よしなしことを、日々徒然に……



 2013年10月22日の読書
2013年10月22日(Tue) 
本日の初読図書:
4652086245エイレーネーの瞳―シンドバッド23世の冒険 (ミステリーYA!)
小前 亮 佐竹 美保
理論社 2008-04

by G-Tools
時は十七世紀。舞台はアジアとヨーロッパとを結ぶ、オスマントルコの帝都イスタンブール。
グランドバザールの一角にある隊商宿キャラバン・サライを拠点とし、シンドバッド23世は宝とスリルを求めて様々な冒険を繰り返していた。
シンドバッドの名は、これまで代々が得てきた魔法の品々と共に受け継がれる、冒険家の称号だ。当代23世の名はセルマ。間もなく21歳になろうという、凛々しき男装の女性である。シンドバッドの名は世襲ではなかった。代々のシンドバッドが受け継いでいるエメラルドの指輪にシャムリッシュという元ランプの魔人が宿っており、三つだけ願いを叶えてもらえるのだが、その願いをすべて使い果たすと、弟子の中から優秀な者を選んで後継者とするのである。セルマは兄弟弟子であったエンヴェルと共に試験へと挑み、見事打ち勝って当代シンドバッドとなったのだった。
それから五年。彼女も今はマレクという十歳ほどの少年を弟子とし、冒険の日々を過ごしている。
そんなセルマが今回手に入れたのは、宝の地図だった。記されている宝は『エイレーネーの瞳』。それぞれ大粒のルビーとサファイアがはまった一対の指輪で、かつてはローマ帝国の王家に伝わっていた秘宝であった。二つ揃っていれば幸いを、一つだけ持つ者には災いをもたらすと言われる曰く付きの品で、ローマ帝国がオスマントルコに滅ぼされた際、時の皇帝が憎きスルタンに災禍が降りかかることを願って、ルビーの方だけを宝物庫へ残し、サファイアの方はいずこかへと持ち去ったのだという。
そしてルビーの指輪もまた、いつしかオスマン帝国から失われ、今では幻の秘宝となっていた、その『エイレーネーの瞳』。それは先代22世が生涯をかけて探し求め、ついには消息を絶つ原因ともなった、エルマとエンヴェルの二人にとっても深い意味のある宝だったのである。
さっそく『瞳』探しに着手したエルマとマレク、そして ―― 今は情報拠点『銀の角屋』を営んでいる ―― エンヴェルだったが、その行く先々には謎の男がちらりちらりと姿をかいま見せた。
どうやら滅びたローマ帝国の復活を目的とするらしいその男は、先代の行方不明についても、何らかの関わりを持っているようで……

例によってラジオドラマ青春アドベンチャーで聞いておもしろかったので、原作に手を出してみました。
「シンドバッド23世」というそのタイトルを最初に見たときは、なんか胡散臭そうだと思ったのですが、その23世が男装の麗人だという紹介文で俄然興味が出たのですよ。美青年ももちろん良いものですが、男装の麗人もまた、心くすぐられるものがありますなあvv
……ただちょっぴり残念だったのは、その男装が(苦笑)
いやうん、イスラム文化圏ならしかたがないというか、考えてみれば当然なんですが……でもつけひげ標準装備に、薬を使ってしゃがれ声っていうのは乙女の夢が……
ラジオドラマではつけひげには触れられておらず、声も宝塚的な張りのあるかっこいい女性声だったので、それはもううっとりとさせられたのに。
なのでそのあたりは適当に脳内補正で(笑)
セルマはあくまで颯爽とした美貌の麗人なのさ!
あとエンヴェルは、ラジオドラマよりコミカル加減が押さえられていて、これまた良い男でした。ほど良く二枚目半、でもやるときはやるのが良い男の条件だと思います。マレク、よっく見習っておけよ〜〜。
そしてラジオドラマでも本文でも語られていませんでしたが、裏表紙のイラストではエイレーネーの瞳が、どちらもスターの入った楕円形のカボションカットの宝石に描かれており、ああそれで『瞳』だったのか! と納得しました。シャムリッシュの宿っているエメラルドの指輪と合わせて、赤青緑と取りそろっているのも、見た目に美しいです。
ラジオドラマでは不思議だった、どうやってエルマが黒幕のアジトの場所を知ったのかという点も、書籍ではちゃんと説明がついていたのが嬉しいところ。

