よしなしことを、日々徒然に……



 2013年10月27日の読書
2013年10月27日(Sun) 
本日の初読図書:
「卷煙草の灰(近代デジタルライブラリー)」三津木春影
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/914197

大正時代のホームズ翻案。今回からは呉田博士と中澤醫學士のシリーズです。まずは短めの、「金縁の鼻眼鏡」を元にした話から手をつけてみました。上記URLのコマ番号68〜101に収録されています。
基本的に同作者さんの別翻案、「禿頭組合」の上泉博士と中尾醫學士と同じような雰囲気で、二人の間には明確な年齢差と上下関係があるようでした。そして文体は助手視点ではなく、三人称。呉田博士は単に犯罪捜査が好きなだけで、別に探偵を職業にしているのではない模様です。

舞台ははっきり『日本』。「ケント州の南方のチャタム」が「川崎の東の吉田」になっています。そして「イギリス人を装っていた、ロシア人の虚無主義者ニヒリストな革命家」が「東北出身で支那の革命黨の志士」といった表現に変わっています。「シベリア送り」の刑も「武昌城中の穴藏の中に禁錮」と言った具合(笑)
このあたりの思い切った改変といい、また固有名詞も含めて割と直訳に近かった保村俊郎シリーズに比べると、話の流れは同じでも一度咀嚼して意味を呑み込んでから、自分の文章で書き表し、当て字表現なども多用したりと、だいぶ文章がこなれているように感じられますね。これは翻案に慣れてきた、後期の作品だということなのでしょうか? それともまだ海外作品をそのまま受け入れる土壌ができていない時代に、なんとか日本風にアレンジした苦肉の初期作品なのか??

ともあれ。
この作品では冒頭の二人のやりとりなどはかなりざっくりと省略されていて、わずか数行で警部が事件を持ち込んでしまいました。ちなみに警部さんはスタンリー・ホプキンズから山賀(やまが)警部に。
ちなみにその時に呉田博士が解読していたのは、「(消して書き直した)羊皮紙の薄れた元の字」だったのが「豐臣時代の古文書」になっています。そして山賀警部が乗ってきた馬車は、「俥(くるま)」とあるから、これはきっと人力車のことなんでしょう(笑)
他に人名は、「コラム教授」が「樹立常春(こだち つねはる)と申す著述家」、「家政婦のマーカー夫人とメイドのスーザン・タールトン」が「奧働きの梅田さいと女中のお村」、被害者ウィロビー・スミスは「波山夏雄(なみやま なつを)」となっています。
あと面白かったのは、車椅子(Bath chair)が「乳母車の樣な物」に、「シュロの敷物( cocoanut matting )」が「綺麗な花蓙(はなござ)」と書かれていたあたりでしょうか。ニスを「假漆」って書くのは、この間「Qさま!(※クイズ番組)」で問題になってたっけ(笑)

ストーリーそのものは、正直どんな話か覚えていなかったんですが、博士がやたらと煙草をふかし始めた場面で「ああ!」と思い出しました。うん、これは確かに面白い話のひとつでした。ホームズさん……もとい呉田博士が、やたらと女性をたらし込むのがうまい(笑)という点もちゃんと語られています。

ただワトソンさん改め中澤醫學士が、原作に輪を掛けて空気というか……いる必要があるのか? という存在感の薄さになっていて非常に残念です。ワトソンさんは事件の記録者という重要な役割と、ホームズを支える唯一無二の相棒というポイントがあるのですが、中澤醫學士は本当に呉田博士の後をついて歩いているだけ。助手としての役割すら果たしていないように思えて、ワトソンスキーにとってはちょっと悲しかったです。
No.5219 (読書)


 2013年10月25日の読書
2013年10月25日(Fri) 
本日の初読図書:
404120710XSHERLOCK ピンク色の研究 (カドカワコミックス・エース)
Jay.
角川書店 2013-08-02

