よしなしことを、日々徒然に……



 2013年07月27日の読書
2013年07月27日(Sat) 
本日の初読図書:
「マギクラフト・マイスター(小説家になろう)」〜07-08 鉱山
 http://ncode.syosetu.com/n7648bn/

孤児院育ちの青年 二堂仁(にどう じん)は、物を作るのが大好きだった。孤児院という欲しいものが満足に手に入らない環境のため、自ら作り出すという道を選んだのが始まりだったが、いまでは完全に趣味と言って良い。年下の子供達のためにコマ、竹とんぼを初め、竹馬、ブーメラン、凧に模型飛行機などから、ぬいぐるみに人形まで作成し、普通に服だって縫える。大工仕事も当然こなし、就職後には工場で下っ端として様々な雑務をやらされたこともあって、あらゆる専門知識を幅広く持っていた。
そんな仁だったが、徹夜が続いて疲れが溜まっていたため、仕事中にうっかり足を滑らせて、煮えたぎる鉄鋼炉に落下してしまう。
「生命保険、ちゃんと孤児院に下りるかなあ……」
そんな思考を最後に、仁はこの世から姿を消すことになった。
そうして目を覚ましたとき、彼は見知らぬ世界にいた。誰一人として人間がいない孤島の研究所の中で、彼を迎えたのは少女の姿をした自動人形(オートマタ)。
なんでも彼女を作成した先代の主人が、その死の間際、自分の研究を受け継いでくれる後継者を捜せと命じたのだという。それが1000年以上前のこと。
魔法工学師(マギクラフト・マイスター)と呼ばれる、その世界では異端と呼べるほど進んだ知識を持つ技術者だった先代は、自分の全てを受け継げる後継者を求めていたのだった。そしてオートマタは無機物だけに出来る根気強さで、ずっと『後継者』を探し続けていたのである。
そうして彼女が見つけだしたのが、鉄鋼炉で燃え尽きようとしていた仁だった。
なお世界を渡る過程で瀕死だった仁の肉体は魔素によって補填され、傷は古い物も含めてすべて修復されていた。
どうせ一度は死んだも同じ身。そして脳味噌に直接書き込まれた先代の知識は、仁にとって非常におもしろく興味深いものだった。
その世界では、千年が過ぎるうちに戦争などによってかえって文明が衰退している。ただでさえ先進的だった先代の知識は、もはや失われた技術を通り越して卑怯とさえ呼べるものになっていた。そこへ仁の現代知識による新たな発想と、世界を渡ったことで得た膨大な魔力が加わって、作り出すものはもはや伝説級のレベル。
しかし仁はあくまで穏やかにのんびりと、自分が好きな、そして人に役立つ物を作っていきたいと考えている。
とは言え夢中になるとつい自重を忘れる性格と、仁に忠誠を誓う無敵の自動人形 礼子の行く先では、常に様々なトラブルが待ち受けていて……

異世界落ち物、チートな物作りほのぼの系。連載中。
国家レベルでのあれこれも関わってきますが、本人はあくまでのんびりと過ごすことを希望しています。
今は優秀な魔法工作士(マギクラフトマン)でショウロ皇国の外交官でもある、ラインハルトその他と旅の途中。この人は外交官としても優秀なくせに、基本はモノ作り馬鹿で、夢中になるとまわりが見えなくなるあたり仁と良く気があっていますvv マイスターレベルまでは行かないけれど、非常に優秀で理解度が高く、常識も良識も身分も持ち合わせているあたり、非常に良い人ですね。
お話としての難点は、作り出す物の構造がいまいち判りにくいことかな。ボールベアリングとか4輪独立懸架とか書かれても、素人には説明がないとイメージできないよ……
あと主役が女性陣みんなに好かれているので、ハーレム苦手な方は要注意、かも?
No.4986 (読書)


 2013年07月26日の読書
2013年07月26日(Fri) 
本日の初読図書:
4167110156真夏の方程式 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 2013-05-10

