よしなしことを、日々徒然に……



 2013年09月06日の読書
2013年09月06日(Fri) 
本日の初読図書:
4336046751比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
P.G. ウッドハウス Pelham Grenville Wodehouse
国書刊行会 2005-02

by G-Tools
なんとか読了しましたが……うーん(−ー;)
もともと某所で「『謎解きはディナーのあとで』はこのシリーズの劣化コピーだ」という酷評を見たので、そんなにおもしろいのかと手を出してみたのですよ。
以下は辛口につき畳みます。
No.5100 (読書)


 2013年09月01日の読書
2013年09月01日(Sun) 
本日の初読図書:
「無二の忠臣(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n5510bp/

流行病により、王国はあまりにも急に国王と王太子を失ってしまった。
降って湧いた自体に王宮は震撼し、お約束の後継者争いが始まる。
母親の身分が低かったため公爵家へ養子に出たが、しかし為政者としての実績を見せている第二王子。
大貴族出身の母からの伝手で、強大な後ろ盾を複数持つ第三王子。
教会に入り、積極的な奉仕活動で平民の人気が高い第四王子。
しかし、最終的に王位に就いたのは、無能と呼ばれ省みられることのなかった第五王子であった。
その原動力になったのは、一人の男。
宰相として辣腕を振るい、後世で無二の忠臣と謳われたその男は、生まれの順が遅く愚鈍で有名だった第五王子に何故仕えたのか。その問いに彼は、こう答えたという。
「陛下には私を惹き付けるものがあったのです。全てを賭しても良いと思わせるものが」
その言葉が意味していたのは ――

某所で紹介されていたのが気になったので、読んでみました。
固有名詞とかまったく出てこない、さらっと読める短編です。
………………えーと、M……?
No.5086 (読書)


 2013年08月31日の読書
2013年08月31日(Sat) 
本日の初読図書:
408630189Xブラックランド・ファンタジア (集英社スーパーダッシュ文庫)
定金 伸治 星 樹
集英社 2004-06-25

by G-Tools
十九世紀も終わりに近い、英国は帝都ロンドン。
貴族の間では、誇りや財産、機密や領地と言った様々なものを賭けて行われるチェスの勝負『真剣デュール」』が流行していた。貴族達はこぞって優秀な真剣師デューラーを雇い、自分達の代理人として闘わせる。賭けられるものが大きい以上、真剣師に負けは許されない。場合によっては、たった一度の負けが死を意味することもあった。代わりとなる『駒』はいくらでもいる。それが真剣師という存在だ。
17才になる混血の少年スィンは、年若き真剣師の一人だった。元は親を失った浮浪児であったが、チェス・カフェのマスターにその才能を見出され、養子として引き取られたのだ。
もちろん真剣師への道は狭くまた厳しかった。マスターにあったのは慈善でも愛情でもなく、あくまで打算による投資でしかない。同じように拾われ、チェスだけを徹底的に仕込まれ、そして使い物にならないと捨てられた子供は数多く存在していた。そんな中でなんとか貴族と契約しカフェ付きの真剣師となれたスィンだったが、しかしここ最近はひどく伸び悩んでいた。
このままでは、いずれマスターから見捨てられてしまう。そうなっては、社交性も体力もない混血の自分など、まともな職すら見つけられないだろう。
そんなふうに行き詰まっていたスィンへと、ある日ひとつの転機が訪れる。母の形見として持っていた品から、父親の身元が分かったのだ。
なんでもその父親は貴族で、名はサー・チャールズ・リスタデール。かなり昔に行方不明になっていて、現在はその娘 ―― スィンにとっては姉にあたる人物が家を継いでいるのだという。
血の繋がった『家族』という存在に興味を惹かれたスィンは、姉に会ってみようとリスタデール邸へ赴いた。
しかしそこにはたった一人の使用人と、椅子に縛りつけられ、自分では立つことも歩くこともできぬ美しき異形の少女が、とり残されているばかりであった。
全身を固く布で巻き締められ、幼児のような小さな身体しか持たぬ、スィンの『姉』。産まれてから一度も部屋を出たことがないという彼女は、傲慢な瞳で自らを『唯一絶対の存在』と称した。
歪(いびつ)でありながらも、どこまでも澄みきった、純粋な狂気 ――
彼女を放置できなかったスィンは、名前すらなかった姉にネムと名付け、ただ一人残ったメイドと共に邸から連れ出した。幸いカフェでは店員を募集していたので、メイドは住み込みで働きつつネムの世話をしてくれることになる。
閉ざされた部屋でただただ思考だけを紡いで育ってきたネムは、驚異的な記憶力と分析・計算能力を備えていた。やがてその卓越した才能によってチェスをも覚え、真剣に負けそうになったスィンの危機を救う。
しかしそれは二人の元へと、新たな事件を運んでくるきっかけとなった。血生臭い数々の事件の裏には、行方不明になった二人の父親、サー・チャールズ・リスタデールの存在が感じられて……