by G-Tools
ホームズの現代版ドラマ「 SHERLOCK 」のマンガ版。
……雑誌で連載されているという情報を知っても、読むつもりなんてこれっぽっちもなかったのに。ああそれなのに。↑の表紙絵のあまりのインパクトに、思わずカートへ入れてしまいましたのことよ。
……つかみって大事ですよね(しみじみ)
ごらんの通り、作画はベネさんのあの特徴的なお顔を、見事に再現しています。
まあさすがに内部のコマ絵はここまでのクオリティではありませんがね。それでもカラーページの作画などは素晴らしいです。
本文ページにも何ヶ所かドラマの雰囲気そのままの絵があって、メディアミックス作品としては、かなりのレベルにあるのではないでしょうか。特にシャーロックの初登場シーンなどは秀逸です。
またね……ユーザーレビューでも触れられていますが、書き込みがすごく細かいんですよ。背景や小物もそうなんですが、ベネディクト・カンバーバッチへの執着が半端ないというか。爪の半月や指の皺はおろか、言われるまで私は存在に気付いていなかった、右眼の虹彩にある特徴的な模様とか、首筋のホクロまで描き込まれているのは、もはや偏執的と言っても良いぐらい。
そしてなによりもプロットが素晴らしいのです!
たいていのメディアミックスものは、ページ内に収めるためにエピソードを削ったり、あるいは読者サービスとか称してオリジナル展開に改変したりをするものですが、そう言った部分がほとんどありません。見事にドラマそのまんまです。……ジョンとカウンセラーの会話がちょっと減ってたのと、同じくジョンの心内描写が増えていたぐらいじゃないかな?

追記:
ああっ、読み返してみたら、ジョンがアフガニスタンで撃たれたのが足じゃなく肩だったって会話が抜けてる!
これはショックだ……ここは原作ファンがクスリとできる、かなりの重要ポイントなのに(しくしくしく)

ジョンのモノローグについては、話がより判りやすくなっていたので、加えられて良かったと思います。特に「もっと見たい?」「もちろんだ」のやりとりは、ドラマではちょっと唐突感があったのが、マンガではジョンの内心が加わることで非常に見どころのある場面になっていました。
他にもジョンが推理を褒めるたびに、シャーロックがちょっと照れてるっぽい部分もドラマより判りやすいvv

いやはや、読んでいて脳内にあの『ちゃらっちゃ、ちゃららーらら♪』というメロディーが流れてくるぐらいに、まったくもって忠実なコミカライズでした。

あえて難を上げるならば、絵柄に少々癖があるあたり好みが別れるかもしれません。特にジョンやマイクロフトのキャラデザはそこまで俳優に似ていないし、変な顔のシーンも本当に変な顔で描かれていますし(笑) しかしパスタをもぐもぐしているジョンは、変顔なのになんでこんなにかわいいんだvv
そしてドラマを未見でこのマンガを読むと、表現が判りにくいコマもあるかもしれなかったです。ドラマの特徴的なカメラワークを、マンガでも忠実に現そうとしているので、冒頭の記者会見のシーンなど特にややこしいんじゃないかと。

ああでもほんと、シャーロックのあのマシンガントークを、まさかマンガで省略せずに書き込むとは。おかげで活字の小ささがえらいことになっていますが、それがまた良いvv
兄だろうと推理していたハリーが女性だと判明した時の「姉か!」のショック顔とか、カプセルを飲もうとしているシャーロックを窓越しに見つけたジョンの驚愕の表情とか、もうたまりません。
瀕死の犯人の傷口を踏みにじるシャーロックにいたっては、ドラマよりもさらに凄みがあったです。さすがはモリアーティーのライバルの面目躍如。

そんなこんなで、買って悔いはありませんでした。
続編出るかな〜? 「死を呼ぶ暗号」はともかく、「大いなるゲーム」とそれに続く「ベルグレービア〜」は、ぜひとも読んでみたいところです。
No.5206 (読書)


 2013年10月24日の読書
2013年10月24日(Thr) 
本日の初読図書:
4041008247もののけ侍伝々3 たたり岩 (角川文庫)
佐々木 裕一
角川書店 2013-05-25

