よしなしことを、日々徒然に……



 2012年11月25日の読書
2012年11月25日(Sun) 
本日の再読図書:
4488411029心とろかすような―マサの事件簿 (創元推理文庫)
宮部 みゆき
東京創元社 2001-04

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帰宅が遅くなった糸子とバイクで迎えに行った進也が、丸一晩帰ってこなかった。心配して探し回った加代子が見つけたのは、ラブホテルから出てくる二人の姿。驚く加代子に彼らが説明したのは、車のトランクに隠れようとする子供に注意をした途端に意識を失い、気がつくとホテルにいたという荒唐無稽な話で……「心とろかすような」
マサと加代子は毎朝、近所の公園へ散歩に行っていた。そこでは様々な常連さん達と顔を合わせ、挨拶を交わす。その朝もいつものように歩きながら顔見知りとしゃべっていると、人が倒れているのを発見した。頭部は真っ赤に染まり、手首の脈はない。慌てて警察を呼びに行った加代子達だったが、一匹残ったマサの目の前で、男はいきなり起き上がり逃げ出した。消えた『死体』に騒然となる警察に、事情を説明できないマサは歯がみするが……「てのひらの森の下で」
会社社長が殺害され、現金1200万円と共に一人の社員が消えた。社員は金に困っており、社長から叱責されていたことを同僚達が証言する。しかし何故か彼は悲壮感を見せず、『幸せそうに困っていた』という。彼は本当に社長を殺したのか。そしてどうしてそこまで大金を必要としていたのか……「白い騎士は歌う」
蓮見探偵事務所の面々が、三泊四日の社員旅行に出かけた。当然マサは留守番である。エサと散歩の世話は、近所の翻訳家が引き受けてくれた。ただ一匹事務所で寝起きするマサだったが、一日目の早朝、その玄関先で子供の足音がした。くぐり戸から外に出てみると、そこには段ボールに入った五羽の仔ウサギが放置されている。いったいこれはどういう訳なのか。マサが近所の動物達相手に聞き込みを開始すると、浮かび上がってきたのは、小学校で起きている動物虐待事件で……「マサ、留守番する」
小説家 宮部みゆきから依頼があった。このところ数日、深夜になるとつっかけの足音が近づいてくるという。それは扉のすぐ前で止まるのだが、ドアを開けてみても誰もいないらしい。さっそく張り込みを行ったマサと加代子は、すぐに原因を突き止めた。ごく他愛のない真相だったと思われたそれは、しかしとても語りにくい背景を持っていて……「マサの弁明」

元警察犬マサ視点のミステリー「パーフェクト・ブルー」の続編、短編集。
むかーし昔に読んだことがあるはずなのに、きれいさっぱり内容を忘れていました。やはり一巻から続けて読んでいなかったから、微妙に印象が薄かったんでしょうか。
全五話収録のうち、今のところ三話がドラマに使われています。
残り二話は構成的にドラマ化は難しそうなので、ドラマの今後はオリジナル展開となっていくのでしょう。もっとも、ときどき混じるフラッシュバックを見ると、進也のお兄さんの話も「パーフェクト・ブルー」が絡まない形で起きていたことになるのか、あるいはこれから別の形で何かが起こるのか。
マスターのただ者でなさとか、実は離婚歴があって子供もいるとか、この巻でも興味深げなネタが出てきていたあたり、続編が出ていないのがもったいないです。やはり犬視点というのは厳しいのか。
それにしても、携帯ではなく自動車電話とかが出てきてるあたり、時代ですねえ……
No.4353 (読書)


 2012年11月24日の読書
2012年11月24日(Sat) 
本日の初読図書:
「アルケニー洋裁店(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n5126bg/