そんな訳で、表紙の少女が「明らかにデッサン狂ってるやろ」と言うのは間違いです。彼女は設定上、頭部と胴体のバランスがおかしいため、これで正しいのです。
……ただまあ、スィンが17才に見えないのがちと微妙ですが。私の目にはこの絵だと、13才ぐらいに見えるんですよね……皆さまにはどんなもんでしょう?

ともあれ。
もう十年近くも前、発売当時に本屋さんでパラパラッと立ち読みした印象が今でも忘れられず、熱帯雨林の1円出品を見つけてポチッちゃいました。それぐらいインパクトがあったんです。
もっとも改めてちゃんと読んでみたら、読み落としている部分がたくさんありましたけどね。
なんと言っても一番びっくりしたのは、ホームズさんが登場していることです!
しかもけっこう重要な役割果たしてるよ? ホームズ好きとしては、なんでこれに気付かなかった!! っていうか、舞台がロンドンだってことすら判ってませんでしたよ。てっきり異世界ものだとばかり思っていました。
しかし大まかな流れとか『犯人』とかは、割と記憶の通りでむしろ逆にびっくり。
一度パラ見しただけなのに、良くここまで覚えてたな自分……

個人的に『肉体もしくは精神がどっか欠けた代わりに、すごい才能を持つ』という設定が大好物なので、そのあたりがツボにはまって記憶に残ってたんだと思います。
……ネムの異常さのおかげで陰が薄れてますが、スィンも相当なものなんじゃないかと。
そもそもあの『姉』の姿を予備知識なしに見て、ほとんど驚かずにあっさり受け入れちゃうあたりがまずおかしい。
そしてそんな彼女を、肌身離さず抱きかかえて連れ歩くその執着が、17才男子としてはかなりヘン。
でもって、基本的に優しくて争いを好まない穏和な性格でありながら、チェス棋士としての狂気と才能は秘めているって、ヘタレ有能スキーにはたまりませんがな《o(>▽<)o》

ただまあ、お話としてはなんというか……ライトノベルでした。うん、そうとしか言いようがない。ネムの成長過程にも、心身ともにかなり無理があるし(苦笑)
あと「てにおは」がところどころおかしいとか、誤字が残ってるとかありますが、そのあたりはオンライン小説読み慣れたおかげですっかり脳内補完できるようになってたため、ノープロブレム。

ああ、チェスの知識はなくても読むのにまったく問題ありません。むしろない方が良いのかも?
「e4」とか「a5」というのは、マス目の位置(座標)を現す言い方、「ポーン」「ルーク」「ナイト」「ビショップ」「クイーン」「キング」は駒の種類、あとは「キングを取られたら負け」だと、それさえ判っていれば大丈夫です。

ラストは賛否両論ありそうですが……まあ、当人達が幸せならそれで良いんだと思います。エメリンがちょっと気の毒ですけど。私としては二人がこのまま幸せに一生を暮らしていって欲しいところでした。
No.5084 (読書)


 2013年08月29日の読書
2013年08月29日(Thr) 
本日の初読図書:
「短気な薬師(小説家になろう)」〜本編 エピローグ
 http://ncode.syosetu.com/n1084bc/

