よしなしことを、日々徒然に……



 2012年12月18日の読書
2012年12月18日(Tue) 
本日の初読図書:
4163817700旅猫リポート
有川 浩
文藝春秋 2012-11-15

by G-Tools
元野良だった雄猫ナナと、飼い主の宮脇悟が共に暮らすようになって、五年が過ぎた現在。
よんどころない事情により、悟はナナを手放さなければならなくなった。ナナは猫としては壮年になっていて、悟は三十を少し越えている。ふたりとも物の道理はわきまえており、人生はままならないものだと理解していた。
ゆえに悟は、ナナを代わりに飼ってくれる人物を求めて旅に出る。
ふたりを最初に結びつけた、銀色のワゴンに乗って。あちらこちらへとハンドルを向けた。
小学生の頃、いっしょにナナと良く似た猫ハチを拾って、結果的に大騒ぎを起こした親友、コースケ。
中学校で同級になり、農業をしている二人暮らしの祖母と共に、家族同様のつきあいをしてくれたヨシミネ。
今は夫婦でペット可のペンションを経営している、高校での友人スギとチカコ。
両親を早くに亡くし、転勤の多い叔母ノリコと全国を転々としていた悟にとって、みな懐かしく大切な友人達だった。
彼らの元を訪れた悟は、ナナとなじめそうか相性を確認しつつ、当時のことを思い出しては話を弾ませる。
その会話を聞き、あるいは初めて目にする様々な景色 ―― 海や富士山、青い苗がそよぐ田園に真っ赤なナナカマドの実などを、ナナはひとつひとつ心に焼きつけてゆく。
銀色のワゴンに乗って、旅を続けるふたりのリポート。
彼らは思い出をひとつひとつ積み重ねながら、次の旅へと向かうのだった ――

猫好きの猫好きによる猫好きのための物語と言わせていただきましょう。有川さんはきっと猫が好きだ。寝ている布団の上を歩いていく足の感触とか、猫のいる家で寝たことのない人間には、思い浮かべられないはずだ!<友人ちに泊まったときに堪能した
もうね、猫好き必見。……ただし読む際には、ハンカチかティッシュの準備をお忘れなく。
私はもう終わりのほう1/3ぐらいから、ずっとグズグズ鼻を鳴らしっぱなしでした(涙)

一読すると、サトルはあまりにも良い人過ぎるように思われます。
辛い過去をものともせず、前を向いてどこまでもまっすぐ、文句のひとつも口にすることなく生きている。こんなやつ絶対いないと、そう思うかもしれません。
けれど彼だって当然、心の内には絶対に、あらゆることがうず巻いていたはずなんです。
修学旅行での脱走未遂、ススキ野での涙、そしてハチとナナへのこだわりとも言える深い愛情。それらが充分に察しさせてくれます。けれど、それでもなお、彼は彼であり続けた。それこそがサトルのすごさを表していると思うのです。
……なんとなくね、『よんどころない事情』っていうのは、かなり早いうちからうすうす察しがついていたんですよ。それでも、決定的な記述が出るまでは信じたくなかった……サトルとナナの絆、そしてナナの選択が、もう切なくて切なくて。

サトルと暮らせなくなったって、僕は何にも失ってない。ナナって名前と、サトルと暮らした五年を得ただけだ。

旅に出る前のナナの独白が、すごく心に染みました。
ああ、なんて強くて前向きな言葉なんでしょう。

出てくる人たちは、みんな良い人でした。心の中に様々な屈託やエゴを抱え、時に迷い苦しみながら、それ故にこそ強く優しくあれる人達。
ほんの2ページぐらいしか登場しない、名もなき師長さんすらもが、本当に素敵だった……<野暮なことは言いっこなしなんだYO!

そして最後。
不思議なほど心が温かく、満たされた気持ちで本を閉じられました。
サトルとナナの繋いだ人々の縁(えにし)が、これから新たな未来を紡いでゆく。それがとても優しく感じられます。
ミケを一人前に鍛えあげたナナは、再びサトルと旅に出るのでしょう。まだ見ぬ美しいものを、ふたりでその目に映すために。
―― その日にはきっと、彼らは黄色と紫の花々に囲まれて、空に大きな虹がかかっているのだと。私はそう信じてやみません。
No.4408 (読書)