by G-Tools
五年生になる柄崎恭平は、共働きの両親が忙しいからと、夏休みに玻璃ヶ浦にある親戚が経営する旅館へ預けられることになった。
最近寂れがちな玻璃ヶ浦には観光客もほとんどおらず、旅館に泊まっているのは他にたった二人。しかもそのうちの一人は、行きの列車でたまたま恭平と言葉を交わした結果、同じ旅館に泊まることになった男で。
その男 ―― 湯川学という博士は、玻璃ヶ浦の海底金属鉱物資源を調査するにあたり、技術協力をするためにやってきているらしかった。
そして旅館の長女で恭平とは二十近く年の離れた従姉妹である川畑成実は、地元の海の環境保護活動をしている。資源の調査によって海が汚染されるのではないかと開発に反発している彼女だったが、そんな彼女も湯川と言葉を交わすうちに、いろいろと物思うところがでてきたようだ。
そんなある日のこと、旅館に泊まっていたもう一人の客が、死体で発見された。夜中に散策していたところを、堤防から足を滑らせ転落死したと思われた。しかし被害者が警視庁のOBだったことから詳しく死因を調べたところ、睡眠薬を飲んだ上での一酸化炭素中毒だったと判明する。つまりはどこか別の場所で死亡した遺体を、誰かがその場所へ運んだと言うわけだ。はたしてそれは、事故なのか、殺人なのか。
詳しい捜査が始まる中で、警視庁は所轄の県警とは別に独自に情報を集めることを決定した。白羽の矢が立ったのは草薙刑事。もちろん理由は、くだんの旅館に宿泊しているのが旧友 湯川だからだ。
湯川もまた、珍しく素直に調査協力を受け入れる。
いわく「今回の事件の決着を誤れば、ある人物の人生が大きくねじ曲げられてしまうおそれがある」からだと。
そうして湯川は玻璃ヶ浦で事件関係者から様々な話を聞き、草薙と内海薫は、東京で被害者についての情報を集める。
被害者はどうして玻璃ヶ浦などという田舎へゆき、わざわざ寂れた旅館を選んで宿泊したのか。
やがてそこには絡み合う、過去からの因縁が浮かび上がってきて……

去年から予約していた、ガリレオシリーズ長編作(読んだのはハードカバー版でしたが、 Amazon になかったので書影は文庫版です)。
折しもちょうど、映画が公開された今頃に順番が回ってきました。とは言え映画を見に行く予定はないし、情報も全く仕入れてませんけど。
ただやはりついこの間、TVでドラマのシーズン1〜2を立て続けに見たおかげで、メインキャラクターは完全にドラマキャスティングで脳内イメージされましたね(苦笑)
おっかしいなあ、最初に原作読んだ時はホームズ役にしては癖のないキャラだと思っていたのに、福山さんで想像すると、途端に変人湯川で動き出すvv
……しかし設定では湯川先生=非論理的な子供が嫌いになっているはずなのに、このお話では全編ずっと子供と積極的に遊び、その未来を気遣い、最後には事件の真相すら隠蔽というか……黙して語らない形になっています。映画ではそのへんどんなふうに描写されてるんでしょう?
基本的に映画はTVで放送やるまで見ないんですが……二年ぐらいで放送されるかなあ。

しかし今回のお話は、本当に湯川先生らしからぬ話運びだったように思います。前述の通り子供の相手をするところとか、事件の真相をはっきりさせないところとか。
……確かに子供の未来は大切かもしれませんが、それ以前に過去の冤罪を見逃すのはどうなの? 時効制度はなくなったんだから、十六年前でも罪は罪でしょ? そして未必の故意的な部分はあったとしても、殺人は殺人。過失致死ですますには、殺された人とその遺族が気の毒すぎやしないかい? 殺された人はあんなに良い人で、心底から善意で動いていたと思うのよ。そりゃあ、犯人側から見れば現在の生活を脅かす存在だったかもしれないけど。だからって殺して良いわけはないし、その『死』をもたらした『罪』を、目こぼしするのもどうなの?? と。
これが金田一耕助とかホームズさんとかなら、時代もあるし『そう言う人だから』で納得できるんですが、現代が舞台でしかも論理を重んじる湯川先生だとなあ……ううむ……(悩)

まあでも、お話自体はおもしろかったです。ほぼ一日で読み通しちゃったくらいに。
玻璃ヶ浦と東京、十六年前と現在、恭平くんと成実さんと湯川先生と警察という、絡まり逢う複数の要素がやがてひとつにまとまっていく様は、なかなかに引き込まれました。
むー……単に私が、ドラマの変人設定に引っ張られ過ぎて、原作での性格付けがよく判らなくなってきてるだけなのかなあ。
No.4982 (読書)


 2013年07月25日の読書
2013年07月25日(Thr) 
本日の初読図書:
「勇者の活躍(?)の裏側で生活してます(小説家になろう)」〜#023 エピローグ
 http://ncode.syosetu.com/n4365be/

