よしなしことを、日々徒然に……
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 2014年11月22日の読書
2014年11月22日(Sat) 
本日の初読図書:
「天井裏からどうぞよろしく(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n6313bi/

先代皇帝の度重なる遠征により、百の属国を抱える大帝国。
先代の皇帝は日々を戦に明け暮れたが、世を平定すると早々に年若い息子へと王位を譲り渡してしまった。幼き頃から神童の異名をとったその息子は、属国にも自治を認め、帝国の支配は表面上は平和的なものになっている。
しかし属国側にとって、帝国の動向は気になるところだった。特に年若い皇帝など、若さゆえの気まぐれで、いつまたおかしな政策を打ち出すか知れたものではない。
そこで各国は諜報活動に力を入れ、特に帝国の中枢 ―― 皇帝陛下の執務室などは、多くの諜報員によって監視されていた。
……もはやそれは、各国諜報員の溜まり場にも等しく。
もと孤児であった少女もまた見習い諜報員として、一年ほど前から天井裏に出入りし、様々な国の諜報員達からチビと呼ばれて可愛がられていた。互いに顔も名前も所属も判らない。それでも同じ立場にある彼らは、どこか和気あいあいとした時を天井裏で過ごしている。
しかし間もなく成人を迎える彼女は、その日を限りに異動が決まっていた。城での諜報活動から外れ、半年ほど床の技術を学んだのち、別の監視対象である貴族の愛人になることになったのである。
少女の義父を含めた諜報員達はみな、年若い少女の未来に心を痛め、寂しくなると別れを惜しんだが……中に一人、もっとも年若い青年だけは、覆面の下で口を引き結び、鋭い目をして宙を睨んでいて ――

「名も無き者達の幸福」とシリーズタイトルがついた、名無しキャラクター達のささやかな幸せ短編集の第一話。読切短編です。
アルファポリスさんでWEBコミックが公開されていたのを読んで、けっこう面白かったので元の話も読んでみました。

■天井裏からどうぞよろしく | アルファポリス - 電網浮遊都市 -
 http://www.alphapolis.co.jp/manga/viewOpening/392000086

一話目で短編のお話がすべて語られていますが、どうやらこれ、大幅書き下ろしで書籍化され、既に二巻目も出ているようです。どうしよっかなあ。買おうかなあ。

4434185993天井裏からどうぞよろしく (レジーナブックス)
くる ひなた
アルファポリス 2013-11

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短編故の、いろいろ削りまくったスピード感も魅力なので、悩むところではあります。
No.6384 (読書)


 2014年11月21日の読書
2014年11月21日(Fri) 
本日の初読図書:
「これが全てのプロローグ(小説家になろう)」〜終章
 http://ncode.syosetu.com/n0094s/

日本で事故死して異世界の貴族に生まれ変わり、三歳で読み書きを覚え五歳で魔術を習得、七歳で師からもう教えることはないと言われ、八歳で羊皮紙に代わる画期的な植物紙を開発して製紙業界に革命を起こす。そして十歳になる頃には、異例の若さで重要な政務に携わることになった、チートな異世界転生者……の、お兄さんが主役のお話。
周囲からは出来の良い弟に仕事を押しつけるボンクラ馬鹿貴族と思わせておいて、その実はチート無しでの真正ハイスペック(笑)
元平和ボケ日本人の弟と金儲け大好きな父親が考えなしにやらかす急激な改革で、領民が職を失ったり経済が混乱しないよう、裏で奔走しております。
周囲に悪評価を与えるように振る舞っているのは、彼なりに叶えたい夢があるからで、けして自己犠牲に酔っているわけでもありません。むしろ腹黒系vv
皇太子だけは彼が賢明で有能なことを知っていて、人目のないところでは親しげにやりとりするのが、またポイント高いです。

転生チートを裏返してみた、その発想が面白いこのお話。
目次ページでは「未完結のまま〜〜」表示が出ているし、作者さまも続きを書く意志があるとはおっしゃっていますが、現在の部分だけでもすっきり短くまとまっていて、充分楽しめると思います。
No.6380 (読書)


 2014年11月20日の読書
2014年11月20日(Thr) 
本日の初読図書:
440354200X仮面教師SJ (7) (ウィングス文庫)
麻城 ゆう 道原 かつみ
新書館 2014-06-07

