よしなしことを、日々徒然に……



 2013年05月17日の読書
2013年05月17日(Fri) 
本日の初読図書:
4434178830ワールド・カスタマイズ・クリエーター〈4〉
ヘロー 天気
アルファポリス 2013-04

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四巻目。
……この辺りになってくると、もう完全にWEB版の内容を忘れていて、表紙の女性二人が「……誰だっけ??」状態です(苦笑)
ちなみに右の赤毛に緑メッシュが、魔獣を研究していた闇組織『風の刃』のお飾り当主ヴォーレイエで、左のナイスバディなお姉さんが、その幹部クラスでヴォーレイエよりの立場にある、軍務官のベネフョスト。
今回の挿し絵では、他にも悪よりの幹部、総務官フョートレスに財務官アイルザッハといった、WEB版を読んでいた時にはほとんど区別できていなかった(苦笑)人達も登場人物イラストになるなど、読んでいてずいぶんイメージ&内容把握しやすくて助かりました。
そして! ついに! ちょっとギャグ調だったけど、待ちに待ってた選任護衛役兼教育係クレイヴォルのイラストがvv ううん、まさに苦労性クレイヴォル! って感じでナイスでした。
そしてやはり待ってました、アユウカスもばっちりアップでご登場。白いはずのその瞳に、陰影というにはかなり濃い目のトーン貼ってあるのがちょっと違和感でしたが、それでもなかなか可愛らしく。ロリ婆の面目躍如♪
絵と言えば、今回は世界地図も載ってましたが……こちらは正直びみょー(−ー;)
地形を描き込みすぎて全体的に真っ黒なところへ持ってきて、ごちゃごちゃしていて肝心の街道とか町の配置がよく判りません。ってか、町の数が足りなくないか?? はっきり言って、WEBで公開されている、作者さん直筆のマウス絵 1〜3巻分3〜4巻分のほうがまだ判りやすいような。
特に今回はあちこち人や部隊が移動しまくって、『別働隊が西街道で敵主力を引きつけつつ、別の町から海沿いに本隊が南下して、本拠地の北門をつく』とかいったややこしい動きが多かったので、地図は本当に大切だと思います。

物語の内容的には、前巻のラストで始まった魔獣関連話、トレントリエッタ周囲をバタバタするエピソードでほぼ1冊終わりました。ラストはちょうど区切りがいい感じ。スンともちょっと関係が進展したりとかvv
レイフョルドの暗躍&警戒されぶりは、さて書き足しだったのか、どうなのか。
先にも書きましたが、正直あんまり展開を覚えておらず……あとはお祭りでデコ車パレードする以外に、なんかあったっけ?? あ、馬車代わりのバス作ったりとかしてたかな。
ともあれおそらく次の巻で、このシリーズも完結するのではないかと。うむ、小説はこれぐらいの長さが、読む方としてもちょうど良いぐらいですかねえ。

……しかしユースケがいろいろ研究しているもののうち、新薬の開発(一部)や苔の栽培法などはともかく、ギミックで稼働するものについては、他の神技で再現できないですよね。ユースケの寿命自体は普通の人間と変わらないだろうから、彼の死後は作り直せない消耗品になるわけで。そんな技術で車(モーター)を生産 → 公共交通機関の設置とかしていたら、五年十年はともかく、二十年三十年というスパンになると、なにかと困ることになるのではとか思ってみたり。
っていうか、ほぼ永久機関をそんなにポコポコ生み出していたら、カルツィオ世界のエネルギーバランスが崩れるのではとか言い出すのは……チートFTを読む上で野暮というものなのか(苦笑)
No.4783 (読書)


 2013年05月12日の読書
2013年05月12日(Sun) 
本日の初読図書:
4062735393ST警視庁科学特捜班 毒物殺人 (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2002-09-13