 2012年12月16日の読書
2012年12月16日(Sun) 
本日の初読図書:
4048866583ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキー・メディアワークス 2012-06-21

by G-Tools
古本販売業者同士で在庫を売買する、市場こと『古書交換会』。勤務してそろそろ半年になる大輔も、年末になって初めてそこへ足を踏み入れた。しかし栞子をやたらと敵視する古本屋ヒトリ書房と遭遇してしまい、狙っていた古書は落札できず、駐車していたバンには違反切符を切られるなど、踏んだり蹴ったりが続く。しかも何故か持ち込んだ覚えのない二束三文の古本が大量にビブリア古書堂名義で出品されていたり、あげくのはてには落札した本の中から消えたという高価な1冊を、栞子が盗んだのだとヒトリ書房から糾弾される。困ったことにその本と同じ品を、栞子は確かに持っていて……「ロバート・F・ヤング たんぽぽ娘」
以前に助けてもらって以来、年の差夫婦の片割れ坂口しのぶは、ちょくちょくビブリア古書堂に顔を出すようになった。もっともおしゃべりをして行くばかりで、ちっとも本は買わない。そんな彼女が相談事を持ちかけてきた。子供の頃に読んで大好きだった本を、探してほしいというのだ。探求書の依頼は、古本屋として珍しくない。しかし彼女はタイトルも作者も出版社も、なにひとつ覚えていなかった。大まかな印象やエピソードの断片だけでは、さすがの栞子もお手上げだ。詳しい情報を求めてしのぶの実家へ行くことを提案したのだが、しのぶは昔から家族と折り合いが悪いそうで、どうにも気が進まないらしい。しかもつい先日、夫の過去が家族にばれたせいで、いったん修復しかけていた仲がいっそうこじれてしまったのだという。それでも不承不承、三人で実家へと向かったのだが……「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」
最近ビブリア古書堂では、古本にまつわる相談を『再び』受け始めたとの噂が出ていた。どうやらかつては栞子の母が、そういった相談に乗っていたらしい。しかしその裏で法外な金品を受け取ったり、犯罪まがいの取引を行っていたと知る栞子は、母への反発からこれまでそれらを忌避してきていた。……いやあるいは単に、極端な人見知りのせいで、他人とくわしい会話ができなかっただけかもしれないが。ともあれ大輔がバイトに入ってから、いくつかのトラブルを解決したため、そんな噂が流れたのだろう。今回は母の同級生だという初老の女性が、依頼を持ち込んできた。兄か兄嫁が盗んだ、宮沢賢治の初版本を取り返してほしいという内容だ。同じ本は状態の良い美品をもう一冊持っているのだが、書き込みも多く痛んでいる盗まれたものの方が、父の形見として思い入れがあるのだ、と。しかし関係者に話を聞いてゆくと、その場にいた誰にも、物理的に盗むのが不可能に思われてきて……「宮澤賢治 春と修羅(關根書店)」

とりあえず、現段階で発売されている巻まで読了。
2巻に引き続き、今回も栞子さんの母親についての謎が根底に流れています。
っていうか、どんどん底の知れない怖い人になっていっていて、これどういうふうに風呂敷を畳まれるのかが気になります。ここまで興味を煽っておいて、なんてことないオチだったらがっかりしますよ? 特に今度始まるドラマの方とか、変な解釈されたりしたら、ファンは怒るぞ〜〜(ただでさえ栞子さんのキャスティングで、非難の声が出ているらしいのに)。
内容については、巻を重ねるにつれ少しずつ読後感が安心できるものになっているように思います。良くも悪くもライトになっているというか。栞子さんやゲストキャラが孕む『心の闇』よりも、母親の黒さが際だっていて、話ひとつひとつの薄暗さは軽減されているような印象が。
……なんと言っても、1巻目のインパクトが特に強かったですからねえ(苦笑)
そもそもこれ、最初は1冊だけの予定だったんじゃないでしょうか。キリの良いところで綺麗に終わってますし。たまたま人気が出たから、栞子さんの母親設定を追加して、先を続けたのではないかとか邪推してみたり。
まあ後味の悪い話は読んでいると辛くなるので、個人的には楽しんでいます。
文香ちゃんの大輔イメージ『戦士みたいな体つきのくせに、性格は侍従っぽい』が妙にツボでしたvv
キャラの印象と言えば、ゲストキャラを1回使い捨てにせず、ちゃんと彼らの背景も書き込んで、記号ではない『生きた』キャラクターとして再登場させているあたりも好感が持てます。これは坂木司さんの、ひきこもり探偵シリーズでも思ったなあ。
エピローグの展開については、1話目読了段階で、おおむね読めてました。
……十年間も同じメールアドレス、しかも独自ドメインを使い続けるのって、不可能ではないかもしれないけど、現実的にはどうかなあとかちょっと思ったりしなくもなく。
ああでもそうか。インターネットが気軽に一般で使われ始めてから、もう十五年以上は経つんですねえ……なんて、ちょっとしみじみもしてみたり。