市内の生花店で働いていたところに、トラックがつっこんできたのは覚えている。
そうしてお約束通り異世界へ生まれ変わった新倉志織(24歳)は、半人半蜘蛛の妖女アルケニーになっていた。
上半身は絶世の美女、下半身は巨大な蜘蛛というモンスターである。
しかもこのモンスター、生存競争が半端ない。同時に産まれた100匹近い姉妹が互いに共食いをし、最終的に強い数匹だけが生き残るというサバイバルな生態をしているのだ。
蜘蛛として生まれ変わった以上、様々なものを食べるのには抵抗ないが、それでもさすがに姉妹を殺して食べるのは気が引ける。しかたなく必死に逃げ回りながら、芋虫やら兎やら山鳥やらを掴まえて何とか生き延びた。
それでも限界はある。一ヶ月も経った頃には、姉妹達は母そっくりの妖艶な美女に成長していたが、栄養状態の悪かった志織は人間で言えば12〜3歳ぐらいにしかなっていなかった。
このままでは、いずれ遠からず姉妹達の餌食になってしまう。
なので彼女は森を出て、人間達の町で暮らすことにした。幸いにも蜘蛛の下半身や八つある目は、人間と同じように擬装することができる。裸ではさすがにまずいので、自分の糸を材料に布を織って、ワンピースなど作ってみた。
するとクラスに仕立屋が、スキルに裁縫、機織りがつきました。回避率上昇(大)、逃走率上昇(大)というのは、姉達から逃げ回っていたおかげだろう。おまけにアルケニーという種族の特性として、魔力を持つ生物を食べた場合、ステータスが向上したり、新たなスキルを手に入れたりできるらしい。これは便利だ。
いっそ町では仕立屋さんでも開こうか、と考えながら人里へ向かっていた彼女は、途中で盗賊に襲われていた商人を見つけ、成り行きから助けることとなった。いくら成長が悪いとは言え、そこはそこそこ高位モンスターのアルケニー。ザコ盗賊ぐらいはなんということもない。
そして。
お礼にと家に招待した商人が出してくれた夕食は、見事なゲテモノぞろいだった。
ホーンドウルフの肝焼きにレッサードラゴンのテールステーキ、鬼熊の手のスープにワイバーンと海竜のミックスハンバーグなどなど。
一通りディナーを終えた頃には、ステータスが恐ろしいことになっていて……

普通の仕立屋さんを目指していたはずが、食べれば食べるだけ強くなる種族属性と、負けず嫌いな性格のおかげで、気がつけばものすごいことになっていた少女のお話。コメディです。
短編ですが、終わり方が楽しくておもしろかったですvv
No.4352 (読書)


 2012年11月23日の読書
2012年11月23日(Fri) 
本日の初読図書:
4344022173空飛ぶ広報室
有川 浩
幻冬舎 2012-07-27

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横断歩道で信号待ちしていた空井大祐(28歳)は、飲酒運転でつっこんできた大型トラックに跳ね飛ばされ、右足を骨折した。全治三ヶ月。リハビリの末に下った診断は、日常生活に支障なし。趣味の範囲ならスポーツだって楽しめる、とのこと。
幸運な事故だった。総勢十数名が巻き込まれた大規模ひき逃げ事件でありながら、死者は一人もなく、一番の重傷者であった空井でさえ、その程度ですんだのだから。
空井が、自衛隊の戦闘機パイロットでさえなかったなら。
幼い頃からパイロットになるのだと努力し続け、その数日前には夢見ていたブルーインパルスへの異動を内示されていた、そんな空井でさえなかったならば。
激しい運動はできない? 戦闘機パイロット以上の激しい運動など、探す方が難しいぐらいだろう。
そうして空井はP免、パイロット資格剥奪処置となった。
突然降りかかった運命に呆然としながら地上勤務をこなし、一年。空井は今でもまだ、呆然としていた。
そんな彼がこの春の転属で配属されたのは、航空幕僚監部広報課。
自衛隊の中で、唯一外部との渉外を行う部署だ。自衛隊の実体を世間へと周知するべく、様々な企画を立案しあるいは受け入れ、外部と内部の連携を取りながら実行してゆくのがその仕事。
新人の空井が命じられたのは、帝都テレビから長期密着取材に訪れている女性を担当することだった。稲葉リカという彼女は、事件記者あがりの新人ディレクターで、自衛隊にマイナス感情を持っているを隠そうともしなかった。スクープを狙ってガツガツしている若手マスコミ、しかも自衛隊嫌い。攻撃的な態度で突き刺さるような言葉を吐く彼女に、広報課の面々は穏やかな笑顔で受け流しながらも辟易としていた。
しかし彼女にも彼女なりの事情があった。
ずっと事件記者になることを目標としていた彼女は、しかし配属数年で伸び悩み、はずされてしまった。閑職に回されたと感じ、なんとしてもスクープを取ろうとしては、さらに空回る。そんなリカを見た上司が、いっそ粉砕してやってくれと、広報課に預けたのだった。
共に夢を断たれた二人の男女は、時に激しくぶつかり時にすれ違いながらも、やがて打ち解けあい新たな未来を模索し始める……