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代々木公園のホームレス村近くで、若い男の変死体が発見された。身元が分かる物はなにも持っておらず、外傷や首を絞められた痕などもない。一時はジョギング中の病死かと判断されかけた案件だったが、行政解剖の結果テトロドトキシン ―― いわゆるフグ毒が検出された。胃の内容物にフグは含まれておらず、誤って食べた結果の中毒死ではないらしい。
さらに日を置かずして、世田谷公園でも中年男の死体が見つかった。同じように身元を示す品も外傷もなく、死因はフグ毒だ。
連続変死、あるいは連続殺人事件。本庁、渋谷、世田谷署の合同捜査本部が立ち上げられ、アドバイザーとして科学特捜班STも参列した。しかし実績もなければ、捜査のセオリーからはずれたことを口にするSTの面々を、捜査員達は胡散くさげに見がちだった。特に検死官の川那部などは、邪魔になるからSTを外せと、あからさまに上層部へ直訴したという。
そもそも経費削減が叫ばれている昨今、上層部は科学特捜班そのものを解散させることも検討しているとの事だった。ここで目に見える実績を出さなければ、STの存続自体が危ぶまれる。
ST創設に尽力した科捜研所長 桜庭警視から発破をかけられた百合根警部は、どうにかして手柄を立てようと懸命に捜査へ関わろうとした。しかし個性的すぎるメンバー達は、警察官でない自分達の仕事は他にあると、なかなか思うように動いてくれない。
一方で、そこそこ名を知られた女性アナウンサー八神秋子は、マスコミの無遠慮な取材やストーカーなどに煩わされ、ストレスをため込んでいた。実業家である恋人は紳士的だが、どこか頼りない。癒しを求めていた彼女へと、恋人は自己啓発セミナーを紹介してくれた。そこの経営者は、大学時代にわずかばかり関わりがあった男、白鷺勇一郎。渡米して心理学を修めたと言う彼は、穏やかな微笑みと豊かな包容力で、彼女を安らがせてくれた。
じょじょにセミナーにのめり込んでいく秋子だったが、やがてその周囲に警察の姿が現れ始める。なんでも公園で見つかったという変死体の二人が、どちらも秋子に関わりを持っていたと言うのだ。女子アナを専門で狙うフリーカメラマンと、パソコンの中に秋子の写真を多数保存していた暴力団準構成員 ――
警察……いや実際にはその補助であるST……の青山が口にする心理学的分析を聞いて、不安を募らせた秋子はますます白鷺へと傾倒してゆく。
やがて白鷺は秋子へと、特別なセミナーを受講するよう勧めてきた。それこそが二つの変死事件の真相へと繋がるものなのだと、秋子は知るはずもなく……

シリーズ2冊目、読了。
今回はフグ毒に自己啓発セミナー、宗教やらSMやらゾンビやらが入り乱れて、前回にも増してとっ散らかった感じです。
そのバラバラな情報が、やがてひとつにまとまって意外な真相を見せるところが、読んでいて面白いんですよねえvv
もともと警察捜査&科捜研というお堅めのジャンルに、異常聴覚・嗅覚といった異能力とか変人揃いの特殊チームなどが加わって、不思議な印象を持つこのシリーズ。二作目も絶好調と言うところでしょうか。

前回はいまひとつ描写が足りないと感じた、赤城さんの『一匹狼だと自分だけが信じている、対人恐怖症の人望家』という複雑な面も、それなりに語られています。あと宗教関連と言うことで、やはり前回影が薄かった、兼業坊主の山吹さんが目立ってました。

そして今回は百合根キャップが右往左往している感じで、かえって1作目よりもSTメンバーを信頼しきれていない揺らぎが見られました。
1作目ではまだ勝手が判らないことすら判らずにいたのが、少し周囲が見えてきて、ST達を捜査陣の方針に合わせようと四苦八苦している様子が、見ていてちょっと痛々しいというか、辛いというか。
かえって前回ではSTに反感を持っていたっぽいベテラン刑事 菊川の方が、「そっちはどう思う?」とか意見を求めてきたり、ST側の見解に従って本筋から逸れた捜査に邁進してみたりと、これはこれでニヤリとさせられる展開。
そして「手柄を立てないと、STが廃止させられる」と焦りまくる百合根キャップに、事件解決後、山吹さんが告げる台詞。