そうそう、ビブリア古書堂は昔ながらの古本屋でありながら、ネット通販も手がけているあたりとかが、いかにも今どきの実際にありそうな店っぽくておもしろいと思います。
古色蒼然とした時代錯誤なお店というのも物語的にはおいしいですが、ネット通販を利用しまくっている本好きとして、妙にリアルで身近に感じられてvv
……ビブリアさんのように、二束三文のリサイクル新古書だけでなく、ちょっと手に入りにくいマニアックな品なども、どんどん通販で取り扱ってもらえたら嬉しいなあ。

あとは1話目のモチーフになっている「たんぽぽ娘」。
日本語訳された書籍は絶版プレミアつきになっているそうですが、原文の著作権が切れているらしく、アマチュアブロガーさんが翻訳・公開しておられました。

■みすぼらしいぶろぐ- たんぽぽ娘―“Dandelion girl”を読む作業(1)
 http://riddr2.blog89.fc2.com/blog-entry-79.html

ビブリア〜の方では結末をぼかされているので、こちらを読まれるとあれこれが腑に落ちて、いっそう楽しめるのではないでしょうか。
……↑を見つけるまでに、うっかり解説レビューで結末を知っちゃったのが悔やまれる(しくしくしく)
No.4402 (読書)


 2012年12月14日の読書
2012年12月14日(Fri) 
本日の初読図書:
「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。(小説家になろう)」〜勉強は嫌いです!
 http://ncode.syosetu.com/n5077bk/

秋津みどり27歳。働き過ぎで過労死した彼女は、神様との交渉の結果、異世界に生まれ変わることとなった。
アスディロンというその世界では、人間が強い選民意識を持っており、エルフや獣人、魔族などを迫害しているのだという。そこで彼女は、人間を滅ぼすべきか否かを見極めてこいとの使命を与えられたのである。
そして能力補正をつけてくれると神に言われた彼女は、全力で叫んだ。
「もふもふしたい!! 可愛い動物たちと戯れたい!! 癒しプリーズ!」
心底から動物好きな彼女にとって、あらゆる生き物と触れあうことが、最大の癒しだったのだ。なんでも異世界には、地球に存在しない様々な生き物がいるらしい。それら人間外の生き物に好かれる属性をもらい、これまで味わえなかったもふもふが可能なんだー! と大喜びで逝くことにした彼女だったが……次に気がついたときには、生後10日目の赤ん坊になっていた。
おーい、神様、赤ちゃんからなんて聞いてないよーー?
公爵にしてガシェ王国宰相オスフェ家の末娘、ネフェルティマとして産まれ直した彼女は、与えられた使命などどこ吹く風。ハイスペックな家族から溺愛され、鬼畜な王子様にも気に入られ、騎乗用の獣を操る騎獣隊の面々からは複雑な視線を向けられつつ、出会う生き物ことごとくを力一杯もふりたおしてゆくのだった。

異世界転生FT、連載中。今のところはほのぼの、かな?
まだ主人公が幼児。ほぼ一方的に守られ愛されている段階なので、今後の展開がどうなってくるかがキーなんじゃないかと予想中。なにしろ「人間を滅ぼすかどうかを決める」ために転生したわけですし、いくら本人がのほほんとしていても、いずれは重要な決断を強いられる展開に……なる、よね?
なんだか黒い目の色が異世界文化的に不吉らしいとか、周辺貴族達の思惑とか、いろいろ薄暗い部分がありそうなものの、基本的に主役の一人称なので、なかなかそのあたりが描写されません。たまに挟まっている、別視点の温度差が頼りです。 ってかグウェンなんかは、まだ誕生パーティーに招かれるほど打ち解けてないと思うんだけどな……?
転生した理由という根本前提に盛大なつっこみどころがあるうえ、作者さんが『推敲が一番苦手』とおっしゃってるあたり、読者としては微妙に不安が残ったり……
No.4395 (読書)