逆にちょっと残念だったのは、瞳によって『皇帝』を復活させるというその魔法は、誰がどのタイミングで作り、どうやって伝えられて来たのかが謎のままだったということ。
っていうか、最終的にあの化け物はどう考えても皇帝じゃないと思うんですが……どこから持ってきたんだ、あの棺?? そしてどうしてアレを皇帝だと信じていたんだ、残党達は(−ー;)
それとか魔法の絨毯はお約束のアイテムだから良いとして、弟子が使う魔法の座布団はどこから出てきたのかとか、イブリースはなんで願い事の数に制限がなかったのかとか、細かい点を気にするのは児童文学を読む上では無粋なのか……

ともあれ、全体的には非常にわくわくできるおもしろさだったので、このお話はぜひシリーズ化して欲しいものでした。

……ちなみにこの方は、演義準拠の児童向け三国志(全十巻)、ラノベ系イラスト付きの本も出しておられるらしいです。

4652072317三国志〈1〉桃園の誓い
小前 亮 中山 けーしょー
理論社 2009-05

by G-Tools

しかも地元図書館にそろっている模様。
まだ北方版読み切ってないんだぞー、手を広げるんじゃないぞーーー(自己暗示)
No.5199 (読書)


 2013年10月18日の読書
2013年10月18日(Fri) 
4044498024バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
藤木 稟 THORES柴本
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-12-25

by G-Tools
……うぅむ(悩)
すみません、ちょっとあらすじまとめるのが難しいです。
以下は微妙に辛口なので記事を畳みますね。
No.5195 (読書)


 2013年10月12日の読書
2013年10月12日(Sat) 
本日の初読図書:
「不思議の鈴(近代デジタルライブラリー)」三津木春影
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/905339

「凾中の密書」に引き続き、保村俊郎大探偵と須賀原直人君のホームズ翻案。
タイトルだけではちと判りにくい原作は、「海軍条約文書」です。やはり重要書類が消えて、国家レベルで右往左往するお話。

今回はパーシー・フェルプスが栗瀬律夫(くりせ りつを)に、ホールダースト卿が堀戸春容(ほりど しゆんよう)に、ジョセフ・ハリソンが與瀬春藏(よせ はるざう)といった具合になっています。ハドソンさんは、前回が「小間使のお津多」だったのが、今回は「女中のお陸さん」に。ちょっと扱いが良くなってるvv
地名や名詞に関しては、皆さまご存知の例の住所が「久良瀬町(くらせまち)二百二十一番舘」に、「ウォーキングのブライアブレー邸」が「王琴町字降矢(わうきんまち あざ ふりや)」に、「チャールズ街」が「猿巣街(さるすまち)」に、「アイビーレーン」が「愛比町(あいびまち)」で、「ノーサンバーランド」は「諾撒波(のるさんぱ)」。ケンブリッジ大学が「劔橋(ケンブリツチ)大學」といったところ。

あと面白かったのが、「(懐中時計の鎖についている)ロケット」を「小金盒(こきんばこ)」と訳してありました。なるほど、確かに小さな金属製の盒(ごう/ふたつきの容器)ですな(笑)
そしていったい何かと思った「油團ゆだん(和紙を厚く貼り合せて桐油または漆をひいたもの。夏の敷物に用いる/広辞苑より)」は、原作と照らし合わせてみたらリノリウムのことでした。うまく訳すものですなあ。

内容については、かなり原作に忠実です。冒頭のワトソンさんの述懐が削られているのは、長編シリーズではなく単体として発表された以上、当然の成り行きでしょう。
そして保村さんがやってきた友人ほったらかしで、リトマス試験紙とか使って実験しているのは原作の通りですが、場面の順番が入れ替わっていて、栗瀬さんからの手紙の内容を、保村さんちにやってきた須賀原君が、実験のあとに語っています。まだこの「シャーロック・ホームズ」という存在に馴染みのない当時の読者に対し、変人 保村のキャラクターを印象づけつつ、その興味をぐいぐい引き込むという点で、いきなり実験シーンから入ったのは正解だと思いますね。
その後の流れは、地名や固有名詞等を除けば、ほぼ原作通りだったかと。
……実は正直言うと、相当にうろ覚えなんですがね(苦笑)

読んでいて意外だったのは、「襯衣(シヤツ)のカツフの上へ控えを書いた」という部分がちゃんと書かれていたこと。ここのところは、現代の翻訳で読んでみても「え!? 袖口カフスにメモ書いちゃうの??」とびっくりしませんか? それをあの時代に、一般大衆にもイメージしやすいだろう普通の帳面とかに改変しなかった点に、訳者の心意気を感じました。