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シリーズ最終巻。
そして1986年に本編マンガ「JOEKR」がWingsに掲載されてから、28年にわたって続いてきた特捜司法官シリーズそのものの、完結作とのことです。
私が本編のマンガを読み始めたのは、既に「少し古い作品」として、本屋さんに単行本が並んでいる頃合いでした。それからしばらくして、ぽつりぽつりと単発で作品が発表され……それでももう、これは未完のまま消えて行くのだろうと思われた頃に、不死鳥のように復活したと思ったら、見事に風呂敷を畳んで完結。ジョーカーとリィンの関係は、もう涙無しには読めないものでしたっけ。
その間にスピンオフ小説として、作中のドラマ「特捜司法官S−A」の主演俳優とスペードエースを軸にした作品が二冊出版され、そちらも読切連作だしこれだけで終わるかと思ったら、タイトルに「新」の文字を加えたものが、全10冊。こちらもきっちりきれいに終わってくれました。
それから間をおかずに連載を始めたのが、この「仮面教師SJ」シリーズ。
これまでの一連の作品から、時間をさかのぼること20年前後。
まだ特捜司法官という制度が確立しきっていない時代で、これまでのように特捜司法官と協力体制を取るでなく、多少非合法ではあるけれどあくまで一般人の立場から事件に関わっていく主人公というスタンスのお話でした。
事件の裏側には特捜司法官が暗躍している『らしい』。けれどそれが誰なのか、事件の詳しい真相はどうだったのか。主役である十蔵は知ることができずにモヤモヤが続けます。そういう意味では、SF要素やアクションよりも、ミステリ的なテイストが強めだったのではないでしょうか。
最後の巻で怒濤のように様々な情報が畳みかけられるのは、この方の作品に良くあることですが、やー、新事実につぐ新事実で、今回も盛りだくさんでした。
ショータの過去や、スナに隠されていた驚くべき秘密。
そしてずっと行方不明の凶悪犯罪者として扱われていた、十蔵の父親の登場とその意外なキャラクター。
笹蔵一族と特捜司法局との、予想もできなかった関係。
そしてそして何よりも驚くべき、ショータの未来と十蔵の父親が現在やっている『仕事』。

まさかこの物語が……十蔵とその父親の行動が、『そこ』へと繋がり、ぐるりと輪が閉じて『JOKER』へ戻ってゆくとは。
まさに唸らせられました。さすが麻城さんです(しみじみ)

……しかしそう考えると、この時点ではジョーカーもサムもクイーンも、まだ生まれていないかちょうど訓練中の『あの子たち』なんだろうなあ。
一応今回の作中ではスペードのクイーンが登場しましたけど、おそらく彼女は『前の』なんでしょう。
ってことは、サムもクイーンもジョーカーも、意外と若い? ってか、外見年齢と実年齢がほぼ同じなのかな。訓練を終えて働き始めたのは早いのかもしれないけど……でもサムさんは、一度も整形してないって言ってたし、やっぱりS−Aの段階で二十代半ばから後半ぐらいなのか。

ともあれ。
最後の最後に書き下ろされた巻末後日談では、女運が悪かったクラクラ先生にも秘密を共有できる彼女ができそうで、そちらもついニマニマしてしまったりとか。ショータが相変わらず元気そうかつ、ちょっと立場が良くなってるみたいで安心したりとか。

……麻城さんの作品は、時に非常に容赦のない展開を見せることがあるので、今回はあらゆる点でほっこりできる終わり方をしてくれて、本当に良かったです。

ああ、でもこれで今度こそ本当に、この世界観ともお別れかあ。
月光界にまつわるお話は、まだ新しい作品を期待できるかしら……?
No.6379 (読書)


 2014年11月17日の読書
2014年11月17日(Mon) 
本日の初読図書:
4569810136桜ほうさら
宮部 みゆき
PHP研究所 2013-02-27

