よしなしことを、日々徒然に……



 2014年12月09日の読書
2014年12月09日(Tue) 
本日の初読図書:
4434185993天井裏からどうぞよろしく (レジーナブックス)
くる ひなた
アルファポリス 2013-11

by G-Tools
冒頭の流れはWEB版とアルファポリスのWEBマンガを読んだ時に書いているので、省略。
書籍版、買っちゃいました(笑)
内容は大幅書き下ろし。全十章のうち、短編のWEB版と公開済みWEBマンガの第一話部分は、第一章で語られ終えてしまいます。
実は密偵に扮して、天井裏に出入りしていた皇帝陛下。彼に見初められ、嫁入り先を強引に皇帝陛下の元へと変更された少女は、その後「自分は密偵として皇帝に協力し、しばらく皇妃候補のふりをすることになったのだ」と思い込み、本気で少女と婚約したつもりの皇帝との、すれ違い気味なラブコメが展開vv
この段階で、少女にとっての皇帝は、あくまで優しいお兄さんレベルです。好意を抱いてはいるし、全力で力になろうとはしていますが、あくまでそこ止まり。
しかしプロ意識高く、「潜入任務として完璧に皇妃候補を演じきってみせる」と決意しているため、パーティーでの礼儀作法などは庶民出に似合わずバッチリこなしています。そういう点でポカをやって周囲から呆れられることもなく、見事にこなしていくのが好感度高いです。

……ただ密偵としてはけっこうスペック高いのに、年頃の少女としてはあり得んほどにいろんな意味で世間知らずかつ天然なのは、子供の頃から訓練漬けだったが故なのか。むしろ子供の頃から女密偵の訓練を受けていたのなら、もうちょっと早くいろんなことを教わっていそうなものなのですが……そこは義父義兄達によって阻止されていたのかなあ。
精神年齢的には十七才というより、十三〜四才ぐらいと思って読んだほうがしっくり来るかもしれません。中世のトルコとかペルシャっぽい世界観的にも、貴族女性が成人と見なされて結婚するのってそれぐらいでしょうし。

皇帝に見出された少女が、その無邪気な天真爛漫さで周囲の人々を魅了してゆく、ある意味王道シンデレラ・ストーリー。
ちょっと少女の無垢さが過ぎて鼻につく部分もありますが、それでもある一点で、私は彼女を見直しました。
それは自分の本当の祖国が、どうして戦争に巻き込まれたのかを知った時。
それは表向き、先代皇帝が唯一の妃を想って、彼女の故郷を守るために行なった、いわば私情による戦争だと語られます。先代皇帝の私情によって、少女の本当の両親は戦火のなか死んでいったのだと。
しかし彼女はすぐに、それが世間向けに作られた美談だと見抜きます。そしてホッとするのです。
先代皇帝が妻を想った、人間的な部分に安易に心ほだされるのではなく。
あの戦いには隠された政治的な意味がちゃんと存在した。そしてその戦争の結果、いま自分の本当の祖国は戦争前よりもずっと豊かになっている。ならば自分はけして先代皇帝を、そして彼と血が繋がっているというだけの現皇帝を、無闇に恨むことはすまいと。

そんな、冷静に物事を分析できる部分にこそ、彼女の人間としての『器』を感じたのでした。

あ、さっきから少女とか皇帝とか書いてますが、この話はすごいことに、一冊300Pを通じてまったく固有名詞が出てきません。地名も人名も、みんな「属国」とか「北の連邦国」とか「宰相」とか「参謀長」とか。
少女もずっと少女とか、せいぜい「おチビ」呼ばわり。ある意味徹底していて、むしろ話が判りやすいです。

宰相がまた、いい味出してるんだよなあ、クセモノっぽくて<もちろん美青年
彼がやらかした数々のあれこれを、きっちり乗り越えた少女に拍手。
あと天井裏に潜みつつ、時にそっとかつ粋に力を貸してくれるおっさん密偵ズの存在も忘れてはいけません。酒税対策に作られた、酒精抜きの麦酒を片手に、おっさん達は可愛い“娘”を全力で見守り続けるのでした★

なお続刊も出ているようですが、これ一冊できれいに落ちが付いているので、これだけ読むのもありだと思います。
No.6411 (読書)


