2017年08月12日の読書
2017年08月12日(Sat)
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本日の初読図書:
新刊で購入したのにも関わらず、ずーーーーっと積みっぱなしだった5巻から最終巻までを一気読み。 もうひたすら辛く切ない展開が続いていて、ティッシュ片手にだだ泣きしながら読んでました( T _ T ) うああ、ダオさんがぁぁあああ(号泣) サニンだって、サニンだって……いくらなんでもあの一生は悲しすぎるよ。あんな育て方されたらさ……そりゃやったことは非道すぎるけど……彼は彼の生き方を貫いたのかもしれないけど、それでもさ…… サニンが指先に炎症を起こして包帯巻いてた&その後もずっと袖で手を隠してるあたりから、彼の正体はそうじゃないかなあと思ってたんですよ。それだけにもう…… ラストシーンのカナンは、あれどうなんでしょう。みんな「しまわれた」ままなんでしょうか。 そうじゃないと信じたい。かつてのラムカ達の母親がそうであったように、「取り戻した」からこそ、あの場所で遠い何処かを眺めているのだと思いたいです……
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No.8376
(読書)
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2017年08月10日の読書
2017年08月10日(Thr)
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本日の初読図書: ■ある魔術師の手慰み迷宮行 http://ncode.syosetu.com/n6159cl/
他者の追随を許さない膨大な魔力をもって、半不死となった偉大なる魔術師。フォウト=タイムキーパーは、暇を持て余していた。 魔術師ギルドの創設者にして現役のギルドマスター。〈魔神〉と称されるほどの膨大な魔力を背景とした、一国に匹敵する実力。数々の発明品によって人々の暮らしの向上に貢献した、賢者としての功績。世界最高峰の魔術師の名声などなど……他者から見ればもはや、羨むことすら通り越して崇拝するしかないだろう存在だ。 しかし気がつけば、彼の周りには誰もいなかった。 フォウトの他にも、老化を止めることができた者は存在する。フォウトが育てた弟子である彼らは、しかし時を止められるようになった頃にはすでに老齢に達しており、二十代半ばを保っているフォウト以外はみな老人ばかりである。しかも寿命まで伸びたわけではないので、せいぜい百数十年で死んでしまう。 かつてはいたはずの仲間たちはみな、長い年月のうちに失われたり、またひたすら魔術の研鑽に邁進するフォウトについてこれず、一人また一人と消えていっていた。後に残ったのはフォウトにとって大した意味の無い、きらびやかな賛辞の言葉ばかり。 「あぁ……退屈だ。退屈で死ねるなら今すぐに死ねる自信があるよ……」 今日もそうぼやいていたフォウトだったが、それは何かのフラグになったのかもしれない。 突如発生した風変わりなダンジョンについて報告を聞いていた彼の元へと、侵入者が現われたのだ。目に見えるものから見えないものまで、各種トラップや警報、結界のたぐいを張り巡らされた、魔術師ギルドの最奥部へと。そしてその手にした剣は、いかなる魔術も……フォウトの防壁をも無効化し、彼の肉体を貫いた。 魔神などと呼ばれていても、死ぬ時はあっさりと死ぬものなのだな。 それが魔神と呼ばれた魔術師の、最後の思考で……
「二度目の人生を異世界で」の まいん さんの作で、全200話完結済。たぶん紙書籍だと10巻ぐらいになる量でしょうか。 いったん死んで、別に用意してあったスペアの肉体へ若返り転生。ちょっと弱体化したけどやっぱりチートな魔術師が、暇潰しにイレギュラーなダンジョンを探索してゆくお話です。最初は完全に暇潰しだったのが、いろいろ仲間やら柵なんかもできて、いつしか退屈などとは言えなくなってきて……というパターン。 すごく優秀な魔術師のフォウトですが、ほぼ不老不死とはいっても脳味噌は人間のまま。記憶できる容量に限りがあるので、当面必要な記憶以外は外部媒体に移して忘れちゃってるというあたりが、この話のポイントですね。 ……ただ面白いは面白いんですが、主役が娯楽目的で自主的に縛りプレイをやっているので、話が進むにつれどんどん縛り解除していく様が文字通り「できるなら最初からやっとけよ」「思い出せるなら最初から思い出しとけ」状態で。もはやラスボス戦では「今までの苦労はいったい……」と言う感じ。どうにも尻すぼみな印象が…… あと、デヴァイス姉妹があんなに強いのに何故一度敗退したのかとか、その時にどうやってユマだけが助かったのかとかも、何か仕掛けがあるのだろうと思っていたらそんなことなかったのも拍子抜けしてしまいました。もしかしたらアイヴィが黒幕だろうか……とまで勘ぐったのに(苦笑) それにこの終わり方だと、数十年してユマ達がいなくなったら、またエンドレスで同じことが繰り返されるんじゃ……という懸念も。 とまあそういう感じで、消化不良な部分は残りつつも、それなりに楽しかったです。 さて次は何を読もうかな……
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No.8373
(読書)
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2017年08月09日の読書
2017年08月09日(Wed)
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本日の初読図書: ■だから私はその手に触れる 〜後日談4 初夏の会 http://ncode.syosetu.com/n2425cb/