 ※当時のシャツの袖口や襟は、取り外して交換したり別個に洗えるものだったらしいです。

あと原作でもかなり唐突感のある「薔薇とは美しいものですね」うんぬんも、ちゃんと書かれています。ほんとに「いきなりなに言い出すんだこの人(きょとーん)」ですよ、あの場面vv 「希望を持ちましょう」って依頼人を慰めようとしたんだと私は解釈してるんですが、空回りしすぎてすべりまくってるあたり、口下手すぎる(笑)

……ちなみにここでは、「優雅な深紅と緑の調和( dainty blend of crimson and green )」を「深紅と青との美しい混合色」と訳されているあたり。いや確かに「ブレンド」だけど! 日本語では緑を青とも言うけど!! 読んだとき「マーブル模様の、しかも青い薔薇が!?」とびっくりしちゃったじゃないですか……

妙な訳と言えば、「同じ階にある( on the same floor )」が「同じ床にある」って訳されてるのも、なんだかくすりと笑えます。 そりゃ確かに、「フロア」は「床」だvv

他にも直訳に近くって、意味が取りにくい部分もちょこちょこありました。
そのあたりはやはり、初期に訳されたがゆえの試行錯誤というものなんでしょうねえ。

そして相変わらずなこの二人のやりとり、

(前略)今日は兎に角研究の日として働かなけりやならぬ。」
「僕は――。」
「あゝ、君の方にこれより面白い事件があるならば――。」
と保村君は稍や不平さうな聲で言つた。
「いや、僕の言はうと思つたのはね、今は一年中一番閑暇な時だから、一日二日は思ふさま僕もこの事件に奔走出來るといふことなのさ。」
「あゝ、それは好都合ぢや。」と御機嫌が直つた。「では一所に研究してみやう(後略)

なんだよ保村さん、ツンデレかよvv
いや調べてみたら、原作もまさにこの通りの会話してるんですけどね。でも「御機嫌が直った」とかって可愛すぎるだろう(笑) 保護者か、須賀原君vv

いやはや正直、原作をあんまり覚えていなかったのに、読んでみたら屈指の名シーンがここぞとばかりに詰め込まれているお話でした。
特に保村さんが取り返した重要書類を、朝食の蓋付き皿に隠しておいて依頼人をびっくりさせる場面は、ファンには外せないエピソードかと。
リマスター版のドラマでも、今夜に引き続き来週にはこの話が放送されるんですよね。ふふふ、見るのが楽しみです♪


2015/03/31 追記:
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No.5187 (読書)


 2013年10月04日の読書
2013年10月04日(Fri) 
本日の初読図書:
4022511125明治・妖モダン
畠中 恵
朝日新聞出版 2013-09-06

by G-Tools
明治の世、銀座の赤煉瓦街に一軒の派出所があった。
周囲を瀟洒なビルに囲まれた一等地にある、木造引き戸の小さな小さな小屋だ。
そこに詰めている警官達の中でも、特に原田巡査と滝巡査は、界隈でもその名を知られた存在だった。どちらも気が短くて腕っ節が強く、目の届くところで悪さをすれば、ただではすまないと、スリやかっぱらいといった小悪党達に恐れられている。
そんな二人は何故か、不思議な事件に巻き込まれることがしばしばあった。
夜の暗がりも、アーク灯の光が退けてしまう文明開化の御代。今さら狐狸妖怪の話などしても、明治生まれの若者あたりは鼻で笑ってあきれかえる時代だ。
……しかし元号は明治とその名を変えたが、江戸とは地続き、時続き。世の中がモダーンになったからとて、江戸の世にいたあやかし達が、はたしてたった二十年できれいさっぱり消えてしまうものだろうか?
いいや、不思議は明治の世にも、ひっそりと息づいているのだ。
原田と滝の二人の巡査は、今日も行きつけの牛鍋屋の主人やその常連達と、様々な怪異を解決してゆくのである ――

今回は「アイスクリン強し」や「若様組まいる」と同じ時代のお話です。
……って言うか作中で出てくる「某家のパーティー用に西洋菓子(ワッフルス)を作る、若い菓子職人」って、アイスクリン〜の皆川さんなんじゃ??
もしかしたら原田さんや滝さんも、若様組〜の方に出てたりとか、したかも?<もはや覚えていない