by G-Tools
シリーズ3作目、ようやく読みました。
前巻ラストが「貴様の里を焼き払うてくれる」なんて物騒なところで終わっていたので、今回はまるまる一冊三次でのバトルかと思っていたら、そんなことはなく。
四作入っているうちの最初二作「猫の怪」と「能面の怪」は、普通に日常パートのお話でした。幕府も絡んでこらず、むしろ一般モブ視点から始まって、ラストのシメだけ京嵐寺が登場するような感じ。
後半二作「地獄絵図」と「たたり岩」になって、ようやく黒幕厳道のターン。
……このシリーズは以前からそうですが、ライトな語り口のわりにと言うか、むしろそれ故にと言うべきか、さくさく簡単に人が死んでいきますな(−ー;)
三次ではもうちょっと京嵐寺達が活躍するかと思いきや、意外に苦戦して町人達が(汗)
キャラクターのパワーバランスもいまひとつ謎というか、仮にも稲荷神様のおきんが苦戦している中で、妖刀茶丸だけは刃こぼれする気配もなく最終兵器のままですし。そのくせ決着はデウス・エクス・マキナ的な……むう。
しかしラストはこれまた意外な展開が!
なんとか中ボスを倒したと思ったら、大ボスは自滅したあげくに隠しボスが! みたいな感じ?
今回も盛大に「次回へ続く」と後を引いているので、これは読まなければなりませんな。
とりあえず新登場の妹 真娯萌(まごめ)と白鷹のもののけ てつ の主従はなかなか微笑ましかったです。

あとこれは内容には関係ないんですが……古本屋に本を売ろうという方は、もう少し読むときに扱いに気を使って欲しいです。
あちこちに付いていた煙草の灰(推定)は、まだティッシュで拭いたら取れたから良いんですけど、合わせ目に入り込んだスナックの食べかすのせいで、数ページにわたって紙はへこんでるわ、油の染みが付いてるわで(−ー;)
まあ安さを求めるなら、それぐらいのリスクは受け入れろと言われればそれまでなんですけどね……
No.5202 (読書)


 2013年10月23日の読書
2013年10月23日(Wed) 
本日の初読図書:
4907203047不思議な猫の恋愛事件簿 (LGAコミックス)
山内 規子
青泉社 2013-06-20

by G-Tools
両親を交通事故で亡くし、祖母の家に引き取られた少女、沙都(さと)。黒猫のスズリと祖母、時おり遊びに来る従兄弟の要(かなめ)らと過ごす内に心の傷を癒していった彼女だったが、幸せな日々は無情にも引き裂かれた。
ある夜、侵入してきた強盗によって祖母とスズリが殺され、唯一生き残った沙都はショックでその日の記憶を失ってしまったのだ。
それから9年。沙都は、要と同じ大学に通う女子大生になっていた。ヤンチャで乱暴者な面もあった要は、9年前の事件の晩に交通事故に遭っており、瀕死の重傷から回復してからは、まるで人が変わったかのようにクールで頭の良い青年になっている。そして人間嫌いな彼が執着しているのは、両親に引き取られ共に暮らすようになった沙都にのみだった。
今では兄妹同然とは言いつつも、ちょっと行き過ぎたスキンシップを仕掛けてくる要をもてあまし気味な沙都だったが、それでも家族として彼を大切に思っている。
そんなある日のこと、沙都はかつての初恋の相手とキャンパスで再会した。祖母宅の近所に住んでいた優しいお兄さんと楽しく会話する彼女を、しかし要はどこか監視するかのような冷たい目で見つめていて……

以前「腕の中で眠って」というタイトルのコミック文庫に収録されていた、元・黒猫スズリこと要と女子大生のお話三部作に、同作のおまけ短編二本(一本は書き下ろし)、さらにコミックス初収録の読み切り「黒の天使」80Pと、「変温ロマンス」40Pの計272ページ。
文庫版は裁断してスキャナで取りこんじゃったんですが、やっぱり紙媒体も手元に欲しいぐらいには好きなお話でしたし、未収録作品が気になってポチっちゃいました<山内さんは作者買いしている

表題作は、エキセントリックでオレ様な有能ツンデレ男に、女子大生が振りまわされつつ溺愛されるタイプと、私の好みど真ん中。三部作のうち最初の二話は、ちょっぴり推理的なテイストも絡んでいますが、基本恋愛物です。
「黒の天使」は山内さんお得意の、日常の中に潜むゾッとした怖さが強く描かれているサイコホラー。
……何故か台詞一言目にして「あ、こいつが犯人だ」と思った人が、ほんとに犯人だったのが、ちょっぴりがっくりでしたけど。
そして「変温ロマンス」は、割とありがちな「ありのままの自分を受け入れて欲しい」系シンデレラストーリー? お約束を踏襲しているので、ある意味安心して読めます。男側が脱ぐとすごいんですな、でも普段はむさ苦しいオッサンなのも良し!

