よしなしことを、日々徒然に……



 2015年02月19日の読書
2015年02月19日(Thr) 
本日の初読図書:
「異世界でも鍵屋さん(小説家になろう)」〜一夜明けて
 http://ncode.syosetu.com/n1629ch/

ロックこと紀伊甚六は、現代日本でフリーの鍵屋をやっていた。
ところがある日やって来た変な爺さんと狐耳の美少女に、不思議な宝箱の解錠を頼まれたことで、その生活が一変する。
なんでもその二人は盗賊ギルドを営んでいる異世界の人間で、ダンジョンで宝箱や鍵のかかった扉を開けられる、腕の良い鍵師をスカウトしに来たのだという。しかもよくよく話を聞けば、つい先日までそのギルドに所属していて、病気で亡くなった凄腕鍵師というのが、七年前に姿を消したロックの師匠である水無月源だというのだ。
師匠が骨を埋めると決心した世界で、まだ見ぬ鍵を相手にする。それはひどく魅力的に感じられた。しかもこの世界とは比較的気軽に行き来できるというのだから、ますます気持ちは高揚した。
むこうで師匠の弟子だったという狐耳の少女 ―― アイラも、中途半端な状態で放置しておくことなど兄弟子としてのプライドが許せない。
かくしてロックは剣と魔法とダンジョンの異世界で、鍵師として働くことになった。
勇者や魔王もどこかには存在するらしいが、そんなものと係る気などはさらさらない。彼はただひたすら己の技術を武器に、鍵開けへと邁進していく。だが、それでもトラブルは引き寄せられてくるもので……

異世界と日本とを行き来しながら、磨き上げた職人技で異世界人を唸らせていく大人の男のお話。連載中。
孤児であるロックには、どうも出生の秘密があるっぽかったり、どこぞの国が召喚した厨二病の勇者が好き勝手やらかしているようだったりと、まだ伏線が張られ始めている段階で、回収にはしばらくかかりそうです。
難点は似たような名前のキャラクターがどんどん出てきて外見描写とかがあまりないので、えっとこれ誰だっけ? となることが多いところですかね……
No.6608 (読書)


 2015年02月18日の読書
2015年02月18日(Wed) 
本日の初読図書:
4047291544おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生 (ビーズログ文庫)
石田リンネ 起家一子
エンターブレイン 2013-09-14

by G-Tools
反則とも言える手段で、どうにかミハイル王子の陰謀を打ち砕き、戦争勃発を回避したレティ達。ノーザルツ公主アウグストやクレイグらはその後始末のため一足先にキエフ帝国を発ったが、レティは式典に出席する必要があるため、デュークとアストリッドの二人とともに王宮へ滞在し続ける。
と、行方が判らなくなっていた第四王子アルトールが、堂々と王宮へ戻ってきた。芝居めいた演出とともに次期皇帝候補として名乗りを上げた彼は、姉姫アナスタシアや腹心の部下ワレリー・キリヤコフ将軍が知る、争いを好まぬ穏やかで心優しい少年ではなくなっていた。
違和感を感じつつ接触したレティへと、アルトールは傲慢な笑みと蔑みの目を向ける。
そうして彼は、遥か過去に失われたはずの魔術『神殺しの魔法陣』を発動させ、レティを城の地下へと囚えてしまった。そこはかつての騎士王がひそかに作り上げた、祭壇の間。アルトール ―― を操る何者かは、その祭壇を利用して、レティから騎士王の魔力を吸い上げてゆく。
一方で主君を奪われ、間諜の濡れ衣を着せられたデュークとアストリッドは、レティを助けつつアルトール王子を乗っ取っている何者かから開放し、なおかつその黒幕が目的としている計画を阻止するという三つを行う必要に迫られていた。三つの要素は複雑に絡み合っているため、どれかひとつを優先して行うわけにはいかない。
敵国の中でソルヴェールの人間はたった二人。決定的に手が足りないところを、二人は得られる限りの助力をつのりながら、目的に向かって力を尽くしてゆき ――

