よしなしことを、日々徒然に……



 2013年01月21日の読書
2013年01月21日(Mon) 
本日の初読図書:
4001145324三国志〈上〉 (岩波少年文庫)
羅 貫中 小川 環樹
岩波書店 2000-11-17

by G-Tools
最初に読みかけて挫折した、児童向け全三巻の1冊目。返却日を明日に控えて、ぎりぎりでなんとか読了。
今回は気にかければいい人間と地名などがなんとなーく頭に入っていたので、どうにか最後まで読み通せました。この巻は有名な孔明出馬のエピソード『三顧の礼』までを収録。柴錬版だと中巻の終盤までの文庫1000ページ近くが、大きい活字&ひらがな多用にも関わらず300ページほどで語られています。……しかも前書きによれば、基本的な本筋はちゃんと拾ってあるそうで。それはもう、どれだけシンプルな文章になっているかは、おして知るべし。なんだか粗筋を読んでいる気分で、各キャラクターの個性とかが全然頭に入ってくれませんでした(−ー;)
それでもスタンダードな『三国志演義』の知識を、要点を押さえて仕入れられるのは助かります。これはちゃんとした知識を持っている人が、「あそこどうだったっけ?」と確認したり、雰囲気を思い出しながら楽しむのに使うと、便利なんじゃないでしょうか。

とりあえず、ざっと気に留まった、柴錬版とこの『演義』の違いはというと、

・三人の出会いは柴錬版の方がドラマチック。ただし柴錬版には『桃園の誓い』がなく、演義では「兄上」呼びしているのが「わが君」になっている。
・演義だと聡明で、義父のために身体を張って呂布と薫卓の仲を裂いた王允の義娘が、柴錬版だと単に思慮が浅くて器の小さい悪女になっている。
・呂布が矛を射て劉備と袁術を和解させるエピソードが、柴錬版にはない。
・演義では孔明と曹操が事前に出会ったりしないので、曹操が首の代わりに髪を切るシーンも普通に格好良い。
・張飛が策略の一環として半殺しにした一兵卒は、演義によるといちおう悪い奴だった。
・袁術、袁紹などの死に様が微妙に違い、柴錬版の方が格好良い。でも呂布の最期は演義の方がちょっとマシ。
・医師吉平のエピソードが、柴錬版だと全削除。
・趙雲が裴元紹を殺しちゃったのは、裴元紹の自業自得(待機中に馬泥棒をしようとした)だったらしい。
・孫策の死に様は、演義だともっと妖術っぽいものが関わっていた模様。
・袁氏兄弟の末路に関わる戦争まわりは、柴錬版ではざっくり解説のみ。
・柴錬版では徐庶が母の手紙を偽物だと見抜きつつ、あえて助けに行っているが、演義では完全に騙されている。

とまあそんな感じで、基本的に演義の方では妖術などの超常現象が当時の常識として普通に語られ、柴錬版の方が現代に合わせて科学的考察を重視。そして半ば当然ながら、柴錬版の方は作者の好みにより場面の取捨選択&キャラクターの英雄化が激しいといった感じでしょうか。
でも少なくとも今のところは、基本的な流れに差はありません。うん、まずは良い小説から入ることができたのかな?

この岩波版は、たぶん中巻で赤壁メインに語り、下巻では世代交代後に孔明さんががんばるあたりをやるのでしょうか。
……とりあえず中巻ぐらいまでは借りてみるべきか……(悩)
No.4488 (読書)


 2013年01月18日の読書
2013年01月18日(Fri) 
本日の初読図書:
4061312812英雄ここにあり―三国志 (下) (講談社文庫)
柴田 錬三郎
講談社 1975-06

by G-Tools
読ーみーおーわったーーー!!
去年の終わりから読み始めて三週間あまりでしょうか。
足掛け二年(笑)、ようやく全三巻を読み切りました。
長かった……そして壮大だった!
これまで教養として、概要だけでも押さえておきたいと思って幾星霜。吉川版もアニメも児童向けも途中で挫折し、この柴錬版でやっとひととおり読むことができました。
……演義に比べてどれだけアレンジが入っているのかは判りませんが、って言うかぶっちゃけ、あきらかに途中でぶったぎられているのですが。それでもだいたいの流れは押さえられたんじゃないでしょうか。
この下巻に収録されているのは、赤壁の戦い〜三国の鼎立〜英雄達の死〜出師の表まで。
はい、曹操や関羽・張飛・劉備が死したのち、孔明が魏に対して戦いを挑むべく出立する場面で、本編は終了してしまうのです。その後の流れは、作者の筆によってダイジェスト的に語られています。
なんでも作者様いわく、この孔明の「出師の表」を書きたいがために、この全三巻をものにされたとのこと。故に最初からその場面で終わることは決められていたそうで。副題「英雄ここにあり」の「英雄」とは、実に死を覚悟して最後の戦いへと旅立つ、この孔明のことに他ならなかったのだ、と。
いやあ……その構成力に脱帽です(ため息)
読み終わったあと、思わず表紙のタイトルを眺めて、しみじみと感じ入ってしまいました。
柴錬は、本当に孔明が好きだったんだなあと、全三巻を読み終わって思います。二巻と三巻の表紙、逆にした方が良かったんじゃないの? と疑問に感じるぐらい。