ちなみにわたくし変温動物は、カエルやカメ・トカゲはともかく、蛇は……ううむ。ケース越しなら平気だと思うんですが、実物はどうだろう……ああでも海外旅行に行ったとき、でっかいニシキヘビを首にかけてもらったりとかはしたな。 蛇腹のウロコが皮膚の上でウネウネする感触が新鮮でした。
ただ生き物のデザインとしては、爬虫類って非常に格好いいと思います。
以前、次兄が持ってた熱帯魚雑誌の爬虫類特集に載っていた、白とピンクの網目模様になってたアルビノの蛇は、本当に美しくて可愛かったなあ……
No.5200 (読書)


 2013年10月22日の読書
2013年10月22日(Tue) 
本日の初読図書:
4652086245エイレーネーの瞳―シンドバッド23世の冒険 (ミステリーYA!)
小前 亮 佐竹 美保
理論社 2008-04

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時は十七世紀。舞台はアジアとヨーロッパとを結ぶ、オスマントルコの帝都イスタンブール。
グランドバザールの一角にある隊商宿キャラバン・サライを拠点とし、シンドバッド23世は宝とスリルを求めて様々な冒険を繰り返していた。
シンドバッドの名は、これまで代々が得てきた魔法の品々と共に受け継がれる、冒険家の称号だ。当代23世の名はセルマ。間もなく21歳になろうという、凛々しき男装の女性である。シンドバッドの名は世襲ではなかった。代々のシンドバッドが受け継いでいるエメラルドの指輪にシャムリッシュという元ランプの魔人が宿っており、三つだけ願いを叶えてもらえるのだが、その願いをすべて使い果たすと、弟子の中から優秀な者を選んで後継者とするのである。セルマは兄弟弟子であったエンヴェルと共に試験へと挑み、見事打ち勝って当代シンドバッドとなったのだった。
それから五年。彼女も今はマレクという十歳ほどの少年を弟子とし、冒険の日々を過ごしている。
そんなセルマが今回手に入れたのは、宝の地図だった。記されている宝は『エイレーネーの瞳』。それぞれ大粒のルビーとサファイアがはまった一対の指輪で、かつてはローマ帝国の王家に伝わっていた秘宝であった。二つ揃っていれば幸いを、一つだけ持つ者には災いをもたらすと言われる曰く付きの品で、ローマ帝国がオスマントルコに滅ぼされた際、時の皇帝が憎きスルタンに災禍が降りかかることを願って、ルビーの方だけを宝物庫へ残し、サファイアの方はいずこかへと持ち去ったのだという。
そしてルビーの指輪もまた、いつしかオスマン帝国から失われ、今では幻の秘宝となっていた、その『エイレーネーの瞳』。それは先代22世が生涯をかけて探し求め、ついには消息を絶つ原因ともなった、エルマとエンヴェルの二人にとっても深い意味のある宝だったのである。
さっそく『瞳』探しに着手したエルマとマレク、そして ―― 今は情報拠点『銀の角屋』を営んでいる ―― エンヴェルだったが、その行く先々には謎の男がちらりちらりと姿をかいま見せた。
どうやら滅びたローマ帝国の復活を目的とするらしいその男は、先代の行方不明についても、何らかの関わりを持っているようで……

例によってラジオドラマ青春アドベンチャーで聞いておもしろかったので、原作に手を出してみました。
「シンドバッド23世」というそのタイトルを最初に見たときは、なんか胡散臭そうだと思ったのですが、その23世が男装の麗人だという紹介文で俄然興味が出たのですよ。美青年ももちろん良いものですが、男装の麗人もまた、心くすぐられるものがありますなあvv
……ただちょっぴり残念だったのは、その男装が(苦笑)
いやうん、イスラム文化圏ならしかたがないというか、考えてみれば当然なんですが……でもつけひげ標準装備に、薬を使ってしゃがれ声っていうのは乙女の夢が……
ラジオドラマではつけひげには触れられておらず、声も宝塚的な張りのあるかっこいい女性声だったので、それはもううっとりとさせられたのに。
なのでそのあたりは適当に脳内補正で(笑)
セルマはあくまで颯爽とした美貌の麗人なのさ!
あとエンヴェルは、ラジオドラマよりコミカル加減が押さえられていて、これまた良い男でした。ほど良く二枚目半、でもやるときはやるのが良い男の条件だと思います。マレク、よっく見習っておけよ〜〜。
そしてラジオドラマでも本文でも語られていませんでしたが、裏表紙のイラストではエイレーネーの瞳が、どちらもスターの入った楕円形のカボションカットの宝石に描かれており、ああそれで『瞳』だったのか! と納得しました。シャムリッシュの宿っているエメラルドの指輪と合わせて、赤青緑と取りそろっているのも、見た目に美しいです。
ラジオドラマでは不思議だった、どうやってエルマが黒幕のアジトの場所を知ったのかという点も、書籍ではちゃんと説明がついていたのが嬉しいところ。