by G-Tools
上総国搗根藩で代々小納戸役を務める古橋家。次男の笙之介は、父親に似て温和で学問を好んでおり、武張った者を良しとする藩の気風からは浮いたところがあった。剣術に秀でた兄 勝之介や、悍馬と呼ばれる気の強い母 里江なども、父や笙之介を惰弱と呼んで見下しているところがある。
そんな父 宗左右衛門に、賄賂の疑いが掛かった。証拠となったのはまったく身に覚えのない、しかし父本人でさえ自身のものとしか思えない手跡の書簡で。結局、父は自ら腹を切り、古橋家は廃絶が決まった。だが里江は諦めきれないようで、笙之介を呼びつけ江戸へ向かうように命じた。江戸留守居役の坂埼重秀は、里江が最初に縁付いた夫の叔父で、何かと親身になってくれている。坂埼にとりなしてもらい、古橋家の再興を ―― ひいては勝之介の将来を明るいものに ―― するべきなのだとそう主張する。
だが彼女の言うことは机上の空論だった。そんなことは無理だと言って聞かせても、けしてその耳には届かない。やってみせ、失敗しなければ判らないのだとため息をつく笙之介だったが、周囲にはまだ別の思惑があった。ことを秘密裏に運んでいると思っているのは、里江ばかり。笙之介の師匠である佐伯は、一度遠くへ離れて冷静になってみるのもいいだろうと言ってくれた。そして江戸留守居役の坂埼重秀 ―― 東谷は、また驚くことを笙之介に告げる。
宗左右衛門は確かに無実の罪であり、あれは作り出された冤罪であった。証拠となった書簡は、他人の手跡を真似ることができる代書屋よって捏造されたもの。もともとは賄賂を送った側とされる御用達道具屋「波野千」の跡目争いから端を発した事件で、宗左右衛門はただ側杖を食っただけなのだと。
さらに東谷は語る。そのような精巧な偽書簡を作ることができる代書屋と家中の誰かが繋がっているとなると、これは大問題である。何故なら現在の搗根藩当主は愚昧ではないがけして聡明でもなかったからだ。まもなく跡取りを選ばねばならないその時に、正妻の子と側室の子と、どちらを選ぶかで迷うことは目に見えている。そこで先代藩主はそのことについて死ぬ前に遺言状をしたためていたのだが、そこに選ばれなかった方から偽の遺言状など持ち出してこられては、混乱が起きるのは必至だった。
本人にも判らぬよう手跡を真似られる、そんな特殊な技能を持つ余所者を、搗根藩で匿うのは目立ちすぎる。だから代書屋は必ず江戸にいるはずだ。そこで東谷は笙之介にその代書屋を見つけよと命じる。笙之介にとってその偽文書作りは父の仇なのだから、その手で見つけ出し、そうして内紛の根を未然に断ち切ってみせよ、と。
かくして笙之介は代書屋と同じ世界、すなわち江戸で文書や書物に関わる仕事を持ち、それらしき人物を探すことになった。深川の貧乏長屋富勘に寝起きし、書物問屋村田屋から写本の仕事を請け負って表向きの生業とする。そうして暮らしてゆくうちに、人探しをしている侍から不思議な符丁の解読を頼まれたり、村田家ゆかりの店から娘が拐かされた件に首を突っ込んでみたりと、様々な事件に関わる羽目になって……

お正月特番を機に図書館で予約して、はや一年近く。ようやく順番が回ってきました。ドラマの方はまだ録画して積んだままです(笑)
最初は弁当箱並みの厚さ(605P)に圧倒されましたが、読み始めてみたら最初こそちょっとしんどかったものの、笙之介さんの事情が飲み込めたあたりからは、案外するすると読めてしまいました。
全四話の中編を通して、覚えのない罪を着せられ取り潰された古橋家の賄賂事件の真相を探りつつ、いずれ起こるであろう主家のお家騒動を阻止するための活動を笙之介さんがしていく訳なんですが……ぶっちゃけネタバレますと、最終的には笙之介、ずっと蚊帳の外(苦笑)
裏ではあの人とかこの人とかがそれぞれの情報を握って暗躍していたり、気を揉んでいたりするのを、笙之介は全然気が付かないまま。かなり終わり近くになるまで、ある意味無駄な努力を続けているというか。
……いやまあ、そうやっていろいろと頑張ることによって培った他人様との縁、暖かな『絆』があったからこそ、彼は『九分方の瀬戸際』から帰ってこれたのでしょうが。

けれどもしも、東谷様が笙之介の母親に思い入れを持っていなかったならば。そう思うと、彼は生まれながらにして幸運だったんだなあとも思ってしまったり。
まあ、まったく同じ条件でありながら、自らの意志ですべての救いの手を振り払ってしまった勝之介のことを思えば、やはり笙之介さんが笙之介さんだったからこその、この結末なのでしょうが。

宮部さんのお話にしては、ドロドロした部分は存在するけれど深くは語られず、全体的におっとりとした雰囲気の読後感でした。

過去に執着し捕らわれることなく、今ある状況の中で今できるように、精一杯でものびのびと自由に生きていこう。
結局のところ、これはそういうお話だったのかな、と思いました。
No.6369 (読書)


 2014年11月14日の読書
2014年11月14日(Fri) 
本日の初読図書:
「猛獣と女の子シリーズ(小説家になろう)」〜執着
 http://ncode.syosetu.com/s0776a/