勇者召喚に巻き込まれて男女五人が異世界召喚。
一人は勇者に、一人はいろいろやらかして牢屋行き。勇者が勇者しているのをよそに、残る女子二人と共に、帰れるまでの一年間を有意義にやっていこうとする男子高校生(留年経験ありにつき十九歳)のお話。
奴隷要素、ハーレム要素ありにつき要注意。

んー、登場人物と説明が多いので、ざっくり流し読み程度で。
雰囲気的には割と好みですが、もうちょっと集中力があるときにきちんと読んだ方が良いかも。あと何の説明もなく普通に使われてる用語が、たまによくわかんないっす(−ー;) リバーシってなんだよ。日本人なんだからオセロでええやん……
No.4981 (読書)


 2013年07月23日の読書
2013年07月23日(Tue) 
本日の初読図書:
「異世界召喚されたけど嫌なことばかりだったので引きこもったら魔女と呼ばれるようになりました。」
 http://ncode.syosetu.com/n5516bh/

異世界召喚されたら勇者としていろいろひどい扱いをされたので、山へ引き籠もって老婆に変身。魔女だとか呼ばれながら、捨て子を拾って育ててる元女子大生のお話。
召喚した元の国は、さらに次の『聖女』を召喚し、好き放題やろうとしたのですが、その聖女がまた曲者で、王子様と一緒に何故か魔女の元へやってきて、魔物のような姿をした息子と四人でホームコメディを繰り広げております。
割と勢いで突っ走った感はありますが、最後はめでたしめでたしで終わっております。
No.4972 (読書)


 2013年07月22日の読書
2013年07月22日(Mon) 
本日の初読図書:
「醜い駐在さんと醜い私(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n9851be/2/

代々竜人の『駐在さん』によって守られた町があった。
人間よりも数段強い体と、賢い頭を持っている竜人は、発展した文明を好まず、ひっそりと森の奥深くで暮らしている。そんな彼らがその町を守るのには、はるか昔の約定があったからだ。
ともあれ、駐在さんのおかげで野蛮な文明人に蹂躙されることもなく、戦火に包まれることもなく、その町は穏やかにあり続けた。
そんな駐在さんだが、このたび奥さんが亡くなられたので、代替わりすることになった。駐在さんの条件は『竜人がこの町を守る代わりに、一人花嫁を差し出すこと。竜人が亡くなるか、竜人の花嫁が亡くなった場合、新たな竜人と代替わりすること』なのである。
そんな町に、とても醜い娘がいた。
目があえば相手を石にしてしまえそうな四白眼。お伽噺に出てきそうな尖った魔女っぽい鼻に、薄情そうな薄い唇。食べても上半身に肉が付きにくいせいで痩せこけた顔、腕、胸、腹。その癖、下半身にはたっぷりと肉が付いて、変に大きい腰、むにょむにょした太股。
結婚適齢期を越えたのに、どんなに底辺の男とお見合いしても断られるほどに、彼女は醜かった。
そんな彼女を、両親は最後の希望として『新!駐在さんとお見合いしよう!』会場へと送り出す。
ところが今回の駐在さんは、歴代の彼らと異なり美形ではなかった。彼らは人間になじむために人の姿に変身してやってくるのだが、その姿が……酷い。変身したのソレ? と言いたくなるほどに完全に爬虫類。
誰一人として「嫁になりたい」と言い出さない状況に、竜人さんは打ちひしがれていた。
その姿が何とも言えず自分自身と重なって。醜い娘は勇気を出して、爬虫類丸出しの駐在さんの元へ歩み出た。
「……わたくしでは、どうでしょう?」
途端に駐在さんは、目を丸くして絶句してしまい……

異種族恋愛モノ。ちょっと長めだけれど1Pに収まっている短編です。あとバレンタイン番外も1本あり。
異種族間での価値観の差が、良い方向に働きましたねという一作でした。
主役の「醜い娘」が、「心根は優しい」までいかず、けっこうイイ性格をしているのが楽しいです(笑)
お嫁さんが立候補してくれなくて涙目になってる駐在さんを、「可哀相で可愛い」って見物してるあたりvv
No.4969 (読書)