「だってキャップが手柄を立てろと言うから……。普段ならやらないような一か八かの賭に出たんですよ」

この言葉で、ああこの唯我独尊なメンバー達も、警察側の立場にあるキャップのことをちゃんと認めて受け入れてるんだなあって、なんだかほっとしました。
百合根キャップもキャリア試験に合格した以上、世間一般から言えば立派な『特別』のはずなのですが。それでもやっぱりこの小説における彼の立ち位置は、『なんの取り柄もない、ごく普通の一般人の代表』であり『常識的視点の見本』です。
その彼を特別の塊であるメンバー達が認めてくれていると感じられると、何というかちょっぴり嬉しいです<とことんワトソン(役)スキー
メンバーそれぞれの側から見た百合根キャップの印象、特に初対面からそれなりの信頼を置くに到った経緯あたりも、いつか読んでみたいですねえ。
それぞれのキャラクターに主眼を置いたという、色シリーズあたりで、そのあたり語られているのでしょうか?
No.4770 (読書)


 2013年05月09日の読書
2013年05月11日(Sat) 
本日の初読図書:
489456887X三国志〈4の巻〉列肆の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
北方 謙三
角川春樹事務所 2001-09

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うっかり書き留め忘れておりました(^ー^;;)
四巻目のメインは、予想通り官渡の戦い。
本当にそれがほとんどで、関羽が劉備の妻子と共に曹操に下る → いろいろ宝物を与えられるも忠義心を失わず → 顔良と文醜を切ったのち出奔して千里を行く、の名エピソードが、実にさらっと終わっていたり。
……っていうか、あれ? 周倉と関平は……??
劉備陣営はむしろ張飛にスポットが当たっております。荒くれ者のふりをして、実はすごく繊細で空気が読める張飛って、本当に斜め上を行くな北方先生……(苦笑)

物語は劉備が帝から劉皇叔と呼ばれ公に存在を認められつつ、ついに表だって曹操と敵対する道を選び、徐州を占拠……するもあっさり取り返され、味方は散り散りに。劉備は袁紹の元へ身を寄せ、関羽は劉備の妻子を守って曹操の元へ。曹操は袁紹と官渡で長期戦を始め、こりゃ袁紹負けるなと判断した劉備は『南方から曹操を挟撃します』とかいった口先三寸でさっさと戦線を離脱し、予州へ移動。官渡で顔良を切って手柄を立てた関羽と伴ってきた妻子、青州で散った兵達を集めながら放浪していた張飛、やはり放浪しつつあちこちの武将や豪族とコネを作っていた趙雲らと合流。
南の孫策は曹操の配下が放った刺客により暗殺され、孫権が跡を継いで、当面は内政を整えることに。
で、1巻ほぼまるっと使ってようやく曹操が袁紹を敗走させ、官渡の戦いが終了。
翌年、南下してきた曹操を避けて、劉備は劉表と手を結びつつ新野に拠点を置く、と。
だいたいそんな感じでしょうか。
全体的な流れは演義? 正史? に準拠しているのでしょうが、徹底的に『華』がありません(苦笑)<文醜殺したの関羽じゃないし
いやまあそこがまた、リアルっつーか、ハードボイルドっぽくて格好良いんですが。
しかし曹操が赤兎馬を関羽に与えるエピソードまで削られちゃってるよ……?
せっかく前回、赤兎馬が***と**したんだから、てっきりこの巻では柴錬版のように、二代目赤兎が登場すると思ったのに《o(><)o》

面白かった点としては、孫策の死亡原因まわりでしょうか。
演義ではいきなり妖しい仙人とか出てきちゃって、それまでの活躍ぶりが嘘のように、グダグダな最期を見せてしまう孫策ですが、北方版だとオカルト要素は一切ありません。背後に曹操(というか荀)の画策があったりして、細々とページを割かれています。
張繍とか賈クが曹操に帰順するくだりもしっかり書き込まれていて、実に自然な感じがします。
演義で描かれている場面はさらっと流し、書き込まれていない部分を大きく膨らませる。そして気に入らない点は、納得がいくように補填補填。実に正しい捏造系パロディ二次創作のあり方かと(笑)
さて、次はそろそろ孔明さんのご登場か……?
No.4768 (読書)


 2013年05月06日の読書
2013年05月06日(Mon) 
本日の初読図書:
4087713687鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─
朱川 湊人
集英社 2010-08-26