いったい有川さんは、どれだけ自衛隊がお好きなんだろう。
デビュー作からして自衛隊三部作。その他にもちらほらと書かれていますが、どれも読んでいて目から鱗がボロボロ落ちていきます。
今回は恋愛色は控えめで、いつもの有川的軽妙な明るく楽しい物語ではあるものの、ところどころで背筋を伸ばさせられるような、そんなお話でした。
「自衛官も人間なんです。 ―― あなたと同じように」
全体を貫くメッセージは、これにつきるでしょう。言われたリカの気持ちと、完全に同調してました。横っ面を張られたような、とは言い得て妙。
このお話は、いわゆる「なんかすごい兵器を使いこなしたり、現場で人命救助してる格好良い(別世界の)人たち」とは違う立ち位置にある自衛官、広報課隊員がメインです。それなのに、自衛隊に対する世間からの非難を一身に受け、仲間達を守りつつその存在意義を周知するという、いわば自衛隊を代表する、とても大変で地味な部署。
ひるがえって、事件記者として先輩に言われるままにスタートダッシュを切って、走って走って壁にぶつかり、苦悩する稲葉さん。
どちらも身に沁みました。

そして。
発行を一年遅らせてまで書き加えたという、ラストエピソード。「あの日の松島」。
2011年3月11日の宮城県松島基地の様子を、十ヶ月後になってようやく取材に訪れた稲葉さんのお話。
自衛隊員だって、被災者だった。
この単純な事実を、なんで私は気付いてなかったんでしょう。
警官は、消防職員は、自分達も被災者なのに救助にがんばっていて大変だなと思っていました。でも自衛隊員だけは、後日に他の地区から支援派遣された人達が100%だと、何故か無意識に思っていました。……申し訳ないです。

この話が、どこまで事実に基づいていて、どこまでが創作なのか、そこまでは判りません。
それでも……

またひとつ、広い視野への扉を開かせてくれた有川先生に感謝です。
No.4349 (読書)


 読めるようになっていたらしい
2012年11月22日(Thr) 
yorimoba とかいう携帯サイト(有料なうえPCでもスマホでも閲覧不可能)で限定公開だった、茅田砂胡さんの「トゥルークの海賊」前日談が、いつの間にか中央公論社のHPでも公開されていました。

■大いなる闇が来た トゥルークの海賊序章 - C★NOVELSドットコム
 http://www.c-novels.com/kayata/

このいわば「プロローグを書籍に収録しない」と言うやり方は、一部の読者層から超絶不評を買ったらしく。ネット上でも相当に叩かれまくったのが、よっぽど効いたのでしょう(苦笑) どうやら9月から公開されていた模様<気付くの遅い
前回同じように yorimoba で公開された「お師匠さんが来た」の方は、まだ読み切りの色合いが濃かったし、本編内でその内容に触れた時は既に同じ巻に収録されていたから良かったものの、この作品は読んでいないと、該当巻にかなり意味不明なところがありましたからね……

ともあれ、続刊に収録は予定されているとのことで、その本が刊行されるまで暫定公開され続けるみたいです。
……この期に及んでDLできないうえに読み辛い、しかも最新プラグインが必要な Frash 使ってるあたりが微妙にもにょりますが、まあ読めるだけでありがたいってことで。

追記:
中央公論社のHPからも消されたようですね。
現在、「トゥルークの海賊」3巻に収録されています。
No.4347 (読書)


 2012年11月21日の読書
2012年11月21日(Wed) 
本日の初読図書:
4592883152笑う大天使(ミカエル) (第2巻) (白泉社文庫)
川原 泉
白泉社 1996-09

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2巻目は誘拐団の壊滅にて本編終了。そして三年生になった三人のそれぞれと将来を語る続編、『空色の革命』『オペラ座の怪人』『夢だっていいじゃない』の三作を収録。
柚子さんとロレンス先生をメインに据え、ぼんやりさんだけど人の良いオペラ歌手&しゃべるテディベアというファンタジックな要素を持ってきた『オペラ座の怪人』は、もう切なくて切なくて……ううう、おハルさん〜〜(涙)
川原先生の作品は、時に本当に良い人が失われていくので、非常に切ないです。
和音さんの御両親は、二十年もの時を無駄にしてしまったけれど、それでも和解できてめでたしめでたし。まだまだ若いんだから、人生楽しんで下さい。
……しかし客観的に見ると俊介さんは、三人が1巻でボロクソにけなしていた、紫の上計画を実行したことになるんじゃ……(^ー^;;)
あと史緒さんの将来については、学生時代に読んだときは正直『いいのかそれで……』と思ったものでしたけど、この年になると『あー、それもありかなあ』と感じるようになりました。なんたってお金あるしね。子供いなくても、いざとなったら介護の人は雇い放題だし。老後の心配さえなければ、なにも無理に恋愛・結婚しなくても良いんじゃないかとか。
それにしても、さほど偏差値の良くなさそうなあのお嬢様学校に通って、東大からエリート官僚コースをたどれる史緒さんってすごすぎる……しかも三年生の三学期に、これといってガリ勉もせず、徹夜で兄の口述筆記とかやってるのに(汗)