とにかく孔明が蜀に身を投じてからは、物語の雰囲気ががらっと一変します。
それまでは連戦連敗。とにかく迷走するしかなかった劉備陣営が、この下巻では蜀を建国するため荊州から益洲へ移動するだけです。
とにかく孔明の神算鬼謀がすさまじく、立てた計画、読んだ趨勢はことごとく外しません。もうね、周瑜が気の毒なぐらい。完全に孔明の引き立て役と化してますもの。まさしく孔明無双。

これまでなんとなく聞きかじってきた名シーン・名エピソードも、これでもかと言うほど詰め込まれています。
赤壁関連だけでも、一晩で十万の矢を得る策略とか、連環の計とか、黄蓋がわざと百叩きの刑を受けて偽りの投降をするとか、周瑜の喀血死とか。あ、孔明が妖術をもって南東の風を吹かせるエピソードは、地元の漁夫にあらかじめ天候を予測させておいて、それっぽく儀式を行ってみせただけになってました(笑) こっちの方が現代の人間としては馴染みやすいですね。

残念だったのは「泣いて馬謖を斬る」と「死せる孔明、生ける仲達を走らす」がダイジェストの方に含まれていて、詳しくは判らなかったこと。
……でも、それらが入っていそうな続編「英雄・生きるべきか死すべきか」を読むのは、さすがに今はちょっとしんどいなあ(苦笑)<上下巻各700ページある

そんなこんなで、下巻はかなり蜀が格好良い感じで話が進むのですけれど、それでも残り100ページぐらいからは暗雲が立ちこめてゆきます。まずは関羽の戦死を皮切りに、曹操が病死し、張飛は部下に暗殺され、劉備もまた戦中に病死。
残された孔明は関羽・張飛の遺児や超子竜らと共に劉備の子を助け蜀を維持しようとするも、劉備の子は凡愚。やがて同じく代替わりした魏によってじわじわと追いつめられ……といった感じで、物語初期からのキャラクターが次々と死んでいくのが切ないです。
特に関羽の死に様が……っていうか、関羽以外は(苦笑) 張飛なんて、完全に自業自得だもんなあ(遠い目)
あと劉備、おまえ結局のところ、義兄弟二人以外はどうでも良かったんじゃないかと、小一時間問いつめたく<最期の最期まで国の未来より兵の命より義兄弟の復讐が優先

とりあえず全三巻を読了して思ったことは、他のバージョンはいざ知らず、ことこの柴錬版については、「孔明に感情移入するのは良いけれど、劉備義兄弟(特に劉備と張飛)に肩入れすると、いろいろ裏切られる気がする」でした。
特に劉備は、仁義にこだわってあれだけさまざまな機を逸し、孔明の計略を無駄にし、死者を数十万単位で出しまくってきたくせに、最終的に蜀を手に入れるときは汚い手を使うことを許諾しながら、遺言ではまだ良い子ぶる。まったく節操というか一貫性が感じられません。最期の遺言に至っては、もしあれを孔明が受諾していたら、完全に内乱のもとやぞ(−ー;)

ともあれ、今までなんとなーくイメージしていた「三国志」という物語についての印象が、一新されたことは確かです。
さて、これでやっと「レッドクリフ」が見れるかな?
柴先生、最後まできっちり読み通せる物語をありがとうございました(深々)
No.4483 (読書)


 2013年01月17日の読書
2013年01月17日(Thr) 
本日の初読図書:
「獣医さんのお仕事 in異世界(小説家になろう)」〜庵に招待したくなりました
 http://ncode.syosetu.com/n7442bf/

「夢のまた夢(小説家になろう)」〜第六章 叔父(二)
 http://ncode.syosetu.com/n7420y/

ここ数日に読んだ小説。
とりあえずメモ。
No.4481 (読書)


 2013年01月14日の読書
2013年01月14日(Mon) 
本日の初読図書:
「蒼黒の竜騎士(小説家になろう)」〜18.怒涛の2日間・前編
 http://ncode.syosetu.com/n7535bf/