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老境に至り昔のことを思い返すと、あの頃はまさに白金プラチナの季節であった。青春のひととき、若さのもたらす熱情の日々 ――
人生の終着駅も見え隠れするようになったいまこのとき、若い頃の思い出を、共に過ごした友たちと経験したことどもを、拙い筆で書き留めておくのも一興だろう。
時代は、大正三年の初めにさかのぼる。
絵描きを目指していた若かりし私 ―― 槇島巧次郎は、不思議な雰囲気を持つ男 穂村枝雪華ほむらえせっかと知り合った。同じ絵描きだという彼は、私よりもずっと見事な技術を持っており、これが才能の違いなのかとまざまざと見せつけられたものだった。
しかし彼を語るにおいて重要なのは、その絵の才能ばかりではない。彼の周囲にはいつも、不可思議な出来事が渦巻いていたのである。
雪華は墓場に漂う死霊を、見事なデッサンを描いてみせることで成仏させた。そして幽霊の出る部屋に引っ越した私へは、鏡にその姿を描くという浄霊方法を教えてくれた。
彼が住む下宿 蟋蟀こおろぎ館では、様々な怪異が当たり前のように起きていたし、この世に未練を残し、まるで生きている人間と変わらないように見える死者 ―― みれいじゃ ―― と関わることもあった。
彼がつけてくれた私の号、風波ふうわは、今でも使い続けている大切な贈り物である。
これは老いらくの感傷センチメントかもしれない。それでもそんな惰弱さをこの年まで持ち続けてこれたことを、あるいは彼も褒めてくれるかもしれない。
今は思い出の中にしか存在しないあの男には、そんな部分があったものだ ――

ラジオドラマで(以下略)
ううむ……ドラマを聴いた時もちょっと思ったのですが、なんとなく尻切れトンボ感というか。え? ここで終わり?? という印象がありました。「リプレイ」のように、原作はもう少し後があるかと思ったら、見事に同じ終わりかた。
続きは……出ないだろうとは思う最後なんですが、いろいろと謎のまま終わっていることが多いので出るのかもしれないし……刊行月日と考え合わせても、微妙な所っぽいですなあ。

謎部分については、ラジオドラマの方が、まだそのあたりに多少のフォローがあったほどでした。
……っていうかラジオドラマでは三郎こそが蒐集家コレクタアなのではないかと語られていましたけれど……小説の方を深読みすると、もしかしてもしかすると『彼』でもありうるんじゃない、かな? とか思わなくもなく。
いやその前段階で、やっぱり『彼』も「みれいじゃ」なんでしょうか。いろいろと思わせぶりな記述はあるものの、そのあたりは投げっぱなしです。最終話で三郎がなんであの劇場にいたのかも小説では語られていないし、お欣ちゃんの右目の謎も解かれないまま。 結局、大正三年の十年ぐらい後に来たという「東京のすべてが失われる日」というのは、関東大震災のことなんでしょうか?
そういえば巧次郎=風波さんが画家として大成できたのかどうかも、明らかにはされてませんね。風波という号を老境に至るまで使い続けたという一文をもって、絵描きになれたのだと解釈するべきか、それとも素人の手すさびという形で描き続けただけなのか。
いろいろなことが、読者の解釈にゆだねられたままとなっております。

まあ、これはこれで、何度も読み返したりしつつ、様々な方向から解釈して楽しめる作品と言えるのかもしれません。

ところどころ当時の有名人がちらっと登場していたり、地の文は普通なのに会話文のイントネーションが昔っぽいのが、雰囲気が感じられて面白かったです。
No.4762 (読書)


 2013年05月02日の読書
2013年05月02日(Thr) 
本日の初読図書:
4072897795竜殺しの過ごす日々6 (ヒーロー文庫)
赤雪 トナ 碧 風羽
主婦の友社 2013-04-30

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前回の表紙絵が幸助ピンだと思っていたら、今度は女の子二人。差し引きすると、幸助の出番が一回削られたことになるんだろうか(苦笑)

お話的には、偽神騒動をメインに、ジェルム達のパーティーの成長。特にコキアは幸助が教えたなんちゃって奥義をモノにして、一人前の冒険者へとステップアップ。ギルドに依頼されて盗賊団に潜入し、稀玉族の子供を助け出して隠れ里ユーレウスとの繋がりを作りつつ、シオンという別の顔を手に入れたり、あるいは竜の鱗を使った剣の作成ですったもんだとか。そしてボルドスの結婚話で〆。
冥族の女王が影でちょこちょこ観察している様子が書き足された他は、全体的に文章が整えられたり、背景の情報説明が増えて、物語が判りやすくなった程度でしょうか。少なくとも私が気がつけたのは、それぐらいでした。
前回思わせぶりーーに描かれた神々との敵対ルートについては、あんまり触れられてませんでしたね。
まああれは、むしろ前回が盛り上げすぎだった(苦笑)

