの「追跡」は、やはり全体の三分の一以上を占めつつ、記憶していたよりかなりアレンジ激しかったです。
過去の事件で亡くなった姉の死亡原因が違う。っていうかそもそも『恋人』がいない。ちなみに母親も出てきません。妹なんて最後に助かってしまうので、これ続編どうするんだ、みたいな(苦笑)
ホームズの出番も少なく、そして片山の恋愛方面に力が入っているような。
っていうか、良く考えたら殺人のトリックが全削除されてる?? 8ミリの裏に音声吹き込むのも、ビルの反射光を西日に錯覚させるのも、紅茶のパックに毒を仕込むのも、全部無い(汗)

……これはもう、前作に輪をかけて「これはこれ」と割り切れるかたむきですね。私はハッピーエンド&美形好き、そして原作知識で削られた部分を補完できるのでそれなりに楽しめましたけど。

あとは予想外に「マザコン刑事」がおもしろかったです。これこそマンガ向きの設定っぽいですし。
っていうか男の方、ぜんぜん役に立ってねぇvv<母親が一番男前
No.3812 (読書)


 2012年06月08日の読書
2012年06月08日(Fri) 
本日の初読図書:
4253242200赤川次郎三毛猫ホームズミステリー&サスペンスセレクション 1 (秋田トップコミックスW)
赤川 次郎 佐々木 みすず
秋田書店 2010-12-29

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……買うのはアレだとか言ってた、その舌の根も乾いてません(てへ)
良いんだ、私なんてしょせんオオカミ少年さ。 っていうか、届くの早いよ。すげえな Amazon 。

ええとまあ、そんなわけで。
いろんな作家さんがコミカライズしたものを集めた、ペーパーバックのアンソロジーです。
全 416 頁。収録作品と作画担当、ページ数は以下の通り。

大塚 あきら 三毛猫ホームズの噂話 40P
竹内 未来  三毛猫ホームズの戦争と平和 84P
北山 奈美  三毛猫ホームズの同窓会 32P
久米 夏生  三毛猫ホームズの披露宴 52P
冨田はじめ  保健室の午後 44P
佐々木みすず 三毛猫ホームズの推理 160P

メイン目的だった佐々木みすずさんの「推理」は、それだけで全体の三分の一以上を占めていました。薄い単行本一冊分ぐらいあったので、買って後悔はありません。
内容もそこそこ原作に忠実。片山さんの恋愛模様が「風味」程度になっていたり、木村刑事が殺された周辺がちょっと説明不足かなあというぐらいですかね。雪子さんは、原作より一途かつ悪女という、ある意味判りやすいキャラクターになってました。
ああそれから晴美ちゃんと三田村警視のからみは、さすがにざっくりなかったことになってましたね。……いくらなんでも、少女マンガでアレは無理だったか(遠い目)
……総括すると、事件の流れはきっちり押さえられていたけれど、人間関係のドロドロ感は薄まってたってところでしょうか。ある意味それって別物? でもこれはこれで面白いと思うあたり、作品としてのまとまり具合は良かったんじゃないでしょうか。

あるいはそのあたりの満足感、片山さんの「実は無自覚にイケメン」度が強調されまくっているせいかもしれません(苦笑)
背景のモブを良く見てみると、通りすがりの人達が男女問わず、片山さんを振り返って頬を染めてます(笑) さらには片山「二丁目の人」疑惑までvv
……ヘタレ色男スキーには嬉しいところなんです。察して下さい。
無駄に美形すぎるとか、あとホームズの活躍が減ってる&片山への懐きっぷりが良すぎという点などでは、好みが分かれるかもしれません<ホームズはクールなのがポイント

その他の作品は、みんな原作未読のお話でしたけど、どれもそれなりに楽しめました。むしろこのシリーズの中後期作品は、マンガにするぐらいがちょうどいい軽さなのかもしれません。

個人的には「噂話」、「戦争と平和」あたりが、お話も作画も好みでした。
……もっとも「戦争と平和」は、これを真面目に小説でやったのかと思うと、別の意味で興味がわくような気も……(^ー^;;)
No.3810 (読書)


 三毛猫ホームズ覚え書きメモ
2012年06月07日(Thr) 
とりあえず現在刊行されている「三毛猫ホームズ」シリーズの、作品リスト。
長編と短編集織り交ぜての、たぶんこれが刊行順。
今後のためにメモしておきます。