 2014年12月01日の読書
2014年12月01日(Mon) 
本日の初読図書:
4101357749善人長屋 (新潮文庫)
西條 奈加
新潮社 2012-09-28

by G-Tools
差配人の儀右衛門が千鳥屋という質屋を営んでいることから、千七長屋の名を持つその長屋は、善人ばかりが住んでいると、周囲から『善人長屋』の異名で親しまれていた。ところがその実態はといえば、千鳥屋は裏で盗品を捌いているし、髪結い床の半造は情報屋をやっていて、文吉・唐吉の兄弟は季節のものを振り売りしながら美人局稼業。小間物商いの安太郎は巾着切りで、下駄売りの庄治は空き巣や夜盗を繰り返し、煮豆売りの菊松・お竹夫婦も詐欺騙り、浪人の梶新九郎は代書屋の傍ら偽の証文や手形作りを裏の生業としている。
そう、善人長屋の住人は、揃いも揃って『悪党』揃いであったのだ。
裏稼業の間では重宝されているそんな長屋に、新たな住人がやって来ることになった。なんでも三河は赤坂で錠前破りをやっていた男なのだという。
ところが現れた錠前屋の加助は、なんとも人が良さげで涙もろく、他人の難儀を目にすると無条件に首を突っ込んでは助けようとするお人好しがすぎるほどの、文字通り『善人』で。
儀右衛門の娘お縫や長屋の面々は、次々と厄介事を拾ってくる加助に振り回されながらも、時にしぶしぶ時に進んで人助けに手を貸すことになるのだが……

「お蔦さんの神楽坂日記」シリーズが面白かったので、同作者さんの時代物を借りてみました。全9篇からなる短篇集。
んー……面白い設定だとは思うんですが、ちょっとパンチが弱いかな?
個性的なはずの長屋の面々なのに、誰がどんな稼業だったかとか、ちょっと頭に入りにくかったです。まあとりあえずは、美人局の色男 文さんと差配人の娘お縫だけ覚えておけばいいような気もしますが。
でも最初の頃にちょっとだけ名前が出た盗賊のお頭とかが、あとからもちょいちょい関わってきたりとかして、ちゃんと読みこめばかなり楽しいと思うんですよ。

面倒を拾うだけ拾ってきて、皆が裏稼業を駆使して奔走する間、自分は蚊帳の外になってるっぽい加助さん。
彼がどうしてそこまでお人好しになってしまったのかは、書き下ろしのラスト二編で語られています。
時に苛立たしいほどに人が良すぎるように見えた彼が、その内に秘めていた傷。これはかなり重かったです。
この加助さんは、いつまでも何も知らないままで過ごすのか。あるいは知っていて、知らないふりを続けていくのか。それはどうなるのか判りませんが……悪の道にありながら人の心を忘れずにいる、一種いびつな長屋の面々にとっては、逆の方向にいびつな彼とともにあることで、ある意味上手くバランスがとれているのかなあと。
そんなふうに思えるお話だったのでした。
No.6399 (読書)


 2014年11月30日の読書
2014年11月30日(Sun) 
本日の初読図書:
「領主を継いだので好き勝手やってみた(小説家になろう)」〜領主を継いだので散財してやる
 http://ncode.syosetu.com/n0159ck/

武勇に長けた父親が死んだので、若くして領主を継いだボンクラ息子。
部屋でゴロゴロして娯楽小説を読むのと、美味しいものを食べることにしか興味のなかった彼は、よしこれで好き勝手に贅沢ができるぜ! と小躍りした。
そうして彼は美食を求めて領民たちを過酷な労働へと駆り立て、仕事を肩代わりさせるため子供をさらってきては自分に逆らわぬよう洗脳し、下女に手を付けて子供を産ませたりするのだが……

加筆修正版は連載中だし冗長になりそうなので、とりあえず二話で完結しているパイロット版の方をオススメ。
本人は悪役を目指して好き勝手に行動しているのに、結果として領民に慕われる善政を敷いた名君として語られるという、双方にとっての勘違いモノです。
いつも書いてますが、モブ視点も好きなので、こういうのも楽しいです。
No.6396 (読書)


 2014年11月29日の読書
2014年11月29日(Sat) 
本日の初読図書:
4488025293ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
近藤 史恵
東京創元社 2008-06