イラストについては、ついにボルドスが!! もっとも早く登場した男性キャラなのに、ようやく絵になりましたよvv モノクロだけど。
思った以上にナイスオッサンっぷりに、私の親父センサーがびんびんと反応しております。もう少し若めをイメージしていたので、これはうれしい誤算でした。
あと神様サイドではミタラムが、カラーで儚げかつ可愛らしい姿を披露してくれました♪ 次はコーホックもイラストにしてくれないかなあ。
ああそうだ、シオンの映像化も、今後を考えるとイメージしやすくて助かりましたね。なにしろ“疾風のシオン”ですから。
……って、あれ? この先シオンとして名前を売っちゃったら、盗賊達からの報復とか心配しなくて良いのかな。ほとんど死刑になっちゃったから良いのか??
ウドリガも、もっとドワーフドワーフした、ギムリ(BY指輪物語)みたいなイメージをしていたら、案外男前でびっくり。
うん、今回はイラストがけっこういい感じだったと思います。男性キャラもそこそこ描かれていたし。

ただこれはチートものに言うのも何ですが、偽神との戦いにあんまり緊迫感を感じなかったのが、ちょっとマイナス点でしたかね。WEB版でもあの近辺は印象が薄い感じでして。それでも多少は幸助の恐怖感とか書き足してあった(ような気がする)んですが、それでも微妙かも。
時々思い出したように『自分は地球に帰るんだから***の必要はない』ってブレーキをかけていたりとかも、その割には焦ることなく普通に何ヶ月ものんびり時間を浪費してますし、なんか全体的にふわふわしたような印象がするんですよね。
普通、たとえ一ヶ月でも行方不明期間が長くなったら、帰れた時にどう言い訳したら良いんだとか、早く家族に会いたいとかいろいろ考えると思うんですが。
心配かけてるだろうなあとは感じていても、地球での具体的な生活がほとんど思い出されないのが、少しキャラクターとしての厚みを削いでいる気がします。
過去の恋愛(ごっこ)エピソードにしても、どうも上すべり感を覚えるのはなんでなんだろう……(悩)

そして今後の展開を考えると、WEB版ではもう 100KB も残ってないみたいなんですが、魔物との戦いまわりを大幅に書き足した上で、次回最終巻となるのでしょうか?
活動報告によれば、番外編は書籍化されないとのことですけど……でも邪神を元に戻すエピソードぐらいは入っていた方が、神々がどうしてウィアーレの保護に動いたかの説明になって良いと思うんだが……それとも新しい書き下ろし短編とかあった方が、読者的にはありがたいのか。
むう、悩みどころですな。いやこっちがいくら悩んでも、出版社側にはなんら影響ないんですがね(笑)
No.4752 (読書)


 キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
2013年04月29日(Mon) 
首を長くして待ち望みました。
かの「腕白関白」の紙書籍が、ついに Amazon で予約開始に!

4906878113腕白関白 (フリーダムノベル)
吉本洋城 皇 征介
林檎プロモーション 2013-05-24

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作者さんのお名前も、「そる」さんから「吉本洋城」さんに変更。
ぶっちゃけイラスト目当てが大きいのですが、正直この表紙イラでは誰が誰だかよく判りませんな(^ー^;;) 個人的には石田三成が欲しかったなあ……フリーダムノベルって、中にも挿し絵あるんだろうか?
ともあれ、本文の書き足しもずいぶんされているようなので、これは古本化を待たずにお布施買いします。って言うか、これ以上はもう待てん!<書籍化の話が出てから一年以上が経っている

WEB版を最初に読んだ頃は、小田原攻めってなんだったっけ? 大阪の陣っていつのこと? っていうか、豊臣秀次……誰??(悩)状態だったので、改めてじっくりしっかり読みたいところです。