赤川次郎/著
・三毛猫ホームズの推理
・三毛猫ホームズの追跡
・三毛猫ホームズの怪談
・三毛猫ホームズの狂死曲(ラプソディ)
・三毛猫ホームズの駈落ち
・三毛猫ホームズの恐怖館
・三毛猫ホームズの運動会
・三毛猫ホームズの騎士道
・三毛猫ホームズのびっくり箱
・三毛猫ホームズのクリスマス
・三毛猫ホームズの幽霊クラブ
・三毛猫ホームズの感傷旅行
・三毛猫ホームズの歌劇場(オペラハウス)
・三毛猫ホームズの登山列車
・三毛猫ホームズと愛の花束
・三毛猫ホームズの騒霊騒動(ポルターガイスト)
・三毛猫ホームズのプリマドンナ
・三毛猫ホームズの四季
・三毛猫ホームズの黄昏ホテル
・三毛猫ホームズの犯罪学講座
・三毛猫ホームズのフーガ
・三毛猫ホームズの傾向と対策
・三毛猫ホームズの家出
・三毛猫ホームズの心中海岸
・三毛猫ホームズの〈卒業〉
・三毛猫ホームズの安息日
・三毛猫ホームズの世紀末
・三毛猫ホームズの正誤表
・三毛猫ホームズの好敵手(ライバル)
・三毛猫ホームズの失楽園
・三毛猫ホームズの無人島
・三毛猫ホームズの四捨五入
・三毛猫ホームズの暗闇
・三毛猫ホームズの大改装(リニューアル)
・三毛猫ホームズの恋占い
・三毛猫ホームズの最後の審判
・三毛猫ホームズの花嫁人形
・三毛猫ホームズの仮面劇場
・三毛猫ホームズの戦争と平和
・三毛猫ホームズの卒業論文
・三毛猫ホームズの降霊会
・三毛猫ホームズの危険な火遊び
・三毛猫ホームズの暗黒迷路
・三毛猫ホームズの茶話会
・三毛猫ホームズの十字路
・三毛猫ホームズの用心棒
・三毛猫ホームズは階段を上る


参考ページ
■三毛猫ホームズ
 http://www.aga-search.com/jp/507mikeneko.html
No.3809 (読書)


 2012年06月06日の読書
2012年06月06日(Wed) 
本日の再読図書:
4041497817三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))
赤川 次郎
角川書店 1984-04

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片山義太郎は刑事である。
ノッポでひょろりと長い身体に乗っかっているのは、女性的な印象を与える童顔で、血も苦手なら死体はもっと駄目。ついでに言うなら女性と同席していると脂汗が出てくるし、高い所では足がすくむ。職場での呼び名は「お嬢さん」だ。
そんな情けない男でも刑事である以上、仕事はしなければならない。名刑事だった亡き父の遺言を真に受けた捜査一課長 三田村警視は、あれよあれよと言っている間に片山を刑事の道へ進ませ、今日も部下として仕事を言いつけてくる。
三日前に起きた女子大生殺しに関連して、被害者の在籍する大学内に売春組織が存在するという情報が入った。その大学の学部長は三田村の古い知り合いで、内々に刑事を寄こして調べさせて欲しいと連絡してきたのだという。
血も死体も駄目だというお前には、そちらの捜査を任せると言う三田村に、自分は女性も苦手だとは言えず、片山は渋々その羽衣女子大学へと向かうのだった。
そんな彼を迎えたのは、ロマンスグレーとはかくあらんと言う風情の紳士 森崎学部長と、その飼い猫である三毛猫のホームズ。
彼の説明を聞き、また学年主席だという吉塚雪子などに引き合わされた片山は、ひとまず一晩、女子寮を隣にあるプレハブから見張ることになった。
とは言えその夜は女子寮への侵入未遂騒ぎが起こり、見張りの成果はほとんど上がらなかったのだが。
しかし二日後の早朝 ―― 片山が見張りをしていたそのプレハブ内で、森崎の死体が発見された。頭部を鈍器で殴られたと思しきその死体は、かんぬきと鍵で完全に封鎖された、密室の中に横たわっていたのだった。
売春組織捜索から殺人へとうって変わった事件の捜査線上には、森崎の資産相続争いや新校舎建設に関わる贈収賄など様々な問題が浮かびあがってくる。そしてさらに続く、いくつもの殺人。
それらを追う片山の傍らには、森崎の恋人だった雪子と、そして猫のホームズがつき従ってきて……