獰猛な猛獣・悪の化身・魔王の落とし種などなど、恐ろしげな噂がつきまとう男。ロウディーン帝国第二王子ザガート。彼は黒騎士団を率いる国の守りの要であったが、いかんせんあまりにもその容貌が悪かった。強靭な肉体を持ち体は極めて大きく、しかも女嫌いなうえ、常に人を威嚇するような恐ろしい形相をしている。その為に女子供はおろか、男さえもが恐ろしがって近づかない人物である。
そんなザガートの唯一の趣味は肉体を鍛える事で、その日も魔物の横行する森で、修行を兼ねた魔物狩りを楽しんでいた。
そんな彼が出会ったのは、腰まで流れる長い漆黒の髪と黒曜石のような瞳をした可愛らしい少女、リア。彼女は孤児院を出て紹介された就職先へ向かうために街を歩いていた……はずが、壊滅的な方向音痴を発揮し、危険な魔の森へと迷いこんでしまったのである。両親をこの森で魔物に殺された過去を持つリアは、己を救ってくれたザガートへ感謝し、笑顔でまっすぐお礼を言った。
その瞬間、ザガートは恋に落ちていたのである。
リアの就職先へと手を回し、まんまと彼女を自身の屋敷へ侍女として雇い入れることに成功したザガートだったが、しかしそこから先が進まない。彼は女性の口説き方などまったく知らなかったし、鈍すぎるほどに鈍いリアはというと、あくまで使用人としての立場を崩さない。
ザガートとは似ても似つかぬ美形の第一王子フェルティオなどは、面白がって二人の間を引っ掻き回し、すれ違う彼らの暴走に周囲はどこまでも振り回されて……

美女と野獣的なドタバタコメディ。連作短編七話で完結済みです。
ザガートが噂だけでなく本気でヤバイとか(うっかり手ェ握っただけで指の骨へし折っちゃいかんよ)、リアがいくらなんでもおっとりしすぎ(指折られて痛がる素振りも見せないってどうよ)とか、勘違いものにしては多少気になる点もありますが。
どこまでも明るくお気楽。手軽におつまみ感覚で読めるあたりがよろしいかと。
No.6366 (読書)


 2014年11月13日の読書
2014年11月13日(Thr) 
本日の初読図書:
4488427049タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)
近藤 史恵
東京創元社 2014-04-28

by G-Tools
下町の一角にある、テーブル五つ、カウンター七席という小さなフレンチレストラン、「悪くないパ・マル」。僕ことギャルソンの高槻智行は、まだ勤め始めたばかりで、仕事に馴れるのに精一杯だ。紅一点のソムリエ金子ゆきや、副料理長の志村洋二とはだいぶ馴染んできたが、料理長のことは未だによく判っていない。フランスのそれも田舎の方を点々として修行してきた彼 三舟忍は、気取らない気軽に楽しめるフランス料理を目指しているらしい。しかし無精髭に長く伸ばしてひとつに束ねた髪の毛、そして無口なその人柄が、いまひとつ彼を近寄り難い存在にしている。
だが三舟のすごいのは、料理の腕ばかりではなかった。ほんの些細な言葉の端々から、訪れる客達が抱える事件やトラブルを見つけ、真相を明らかにする。
美人女優と婚約したばかりの常連客が、その日腹具合を悪くしていたのはなぜか。
あまりにも偏食がひどすぎる男の妻が、まずい料理を作り続けている理由は。
十二年前、志村が初めて焼いたガレット・デ・ロワの中からフェーブが消えた経緯。
突然妻が実家に帰ったという男性客が、犯した失敗とは。
飲酒という不祥事を起こした高校野球児は、どうやって合宿所に酒を持ち込んだのか。
かつての恋人と別れるきっかけとなった、彼が作ってくれた最後のカスレは、どうしてあんなにもまずかったのか。
ベルギーから帰国し、店を開いたばかりのショコラティエ。病気の母を見舞う暇もないという偏屈な彼の作るチョコレートの詰め合わせは、どうしてどれも素数なのか。
様々な謎が、料理をキーワードとして紐解かれてゆく……

250Pにも満たない中に、七本の短編が収録された、気軽にさくさく読んでいけるお話です。
料理長の三舟さんは、フランスで修行中に「三船敏郎の親戚か?」とか「サムライの子孫だ」といった誤解を受けまくったあげく、ならばと武士風の無精髭&長髪のキャラ作りをして新人イジメから逃れちゃった、実はけっこうちゃっかりさん。
お客さんの体調やリクエストに合わせて、見事にメニューをアレンジしてくれる、気の利いたオジサマでもあります。
周囲を固めるキャラクター達もそれなりに個性的で良い味を出しており、一話一話は短くても、しっかり味わい深い仕上がりになっているかと。
……事件の真相は、時に冗談ではすまないような深刻なんじゃね? というものも混じっています。
三舟さん達は、それを本人に知らせることもあれば、知らせないまま『関係者』にのみ話をつけたり、そのまま結末を見ずに成り行きに任せる場合もあります。あまり踏み込みすぎないところが、お店とお客というスタンスを表しているように思えました。
時にデリカシーがなさすぎるのではないかというほど、関係者の内面にズカズカ入り込んでいくことの多いミステリーものとしては、少々異色かもしれませんね。
個人的には、最後に載っていた「割り切れないチョコレート」が好きです。偏屈なショコラティエさんの、内面に溢れる母親への思いが切ない…… そしてなんとなく彼の外見イメージが、ドラマSTの池田管理官になっている私(苦笑)