 2012年12月09日の読書
2012年12月09日(Sun) 
本日の初読図書:
407284084X理想のヒモ生活 2 (ヒーロー文庫)
渡辺 恒彦 文倉 十
主婦の友社 2012-11-30

by G-Tools
異世界で女王様のヒモになりました第二段。
WEB版での第一部こと一年目までが収録されてます。あと前巻に引き続き、侍女三人組の番外編を書き下ろし。
他にも細かいところを書き足されていて、物語に深みが出ているように感じられました。あ、プジョル兄妹の裏でのやりとりは削られてたかな?
善次郎が対外的にも顔を出すようになり、じょじょに勤勉な日本人気質が発揮されてきて楽しいところ。評価基準の厳しいファビオ秘書官にも認められているのを見ると、読んでいる方もにやりとしてしまいますね。
個人的には善次郎が「王家を代表してと紹介されたのを、すぐにその場で訂正した」あたりのエピソードを、伝聞だけではなくきちんと書き表されていたのが格好良かったです。威圧的に声を荒げる善次郎なんて、とってもレアvv そして妻のために必死で演じる、駄目男っぷりが逆に素敵vv
お互いに「嫁さん」「婿さん」って呼び合ってるのも、なんだか和みました。お前ら仮にもロイヤル夫婦やろ(笑)
そしてカラー口絵にはプジョル将軍兄妹が出たことで、イメージもまた広がりました。次はぜひファビオ秘書官が欲しいところでしょうか。あとできればもうちょっと背景を(以下自粛)
……しかしWEBで公開済みのストックがもう少ないので、3巻目がいつ出るのかが気になりますなあ。1〜2巻の間をもう少し開けても良かったのに、続けて出しちゃうんですもの。これじゃあ3巻目も早く読みたくなるのが人情というものですよねえ?
No.4387 (読書)


 2012年12月07日の読書
2012年12月07日(Fri) 
本日の初読図書:
4048708244ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキー・メディアワークス 2011-10-25

by G-Tools
かつてせどり屋の志田との間に窃盗騒ぎを起こした奈緒は、その後いい関係を築いているらしい。ビブリア古書堂にもちょくちょく顔を出し、読書の楽しみに目覚めているようだ。そんな彼女が中学生の妹が書いたという、読書感想文を持ち込んできた。その内容が過激だと学校で問題視され、両親がうるさくなっているという。なんとか両親をなだめられないかと相談する奈緒に、栞子は微妙な反応を見せるのだが ―― 「アントニイ・バージェス 時計仕掛けのオレンジ」
大輔の過去の恋人、晶穂。久しぶりに再会した彼女は、父の遺品となる蔵書の買い取りを依頼してきた。お互い深く踏み込むことのないまま別れてしまった彼女の家庭環境を、友人関係に戻ったいまになって、大輔は知ることとなる。そして素直になりきれなかった不器用な親子の絆を、その蔵書から栞子が読み解いてゆく ―― 「福田定一 名言随筆 サラリーマン」
古本の買い取りを箱単位で持ち込んできた男は、査定の途中で姿を消してしまった。放置された本を返却するべく、栞子は店に残された本を手がかりとして男の住まいを突き止める。そうしてアパートの一室に訪れた二人を、男は歓喜して出迎えた。彼は告げる。話があるのだと。
「あなたのお母さんのことです」
それは十年前に失踪した、栞子の母について語るものだった ―― 「足塚不二雄 UTOPIA 最後の世界大戦」

1月からドラマ放送との情報を聞いて、積読から引っぱり出してきました。
相変わらず短編集の皮を被りつつ、1冊を貫く大筋があります。今回のキーワードは栞子さんの母親。
1巻目ではほぼ触れられていなかった彼女は、栞子さんを上回る本への知識と洞察力を持っており、蔵書を見れば持ち主の人柄から生活環境、家族構成まで見抜けるという、もはやプロファイラーの域に達していたとのこと。栞子さんとは見た目も瓜二つで、彼女に古書についてを叩き込んだ師匠でもあるそうで。
……しかし一方で、栞子さんは母について屈託というか、はっきりとしたマイナス感情を持っているらしく。十年前の失踪にあたり、なにやら複雑な事情のあったことがほのめかされているものの、まだ詳しいところは謎のままです。……くぅっ、これは3巻も買うしかないじゃないか!
っていうか、ドラマの情報を見る限り、話のメインはその母親まわりになるみたいですね? 栞子さんは別に入院とかしてないみたいですし、足も悪くなさそう。いきなり1巻の根底を全消去?? それはそれで複雑だなあ。メイン二人はともかく、志田さんのキャスト(高橋克実)は味がありそうで、そのあたりは楽しみなんですが。