しかし内容はミステリー調だった前述の二冊と異なり、非常にファンタジックです。同じ時代背景で同じように巡査達が主役なのにこの違い。しゃばけシリーズ好きな人は、こちらの方がオススメなんじゃないですかね。ただあんまりほのぼの感はなく、あやかしの理不尽さ、怖さなどが前面に出されている感じです。

……そして私は正直なところ、読んでいてただ振りまわされるばかりと言うか、誰にどう感情移入していけばいいのか、さっぱり判りませんでした。
特に原田さんショックには、もう呆然。え、え、えーーーー!? と言う感じで、もうびっくりするやらなんやら。原田さんのキャラクターがやけに掴みにくいと思ったら、まさかよもやそうきた揚げ句にそこまでやるとは(愕然)
そして百賢さんが、お高さんが、赤手さんに滝さんまで……

とりあえず一読した感じは、もう「はあ、そうなんですか」としか言いようがありませんでした。
これは内容をちゃんと最後まで把握した上で、もう一度読まないとうまく飲み込めないような気がします。ううう、積読いっぱいあるのに(泣)

そして百賢さんの上の妹は本当に……だったのか。それとも姿を消しただけなのか。どっちなんだろう??
あと表紙の二人は、どっちがどっちなのやらわかりませんです。顔がきれいな方が滝さんだというから、左がそうなのか。けど言動からすると原田さんの方が先輩っぽく見えるから、右の方は若く見えすぎるような。裏表紙のキャラ達は、どれもイメージぴったりでよく判るんですけどねえ。

それぞれの背景に謎が残りまくっているのは、今後のシリーズ化を視野に入れているのでしょうか。あるいは彼等はそういうモノなのだとして、判らないことは判らないままにただ受け入れる方が、この話には相応しいのかもしれません。
No.5168 (読書)


 2013年10月01日の読書
2013年10月01日(Tue) 
本日の初読図書:
「凾中の密書(近代デジタルライブラリー)」三津木春影
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/906274

今度の原作は「第二の血痕」。
……何故か最初「ノーウッドの建築家」と勘違いしていて、しばらく「こんな話だったっけ??」と悩んでしまいました。
読んでいくうちにグラナダのジェレミーホームズが、絨毯を剥がして床に腹這いになっているあのシーンを思い出して、「あ、あれか(笑)」と納得しましたが。

今回のホームズさんは、大探偵 保村俊郎(ほむら しゆんらう)、ワトソンさんは須賀原直人(すがはら なほんど)です。
須賀原君の地の文における人称代名詞は「予(よ)」。保村さんの人称代名詞は統一されてません。対外的だと「わたし」とか「わたくし」で、須賀原くん相手だと「わし」になるのかな??
そして舞台はちゃんと倫敦ですが、それでもベーカー街が倉瀬町(くらせどほり)でゴドルフィン街が神戸街(かうどまち)、ホワイトホール・テラスは白宮街(しろみやまち)となっています。
人名はトレローニー・ホープが寺根音部(てらね おんべ)、エドアルド・ルーカスが江藤律裁(えとう りつさい)、レストレードが夏秋(なつあき)警部といったあたり。
しかしなによりびっくりなのは、ハドソン夫人が「小間使のお津多」になってるよ! すんげえ横柄に命令されてるし Σ(゜ロ゜ノ)ノ !?
下宿の大家さんが敬意をもって接せられる女性だなんて、当時の日本ではしっくりこなかったのかなあ……

当時と言えば、依頼人の総理大臣が、しゃべるとき語尾に「ごわす」とかつけてるのが無性に面白いですvv
この作品が翻案された時代は、偉いさん = 薩摩の人とかいう認識があったのかもしれませんねえ(笑)

あとは「紙張りの安物の背の附いた長椅子」って、そんなものホームズさんちにあったっけとか思っていたら、どうやら「新聞が散らかった長椅子( paper-littered settee )」の誤訳みたいな。

そしてこれは原作そのままの部分なんですが、今回この話を読んでいて気付いたこと……

まあ考へて見給へ、こゝに今度の密書紛失事件に關して有力なる嫌疑人と目指された者が三人ある。ところが其中のまた最も怪しい一人が、その紛失事件が行はれてゐる眞の最中に於て無慘の兇刄に斃れて了ふたのだ。これをしも單に暗合といふには、餘りに其優差が甚し過ぎるではないか。

……保村さん、ごっつー偉そうに演説たれてるけど、結局このタイミングで恐喝者である江藤律裁が殺されたのって、まったく関係のない犯人による、単なる偶然だったんだよ、ね……?
そして夏秋警部がたまったま絨毯の血痕の位置がずれてることについて相談してこなかったら、この事件、ちゃんと解決できたんだろうか(苦笑)

この保村探偵のシリーズは、もうひとつ「不思議の鈴」という翻案があるようです。そちらは「海軍条約事件」が原作だそうで。この二つのお話って、重要文書が消えることといい、依頼人への返却のしかたに茶目っ気というか工夫があるところといい、なんとなく似ている気がするのは私だけでしょうか?