ただ難点がひとつ。読み流せば良いと言えば良いんですが、フランス料理の名前や用語がガンガン出てきます。後から説明がある場合もあれば、そのまま普通に流される場合もあって、途中で何度も読むのを中断して調べる羽目になりました。
フランス料理なんてお洒落なもんに、縁はないんだよ、コンチクショウ><

ともあれこれも二巻目があるらしいので、借り出し候補に追加しました。
No.6362 (読書)


 2014年11月11日の読書
2014年11月11日(Tue) 
本日の初読図書:
4041211271SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 (カドカワコミックス・エース)
Jay. スティーヴン・モファット
KADOKAWA/角川書店 2014-06-07

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ドラマ現代版ホームズ「SHERLOCK」のマンガ版二巻目。
一巻目と同様、忠実にシーズン1の二話目がコミカライズされています。帯によれば三作目「大いなるゲーム」も既に始動しているようですし、楽しみ楽しみ★ ……ただあのクリフハンガーはどうするんだろう?

全体的に、良くも悪くもあまり特筆する点はありませんでした。
ただやはりこのコミカライズは、ドラマ未視聴の方にはちょっと判りにくいかな、とは思ったり。
ドラマファンの人が「あそこどうだったっけ?」と手軽に内容確認したり、携帯して読み返したりするのには実に良い出来ではあるんですが。
特にドラマではどんどん勢いに押されて流されていった細かい点が、紙媒体だとじっくり噛みしめるように味わえるのは便利かと。

そしてもしお持ちの方で、カバーを外してみていない方は、カバー下を要チェック。
こういう、お互いに無関心な状態で、同じ部屋でくっついて過ごしてるっていうシチュエーションがけっこうツボだったりします。
No.6356 (読書)


 2014年11月10日の読書
2014年11月10日(Mon) 
本日の初読図書:
「竜の卵を拾いまして(小説家になろう)」〜海原へ
 http://ncode.syosetu.com/n4613bt/

下級貴族の娘シェイラは料理好き。その日も雇っている料理人達を休ませて、家族のために朝食のオムレツを作っていた。ところが手にとった卵をボウルにぶつけると、ゴンという鈍い音とやけに固い手応え。
不審に思って見下ろした手のひらの中。大きく罅が入った卵から孵化したのは、小さな赤い竜の子供だった。
この国ネイファでは、竜は憧れの存在である。強大な力を持つ、孤高の存在。そして時として人間と友誼を結び、契約できた者は竜使いと呼ばれ彼らと生涯を共にする。
そんな、竜の卵が。なぜニワトリのそれに紛れていたのか。
キュウキュウと鳴く愛らしい姿に混乱しながらも、シェイラは子竜を王城へと届けることにした。王城には第二王子のアウラットを始めとして、竜使いや竜に関する研究者などが集まっているという。彼らに任せれば、どうにかなるだろうと思ったのだ。
ところがいざ王城で話をしてみると、すでに子竜は刷り込みによってシェイラを親として認識してしまっているとのこと。そもそも本来なら卵や幼い竜が、竜の里から出ることなどありえず、本当の親さえも判らないという。
まだ身を守ることすらできない子竜を、王城で保護するのは当然のこと。しかし竜の育て方など、人間は誰も知らなかった。そこで親代わりを務めながら、細かい観察記録を付けてほしいと依頼され、シェイラは最初とまどいを見せた。しかし幼い頃から人一倍、竜に対して憧れを持っていた彼女は、間近で竜と接することができる誘惑に耐え切れず、引き受けることに決める。
かくしてココと名づけた火竜の子を育てることになったシェイラは、他にもアウラット王子の契約竜であり気さくな青年の姿を取る火竜ソウマや、研究者の老人ジンジャーの契約竜、肌もあらわな美女の姿をしたクリスティーネらと交流を深めてゆく。
しかし前例のない人里で生まれた子竜を育てるというのは、楽しいことばかりではすまされなくて……