6巻目とはほぼ前後編と言っても良いだろう、第7巻。
キエフ帝国でのごたごたがようやく一段落つきました。
心配していたヴィクトル王子の悪堕ちはなく、結果としては隣接する四国のトップ(未来含む)がそれぞれに、レティを中心とした複雑な友情関係を築き上げる結果になったのではないでしょうか。
……しかし皇帝の座につくのが誰かは、もしかして……という予測はしてましたけど、でも第二〜三王子とかその他の王族は候補に入らなかったのか? という疑問がちと浮かびました。だって王族だけで演奏会開けるほどに人数いるんじゃないの?? と。そこが気になりましたかね。

そして今回の黒幕(の中の人)は、なかなか意外な人物&性格。おかげで代々の騎士王の生まれ変わり達が、ほぼ別人といえるほど、それぞれの個性が豊かな理由も説明される結果にはなりましたが。
しかし彼はどうせなら、獅子王の時代あたりに目覚めておけば、改めて軍師として認めて受け入れられたか、逆にあっさり捻り潰されたかのどっちかだったんじゃないでしょうか。いやそれを言うなら、最初からフォルカー王の時代なら、何の問題もなかったのか(苦笑)
歴代の王といえば、失恋王に引き続き、今回は内政王カールハインツのイラストが素晴しかったvv
長髪ストレートに片眼鏡の優しげな知性派系イケメンですよ! この人が嫁さんに逃げられたのか。なんっっってもったいないことを!!>嫁さん

ストーリー的にはなんとびっくり、あのレティが今回は囚われのお姫様とは。そして動けないレティの意を推し量って、デュークが大活躍ですよ。最近ちょっと影が薄かったのを、思い切り挽回してます。お互いまったく連絡を取り合えていないのに、互いの計画と行動がぴたりとハマる阿吽の主従っぷりがたまりませんね。
ってかレティはレティで、捕まりながらも他の王達と会話して計画立案情報収集できるんだから、つくづく王達の会議の間ってズルいですよねえ……

あとはフォルカー王に念を押されたし、いい加減騎士王の生まれ変わりということをきちんと信じて欲しいとかレティが言い出したから、ついにデュークに約束の剣を授与するのか!? とワクワクしていたら、まさかのデュークのポカミスにより、鈍感レティがついに恋愛感情を意識し始めちゃって、ああそっちに行っちゃうのか……と。
恋愛もの好きなかたには、ようやくか! と待ち望んでいた展開なのでしょうが、主従愛も大好物な私としては、他でいくらでも読める恋愛モノより、ここは忌憚なく言い合える男女の主従関係をもっと読みたいのになあと思ったりして。

さて、次回はようやくソルヴェールに戻って、再び兄達といろいろあるのでしょうか。
表紙絵を見る感じ、ロリコン騎士ウィラードの再登場と、いよいよ女性騎士枠を期待してもいいのかな(わっくわっく)
No.6605 (読書)


 2015年02月17日の読書
2015年02月17日(Tue) 
「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(小説家になろう)」〜青年、幼き少女の前で動揺する。
 http://ncode.syosetu.com/n5530cf/