2014/05/19 追記:
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No.5161 (読書)


 2013年09月30日の読書
2013年09月30日(Mon) 
本日の初読図書:
480021047X魔王討伐! 俺、英雄… だったはずなのに!? 3 (このライトノベルがすごい! 文庫)
遊馬 足掻 しゅがすく
宝島社 2013-05-10

by G-Tools
シリーズ、ついに最終巻です。
……投稿作品って、出版時にはこれだけ手が入れられる場合もあるんですねえ、と思わずしみじみもしてみたり<もはや別物だった
シエテや四柱頭の背景、ルーチェの存在意義など、ずいぶん書き込まれて世界観が広がっていたと思います。シエテに後押しされてラグナが国王になるとか、意表をつかれすぎな改変です。新キャラ「シュッとした」「スタイリッシュな」が口癖の、気さくな魔王ハンター、帝王ノーヴェも格好良かった。彼はぜひイラストで見たかったなあ……

しかもちゃんと最初の魔王ザモラが「ここでそう来るか!」と、ナイスな登場をしてみたりと、いろいろ楽しい展開になっています。
ロックが結婚式で両親からの手紙を読み上げて、そしてラグナが視力の良さを発揮したシーンは、不覚にも泣きそうになった……今回のロックは、かなり本気で良い人になってたと思います。
衝撃の事実が「ふーん」「お前なら納得」と流されるシーンは残ってましたが、本気で軽くスルーされて次の話に行ってるし。
シエテさんもずいぶんと御活躍。すっかり良いキャラクターに成長しちゃって。ラグナのトラウマの元凶になった時の、あの小物っぽさとは雲泥の差だよъ( `ー゚)

ただ個人的に非常に非常に残念だったのが、ラストです。
うん、すごく素敵だったよ? 見開きページのイラストなんか、特に素晴らしかったです。
普通に最初からこっちを読んでいれば、とても楽しく納得したでしょう。
……でもね、でも私は、WEB版でのロックのあの決意が……彼女と生きるために、そしてラグナのために選択したその決断が好きだったんだ! あのラストの衝撃があったからこそ、この作品がものすごく印象に残って、紙書籍も買おうと思ったのに!! ああ、それなのに……(しくしくしく)

あとニンフとノーラの関係が浮いていたというか、ぶっちゃけそこだけマジすぎてちょっと引きました。ノーラだけ救われてないと言うか、ニンフがすべての元凶すぎるというか……ううむ(−ー;)

あ、ところで最後にルーチェがしてた指輪の石は、あれでしょうか、伝説の金策に載っていた『月の欠片』?


「あやつの本当の長所は、その規格外の強さではない。周りが呆れようと、失敗してへこたれようと、自分らしく挑み続ける愚直さだ」

良い言葉です……良い言葉過ぎて心に突き刺さるほどに _| ̄|○
ラグナ、どうか君の心の強さを私に分けてほしい……
No.5160 (読書)


 2013年09月27日の読書
2013年09月27日(Fri) 
本日の初読図書:
「死刑か無罪か(近代デジタルライブラリー)」手塚雄
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/903024

引き続き、手塚雄さんのホームズ翻案 本田宗六バージョンを読み読み。
今回の原作は「ボスコム谷の惨劇」です。

相変わらず安定の日本名は、ワトソンさんの代診をしてくれるアンストラザーさんが朝吉、ジョン・ターナーは棚橋常二、ジェームズ・マッカーシーが卷山善二で、ボスコム谷が保須谷、パディントン駅が蜂澤停車場といった具合(笑)
ちなみにレストレードが虎澤だったのは、やはり猛獣のように勇ましい刑事さんって事なんでしょうか。あ、彼と知り合った「緋色の研究」は、文中で「驗血探偵事件」と称されていましたvv