自分の研究を守るためなら、命を捨てることも厭わない偏屈な天才プログラマー。
彼は自分の研究が流出したことを知ったその瞬間、全ての記録を破棄し、ビルの屋上から身を投げた。
そんな彼を迎えたのは天使だった。そしてその天使いわく、
本来ならば彼の研究により完全自立思考型人工知能が産まれ、停滞していた人類の科学は飛躍的に伸びるはずだった。しかし彼は頑として己の研究を公にすることを拒んだため、既に五十回も人生を繰り返しやり直させられていたのだという。
今回は、ようやく試作版がネットに流出したことによって、不完全ながらも五十年後にAIは完成する流れになったらしい。
「なんだよそれ、マジムカつく」
怒りを露わにする彼へと、天使はさらに告げる。
彼は次の転生で、異世界へと生まれ変わるのだという。そして勇者を手助けする大魔導師となり、魔王を倒して世界を救うまで、何度でも平行世界へ生まれ変わってやり直しをさせられると。
もうキリがないから、この先の記憶は、全て保持したまま転生させる。研究第一というその性根が叩き直されるか、その魂に秘められた才が枯れ果てるまで、永遠を生きる無限地獄に堕ちるのだ、と。
そうして彼の、新たな繰り返し人生が始まったのである。

とにかく偏屈な研究馬鹿が、同じ人生をループしてゆくうちに少しずつ成長? 変化? してゆくお話。
完全なやり直しではなく平行世界を渡り歩いているだけなので、脇キャラはどんどん死にまくっているのが、良く考えるとけっこうダーク。
最後はめでたしめでたし……と見せかけて……なあたりが意表をついてくれました(笑)
No.5075 (読書)


 2013年08月27日の読書
2013年08月27日(Tue) 
本日の初読図書:
4434181696ワールド・カスタマイズ・クリエーター〈5〉
ヘロー天気
アルファポリス 2013-07

by G-Tools
そんなわけで! WEBから書籍化の先駆けとも言える作品のひとつ、ワーカスが! ついに! 最終巻です!!
いやあ、良かった。途中で打ち切りとかにならなくって(しみじみ)
お話自体はWEBで既に完結していたので、そう言う意味で続きが出なくなる心配はありませんでしたが、そこはそれ単価の高さから来る売り上げ不振とかがですね……
正直を言うと、今までオンライン小説から商業出版された中で出来に満足がいったものはほとんどないので、貴重な作品が無事完結してくれて本っ当に良かったです。

で、もって。最終巻な訳ですが。
事前に「表紙で勘違いする人がいるだろう」という情報は得ていたので、さすがに書き下ろし結婚式は釣りだろうとは思っていました。しかし予想をはるかに上まわる加筆っぷりに、読んでいて笑みが止まりませんでしたよvv
風の刃のヴォーレイエとベネフョストその後とかも面白かったですが、なによりガゼッタ方面の掘り下げに、非常にページを費やされていました。
常に自信満々に見えた覇王シンハの、裏での苦労とヘタレっぷりもギャップ萌えにはたまらんところですが、しかし今回はなんと言ってもロリ婆アユウカスでしょう!
っていうか、挿し絵! 挿し絵ッ!!
過去の邪神、獣人セラニカとのツーショット&思い出語りは、あれだけで捏造SSの1本や2本書きたくなる勢いで素晴らしかったッスvv
WEB版ではなんか「あれ?」という感じであまり盛り上がりもなく、いつの間にかなし崩しにさらりと終わってしまっていた感のある部分も、書籍版ではばっちりクライマックス的見せ場を作りつつ、アユウカスによって余韻の残るラストに持って行かれていてお見事でした。
彼女はこの先もカルツィオ世界を見守って行くんだろうなあと思うと、なんだかちょっぴり切なくもあり。

ともあれ。
シリーズ通してかなりエグイ展開や設定もあるのに、全体的にはほんわかした雰囲気でまとまっており、安心感を持って読めるお話でございました。
主役ができるだけ戦闘を回避し、様々なことを話し合いで解決してゆく。そして御都合主義でもなんでも、主役優位は揺るがない。そのあたりが、ドロドロした権謀術数渦巻くバトル主体の話を読んで疲れたときなど、箸休めに良い感じなのです。
あと書き足しは(大いに)あっても、削られたり大幅な改変がなかったのも、WEB版からのファンにとっては嬉しいところでした。