そしてうっかり、白泉社文庫の川原泉ラインナップを確認し、持っていなかった二冊が1円出品なのを見て、クリックしてしまう自分がここに……
No.4346 (読書)


 2012年11月20日の読書
2012年11月20日(Tue) 
本日の初読図書:
4592883144笑う大天使(ミカエル) (第1巻) (白泉社文庫)
川原 泉
白泉社 1996-09

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名門お嬢さま学校 聖ミカエル学園。そこは明治三十六年の創立以来、良家の子女を対象に「良き妻、良き母たれ」という教育を施す、綺羅の空間である。少女達は見苦しい俗世間から遠ざけられ、大天使ミカエルの翼のもと、清らかに和やかに品の良い「大天使アーク・エンジェルの乙女達」として育ってゆく。
しかしいずこの世にも例外は存在する。どんな集団にも、そこになじめないマイノリティはいた。
母子家庭で育ち、母を病気で亡くすと同時に、生き別れの兄に引き取られた司城史緒。彼女が産まれる前に死んだという父親は、伯爵家の血をくむ名家の出だったのだ。姑との折り合いが悪く、父が死ぬとすぐに追い出された母と貧しく、しかしたくましく生活してきた史緒は、骨の髄から庶民だった。祖母の死後初めて彼女の存在を知ったという兄が、純然たる好意から史緒を引き取ってくれたのは判るが、どうしても兄とのハイソな生活になじめず、朝から晩まで胃の痛むような思いを強いられている。
また斎木和音は、成金の父と華族出身の母を両親として持っている。父親は何人も妾を囲いつつそれを家族に隠そうともせず、母親は顔色ひとつ変えることなくすべてを黙殺。家事も育児も放棄して、趣味の世界だけに生きていた。破綻した家族の代わりに和音を育てたのは、父親の右腕で教育係の青年だったが、これがまた口うるさい。そんな環境で成長した彼女は、どうにもお嬢さまらしからぬ、がさつな性格になっていた。
そして更科柚子は、正真正銘成金の娘。数年前までは大衆食堂にすぎなかった家業が、外食ブームに乗って一大レストランチェーンになってしまったという経緯である。柚子を含めた家族は皆、心の底から庶民のまま。広々としたダイニングルームを持て余し、すみっこに愛用のちゃぶ台を置いて食卓を囲むような貧乏性だ。そんな彼女が聖ミカエルに通うことになったのは、単に家から一番近かったからでしかない。ところがいざ登校してみたならば、周囲はみな筋金入りのお嬢さまばかり。ごきげんよう柚子様、お茶会をいたしましょう。なまじ上級生に可愛がられてしまうだけに、庶民の彼女には身の置き所がない。
しかしそんな彼女たちにも、空気を読むぐらいの気配りはあった。
エサのいらない猫を何匹も肩や頭に乗せまくり、周囲に合わせて良家の子女らしく日々を送る。結果、ストレスはどんどん蓄積されてゆく。
あー、ガッコに行きたくない……
内心で毎日そう呟いていた彼女達は、ある日のこと、運命的な出会いをとげる。
お嬢さまになりそこなった三人の少女達は、新たに得た友人と共に、学園生活を楽しみ始めた。が、やがて彼女達は、良家の子女を狙った連続誘拐事件に巻き込まれてしまい……

先日「パーフェクト・ブルー」の感想で黒犬ダミアンについて触れたら、懐かしさがつのってしまい、思わずポチリ。
知る人は知っているだろう、昭和終わり頃の名作です。この方のこの時期の作品は、どれも深く印象に残っているからすごいと思います。だって持ってないただの少女マンガなのに、二十年以上たっても内容覚えてるって……(ため息)
なんというか、話の展開とか表現方法などが独特なんですよね。予想の斜め上を行くというか。少年マンガだと、あろひろしさんとか近いかもしれません。
それに私は知識うんちくが好きなので、随所にちりばめられた、ちょっと斜めから見た雑学がすごくおもしろいのですね。キリスト教のあれこれに始まり、源氏物語やら原始人や元素の周期表などなど、川原先生はいったいどれだけの引き出しを持っておられるのでしょう? ……このあたりは加藤元浩さんに共通するかもです。