路上でボール遊びをしていた子供へと、つっこんできた飲酒運転の大型トラック。とっさに飛び出した女子高生 櫻井葵は、気がつくと赤子になっていた。面倒を見てくれているのは、淡い金髪に翡翠色の瞳を持つ綺麗なお姉さんと竜。しかも言葉が地球に存在するどの言語でもないっぽい。
ああ、異世界への転生ですか。そうですか。……って、竜!?
詳しいことはよく判らないが、どうやらこの世界では竜と人間が共存しているらしかった。貴族である母と曾祖父はそれぞれに愛竜というものを持っているし、道行く人々の中にも何人か、竜を連れている人達を見かける。
母の竜は人間と変わらないぐらいのサイズで可愛らしく、葵 ―― 改めリルファローゼことリルの面倒を良く見てくれるが、曾祖父ことガル爺の竜は25mもあろうというラスボス級の戦闘竜である。
父も祖父もやはり竜持ちだったらしいが、彼らは戦争の中で死んでゆき、それぞれの妻も既に亡く、家族は曾祖父と母ばかり。そしてその母もリルが三才の頃に風邪をこじらせ、愛竜と共に死んでしまった。なんでも魂を結んだ人とその愛竜は、生きるも死ぬも一蓮托生なのだという。
そして ―― ある日気がつくと、ガル爺とその愛竜ヴィル爺と共に、田舎の廃屋にいました。
お爺さま、なにかやらかしたんですか? 夜逃げですか?? まあ身になじまないセレブ生活よりもずっと気楽だから良いですけど、と納得していたら、どうやら家出だったそうです。なんでも爵位もなにも全て孫でありリルの叔父にあたるエルトーレンという人物に押しつけて、自分は隠居することにしたのだという。もちろんリルのことも平民として育てる方針なのだそうだ。
そうしてリルの平和な田舎生活は始まった。後には忠実な執事夫婦も追いかけてきて、老人三人+幼児一人+老竜一匹の五人(?)暮らし。
ガル爺もヴィル爺も非常にたくさん食べるし執事夫婦も老齢なので、いくら財産があると言っても先々が心配です。なので将来は商会を立ち上げようかと思い立ってみた。幸いこの村には米と味噌と醤油があったが、まだまだこの国では知名度が低いらしい。ここは元日本人として、それらの価値を伝道することこそ私の使命だ! と考えたリルは、こつこつと身体を鍛えつつ、薬草を集めたり獣を狩ったりして、商会設立資金を貯めていった。
村の子供達とも仲良くなって、遊びを通して護身術の基礎を教えたり、四則演算を学ばせて、将来の商会スタッフとして教育してゆく。
竜との契約の儀式? 竜と結んだら兵隊として強制的に国に奉仕しなければならないそうなので、そんなものは却下です。っていうか、ガル爺がリルを平民として育ててくれたのも、そこらへんで苦労をさせたくないと言う親心だったからというし。
そんなこんなで、リルももう14歳。将来のスタッフとして育てていた有能な友人の何人かは、竜と結んで村を出てしまったが、彼女は着々と将来に向けて計画を進めていた。
それなのに、気がつけば大型竜ラスボスが傍らにいます。
目指すは前世で出来なかったおしとやかで可愛い乙女ライフ! だったはずなのに。
……いったいどうしてこうなった??

うっかり読み始めてしまいました。異世界転生で赤子からスタート、これと言ったチートはないけれど、何故か竜に好かれちゃいますバージョン。現在十四歳で、大型竜ラスボスGETだぜ! 以下続く。
転生前に武道を嗜んでいたという、現代女子高生としてはちょっと異色なスペックを持っているので、一人淡々と身体を鍛え、ローティーンにして既に森で猪を狩る@鉈使用なマタギガールと化しております(笑)
母親はもとから身体が弱く、竜と結んでいてさえ早世してしまい、両親も祖父母も既に亡いという薄命な家系の割りに、本人は非常にサバイバリャー。
また最新話近辺で拾っちゃった大型竜が、微妙にアホの子っぽくて、読んでいて非常に和みます。
これからが楽しくなってきそうなので、続きを楽しみに待つとしましょうかね♪
先に竜騎兵の訓練受けるため都会に行っちゃった友人達との、再会も楽しみだなあ。そのあたりは是非別視点で読んでみたいところです。ふふふふふ。
No.4473 (読書)


 2013年01月11日の読書
2013年01月11日(Fri) 
本日の初読図書:
4061312804英雄ここにあり―三国志 (中) (講談社文庫)
柴田 錬三郎
講談社 1975-06

by G-Tools
……ようやくここまでたどり着いたか、な中巻読了。
中巻400ページ目にしてやっと、孔明さんが劉備のもとに参じました。な、長かった……そして物語は(おそらく)「赤壁」に向けて、着々と準備を進めてゆく場面で以下最終巻へ。

今回の見どころは、なんと言っても「関羽千里行」でしょう!
私は寡聞にして知らなかったのですが、三国志の中では有名エピソードらしいですね。

関羽、あんた単なる「一見偉そうに見えるだけの髭親父」じゃなかったんだ。

……いや、酷い言いようだとは思いますが、ほんとそんな感じで(苦笑)
とにかく劉備主従は、「人徳によって誰かの守護下に入る」→「土地を与えられる」→「張飛が馬鹿をやる」→「関羽フォローしきれず」→「惨敗し土地を失って落ちのびる」のエンドレスで。もうおまえら、少しは進歩しろよともの申したく。 地図を片手に読んでいると、劉備陣営の中国全土を股にかけた迷走ぶりに眩暈がしそうです(−ー;)
今回も張飛がむざむざと敵の罠にはまり、劉備は自分の立場もわきまえず自らそれを助けに行って、あえなく敗走。張飛ともども行方不明。
ただ一人残された関羽は、主人から託されたその妻子を守るべく、曹操の捕虜となり許都で虜囚の身に。勇猛な武将である関羽を配下に加えようとする曹操から、金銀財宝やら高い地位を贈られるも、それらすべてに見向きもせず、しかし怒りを買って切り捨てられぬよう、文字通り決死のバランス感覚で過ごすこと一年あまり。
ようやく劉備の消息が知れるや、すべての財物を目録付きで置き残して、妻子を護衛しつつ千里を越えて劉備の元へとひた走る……くぅぅっ、格好いいじゃないか! 今までが今までだけに(爆)