そして前回の「紳士か乞食か」では、登場人物紹介を読んでなかったので気付かなかったのですが、和津さんの職業が休職軍人になってます。え、元軍人の現町医者じゃなくって、休職してるだけの現役軍人なんですか? ワトソンさんって元々そう言う扱いなの?? だとしたら現代版 SHERLOCK のバスカヴィルで、ジョンがなにやら身分証明証を見せて軍事施設に入っていったのも理解できるんですが。
ちなみに本田さんは今回だと「探偵家」、「紳士か乞食か」では「素人探偵(和津さんは休職軍醫)」でした。あれ? ホームズさんって、世界で最初のプロの諮問探偵だったんじゃないんだっけ。
あとレストレードこと虎澤さんが、警察ではなく探偵っぽいです。登場人物紹介では「刑事探偵官」と書かれていて、登場時には「探偵本部の虎澤」となっています。これは私立ではなく公立の探偵 = 警察の刑事ってことなんでしょうか??

話の内容的には、ボスコム谷〜自体をあまり覚えていないので、なんとも言いようがありません。でもやっぱり「らしい」雰囲気は随所から立ちのぼっていました。
たとえば湿地帯に防水布を敷いて腹這いになって、透鏡(レンズ)で犯罪の痕跡を調査する本田さん。このシーンはパジェットの挿し絵にあったような記憶が。
そして本田さんが「烟管や、葉卷や紙卷の灰殼を百四十種も掴まへて小册子を著はした」という自己申告も、あったあった! と頷いてしまうところvv

やー、これで四作ホームズさんの翻案ものを読んだ訳ですが、どれも当時の時代を考えると、びっくりするほどちゃんと「ホームズ」していて驚かされます。
そりゃ確かに、名前や固有名詞や服装なんかは、いかにも当時の日本らしくアレンジされていますけれど。
でも昨今の原作付きTVドラマなどと較べると、ずーーーーっと、原作に忠実で、そして『愛』が伝わってきます!
この話は面白いんだぞー、みんなに読んで欲しいんだよーー!! という気持ちが文面から立ちのぼっているような感じvv
それだけ古くから世界中で愛されてきたんだなあ、ホームズさんは、となんだかしみじみしてしまいました。

……私達がいま普通に読んでいる日本語訳も、百年ぐらい後の人達の目で見たら、思わず吹きだしてしまうような翻訳なんでしょうかねえ?

2015/09/03 追記:
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No.5152 (読書)


 2013年09月24日の読書
2013年09月24日(Tue) 
本日の初読図書:
「紳士か乞食か(近代デジタルライブラリー)」手塚雄
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/903039

ホームズ翻案、第三段。今度はホームズさんが本田宗六、ワトソンさんが和津さんのバージョンです。原作は「唇の捻れた男」。コマ番号70から始まってます。

舞台は一応「倫敦」なんですが、人名は日本名だし、周囲の地名もどうにも日本風になっています。
アイザ・ウィトニーは太見愛佐ふとみあいさ、ネヴィル・セント・クレアは倉河幸助、ベイカー街は宇代町で、テームズ河が停無須河。キャノン・ストリート駅は観音町停車場、「ケント州のリー市の杉の家」は險途郡郷村の齊田館といった具合。
相変わらず、当時の翻訳家のセンスを感じさせるものがありますな(笑)

……しかし「積み木一箱」が「煉瓦板一箱」になっていたのは……当時は玩具にあったんですかね、レンガの板って?
っていうかレンガの塊がすぐ手元にあるのなら、ポケットに入れる錘をそれにすれば、金額も安いし証拠も隠滅できて一石二鳥って展開になっちゃうだろうに……とっさに錘として入れるどころか、最初から数百枚の銭をむき出しでシャツのポケットに突っ込んでたことになってました。ううむ、細かい所だけれど、ちょっと気になるなあ。

そして熟考しているホームズ……じゃなくて本田さんの横で、和津さんが邪魔になってはいけないからと、黙って控えている → マインドパレス(笑)から戻ってきた本田さんが、「君は沈默家で結構だ、だから僕は君を友人として何所までも重んずるよ」と持ち上げるエピソードがちゃんと入っているあたりは、ファン的にたまらん美味しいところでしたvv

残念だったのは、ブーンこと獅太が、様々な文献を引用しつつ当意即妙な掛け合いをやるからこそ、ものすごく稼げたのだという描写がなかった点。確かに当時の日本ではシェイクスピアや聖書の引用とかはしっくりこなかったんでしょうが、もう少しやりようがあったんじゃないかなあ、と。ただ哀れっぽい化粧が上手くできてて「滑稽が得意」という一文だけでは、ちょっと説得力に欠けるという印象でした。