あ、あと今回の巻で、栞子さんちにしまい込まれている母親の姿絵が出てくるのですが。その描写がどう見ても1巻の表紙です(笑)
1巻目の表紙、まさかの別人!? とか思うと、それはそれで楽しかったりvv
No.4376 (読書)


 2012年12月06日の読書
2012年12月06日(Thr) 
本日の初読図書:
4800202760魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!? (このライトノベルがすごい! 文庫)
遊馬 足掻 しゅがすく
宝島社 2012-10-09

by G-Tools
以前WEBで期間限定公開されていた「英雄ラグナのやんごとなき事情」が改稿の末に受賞、さらに大幅リライトの上で書籍化されたものです。幸いにも公開中に読むことができており、その時の感想はこちらに書いていたのですが。
むむむむむ……
出だしを要約すると、↑の記事で書いたものとほぼ変わりないので、そこは省略。
ただ二章目以降からの展開が大きく変わっています。新キャラも何人か登場。それ自体は良いんです。むしろそれを目的に購入したので望むところだったんですが。
ただなあ……
途中展開はおもしろかったです。確かに、以前はいろいろ寄り道しすぎでとっちらかり気味だったストーリーがすっきりと判りやすくなっているし、WEB版ではモブの一人に過ぎなかったシエテが重要キャラになっていて、後半の展開を盛り上げてくれてます。
大切なのは肉体的な強さ弱さではなく、人との繋がりこそというメッセージ。努力すればするほど裏目に出ていく活動の中で、敵となる人々も多いけれど、それでも少しずつ育まれていく貴重な友情。
ラストのオチもお約束的展開が計算されていて、このまま終わっても良いし、続刊も見込めるし、と。
1冊の本としての完成度は、はっきり上がっているでしょう。

だが、しかし!
あえて言おう。私は改稿前のWEB版のラストが好きだったんだ!!
英雄になりそこねた青年ラグナと、堕紳士トリックスターロキ。
この二人が最後に見せた、あのラストに私は非常な衝撃を受けたのですYO!
「ああ、作者さんってば北欧神話テイストな名前が好きなんだなあ(笑)」とか思っていたら、そこにそう繋げるとは! というあの感動。
実はすべての黒幕が……だったと判明した時のしらけっぷりとかも、実に「らしく」ってvv
それが! すべてっ! 別展開に _| ̄|○

よく読んでみると、『精霊百選』をシエテに渡したのが誰なのか明らかになっていなかったり、ラグナに精霊を封じた相手も不明なままと、明らかに続刊を意識した作りになっているので、まだ希望はある訳ですが。
ロキの正体も謎のまんまですし……続き、出るよ、ね?
ぜひあの感動を、WEB版を御存知ない方にも味わって欲しいところです。

あとはぶっちゃけた話、本当にこれは超個人的な好みのことなんですが……イラストが(泣)
確かに私が脳内展開していたのはあくまで私個人のイメージなんだし、作者様はいたく気に入ってらっしゃるようなので、いち読者が文句をつける筋合いではないんでしょうが。
正直、WEB版を読んでいなかったら、表紙だけでまわれ右してました。
中身のイラストも以下同文。
萌え系好きな人には、これがたまらんのかもしれませんが、スマン私には無理だ。なによりロキが若すぎるキラキラしすぎる。そして各キャラのファッションセンスが(以下略)

書籍化の醍醐味とも言うべきイラストが好みに合わなかったので、かなりしょぼんなのでした……
No.4375 (読書)


 2012年12月04日の読書
2012年12月04日(Tue) 
本日の初読図書:
4488413145もろこし桃花幻 (創元推理文庫)
秋梨 惟喬
東京創元社 2012-03-10