ご存知、現在ドラマも放送しているロングセラーシリーズの第一巻。
小学生の頃、月三百円の乏しい小遣いをつぎ込んで、このシリーズの文庫本とノベルを少しずつ買っていました。それも友人に貸したまま返ってこなかったりなどして、いま手元に残っているのはわずかに五冊。どれもボロボロです。
個人的には、この「推理」と、これに続く「追跡」がシリーズ中でもっとも好きかな?
それにしても、いま大人の目で改めて読み返してみると、またずいぶん印象が変わりますね。
時代が変わったと言うこともあるのでしょう<そもそも書かれたのはバブル前
しかしそれ以前の問題として、小学生の純真な目は、書かれていたことをそのまんま鵜呑みにしていたんだなあ、と。
……いや何が言いたいかって、「ノッポでひょろりと長い身体」、「なで肩で穏和な顔の、優しい女性的な印象」で、ついた呼び名が「お嬢さん」な片山刑事は、ずっと男らしくなくてなよっちい、情けないキャラクターだと信じていたのですよ。そこは表紙絵の印象も強かったんでしょうが。
今になって読み返してみると、ぶっちゃけ「痩せ形で高身長、穏やかな雰囲気をまとった」、「草食系の美青年」って奴じゃないですか?? しかも優しくてごっつー誠実。
この一作目と言い、その後もなにかとゲストキャラに言い寄られているところからしても、片山さんがそれなりに魅力的な存在であることは、確かなようで。
……血に弱いとか女性が苦手とか、高所恐怖症とかいうヘタレ属性も、今となっては魅力のひとつに感じられます。ふふふふふ。

ちなみにホームズは、原作ではしゃべりません。人化もしません。あくまで「何故か頭が良くて、さりげない仕草で事件のヒントをくれる、謎の猫」です。
そして晴美さんは……これ最初は一作で終わらせる予定だったんでしょうか。続刊からは考えもつかないヘヴィな設定を背負ってらっしゃいます。二巻目以降の彼女と、今作の彼女はほぼ別人と言って良いぐらいで。

話としては、いくつもの謎と事件が錯綜し、意外な真相・犯人のオンパレードでなかなか楽しめると思います。これは多分いまはじめて読んだとしても、先が読めないんじゃないかな。
……まあつっこみ所も多くありますけれど。そこはやっぱり子供の頃に読んだ記憶が刷り込まれているせいか、「フィクションだしな」とあんまり気になりませんでした。
たとえ現職刑事が捜査中に堂々と関係者と恋仲になって、同僚の目の前通ってデートに出かけようが、女子大の寮に夜這ってようが、そこはそれさ。ハハハハハ!
ただ、最後に犯人に飛びこまれたトラックの運ちゃんは、さぞ良い迷惑だったことだろう……(遠い目)

ちなみに片山さんの外見ヴィジュアルは、佐々木みすずさんの絵で脳内再生してみたりとか。
三毛猫ホームズのメディアミックスは、何故か佐々木みすずさんの漫画が一番印象に残っているんです。……立ち読みしたときのおぼろな記憶によれば、確かラストがハッピーエンドに変えられたりとかしてましたが。 あの場合、続編の扱いはどうなるんだろう。パラレル……?
でも片山さんが美形(笑)なんだと気付かせてくれた、貴重なコミカライズでした。
何本か描いておられるみたいなのに、単行本化はされていないようなのが残念無念(しくしくしく)
コンビニのペーパーバックアンソロジーを入手すれば読めるみたいですが、佐々木さんの一本を読みたいがために何冊も買うのはアレですし……いっそドラマ化の波に乗って、これを機に一冊にまとめてくれないかなあ。
No.3805 (読書)


 2012年05月31日の読書
2012年05月31日(Thr) 
本日の初読図書:
4044550549首の姫と首なし騎士 (角川ビーンズ文庫)
睦月 けい 田倉 トヲル
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-08-31