逆にちょっと残念だったのは、瞳によって『皇帝』を復活させるというその魔法は、誰がどのタイミングで作り、どうやって伝えられて来たのかが謎のままだったということ。
っていうか、最終的にあの化け物はどう考えても皇帝じゃないと思うんですが……どこから持ってきたんだ、あの棺?? そしてどうしてアレを皇帝だと信じていたんだ、残党達は(−ー;)
それとか魔法の絨毯はお約束のアイテムだから良いとして、弟子が使う魔法の座布団はどこから出てきたのかとか、イブリースはなんで願い事の数に制限がなかったのかとか、細かい点を気にするのは児童文学を読む上では無粋なのか……

ともあれ、全体的には非常にわくわくできるおもしろさだったので、このお話はぜひシリーズ化して欲しいものでした。

……ちなみにこの方は、演義準拠の児童向け三国志(全十巻)、ラノベ系イラスト付きの本も出しておられるらしいです。

4652072317三国志〈1〉桃園の誓い
小前 亮 中山 けーしょー
理論社 2009-05

by G-Tools

しかも地元図書館にそろっている模様。
まだ北方版読み切ってないんだぞー、手を広げるんじゃないぞーーー(自己暗示)
No.5199 (読書)


 2013年10月18日の読書
2013年10月18日(Fri) 
4044498024バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
藤木 稟 THORES柴本
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-12-25

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……うぅむ(悩)
すみません、ちょっとあらすじまとめるのが難しいです。
以下は微妙に辛口なので記事を畳みますね。
No.5195 (読書)


 2013年10月12日の読書
2013年10月12日(Sat) 
本日の初読図書:
「不思議の鈴(近代デジタルライブラリー)」三津木春影
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/905339

「凾中の密書」に引き続き、保村俊郎大探偵と須賀原直人君のホームズ翻案。
タイトルだけではちと判りにくい原作は、「海軍条約文書」です。やはり重要書類が消えて、国家レベルで右往左往するお話。

今回はパーシー・フェルプスが栗瀬律夫(くりせ りつを)に、ホールダースト卿が堀戸春容(ほりど しゆんよう)に、ジョセフ・ハリソンが與瀬春藏(よせ はるざう)といった具合になっています。ハドソンさんは、前回が「小間使のお津多」だったのが、今回は「女中のお陸さん」に。ちょっと扱いが良くなってるvv
地名や名詞に関しては、皆さまご存知の例の住所が「久良瀬町(くらせまち)二百二十一番舘」に、「ウォーキングのブライアブレー邸」が「王琴町字降矢(わうきんまち あざ ふりや)」に、「チャールズ街」が「猿巣街(さるすまち)」に、「アイビーレーン」が「愛比町(あいびまち)」で、「ノーサンバーランド」は「諾撒波(のるさんぱ)」。ケンブリッジ大学が「劔橋(ケンブリツチ)大學」といったところ。

あと面白かったのが、「(懐中時計の鎖についている)ロケット」を「小金盒(こきんばこ)」と訳してありました。なるほど、確かに小さな金属製の盒(ごう/ふたつきの容器)ですな(笑)
そしていったい何かと思った「油團ゆだん(和紙を厚く貼り合せて桐油または漆をひいたもの。夏の敷物に用いる/広辞苑より)」は、原作と照らし合わせてみたらリノリウムのことでした。うまく訳すものですなあ。

内容については、かなり原作に忠実です。冒頭のワトソンさんの述懐が削られているのは、長編シリーズではなく単体として発表された以上、当然の成り行きでしょう。
そして保村さんがやってきた友人ほったらかしで、リトマス試験紙とか使って実験しているのは原作の通りですが、場面の順番が入れ替わっていて、栗瀬さんからの手紙の内容を、保村さんちにやってきた須賀原君が、実験のあとに語っています。まだこの「シャーロック・ホームズ」という存在に馴染みのない当時の読者に対し、変人 保村のキャラクターを印象づけつつ、その興味をぐいぐい引き込むという点で、いきなり実験シーンから入ったのは正解だと思いますね。
その後の流れは、地名や固有名詞等を除けば、ほぼ原作通りだったかと。
……実は正直言うと、相当にうろ覚えなんですがね(苦笑)