文章としては、総ルビではなかったせいかうっとおしさは少ないものの、どう読んで良いのか悩む部分もありました。
……っていうか、「暗(くら)い」とか「北側(きたがわ)」なんかにフリガナ振るよりも、「丁幾」とか「變手古」あたりにつけて欲しいよ(苦笑)<それぞれ「チンキ」、「へんてこ」だと思う
句読点や段落頭の字下げもあったりなかったり、微妙に統一されていないのが、慣れるまでちょっと辛いかもしれません。

あとはワトソンさんの一人称が「俺」なのが、妙に新鮮でした(笑)
会話文ではちゃんと「私」って言ってるんですけど、地の文での心内語では「俺」とか「俺等」って書いてあります。
わあ、ワイルド〜vv って、あれか、最近の映画版とか現代版シャーロックだと、けっこうそんな感じ、かも?? あ、そう思うとなんかいきなり、文章がジョン(by SHERLOCK )の声で脳内再生され始める(笑)

2015/05/09 追記:
著作権切れに付き、テキスト入力して公開することにしました。
閲覧室の「その他書架」にUPしています。
No.5143 (読書)


 2013年09月22日の読書
2013年09月22日(Sun) 
本日の初読図書:
4198635064神去なあなあ夜話
三浦 しをん
徳間書店 2012-11-28

by G-Tools
「神去なあなあ日常」の続編。
前作で高校卒業後、教師と両親に嵌められて、有無を言わさず林業の世界へ放り込まれた平野勇気。最初は不満たらたらで、さまざまな紆余曲折を経たものの、今ではすっかり山の魅力に目覚めて、一人前の職人になるべく頑張っています。
そんな彼が過ごす、二年目の神去村での物語。
内容は、勇気が部屋の隅で埃を被っているPC(ネットには繋がっていない)に、読者もいないまま覚え書きとして入力している文章、という体裁を取っています。全七話の短編集みたいな感じですが、時系列も話の流れもおおむね繋がっていて、全体を通すと梅雨時から始まって、新年が明けるまで。

「〜日常」では右も左も判らない中で、とにかく山の仕事と神去村での生活に馴染んでいくまでが語られていましたが、今回は少し勝手も判ってきて、人間関係(主に恋愛模様)に意識が向くようになってきています。
神去村の起源についてや、「おやかたさま」こと清一さんやヨキら村人達が持っていた悲しい過去など、前作では語りきれなかったのだろう部分が多く。
神去村は、けして楽しいばかりの別世界ではなくて、辛いことも悲しいことも秘めている現実の世界なのだと。勇気も気づき始めてきました。

知らなきゃいけない、と俺は思った。神去村で暮らしていくなら、いい面、ファンタジーな面だけじゃなく、村のひとたちが体験した悲しみや苦しみも、(もしあるんだとしたら)ちゃんと知っておきたいと思った。

と。
そして、

このまま死ぬまで神去村で林業をしたとして、俺は「村のひと認定」されるんだろうか。

そんなふうに悩み、考える。やがてその思いはどんどん広がっていって、自分は百年前の村人達が植えた木を切っている。自分が植えた木を山太(清一さんの子供)の子が切るかもしれない。
そこまで思うようになった彼は、もうすっかり村人の一員なんだなあと、ほっこりさせられました。

……とか、ちょっと良いことを言ってみつつ、今回の話はヤケにシモネタが多かったことにも触れてみたりとか(笑)
うん、山の神様のまつわる神事っていうのは、おおむねそう言うものらしいんですけどね。
神去山の起源となった神様ナガヒコの昔話とか、ヨキと奥さんの馴れ初めとか、もうガンガンそっちのネタが突っ込まれています。良いんかいなこれ(苦笑)

ああでもそこらへんのエピソードを読んでひとつ納得したのが、〜日常に出てきた大祭で、千年杉の木につけられた『メド』が、何故二本あったのかですよ。
ヨキはその方が楽しめてお得だからだろ的なことを言っていましたが、あれって神去村を作った神様ナガヒコさんが、蛇神だったからなんじゃないでしょうかね?<蛇は生殖器が二つある
そして山の姫神様はオコゼか男性のシンボルを見せると喜ぶってのも、某所のオカルト系二次創作で読んだし、割と一般的な風習なんでしょうか。

あと直紀さんと勇気の恋愛についても進展が見られます。
でもそっちより、勇気が直紀さんと同棲するべく家を出ていっちゃうんじゃと気にしてる、ヨキの方にニヤついてしまうあたり、我ながら(苦笑)