それを見送る曹操がまた粋なんだ……どんな金銀財宝や弁舌を尽くそうとも、ついに関羽の志を移すこと叶わず。天下に比肩する者なき義士よ! と、わざわざ馬を駆って路銀を渡しに行き、なお受け取ってもらえぬずとも余の徳が薄きゆえと反省し、せめて一枚の衣服を贈る。そうして馬上から見送るその後ろ姿の佇まい、さすがは曹操!

……それに引き比べ、張飛よ……劉備や関羽と「死ぬときは同じ」とか誓っておきながら、劉備が生死不明の一年間、やってたのは山賊の親玉か……(−ー;)
そもそも張飛がたまに頭使ったと思ったら、何の罪もない一平卒を片目潰れるほどボコボコにしまくって、嘘の情報を持たせて敵に寝返らせるって……しかもその成功を「我が策略はどうだ」と胸張って誇るって、それが仁義を売りにした陣営のやることかと。いやもう、さすがは中国クォリティ。兵隊の命などゴミのようだヽ(´〜`)/

そして孫策よ……前回「今後が非常に楽しみ」と書いた、私の言葉を返せ。まさかよもやのその最期って……(遠い目)

孔明が味方についてからも、相変わらず劉備さんは「民達を見捨てることはできぬ」と無茶を言っては、折角の策を無駄にして結局民達もろとも壊滅の憂き目を見たりとか。ちょっとはマシかと思えた超雲子竜は超雲子竜で、かの有名な子供を懐に入れての一騎駆けが、実は自分のうっかりで敵陣に取り残された子供を助けに行った(しかも母親はそのせいで死亡)んだとか、もうつっこみどころが満載。
孔明よ……ほんとに、ほんっとーにこの陣営について、悔いはないのか??

三国志って、ええと正史じゃなく演義?って、本当にこういうお話なんでしょうか。どこまでが柴錬の脚色なのかがよく判らないので、いまひとつあれなんですが。
まあ、お話としては非常におもしろいですよ? むしろそれだけ惹き込まれるが故に、いっそう苛立ちがつのるというか。
まあそれは、どの陣営に感情移入するかにもよるんでしょうけど。
……私が昔に挫折したのは、劉備よりで読んでいたからかもしれません。今はどっちかというと曹操よりです。この人はかなり初期から思想にもキャラクターにもブレがないので、安心して読めるというか。

ちょうど今日、BSプレミアムで曹操をメインにしたドキュメンタリーを見たんですけど、近年では中国でも曹操のことを見直す動きがあるらしいです。ラストの展開を考えても、やっぱり曹操よりで読む方が精神衛生上良いかも……?
No.4462 (読書)


 2013年01月08日の読書
2013年01月08日(Tue) 
本日の初読図書:
4160091172鬼平犯科帳 (17) (文春時代コミックス)
さいとう たかを 池波 正太郎
文藝春秋情報出版 1996-12

by G-Tools
4160091253鬼平犯科帳 (25) (文春時代コミックス)
さいとう たかを 池波 正太郎
文藝春秋情報出版 1998-06

by G-Tools
録画しておいた「泥鰌の和助始末」を見て原作を読み返したくなったものの、せっかくなら読んでいないバージョンをということで、マンガ版にしてみました。ありがとう、地元図書館vv
ネットで調べたところ、泥鰌〜は25巻に収録とのこと。そして以前に16巻までは読んでいたので、ついでだから17巻も借り出してみたりとか。

収録作は、
17巻→「泣き味噌屋」「高杉道場・三羽烏」「白まむし」
25巻→「泥鰌の和助始末」「一本眉」

どれもほのかに記憶にはあるけれど、こんな話だったっけ……? と思ってしまうのは、すっかり内容を忘れているからか、それともそれなりにアレンジされているのか。
メイン目的だった泥鰌〜は、ドラマとだいぶ内容が違いました。っていうか、ドラマの方がより泣ける感じ?
ドラマでは和助が一人で鬼平の恩人と裏の顔がある大工を兼ねつつ、実働部隊として雇った盗賊や面倒見ている若者に裏切られるエピソードが盛られ、ラストいまわの際の和助と平蔵さんの交流など、実にしみじみとさせられたものですが。そのへんはまるっとドラマオリジナルアレンジだったようです。
……このマンガ版もまた、あるいはアレンジされているのかもですけれど、こちらでは和助さんと平蔵さんの恩人は別人で、その二人が組んでおつとめをちゃんと成功させておりました。和助は生き残って息子の菩提を弔うし。まあこれはこれでしっかりとおもしろいんですが。
そういえば鬼平の特徴である、ひとつの話で作中時間が平気で半年一年過ぎつつ、それでも「準備を急ぎすぎている」と表現される独特の流れも、ドラマにはあったのにマンガにはありませんでした。ふむ……?