読んでいて意外だったのは、「襯衣(シヤツ)のカツフの上へ控えを書いた」という部分がちゃんと書かれていたこと。ここのところは、現代の翻訳で読んでみても「え!? 袖口カフスにメモ書いちゃうの??」とびっくりしませんか? それをあの時代に、一般大衆にもイメージしやすいだろう普通の帳面とかに改変しなかった点に、訳者の心意気を感じました。

 ※当時のシャツの袖口や襟は、取り外して交換したり別個に洗えるものだったらしいです。

あと原作でもかなり唐突感のある「薔薇とは美しいものですね」うんぬんも、ちゃんと書かれています。ほんとに「いきなりなに言い出すんだこの人(きょとーん)」ですよ、あの場面vv 「希望を持ちましょう」って依頼人を慰めようとしたんだと私は解釈してるんですが、空回りしすぎてすべりまくってるあたり、口下手すぎる(笑)

……ちなみにここでは、「優雅な深紅と緑の調和( dainty blend of crimson and green )」を「深紅と青との美しい混合色」と訳されているあたり。いや確かに「ブレンド」だけど! 日本語では緑を青とも言うけど!! 読んだとき「マーブル模様の、しかも青い薔薇が!?」とびっくりしちゃったじゃないですか……

妙な訳と言えば、「同じ階にある( on the same floor )」が「同じ床にある」って訳されてるのも、なんだかくすりと笑えます。 そりゃ確かに、「フロア」は「床」だvv

他にも直訳に近くって、意味が取りにくい部分もちょこちょこありました。
そのあたりはやはり、初期に訳されたがゆえの試行錯誤というものなんでしょうねえ。

そして相変わらずなこの二人のやりとり、

(前略)今日は兎に角研究の日として働かなけりやならぬ。」
「僕は――。」
「あゝ、君の方にこれより面白い事件があるならば――。」
と保村君は稍や不平さうな聲で言つた。
「いや、僕の言はうと思つたのはね、今は一年中一番閑暇な時だから、一日二日は思ふさま僕もこの事件に奔走出來るといふことなのさ。」
「あゝ、それは好都合ぢや。」と御機嫌が直つた。「では一所に研究してみやう(後略)

なんだよ保村さん、ツンデレかよvv
いや調べてみたら、原作もまさにこの通りの会話してるんですけどね。でも「御機嫌が直った」とかって可愛すぎるだろう(笑) 保護者か、須賀原君vv

いやはや正直、原作をあんまり覚えていなかったのに、読んでみたら屈指の名シーンがここぞとばかりに詰め込まれているお話でした。
特に保村さんが取り返した重要書類を、朝食の蓋付き皿に隠しておいて依頼人をびっくりさせる場面は、ファンには外せないエピソードかと。
リマスター版のドラマでも、今夜に引き続き来週にはこの話が放送されるんですよね。ふふふ、見るのが楽しみです♪


2015/03/31 追記:
著作権切れに付き、テキスト入力して公開することにしました。
閲覧室の「その他書架」にUPしています。
No.5187 (読書)


 2013年10月04日の読書
2013年10月04日(Fri) 
本日の初読図書:
4022511125明治・妖モダン
畠中 恵
朝日新聞出版 2013-09-06

by G-Tools
明治の世、銀座の赤煉瓦街に一軒の派出所があった。
周囲を瀟洒なビルに囲まれた一等地にある、木造引き戸の小さな小さな小屋だ。
そこに詰めている警官達の中でも、特に原田巡査と滝巡査は、界隈でもその名を知られた存在だった。どちらも気が短くて腕っ節が強く、目の届くところで悪さをすれば、ただではすまないと、スリやかっぱらいといった小悪党達に恐れられている。
そんな二人は何故か、不思議な事件に巻き込まれることがしばしばあった。
夜の暗がりも、アーク灯の光が退けてしまう文明開化の御代。今さら狐狸妖怪の話などしても、明治生まれの若者あたりは鼻で笑ってあきれかえる時代だ。
……しかし元号は明治とその名を変えたが、江戸とは地続き、時続き。世の中がモダーンになったからとて、江戸の世にいたあやかし達が、はたしてたった二十年できれいさっぱり消えてしまうものだろうか?
いいや、不思議は明治の世にも、ひっそりと息づいているのだ。
原田と滝の二人の巡査は、今日も行きつけの牛鍋屋の主人やその常連達と、様々な怪異を解決してゆくのである ――