by G-Tools
料理が趣味の常連客。しかし彼のスキレット(鍋)は、何故きちんと手入れを続けてもすぐに錆びるのか。
肉も砂糖も一切使わないで欲しい。そうリクエストした女性客は三舟シェフの料理にいたく満足して帰った。しかし彼女達の話をきいた料理人二人が、複雑な表情をしたその理由は。
パ・マルのオーナー小倉が、新しく出店することになったパン屋。パン職人の中江はフランス風の本格パンを焼くと張り切っていたのに、急に姿を消したのはどうしてか。
来ると必ずブイヤベースを頼む若い女性客。三舟が彼女のことを気になると言い出して、ギャルソンの高槻とソムリエの金子は浮足立つが……
十年ごしの片思いの末、ようやく結ばれた恋人に突然出て行かれた青年は、ひどく荒れていた。彼の話を聞いたフレンチレストランの店員は、温かいスープを出してくれる。
海外暮らしのさなか恋人にひどい仕打ちを受けた女性は、やけのように贅沢な外食を繰り返した。そしてフランスの小さな町のレストランで、たまたま相席になった料理人見習いの日本人男性に、愚痴を聞いてもらうことになって……
貧乏旅行の果てにフランスへたどり着いた青年は、風邪をひいて倒れた所を安ホテルで同室になった日本人に味噌汁と卵粥をふるまってもらい回復する。そしてフランスでは風邪の時の定番だという、ヴァン・ショーというホットワインを飲みに出かけた。だがうまいと評判の屋台のおばさんは、もうこれまでのレシピをやめたと言っていて……

フレンチレストランを舞台にした短篇集「タルト・タタンの夢」の続編。
今回も日常の謎をメインに200Pで七本と、さくさくと話が進んでいきます。
謎だけ解いて結果どうなったかは語られなかったり、あとは当事者たちに任せるという一歩引いたスタンスもこれまで通り。
ただ七作中後半の三作は、語り手がギャルソンの高槻智行くんではなくゲストキャラでした。時系列も二作はパ・マルが開店するより前。
……さすがにレストランという限られた舞台では、ネタが尽きてきたのでしょうかね(苦笑)
でもこれまで謎だった三舟シェフの修行時代がかいま見えたり、一巻でキー・アイテムとして活躍していたヴァン・ショー(ホットワイン)の由来が語られたりと、番外編としては楽しいところ。
私はモブ視点もけっこう好きなので、たまにはこういう趣向も悪くないパ・マルです。
No.6395 (読書)


 2014年11月27日の読書
2014年11月27日(Thr) 
本日の初読図書:
448802727Xいつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記)
西條 奈加
東京創元社 2013-11-28

by G-Tools
元芸者で今でも粋な祖母お蔦さんと、神楽坂で二人暮らしをしている男子中学生、滝本望。
滝本家では炊事は男の担当で、その日も望は美味しい夕食を作って友人達に振舞っていた。同級生でサッカー部の彰彦と、その後輩でエースストライカーの金森有斗を家に招いて勉強会をしたのである。
いつものようにサッカー談義で盛り上がり、食事に舌鼓をうって、夜の八時にはお開きとなった。有斗の家は同じ町内なので途中で別れ、望は彰彦を駅まで送っていった。ところがしばらく立ち話をしていた二人を、別れたばかりの有斗が真っ青になって追いかけてくる。
なんでも自宅に帰っても真っ暗で、両親も姉も見当たらないというのだ。それどころかリビングが血痕があり、壁にも血しぶきが散っているという。
怯える有斗と共に彼の家を確認しに行った望と彰彦は、ひとまずお蔦さんへと連絡をとった。お蔦さんは警察にはこちらから連絡するから、すぐにその場を離れるように指示する。もしも『犯人』が近くにいたら、三人の身も危険だからだと。
そうして有斗はひとまず滝本家で預かることになり、警察の捜査が始まった。
最初は家族の誰かが大怪我をして、そのため急遽全員で病院に向かったとも考えられたが、それにしては家族の誰とも連絡が取れないし、近隣の病院で該当する緊急搬送も見つからなかった。あるいは家族の誰かが他の家族を殺害し、逃走しているのではないか。有斗の姉はキャバクラでバイトをしており、そのとき目をつけてきたストーカーが怪しいとか、有斗の家は両親の仲が冷えきっていて互いの愛人が何かをしたのではとか、裕福そうに見えて実は借金まみれだった金森家に何らかのトラブルが起きたのではとか、世間は無責任な憶測でニュースやネットを賑わせる。
やがて学校でも有斗を誹謗する人間が現れ始め、望は懸命に後輩を支えようとした。だがリビングに残されていた血痕のDNAが有斗の家族の誰とも一致しないことが判明し、世論は一気に姿を消した金森家の人々が、被害者ではなく加害者であるという方向に傾いて ――

