よしなしことを、日々徒然に……



 2014年10月23日の読書
2014年10月23日(Thr) 
本日の初読図書:
4063950638アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)
荒川 弘 田中 芳樹
講談社 2014-05-09

by G-Tools
ハガレンや銀の匙の荒川さんによる、アルスラーン戦記のコミカライズ、二巻目。
物語はナルサスの隠遁先に辿り着いたところから始まり、あの名シーン「宮廷画家として〜」を経る一方で、王都があえなく陥落。ギーヴの登場からエクバターナ脱出。イノケンティウス王がタハミーネを妃に迎えたいと言い出して王弟ギスカールが内心で激怒しつつ、ラストは1巻冒頭のオリジナルエピソードで登場していた少年ルシタニア兵の登場にて幕です。
本当に丁寧に描かれていて、戦闘シーンとかはえぐいほどの迫力かと思えば、ギーヴやナルサス達の軽妙なやりとりもちゃんとあるしで、田中作品独特の軽と重のバランスをまさに絶妙な匙加減で再現。
原作既読の人間をも満足させるに充分かつ、オリジナルアレンジ(あの少年兵はやはりエステルなんだろうか?)も加わっていて、この先どう展開していくのかも非常に楽しみ。

ただ心配なのは……本当にこれ、王都奪還までいったい何冊必要になるんだろう……(汗)

ギーヴの持ってる楽器が竪琴じゃなくて琵琶(ウード)だったり、ウサギの前足(推定)をイヤリングにしてたりと、絵描きさんによってこうもビジュアルイメージが変わるのかとニマニマしてみたり。
三巻目ではファランギースが登場するのでしょうか。どんな美人さんになってるのかなあvv
No.6264 (読書)


 2014年10月22日の読書
2014年10月22日(Wed) 
本日の初読図書:
「木下さんが予想外(WEBマンガ)」〜12話25P
 http://gac.kirara.st/

どこかずれた感性を持つ女子高生 木下翼と、何やらトラウマ持ちで女が苦手な男子高校生 野村蒼空の、ラブにはまだ届かないドタバタな日常。
蒼空(そら)の事情が少しずつ少しずつ見えてきましたが、まだはっきりとまではしてません。
翼が人と深く関わりたがらない事情も、いろいろとあるようで。
周囲を固める友人たちが、またいい味出したイケメンたちで、かなりクォリティ高いです。
No.6263 (読書)


 2014年10月20日の読書
2014年10月20日(Mon) 
本日の初読図書:
4652023820殺し屋ですのよ (星新一YAセレクション)
星 新一 和田 誠
理論社 2008-10

by G-Tools
某マンガで触れられていた、「銀の玉ひとつ持たされて何も無い星に流刑される話」が読みたくて借りてきました。該当作品のタイトルは「処刑」。
うーん……正直その話は微妙でした。短い中にピリリと来る味わいがあるのが星新一のショートショートだと私は思っているのですが、「処刑」は他の収録作品の3〜4倍のページ数があり、内容も迂遠で観念的というか、ちょっとこの方のテイストとは違うなあという感じ。
おもしろく印象に残ったのは、やはり表題作「殺し屋ですのよ」とか「生活維持省」、「すばらしい天体」あたりでしょうか。
あれだけの文章の中に、これだけの意外性やどんでん返しを入れ込めるのだから、本当にすごいなあ……
No.6261 (読書)


 2014年10月19日の読書
2014年10月19日(Sun) 
本日の初読図書:
「サモナーさんが行く(小説家になろう)」〜39 掲示板回
 http://ncode.syosetu.com/n4908bv/

VRMMO日記系、連載中。
地雷職で斜め上のソロプレイをしていたら、いつの間にか最前線に? というやつです。
毎日更新されているのも某作品に通じるかな。
とりあえず、キリの良い所まで。
No.6259 (読書)