そうそう、挿し絵が個人的好みにフィットしたのも、ある意味買い続けた最大の理由かもしれません。
特にシンハは、まさしく脳内イメージそのまんまでしたvv
闇神隊メンバーもイラスト化されたことによって、正直どれが誰だかよく判っていなかったのが、ちゃんと個体識別できるようになりましたし。
たまーに「あれ、本文では私服なはずなのに隊服着てる」「この髪型、サイドポニーじゃないだろ」的な齟齬はありましたけどね(苦笑) まあ許容範囲でした。

ただWEB版の頃からずーーーーっと気になっている点がひとつ。
以前にも触れたと思いますが、ユースケにしか作成・修理ができないギミック機能つきの車両や機械をバンバン導入して軍隊の装備にしたり公共交通機関として採用しちゃったら、ユースケの死後の運営・メンテナンスはどうする気なのかと。
しかも本文でわざわざ「わざと壊れ易い部分を残す工夫を取り入れてある」って明記されてるし。
つまりこれって今は良いけれど、ユースケが死んだら一気に文明逆戻りって事ですよね?? 人間、一度上の生活レベルに慣れちゃったら、元に戻るのは辛いぞ……?
太陽苔とか回復薬については、他の神技人でも再現できる技術として研究されているようですが、ギミック機能だけはどうにもならんだろう。
……さらに言うなら、あんだけぽこぽこ謎の永久機関を量産されたら、世界全体のエネルギーバランスが(ry

まあ、あんまり突っ込むのは野暮なんですがね(苦笑)
とか言いつつ、ツインテールのヴォレットに特化した可愛い系髪飾り神器を作成しちゃったら、数年後大人の女性に成長した時や、世代交代して男の王様が即位した時に困るんじゃないかとかも地味に気になる……そしてすり鉢状の地面の底にある、最上階が外部から見下ろせる建物を、どうやったら湖の淵から見上げられるのかとか……

ともあれ。
WEB版を読んでいてもなお、充分楽しめる内容で最後まで走りきってもらえて、作者様には本当に感謝なのでした。
No.5068 (読書)


 2013年08月26日の読書
2013年08月26日(Mon) 
本日の初読図書:
「エトワール大陸の料理人(小説家になろう)」〜第10話
 http://ncode.syosetu.com/n9953j/

ある意味お約束の、料理人が異世界にトリップして、それまでにない新たな発想で新料理を作り出していくお話。
……割とあちこちで紹介されているのを見かけるので読みに行ってみたのですが、まだ序盤も序盤で更新が停止していました(しょぼん)
今のところは、屋台で稼いだお金で店舗を出店 → 従業員を雇って制服を作ったあたりまで。
太陽電池付きショルダーバッグといっしょにノートPCを持ち込んでいたりと、けっこう発想がおもしろいので、エタっているのが非常に残念です。
No.5067 (読書)


 2013年08月15日の読書
2013年08月15日(Thr) 
本日の初読図書:
「すーちゃんと薬草勇者(ノクターンノベルズ)」〜すーちゃんと薬草勇者と約束の時
 http://novel18.syosetu.com/N0717BL/