うっかり偶然、ひょんなことから至高の存在に懐かれちゃいました★
的なほのぼのシンデレラ・ストーリーだと思っていたら、背後には意外な事情とかも隠されていて、けっこうどんでん返しが含まれています。あとちょこちょこ人間心理の闇もついてきて、黒い展開なんかもあったりとか。
シェイラの前に現れた選択肢は、確かに幸運と偶然も多分に含まれているけれど。それでもその中から、悩んで迷って苦しみながらも、どうにか最善を選んでいこうとする彼女の有り様は素直に感情移入できます。
……ちょっとトロくて空回りしがちなところもありますけどね(苦笑)
あと、意外に恋模様がメイン軸になってるんですが、お相手に少々意表を突かれました。
竜という存在は人間とはまったく相容れないと何度も力説されたので、そっかー彼はないんだと思っていたら、まさかそうくるとは。ってか、人間と契約を結んだ契約竜でも、他の相手と恋はするんだ、とか。
最初は余裕気味だった彼が、一章目の終わりにはすっかり振り回され気味なのが、限定対象にのみヘタレ好きのツボを突きます。
そしてシェイラが相手に頼りっぱなしではなく、自分の足で立とうと頑張っているのが良いですね。

第一章だけでもひとつのお話としてそれなりに独立しているので、試しに読んで見られるのもありかと。
No.6352 (読書)


 2014年11月07日の読書
2014年11月07日(Fri) 
本日の初読図書:
4488430112無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)
西條 奈加
東京創元社 2013-09-20

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中高一貫の私立中学に通う少年 滝本望は、父の転勤を機に神楽坂で多喜本履物店を営む祖母と二人暮しすることになった。元は芸者であり、女優の経験もあるという祖母お蔦さん。今でも粋できっぷが良くて。ちょいと気が強いもののご近所衆の人望も篤く、店はいつも馴染みの人達で賑わっている。遠慮のない人々に囲まれてプライバシーは欠片もないが、それでも賑やかな日々を望は楽しく過ごしていた。ところがある朝のこと、木下薬局のおばさんが血相を変えて駆け込んできた。おばさんの息子で望の幼馴染でもある洋平が、自転車で通りすがりに女性を蹴飛ばしては怪我を負わせている、“蹴とばし魔”の犯人として逮捕されたというのだ。洋平も犯行を認めているらしいが、望にはとても信じられず……「罪かぶりの夜」
望が籍を置く美術部の先輩 足尾が、コンクールで文部科学大臣賞をとった。望はその絵を絶賛するが、先輩は最近話題になり始めた尊敬する画家 乾蝉丸の真似でしかないと謙遜する。そして文化祭の当日。美術室に飾られていたその絵が、トラブルで人の目が無くなった隙をついて、無残にも破られてしまっていた。たまたま居合せたお蔦さんは、無人の美術室で何が起きたのか、その経緯を鮮やかに紐解いて見せるのだが……「蝉の赤」
ホワイトデーを間近に控えたその時期、神楽坂一帯では振り込め詐欺が頻発していた。被害に遭ったのはみな多喜本履物店に出入りする、望やお蔦さんの顔なじみばかりだ。犯人は入念な下調べをしているようで、その巧妙な手口に望は舌を巻く。一方で店に望と変わらない年頃の少女、石井楓が訪れた。草履を探して来たと言う割にはどこか意味ありげな態度をとる彼女に、望は心惹かれるものを感じて……「無花果の実のなるころに」
お蔦さんの芸者時代からの知人で、立脇工業の社長ワキさんが亡くなった。彼はお蔦に自社株の33%を譲ると遺言状に書いていたそうで、長男である専務 雄一が乗り込んでくる。お蔦が筆頭株主になって経営に口を挟んだり、あるいは他へ株券を売り払うことを懸念したのだ。どうやら彼は、生前の父とお蔦の関係まで疑っているらしい。そんな面倒なものなど受け取る気はないと言っていたお蔦だったが、そこへワキさんの後妻で雄一の継母である老婦人が訪ねてきて……「酸っぱい遺産」
石井楓から深夜に電話を受けて、望は仰天した。彼女の母親が大怪我をして病院に運ばれ、父親が警察に任意同行されたというのだ。楓の母は昔フランスで暮らしていた頃に画家である夫との間に楓を設けたのだが、何らかの事情で夫と別れ帰国し、一人で楓を育てていたのだという。病院に駆けつけた望とお蔦が詳しい事情を警察に聞こうとすると、身内以外には話せないと断られた。ところがお蔦は楓は立派な身内なのだと、驚くことを言い出した。仰天する望をよそに、意識を取り戻した母親が自分で転んで怪我をしたのだと供述したため、父親はなんとか釈放される。しかし室内には、明らかに誰かと争ったあとが残っていて……「果てしのない嘘」
洋平と望は、望の友人である森彰彦の母に招かれて、彼の家を訪れていた。カレーパンのレシピを伝授する望の横で、初対面の洋平と彰彦はサッカーの録画を見ながら意気投合している。しかし調理中に帰宅した彰彦の兄 行也は、ひどく元気が無いようだった。どうやら恋人に振られたらしい。この兄弟は二人とも見た目が良いためしばしば女の子から告白を受けるのだが、オタク気質が災いしてすぐに振られるのを繰り返しているそうだ。彰彦などは当分、誰かと付き合うつもりはないと宣言していた。ところがそんなところへ一本の電話がかかってくる。手が離せない彰彦の代わりに受けた望は、びっくりする。相手はクラスメートの小坂翠だったのだが、高校生ぐらいの男三人に捕まっているのだという。男達は翠を彰彦の彼女だと思い込んでいるようで、彰彦が誰にも言わず廃工場へ一人でやってこなければ、彼女に乱暴すると脅迫してくる。こんな時に限って、頼りになるお蔦さんは泊まりがけで不在。望は必死で身をそばだたせ、電話の向こうから聞える音から手がかりを見つけた。そうして彰彦、洋平、彰彦の兄 行也の四人で力を合わせ、翠を救出しようとする……「シナガワ戦争」