性格的に周囲となじめない主人公達が、共通する感性を持つ仲間を見つけて友情を深めていくのも、個人的に大いに感情移入できるところ。

文庫版だと全2巻。1巻目は、同級生達に続いて主役三人までがさらわれ、マリーニ神父が偽物だったと判明するところまで収録されています。284ページは、コミック文庫にしてはちょっとページが少なめかな。2巻目はさらに薄そうです。まあ、半額以下で古本購入したので、なにも文句は言えませんがね。
……ああ、他にも持ってない作品けっこうあるんだよなあ。うっかりポッチりしちゃいそうだ……(懐)
No.4340 (読書)


 2012年11月19日の読書
2012年11月19日(Mon) 
本日の初読図書:
4048704699ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキーメディアワークス 2011-03-25

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五浦大輔は本が読めない。
嫌いなのではない。むしろ本自体は好きだ。小学生に上がる前には児童文学まで手を出していたし、図書委員として棚に並ぶ背表紙を眺め、整理することも楽しく思う。
しかし彼は幼い頃のある出来事がきっかけで、活字を読むことができなくなってしまっていた。無理をして読み続ければ、鼓動が早まり冷や汗がにじみ、果ては気持ちが悪くなってくる。もはや恐怖症の域だ。おかげで学校の勉強は大変だった。授業を聞いてノートを取るのは良いのだが、教科書を読むのが苦痛きわまりない。
しかし母親も教師も、それを理解してはくれなかった。人並みはずれて体格の良い大輔を見て、本が嫌いでも仕方がないと気軽に言うだけだった。いつしか大輔も無理に読書するのをあきらめ、大学では柔道などして過ごしていた。
そして大学を卒業して数ヶ月 ―― 大輔は就職に失敗し、プータローとなっていた。父と祖父は生まれる前に亡くなっており、今は会社勤めの母と二人、母の実家で暮らしている。大輔が本を読めなくなった原因である祖母もまた、一年ほど前に亡くなっていた。
本が好きで好きで、蔵書を誰にも触らせようとしなかった祖母だったが、一周忌も過ぎたことだし、遺品を老人ホームにでも寄付しようかという話になる。
しかしその蔵書を調べていたところ、夏目漱石全集の1冊に、著者のサインが入っているのが見つかった。もしも本物ならば、価値ある品かもしれない。母に尻を叩かれた大輔は、古本屋へとその真贋を鑑定してもらいに行くことにした。
北鎌倉駅のそばにひっそりと佇む古書店、「ビブリア古書堂」。
鑑定のできる店主は、あいにく怪我で入院中とのことで。なりゆきで病室まで押しかけた大輔が出会ったのは、古本屋というイメージにはそぐわない、若く美しい女性だった。古本をこよなく愛し、古書への情熱と知識はどこまでも広く深い。しかし ―― 残念なことに極端な人見知りだった。これで接客業がつとまるのかと、他人事ながら心配になるくらいである。
そんな彼女は、サインを贋物と断定した上で、そこに秘められた過去を見事に解いてくれた。それは数十年にわたって祖母が隠し続けてきた、重大な秘め事で……
古書に関してはすばらしい洞察力をみせるが、人付き合いが非常に苦手な上に、本について語り始めると止まらない店長、篠川栞子。
本を読みたいのだけれど、自分では読むことができないため、その詳しい話を聞くのが楽しい大輔。ふたりは、そうして出会った。
栞子はアルバイトが居着かないビブリア古書店へと、職を探している大輔を誘う。
入院中で病室から動けない栞子のもとへと、大輔は買い取りを頼まれた本の査定をしてもらうために足を運び、そして本にまつわるさまざまな不思議を語ると、栞子はまるで見てきたかのようにそれらの謎を解いてゆく。
古本には、そこに書かれたストーリーとは別に、人の手から手に渡ってきたそのもの自体の物語が存在すると、栞子はそう語る。
やがて様々な事件を解いてゆく中で、栞子はなぜ自分がこのような怪我を負う羽目になったのかを大輔に打ち明け、その事件を解決することへの協力を願ってくる。
それもまた、1冊の古本が深く関わってくることで ――