by G-Tools
元代末期。力を失っていく王朝に見切りをつけた文士 陶華は、科挙の受験を取りやめて、故郷の成都へ戻るべく旅をしていた。しかし巷には食い詰めた流賊が満ちあふれており、世間知らずの陶華の旅はなかなかはかどらない。路銀は残り少なくなってきたし、いつの間にか付き人ともはぐれてしまった。
そんな彼がたどり着いたのは、城塞都市渓陵城の近くにある小さな農村、桃渓村だった。渓陵城は現在、三万を越す流賊に包囲されており、籠城戦のただ中にある。顔軍師の活躍により半年の長きにわたって防衛が続けられ、攻める流賊はじょじょに余裕をなくしつつあった。そんな状況で、飢えた流賊に略奪されることを恐れたのか、桃渓村には食料どころか人っ子一人残ってはいなかった。
しかたなく空き家で手持ちの食料と共に夜露をしのごうとした陶華だったが、煮炊きの煙と明かりに誘われたようで、次々と人が現れる。愛らしい女道士 杏霙に、二人連れの老行者 施檜と孫吉。賊に襲われていたところを行者たちが助けたという、近在の村の女の子 小蘭。さらにはその生き残りと思しき賊達に追われながら、商人 柴七郎と医者 呂九叔と用心棒 林丙の三人まで転がり込んでくる。
異様なほど腕の立つ行者達と女道士によって、賊達はあっという間に倒されたが、まだその仲間が追ってくるかもしれない。そこで一同は場所を移すべく近くの川にあった小船に乗り、流れを遡っていった。するとその先にあったのは、さながら陶淵明の書く『桃花源記』を思わせる、美しくのどかな桃源郷のごとき村。
なんでも桃渓村の人々が、有事の際に避難するためひそかに作っていたというその場所は、岩山に穿たれた洞窟を唯一の出入口とし、周囲を高い岸壁に囲まれた隠れ里であった。
他の場所に繋がる道もないので、一同はしばしその村で身を隠し、賊をやりすごすことに決める。
しかし翌朝、彼らの世話係となっていた青年が、殺され首を切断されているのが発見された。平和な村に部外者が現れた途端、発生した残虐な殺人事件。村人達が浮き足立ち、一同が互いに疑心暗鬼になるなか、今度は立て続けに、女子供も含めた十五人もの人間が殺されているのが見つかって ――

中国武侠ミステリー。シリーズ三作目は嵐の山荘的な長編作品です。
まあ長編とは言っても 260 ページほどなので、中編と称しても良いかもしれませんが。
これまでのお話だと、長めだった二本は「おもしろいけれど途中ちょっとだれる」という印象があったんですが、今回はかなりサクサクと読み終わっちゃいました。
登場人物が多く、しかもそのほとんどが素性を隠しているので混乱するかと思ったら、そのあたりも意外と判りやすく。
ふふふ、それにしても「誰が犯人なのか」「誰が銀牌を持っているのか」というポイントが、誰であってもおかしくないというか、誰であってもストーリー的においしいと思える展開で、読んでいていろいろ想像を巡らせてみるのが楽しかったです。
既に三度目の登場となる顔軍師と爺が現役時代なのだから、銀牌侠はやっぱりあの人だろうかと思いつつ、いやしかしそれじゃあストレートすぎるか。あの子が犯人だとおもしろいけれど、前回も子供がキーだったからそれはないだろうか、などなど。
それにしても今回の一番びっくりは、やはりなんと言っても大行者でしたね!
なんかいろいろ思わせぶりだけど、中国文学詳しくないからきっと知らない人だろうと思っていたら、よもやまさかのあの人とはvv 戒刀っていったい誰の形見だったんだろう……?? やっぱりこれは、水滸伝ちゃんと読み返さなきゃ駄目かなあ。個人的に梁山泊が朝廷に帰順した後は、展開が悲しくて読むの辛いんですが……
それはさておき。
最終的には、弟子がまだまだ未熟なのが微笑ましかったですね。
ちょっとデウス・エクス・マキナ的な感じで、お師匠さんの一人勝ちっぽいところでしたけど、これはこれで「後に銀牌侠となる人物にも、未熟な時代があった」という感じでおもしろかったかと。
陶華さんのその後もなかなか意外で。卵が先か鷄が先か、考え出すとこれまた楽しかったりvv

ああそれにしても、今回も後書きで興味深げな記述が……前の巻で触れられていた「幻陽と小八の十五年後」も気になるというのに、「あの人の子供時代(あるいは老後)」とか「スピンオフキャラクターを主人公に」とか「意外な時代、意外な場所で展開」なんて、そんなこと書かれたら待ちきれないじゃないですか〜〜〜《o(><)o》
……って、続き、図書館に入るよ、ね……?(心配)

追記:
戒刀二刀流は、検索してみた感じ武松さんっぽい。しかしやっぱり原典を読み返した方が良いのか。いっそ北方謙三版を読んでみるというのも手だけれど、それぞれの死に様とかが、ずいぶん改変されてるらしいしなあ(悩)
No.4373 (読書)