ともあれ25巻は、同じく二時間ドラマになっている「一本眉」も収録されており、なかなか美味しい巻でございました。
17巻はまあ、いつもの雰囲気かな? 息子辰蔵がそこそこ活躍したのと、若い頃の平蔵・左馬コンビが見所といえば見所かと。
No.4457 (読書)


 2013年01月06日の読書
2013年01月06日(Sun) 
本日の初読図書:
4061312790英雄ここにあり―三国志 (上) (講談社文庫)
柴田 錬三郎
講談社 1975-04

by G-Tools
先月の24日から読み始めて、ようやく1冊目を読み終わりました。
……まだ全3巻の1冊目だよ……(遠い目)

ともあれ、柴田錬三郎版三国志です。
読み物としては、確かにおもしろい。本家「三国志演義」にどこまで忠実なのかは判りませんが、今まで途中挫折してきた各バージョンとはかなり趣が違って、心躍らされる描写が次々と出てきます。
なにしろ冒頭一行目からいきなり、

 おどろいたことであった。
 人間が、空から降って来たのである。

ですよ? そりゃもうびっくりして、「なに? なに? どういうこと??」と話に惹き込まれようというものです。

最初はおなじみ劉備主従の出会いから。
ここがまたちょっと意外で、かの有名な「桃園の誓い」シーンがありません。関羽と張飛が元から義兄弟で、いきなり劉備の器量を見初めて押しかけ臣下になるんですよ。なのでこの二人は、常に劉備のことを「わが君」と呼んでいます。
勝手ながら親愛の情を込めた「兄者」呼ばわりされているイメージを持っていたので、そこのところちょっと違和感があったりとか。

そして曹操。
こちらも勝手に悪役のイメージを持っていたんですが、なんだよ格好いいじゃないですか!
なんというか、織田信長っぽいです。男らしさを充分に備えた秀麗な面差しで、子供の頃はならず者を引き連れてヤンチャの限りをしつくし、長じてからは野望を胸にその知略でもって成り上がる。圧倒的なカリスマ性を持った、「治世の能臣、乱世の奸雄」。
逃亡中にかくまってくれた人の家をうっかり勘違いで皆殺しにしたあげく、発覚すると厄介だからと父の代から恩のある家主まで斬り殺して後顧の憂いを断つとか、随所に見える冷酷さがますます信長的な感じ。でも有能な部下は大事にして、換言にも耳を傾ける器量を持ってるところとか素敵vv

さらに意外だったのが孫策です。
この人に関してはほとんど事前知識がなく、「なんか影が薄くって、三国の中でも最初に滅びる国の人」という程度の認識だったんですけど、上巻も残りわずかになったあたりから、いきなり活躍し始めます。戦場でも先頭に立って戦いまくり、出会う豪傑共をばっさばっさと切って落とします。それでいて年は一番若く、その時点でまだ二十歳になったばかり(あとの二人は、概算でも四十いってるはず)。
これは学友の周瑜も含めて、今後が非常に楽しみですなvv

そんな両者にワクワクさせられていると……なんか劉備主従がすごく情けなく見えてきて(−ー;)
関羽はともかく、張飛は完全に脳味噌筋肉。同じような馬鹿を何度も繰り返しては、それが原因で玄徳さんは、居城を捨てて放浪の身になる羽目が再々。
っていうか玄徳のあまりの覇気のなさに、関羽じゃありませんが、見ていて歯噛みしたくなります。正道正道って、それでお腹が膨れるの?? ついてくる一般兵達に対して、もうちょっと責任持とうよ! と思ってしまったり。
……高校生の頃とかに途中挫折したときは、「徳のある人格者なんだなあ」と普通に感心して肩入れしていたのですけれど、この年になるとむしろ自分の野望に正直かつアクティブな、他の二人の方がよっぽど感情移入しやすくなってきたようです。

それにしても覚悟はしていましたが、さすが中国、話のスケールがでかい。そして名前のバリエーションが少ない _| ̄|○
基本的に人の名前が二文字なので、敵にも味方にも同じ名字や読みが氾濫しまくり、本当に親戚だったり縁もゆかりもなかったりするそれらの人々が、ときに同盟しときに敵対し、文字通り昨日の味方は今日の敵状態が続くので、もう誰がどれやらヽ(´〜`)/
なんとか「この袁さんは北西の方に拠点を持ってる人で、この袁さんは南の方の太守」といった感じに場所的な印象で覚えてみようにも、ただでさえ中国は土地勘がないうえにあんまり広すぎて、ネットで地図を探してプリントアウトしてみても、載っていない地名がたくさんあり、位置関係がもう訳ワカメッス。 淮南と江東ってどのあたりよ……寿春と南陽って同じ都市なの??