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悪政によって大陸全土を支配したオーランド国を倒すため、連合軍を率いたジョセフ・フェルモント将軍。彼はふらりと戦場に現れた謎の少年を配下に取り立て、重く用いた。名すら持たなかったその少年は、初陣にして敵兵の首を刈り尽くし、取った首級を並べて地獄絵図を作り上げた。返り血を浴びて楽しげに笑う凄惨なその姿から、人々は彼を恐れ「首なし騎士」と呼んで敬遠した。
やがてオーランド国は破れ、ジョセフ将軍はフェルモント国を建国、初代王となる。その傍らには常に首なし騎士が忠実に立ち続けた。
それから七年。
建国の英雄ジョセフ・フェルモントは二年前に没し、現在はその息子ヘンドリクスが王位を継いでいる。しかしアルベルト・ホースマンと名づけられた首なし騎士は、現国王に一片の忠心も抱いてはいなかった。彼の主はあくまで亡き先代であり、他の誰もアルベルトに命令することはできなかったのだ。
気に入らないことは絶対にやらず、上にも下にも容赦なく刃を向け、すれ違っただけでも首を刎ねる。さながら抜き身の刃、鞘をなくした妖刀、狂犬。そんな風評をまとうアルベルトを持て余した現国王は、まるで嫌がらせのように下らない命令を下しては、にべもなくはねつけられていた。
そんなある日のこと、外出嫌いで書庫に引き籠もり読書ばかりしている変わり者と名高い末の姫シャーロットが、父王の命で狩りに出かけることとなった。その護衛を命じられたアルベルトは、なんの気まぐれか今回は付き従ってくる。そしてオーガに襲われるというアクシデントを経て、なんとか無事王宮まで戻ってきたところで、いきなり彼はシャーロットの護衛騎士になると宣言したのだった。
曰く「王としての資質を見定めたいから」、と。
なんでもアルベルトは、亡き先代から遺言を託されていたのだという。それは次の国王に相応しい人物を彼の目で見定め、再び忠誠を誓ってもいいと思ったその時は、王位継承の証である“クラウン”と共に隣に並べというものだった。
それは即ち、現在の国王はもちろん、第一王子レイフォード、第二王子クローヴィスの三人ともが、王たるに値しないと宣言したも同様で。
誰よりも王族らしくない、フェルモント家の突然変異と呼ばれ疎まれてきたシャーロットは、危険人物に目をつけられたことへの恐怖と、そして困惑ばかりを覚えるのだが ――

長らく積んでいたのを、「騙王」に引き続き中世風FT読みたい熱で手を伸ばしました。
普通におもしろかったです。
シャーロットが読書好きで、歴史書読んで過去を調べたり、口伝集をおとぎ話と切って捨てたり、王冠クラウンなんてただの金と宝石の塊で政治の役になど立たないとか言ってたりするので、魔法の類の絡まない歴史風小説だと思って読んでいたら、途中でどんでん返しが。
っていうか、シャーロットが最初にやった『祖父の声真似』って、ほんとに単なる物マネにすぎなかったのね……(苦笑)<彼女の“声”ならそれで良かった
鉄面皮でマイペースな俺サマ一匹狼が、これと認めた主人にのみ忠誠を捧げるという設定は大好物です。最初はジジイと少年、次は姫と青年。ふふふふふ、作者様は判ってらっしゃるvv
狂気の笑みを浮かべながら、戦場で首を刈る首なし騎士様は格好良すぎます。
そして妹のためならば、文字通りなんでもやっちゃう第一王子も素敵ですvv
本編でも語られていますが、第一王子が結婚するとしたら、奥さんは苦労するだろうなあ。いっそ夫と一緒になって、シャーロットを溺愛 ―― いやむしろ取り合いするぐらいの人じゃないと、釣り合いが取れないんじゃないかと。
そして新たな主の『隣に並ぶ』事になったアルベルトは、やっぱり将来的に……なんでしょうか。なんだかんだ言いつつ、最終的には尻に敷かれちゃう力関係を希望しますvv
No.3798 (読書)


 2012年05月29日の読書
2012年05月29日(Tue) 
本日の初読図書:
4048705601騙王 (メディアワークス文庫)
秋目 人
アスキーメディアワークス 2011-07-23