最初に新聞のコラムで見かけて興味を引かれるも、図書館になかったので一度はあきらめ。しかしさらに熱帯雨林でオススメとして紹介されてしまったので、逆方向にあきらめて入手しました。これもひとつの『物語』なのか<もちろん古本購入
なんというか、ちょっとフェチ入った本好きにはたまらない物語ですねvv
……短編それぞれのキーとなっていた本は、どれも読んだことないものでしたけど<文学系は弱い
でもそれらの本の内容は知らなくても、必要な部分はちゃんと本文内で触れられていますし、なんら問題はありません。
頭脳担当のクセあり安楽椅子探偵と、足で情報を運ぶ肉体派の助手という点ではお約束。ただ推理物を求めている方にはちょっと弱いかもしれません。ミステリ風ライトノベル的な感じ?
ちなみに微妙に助手→探偵です。ラストは助手→→←探偵、ぐらいにはなったかな?
助手側も脳筋ではなくそこそこ聡明なので、読んでいてイライラすることはありません。読者と同じぐらいのレベルの推理はするので、感情移入しやすかったです。そしてそのさらに上を行く、どんでん返しを栞子さんが語ってくれるところがおもしろいですね。
私が事前に予測できたのは、せいぜい文字が欄外にはみ出す理由と、復刊本の冊数ぐらいだったかな……
そうそう、ゲストキャラが使い捨てにされず、ちゃんと他の話で再登場……どころか驚くような役割をこなしているあたりも意表をつかれました。
一話目のさりげない世間話が最終話のあそこに繋がるとか、さすがの伏線だなあ(ため息)
ほのぼのと心温まる……とまでは行かず、時に心の闇をのぞくような部分もあるものの、鬱になるほど暗い展開はありません。いや、どうかな……もし語りが大輔の一人称じゃなかったら、かなりアレな結末なのか? うん??

ともあれ続刊がかなり出ているようなので、これもまた要チェック。
探偵と助手は、できれば決定的にくっつくことはなく、友人以上恋人未満で、性別を越えた絆を見せてくれると嬉しいかなあ。
No.4339 (読書)


 2012年11月18日の読書
2012年11月18日(Sun) 
本日の初読図書:
4072840785理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)
渡辺 恒彦 文倉 十
主婦の友社 2012-09-28

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山井善治郎二十四歳は、ブラック企業に勤めるサラリーマン。日付が変わってからの帰宅は当たり前、土曜日ってそれなに? 日曜日も月に三回は出勤さという、残業月150時間の超過勤務形態だ。
そんな彼が、半年ぶりに手に入れた二連休。せっかくだから休みを満喫しようと、いつも通りの時間に目を覚まし、朝食を仕入れるべくコンビニへと向かった ―― はずだった。
それが気がついてみれば、自転車にまたがったまま、いるのは見知らぬ暗い石室。目の前には、赤い髪と瞳に豊満な肢体を持つふるいつきたくなるような美女。
まったく状況が判らない善治郎に、彼女は艶然とした微笑みと共に告げた。
「ようこそ、婿殿」
小麦色の肌をした好みドストライクの女性から、突然の求婚であった。
なんでもここは、地球とは異なる世界なのだという。馬の代わりに竜が走り、科学の代わりに魔法の発達した世界だ。彼女はその一国、カープァ王国の女王であり、王家最後の生き残り。時空を操る魔法を使えるカープァの王族には、いまやその血を少しでも濃く、多く残す義務があった。そこで婿として選ばれたのが善治郎なのだと。なんでも彼の五代前の先祖は、カープァの王子であったらしい。許されぬ恋に落ちたその王子は、時空魔法によって異世界 ―― 地球へと駆け落ちし、そこで子孫を残していた。身を落ち着けたのが閉鎖的な農村であったがゆえに、善治郎には予想以上に濃く異世界の血が受け継がれており、王族に準ずる魔力を備えているのだという。
女王アウラが善治郎に求めているのは、彼女と婚姻して子を為し、時空魔法を使える王族の数を増やすこと。ただそれだけだ。他には義務などなにもない。好きに暮らしてくれれば、それで良いと告げる。
超絶好みな美人の嫁に、国家の最高水準クラスで遊んで暮らせる生活。
あまりに美味しすぎるその話には、当然裏があった。
男性上位の国であるカープァにおいて、女王の立場は非常に微妙なものである。下手な貴族から婿を取れば、確実にその夫は政治に口を出し、国の主たる女王の権力を脅かすはずだった。権力闘争、内紛が容易に想像される以上、うかつな相手を娶るわけにはいかないのだ。
故に女王が配偶者に望むのは、文字通り『何もしない』ことだった。
余計な野望を秘めた実家を持たず、政治的権力にも興味を示さない。できればやっかいな貴族連中とも接触せず、ただただ後宮に引きこもって子作りに精を出してくれるのが最善。そのためならば、多少の贅沢 ―― 金や女、酒食などには目をつぶろう。むしろ女に手を出して子を作ってくれたなら、それだけ王族に親い血筋の人間が増えてくれる。
そんな相手側の思惑をおおむね正確に読みとった善治郎は、迷うことなく言い切った。
「結婚しましょう! アウラさん!」
山井善治郎の男としての矜持は、『へ』のようなものだった。
現代日本であくせくと命をすり減らして働くよりも、目指すは理想のヒモ生活!
かくして善治郎は、文化も気候も異なる世界で、女王の配偶者として暮らすこととなった……