無花果の実のなるころに」に続く、お蔦さんと望くんの神楽坂謎解き物語。
今回は短篇集ではなく、一冊一話の長編作品でした。事件の内容も、がっつり殺人事件なうえにヤクザやヤミ金が関わってきて、かなりシリアスです。
ただ語る視点が中学生なので、事件のドロドロした部分にはあんまりフォーカスを当てず、突然非日常に巻き込まれた少年たちが、懸命に日々を過ごそうとしている点に重きが置かれているように思いました。
前回活躍した彰彦や洋平、楓ちゃんにミドなども力を貸してくれて、彼らは子供なりに頑張ります。
謎を解くのは大人の役目。子供は子供で、勉強に部活に家事にと、できることをできるようにやっていく。そんな姿が、事件に関わる大人達の心を溶かしていくのです。

ああそれにしても、今回も望くんは格好良かった。
普段は温和で、料理上手な男の「子」なのに、ここぞというところでは決めてくれます。本気で怒ると、頭の中が逆に冷たくなる望くん。けして声を荒らげたり暴力に訴えたりはせず、さりとて相手に飲まれるでもなく、ビシッと言うべき事を言う。やあ、将来有望ですねえ(にやにや)

事件の内容的にはかなりハードなエピソードも多いのですけれど、子供たちがいたから、そして彼らには未来があるからと考えると、読後感は悪くありません。
人生経験のたっぷりある、酸いも甘いも噛み分けてきた大人のお蔦さんと、純粋で真っ直ぐで未来への希望を持っている望くん。この二人が揃っているからこその気持ちよさなんじゃないかなあと思いました。
No.6390 (読書)


 2014年11月25日の読書
2014年11月24日(Mon) 
B00PRWTSL8召しませMoney!4 ヘレネの涙
TERU
2014-11-17

by G-Tools
フランスにも拠点を構えることになった圭介達。田島らしからぬタイトなスケジュールの要求に、屋敷を整備するメイドやタイガーチーム達は忙殺されていた。
一方で、長らく失われていた歴史的なブルーダイヤ「ヘレネの涙」がルーヴル美術館に寄贈された記念パーティーに、圭介と麻里は招かれていた。だが圭介は同じ夜に開かれるオークションにモネの睡蓮が出品されると聞いて、麻里を先に会場に行かせ、自分はオークションに参加してしまう。そしてちょっとした騒ぎは起こしたものの、なんとかパーティーの開始時間に間に合うようオークションを後にしたのだが、ルーヴル美術館に向かう途中で何者かの襲撃を受けた。タイガー・チームの警護をかいくぐり、マシンガンで撃とうとしてきたのは、紛れも無くプロの仕業だった。
それでもどうにか無傷で切り抜けた圭介は、スケジュールの変更を拒否しパーティーへと向かう。しかしそこでも大きな事件が待ち受けていた。モナリザの展示室を訪れた圭介と麻里の前に、一人の男が姿を現したのだ。彼の名は桐島六郎。幼い麻里を捨てて母とともに姿を消した父親、統一郎の末の弟であり、かつて麻里に対し桐島家の面汚しとまで言ってのけた男だった。
当然、麻里は六郎を嫌いぬいており、いったい何の目的で現れたのかと詰問する。そんな麻里を嘲るようにモナリザを盗んでみせろと提案した六郎は、圭介が断ると他の客達が展示室に入ってくるのを見計らい、明かりを落とした。そしてわずか十秒後。展示室の明かりがついた時には、壁にかかっていたすべての絵画が跡形もなく消えていたのである。ただひとつ、モナリザ一枚を残して……
果たして六郎は、どんな手段を使って絵画を盗み出したのか。圭介は頭を悩ませるがまったく想像も付けられない。
一方で圭介を襲ったのがロシアン・マフィアだと予想したタイガーチームは、過去の人脈を頼りにロシアの元参謀次長ユーリー・マカロフへと接触した。彼もまたかつて麻里の祖父 重三郎と交流があり、圭介の話術でなんとか協力を取り付けることができた。しかし交換条件としてエルミタージュ美術館の館長の頼みを聞くことになる。それは圭介を狙ったロシアン・マフィア、ムソルグスキーが各国から盗み出しエルミタージュに隠させている名画を、表の世界へ戻すべくパリまで輸送してほしいという依頼だった。パリでの手はずはすべて整っている。圭介達はただ、見つからぬように絵画を運び、ロイズ保険会社の社長へ引き渡してくれれば良いのだと。
だがそれは、複雑に絡み合った陰謀の一端であった。
かつて「ヘレネの涙」をきっかけに、イギリス王家と桐島家を巻き込んで起きた悲劇。イギリス王家はそのスキャンダルを隠蔽しようとし、六郎は暴き立てようとする。桐島家に対抗するべく、イギリスは圭介らを抱き込みにかかり、六郎もまた復讐に力を貸せと様々な方法で圧力をかけてくる。
信頼していた田島の身柄は六郎に奪われた。しかも田島もまた、麻里に両親のことで長年嘘をつき続けていたことが判明する。いったい誰が本当のことを言っていて、誰が嘘を言っているのか。誰が敵で誰が味方なのか。あらゆることが信用できなくなってゆく中で、圭介らはイギリス政府の傘下に入り社会的生命を保つか、あるいは六郎に与し裏の世界での自由を得るかの二者択一を迫られて……