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ローデン国第二王子フィッツラルドは、常勝将軍として兵達や国民に人気が高い。
わずか十六歳にして負け戦なしとうたわれる彼を、次期国王にと望む人々は、それなりの数存在していた。
しかしフィッツラルドが王位を継ぐことはありえない。何故ならフィッツラルドは、側妾だった母親が不義を働いて産んだ、王家の血を持たない子供だったのだ。その秘密を知るのは、彼自身と今は亡き母、そして現国王の三人のみ。
義理の兄である第一王子はけして出来が良いとは言えず、優秀な弟に嫉妬しては、頻繁に刺客を送ってくる始末。たとえ隣国との戦争のさなかでさえ、そこで総大将たる弟が倒れたらどうなるのか、それを考える頭すらないらしい。
実際の所、負け戦なしと崇められてはいても、実状はいつもギリギリの綱渡りなのだ。天命? 神の加護? そんなものは兵を鼓舞するための言葉でしかない。軍費を捻出するために、高利貸しからの借金は膨らむ一方だし、その高利貸しはもちろん敵方にも金を貸していて、常に勝つ側へつこうとするので味方に引き止めるのも一苦労だ。
だがフィッツラルドは、己の命をあきらめる気などさらさらなかった。
兄の下でこのまま怯える日々を送り、いつか暗殺されるぐらいなら、玉座を掴むことこそ安泰への道だ。それも誰からも文句の出ない、正当な方法でやらなければならない。
ゆえに彼は、かたることを選んだ。
父を、兄を、部下を、国民を。
すべてを騙り、彼は自らの運命を切り開いてゆく ――

十二国記、アルスラーン戦記、三国志、デルフィニア戦記あたりを好む人には向いているとレビューにあったので、手に取ってみました。
ひ弱な少年が口先三寸で相手を煙に巻きつつ成り上がっていくパターンかと思っていたら、もっとがっつり骨太な人物造形でした。わずか十六歳にして常勝将軍とか言われていて、ちゃんと軍隊の先頭で剣を振るったりしてるし、暗殺者から命を狙われるのも日常茶飯事。矢を避けるのはうまくなったとか、毒に身体を慣らしてあるとか、肉体的にも非常にハードな人生を送ってらっしゃいます。
なにより意外なのは、この手の頭脳・情報戦を得意とする主役は、たいてい一人や二人は絶対的な信頼をおける心の拠り所的、腹心なりパートナーなりがいるものなのに、彼にはそんな相手が誰一人いません。奴隷から取り立てた部下も、兄から奪った婚約者も、長年の付き合いがある高利貸しも、みんな気の抜けない話し合い騙し合いの末、時に協力を得、時に裏切られる緊張感の続く間柄。 唯一忠臣と呼べそうなラグラスは、頭脳戦とか無理っぽい単純キャラだしなあ……(苦笑)
そうして彼はすべての人間をだまし、かたり、それぞれにそれぞれ、一片の真実と多くの偽りを渡して、全体的な真実は自分一人の胸だけに納め孤高に立つのです。その点で、この表紙絵は見事に本の内容を表現していると思います。あとカラー口絵も素晴らしい。
初対面の人間はみな口を揃えてその金髪「だけ」を褒め称える ―― すなわちそれ以外は褒めようがない ―― そんな平凡な容姿でありながら、王者の存在感を身に纏うフィッツラルドを見事に描き出しているかと。

あと「後世に伝えられる歴史は、けして事実をあらわしているとは限らない。時に無意識に、時に意図的に、それらは改竄され、変化し、姿を変えてゆく」、そんなテーマは私もよく使う内容なので、終章のくだりは非常に興味深く読めました。
ローデン国の系譜とかも、とてもおもしろく……っていうかぶっちゃけ、うわーネタかぶってるっぽいとか途中まで思っていたら、どうしてどうして。私なんぞ、プロの作家さんの足元にも及べるはずがありませんでした。まさか、最後の最後でああくるとは。降参です、参りました。
長台詞びっちり、陰謀ばっち来い、予定調和的展開万歳、結局主役が最強よねvv という方にはオススメします。
あー、でも戦場シーンとかあるわりに、何故か派手さは感じません。終始淡々と描写されている印象なのは、三人称でありながらも、視点が常にフィッツラルドに固定されているからでしょうか。それだけ動じない主人公というあたりも、私の好みにはフィットしていた訳ですが。そしてなんだかんだ言いつつ、根っこの根っこのそのまた奥底あたりでは、総愛されっぽいところも大好物なんですがvv
文章もライトノベルほど軽くはないけれど、戦記物ほど重厚でもなくという感じで、ほど良いところかと。