本日は長兄がGW中、唯一のお休みだとかで家にいたので、外出中の母を除いた一家総出で、裏庭の木を剪定。
っていうか剪定自体は長兄が家庭用チェーンソーでさくっと終わらせちゃってたんですが、問題は切り落とした枝葉の処分。
……ええ、運びましたよ。2mはあろう枝を何本も引きずって、裏山の階段をえっちらおっちら這い上がり、登り切った先の踏み分け道の傍らへと積み上げること、ええと……私だけで五六往復はしたかな?
運動不足を通り越して『運動ナシ』、『悪い未来人みたいな生活してるよな』と次兄などからは評される私なので、本気で洒落にならんでした(死)
いやもうほんとに、一回目から息は切れるわ背中は痛いわ。
最後に残った小枝や葉っぱをポリバケツに詰めて運んだんですが、バケツに入れる際に上から踏んで押し込もうとしたら、地面から足が持ち上がらないんですよ(−ー;)

ほんっきで倒れるかと思った……

久々に汗だくになったので、作業終了後は即行でシャワーを浴びて着替えました。
風呂上がりのコカミルク(コーラの牛乳割り)は、さいっこーに美味かった……

ちなみに父の指示のもとすべての枝を完全に切り落とされた白木蓮の木は、兄妹揃って『母が見たら絶対に怒る(汗)』と戦々恐々となる惨状だったのですが。
留守の間に木を切ったと聞いた段階で、もうだいたい察したのか。実物を見た母の反応は、

「ああ、あれは枯れるわね(きっぱり)」
「もう良いわ。山の景色から完全に浮いてたし」

でした(安堵)
……どうやらそもそも、父がその樹をその場所に植えた段階で、既に気に入ってなかったらしいです(苦笑)
あわれ、白木蓮よ(合掌)

宇宙戦艦ヤマトの四話目は、昨日のうちに見ました。
ああ、なんかあったな! エンジンが熔けかけてナントカ鉱石!!<超うろ覚え
そして「宇宙人に親戚いる?」発言に、古代の大ボケぶりが(笑)
あの反応からすると、彼女はやっぱり、単なるそっくりさんでほぼ確定みたいですね。そうすると公式サイトのキャラ表にいる、名前があやしいあの子が関わってくるのかな……?
No.4746 (読書)


 2013年04月28日の読書
2013年04月28日(Sun) 
本日の初読図書:
4063763943妖怪アパートの幽雅な日常(4) (シリウスKC)
深山 和香 香月 日輪
講談社 2013-04-09

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えー……大人の事情で、今回は通常版になりました。
っていうか、前回も通常版にしておけば良かったかーもーー 《o(><)o》<よっぽど古本屋の表紙が羨ましかったらしい

今回は二年生の新学期が始まり、GWを過ぎて梅雨に入った時期までを収録。
夕士くんは田代たち姦し三人娘と同じクラスになりました。そして三浦先生のご登場。三浦が女子に対してブチ切れたシーンの迫力は、なかなかのものでございました。この巻ではイドの怪物にとりつかれた三浦先生が、救急車で運ばれるまで。この調子で行くと、五巻のラストあたりで千晶先生ご登場まで行くかな……?
骨董屋さんの出番がなかったのはちと惜しかったけれど、代わりに龍さんがいっぱい語ってくれて満足至極。野郎だらけの岩風呂@身体の傷跡披露に、思わずニマニマしてみたり(苦笑)
そしてスクルド・サンディ・ウルズの三女神の山姥ファッションは、絵で見ると意外に可愛らしくvv 一つ目巨人の又十郎さんも、ちゃんとしたイラストだと、これまた格好良くて。親父好きの琴線をビンビン弾いてくれました。

しかし香月さんの、特にこの頃のお話は、いろいろな意味でまぶしすぎて、心に突き刺さる……画家の言葉が胸に痛い……(しくしくしく)
No.4744 (読書)


 2013年04月27日の日記
2013年04月27日(Sat) 
本日の初読図書:
4863890249紫同心江戸秘帖 吉原哀切の剣 (静山社文庫 C お 1-1)
大谷 羊太郎
静山社 2009-12-02