 2014年10月18日の読書
2014年10月18日(Sat) 
本日の初読図書:
4163816909禁断の魔術―ガリレオ〈8〉
東野 圭吾
文藝春秋 2012-10

by G-Tools
クラブ『ハープ』のホステス、アイには、不思議な特技があった。初見の客の名刺を黒い封筒に入れさせ、数珠を持って祈ると、その内容を透視できるというのだ。草薙に連れられ客として訪れた湯川も、見事に名前や肩書を言い当てられ、そのトリックを見破ることができなかった。そんな彼女が扼殺死体として見つかったのは、四ヶ月ほど後のこと。草薙らが捜査を進めてゆくと、ホステスとしての彼女はトラブルを起こすほどの人気もなく、仕事仲間からも可愛がられていたが、父親とその再婚相手とはなにやら確執があったようで……「透視す」
プロ野球投手 柳沢忠正の妻が、スポーツクラブの駐車場で殺された。単純な金目当ての物取りの犯行らしい。柳沢の今後の活動に影響があるかとも思われたが、彼は既に四十近く所属チームからも戦力外通知を受けていた。事件前にもこのまま現役にしがみつくか、それとも引退するかで妻と揉めていたらしい。フォームの崩れから変化球に切れがなくなってきたことを感じた柳沢は、トレーナーの勧めを受けて帝都大の湯川から力学的な助言を受けることにしたそうで……「曲球る」
双児の姉妹 御厨春菜と若菜は、幼い頃から遠く離れていても互いの異変を感じることが頻繁にあった。大人になった今でも、それは変わらない。ある晩のこと、春菜は胸騒ぎがすると言い、結婚して東京に住む若菜へと連絡を取ろうとした。しかしいくら電話をかけても出ないので、夫の磯貝和宏の携帯へとコールする。外出中だった和宏は知人とともに家へと帰り、頭から血を流して倒れている若菜を発見した。幸い命は取り留めたものの、彼女は意識不明の重態に。春菜は妹からのテレパシーによりその危機を察知した。そして犯人らしき顔も感じ取っている。絵に描き表すことはできないが、写真を見ればそうと指摘できると主張するのだが……「念波る」
ジャーナリストの長岡修が自宅で殺害された。仕事に関係するデジカメやボイスレコーダーなどはみな持ち去られていたが、残されていたUSBメモリから奇妙な映像が発見される。それは頑丈な建物の壁を、何らかの方法で撃ち抜く光景だった。調べてみれば、最近各所で謎の器物破損事件が起きているらしい。どこから撃ったのかも判らず、弾丸も見つからないまま、屋形船やバイクなどが撃たれているととのことだった。
一方で、長岡が調べていた内容の中に、代議士 大賀仁策に関する事柄があった。一年前、大賀は急病を起こした愛人をホテルへ置き去りにし、結果その女性が死亡したという疑惑があるようだ。その女性は古芝秋穂といい、湯川がいっとき研究に力を貸した高校生、古芝伸吾の姉であった。伸吾は湯川を恩師と慕い帝都大学に入学したものの、直後に姉が死亡し、わずか一ヶ月で退学していったという。そして小さな工場で金属加工の職人見習いとして働いていたのだが、数日前から行方が判らなくなっており……「猛射つ」