魔の森をすぐ間近とする、モンスターとの戦い最前線とも称されるユージシン村。そこには世にも珍しい冒険者がいると噂になっていた。
冒険者カードに記されるモンスターの撃破数は、わずか2。殺さずどころか「殺せず」の腰抜け。同業者どころか子供にすらそう馬鹿にされる彼のレベルは、しかし100人の冒険者がいて5人がなれるかどうかという、高いランクだった。
専門とするのは、素材採取。
たとえば薬草採集などは冒険者ギルドでも常時募集されている依頼だが、その金額はせいぜい1件あたり銅貨30枚。しかもたいていは依頼主から難癖をつけられ値切りに値切られ、10枚程度になってしまうのが通常だ。そんな依頼になど、モンスター討伐で大金を稼ぐ一人前の冒険者達は、見向きもしない。
しかし彼が採ってくる薬草に、依頼者達は銀貨1枚の値をつける。どれも非常に状態が良く、鮮度が高い状態で持ち込まれ、そこからできあがるポーションの薬効は常に最上。今やギルドに流通しているメガクラスポーションの実に7割が、彼の持ち込む素材によるのだという。
肩に相棒のスライムを載せた、黒髪黒目の冒険者ソウタ=クサノ。
彼はモンスターがひしめく魔の森へでも平気で足を踏み入れ、レアな素材をあっという間に集めてくる。その依頼完遂率は9割以上という高さだった。
もちろんそこには、大きな秘密が存在している。
そう、彼は鉄板、いわゆるテンプレな異世界移動を果たした、現代日本人だったのである。
その世界での常識の斜め上を行く発想と、転移してすぐに仲良くなったスライムのすーちゃんが持つ想定外の能力を兼ね合わせ、彼は魔の森のモンスター達とも友好的な関係を築いていた。
そんなこんなでレア素材も入手し放題。でも基本は忘れず、薬草採取にも工夫を重ねて精を出す。
そんなソータの元へと、ある日、王都から一人の女騎士が訪れた。
彼女アーデルハイド=ゼールスマイドは、王都の騎士団の隊長を務めている。そして魔物を殺すことなくレベルを上げている彼に、その訓練方法を教えてもらえないかと思い、やってきたのだ。
その選択が、彼女と彼の、ひいては国そのものの未来をも変えていくとは、誰も予想だにせず……

異世界落ちもの、一種のチート。不定期連載中で、作者様も「なんか最終回っぽいしめですが、終わりませんのでよろしくです」と最新話の後書きに書いてらっしゃいますが、その通り最終話っぽく良い感じに区切られているので、読むにはちょうどいいタイミングかと。

……っていうか、「しばらく再読するから、当分読書記録が更新できそうにない」とか昨日の記事で言ってたのはどの口だ!?<セルフツッコミ
いやだって目次見たら16話ほどだったから、すぐに読み終えられると思ったんだもん。そしたら予想以上に一話一話が長くって……結局トータルで文庫1冊ぐらいの量がありました(苦笑)
おもしろくてつい一気読みさせられたんだから、満足は満足なんですが。

主人公の活躍の仕方としては、最初はちょっと「ラムムンシリーズ」に似てるかな?
高レベルなスライムと仲良くなって、身体から出る老廃物や体内寄生虫に病原菌なんかを食べてもらって、スライムはレベルアップ、本人は健康ツヤツヤ。薬草なんかもスライムの体内で保管してもらって鮮度抜群! 体調の悪い人達や、ついでにモンスターまで治療しちゃって、お礼に稀少素材をしこたまゲット。ギルドの人達に目を剥かれ〜〜的な感じ。
ただ「ラムムン」ではあえて主役がやらなかった、R18的なスライム利用法もしっかりしちゃっているあたりがノクターン。まあでもそんなに生々しい描写ではなく、むしろギャグ調な一人称語りなので、男性向け(たぶん)でもそこまで苦手意識は働きませんでした。

話が進むにつれて、内政なども入ってきます。襲ってきた山賊や、理不尽を吹っかけてくる政敵なんかには容赦なくあれこれやっています。そのあたりが世間知らずな女子高生だったラムムンシリーズと異なり、おそらく成人しているとおぼしき大人の男が主人公のお話って感じ。

あ、内政と言っても、あんまり現代知識で無双な感じにはなりません。
そしてドロドロした感じもなく、あくまでそのあたりはさらりと流されています。
どちらかというと、人間(短命種族)が好きすぎて変態(ロリ)の域に入っている幻獣達(長命種族)とか、彼らに友人認定されて「変態自重しろ」と突っ込んでる主役とかに笑うタイプのお話です。

なお本文中には、黄金●衣とか二指真空●とかクワトロ=バ●ーナとかいった小ネタがちょこちょこ混じっているのですが、マニアックすぎて全部は解読できませんでした(^ー^;;)
そしてそういった二次要素が入っている分、いつ「なろう」系列から消えるか判らないので、読みたい方は早めに目を通された方が良い、かも?