 2013年07月21日の読書
2013年07月21日(Sun) 
本日の初読図書:
4062754754ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2006-08-12

by G-Tools
インフルエンザで大学病院にかかっていた男性が、容態を急変させて死亡した。遺族は医療ミスを訴えたが、民事裁判では問題なかったとの判決が下りる。しかし遺族はあきらめず、刑事告訴に踏み切った。
STの法医学担当 赤城は、民事裁判でのカンファレンスを受け持っていた。彼は病院側の対応に問題を感じていたのだが、他の医師達や弁護団によってその意見は否定され、裁判は病院側の勝利で終わっていた。だが刑事告訴がなされたことで警察が捜査を行うこととなり、今度は専門知識を持つSTの一員として、再び赤城が事件に関わることになったのだった。
担当となった所轄署の刑事達は、民事で負けた事案など起訴まで持っていけるはずがない、余計な仕事が増えただけだとやる気がない。しかも年下のキャリア警部補ということで、百合根に対しても当たりはきつかった。
しかし赤城は、医者にかかりながらも死亡した患者がいることに、強いこだわりを見せる。「たかがインフルエンザ」などと、病気の種類によって患者を軽視する大病院の体質。それらが引き起こす医療ミスを少しでも減らすためにも、こういった捜査は必要なのだ、と ――
やがて捜査を進めてゆくうちに、問題の大学病院が、かつて赤城が研修を受けた場所だと判明する。
上位者には逆らえない、極端な縦社会である医療の現場。複雑な人間関係の中に隠された、赤城の過去と、医療の現実がじょじょに明かされてゆく……

読む順番間違えて正解だったかもしれない、元対人恐怖症で自分だけ一匹狼だと思っている、周囲からの人望が篤いリーダー気質な赤城左門さんのお話。
むしろ色シリーズはこの巻で〆たほうが良かったんじゃないか? とまで思いました。
それぐらいに、黄の〜に輪をかけてメンバーの過去に踏み込んだ内容。
赤城さんが何故に臨床医を諦め、法医学の道を選んだのか。その辛く苦しかっただろう経緯は、読んでいてこっちまで苦しくなってきました。うん、辛い時って周囲の何気ない悪意のない言葉が、ぐさぐさと突き刺さってくるよね……ふふふ……(遠い目)
そして私は医者が苦手なので、大病院の『病気だけ見て患者を診ない』を強調したこの話は、本当に辛かったです。特に冒頭の被害者が診療を受けてる部分は、いろいろと身につまされすぎて( T _ T )
散々待たせたあげく「夏バテでしょ。しばらく様子見て」と、問診のみで血圧ひとつはからぬまま、薬もなしに放り出されたりとか。
「お腹が『気持ち悪い』なんて症状はありません! 痛いのかそうじゃないのかはっきりして!!」とか言ったあげく、脱水症状起こしてベッドで唸ってる私をほったらかしにして、付き添いの母と三十分以上世間話を繰り広げ、私には点滴も処方箋もなしに帰らせた某医者とか……ろくな思い出がないよ……(恨)

おかげで今後ますます、医者に行くのに腰が引けそうです。

……って、私の医者についての印象はどうでもいいんですが。

このお話の犯人は、本当に病院のありようを憂えて、絶望して、そうして医者として人として越えてはいけない一線を間違えてしまったという、切ない物語ではありました。
しかしこの事件ほど、殺されてしまった被害者が救われないお話もあるまいて……遺された奥さんが、いろんな意味で気の毒すぎます。

でもまあ、終わりは割と爽やかでちょっと救われました。特に赤城さんの台詞が素晴らしいです。
……あと毎度言ってますが「キャップが、あれこれ俺たちのことを詮索する人間だったら、STはもたないだろう」ってな百合根キャップを認める台詞があると、嬉しくなってしまう私でしたvv
No.4967 (読書)


 2013年07月19日の読書
2013年07月19日(Fri) 
本日の初読図書:
「百貫姫にまつわる三つの物語(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n2305bn/