十八というその年齢とは裏腹に、筆頭公爵家から直接依頼を受けるほどの凄腕冒険者デイル・レキ。
彼は依頼で魔物の群れの殲滅を行った帰りに、幼い子供を拾う。子供は魔獣の棲む森の中でたった一人、親と思しき男の死体とともに、かろうじて生き延びていたようだった。
死体と子供の側頭部には、魔人族の証である、くるりと巻いた形状の黒い角があった。閉鎖的で、獣人や妖精を含めた他の人族と敵対しがちな魔人族。最初は厄介なものを見つけたと思ったデイルだったが、子供があまりに幼くやせ細っていることと、その角が片方折れているのを見て放っておけなくなる。
なんでも魔人族にとって、角は神聖なものであり種族としての象徴でもあるのだという。そして罪を犯した者は、角を片方折られた状態で追放されるのだと。しかし罪人と認定されるにしては、目の前の子供はあまりにも幼すぎる。せいぜい五歳か六歳か。そんな子供が己の意思で、罪と呼べるほどの罪を犯せるものなのか。
子供は人族の言葉を知らなかったが、幸い魔人族が日常使う言葉は、人間が魔法を行使する際の呪文と同じ言語である。なんとか単語をつなげて意思疎通を図り、デイルは死体を埋葬してから、子供を拠点とする街クロイツへと連れ帰ることにした。子供も聞き分けよくデイルに従い、素直に彼の腕に身を委ねる。
宿で風呂に入れてみたところ、子供は女の子だった。ほとんど骨と皮といった状態だが、顔立ちは非常に整っており、泥と脂に汚れていた髪の毛も、美しい白金色を取り戻した。はっきり言って、下手な相手に見つかれば、即座に良からぬ魔の手の餌食になってしまうだろう。それは言葉も通じない、他人種の子どもを万年予算不足の孤児院に預けても、同じ結果になることが目に見えていた。
これも縁だ、しかたがないと、デイルはその子 ―― ラティナの保護者になることを決断する。
そうして。
戦いの中で感情をすり減らし、守るものを見失いつつあった青年は、己の支えとなるものを手に入れるのだった。
「 ―― やべぇ、うちの娘超可愛い」「大丈夫だ。依頼人は見捨てても、ラティナは守りきる」
今日も顔面を笑みで崩壊させながら、親馬鹿な保護者は訳ありの少女を、ひたすら溺愛し倒すのである。

異世界年の差擬似親子FT。連載中かつもうすぐ書籍化されるそうです。

4798609668うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 (HJ NOVELS)
CHIROLU トリュフ
ホビージャパン 2015-02-20

by G-Tools

もはやタイトルがすべてを語っているというか(笑)
デイルはもともとかなり冷淡で気難しく、王都の正規兵達とかからは恐れられているらしいのですが……かなり初期のうちにラティナに対してデレデレになってしまうので、まだそのあたりはあんまり描写されておらず、正直ピンときてません。
そしてラティナにもかなり事情がありそうなんですが、デイルの方にも秘密があるらしく。本来、ひとつの神から加護を得た人間が神官になれる世界で、彼は複数の神から加護を得ている稀有な存在で、それ故のしがらみとかで色々あるらしいです。でもそこらへんもまだ詳しく語られておらず。
なんかもう、ただひたすら親馬鹿とそれに流されずしっかり自分を成長させていく大人びた養い子の、ラブラブな日々が綴られております(苦笑)
あらすじ紹介によれば、今後恋愛的な方向にも進んでいくっぽいんですが、66話目にしてまだ10歳と20歳ですからねえ……先は長そうだ……


「素直になれない彼女と、戦斧を包丁に持ち変えた彼。(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n3050ch/

↑「うちの娘〜」のスピンオフ。
デイルが拠点にしている宿屋『踊る虎猫亭』の、主人夫婦の馴れ初めです。
まだ駆け出しの頃のデイルも、冒頭にちょこっと登場。
No.6602 (読書)


 2015年02月16日の読書
2015年02月16日(Mon) 
本日の初読図書:
「神殺しの英雄と七つの誓約(小説家になろう)」〜第四章第八話 彼の剣
 http://ncode.syosetu.com/n2027ci/