今回は「アイスクリン強し」や「若様組まいる」と同じ時代のお話です。
……って言うか作中で出てくる「某家のパーティー用に西洋菓子(ワッフルス)を作る、若い菓子職人」って、アイスクリン〜の皆川さんなんじゃ??
もしかしたら原田さんや滝さんも、若様組〜の方に出てたりとか、したかも?<もはや覚えていない

しかし内容はミステリー調だった前述の二冊と異なり、非常にファンタジックです。同じ時代背景で同じように巡査達が主役なのにこの違い。しゃばけシリーズ好きな人は、こちらの方がオススメなんじゃないですかね。ただあんまりほのぼの感はなく、あやかしの理不尽さ、怖さなどが前面に出されている感じです。

……そして私は正直なところ、読んでいてただ振りまわされるばかりと言うか、誰にどう感情移入していけばいいのか、さっぱり判りませんでした。
特に原田さんショックには、もう呆然。え、え、えーーーー!? と言う感じで、もうびっくりするやらなんやら。原田さんのキャラクターがやけに掴みにくいと思ったら、まさかよもやそうきた揚げ句にそこまでやるとは(愕然)
そして百賢さんが、お高さんが、赤手さんに滝さんまで……

とりあえず一読した感じは、もう「はあ、そうなんですか」としか言いようがありませんでした。
これは内容をちゃんと最後まで把握した上で、もう一度読まないとうまく飲み込めないような気がします。ううう、積読いっぱいあるのに(泣)

そして百賢さんの上の妹は本当に……だったのか。それとも姿を消しただけなのか。どっちなんだろう??
あと表紙の二人は、どっちがどっちなのやらわかりませんです。顔がきれいな方が滝さんだというから、左がそうなのか。けど言動からすると原田さんの方が先輩っぽく見えるから、右の方は若く見えすぎるような。裏表紙のキャラ達は、どれもイメージぴったりでよく判るんですけどねえ。

それぞれの背景に謎が残りまくっているのは、今後のシリーズ化を視野に入れているのでしょうか。あるいは彼等はそういうモノなのだとして、判らないことは判らないままにただ受け入れる方が、この話には相応しいのかもしれません。
No.5168 (読書)


 2013年10月01日の読書
2013年10月01日(Tue) 
本日の初読図書:
「凾中の密書(近代デジタルライブラリー)」三津木春影
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/906274

今度の原作は「第二の血痕」。
……何故か最初「ノーウッドの建築家」と勘違いしていて、しばらく「こんな話だったっけ??」と悩んでしまいました。
読んでいくうちにグラナダのジェレミーホームズが、絨毯を剥がして床に腹這いになっているあのシーンを思い出して、「あ、あれか(笑)」と納得しましたが。

今回のホームズさんは、大探偵 保村俊郎(ほむら しゆんらう)、ワトソンさんは須賀原直人(すがはら なほんど)です。
須賀原君の地の文における人称代名詞は「予(よ)」。保村さんの人称代名詞は統一されてません。対外的だと「わたし」とか「わたくし」で、須賀原くん相手だと「わし」になるのかな??
そして舞台はちゃんと倫敦ですが、それでもベーカー街が倉瀬町(くらせどほり)でゴドルフィン街が神戸街(かうどまち)、ホワイトホール・テラスは白宮街(しろみやまち)となっています。
人名はトレローニー・ホープが寺根音部(てらね おんべ)、エドアルド・ルーカスが江藤律裁(えとう りつさい)、レストレードが夏秋(なつあき)警部といったあたり。
しかしなによりびっくりなのは、ハドソン夫人が「小間使のお津多」になってるよ! すんげえ横柄に命令されてるし Σ(゜ロ゜ノ)ノ !?
下宿の大家さんが敬意をもって接せられる女性だなんて、当時の日本ではしっくりこなかったのかなあ……

当時と言えば、依頼人の総理大臣が、しゃべるとき語尾に「ごわす」とかつけてるのが無性に面白いですvv
この作品が翻案された時代は、偉いさん = 薩摩の人とかいう認識があったのかもしれませんねえ(笑)