ともあれ、
上巻ラストは孫策から国璽を手に入れた袁術が、天子を僭称しようと名乗りを上げたあたりまで。
まだ孔明もまともに登場せず、三国は影も形もない状態でこれですから、この先もまだまだ長そうです。
まあ、途中に他の軽い読み物なと挟みながら、ボチボチ進めていきましょうかね……
No.4450 (読書)


  2012年の読了図書
2012年12月31日(Mon) 
「影武者徳川家康」上巻 隆慶一郎
「翼の帰る処」3下巻 妹尾ゆふ子
「クジラの彼」有川浩
「世界記憶コンクール」三木笙子
「ストロベリーナイト」誉田哲也
「人形遣いの影盗み」三木笙子
「影武者徳川家康」中巻 隆慶一郎
「ラブコメ今昔」有川浩
「魔狼、月に吠える―大江戸妖怪かわら版〈6〉」香月日輪
「ファンム・アレース(5)上巻 決戦の地へ 」香月日輪
「ファンム・アレース(5)下巻 戦いの果て」香月日輪
「壱里島奇譚」梶尾真治
「影武者徳川家康」下巻 隆慶一郎
「ガリレオの苦悩」東野圭吾
「吉原御免状」隆慶一郎
「死なない男に恋した少女」空埜一樹
「天使たちの課外活動2 ライジャの靴下」茅田砂胡
「虎よ、虎よ!」アルフレッド・ベスター、中田耕治
「剃刀」志賀直哉(短編)
「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉
「聖女の救済」東野圭吾
「石黒和臣氏の説く、正しい『日本犬』のあり方」吉田珠姫
「妖怪アパートの幽雅な人々」香月日輪
「火星のプリンセス」エドガー・ライス・バローズ、小西宏訳
「モンテ・クリスト伯」前篇 デューマ、三上於菟吉訳
「ゴーストハント6 海からくるもの」小野不由美
「ゴーストハント7 扉を開けて」小野不由美
「火星の女神イサス」エドガー・ライス・バローズ、小西宏訳
「モンテ・クリスト伯」中篇 デューマ、三上於菟吉訳
「犬はどこだ」米澤穂信
「奇談蒐集家」太田忠司
「艶容万年若衆」三上於菟吉(短編)
「セント・メリーのリボン」稲見一良
「騙王」秋目人
「首の姫と首なし騎士」睦月けい
「写楽殺人事件」高橋克彦
「レンズの子ら」E・E・スミス
「県庁おもてなし課」有川浩
「探偵・日暮旅人の探し物」山口幸三郎
「猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち」大山淳子
「月蝕島の魔物」田中芳樹
「レイン〈1〉雨の日に生まれた戦士」吉野匠
「魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿」田中芳樹
「トゥルークの海賊」1巻 茅田砂胡
「仮面教師SJ」3巻 麻城ゆう
「僕とおじいちゃんと魔法の塔」5巻 香月日輪
「三匹のおっさん ふたたび」有川浩
「修羅の刻〈壱〉陸奥円明流外伝」川原正敏
「謎解きはディナーのあとで」2巻 東川篤哉
「もろこし銀侠伝」秋梨惟高
「さくら聖・咲く」畠中恵
「竜殺しの過ごす日々」1巻 赤雪トナ
「ワールド・カスタマイズ・クリエーター」1巻 ヘロー天気
「ひなこまち」畠中恵
「完訳ロビンソン・クルーソー」ダニエル・デフォー、増田義郎訳
「もろこし紅游録」秋梨惟喬
「ワールド・カスタマイズ・クリエーター」2巻 ヘロー天気
「竜殺しの過ごす日々」2巻 赤雪トナ
「パーフェクト・ブルー」宮部 みゆき
「Re:Monster―刺殺から始まる怪物転生記―」1巻 金斬児狐
「理想のヒモ生活」1巻 渡辺恒彦
「ビブリア古書堂の事件手帖」1巻 三上延
「空飛ぶ広報室」有川浩
「心とろかすような―マサの事件簿」宮部みゆき
「竜殺しの過ごす日々」3巻 赤雪トナ
「もろこし桃花幻」秋梨惟喬
「魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!?」遊馬足掻
「ビブリア古書堂の事件手帖」2巻 三上延
「理想のヒモ生活」2巻 渡辺恒彦
「ビブリア古書堂の事件手帖」3巻 三上延
「旅猫リポート」有川浩
「陰陽師 酔月ノ巻」夢枕獏
「アルテミス・ファウル―妖精の身代金」オーエン・コルファー
「祝もものき事務所」3巻 茅田砂胡


「後の巌窟王(近代デジタルライブラリー)」アレクサンドル・デュマ、高桑良興訳
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/871850


「手袋を買いに(青空文庫)」新美南吉
「山月記(青空文庫)」中島敦


恒例、商業出版物もしくは商業出版されたことのある電子媒体で、マンガをのぞいたリストです。あ、書籍化されたけど読んだのはオンライン版というのは含めていません。

今年は紙書籍72冊と短編2本。そして電子テキスト2本と、スキャニングされたPDFで1作。

リライト版とかオンライン小説を書籍化したのとか、翻訳者違いの名作ものとかが目立ってますかねえ。
あとはここに上げてませんが、オンライン小説の超長編とかにけっこう時間を取られたりしてました。1タイトルで紙書籍換算すると文庫十冊レベルとか、すごすぎると思うんだ……読んでも読んでも終わらなくって、もうどうしようかと(苦笑)