三年前、世界を破壊しようと目論む魔神を討伐するために、異世界から十三人の英雄が召喚された。
女神の祝福という名のチートを授けられた彼らは、その世界の住人には持ち得ない様々な能力を持ち合わせていた。
『勇者』と呼ばれた少年は、意思さえ折れなければ絶対に負けないという力を。
『大魔導師』の名を冠された少女は、神にも匹敵する膨大な魔力を。
『聖女』と崇められる少女は、生きてさえいればどんな傷でも治せる治癒魔法を。
あらゆる力を与えられた、年齢も性別も様々な十三人は、二年をかけて見事魔神を倒し、世界を救った。
その英雄達の中でも最年長だったのは、当時二十五歳の山田蓮司。ごく普通の会社員だった彼が与えられたチートは、制約だらけの上に魔物と戦うことに関しては、ほとんど役に立たないものであった。
故に彼は魔神討伐を終えた後、ひとり姿を消す。英雄と呼ばれるなど自分には相応しくない。自分は異世界補正でほんのちょっと普通の冒険者より強いだけの、ただの人間にすぎないのだから、と。
しかし残された十二人は口を揃えて語る。
彼こそが英雄なのだと。常に自分達の先頭に立ち、そうして魔神を討ち果たした、神殺しの英雄なのだと。
そうして物語は始まる。
時は魔神討伐から一年後。辺境の貧しい村で、明日の食事代にも事欠くうらぶれた一人の冒険者が、ゴブリンに殺されかけている新人冒険者を助けたところから ――

魔神討伐後から始まる異世界召喚FT。連載中。近いうちに書籍化されるらしいです。
二十八の無精髭のおっさんが、しゃべるコインとのんびり二人旅を楽しんでいたら、なんだかきな臭いことに巻き込まれて……という感じです。
主人公が良い年した大人っていうのはいい感じですね。
一緒に召喚されたのはほとんどが十代の少年少女達で、しかも自分よりずっと強いチート持ちばかり。それでも子供に情けない姿は見せられないと、何度も間違え血と泥にまみれ這いずりながら、それでも大人として仲間達を守っていたその背中が格好良いです。
ただなんというか……まだ謎が解明されきっていないというか、魔神討伐時にいったい何が起きたのか、主役が何故にあそこまで自己評価が低すぎるのか、なかなか明らかにされないのがモヤモヤします。
エルメンヒルデと『エル』はどう違うのか、そしてエルとレンジさんの関係とか、七つの制約の残り三つは何なのかとか、早くもっとちゃんと説明が欲しい〜〜(><)

そして最初は単なるモブだと思っていたエルフのフェイロナが、レゴラスばりに男前でかっこいい件について(笑)
No.6599 (読書)


 2015年02月15日の読書
2015年02月15日(Sun) 
本日の初読図書:
4047289213おこぼれ姫と円卓の騎士 君主の責任 (ビーズログ文庫)
石田リンネ 起家一子
エンターブレイン 2013-05-15

by G-Tools
ソルヴェール国次期女王レティーツィアとノーザルツ公国君主アウグストの元へ、キルフ帝国から建国祭への招待状が届いた。差出人はグラン山で共に救助活動にあたったワレリー・キリヤコフ将軍。だが二人は招待状に書かれたサインが、ワレリーのものではないと見抜いていた。
そもそもワレリーはグラン山での活動の際、レティへとひそかに接触し、己の主である第四王子アルトールの亡命を依頼してきている。キエフ帝国は現在内乱の火種を内部に孕んでおり、ひどく不安定な情勢にあった。そんな中での亡命の要請と、届けられた偽のサイン。
果たして北の帝国で、いったい何が起きているのか。
不審なものを覚えつつもキルフ帝国を訪れたレティは、デュークらに情報収集を命じつつ、自分は王族達に近づいて状況を探ろうとする。次期皇帝の可能性が最も高いという、第一王子ミハイル。そして数ヶ月前従姉妹が駆け落ち騒ぎを起こした際、協力しあったイルストラ国の第一王子ヴィクトルの婚約者である、第一王女アナスタシア。
アナスタシアは第四王子アルトールとは同母の姉弟だったが、母親の身分の低さから二人とも事実上、王族とは見なされていない状態だった。それでも血の繋がった異母兄弟達に対し、憎しみではなく家族としての情愛を求めるアナスタシアの姿に、レティは自分と兄達の姿を重ねてしまう。
やがて各所から集めた情報を総合すると、どうやらこの国の皇帝は既に三月も前に崩御しており、建国祭の際にそれを発表し、そのまま戴冠式を行うという計画になっているとのことだった。
ところが次期皇帝の座が確定しきっていないと考えたミハエルが、己の立場を固めるためノーザルツ公に対しとんでもない陰謀を仕掛けてきて ――