ガリレオシリーズ八作目。
図書館で予約してから、実に一年待ちましたよ……そして二ヶ月待ちの「すえずえ」と、十日待ちだった星新一が重なってしまうのは何故なのか(苦笑)
それはさておき。
文中の湯川先生の言動が、佐野史郎からすっかり福山雅治っぽくなっている今日この頃。草薙さんも完全に北村一輝です。最初の頃は複雜なものもありましたけれど、今ではすっかりドラマのイメージに慣れてしまい、栗林さん@渡辺いっけいが存在しないのがちょっと寂しかったりして(笑)
そして後輩刑事の岸谷くんを、うっかり女性でイメージしたりとか。
お話は、四作のうち二作はドラマ2期で使われたものでしたね。綺麗さっぱり真相を忘れてましたが(^ー^;;)
そしてタイトル「禁断の魔術」が出てくる「猛射つ」が、全体の半分を占める中編でした。
湯川先生の暗部がかいま見えるというか、なんかこれでこのシリーズ終わるの……? みたいな展開です。
まあそんなことはないと思いますけどね。
あの場面でいざというとき、湯川先生ならどうしたのか……私は意外としれっとした顔でブラフの可能性もあるだろうなあと思いつつ、本当にやっちゃいそうなところも否めないのが、なんというか湯川先生らしい。
「真夏の方程式」でも、いろいろと倫理的にどうかという判断を下してましたしね……
個人的に、代議士になんの裁きも下らなかったのがもやっとしたものが残りました。そこは御都合主義でもスキャンダルが暴露されるとかしてすっきりさせてくれるのが、フィクションを読む上でのありがたいストレス発散なのではないかとか。
やりきれないといえば「透視す」も、微妙になんというかすれ違いが悲しいなあというか。彼女は彼女で一生懸命生きていたんだと思うと気の毒です。
そういう意味では、今回はどの話もスッキリとは遠い感じでしたか。けして読後感が悪いわけではないけれど、かと言って爽快でもないというか。
今回は事件そのものはほとんど警察側で解決してしまい、湯川先生はあくまで残された謎を解く役割。
ミステリや物理的な部分より、事件関係者の心理とか、人間関係のあれこれが重視されていた感じの一冊でした。
No.6257 (読書)


 2014年10月15日の読書
2014年10月15日(Wed) 
本日の初読図書:
4104507199すえずえ
畠中 恵
新潮社 2014-07-31

by G-Tools
菓子職人として他店で修行中の栄吉が、お見合いをしたという。一太郎は本人の口から教えてもらえなかったと不審がるが、話を向けてみても栄吉の態度はなにやらおかしい。妖達に頼んで調べてもらったところ、見合い相手のおせつの周囲では、おせつのお相手はとんでもないろくでなしだとの噂が立っていて……「栄吉の来年」
一太郎らが広徳寺の寛朝を訪ねていたところ、黒羽坊と名乗る天狗が相談を持ち込んで来た。なんでも小田原に住む寺の坊主が二人、怪異に喰われ骨となって見つかったのだという。その寺の坊主は黒羽坊と親しい修験者の縁者なのだが、怪異に対抗できるほどの力は持っていないらしい。そこで高僧と名高い寛朝に力を貸して欲しいのだと。一太郎も付いて行きたがったが、当然兄やたちは許してくれない。そこで小田原近辺に伝手がある猫又のおしろと、夢を繋いで状況を知らせることができる獏の場久が同行することになった。しかし道中で噂を聞き集めてみると、そのような怪異の話は誰も聞いておらず……「寛朝の明日」
長崎屋藤兵衛が上方へと仕事で出かけたが、当初の予定を過ぎても戻ってくることなく、連絡も届かない。不思議に思っていた長崎屋へと、上方商人だという赤酢屋が乗り込んできた。彼はおたえに証文を突きつけ、藤兵衛に船で荷を運ぶよう依頼したが、期限を過ぎた今になっても江戸へ届いていない。弁済として長崎屋をそっくり明け渡して出て行けと言う。証文は明らかに偽物だったが、藤兵衛の行方が判らないことは事実だったし、おたえと奉公人達だけでは赤酢屋の相手もしにくい。そこで一太郎が上方へ赴き、藤兵衛がどうしているかや赤酢屋の近辺を探ることになった……「おたえの、とこしえ」
一太郎が上方で得た金子を使って、兄やたちが長崎屋の裏に長屋と一軒家を建てていた。知らないうちに家主になっていた一太郎だったが、悪い気はしない。ところが一太郎が上方で活躍したり長屋を建てたという話を聞きつけて、とたんに縁談が次々と舞い込み始めた。病弱だった一太郎も一人前になり、婿がねとして申し分ないと見なされたらしい。しかし人間の嫁を取り共に暮らしていくことになれば、これまでのように離れに妖たちを入り浸らせ、親しく交わっていることはできなくなるだろう。心配したおぎんは、この先一太郎を人として暮らさせたいのなら、妖たちと縁を切るべきだと、仁吉や佐助に長崎屋を離れることを提案してきて……「仁吉と佐助の千年」
若旦那が家主となった長崎屋裏の一軒家へ、貧乏神の金次と猫又のおしろ、獏の噺家 場久が住み込むことになった。人間のふりをして暮らすのは初めての三人はいろいろと戸惑うことも多かったが、他の妖たちともども楽しく準備を進める。特に金次などは、一太郎から贈られた長火鉢をひどく気に入り、大切に大切に扱っていた。ところが引越し作業でどたばたしている間に、長火鉢を含めた様々なものが盗まれてしまう。妖たちがひしめく中、その目をかいくぐって盗みができるのは、果たしてどんな相手なのか。日限の親分の話によれば、同じような盗難が最近あちこちで起こっているらしい。大事な火鉢を奪われた金次は激怒し、このままでは日本中の商いがおかしくなりそうな勢いだった。若旦那がそれを聞けば、心配でまた病が重くなるだろう。頭を抱えた妖たちは、なんとか盗まれたものを取り返そうとするが……「妖達の来月」