とある大陸に、とある国がありました。飛びぬけて大きいわけでも、豊かなわけでもない、しかし都だけは群を抜いて美しい、そんな国でありました。
その国を治める王さまとお后さまは、それなりに良く国を治めていましたが、たったひとつ、たいへん見栄っ張りだという欠点がありました。
そんな二人の間に一人の姫が産まれました。そのお姫さまがまだお后さまのお腹の中にいた頃に、高名な旅の賢女から「お腹の御子には望むだけの食べ物を与えなさい」とお告げを受けたので、お姫さまは毎日たくさんのものを食べ続けた結果、年を重ねるに従いどんどん太っていきました。
十六歳の娘盛りになった頃には、顎にたぷたぷと肉が下がり、目はふくよかすぎる頬に埋もれてしまっていました。手足もまるで丸太のよう。王さまもお后さまも、そして彼らと同じように見栄っ張りな国民達も、ぶくぶくと肥え太ったお姫さまをうとましく思うようになっていきました。
しかもこのお姫さまは社交的でも明るくもなく、幼い頃から部屋にこもっては、たくさんの食べ物を抱えて本を読むばかり。たまに出かけると畑に出向いたり、近隣のお百姓さんに自分の望むような作物を作らせたりと、やりたい放題でした。
そんなお姫さまを国中の者たちはみな、百貫姫と呼んで蔑んでいました。
ある日のこと、彼らの美しい城に、一人の王子様がやってきました。遠い遠い小さな貧しい国の、ガリガリでやせっぽちの王子様です。彼は、お姫さまへと求婚しました。
太ってみっともない百貫姫を追い出すにはちょうどいいと、王さま達は喜びました。
「姫よ、残念ながら我々はもうお前のために食べ物を用意することはできない」
それを聞いたお姫さまは、両手いっぱいに野菜を抱えたまま、不満を言うでもなく小さな声で「わかりました」と答えました。そうして持参金代わりにたくさんの食べ物や作物を持って、国を出ていったのです。
それは、かつての美しい国が、なにもかもを失ってしまう前触れの物語。
日々の食料にも事欠く貧しい小国が、実り豊かな土地を取り戻すまでの物語。
そしてのちに豊饒の姫と呼ばれるようになった、愛すべき百貫姫の物語 ――

童話風の三本立て。
基本的に同じひとつの事柄を、姫様の故国視点、姫様視点、嫁ぎ先の王子様視点で語っています。
理解者を得られない姫様の、年単位での努力には頭が下がりますね……
童話のお約束通り、最後は幸せめでたしめでたしです(^ー^)


「神様と事務員(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n2583y/

大学事務課の女性職員 環(たまき)は、十月のある日、新しい仕事を言いわたされた。
大学を守護してくれているという、烏帽子神社の世話係だ。
世界には動物と人類以外に神族がいる。人類にはない不思議な力を持っていて、五穀豊穣や商売繁盛等、祀られた神社で仕事をしているらしい。しかし彼らは完全世襲制で、人前には滅多に出てこないこともあり、その実体は謎に包まれていた。
そんな、確かに存在はするけれど、簡単に出会えるはずもないのが神様なのだが……烏帽子神社の神様は、宙に浮いていることと外見に似合わない言葉使いさえなければ、中学生にしか見えない普通の少年だった。
いきなり世話係を任命されて困惑した環だったが、仕事と言うからにはやらねばならない。幸い烏帽子様は、とても気さくで良い人のようだ。
そんな記念すべき神様初遭遇を果たしたその夜、環はTVでカレー特集を見てしまった。
どうしてもカレーが食べたい。ごろっとしたジャガイモの入った、ほっくほっくのカレーライス。ああでもカレーうどんも捨てがたい。しかしジャガイモが……と悩んだ末に行き着いたのが、カレー鍋。あれならジャガイモもうどんも両方楽しめる!
さっそく友人知人に鍋を囲もうと誘いを掛けたのだが、あいにくみな用事があるとのことで、誰一人捕まえることができなかった。
鍋とはけして、一人で食べるものではない。しかし誰も捕まらない。でもカレーが食べたい!!
そんなことをグルグルと考えていた彼女に、たまたま通りすがった烏帽子様が声をかけてきた。心の中がカレーでいっぱいだった環は、思わずこう問いかけてしまう。
「烏帽子様、カレー鍋を知ってますか?」
それが色気より食い気の女と、食べることが大好きな神様とが打ち解けるきっかけとなり……

はい、ほのぼの異種族恋愛もの、完結済です。
日本と良く似た国の、とある県に良く似た土地での、なんちゃってファンタジー。
実年齢も見た目の年の差もいささか問題ありありですが、片方については途中で解消されます。
っていうか、後半の烏帽子様視点を読むと、神様のヘタレっぷりが……っ(笑)
お互いが鈍感すぎて、恋心に気付くのが遅すぎるのがまた、読んでいてにやついてしまうと言うかなんというかvv
あと門前にいる狛犬と獅子のコンビも、モフモフ要員として非常に悶えさせてくれます。ああもう、可愛いすぎるぞコンチクショウ!
途中に挟まっている小話も、なかなか楽しいです。
……ちなみにうちの長兄の持ちネタだったりして……<いとしいしと