 2012年12月02日の読書
2012年12月02日(Sun) 
本日の初読図書:
「ヤクザな退魔(小説家になろう)」〜第壱話 まがつ鯉 三
 http://ncode.syosetu.com/n2302bl/

比嘉笙矢34歳、東京都民、職業ヤクザ。
指定暴力団関東門倉会の二次団体 黒澤組にて十五年を過ごし、オヤジ、若頭、本部長につぐナンバー4の立場にいるはずなのだが……その立場はあくまで平組員。幹部に昇格することもなく、毎日のように上からはどつきまわされ、下っ端たちからは敬語を使われつつも微妙に舐められている、そんな男である。
なぜなら笙矢は、どこまでもものぐさだった。口癖は「めんどくせー」。時として息をすることさえもめんどくさがり、365日のうち250日くらいは仕事もせず、事務所のソファでただ寝ている。おまけにケンカも弱ければ、顔にも体格にも迫力などまるでなく。要するに、たとえヤクザでなかったとしても、まったくの役立たずなのだ。
そんな笙矢がどうして追い出されも愛想を尽かされもせず、面白いやつだと一目置かれているのか。そこにはひとつの理由があった。
なんと彼にはまほうがつかえたのだ。
わけのわからない呪文を使って鯉みたいな魔物を呼び、幽霊や妖怪を退治できるのである。
パンパン、と。
柏手打って、鯉を呼ぶ。
「天津神、国津神、八百萬の神達共に聞食せと畏み畏み申す!」
「『喰っとけ! メシだ!』」
謎の化け鯉を足下の影に飼い、祝詞を口ずさむ暴力団員。
今日も彼は組長が購入したいわくつきの欠陥不動産を、高く転売するため、めんどくさがりながらも余計な『もの』を『掃除』するのだった。

モロクっちこと諸口正巳さんが、自サイトで公開されている短編連作(未完)を長編に書き直されたもの。ジャンルは「脱力系ホラー」。
なんでも書籍化の話が流れてしまい、せっかくだからできあがっていた本文を「小説家になろう!」で無料公開されるとのこと。活動報告によれば「全体で14万5千字程度」「毎週土曜、1万字程度」「2ヶ月〜3ヶ月程度の連載期間」だそうです。
個人的に、諸口作品で一番好きなのがこのシリーズなんですよね。なにより欝じゃない(※今のところ)。

それにしても、柏手 → 手を打つ → 鯉が来る → 鯉は悪食 → 悪霊喰わせとけ、というその発想の流れがたまりません。
でもって、ヤクザであっても柄が悪くても、心の底から神職である笙矢が大好きです。
脇を固めるキャラクターもそれぞれ魅力的。ほとんど人間やめてる本部長とか、渋格好良い若頭、最高です。
焼き直しにあたって、さらにキャラが増えたようで、そちらの活躍も楽しみだなvv

なお、短編連作だった旧バージョンもサイトから下ろされないそうですので、興味がおありの方は、試しにそちらを読んでみるのもいいかもしれません。

■旧ヤクザな退魔
 http://molock.sakura.ne.jp/koi/top.htm

こちらは書き直し版に比べるとかなり文章がライトで、一話一話も短く、さらりと読むのに向いているんじゃないかと。
ある意味ライトさが薄れたのは、良し悪しって気もしないでもなく。
あと「スコーピオン」に本部長と笙矢が登場していると聞いて、そちらもチェックしなおさねばとかとか。
No.4365 (読書)


 2012年12月01日の読書
2012年12月01日(Sat) 
本日の初読図書:
4072871605竜殺しの過ごす日々 3 (ヒーロー文庫)
赤雪 トナ 碧 風羽
主婦の友社 2012-11-30

by G-Tools
今回の表紙はナガレさん。ちょっと意表をつかれました。いや確かにこの話展開で見栄えする女性キャラって言うと、どうしても彼女になるんでしょうけどね。4巻目はやっぱり歌姫かなあ? 本命ヒロインはむしろエリスっぽいのに。いっそ彼女は、最終巻まで持ち越すんだろうか。
……それにしても相変わらず、本文以外の部分でもにょる出来です(苦笑)
今回は神域でコーホックに逢う〜誘拐事件の解決〜ルビダシア家で交流&手合わせ〜武闘大会出場〜帰りの道中で一仕事しつつ、気がついたら一人エゼンビア大陸に、というところで以下続くという収録内容なんですが。
以下はWEB版の内容を知ってること前提な愚痴が多いので、要反転。