個人的には、去年読んでファンになったウェン・スペンサーの本が、一冊も出版されなかったのが非常に残念でした。
来年こそは、ユカイアのシリーズが1冊ぐらい翻訳されてくれないかなあ……
No.4436 (読書)


 2012年12月28日の読書
2012年12月28日(Fri) 
本日の初読図書:
4125012261祝もものき事務所3 (C・NOVELSファンタジア)
茅田 砂胡
中央公論新社 2012-11-29

by G-Tools
シリーズ3巻目にして、ようやくレギュラー陣にスポットが当たりました!
太朗ちゃんを中心とした四人+秘書の凰華さんをそれぞれメインに据えた、短編集です。
……これはせめて、2巻目に持ってきて欲しかったかなあ。
1巻と2巻はぶっちゃけ話の展開も似ているうえに、レギュラーキャラがほとんど活躍しなかった(それってレギュラー?)こともあり、2巻目で読むのやめた人がけっこういるんじゃないかと思うんですよね。キャラ達の繋がりとか、必然性とかがいまひとつピンとこなくって。
今回は犬・猿・鬼・雉に凰華さん、それぞれの視点で過去の思い出も振り返りつつ、彼らがいかに太朗ちゃんに救われてきたのかを語ってくれました。太朗ちゃんの意外と大変だった生い立ちも明らかになったり、銀子さんが何者でどういう関わりだったのかもようやく説明されて、事務所の有りようなどいろいろ腑に落ちましたよ。
これを踏まえて前の巻を読み返すと、また違った観点で楽しめるかもしれません。

個人的には鬼さんの話が一番おもしろかったかな。太朗ちゃんの活躍度は少なかったけど。いや過去では、命の恩人だったか?
ちなみに私も友人は名字呼び捨て派です。ここの日記で敬称つけずに呼び捨ててる相手は、基本同年代のリアル友人だと思っていただければ。
……それにしても犬猿鬼雉四人衆は、それぞれ生命や人生に関わる重大事件に遭遇しすぎだよ(苦笑)

ともあれ、これで各キャラの背景もしっかりしたことですし、次の巻からはもう少しレギュラー陣が活躍する展開になってくれると期待したかったり。
猿さんなんて、せっかく『舞台だと思えば何でも演じられる』なんて面白いスキル持ってるのに、今のところ全然役に立ってないんだもんなあ。実は腕が立つなんてあたりは、犬さんと被ってるしさ……
No.4427 (読書)


 2012年12月21日の読書
2012年12月21日(Fri) 
本日の初読図書:
4042969011アルテミス・ファウル―妖精の身代金 (角川文庫)
オーエン コルファー Eoin Colfer
角川書店 2007-07

by G-Tools
ファウル家は、数百年にわたって続く伝説的な犯罪一家だった。ゆすり、密輸に強盗といった悪事で財を成し、現在では合法的な経済活動を行うまでになっている。もちろん露見しないと判っていれば、今でもすぐさま犯罪に手を染める、そんな家風だ。
そんなファウル家が家運を傾けたのは、当主アルテミス・ファウル1世が事業に失敗し、沈没する船と共に行方不明になったからだった。ファウル家はそれでもまだ充分に裕福だったが、それでも伝説の犯罪一家という立場からは転落した。1世の妻は精神を病み、暗く閉ざした一室に閉じ籠もっては奇矯な振る舞いを繰り返す。
そこで息子である若干十二歳の少年アルテミス・ファウル2世は、失われた地位を取り戻し、家運を挽回するべく自分独自のやり方で活動を始めた。
手始めに計画したのは、営利誘拐だ。狙う相手は妖精である。
妖精は人間と同じように貴金属が好きで、たんまりと黄金を隠し持っている。それを奪い取ろうというのだ。
まずは人間社会の下町で落ちぶれている、はぐれ妖精スプライトを探し出し、酒を餌に彼らのバイブル『妖精の書』を入手。その翻訳に成功したアルテミスは、妖精の習性を割り出し、彼らが現れるだろう場所へと待ち伏せをかけた。
一方 ―― 妖精達は、様々な魔法と科学技術を駆使して、地球中心近くの地下世界で生活していた。小エルフのホリー・ショートは、そんな地下世界にある地底警察の一員である。その中でもエリートたる偵察隊で、初の女性隊員として試験採用されたのだ。厳しい上司のもと、周囲に舐められながら懸命に働いていた彼女だったが、忙しさに紛れ魔法力の回復を怠り、あわや大失敗をおかしそうになる。なんとか仕事は達成したものの、上司には怒鳴られ、すぐさま魔力回復の儀式を行えと送り出された。
満月の夜、アイルランドの曲がった川のたもとにある、カシの古木の下。
儀式に必要なその場所では、アルテミスとその部下が、虎視眈々と妖精の訪れを待ち構えていた。
アルテミスはまんまとホリーを捕らえ、彼女を取り戻そうとする地底警察に要求を叩きつける。
ここに天才的な少年犯罪者と、ハイテクを操る妖精達との戦いが幕を開けた ――