ほんのつい一月ほど前、なんとなーくその気になって、三巻「メトロポリタン・ブルー」を読み返していたのは、何かの予感ででもあったのか。
先週、いきなり四巻「ヘレネの涙」が発売されたので、嬉々としてポチッとな。
もともとは1巻目がWEBで無料公開されていた頃、続編のパイロット版として途中までUPされていた作品でして、いつか完成品が読めるようになるのを待ち望んでいました。
いざ読んでみれば、以前に公開されていた部分でさえ、相当の改変や書き足しが盛り込まれています。しかもそこからが長い!
作者様のブログによれば、なんでも56万字超。原稿用紙で1800枚ぐらいあるそうなので、580円ならむしろ格安と言えるでしょうvv<普通の文庫換算でざっと三〜五冊

前回のメトロポリタン〜は、ちょっと彼らにしては話のスケールが小さいなあとは思っていたのです。
ですが今回を読んで判りました。あのお話はこの四巻目の前座でしかなかったのだと!
前回は作中時間がわずか24時間、舞台はほぼ美術館を動かず、物々しく登場したロシアン・マフィアも結局は噂話だけで、微妙に肩透かし感がありました。今回はそのロシアン・マフィアががっつり関わってまいります。作中時間も一年半ぐらいあって、圭介らとタイガーチームはアメリカ・イギリス・フランス・ロシアと縦横無尽に動き回ります。あまりにめまぐるしくって、「えっと、バッキンガム宮殿ってフランスだっけ、イギリスだっけ?」「ルーブル? メトロポリタン?? エルミタージュ???」とかなりました(苦笑)

そして何よりも、前半のハラハラ・ドキドキ感。
今回は圭介達をかつてない危機が襲います。一巻でお祖母様に生命を狙われた時も、危機といえば危機でした。しかし今となっては世界的なセレブリティとなった圭介らが、今度は社会的に抹殺される ―― あの瞬間ときたらもう(><)
っていうかね、もうね、あの依頼をされた瞬間から、そんなに簡単に信じていいのかと。裏をとってから動けよ、あああああ!! ともう、スマホを握りながら身悶えしまくり。むしろ決定的瞬間が来た時には、ああやっぱり……とむしろちょっとホッとしたぐらいで。くっそう、作者さんに踊らされてる(悔)

そしてようやく半分まで読み進んで、圭介の逆襲のターンに入ってからは、今度は別の意味でワクワク・ドキドキ。いったいどんなすごい計画を見せてくれるのだろうと、心が弾みます。
しかし今度はこれまでのように、圭介側の一方的な展開とは行きません。
計算違いに、トラブルにつぐトラブルはいつものこととしても、今回は六郎おじ様が控えているのです。
重三郎お祖父様を彷彿とさせる天才的な閃きを持つ圭介も、まだこの世界に入ってわずか三年。対して六郎おじ様は生まれた時から桐島家の人間。しかも十年以上前から今回のための計画を練り、あらゆる手配りをしてきた男です。
どれだけ裏をかいたと思っても、それを読んで更に上をいく六郎おじ様に翻弄されまくる圭介サイド。
ようやくこぎつけたマフィアの逮捕後も、次々と明らかにされる新事実に、いったい六郎はどれだけの情報を持ち、人脈を繋ぎ、そして操作してきたのかと……

いやもうほんとね、六郎おじ様すごすぎます。その彼をしてなお届かないと言わしめる、重三郎お祖父様と、今もなお尊敬し続ける統一郎兄(麻里の父親)は、どれほどの存在であったのか。

でもでもですね。
圭介の人タラシぶりは、相変わらずの安定ぶりなのですよvv
まさかあの人を、という人まで味方に引き込んで、いつものように突き進んでいきます。
そして最後はきれいに気持ちよく、すべてが収まるところへ収まってくれるのが、召しませクォリティ。
だからこのシリーズは安心して読めるのさ♪

圭介と麻里は今回も多くの資産と、それ以上の人脈を手に入れました。
そして今まで避けてきたものに対して、向き合う覚悟もまた。

なにを書いてもネタバレになってしまいそうなので、あまり多くを語ることはできませんが、今回も非常に面白く満足できる作品だったとだけ。
まさにボリュームも内容もお腹いっぱいです。