一部で有名なオンライン小説が(以下略)
やあ、改めておもしろかったです。まだ「なろう!」に原文が残っているのでそちらでも無料で読めますが、挿し絵の他に本文にもけっこう書き足しがあって、お金を払った甲斐は充分にありました。
特にいったん善治郎が日本に戻って、一ヶ月間あれこれと事前準備するくだりが、だいぶ詳しくなっています。たとえば親戚へ別れの挨拶をしたり、発電器入手に試行錯誤したりとか。
そして↑上記の紹介からすると、愛のない政略結婚のようですが、実際裏事情はしっかり存在するのですが、なんだかんだでしょっぱなから夫婦円満ラブラブ新婚です(笑) 初夜で一人になった途端、照れまくる女王がギャップ萌えvv
さながらお見合いから始まって着々と愛をはぐくむように、お互い誠実に相手に接し、生まれたときから人の上に立つ王族と、無意識に他人をサポートすることに慣れきった日本人の営業サラリーマンとが、ぴったり息の合った夫婦生活を送っております。
そして善治郎が水力発電器を含めた大量の電化製品を持ち込んでいるので、いまのところはそこそこ快適な生活を女王も享受していたり。
亜熱帯地方のカープァ王国では、それこそ『おとぎ話の王子でも食べられない』かき氷とか、冷たい飲み物とか、氷塊を前に置いた扇風機とか。
もっとも善治郎自身、『電化製品は保って数年』、『異世界に慣れるまでの補助輪』と認識していますが……かえって一度贅沢に慣れると、アウラ達の方が大変かも(苦笑)
現代日本人の教養とか勤勉さとかで、周囲から誤解を含めた感嘆を受けるのも、お約束ながら楽しいところ。
WEB版の方では、持ち込んだ某DA●H村(推定)の録画などを元にガラスの作成、水車の改造などにも手をつけ始めているので、今後が楽しみです<開発系大好き

……ただなあ、今度二巻目が出るのですけれど、それでWEB版のストックがほぼ尽きそうなペースなんですよね。三巻以降、ちゃんと出てくれるのかなあ(心配)
No.4337 (読書)


 2012年11月17日の読書
2012年11月17日(Sat) 
本日の初読図書:
「老人が転生で、異世界で、エルフで、男の娘で(小説家になろう)」〜23:老人と姉弟子
 http://ncode.syosetu.com/n0338bc/

武を求め、強さを追い求めた老人は、戦いの末にその命を散らした。達人などと呼ばれても、長い武の歴史から見れば所詮はひよこ。あの世というものがあるならば、そこでも木の棒を振っているのかもしれぬ。
そう思いながら、屠った相手と己の血だまりの中で、眠るように息を引き取った。
そして ――
「来世というものがあるとは、世界は広いということか、摩訶不思議というべきか……」
そうひとりごちるのは、黒い髪黒い瞳に白い肌を持つ、灰色エルフの少年だった。
敵対する二つの種族、ライトエルフとダークエルフとの間に産まれた、不義の混血児。齡三十とは言っても、人間年齢に換算すれば十歳程度とまだまだ子供だ。しかも普通のエルフ ―― いや、人的種族なら量の差はあれみなが備えている魔力を、いっさい使えないという、いわば一種の障害者。
そんな存在でありながら、少年 ―― コアは、けして誰にも負けてはいなかった。不義の子、魔力を持たぬゼロよと魔法まで使ってからかってくる悪ガキ共を、棒きれ一本で難なくいなすその態度は、老成しているとさえ言えた。
同年代の男はおろか、平均して男の倍の魔力を持つ大の『女』でさえ、あっさりと下してみせるその伎倆。
魔法が技術として存在し、身に持つ魔力の高さから女性が強者として君臨する世界で、武術の達人だった老人の記憶を持つ美少年は、新たな人生を歩んでゆく……