シリーズ第六段。
……個人的に、この手のシリーズ物には通し番号を振っておいてほしいと、切に思います(−ー;)
四巻目から引っ張られていた、第四王子の亡命についてがようやく話に関わってきました。
しかし第四王子本人は今回も登場せず、もっぱら姉姫アナスタシアとレティの友情にスポットがあたっております。
……いやあ、最初はまさかよもやの女性ナイツオブラウンド!? とかちょっと勘ぐっちゃいましたよ(苦笑)
さすがにそれはありませんでしたが、アナスタシアは今後も何らかの形で登場してきそうですね。ただなあ、かなり素直で可愛らしく、言いかえれば頼りない文字通りの『お姫様』なので、変なふうに利用されなければ良いと切に思います。
特に今回は、これまで好青年ポジションにいたヴィクトル王子が、なんかエピローグで怪しげな言動を取っちゃってるのが微妙で……もし彼が敵対するフラグだというのなら、婚約者であるアナスタシアには頑張ってレティとの間を取り持って欲しいところなんですが。

そしてなかなか顔を出さない第四王子も、なんだか不穏ですね……最初は第一王子に利用されてるだけかと思ったら、むしろ黒幕は第四王子の方なのか? しかももしかしたら、一巻のアストリッドみたいに、なにか騎士王関係のヤバげなものに取り憑かれてるとか、そんな感じもしなくもなく。

あ、五人目のナイツオブラウンドは、やっぱりあの人だったんですね(笑)
いやあ、多分いつかはそうなるんじゃないかとは思ってましたが、意外に早かったな……ふふふvv
今回はレティが『世間知らずのお姫様ぶりっ子』を演じてみせたり、同年代の女性と友情を育んでみたり、そうかと思えば同じ『王』としての立場にあるアウグストに対し、自分がどんな王になるのかを宣言してみたりと、これまでとはまた一味違った見どころがたくさんありました。

しかしキルフ帝国の問題はまだ片付いていないし、ヴィクトル王子もなんだか怪しげだし、騎士王の秘密に気付いてる何者かがいそうだしで、物語はどんどん佳境に入っていっている模様。
ああもう、また続きを買わないと(><)

そして最近ちょっぴり影が薄い兄王子たちの活躍も、そろそろ期待いたしたく……
No.6596 (読書)


 2015年02月14日の読書
2015年02月14日(Sat) 
本日の初読図書:
「魔界で結婚しました(小説家になろう)」〜竜の構成員
 http://novel18.syosetu.com/n8822cm/

魔王を倒す勇者として、異世界に召喚された気弱な女子高生。
召喚国は、彼女を何とか目覚めさせようとあの手この手で圧力をかけるが、彼らが求めている異能とやらは一向に目覚める兆しを見せない。そのうち第一王子に一方的に言い寄られたのに嫉妬して、後宮の女達が彼女を排除しにかかった。魔界へ通じるという川へ突き落とされた彼女は瀕死の状態で川岸に打ち上げられたところを、魔界の自警組織の幹部であり魔界でも五本指に入る程の力を持った、炎を操る能力者ヴィルベル・ウイントに拾われて……

異世界召喚もの、連載中。いちおうR18指定がついてますが、今のところは微笑ましいカップル。
異世界召喚 = 拉致、勇者 = 国にとって都合のいい道具、というスタンスで、人間に虐げられ魔界で幸せになるパターンっぽいです。とは言えまだようやく未来の旦那(推定)に拾われたばかりのところですがね。
今のところ毎日連載しているので、先が楽しみです。
No.6595 (読書)