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時は文政。徳川十一代将軍 家斉の時代。
田沼意次の時代が再来したかのように賄賂が横行する江戸では、後に老中となる水野忠邦が、寺社奉行に就任したばかりであった。未だ二十代という若き水野忠邦は、さらなる出世と権力を求め、上役へ贈る賄賂の資金を生み出すべく陰謀を巡らせている。
南町奉行所の定町廻り同心 室崎銀次郎は、若侍が吉原の遊女を斬り殺して立て籠もっている現場へ駆けつけたところで、その若侍が死に際に残した言葉を耳に留めた。好奇心から個人的にその意味を探り始めた彼は、やがて事件の背後に隠された、水野忠邦の画策へと近づいてゆく。
普段は物腰穏やかで動作もおっとりとしているが、いざという時の洞察力は素晴らしく、その鋭い推理力で数々の手柄を上げている名同心、室崎銀次郎。朱房よりもさらに上位の、紫房の十手を許されている彼を、人々はその名に掛けて「紫同心」と呼んだ ――

解説によれば、かなりのベテラン作家さんが初めて時代劇に挑戦したという、新シリーズなのだそうですが。
……すみません、正直ちょっと微妙でした。
設定はおもしろいし、事件の筋立ても良くできていると思います。
でも、なにかが足りない。
いやむしろ余計なのかな??

以下辛口につき、記事をたたみます。
No.4743 (読書)


 2013年04月26日の読書
2013年04月26日(Fri) 
本日の初読図書:
4894568810三国志〈3の巻〉玄戈の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
北方 謙三
角川春樹事務所 2001-08

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英雄、ついに墜つ。
北方呂布は、最後の最期まで格好良かった……
そのチャンスはあったのに、あえて曹操を殺さず、そうして手にした命の借りを一頭の馬のために使った呂布。それは人の上に立つ武将としては、失格なのかもしれません。軍師の一人に過ぎない陳宮のために、籠城していた城門を開けてしまったその行動も。
けれど、一人の武人として、男として。呂布の生き様と赤兎馬との絆に、痺れずにはいられません。
最期の書かれ方も、北方先生一流の淡々とした文章がまた素晴らしいんですよ。
あれだけの男の終わりが、あれほどの壮絶な人生と戦いの幕引きが、たった一行。
それが良い。
本家「演義」や、一般的に語られている呂布像とはまったく異なったキャラクター造形を見せてくれた北方先生に、乾杯(あるいは完敗)です。
……ただ陳宮とか李姫とか胡桃がどうなったのか、語られていないのがちょっぴり残念でした。陳宮は演義でああなるからそうなんだろうと思えるんですが、李姫と胡桃はあれだけ思わせぶりにいろいろ描写されたオリキャラなんだから、もうちょっとこう、さあ? それとも今後、なんらかの関わりが出て来るんでしょうか。そう言う点では胡郎も気になります。関羽千里行のあたりででも、ちらっと顔を出してくれないかなあ。

全体的には、漢中の五斗米道から始まり、五斗米道で終わっておりました。このあたりは、本家ではあんまり描写されてませんよね?? 少なくとも岩波版や柴錬版では触れられていませんでした。
そんな、長らく中央の乱世には関わらず、鎖国状態になっている益州(のちの蜀)の内情をちょこちょこと挟みつつ、ひたすら呂布と曹操の決着をつけることにページが費やされ。劉備は相変わらず腹黒く、曹操を利用したり、呂布と手を結ぼうとして果たせず、残念がりながら曹操軍についてみたり。戦には勝って呂布を倒したけれど、徐州はまだ取り戻せないまま曹操に表向きだけ臣従しつつ、許都で雌伏の時を過ごしていたり。
孫策側はそんなに大きな動きはなく、着々と足元を固めながら、ちゃっかり周瑜と二人で嫁さん(大喬と小喬)さらってきてたりとか(笑)

そして北では袁紹が公孫サンをついに倒し、河北四州を統一。
……北方先生は袁紹が嫌いなのでしょうか。とにかく袁紹のターンになると、無自覚な傲慢さが鼻について鼻について。いやそれこそが作者の狙いなのでしょうが。とにかく自分以外は全てを見下しているのが、まったくもって憎らしい。戦は民の血を流し国を疲弊させることだともっともらしく言うその同じ口で、流浪の農民は生きている価値もないから、死に兵として形だけ整えさせて囮にしろとか、平気で命じてます。
そもそも腹心の部下であるはずの文醜のことすら『だみ声が耳障り』とか腹の内で思いつつ、本人には言わないで『やって』いると、恩着せかましく考えています。ああ、なんて嫌な奴なんだ!