あ、それとこの話を読む前に、「メトロポリタン・ブルー」は読み返しておさらいしておいたほうがいいかもしれません。いえ作中でちゃんと、それとなく関連情報の説明は入っているのですけれどね。
……あるいはこっちを読んだ後に二巻「モネの誘惑」も合わせて読み返したほうが、あそこはこうだったのか、と目から鱗が落ちるかも(笑)
No.6387 (読書)


 2014年11月22日の読書
2014年11月22日(Sat) 
本日の初読図書:
「天井裏からどうぞよろしく(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n6313bi/

先代皇帝の度重なる遠征により、百の属国を抱える大帝国。
先代の皇帝は日々を戦に明け暮れたが、世を平定すると早々に年若い息子へと王位を譲り渡してしまった。幼き頃から神童の異名をとったその息子は、属国にも自治を認め、帝国の支配は表面上は平和的なものになっている。
しかし属国側にとって、帝国の動向は気になるところだった。特に年若い皇帝など、若さゆえの気まぐれで、いつまたおかしな政策を打ち出すか知れたものではない。
そこで各国は諜報活動に力を入れ、特に帝国の中枢 ―― 皇帝陛下の執務室などは、多くの諜報員によって監視されていた。
……もはやそれは、各国諜報員の溜まり場にも等しく。
もと孤児であった少女もまた見習い諜報員として、一年ほど前から天井裏に出入りし、様々な国の諜報員達からチビと呼ばれて可愛がられていた。互いに顔も名前も所属も判らない。それでも同じ立場にある彼らは、どこか和気あいあいとした時を天井裏で過ごしている。
しかし間もなく成人を迎える彼女は、その日を限りに異動が決まっていた。城での諜報活動から外れ、半年ほど床の技術を学んだのち、別の監視対象である貴族の愛人になることになったのである。
少女の義父を含めた諜報員達はみな、年若い少女の未来に心を痛め、寂しくなると別れを惜しんだが……中に一人、もっとも年若い青年だけは、覆面の下で口を引き結び、鋭い目をして宙を睨んでいて ――

「名も無き者達の幸福」とシリーズタイトルがついた、名無しキャラクター達のささやかな幸せ短編集の第一話。読切短編です。
アルファポリスさんでWEBコミックが公開されていたのを読んで、けっこう面白かったので元の話も読んでみました。

■天井裏からどうぞよろしく | アルファポリス - 電網浮遊都市 -
 http://www.alphapolis.co.jp/manga/viewOpening/392000086

一話目で短編のお話がすべて語られていますが、どうやらこれ、大幅書き下ろしで書籍化され、既に二巻目も出ているようです。どうしよっかなあ。買おうかなあ。

4434185993天井裏からどうぞよろしく (レジーナブックス)
くる ひなた
アルファポリス 2013-11

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短編故の、いろいろ削りまくったスピード感も魅力なので、悩むところではあります。
No.6384 (読書)


 2014年11月21日の読書
2014年11月21日(Fri) 
本日の初読図書:
「これが全てのプロローグ(小説家になろう)」〜終章
 http://ncode.syosetu.com/n0094s/

日本で事故死して異世界の貴族に生まれ変わり、三歳で読み書きを覚え五歳で魔術を習得、七歳で師からもう教えることはないと言われ、八歳で羊皮紙に代わる画期的な植物紙を開発して製紙業界に革命を起こす。そして十歳になる頃には、異例の若さで重要な政務に携わることになった、チートな異世界転生者……の、お兄さんが主役のお話。
周囲からは出来の良い弟に仕事を押しつけるボンクラ馬鹿貴族と思わせておいて、その実はチート無しでの真正ハイスペック(笑)
元平和ボケ日本人の弟と金儲け大好きな父親が考えなしにやらかす急激な改革で、領民が職を失ったり経済が混乱しないよう、裏で奔走しております。
周囲に悪評価を与えるように振る舞っているのは、彼なりに叶えたい夢があるからで、けして自己犠牲に酔っているわけでもありません。むしろ腹黒系vv
皇太子だけは彼が賢明で有能なことを知っていて、人目のないところでは親しげにやりとりするのが、またポイント高いです。

転生チートを裏返してみた、その発想が面白いこのお話。
目次ページでは「未完結のまま〜〜」表示が出ているし、作者さまも続きを書く意志があるとはおっしゃっていますが、現在の部分だけでもすっきり短くまとまっていて、充分楽しめると思います。
No.6380 (読書)