 2015年02月13日の読書
2015年02月13日(Fri) 
本日の初読図書:
4047286427おこぼれ姫と円卓の騎士 皇子の決意 (ビーズログ文庫)
石田 リンネ ビーズログ文庫編集部
エンターブレイン 2013-01-15

by G-Tools
グラン山での復興支援が一段落ついて、レティはようやく王都へと戻ってくることができた。これで一息つけるかと思ったのもつかの間、遠く海を越えた東大陸にある凌皇国から突然の訪問者がやってくる。
本来なら事前にあるはずの手続きをすべて省略して現れたのは、旅先とはとても思えない豪奢な衣装をまとい、たった一人の護衛だけを供にした14才の皇女シェラン。どうやら彼女の目的は『次期国王の押し掛け花嫁』らしかった。豪華な装いは花嫁衣装であり、侍女を連れていないのは「あなたに従います」という意志を示す凌皇国の風習なのだという。
ただ彼女にはひとつ計算違いがあった。海に隔てられ一年に一度しか使者や情報をやりとりできない凌皇国には、次期王位継承者が姫であるレティに変わったことが、伝わっていなかったのである。
次代が女王と知って愕然とするシェランをひとまず宥めて王宮に迎え入れたレティだったが、彼女から目を離す訳にはいかない。二人の兄達に接近されるのも困るし、あるいは開き直って、再び継承権を兄の方へ戻そうとレティを害する方向へ向かうかもしれないのだ。
ところが注意してシェランを遇するうちに、少しずつ違和感が見えてくる。どうやら彼女達の目的は、ただ次代の王妃になるだけではないようで。
案の定、シェランはとんでもない秘密を隠しており、レティ達はまたも表沙汰にできない厄介な事情に巻き込まれることとなる。
さらにくだらない噂に踊らされ、レティに王位継承権を放棄させようと画策した自称『国を憂える』馬鹿どもによって、レオン王子が誘拐されてしまい ――

サクサク読み進んでますよ。シリーズ5作目です。
前巻で「以下続く」となっていた、キルフ帝国第四皇子亡命の話がまったく出てこないので、最初はあれ一冊飛ばしたか? と不安になりながら読んでましたが、ちゃんと順番はあってました。
今回はいきなり押し掛けてきた王妃志願のお話ってことで、もっとお色気ムンムンなイケイケのオネーサマかと思っていたら、なんというか、純真かつ清楚可憐な『お姫様』で意表をつかれました。
しかしなーー、なんとなく最初から『そう』なんじゃないかなあとは薄々思ったんですが、いくら何でもこれは計画に無茶がないか(苦笑)>シェラン&護衛のヘイツァオ
秘密はあっという間にレティ達にバレてしまい、外交問題に発展させたくないレティ側はやむなく隠蔽工作に手を貸しつつ、さっさと諦めて出て行ってもらおうと、形だけその目的に手を貸してやる展開に。
……しかしその目的の結末にはびっくりしましたね。まさかあの巻のあのエピソードが、ここに繋がってくるとは……(しみじみ)
このシリーズは毎回、次の巻へと少しずつ伏線を残して刊行されて行ってるんですが、伏線をちゃんと回収できる作者さんってすごいと思います。

そして今回の会議の間では、獅子王アレクサンデル以外はほぼ出番なし。
その代わり、幼い頃のレティが、いかにして王になる覚悟を決めていったのかが語られます。
5巻目のテーマは「王としての覚悟」ですかね。
「裏切られるためには、まず信頼されなければならない」
12歳にしてそう断言してしまうほどに、周囲からまったく期待されてこなかったレティーの、ゼロ以下、マイナスからのスタートが切ないです。

ところで新キャラの真性ロリコン騎士ウィラードは、今後も活躍するんでしょうか。
個人的にはけっこう好きなタイプなんですが(笑)
彼は彼で、ナイツオブラウンドの一人に入っても面白いと思うんだけどなあ。