異世界トリップした先で、特殊スキル持ちのせいですぐ妻に逃げられるバツ3の伯爵様(王太子とは又従兄弟)と契約結婚。対外的な妻兼実際は事務補佐官として働く元OLと、女性不信気味なヘタレ有能旦那様との、おまえらもうけっこ(ry なお話。本編6話、後日談4話でサラッと読める中編です。 異世界から落ちてくる人間はたまにいるという世界観なので、主役はそれなりに機密だけどそれなりに普通に受け入れられて、周囲に馴染んでます。 って言うか、既に馴染みまくった三年目からの開始なので、もうちょっと初期の手探りだったり、荒事に巻き込まれても動じず手伝ってたとかいう、そのあたりを詳しく読んでみたかったりしました。
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No.8370
(読書)
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2017年08月03日の読書
2017年08月03日(Thr)
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本日の初読図書: ■私はいわゆる悪役らしいが、きちんと罰は受けるので見逃してほしいと思う。 http://ncode.syosetu.com/n0621ct/
乙ゲー世界で、貴族の庶子として生まれて家族から冷遇されている攻略対象者 ―― の異母姉に生まれ変わった元OL主人公が、爵位剥奪からの一家離散ルートを記憶していて……でも面倒事に関わるのは御免だと、事態を静観。没落後の自分の消息はゲーム上描かれていなかったので、とりあえず市井に下ってもスムーズに生きていけるように準備はしておこう、という感じでゲームのクライマックス(悪役令嬢の断罪)を迎えたのだが。 何やかやと面倒事を片付け平民となり、住み込み家政婦の面接のために訪れた一軒家で、彼女を出迎えたのは……? という感じの短編。 元日本人感覚の主人公視点の一人称で、「積極的にイジメはしないけど、ただ傍観していた加害者の一人」という認識は、別の視点から見るとまるで違っていましたよ、という展開でした。 っていうかこの攻略対象者の異母弟、立派にヤンデレ入ってないかww そして攻略対象者の実母に制裁が行っていないのは、ちょっと……一番の被害者って、父親だよね、この話……(汗)
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No.8364
(読書)
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2017年08月01日の読書
2017年08月01日(Tue)
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本日の初読図書:
収録作品は「君のいるシーン」、「 The brave heart in furs 」、「もふもふタイムカプセル」、「混沌のライオン」、「 MAGIC CIRCLE 」、「このダークな世界で君のもつ一本の棒の意味」、「 WAR DOG 」の7本。 こうしてタイトルを並べて思い返してみると、優しいエピソードも多かったのに、どうにも悲しく切ない印象が強い一冊でした。ジョイスさんがメールだけの登場だったり、いつも憂鬱をふっ飛ばしてくれるシンバさんやアマラ姐さんがお留守だったからなあ(´・ω・`) ……どシリアスで大真面目なんだけど、ちょっとずれたことになっちゃってる新キャラ・ビショップさんが、今後どう関わってくるかは気になりどころですが。 この人も、そのうちぜーーーったい、クォートにほだされちゃうんだよ、きっとvv だってすでにちゃんと、ヘリで元の場所まで連れ帰ってあげちゃってますしww そして「かわい おんな のこ」の実態が。まさかこうくるとは、さすが篠原さん。脱帽でしたww
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No.8361
(読書)
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2017年07月28日の読書
2017年07月28日(Fri)
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本日の初読図書: ■【猫漫画】おじさまと猫 https://twitter.com/sakurai_umi_/status/874235144307068928
ツイートマンガなんですが、猫好き必見。 おじさまのナイスミドルかつちょい天然なおっさんぶりと、ふくまるのブサカワさが絶妙過ぎる……っ そしておじさまの過去が気になる……奥さんと子供、どうなったんだろう。買い物する話が、微笑ましくも切ない……(泣)
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No.8354
(読書)
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2017年07月26日の読書
2017年07月26日(Wed)
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本日の初読図書:
時間が押していたので、とりあえず「エコたわし」だけをキーワードに図書館で適当にひっつかんできました。 中身のデザインがなんとなく あむゆーず さんのあれこれに似てる感じがするし、使用糸も同じハマナカラブボニーメインだし、何か関係あるんでしょうか?