図書館でつらつらと背表紙を眺めていて、タイトルに惹かれて手に取り、表紙絵やあらすじも良さげだったので借りてみました。粋できっぷの良いお婆ちゃんと、心優しくちょっと気弱だけれど、やる時はしっかりやる孫とが織りなす事件簿。ミステリ部分よりもむしろ、人情的な描写に重きを置いたタイプですかね。
お蔦さんは相手が子供でも、けして情報を隠したり、綺麗事で誤魔化したりしない、格好いい大人です。
そして望は本名「のぞむ」なのに、ご近所衆から「ノゾミちゃん」なんて呼ばれて気を落としたり、料理のできないお蔦さんに代わって炊事を担当したりとあんまり男らしくはありませんが、ここぞという時には覚悟を決めてしっかり足を踏ん張れる、やっぱり格好いい少年です。
この巻は短篇集の体裁をとってはいるものの、全体を通じて読めば、大きな流れが幾筋か存在しています。
それは望の成長であったり、楓の家庭の事情であったり、あるいはもっと別の脇キャラ達がたどってゆく心の変遷だったりします。
ある話では加害者であった存在が、別の話ではまた違う役割を持つ。けしてゲストキャラを使い捨てにせず、一人の『生きた人間』として扱うところに好感が持てました。これ同レーベルの引きこもり探偵シリーズでも同じこと思ったっけなあ。

特に「果てしのない嘘」では、望や奉介の選んだ道に、しみじみとした余韻がありました。

人は誰しも、心の中に闇を抱えている。魔が差すこともある。けして綺麗事だけで世の中はできていない。
それでも。たとえ御都合主義だと言われようと、最後は幸せになって良いじゃないか。皆が救われて、温かい気持ちで本を閉じられたなら、気持ちがほっこりしてくれます。
どうやら二巻目もあるようなので、さっそく図書館で予約しました。そちらも楽しく読めるといいなvv
No.6340 (読書)


 2014年11月01日の読書
2014年11月01日(Sat) 
本日の初読図書:
4048725882世紀末ロンドン・ラプソディ―A Study in Violet
水城 嶺子
角川書店 1990-06

by G-Tools
1989年1月5日。京都。
年号が平成に変わるまでもうあと数日というその日、同志社大学の院生で英文学を専攻している女子大生 森瑞希は、雪景色の校舎を撮影しようと夜の校内を訪れていた。そして突然の地震の後、彼女は人気のない校内の一室で見たこともない不思議な構造物を発見する。激しい揺り戻しで降り注ぐ窓ガラスの破片から逃れようとした瑞希は、とっさにその構造物の中へと飛び込んでいた。倒れこむ肘がなにか丸いものにぶつかり、その構造物は鈍い音と振動を放ちつつ作動し始める……
そして1889年1月6日のロンドン。
一昨年前「緋色の研究」を発表したジョン・ワトソン博士は、次作「四つの署名」の執筆を開始していた。僕を冒険活劇のヒーローにするのはやめろと口うるさい偏屈な同居人を、読者から面白い事件が持ち込まれるかもしれないじゃないか、などとなだめながら。
そんなシャーロック・ホームズとドクター・ワトソンの元を訪れたその日の依頼人は、ハーバード・ジョージ・ウエルズと名乗った。なんでもここ数日、誰かに命を狙われているのだという。しかしその理由を聞いたワトソンは、彼を被害妄想患者か麻薬中毒者ではないかと考えた。何故ならウエルズはタイム・マシンの開発に成功しており、狙われているのはその研究のためだと主張したのである。
とても信じがたい話だったが、しかし彼が語るには、昨日襲われた際にそのタイム・マシンが作動してしまい、人を乗せないままどこともしれない時間と場所へ消えてしまった。そして安全装置が働いて戻ってきた時には、その中に気を失った風変わりな格好のジャパニーズ・ガールが乗っていたのだと。
幸い英語が通じたその少女に、ウエルズはシャーロック・ホームズへ相談しに行くことを薦められたとのことだった。彼女はウエルズのこともシャーロック・ホームズのことも、説明される前から知っていたのだ。
本来ならばとても信じられない話だったが、しかし唯一ウエルズの研究のことを知っていたカーマイクル・アルバート博士が、折しも昨夜何者かに殺害されていたこと。そしてカーマイクル博士は他でもない、ディオゲネス・クラブの会員だったことから、ホームズは興味を覚えたようだった。
しかし翌朝221Bを訪れたのは、ウエルズではなく東洋人のジャパニーズ・ガール、ミズキで。
彼女の話によると、ウエルズは昨夜ホームズからだという手紙に呼び出されて出かけてゆき、朝になっても帰ってこなかった。倉庫に保管されていたタイム・マシンも、何者かによって持ち去られてしまっているらしい。
かくしてホームズ、ワトソン、ミズキにホームズの兄マイクロフトは、タイムマシンを巡る事件の捜査に着手した。だがディオゲネス・クラブの会員で「バート」の愛称を持つ者が連続して殺害され、さらには「夜叉」と名乗る謎の組織から、ウエルズの命とタイム・マシンと引き換えに、世に名高い宝石「レディ・ヴァイオレット」と百万ポンドを要求する手紙が届き……