そしてジェスタ国のルウェウス王子について、思わせぶりな部分が残されている部分は……これは続きが書かれるんでしょうか。正直続刊は出てほしい気持ちもあるし、このままで余韻を楽しみたい気持ちもあるしで、複雑なところです。
No.3791 (読書)


 2012年05月28日の読書
2012年05月28日(Mon) 
本日の初読図書:
「コウの子育て奮闘記(Arcadia)」
 http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=original&all=30300&n=0&count=1

その日、サンタレン王国王都のハンターギルドは驚愕に包まれた。
気性が荒く手懐けることさえ難しく、まして複数を同時に飼うことなど不可能と言われた魔物ドラゴンホースを二頭立てにした巨大な馬車に、稀少な魔物の部位を満載にした男が現れたのだ。
すべてを売り払ったその金額は、白金貨で約500枚(およそ 1000 億円)に及んだ。
男の名は、コウ・シバザキ。精霊に異常なほど愛される、異世界からやってきた存在である。
彼の目的は、王都に屋敷を買い、綺麗どころを侍らせて悦に入るというもの。その第一歩として大金を入手……いささかしすぎた感は否めないが、それはさておき。
ハンターギルドで使い走りにした浮浪児に、妙に懐かれた挙げ句、仲間26人を引き連れて押しかけられたのもまあ、しかたがないだろう。報酬が貴族の下屋敷となっていた討伐依頼を受けたら、ちょっと当初の予定より魔物が多すぎて、殲滅戦になっちゃったりいろいろあったけど、念願のお屋敷も手に入った。
最高ランクの女奴隷も五人ばかり購入して……でも子供達と同じ屋根の下で、不道徳なことをすると教育に悪いなあ。とりあえず大人数の子供達の面倒を見させないと、屋敷内がカオスと化すし。
って、あれ? なんか当初と目的ずれてきてない??
気がつけば、31歳にして26人の子供と5人の奴隷、さらに使用人達の面倒まで見る羽目になったコウの奮闘記が始まっていた。

異世界召喚チートFT。
完結済と書いてあったので安心して読み始めたら、続き物の第一部でした_| ̄|○
めっさ中途半端なところで終わってる……しかもコウが召喚された事情とか前後の状況とかが、まだ全然明らかにされてません。
話自体はのんびりほのぼの、まったりという感じ。
チートな能力を持ちつつお人好しで押しに弱い主人公が、何かと周囲に振りまわされつつ、無自覚な好意と尊敬を向けられる、大好物な展開です。
ただ↑の通り、細かいところはまだほとんど描写されておらず、文章もかなりライトなノリ。なので読了後の気分は、ちょっと肩すかしを食った感じかな。
続きが早く出てくれると良いんですけど……もう完結してから半年経ってるのに、動きがないみたいだからなあ……
No.3790 (読書)


 2012年05月26日の読書
2012年05月26日(Sat) 
本日の初読図書:
4334740316セント・メリーのリボン (光文社文庫)
稲見 一良
光文社 2006-03-14

by G-Tools
女と共に逃げた男は、途中その女も殺され、銃を手にひとり森の中をさまよっていた。そこで出会った老人とのひとときを綴る「焚火」。
カメラマンの松村が見つけたのは、花見川沿いの茂みに埋もれた古いトーチカ。そこには陸軍工兵軍曹を名乗る少年と、担ぎ売りの老婆がいた。少年は軍用鉄道を守っているのだと言い、実弾の籠められた本物の九九式小銃と旧帝国陸軍の階級章を身に着けていた。二人の話によれば、鉄道は今も夜ごとトーチカのそばを走っているという。いつしか二人の話に引き込まれた彼は、トーチカへと足しげく通い、松村二等兵として共に見張りをするようになった。そうしていつしか、彼の耳にも汽笛が届くようになり……「花見川の要塞」。
ドイツを攻撃するイギリスのB17爆撃機ジーン・ハーロー。その機長であるジェイムズが、機体を撃たれ胴体着陸を余儀なくされたとき、部下の命を救うために取った行動「麦畑のミッション」。
東京駅で働く赤帽たち。その最古参である老人と、もっとも年若とはいえ四十を越えるその甥。赤帽は彼らの代で消えるだろう。老後をどう過ごすか、見果てぬ夢を抱いていた彼らの前に現れたのは……「終着駅」。
竜門卓は探偵だ。それも犬、しかも「猟犬」しか探さない。猟のさなかに見失ったり、あるいは盗まれたりした猟犬を探し出すのが仕事である。相棒の黒犬ジョーと共に山中に分け入り、あるいは伝手を頼りに情報を拾う。だが今回の依頼はいっぷう変わっていた。探して欲しいのは盲導犬だという。竜門は猟犬とはまた異なった人と犬との関わり方に、興味を覚え依頼を引き受ける「セント・メリーのリボン」。