あとは「紙張りの安物の背の附いた長椅子」って、そんなものホームズさんちにあったっけとか思っていたら、どうやら「新聞が散らかった長椅子( paper-littered settee )」の誤訳みたいな。

そしてこれは原作そのままの部分なんですが、今回この話を読んでいて気付いたこと……

まあ考へて見給へ、こゝに今度の密書紛失事件に關して有力なる嫌疑人と目指された者が三人ある。ところが其中のまた最も怪しい一人が、その紛失事件が行はれてゐる眞の最中に於て無慘の兇刄に斃れて了ふたのだ。これをしも單に暗合といふには、餘りに其優差が甚し過ぎるではないか。

……保村さん、ごっつー偉そうに演説たれてるけど、結局このタイミングで恐喝者である江藤律裁が殺されたのって、まったく関係のない犯人による、単なる偶然だったんだよ、ね……?
そして夏秋警部がたまったま絨毯の血痕の位置がずれてることについて相談してこなかったら、この事件、ちゃんと解決できたんだろうか(苦笑)

この保村探偵のシリーズは、もうひとつ「不思議の鈴」という翻案があるようです。そちらは「海軍条約事件」が原作だそうで。この二つのお話って、重要文書が消えることといい、依頼人への返却のしかたに茶目っ気というか工夫があるところといい、なんとなく似ている気がするのは私だけでしょうか?

2014/05/19 追記:
著作権切れに付き、テキスト入力して公開することにしました。
閲覧室の「その他書架」にUPしています。
No.5161 (読書)


 2013年09月30日の読書
2013年09月30日(Mon) 
本日の初読図書:
480021047X魔王討伐! 俺、英雄… だったはずなのに!? 3 (このライトノベルがすごい! 文庫)
遊馬 足掻 しゅがすく
宝島社 2013-05-10

by G-Tools
シリーズ、ついに最終巻です。
……投稿作品って、出版時にはこれだけ手が入れられる場合もあるんですねえ、と思わずしみじみもしてみたり<もはや別物だった
シエテや四柱頭の背景、ルーチェの存在意義など、ずいぶん書き込まれて世界観が広がっていたと思います。シエテに後押しされてラグナが国王になるとか、意表をつかれすぎな改変です。新キャラ「シュッとした」「スタイリッシュな」が口癖の、気さくな魔王ハンター、帝王ノーヴェも格好良かった。彼はぜひイラストで見たかったなあ……

しかもちゃんと最初の魔王ザモラが「ここでそう来るか!」と、ナイスな登場をしてみたりと、いろいろ楽しい展開になっています。
ロックが結婚式で両親からの手紙を読み上げて、そしてラグナが視力の良さを発揮したシーンは、不覚にも泣きそうになった……今回のロックは、かなり本気で良い人になってたと思います。
衝撃の事実が「ふーん」「お前なら納得」と流されるシーンは残ってましたが、本気で軽くスルーされて次の話に行ってるし。
シエテさんもずいぶんと御活躍。すっかり良いキャラクターに成長しちゃって。ラグナのトラウマの元凶になった時の、あの小物っぽさとは雲泥の差だよъ( `ー゚)

ただ個人的に非常に非常に残念だったのが、ラストです。
うん、すごく素敵だったよ? 見開きページのイラストなんか、特に素晴らしかったです。
普通に最初からこっちを読んでいれば、とても楽しく納得したでしょう。
……でもね、でも私は、WEB版でのロックのあの決意が……彼女と生きるために、そしてラグナのために選択したその決断が好きだったんだ! あのラストの衝撃があったからこそ、この作品がものすごく印象に残って、紙書籍も買おうと思ったのに!! ああ、それなのに……(しくしくしく)

あとニンフとノーラの関係が浮いていたというか、ぶっちゃけそこだけマジすぎてちょっと引きました。ノーラだけ救われてないと言うか、ニンフがすべての元凶すぎるというか……ううむ(−ー;)

あ、ところで最後にルーチェがしてた指輪の石は、あれでしょうか、伝説の金策に載っていた『月の欠片』?


「あやつの本当の長所は、その規格外の強さではない。周りが呆れようと、失敗してへこたれようと、自分らしく挑み続ける愚直さだ」

良い言葉です……良い言葉過ぎて心に突き刺さるほどに _| ̄|○
ラグナ、どうか君の心の強さを私に分けてほしい……
No.5160 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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