内部のあおりはまだしも、帯のコピーとか表紙のあらすじは相変わらず本文と食い違いまくり。『「竜殺し」と恐れられる少年』って、その称号知ってる人間はごくわずかだし、知ってる人も知らない人も、誰一人幸助を恐れてはいないと思うんだけど……『闘い続ける』って、雑務系依頼ばかり受けてますが? あとは模擬試合と、本人は完全に遊んでる武闘大会くらいだろう?? 『金策から誘拐事件へと発展』って、そもそも誘拐事件を解決するための金策じゃん!? などなど、編集は本当に本文を読んでいるのかとモノ申したく。
あと前巻で文句をつけた地図は、再び消えてました。うん、本文と食い違ってる地図はむしろいらん。そのぶんモノクロイラスト増えてたのは素直に嬉しかったですが。
……初めてイラスト化された男性キャラが、ゲンオウさん(あとモブ)なのは驚いたけどvv ってかゲンオウさんとシズクって赤毛だったのね。普通に黒髪黒目だと思ってました。このあたりの細かい描写が増えた&イラストで判りやすくなったのは、書籍化でのありがたいところ。
今回の書き下ろしは、旅の途中での温泉エピソードでした。スコップ1本で400mの縦穴掘っちゃう幸助はさすがですvv

ところで本文で思い切り「仮面ラ●ダー」の名前出してたけど、良いんでしょうかね。前の巻とか挿絵では、一応架空のヒーロー扱いになってたのに。挿絵にはない赤いマフラーまでたなびかせてるあたり、本当に編集側の校正が甘いなあ……

……って、文句つけまくってるようですが、おもしろいし好きなんですよ、この作品。定価でリアルタイム購入して、積まずに即読みするぐらいには。
それだけに、作者さんに責任のない部分でのあれこれが目に付きすぎて、本当にもったいなさすぎると思うのです。
そもそもこの作品は、ネット上に氾濫している『異世界落ちものチートで俺TUEEEひゃっはー!』に食傷した人が、お約束をはずしてくる毛色の変わった部分を楽しむタイプだと思うのです。なのでこれを新レーベル立ち上げにもってくるのが、まず間違いなんじゃないかとか。
さらに言うなら新レーベル立ち上げて三ヶ月も経つのに、まだ二作しかも基本オンライン小説を改訂再録したものしか発行してないって、やる気なさすぎじゃないか、出版社??
No.4362 (読書)


 2012年11月29日の読書
2012年11月29日(Thr) 
本日の初読図書:
「異世界居酒屋「のぶ」(小説家になろう)」〜しのぶちゃんの特製ナポリタン(後篇)
 http://ncode.syosetu.com/n9773bj/

石造りの古都の路地裏に、一風変わった店があった。漆喰と木で作られ、屋根は帝都で流行りのスレート葺きなのか、妙に波打っていて不思議な趣がある。大きな木の一枚板に、異国の文字とやらで書かれているのは、“居酒屋ノブ”の店名。
マスターはノブ・タイショーという。黒髪をほとんど爪の先ほどの短さで刈り揃え、独特の服装をした、おそらくは辺境の民だ。
出される料理は日によって変わる。だがそれがとてつもなく旨い。
客は席についてまず最初に“トリアエズナマ”と“オトーシ”を注文する。
冷えたエールという、よそではまず見ない“トリアエズナマ”を一度口にしたならば、いままで飲んでいたものなど牛の小便にしか思えなくなる。
給仕の女性もまたただ者ではない。黒い髪に黒い瞳に肉感的な身体。しかし黒髪を後ろにまとめ、白い三角巾を被った姿は、なんともエキゾチックで、少しもいやらしさを感じさせない。働き者の彼女は、日が落ちた危険な時間帯でもためらわず“百円スーパー”とやらへ食材を仕入れに行くし、タイショーがいないときは“ナポリタン”という素晴らしいパスタも作ってくれる。
これはそんな不思議な居酒屋を巡る、小さな物語たちである。

たまたまたどり着いたら、なんか書籍化作品もお持ちの作者さんが、気分転換に書いているお話だそうです。道理でおもしろい。
……ただ最新前後編が、何故か早々に削除されてしまっているそうで残念無念。
とりあえず、熱々サクサクの鳥の唐揚げ食べたくなりましたvv もちろんレモンを絞って(笑)
まだなんで居酒屋が異世界に出店してるのかとか、そのシステムやタイショーたちの背景が明らかになっていないので、今後に期待です。
No.4358 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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