「風呂場女神(小説家になろう)」〜十五話
 http://ncode.syosetu.com/n7285bi/

入浴をこよなく愛するOL玉野泉。
今夜も自宅の風呂場に読みかけの本と果物を持ち込んで、じっくりと癒されていた。
しかしそんな至福の時間も終わりを告げる。
ガラリという音と共に、突然窓が開けられたのだ。
そこにいたのは、濃紺の布で顔をぐるぐる巻きにした、鋭い目つきの男だった。
入浴中の泉は当然、全裸である。
「水を一杯くれないか」
あまりのことに悲鳴すらあげそこねた彼女に、男はそう乞うた。
その背後には、いつも見える窓の外の景色ではなく、疎らな草の生える強い日差しに照らされた、荒涼とした土地が広がっていた。
なんでも男は砂漠の中で遭難し、かろうじてここまでは戻ってきたものの、もう丸一日水を飲んでいないのだという。
歯磨きセットのコップに水を汲んで渡すと、男は美味そうに飲み干した。ついでに空になっていた革袋もいっぱいにしてやると、礼だと言って青い石のついた耳飾りをくれた。
そうして閉ざされた窓の向こうを改めて確認してみると、そこはいつもと同じブロック塀と、隣家の垣根があるだけだった。
なんなの。これ………。
呆然とする泉だったが、それは始まりに過ぎなかった。
数日おきにではあるが、風呂場の窓が不思議な世界へと繋がるようになってしまったのである。
これではせっかくのバスタイムが台無しだ。
しかし窓の向こうに現れる人々は、いつも何かに困っていて。そうして泉の手元にあるなにかしらによって救われては、礼の品を残していくのである。
そうこうするうちに、彼女はその世界の運命そのものに深く関わるようになっていって……

異世界版わらしべ長者といったところでしょうか。
窓を挟んで風呂場と砂漠や天幕や火事場などが繋がるので、かなりの確率で全裸な泉さんはかなり気の毒です(苦笑)
前回に出会った人間と、微妙に関わりのある人が次回に現れたりが繰り返され、聞きかじった情報などを教えていくうちに、大陸の国家交流そのものに影響を与えております。しかし本人はよく判ってません。
異世界側から見ると、いきなり現れた宙に浮かぶ光る枠の中に、ハダカの女性がいるわけで……人によって女神と呼んだり妖術師と呼んだり、はたまた天使だの魔女だの幽鬼だのと、受け取りかたは様々です。
個人的にはやっぱり一番最初に御登場し、再登場まで果たした神聖国ヨーク・ザイの若き国王フーロンがイチオシですなvv
ああでもどうせなら、泉のおかげで幽閉された塔から出られた(であろう)イ・ジブロ国のヒノキ王子と、フーロンとが争奪戦なんてのも萌える(笑) そこはヒノキ王子がクッソ生意気な子供なのがポイントです。ツンデレ少年VSワイルド系の大人の色男……やばい、想像するだけで顔がにやけるわvv
最新話ではかなり問題ありな『モノ』が手元に来たので、次がいったいどういう展開になるのか、早く続きを読みたいところです。
No.4961 (読書)


 2013年07月18日の読書
2013年07月18日(Thr) 
本日の初読図書:
「目指す地位は縁の下。(小説家になろう)」〜108 側室(仮)の惑い。(2)
 http://ncode.syosetu.com/n6841y/

遊園地で逆バンジーに挑戦。ぎゅっと閉じていた目を開いたら、見知らぬ路地裏に立っていました。いわゆる女子高生異世界トリッパーというやつですね。そうですね。
そんなことを思いつつ、混乱して立ちつくしていた少女 ―― 相馬沙羅は、さらに気がつくとさらわれていて、見知らぬ貴族の館へと連れ込まれていた。どんな目に遭わされるのかとびくびくする彼女を、しかし現れた壮年の夫婦は抱きしめる。
どうやら行方不明になっていた娘と、勘違いされているようでした。
詳しく事情を聞くと、彼らの娘トウマ・サラサは、数日後に嫁入りを控えているというのに、いきなり行方が判らなくなってしまったのだという。相手は彼らの家より格上で、とうてい破談にできるような話ではないそうで。どうか娘の身代わりになって輿入れしてくれないかと懇願された沙羅は、このまま放り出されて行き倒れや娼館行きも御免こうむるので、引き受けることにした。
ところで貴族の奥さんって、なにをすれば良いんですか? え? 貴族じゃない??
嫁ぎ先は、なんと王様でした。
沙羅改めサラサは、鴻国皇帝アカツキの後宮に側室として上がることになったのです。
幸いにも皇帝は優しくて、初夜に怯えるサラサに無理強いすることもなく。その後も、部屋にやってきては穏やかに話し、添い寝をするだけの日々が続いた。
そんな優しくハンサムな皇帝が大好きになったサラサは、どうすれば彼の助けになれるのかを懸命に考えた。あいにく自分には、美貌もなければ教養もない。ならば他の側室達が、陛下を癒してあげられるようにできないだろうか。そのためには、いがみ合う側室達の間を取り持って、後宮の空気をくつろげるものにしたら良いんじゃないか!
そう、目指すは縁の下の力持ち。できることを見つけたサラサは、さっそく後宮内で虐げられている、立場の弱い側室へと接触を図るのだが ――