Amazon をウロウロしていたら、おすすめ作品として表示されたので、手にとってみました。
装丁や挿絵はお堅めのハードカバーですが、内容はむしろライトノベルよりのパスティーシュかと。
なにしろ現代(といっても、もう四半世紀も前ですが)のシャーロキアンな女子大生が、H・G・ウエルズのタイムマシンに乗って、十九世紀のロンドンへタイムスリップ。憧れのホームズさんといっしょに冒険を繰り広げるという内容ですよ(笑)
しかもホームズさんの淡い初恋とか、ヒロインとのほのか〜〜なロマンスとかもあるんですよ。
それってどこの夢小説よww

とは言え瑞希は、当初心配したような恋愛にうつつを抜かす、苛つくようなミーハーの足手まといではなく。推理でもアクションシーンでもそれなりに活躍するし、ホームズさんへの想いもじっと胸の内に秘めて、場をわきまえた態度を取っています。
いやほんと、最初の頃は正直読み進めるのがけっこうしんどかったんですよ。でも編集者視点のプロローグと現代の瑞希視点の第一章を過ぎて、ワトソンさん視点になってからは面白くなっていきました。その後は状況に応じてワトソンさんと瑞希の視点が切り替わって行きますが、もうそこまでいくと瑞希視点でも気には障らず。
ホームズと恋愛なんて相容れないと思っている私でも、このぐらいのエッセンスなら夢見ても良いんじゃない? と思いました。
……まあ全体的に推理ものというよりは、それこそホームズさんが嫌うアクション重視なSF冒険活劇っぽかったですけど。でもちゃんと事件ものでしたし、タイム・マシンを駆使して行き交う時間のたどり着く先がまた、唸らせられるんだ、これが。
二次創作としてはなかなかの出来だったと思います。

ちょっと気になったのは、これある程度は知識のあるホームズファンじゃないと、ストーリーがあんまり楽しめないのではないかという点。
傘を忘れたジェイムズ・フィリモア氏とか、ホームズのお兄さんはマイクロフトでディオゲネス・クラブの会員かつ政府の重要機関に云々とか、ホームズは女性嫌いでとか、当たり前の事実のように語られてますからね。
そもそも主役の瑞希からして、相当重度のシャーロキアン。
普通の読者程度じゃあ「1889年には、まだブルース・パーティントン事件は起きていなかった」とか、脳内ホームズ年表ひも解いたりできねえよ(苦笑)

あと瑞希がホームズさんのことをシャーロックって呼ぶのが、個人的に違和感を覚えました。
別にマイクロフトと区別をつけるためではなく、最初は一生懸命「ホームズさん」って呼んでるんですが、気がゆるむとシャーロックになるんです。
一般的な日本語翻訳を読んで育ったファンは、原作版の場合ホームズ&ワトソン呼びになると思ってしまうのは、私の偏見ですかねえ。
だからこそ、現代版ドラマで二人がファーストネームで呼び合っているのが、すっごく新鮮に感じたと思うんですが。

でもまあともあれ。
なかなか面白いお話でした。
読まれる方は、事前にホームズシリーズの他、H・G・ウエルズ「タイム・マシン」にも目を通しておかれたほうが、より話を楽しめると思います。
あとほんの一行言及されるだけですが、ヴェルヌの「八十日間世界一周」も、知っているとちょっぴりニヤリとできたりとか( ̄ー ̄)
No.6303 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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