転生チート(?)、連載中。
……タイトルでもお判りの通り、老人(爺) → 男のです。
いや別にじーさんが妙な性癖に目覚めたわけではなくてですね?
生まれ変わった先の世界では、女が社会的強者で、魔法を学び剣を取り、家督を継いで社会を回しているわけですよ。当然、動き安さを重視して、パンツルックが主流です。女らしさとは、強く猛々しく、敵を倒し弱者を守ること。
ならば男らしさはと言うと……はい、お判りですね(苦笑)
ちなみに女がスカートをはいても「中性的ファッション」ですまされますが、男がズボンを着用すると、奇異の目を集める、そんな世界です。はははvv
主人公はまだ年若なうえに絶世の美少年ですから、あんまり違和感を覚えませんが、筋骨隆々たる髭もじゃドワーフ(♂)のサマードレスは、脳内映像に起こしたくなかった……(遠い目)
まあ、あれだ。「ようこそ女たちの王国へ」を面白いと思えた方なら、楽しめるんじゃないでしょうか。

……ただ話の方向性が、いまひとつブレ気味、かな。
最弱と見せかけて実は最強系かと思えば、かなり早々に拮抗する相手が登場。ハーレム系かと思えばあっさり相手が出なくなり、技術チートにしてはさらりと流され、ほのぼの日常系とするには自ら乱を求めすぎ。
そもそも主役の性格がいまひとつ掴みきれないと言うか……悟りきったジジイかと思えば、前世で武術に死んだだけあって内面に狂気も孕み、無用な人殺しを好まない穏やかさもあれば、目的のために孤児院の幼子達を洗脳していくことも厭わない。
ある意味、リアルと言えばリアルかもしれませんが。とりあえずその時その時で楽しいと思うことをやっているという感じです。
あと爺さんがいつの時代の人間だったのかも不明。武に生きて結果的に何人も殺しまくってたっぽいのに、現代日本の知識も持ってるようだし……むう。

ひとまず前話でいきなり衝撃の事実が判明したりしているので、この先の展開に期待と言うところでしょうか。
No.4335 (読書)


 2012年11月16日の読書
2012年11月16日(Fri) 
本日の初読図書:
4864231885SILVER DIAMOND(27) 〈完結〉 (冬水社・いち*ラキコミックス)
杉浦 志保
冬水社 2012-10-20

by G-Tools
ついに来ました、最終巻。
もうね、前の巻のヒキから「来る」ことは判りきっていたので、手元にハンカチを用意して読み始めました。
し、紙面が……涙で紙面が……( T _ T )
羅漢と千艸の、皇子と金隷のそれぞれの織りなす思いが、切なくて切なくて。
これまでさりげなく、むしろギャグとして扱われていた無差別抱きしめ行為や、あれ? なんで灯二が主匪のブレスレットつけてるの、なんて細かい部分に、そんなにも深い心が込められていたなんて……っっっ(号泣)
誇張でなく鼻をグズグズ言わせながら読んでいました。
しかし、よもやそこでサノメの人がこう関わってくるとは(驚)
まだ実の中にいた時たった一言呟いた「ラカン」という言葉が、まさかここに繋がってくるとは思いもしませんでした。本当に、いったいどこから伏線を張り続けているんですか杉浦先生(感嘆)
正直を言うと、いきなり出てきた「もっと上の世界の存在」に微妙にもやっとしたりしたんですけど、母の愛がそれをも超えてくれた! ビバ、ハッピーエンド万歳!!
皇子もなんだか可愛くなっちゃってたし(笑) ただ四人が眠ってた場所って、真珠の水で湖になったんじゃないの? 数ヶ月もそのままだったんでしょ??
まあ、あの四人の今後の寿命はどうなってるのかとか、羅漢に能力残ったまんまだよとか千艸の体質とかとか、気になる部分は微妙にあるんですが……皇子と金隷は超長生きしてくれてもというかむしろそうでないと困りそうだけど、羅漢と千艸は下手うつとまずいですよねえ、いろいろと。
っていうか、ここにきてじーさんの友だち連中大活躍(笑) いいのかそれでvv いいのさ幸せだから(をい)
あと三重ちゃんは、まさかの展開でしたねえ。親衛隊のアイドルになるだろうなあとか思っていたら、そうきたか一本釣りvv 姑×2が怖すぎるvv
親衛隊達が「沢」姓を名乗るのも嬉しかったです。
ふふふ、のちに語られるかもしれない伝説。「片目の弟 三つ目の兄 灯の花の兄弟と」ってのがすごい格好いいッスvv

そしてそして、外伝が1冊出るんですね! 予告を見るだに、親衛隊年長組の若かりし頃と、本編より少し後の時系列の二本立てなのかな??
氷の魔物〜の時もそうでしたが、本編終了後も読者を離しませんな!

ともあれ、笑顔で本を閉じられて、本当に本当に良かったです。
素敵な物語をご馳走様でした( ̄人 ̄)
No.4330 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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