異世界トリップ、後宮恋愛モノ。
ちなみに加筆修正の上、商業出版もされている作品です。
んー……あらすじを読んで、もっとお気楽な天然少女が、海千山千な側室達に気に入られつつ、皇帝そっちのけで後宮の中に新たな風を吹き込むといった展開を予測していたら、ちょっと……かなり違ったかな。
以下はいささか辛口につき畳みます。
No.4958 (読書)


 2013年07月17日の読書
2013年07月17日(Wed) 
本日の初読図書:
4062755548ST警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2006-11-16

by G-Tools
古いマンションの一室で、男女四人の死体が発見された。
室内はガムテープで目張りされており、七輪の中で炭が燃え尽きていた。四人は宗教法人「苦楽苑」の信徒であり、死んでいた部屋は苦楽苑が支部にしようと購入していたものだった。
川那部検死官はカルト信者の集団自殺だと判断したが、STのメンバー達と所轄である綾瀬署の叩き上げ刑事達は、現場の状況から他殺の可能性を見出す。
そうして捜査を進めてゆくにつれ、苦楽苑の教祖である阿久津昇観やその補佐 山県佐知子、元幹部でありながら袂を分かった篠崎雄助らの、複雑な人間関係が浮かび上がってきた。
やがて、死亡した四人とともに篠崎から指導を受けていた青年 町田智也が、山吹の寺で修行を受けたいと言いだした。容疑者の一人を見張るという目的で、百合根も共に坐禅の体験修行を始めるのだが ――

二冊同時に購入したら、うっかり順番間違えて「赤の〜」より先に読んでしまいました(^ー^;;)ゞ
まあこのシリーズは基本的に、1巻目以外はどこから読んでも、あんまり関係なさそうなんですがね<毎回ちゃんとお約束の設定説明が入る
そんな今回は、兼業坊主の山吹さんがメイン。
……なんかこのお人、化学薬物方面よりも宗教方面で活躍する方が多い気がするんですが(苦笑)
そして実はけっこう曲者というか、意地が悪いというか。良くも悪くもマイペースで、自己の感情に忠実な他のメンバーと異なり、表面上は人当たりが良い常識人に見せかけて、事件解決後に「坊主にははったりも必要でしてね」とかペロッと言っちゃうあたり腹が黒い(笑)
確か他の巻でも似たようなことやってたよな、この人……
あと今回は珍しく、視点が百合根キャップに固定されていました。そしてたった二日の禅修行で、早くもいろいろ掴むキャップ。……大丈夫かキャップ、うっかりそのまま入信しそうな勢いだぞvv
でもまあキャップが良いところを見せるのは、自己投影して読んでいると楽しいのです。
……っていうか、山吹さんの言葉が痛い痛い痛い! グッサグッサ突き刺さりまくって、キャップに間に入ってガードしてもらわないと、読んでいるこちらの心が折れそうです _| ̄|○

……お寺とはいえ自宅が登場し、お父様まで出ていらしたあたり、今回はずいぶんSTメンバーのプライベートに踏み込んだ感じがしました。過去の辛い経験についても、山吹さん自身の口から語られましたし。
この人はメンバーの中では地味めだけれど、いろいろと奥深い人だなあと改めて実感いたしました(合掌)

事件自体は、悲しい誤解とすれ違いがうまく使われていたと思います。
人間って、どうしても言葉でしかコミュニケーションをとれなくて。でもそうすると、どうやったって取りこぼしや意図せぬ改変が出てくるんですよねえ……(しみじみ)
No.4955 (読書)


 2013年07月16日の読書
2013年07月16日(Tue) 
本日の初読図書:
「塔の陰(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n1714bg/