先日読んだ「犬はどこだ」の解説で紹介されていたので読んでみました。
最初は長編か同シリーズの短編集かと思っていたら、目的だった猟犬探偵のお話は表題作一編のみでした。とはいえ全体の半分近くを占めているので、充分満足できましたが。
その他のお話も、それぞれに味わい深かったです。なんというか、一昔前の翻訳ハードボイルドを読んでいるような感じ。そのくせ、ちょっぴりファンタジックな要素を秘めているお話もあったりして、予断を許しません。
個人的にはやはり表題作と、あと「焚火」が面白かったかな。「焚火」なんて、登場人物の名前が一個も出てこないんですよ。「おれ」「女」「老人」「犬」。「おれ」によって描写される過去は、具体的な固有名詞を出さないまま、淡々と、しかし心抉る悲哀を漂わせています。そして最初はちょっと呆けた農夫にしか見えなかった老人が見せる格好良さときたら……!
あと「花見川の要塞」は、なんとなく「銀河鉄道の夜」を思い出させられました。ちょっと不思議な大人の童話という感じで、これもなかなか素敵です。
表題作はもう……ひたすら格好いいの一言です。私有地の山中で、猟銃と犬だけを傍らに暮らす竜門の男前なこと。無口で強面、ぶっきらぼう。でも心の底には不器用な優しさを隠しているのがたまりません。
気に入らない相手への容赦なさとか、事情持ちの犯人への処置の甘さとか、良いのかそれでと突っ込むのは野暮でしょう(笑)
今回は相棒犬ジョーの活躍が少なかったので、そちらは続編に期待したいです。
No.3786 (読書)


 2012年05月23日の読書
2012年05月23日(Wed) 
本日の初読図書:
4864231680SILVER DIAMOND(26) (冬水社・いち*ラキコミックス)
杉浦 志保
冬水社 2012-05-20

by G-Tools
うわぁぁぁあああ! なんだこれ、なんだこれ! なんだこれぇぇぇええッッ!?
いったいどこから伏線張り続けてるんだよ、杉浦先生! 羅貫と目の回路を結んだときの「これは……」なんて、あんなさりげないシーンに、どんだけ重たいものを秘めていたんですかッッッ(号泣)
もうもう、以前の感想で「不老不死の千艸はこの先、羅貫や親衛隊に取り残されてしまうんじゃないか」とか言っていた己の脳天気さが恨めしい。よもやまさか、こう来るとは(しくしくしく)
事情が判って読み返してみると、随所に出てくる千艸と羅貫の『一緒だ』発言の裏に込められた想いがもう( T _ T )

お話自体はね、ものすごく格好いいです。羅貫サイドも皇子サイドも、確固たる信念のもとに己の道を己で定め、笑顔さえ浮かべながら全力ですべてを燃やし尽くす。そのさまは惚れ惚れするほどに美しくて。妖芽の皇子のふっきれた笑顔。金隷との絆。
対する羅貫と千艸もまた、相手の覚悟を理解し共感し、時に楽しみさえ覚えながら死力を尽くす。
あまりに綺麗で切なくて、読んでいて涙が滲んできました。
残るはあと1冊。十月発売の27巻で、堂々完結とのこと。
あああ、本当にこのまま終了してしまうのでしょうか。そこになにかどんでん返しはないのか!?
残る五ヶ月を、首を長くして待つことになりそうです。
あとちょっと気になったんですが、刀蛇の虹もホシミノコトの作品ですよね? 彼ははたして大丈夫なんでしょうか……(汗)
No.3779 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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