 2014年11月20日の読書
2014年11月20日(Thr) 
本日の初読図書:
440354200X仮面教師SJ (7) (ウィングス文庫)
麻城 ゆう 道原 かつみ
新書館 2014-06-07

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シリーズ最終巻。
そして1986年に本編マンガ「JOEKR」がWingsに掲載されてから、28年にわたって続いてきた特捜司法官シリーズそのものの、完結作とのことです。
私が本編のマンガを読み始めたのは、既に「少し古い作品」として、本屋さんに単行本が並んでいる頃合いでした。それからしばらくして、ぽつりぽつりと単発で作品が発表され……それでももう、これは未完のまま消えて行くのだろうと思われた頃に、不死鳥のように復活したと思ったら、見事に風呂敷を畳んで完結。ジョーカーとリィンの関係は、もう涙無しには読めないものでしたっけ。
その間にスピンオフ小説として、作中のドラマ「特捜司法官S−A」の主演俳優とスペードエースを軸にした作品が二冊出版され、そちらも読切連作だしこれだけで終わるかと思ったら、タイトルに「新」の文字を加えたものが、全10冊。こちらもきっちりきれいに終わってくれました。
それから間をおかずに連載を始めたのが、この「仮面教師SJ」シリーズ。
これまでの一連の作品から、時間をさかのぼること20年前後。
まだ特捜司法官という制度が確立しきっていない時代で、これまでのように特捜司法官と協力体制を取るでなく、多少非合法ではあるけれどあくまで一般人の立場から事件に関わっていく主人公というスタンスのお話でした。
事件の裏側には特捜司法官が暗躍している『らしい』。けれどそれが誰なのか、事件の詳しい真相はどうだったのか。主役である十蔵は知ることができずにモヤモヤが続けます。そういう意味では、SF要素やアクションよりも、ミステリ的なテイストが強めだったのではないでしょうか。
最後の巻で怒濤のように様々な情報が畳みかけられるのは、この方の作品に良くあることですが、やー、新事実につぐ新事実で、今回も盛りだくさんでした。
ショータの過去や、スナに隠されていた驚くべき秘密。
そしてずっと行方不明の凶悪犯罪者として扱われていた、十蔵の父親の登場とその意外なキャラクター。
笹蔵一族と特捜司法局との、予想もできなかった関係。
そしてそして何よりも驚くべき、ショータの未来と十蔵の父親が現在やっている『仕事』。

まさかこの物語が……十蔵とその父親の行動が、『そこ』へと繋がり、ぐるりと輪が閉じて『JOKER』へ戻ってゆくとは。
まさに唸らせられました。さすが麻城さんです(しみじみ)

……しかしそう考えると、この時点ではジョーカーもサムもクイーンも、まだ生まれていないかちょうど訓練中の『あの子たち』なんだろうなあ。
一応今回の作中ではスペードのクイーンが登場しましたけど、おそらく彼女は『前の』なんでしょう。
ってことは、サムもクイーンもジョーカーも、意外と若い? ってか、外見年齢と実年齢がほぼ同じなのかな。訓練を終えて働き始めたのは早いのかもしれないけど……でもサムさんは、一度も整形してないって言ってたし、やっぱりS−Aの段階で二十代半ばから後半ぐらいなのか。

ともあれ。
最後の最後に書き下ろされた巻末後日談では、女運が悪かったクラクラ先生にも秘密を共有できる彼女ができそうで、そちらもついニマニマしてしまったりとか。ショータが相変わらず元気そうかつ、ちょっと立場が良くなってるみたいで安心したりとか。

……麻城さんの作品は、時に非常に容赦のない展開を見せることがあるので、今回はあらゆる点でほっこりできる終わり方をしてくれて、本当に良かったです。

ああ、でもこれで今度こそ本当に、この世界観ともお別れかあ。
月光界にまつわるお話は、まだ新しい作品を期待できるかしら……?
No.6379 (読書)


 2014年11月17日の読書
2014年11月17日(Mon) 
本日の初読図書:
4569810136桜ほうさら
宮部 みゆき
PHP研究所 2013-02-27