貧しい農家に生まれ育った少年 慎太郎は、田の中を駆け回っては近所の子らとチャンバラごっこをし、しごく丈夫に育った。年頃になると背丈も伸び、精悍なその面差しもあいまって、近所の娘らが噂するほど。さらには荒削りだが剣の腕も立つとあって、あちこちの道場から勧誘を受けるようになった。
出世欲のない彼はそのどれをも断っていたが、親や周囲の説得もあり、十七の春に東の都の保倉道場へと入門した。
物覚えが非常に良く、剣の型は一度教えただけですぐものにする。あっという間に師範代へと上り詰めた彼と、道場の娘マナが恋仲になったのは間もなくだった。道場主の保倉柴門も、娘婿にちょうど良いとすんなり交際を認め、彼の未来は明るく開けているように思われた。
しかし ―― 結納も交わして結婚も間近となった、二十歳のある日。
慎太郎は柴門から突然に破談を言いわたされた。なんでも東の都を治める塔の主、鍵崎羅山がマナを見初め、求婚してきたのだという。そしてマナもまた、それを承諾したのだと……
しょせん多少ばかり腕が立ち見目が良いだけの農家の倅と、中性的な美しさを備えた金と権力を持つ塔の主。比べればどちらに軍配が上がるのかは、問うまでもなかった。
門弟達は、道場主という後ろ盾を失った慎太郎を見下し、口々に心ない言葉を浴びせるようになった。柴門もまた、邪魔者を見るような目を向けてくる。もはや破門になるのも間近であろう。
深く傷つき居場所を失った慎太郎へと、そのとき声をかけてくる者があった。
佐兵と名乗ったその男は、慎太郎の強さは遠い西の都まで届いている。その腕を存分に振るってみたくはないか? と持ちかけてきた。具体的に言えば、旅をしている自分達の主人の、用心棒をしてほしいのだと。
彼らの主は、紫苑と呼ばれる可憐な少女だった。真っ白な髪と、光を映さぬ大きな黒い瞳。良家の生まれであることは一目で判ったが、伴の者達を家族同様に扱う、心優しくも活発的な娘。旅をしているのも、失明する前に少しでも世間を見ておきたいと思ったのがきっかけで、光を失った現在でも「暗闇にいるほうが、よく見えることもあります。それにお友達がわたくしの手となり足となり、目となってくれています」と言い切る度量の広さがある。
慎太郎は結局、彼女の素性など詳しく聞きもしないまま、用心棒を引き受けた。しょせん家族同様と信じていた道場から、利用価値がないと捨てられた身だ。自らの腕以外、失って困るものはないのだから、給料を払ってもらえるならばそれでいい、と。
しかし、その勧誘の裏には、この国の根幹そのものにも関わる深い事情があったのだ。
そして慎太郎にもまた、道場ではひた隠しにしていた秘密があった。
二つの秘密は絡み合い、やがて慎太郎と紫苑を結ぶ未来へと繋がってゆく ――

和風の異世界剣客恋愛モノ。完結済。
道場で習った剣術を使うよりも、我流で心むくまま剣を振るう方がよっぽど強い……というより完全に人外レベルの朴訥な青年が、心ない人々に傷つけられたところから始まる救済の物語。
最初が少々暗いというか、落ち込んでる慎太郎がちょっぴりうっとおしいですが、その後出会う人達がほぼ無条件に味方になっていってくれるので、ある意味安心して読めます。逆に因果応報になっていく、最初に疎んじてきた人々が気の毒なぐらい(苦笑)
そして慎太郎の強さは完全に反則(笑)

魔法なしの世界で、足場も助走もなしで五間ジャンプするってどんだけーー(※1間= 1.82 m)
1町の高さから飛び降りて普通に着地ってどんだけーーー(※1町=約 100 m)

読んでいて ―― 特に東の都一の剣豪が出てきたあたりから、どんどん映像イメージ「修羅の刻」になっていきました。無理もないと思うvv

主役の慎太郎が、Tueeeな身体能力と精悍な美貌とは裏腹に、自己評価が低いというか、あまりにも野心のない聖人君子過ぎて、逆にまわりが気をまわしすぎの振りまわされすぎ。特に紫苑の父親は、「娘と結婚して権力を手にした後、愛人作ってよその女に産ませた子供に家を乗っ取らせたら……」と、絶対にありえない懸念をしている親馬鹿ぶりがなんともはや(笑)
いやこのお父さんはお父さんで、器のでっかいおもしろい人なんですがね。
ともあれ、最後はあらゆるものを見返して……というより、もはや過去など慎太郎の眼中にも入らず、勝手に相手の方だけ落ち込ませておいて、本人とその仲間達は幸せめでたしめでたし。
良い感じにまとまっていたと思います。
No.4952 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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