ともあれ、全体的には後日談的番外集。前作で入れそこねたあれこれをフォローしてみました、という感じでした。
清一さんとその息子 山太の関係が良かったなあ。
将来「おやかたさま」になるべく、帝王学ならぬ「お山の大将学」を施されて育ち、息子にもそれを伝授してゆく親子二人。微笑ましくも格好いいのです。

ところで「〜日常」は、来年映画公開されるそうですね<情報遅い?
あいにくキャストを見ても誰が誰だかさっぱりなのですが、良い作品になってくれると良いなあ。
……大祭の千年杉搬出シーンとか、ちゃんと撮影できるんだろうか……(汗)
No.5138 (読書)


 2013年09月21日の読書
2013年09月21日(Sat) 
本日の初読図書:
「禿頭組合(近代デジタルライブラリー)」三津木春影
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/906900

「ホシナ大探偵」に引き続き、昨日見つけた大正時代に書かれたシャーロック・ホームズの翻案小説、第二弾。 ※上記URLの、コマ番号 121 からです。
まずは個人的に一二を争う好みの短編「赤毛連盟」を元にしたお話から手をつけてみました。
この作品もまた、ホシナ〜と同様、舞台・人名共に日本のものになっています。

まずホームズさんは上泉かうづみ博士。今の発音ならさしずめ『こーずみ』でしょうか(笑)
このお人、何故かいきなり学校内の一室で依頼を受けています。まわりから先生って呼ばれていますし、どうも教授か何かではないでしょうか。
そしてワトソンさんは中尾医学士です。なんでも上泉博士の直参の高弟だそうで、完全に目下扱いになっています。この翻案では、二人の間にはずいぶんと年齢差がありそうな感じでした。
なにしろ上泉博士の言動が、ところどころやけにジジむさいんですよ。そもそもの一人称が「私(わし)」ですし、中尾君に向かってやたら「〜〜ぢやろう」とか連発してたりしますし。

脇キャラのアレンジも負けてはいません。
依頼人の大津(原作ではウィルソン)さんは、太った若ハゲで、糸織りの羽織に角帯なんかを締めています。完全に日本風のキャラクターですね。

……っていうか、禿頭組合って!
いくら日本人に赤毛は不自然だからって、なんでそこで選ぶのが、よりによって若ハゲよ(大爆笑)

全体の流れとか会話文の中身とかは、なまじっか原作の流れを忠実に追っているだけに、そこの所が無性に笑えますvv

他の部分では、たとえば「事件を審判するときの癖で、五本の手の指をピタリとくっつける」とか「煙草を三本吸う間には片が附くと言いつつ、椅子の上で膝を抱える」といった表現もあるんですよ〜〜<忠実
パイプなんだか巻煙草なんだか、ちょっと文章が混乱していたりもしますが。
あと、ちゃんとステッキで土間も叩いてました。

ちなみに番頭(笑)のヴィンセントこと仙吉(本名ジョン・クレイ → 隼の關三)も、「小鼻の上にホクロ」「右頬の耳の下にかすかな火傷痕(子供のころ母親にランプを落とされた)」という、まあ当時の日本にいてもおかしくなさそうな容貌の持ち主になっていました。
「若禿組合」の仕事内容は、まだ活版出版されていない古文書の書写作業と、これまた百科事典を写すよりは馴染みやすく、リアリティもある改変だったんじゃないでしょうか。和綴じで漢文混じりの書籍を原本に、筆と硯(すずり)で作業してましたが(苦笑)

あ、ジョーンズ警部は岩間いはま警部になってました。これは漢字の字面を見ると、むしろガニマールっぽい変名ですね。
そしてシティ&サバーバン銀行と聖ジェイムズ・ホールは、それぞれ帝國銀行と帝劇に。
さらに犯人逮捕の瞬間が「隼の關三、年貢の納め時だ、神妙にしろ!」って叫びながら取り縄をかけるって、一体どこの捕物帖なんだか(笑)

……なんというか、ツッコミどころがありすぎる文章でしたけれど、内容自体はやはり原作に沿っていて、意外なほどにホームズさんらしさを残していました。
うむ、これはアタリを引いたかもvv
三津木さんの翻案はまだまだたくさんあるので、じっくりゆっくり読み進めていきたいと思います。

2014/05/19 追記:
著作権切れに付き、テキスト入力して公開することにしました。
閲覧室の「その他書架」にUPしています。
No.5136 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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