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上総国搗根藩で代々小納戸役を務める古橋家。次男の笙之介は、父親に似て温和で学問を好んでおり、武張った者を良しとする藩の気風からは浮いたところがあった。剣術に秀でた兄 勝之介や、悍馬と呼ばれる気の強い母 里江なども、父や笙之介を惰弱と呼んで見下しているところがある。
そんな父 宗左右衛門に、賄賂の疑いが掛かった。証拠となったのはまったく身に覚えのない、しかし父本人でさえ自身のものとしか思えない手跡の書簡で。結局、父は自ら腹を切り、古橋家は廃絶が決まった。だが里江は諦めきれないようで、笙之介を呼びつけ江戸へ向かうように命じた。江戸留守居役の坂埼重秀は、里江が最初に縁付いた夫の叔父で、何かと親身になってくれている。坂埼にとりなしてもらい、古橋家の再興を ―― ひいては勝之介の将来を明るいものに ―― するべきなのだとそう主張する。
だが彼女の言うことは机上の空論だった。そんなことは無理だと言って聞かせても、けしてその耳には届かない。やってみせ、失敗しなければ判らないのだとため息をつく笙之介だったが、周囲にはまだ別の思惑があった。ことを秘密裏に運んでいると思っているのは、里江ばかり。笙之介の師匠である佐伯は、一度遠くへ離れて冷静になってみるのもいいだろうと言ってくれた。そして江戸留守居役の坂埼重秀 ―― 東谷は、また驚くことを笙之介に告げる。
宗左右衛門は確かに無実の罪であり、あれは作り出された冤罪であった。証拠となった書簡は、他人の手跡を真似ることができる代書屋よって捏造されたもの。もともとは賄賂を送った側とされる御用達道具屋「波野千」の跡目争いから端を発した事件で、宗左右衛門はただ側杖を食っただけなのだと。
さらに東谷は語る。そのような精巧な偽書簡を作ることができる代書屋と家中の誰かが繋がっているとなると、これは大問題である。何故なら現在の搗根藩当主は愚昧ではないがけして聡明でもなかったからだ。まもなく跡取りを選ばねばならないその時に、正妻の子と側室の子と、どちらを選ぶかで迷うことは目に見えている。そこで先代藩主はそのことについて死ぬ前に遺言状をしたためていたのだが、そこに選ばれなかった方から偽の遺言状など持ち出してこられては、混乱が起きるのは必至だった。
本人にも判らぬよう手跡を真似られる、そんな特殊な技能を持つ余所者を、搗根藩で匿うのは目立ちすぎる。だから代書屋は必ず江戸にいるはずだ。そこで東谷は笙之介にその代書屋を見つけよと命じる。笙之介にとってその偽文書作りは父の仇なのだから、その手で見つけ出し、そうして内紛の根を未然に断ち切ってみせよ、と。
かくして笙之介は代書屋と同じ世界、すなわち江戸で文書や書物に関わる仕事を持ち、それらしき人物を探すことになった。深川の貧乏長屋富勘に寝起きし、書物問屋村田屋から写本の仕事を請け負って表向きの生業とする。そうして暮らしてゆくうちに、人探しをしている侍から不思議な符丁の解読を頼まれたり、村田家ゆかりの店から娘が拐かされた件に首を突っ込んでみたりと、様々な事件に関わる羽目になって……

お正月特番を機に図書館で予約して、はや一年近く。ようやく順番が回ってきました。ドラマの方はまだ録画して積んだままです(笑)
最初は弁当箱並みの厚さ(605P)に圧倒されましたが、読み始めてみたら最初こそちょっとしんどかったものの、笙之介さんの事情が飲み込めたあたりからは、案外するすると読めてしまいました。
全四話の中編を通して、覚えのない罪を着せられ取り潰された古橋家の賄賂事件の真相を探りつつ、いずれ起こるであろう主家のお家騒動を阻止するための活動を笙之介さんがしていく訳なんですが……ぶっちゃけネタバレますと、最終的には笙之介、ずっと蚊帳の外(苦笑)
裏ではあの人とかこの人とかがそれぞれの情報を握って暗躍していたり、気を揉んでいたりするのを、笙之介は全然気が付かないまま。かなり終わり近くになるまで、ある意味無駄な努力を続けているというか。
……いやまあ、そうやっていろいろと頑張ることによって培った他人様との縁、暖かな『絆』があったからこそ、彼は『九分方の瀬戸際』から帰ってこれたのでしょうが。

けれどもしも、東谷様が笙之介の母親に思い入れを持っていなかったならば。そう思うと、彼は生まれながらにして幸運だったんだなあとも思ってしまったり。
まあ、まったく同じ条件でありながら、自らの意志ですべての救いの手を振り払ってしまった勝之介のことを思えば、やはり笙之介さんが笙之介さんだったからこその、この結末なのでしょうが。

宮部さんのお話にしては、ドロドロした部分は存在するけれど深くは語られず、全体的におっとりとした雰囲気の読後感でした。

過去に執着し捕らわれることなく、今ある状況の中で今できるように、精一杯でものびのびと自由に生きていこう。
結局のところ、これはそういうお話だったのかな、と思いました。
No.6369 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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