ハリポタブームに乗って出版されたという、異世界クロスオーバーな児童文学のひとつ。
映画化の話も出てるそうですが、聞いたことあったっけ……?
主役がダークヒーローというあたりが意表をついています。なにしろいきなり、世界を股にかけた営利誘拐を企んでますからね。
十二歳の頭脳担当、カリスマ的魅力を持つ少年犯罪者&特殊訓練を受けたマッチョな従者兼用心棒兼調理人バトラーというのは、非常においしいとりあわせです。……っていうか、バトラーの妹いらん(苦笑) 妹よ、お前は本当にこの兄と同じ訓練学校出てるのか。そもそもあんたはいったい『誰』とペアを組んでるの。

話の構成としては、誘拐したアルテミス側と、誘拐された妖精側の視点が半々ぐらいになっていて、当初予想していた以上に妖精側へ感情移入できます。
レプラコン改め地底警察偵察隊LEPレコンの面々、特に司令官のルートが格好いいったら!
最初は頭の固い女性蔑視で嫌味なオヤジと見せかけて、実は部下思いかつ臨機応変を効かせられる敏腕上司だなんて、イカスじゃないですかvv
妖精達が、魔法よりも科学っぽいものを駆使しているのもおもしろいです。
うん、予想の斜め上を行ってくれて、これはこれで楽しめました。エピローグを読んでみるだに、この妖精達とはこの先も関わっていくのかな?
『今後はもうちょっとまともな合法的な事業』をするというのも興味が湧きます。個人的に良い子ちゃんよりも違法よりも、違法と合法の境目を綱渡りしつつ、ギリギリ合法のラインを保つタイプが好きなので。

ちょっと難をあげるなら……児童文学にそこまで求めるのはどうかと思いつつ、いまひとつ掘り下げが甘いというか。頭脳を駆使した裏の読み合いを繰り広げているわりに、いまひとつその前提というか、『言葉の抑止力』がどこまで働くのかとかがよく判りませんでした。そもそも一晩を乗り切られたのはあれだけど、次の晩に再度妖精達が襲来するのは駄目なの?? とか。
それにバトラーが助かったのって、あくまで偶然とホリーの職業意識に基づいた、アルテミス側にとっては想定外の事態よね、とか……

あと本筋には関係ないんですが、原子力とか捕鯨船とかアルテミスの母の扱いとか、微妙なところで微妙にモニョった……子供向け児童文学で日本の捕鯨船の扱いがアレってのが、欧米での認識を現してるのかなあと(−ー;) 別に油だけじゃないよ? 肉も皮もおいしくいただいてるし、骨だって髭だってしっかり有効利用してるんだ。……って言うと、むこうはまた『鯨を食べるだなんて野蛮な!』とか非難するんだろうなあ(ため息)

そうそう、全部のページに装飾のように妖精文字(推定)が書かれていると思ったら、これちゃんと解読できるらしいです。面倒だからやらないけど(笑)
……検索したら、誰かがどこかで対応表UPしててくれないかな?

追記:
『エルフ』の『女性』の『斥候』って、もしかしてガールスカウト!? ということに、読了してあちこちの感想を検索していて初めて気がつきました。
しまった……ッ、もう一回そのイメージで読み返さないと!
No.4415 (読書)


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66][67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174] [175] [176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186] [187] [188] [189] [190] [191] [192] [193] [194] [195] [196] [197] [198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205]

<< 2017年10月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :



 with Ajax Amazon

 最新の記事
 2013年01月21日の読書
 2013年01月18日の読書
 2013年01月17日の読書
 2013年01月14日の読書
 2013年01月11日の読書
 2013年01月08日の読書
 2013年01月06日の読書
  2012年の読了図書
 2012年12月28日の読書
 2012年12月21日の読書

 最新のコメント
 すみません、胡蝶蘭さん..
 by 神崎真
 at 2017/10/22 21:27:57
 又コメント入力できなか..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/10/22 20:56:28
 14号!?
 by 神崎真
 at 2017/10/22 20:18:08
 6段目のつなぎのピコッ..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/10/22 14:00:10
 本当に、これ良い感じの..
 by 神崎真
 at 2017/10/21 22:47:41
 素晴らしい出来上がりで..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/10/21 22:23:10
 いえいえ無理だなんてそ..
 by 神崎真
 at 2017/10/21 07:58:14
 体調が悪いのに無理して..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/10/20 22:48:55

 カテゴリー一覧
 読書(2043)
 更新(439)
 電脳(526)
 映像(232)
 バトン(23)
 創作(556)
  タティングレース(245)
  マクラメ(52)
  レジン(8)
 その他(7)
 日常(1434)

 最新のトラックバック
 今日の夕食は
 ┗しゃばけ(ドラマ)(+五月雨通信+/2007/11/28)

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


 

Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41