「雨の神様 風の神様(小説家になろう)」
 http://novel18.syosetu.com/n0898bw/

名前も付けられず、商品として育てられ身体を売らされていた少年は、ある日の地震をきっかけに異世界へと飛ばされた。その島国では千年前に雨の神と風の神が封印されてしまったため、土地が砂漠と化し荒廃しているという。少年が落ちたのは、その神々が封じられた森の中だった。魔物の姿に変えられた二体の神々は、少年に封印を解くのに力を貸して欲しいと乞うてくる。その方法は、少年にとってはごくごく簡単なもので……

えー……洗脳教育状態だった少年の一人称なおかげでなんだかほんわかした雰囲気の文章になってますが、実質はかなりエグいBLものです(−ー;)
自分が不幸であることにすら気づいていない少年が、神様達や異世界の人々の愛情を受けて、最終的には泣いたり怒ったり、もちろん笑ったりすることも覚えていけて、めでたしめでたしな読後感なのは良かったです。
No.6592 (読書)


 2015年02月12日の読書
2015年02月12日(Thr) 
本日の初読図書:
「秋山さんちの一般人(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n2973cn/

「乱世を往く!」「403 シングル・ルーム」の新月乙夜さんの読切短編。
母は邪神を封じた巫女で、父は宇宙人。兄は“神”で姉は聖女、妹は勇者というとんでもない家族に囲まれた、ただ一人普通(なんだろうか?)の少年の日常です。


「振られ騎士シリーズ(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/s5889b/

「〜たぶん、転生者〜むしゃくしゃして、ざまぁ系の小説を書いてすっきりしたかった。反省はしていない。(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n4231cb/

どちらも身勝手な恋人に振り回された主役が、最後に相手を見返すタイプのお話。


短編三つ、とりあえずメモ。
No.6590 (読書)


 2015年02月11日の読書
2015年02月11日(Wed) 
本日の初読図書:
4047284238おこぼれ姫と円卓の騎士 少年の選択 (ビーズログ文庫)
石田リンネ 起家一子
エンターブレイン 2012-10-15

by G-Tools
どうにか結婚式の参列を終え、イルストラ国からの帰途についたレティ達一行。ところがその途中、ノーザルツ公国の主、銀狼公アウグストが追いかけてくる。イルストラ国ではさんざん手を焼かせてくれたアウグストだったが、その表情は真剣なものだった。
なんでも数十年ごとに起こる熱波災害がついに発生し、さらにグラン山を中心として山火事まで広がりつつあるという。
グラン山はソルヴェール国とノーザルツ公国、そしてさらに北にあるキルフ帝国の三国がそれぞれ自国のものだと主張し、領土争いを繰り広げている土地であった。しかし山火事の対処はスピードが命。政治的駆け引きなどを現場に持ち込んでいる時間はない。一瞬で合意に達したレティとアウグストは、即座にグラン山へと向かい、キルフ帝国から派遣されてきたワレリー・キリヤコフ将軍と共に救助活動に入る。
実質的に火事の被害が一番大きいのは、穀倉地帯を焼かれたノーザルツ公国だった。ただでさえ土地面積の少ないノーザルツ公国は、このままでは冬を越すことすら難しい。そこでレティはいったん現場をデュークとクレイグに任せ、自分はソルヴェール王へ戻り、ノーザルツ公国への大規模な支援計画を実現させるべく、反対派貴族を相手に奔走する。
ところが第一次支援部隊を率いてグラン山へと戻る途中、何者かによって仕掛けられていた罠によって、レティとアストリッドの二人は深い渓谷へと転落してしまい……