しゃばけシリーズももう13冊め。
今回はサブタイトルにすべて未来の時系列の単語が入っているだけあって、今後を見据えた話運びでした。主に若旦那の将来について。
ずっとサザエさん状態で変わらず楽しくあって欲しいと思いつつも、地に足ついたお話として考えるとこうなっていくことは避けられないわけで。これまでにも栄吉さんが修行に出たり、松太郎兄さんが結婚して独り立ちしたりといろいろありましたが、ついに一太郎にも具体的な未来が……(ほろり)
そして実は密かに於りんちゃん一押しだったので、今回はでかした!! と密かにニマニマvv
いやはや女の子は成長するのが早いですねえ。
しかし初登場で六歳だった於りんちゃんが、「十にもならない」とはいえあそこまでしっかりしてきたということは、既に作中では二三年は過ぎているのでしょうか。なら若旦那ももう二十歳過ぎ?? 於りんちゃんお年ごろの頃に、若旦那は三十路前後か……あの時代なら普通にありなんでしょう。

そして今回、全体的に大活躍だったのが貧乏神の金次(笑)
なにげに作中最強キャラのような気がするのは、私だけでしょうか。なにしろ彼は、一時的にとはいえ若旦那を健康にした過去がありますしね。
健康といえば、今回は若旦那、比較的寝こみ度合いが少なかったです。最後にまとめて一月寝込んだほかは、ちょっと熱出したり、咳き込んでたぐらいかな? 一巻の頃に比べると、ずいぶん丈夫になってきたものです。そのあたりも成長かなあ。
仁吉と佐助も、若旦那離れを視野に入れはじめたし。
ってか、仁吉の決意がvv なんかもうこれは千年後……はちょっと長いから、三百年ぐらいかな。現代時系列の二次創作を書けと言わんばかりだよ、畠中先生(笑)
赤子の頃から見守る、幼児の段階で出会う、思春期に入ってから知り合って最初は警戒されて落ち込む、などなど妄想を始めたらどのパターンも美味しすぎて滾る……っっ《o(>▽<)o》
最近ようやくドラマで仁吉を演じた谷原章介さんが見分けられるようになってきたので、そのビジュアルで現代版を想像するとますます楽しいです。……しかも屏風のぞきの宮廻さんも加えると、それってどこのホワイト・ラボだかvv
No.6253 (読書)