さて、次回はその袁紹と曹操が対峙する、官渡の戦いがメインの模様。
ええと、関羽千里行もそろそろなんですっけ? 北方版ではやってくれるのかな……ぶっちゃけ全編通じて関羽最大の見せ場。これがなければ、関平も周倉も出てこれなくなっちゃうエピソードだからなあ<個人的お気に入りキャラ
No.4742 (読書)


 2013年04月21日の読書
2013年04月21日(Sun) 
本日の初読図書:
4104507172けさくしゃ
畠中 恵
新潮社 2012-11-22

by G-Tools
無役の小普請組である二百俵取りの旗本 高屋彦四郎知久は、とんと出世欲のない御仁である。恋女房のお勝をこよなく大切にし、絵を描くことや古典や浄瑠璃が大好きで。狂歌の集まりなどでは、町人達とも親しく交わる気さくな殿様である。知人達からは雅号である種彦から取って、種さん、あるいは彦さんなどと呼ばれていた。
そんな種彦の元へと、ある日、一人の男が尋ねてきた。山青堂と名乗るその男は、狂歌の会で幾度か顔を合わせたことこそあったものの、あくまでそれだけの間柄である。
しかしそんな男は、やおら種彦へこう持ちかけた。
「彦さん、突然ですが、戯作者になりませんか?」
と。
なんでも山青堂は貸本屋の世話役をしているのだが、このたび絵双紙屋を開こうと思い立ったのだという。しかし売り物の本を刷ろうにも、売れっ子戯作者達は新参者など相手にしてくれない。それならばひとつ、己が新しい書き手を見つけてやろうと考えたのだと。
先の狂歌の会で、種彦が即興で語った話は、たいそう出席者達に受けたという。聞けばこれまでにも様々な話を作っては、話しているらしい。
ならばいっそ、それらを一冊の本にしてみないか、と。
調子の良いことを言う山青堂を、最初はうとましく思っていた種彦だったが、ひょんなことから山青堂の手代が巻き込まれた事件を解決することとなり、結局その事件をもとに一本、話を書きあげてしまった。
しかしいざそれを出版しようとすると、あとからあとから問題がわき起こってくる。
そんなやっかいごとをひとつひとつ解決してゆく中で、種彦は自分と同じように戯作を愛する様々な人々と出会い、交流を深めてゆく。
それは後の世に名を残す、江戸の戯作者 龍亭種彦が、未だ筆を執るその前の物語である ――

ぶっちゃけ、龍亭種彦について、詳しく知りません。
漠然と、ベストセラーを書いたけれど、それが原因で発禁処分を受けて腹を切らされた人、と思っていました。
……そんな人の話は辛いなあ、と思いつつ、ちょっと調べてみたならば。種彦さんの死因は自決という説もあるけれど、一応は病死というのが定説なようです。それに亡くなったのは六十近くですから、まあ江戸時代ならそんなに早死にというわけでもなくて、多少は安心しながら読みすすめられました。
当時の出版事情について、事細かに書かれているのもおもしろいところ。
全体的に、戯作者がうかつな話を作ると、お上に睨まれて首と胴が離れる羽目になるのだぞと、これでもかというほど繰り返されていました。これはやはり、後年の筆禍を意識してのことでしょうか。
とはいえ、出てくる人はほとんど皆が気持ちの良い人たちで。読んでいてほっこりできるあたりは、おなじみ畠中節とでもいうべきか。
伊織夫妻や訳ありげな中間 善太なども、ただの使い捨てゲストキャラとではなく、ずっと最後まで付き合ってくれるのが嬉しいところでした。

問題の大ベストセラー「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」も、粗筋を拝見するだにおもしろそうなんですが……現代語訳が存在しないそうで(しくしくしく)
まあそもそも、もととなった源氏物語自体を、私はよく知らないわけで。オリジナルを知らないまま二次創作を読むのも邪道なのでしょうが。
読めないとなると、ちょっと残念なのでした。
No.4732 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
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スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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