シリーズ四冊目の表紙は、アストリッドと、そして何故か銀狼公です(笑)<イケメン枠
3巻の彼はとにかく強引で嫌味ったらしい敵役でしたが、利害が一致すればこの上ない味方になりました。むしろどちらも「一国を背負って立つ、孤高の王者」という共通点を持つ分、ある意味ではデュークやクレイグよりも、互いを理解し合っているという楽しさがあるんですよね。
そしてようやくのアストリッドのターンですよ!!
ストーリーの展開上、一巻目で即レティの騎士になっていてもおかしくなかったアストリッドでしたが、ここまで引っ張られた甲斐は充分ありました。
「自分が望んで、主にも望まれて騎士になりたい」と繰り返していたアストリッドは、もし一巻の段階でナイツオブラウンドに迎えられていたら、それはただ捨てられた犬が拾われたかのような同情からのおまけっ子に過ぎず、今後レティを支えていく一人にはなり得なかったでしょう。
しかし今回の事件でアストリッドは、自分の理想と現実をまっすぐに見つめ、自分ができることでもやれることでもなく「やりたいこと」を「やり通す」ために頑張りました。その姿勢こそが、時に揺らぎそうになるレティの支えとなると、自覚することもなく。
彼は自分の力で見事レティに対し、「この騎士が欲しい」と思わせた。
ほんとに良くやったよアストリッド!!
彼の過去とか生い立ちを考えると、おそらく洗脳教育に近いものを施されてたんだと思うんですよね。でも彼は自分の意志でそれを断ち切り、騎士になりたいと望んで、そして自分の意志で主人を定めて、懸命に理想の存在たろうと努力しています。
けして生まれや育ちに関わりなく、自分がやろうと望んだ理想の道を、なんとしてでもやりとげる。
それがこのシリーズに一本通った、テーマのひとつなのかなあ、と思いました。

さらに今回は、1〜2巻の頃に比べると、だいぶ兄王子二人との関係も良好になってきていて、読んでいてニヤニヤが止まりません。
ほんっとこの兄妹は、誰をとっても有能だよなあ。

あとは前回、正式な諡(おくりな)が明らかとなった、失恋王改め銃声王ルートガーのイラストがまた格好良いこと。服装の雰囲気が、世界大戦あたりのドイツ軍とかっぽいあたりが、ああなるほどなあ……と。

ちょっと複雑なのは、ついにデュークとの間に恋愛模様的なものが混じり始めたところですね。個人的には、全く恋愛感情の絡まない、男女間の純粋な主従関係ってのにも非常に萌えるんですが。アストリッドも参戦表明してるし……そのあたりはクレイグに期待するしかないのか。まあ対外的には、彼こそが愛人一号のポジにいるんですけどね(笑)
No.6589 (読書)


 2015年02月10日の読書
2015年02月10日(Tue) 
本日の初読図書:
「[連載版] 王子がそれやっちゃマズイでしょ!(小説家になろう)」〜神様は割りとミーハーだった件
 http://ncode.syosetu.com/n0303cb/

仕事にかまけていたら恋人を親友に寝取られた准男爵令嬢が、酒に酔った勢いで、気がつけば見知らぬ男性と一夜を共に。ところがその男性は、とんでもなくハイスペックなイケメンで……という見返し系。
西洋風異世界FTなるも、平安時代ぐらいっぽい日本がモデルの、ネホンという国が大きく関わってきてます。
ただかなり中途半端なところで半年更新停止中。……これ、エタらずにちゃんと続いてくれるのかなあ……
中途半端なのは読みたくないと言う方は、同タイトルで[連載版]がついていない読み切りバージョンも存在しています。

「王子がそれやっちゃマズイでしょ!(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n7809bw/
No.6586 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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 すみません、胡蝶蘭さん..
 by 神崎真
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 又コメント入力できなか..
 by 胡蝶蘭
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 14号!?
 by 神崎真
 at 2017/10/22 20:18:08
 6段目のつなぎのピコッ..
 by 胡蝶蘭
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 本当に、これ良い感じの..
 by 神崎真
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 素晴らしい出来上がりで..
 by 胡蝶蘭
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 いえいえ無理だなんてそ..
 by 神崎真
 at 2017/10/21 07:58:14
 体調が悪いのに無理して..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/10/20 22:48:55

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