 2014年10月14日の読書
2014年10月14日(Tue) 
本日の初読図書:
4094088458映画 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川 篤哉 涌井 学 黒岩 勉
小学館 2013-08-02

by G-Tools
世界有数の大財閥のお嬢様でありながら、身分を隠し一介の刑事として働いている宝生麗子。彼女は初めての長期休暇を取って、執事影山と共にシンガポールへ向かう豪華客船に乗り込んだ。宝生グループの持ち船であり、またの名をプリンセスレイコ号とも呼ばれるその船は、今回が最後の航海。麗子は久しぶりのバカンスを、ラストクルージングで楽しもうとしていた。
しかし蓋を開けてみれば、船内にはシンガポールへ届けるという芸術作品Kライオンを警護している風祭警部がいたり、そのKライオンを狙う国際的犯罪者が乗り組んでいるという情報があったりと、どうにも日常から脱しきれない。
そんななか、悪辣な仕事ぶりで知られる投資家のレイモンド・ヨーが、宿泊していたスイートルームから海へ転落した。引き上げた遺体は銃で撃たれており、しかも何故か死亡後に救命胴衣を着せられていた。このまま予定通り航行を続けなければ、新たな犠牲者が出るだろうとの脅迫状が犯人から届き、陸へ助けを呼ぶこともできない。
洋上の巨大な密室の中で捜査を進める風祭警部と麗子だったが、謎の長髪にステッキの人物が目撃されている他は、手懸りはまったく掴めなかった。
その謎の人物は十八年前にもこの船に侵入し、当時六歳だった麗子の旅の守護石、ブルーダイヤ“セイレーンの涙”を盗もうとして失敗した、世界的に有名な怪盗ファントム・ソロスと見られた。ならばこの殺人事件の犯人も、当時の失敗を雪ごうとするソロスなのか。
今回ばかりは影山も謎を解くことが出来ず、時間ばかりが過ぎてゆく。そして今度はキッチンスタッフであり客室支配人の娘 凛子の恋人である石川天明が死体で発見された。その死体はソロスと見られる人物の宿泊室で、全裸で土下座するという異様な状態。
さらに犯人の魔の手は、ついに麗子の身辺にも及んできて……

去年公開された、劇場版謎ディのノベライズ。
240Pほどの、まあまあそれなりの文章量でした。
内容も映画を変に改変することなく、おおむね忠実。一部、レッドヘリングになっていたコック&エンジニア&警備員の怪しげな計画とか、船に乗り組んでいるダワネル王国の王子様……と思われていた人が実は、的な細かいところが削られていたのは残念でしたが。あと火を消した無人島に置いてけぼりになる先代執事とか、影山が恵比寿様(映画では熊沢美穂@宮沢りえ)に借りたお金返す場面も、さくっと省略されてましたしね……
でもその代わり人物の心情とかが詳しく書き足されていたあたりは、映画を見るよりさらに判りやすくてよかったと思います。

なお、これはあくまで映画のノベライズなので、キャラクターの設定やしゃべり方などは完全にドラマ準拠です。原作しか読んでいない人だと違和感を覚えるでしょう。
風祭警部にはちゃんと京一郎という名前があるし、お嬢様バージョンの麗子さんを、香港財閥のホウ・ショウレイさんだと認識してますし。
あ、映画で突っ込みどころだった、なんで風祭警部が「ショウレイさん」呼びしてることに誰も疑問を覚えないのかという点には、ちゃんとフォローが入ってました(笑)

影山さんが、お嬢様のために真剣に走り回り、果ては命までかける展開は映画の通り。いやあ、普段の態度が態度だけにこういうギャップはいいですねvv
その後はまたもいつもの毒舌に戻るあたりも、うんうんこうでなくちゃとvv