あ、もう一個。
念のため、一夫多妻注意をつけておきます。
No.5043 (読書)


 2013年08月13日の読書
2013年08月13日(Tue) 
本日の初読図書:
「恋が実る夜 居酒屋ぼったくり 特別編(ムーンライトノベルス)」
 http://novel18.syosetu.com/n1248bj/

「いい加減な夜食(ムーンライトノベルス)」
 http://novel18.syosetu.com/n2319bf/

「ありふれたチョコレート 番外編(ムーンライトノベルス)」
 http://novel18.syosetu.com/n1621bg/

昨日読んだ「居酒屋ぼったくり」の番外編と、作中「うわばみたちの女子会」でクロスオーバーしていた各作品のうち、商業出版されてしまい番外編しか残っていない2作品を拾い読み。そういった雰囲気はほとんどなかったですが、一応R18注意です。
ううむ、まあ「よしの」さんと「かやの」さんと「るみ」さんの、だいたいの背景は掴めたかな……?
意外とそれぞれのお相手のオレ様度が高く、そのくせ相手をモノにするのにけっこう時間を掛けているようで。限定ヘタレなくせに正味一年たらずで結婚までこぎ着けた「ぼったくり」の場合とは、だいぶ雰囲気が違うような。

あとは登場人物の名前をチェックした感じ、「きょうか」さんは『風に乗った楽譜』に、「みずほ」さんは『あり得ないシナリオ』に登場している模様。

……実はムーンライトとノクターンの違いが、よく判ってなかとです(^ー^;;)ゞ
URLを見ても、その小説がいったいどっちに所属しているのかすら判りませんです(苦笑)
とりあえず読まれる場合は、URLに 18 と入ってるものは18禁作品だということを、閲覧前にご覚悟下さいませ〜〜
No.5033 (読書)


 2013年08月12日の読書
2013年08月12日(Mon) 
本日の初読図書:
「居酒屋ぼったくり(小説家になろう)」〜掛け違えたボタンの外し方 下
 http://ncode.syosetu.com/s9226a/

下町商店街に暖簾を掛ける居酒屋、その名も「ぼったくり」。
恐ろしげな店名とは裏腹に、その店には多くの常連客がついていた。五年前、事故でそろって逝ってしまった先代夫婦の後を継いで、そろそろ三十の声を聞こうという娘の美音(みね)と、五歳下の妹 馨の姉妹が店を切りまわしている。腕の良かった両親が亡くなったあとも常連の足は遠のかず、昔ながらの父の味を守りながら、どんどん献立に今風のものを加えていく美音に、いつの間にか若い常連も着々と増えていっていた。
気むずかしい職人気質だった父とは異なり、カウンターの中で料理をしながら、美音は客とも気軽に会話をする。昔からの常連客には娘のように、新しい若い客には姉か友人のように。
小さな店なのだから、そんなにお客が入らなくても良い。適当に席が埋まって、残りがいつも二、三席。そんなふうに、来てくれた人がくつろげる空気が望ましい。採算さえ取れれば、妹と二人、何とか生きていける程度に儲かればそれで良いのだ、と。
そんな「ぼったくり」に集まる客達は、もうみながすっかり顔見知りで。たとえ一見さんが来たとしても、すぐに気安く声をかけ、親しく盃を交わし、時には愚痴を聞いてやったりもする。そうして誰もが、美味い料理と酒に舌鼓を打って、笑顔で店を出てゆくのだ。
ある雨の晩のこと。最後の客が帰りそろそろ暖簾をしまおうとした「ぼったくり」に、いっぷう変わった客が訪れた。高そうなスーツをずぶ濡れにしたその男は、こんな下町には全く似合わない、見るからにセレブといった「できる男」の雰囲気を漂わせていた。
しかし冷え切ったその状態で帰らせるのは、あまりにも不憫。仏心が湧いた美音は閉店を少し遅らせて、男の身体が温まるようささやかな酒と肴、雑炊をふるまった。
おそらくは通りすがりにたまたまやってきただけの、一見さん。こんな下町の店になど、二度と足を運ぶことはないだろう。そう思っていた美音だったが……