そしてやっぱり可愛い系が多いので、作るのは楽しそうだけど、タワシとして使用するにはちょっともったいない感がひしひしとww
母も知り合いから貰ったドーナツ型のエコたわしが、もったいなくて使えないって言ってるもんなあ。さりとて、ただ四角く編むだけのものを、わざわざ書籍にできる訳でもなく。ままならないものですなあ……(苦笑)
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No.8348
(読書)
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2017年07月24日の読書
2017年07月24日(Mon)
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本日の初読図書:
「和菓子のアン」続編。コミカライズもされている、シリーズ2作目です。
……1巻目が、一話目以外は比較的優しい雰囲気だったから安心していたら、2巻目は就職が〜とか自分の生き方は〜という悩みが全編通して続く内容になっていて、いまのメンタルで読んだらいかん話だった(−ー;) ただでさえ、妖怪アパートのアニメ版が、目に眩しくてかなわんというのに……
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No.8339
(読書)
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2017年07月18日の読書
2017年07月18日(Tue)
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本日の初読図書: ■弓と剣 〜 312 音痴 リネの話 http://ncode.syosetu.com/n3017bo/
自覚のない弓の天才が、剣の天才に憧れて北の辺境の砦の軍へ入隊。 まーた憧れこじらせた貴族のボンボンがと最初は思われていたけれど、その気取らない天然ぶりと人柄と常識はずれな実力(本人は当たり前のように超努力してる)から、どんどん周囲の人物を引きつけていって……という総愛され系の立身出世モノ。逆の意味での勘違い系。 本人はしょせん伯爵の、しかも余り物の三男だとか思ってるし、実際にも街の学校通うぐらいの教育しか受けてないので、感覚的にはほぼ平民。そして他人に対してはすごい観察力を見せるのに、自分に対してだけはその分析が働かないという。 剣は強いけれど農民出身で人嫌いだった剣の天才、北の猛虎どのもあっという間に彼だけは別格扱いになってます。
現地主人公。書籍化済、連載中。ダイジェスト化なし。 とりあえず十二章目「新興」まで読みました。 他者視点と主人公視点が半々ぐらいなので、混乱する部分もありますけど、主人公が周りからどう思われてるか描写が好きな私には面白かったです。 かなり殺伐とした世界観なのにも関わらず、何故か主役に関わった人達はおおむね大なり小なり幸せになっているところも安心して読んでいけるところかと。
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No.8323
(読書)
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2017年07月16日の読書
2017年07月16日(Sun)
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本日の初読図書: ■傍観者です! http://ncode.syosetu.com/s4994d/
短編二作。現代の芸能界が舞台の悪役令嬢転生系。 後輩アイドルを陥れる寸前で記憶を取り戻したセクシー系ライバルアイドルが、フラグ回避でいろいろ相談に乗ってやっているうちに頼れるお姉さんポジションになった結果、本来主人公に落ちる予定だったキャラが次々と……的な感じ。
■その最強、神の依頼で異世界へ 〜45 http://ncode.syosetu.com/n1438cs/
風呂に入ってる最中、いきなり異世界からの勇者召喚を受けた青年 櫻井春澄(二十歳)。しかし途中で神さまからの介入を受け、このまま元の世界へ戻してもいいが、できれば困難なはずの召喚魔法をどうやって頻発させているのか調査及び魔法陣の破壊をしてほしいという依頼され、承諾。もともと古武術を嗜んでいたことに加えて、VRMMOをやりこんでいた彼は、そのキャラクタースキルやアイテムなどもつけてもらった状態で、異世界へと赴くこととなる。 「我々の仕事を増やしてくれた彼らに、私の代わりにお灸を据えて頂けませんか?」 お灸の据え方は任せますので、と黒く笑う神へと、不敵な笑みで応えながら……
異世界召喚モノ、書籍化済で連載中。 鉄面皮でクールだけど、なんかちょっと天然も入ってるような美形青年が、もふもふと始祖竜を仲間にしつつ、異世界をウロウロする最強系です。 とりあえず、最初に勇者召喚して「魔王を倒してこい」とかふんぞり返るふざけた国には、しっかりお灸を据えてくれます。うん、勇者召喚って普通に拉致誘拐だよねww そして格闘技ぐらいにしか興味のなかった主役が、旅を続けるうちに少しずつ他者にも目を向けていくのが微笑ましいです。あと仲間になった竜が人化したとき、安易なハーレム展開に行かず同性の年上青年だったのもなんか安心しました。 主役ともども天然入ったクール美形なので、ツッコミ役がいねえのがまた良いvv 主人公ともふもふ枠(人化済)のイラストは表紙で確認できるんですが、竜さん青年バージョンのキャラデザが見てみたい……
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No.8322
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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