総じて、ノベライズとしては非常にいい出来だったと思います。
ただ、文章にところどころ馴染みにくい横文字が散見されたのが、いささか気になりましたかね。
ノベライズなんて、普段本を読みつけてない人がメインターゲットだと思いますし、そこらへんはもう少し判りやすくしたほうが良かったんじゃないでしょうか。
「ベッド脇に大量のバゲージが見えた」とか、バゲージって単語は一般的なのか……?<判らなくてスマホで調べたヤツ
No.6251 (読書)


 2014年10月13日の読書
2014年10月13日(Mon) 
本日の初読図書:
「何にも縛られない異世界生活(小説家になろう)」〜18話 襲撃者
 http://ncode.syosetu.com/n7032cd/

異世界転生して魔法がチートで奴隷買ってハーレムでウハウハな、まあいわゆるテンプレ。
主役がかなりドライで自己中心的な面があるので、なんというかまあ、苦手な方は要注意。
No.6249 (読書)


 2014年10月12日の読書
2014年10月12日(Sun) 
本日の初読図書:
4101156085闇の狩人 (下巻) (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 1980-09-29

by G-Tools
下巻はなんとか3日で読了。
やはり風呂敷が畳まれ始めると、読む方としても弾みがつきますね(苦笑)
記憶を失った谷川弥太郎を保護した二人の男。香具師の元締め五名の清右衛門と、盗賊の小頭 雲津の弥平次。
下巻に至って彼らの弥太郎に抱く思いは変化を見せ、そのことにより鏡に映したようによく似ていた二人の人生が大きく変わっていきます。
香具師と盗賊、そして仕掛人という裏社会を生きる者達をメインに据えながら、しかしこのお話はどこまでも勧善懲悪であったのではないでしょうか。
損得を抜きで心を砕いた者、金と欲得に溺れ情を忘れた者、それぞれがたどった道は実に対照的で。

……ただ、ちょっと最後のほうが駆け足気味というか、さんざん情報が入り乱れて血もけっこう流れた割に、弥太郎さんはいろいろなものを放り投げちゃったなあという感じはしました。
収まるところに収まったといえばそうなんですが、だったら別にここまでページ数を割く必要はあったのか……? みたいな(苦笑)
いえね、弥太郎さんが選んだ道は、あれはあれで間違いないと思います。ただ個人的にいえば、彼にはちゃんといろいろなものと向き合ったその上で、あの未来を選択して欲しかったなあと。

ページを割くといえば、江戸の地理や風俗とかにかーなーりーー力が入っているのも、ページをめくる手が滞りがちになった理由の一つかと。そこらへんをもうちょっとすっきりさせれば、一冊で終われたんじゃないかなあと思うのは、あくまで個人的な好みですが。

あ、さりげなく居酒屋の元長が出てきたのは、ちょっと嬉しかったです。
……剣客商売、やっぱり思いついた時すぐ手に取れるよう、手元にワンセット欲しいなあ。
ああ、金銭的余裕と置き場さえあれば……っっ
No.6248 (読書)


 2014年10月10日の読書
2014年10月10日(Fri) 
本日の初読図書:
4101156077闇の狩人〈上〉 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 1980-09-29

by G-Tools
10日ぐらいかかってなんとか読了。
ドラマ化を機に借りてみたら、ドラマの録画を失敗してしまいました _| ̄|○
相変わらず池波ワールド全開。メインキャラ達は盗人だったり仕掛け人だったり。こういうのをピカレスクものっていうんでしょうか?
記憶を失った谷川弥太郎さんや、偶然行き合って彼を助けたのち無条件で手を貸してやろうと考える雲津の弥平次など、魅力的なキャラがいっぱい……なのはいいんですが、ちょっと話が広がりすぎていて、なかなか内容が頭に入ってこず(−ー;)
とりあえず上巻ラストで、別れ別れになっていた弥太郎さんと弥平次さんがようやく合流出来たので、下巻はもう少し判りやすくなるでしょうか。
そしてこういう本がなかなか読めない体調の時に限って、図書館でバラバラに予約していた本が、いっきに返ってくる法則……(遠い目)
No.6246 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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