ほぼ三日掛けてようやく読了!
アットホームな下町人情+ほんのり恋愛も絡んだ日常物語、かな? 本編完結済、番外は今でも随時更新中な模様。
最初うっかり短編数本だと思って読み始めたのに、三ページ目を開いてみたら目次がずらーりと並んでいました(汗)
結局トータルで 1.5MB 近く。文庫にして五冊分ぐらいありましたよ。でも面白かったですvv
天然気味な人の良いヒロインと、限定一名に対してのみヘタレな切れ者エリートサラリーマンの、じれじれ恋愛を挟んだ下町人情もの。途中、エリートサラリーマンの家族側から「水商売の女なぞ……」的妨害が入りますが、それもあっさりというかなんというか、割としたたかに乗りこえて、後半ではむしろ恋人の家族(主に祖母・母・兄嫁)とがっつりスクラムを組んで、恋人をいじり倒していたりします。このヒロイン侮れねえvv
最初は「料理以外については世間知らずな鈍いヒロイン」だと思わせておいて、なんとまあ強いこと。でもそんな彼女も、ここぞと言うときは彼氏の腕の中で泣くんですが。
そして彼氏も彼女の前では肩の力を抜いて、素の自分をさらけ出せる、そんな関係。
甘々ラブラブ馬鹿ッポー好きにはたまりませんなvv

まあ、すべてが目出度し目出度しで回りすぎるとかいった、御都合主義的な部分はありますが、そんなことはどうでも良いのさ。読んでいてほっこりした気持ちになれるのが一番です。
……いろいろと途中、あまりにまっとうな正論を語られすぎて、グサグサ突き刺さってくる部分もあったりするんですが……ははは(^ー^;;)

そして残念無念なのが、出遅れたせいで同世界観と思しき別シリーズが、商業出版の事情で既にWEBから下ろされてしまっていたこと。
くそう、クロスオーバーしてるらしい途中の女子会のネタが判らねえ! うぁああああ、タイトルだけは聞いたことがあったのに、なんで私はもっと早くあれとかこれを保存しておかなかったんだ〜〜〜《o(TT)o》
おのれ出版め、紙書籍の定価が高すぎるわ! おまけに古本の方もなかなか値が下がらねえわ! コンチクショウ〜〜(涙)<やつあたり

ともあれ。
さすが居酒屋が舞台なだけあって、料理やお酒に関する描写のこだわりがまたすごいのです。お腹が空いているときに読んだら、きっと大変なことになるでしょう(苦笑)
主人公達を囲む町の人々や常連さん達も、とても魅力的で。みなさんほとんどが下の名前、しかも居酒屋での知り合いだから漢字が判らずにひらがなとかニックネームでの登場なのに、読んでいくうちにだんだん個性が判ってくるんです。
そしてみんな「ぼったくり」とそこの姉妹が大好き。
もうね、「檜のカウンター」の回なんて、読んでいてニヤケ顔が止まらなくて参りましたよ。いや、つい笑みがこぼれてしまうのは、ほとんど全編ずっとなんですけど!
基本的に上中下の三話ずつでまとまっているので、時間があるときに少しずつでも読んでいけるんじゃないかと。
飲兵衛で食べるの大好きな人には、特にオススメです。
No.5032 (読書)


 2013年08月10日の読書
2013年08月10日(Sat) 
本日の初読図書:
「週末冒険者(小説家になろう)」〜第10話
 http://ncode.syosetu.com/n9544br/

前世で異世界の魔術師だった会社員 佐藤が、老後の資金稼ぎのため7日に1度、週末だけ異世界に渡って冒険者サトーとして働くお話。
あくまで老後やもしもの時の貯蓄が目的なので、危ないことはせず、堅実にこつこつと魔物を狩ったり鉱石を採集しています。……何故か、普通の人間なら潜るのに十数日は掛かる迷宮の中層階で。
どうして彼が異世界渡りができ、そして規格外の魔術が使えるのか。そのあたりの事情はまだまったく語られていません。前述の「前世で魔術師だったと思い出した」「試してみたら魔法が使えた」という物語の導入部分も、小説紹介のあらすじにしか書かれていませんし。
そのあたり、今後のフォローが入ってくれるのかが期待のしどころですかね。
No.5028 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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