2008年03月17日の読書
2008年03月17日(Mon)
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本日の初読図書: チェック落として、出ること知りませんでした。危ない危ない。 今回は和田作品スターシステムにより、紫堂隊長が登場! いや、ほんとかっこええわこの人……
「側妃異聞(オンライン小説)」〜閑話4−1 http://book.geocities.jp/kawarabe48/
子供をかばって交通事故にあった三十代女性が、魂のみ異世界に飛んで、意に染まぬ政略結婚に絶望して自殺を図ったうら若き王女の肉体に入ってしまい、人生やり直すお話。 経験豊かで落ち着ききった主役の、何事にも動じない王女っぷりが素敵です。
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No.1860
(読書)
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2008年03月16日の読書
2008年03月16日(Sun)
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本日の初読図書: 22巻の前半「春の小川」は、古本屋でめくったときうっかりオチを見てしまい _| ̄|○ しかし後半の「ベネチアン迷宮」がおもしろかったので、まあいっかと。 アランネタでは、これまでで一番好みっつーか、微笑ましかったです(笑)
モンテ・クリスト伯は5巻を読了。6巻目に入りました。 目次を見る感じ、この間は皮春小侯爵ことアンドレア・カヴァルカンティがメインっぽいですな。あとアルベールとの決闘もそろそろかな……?
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No.1859
(読書)
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いま無性にこれが欲しくて仕方ないんですが、どうしましょう。 ちょっと待て、お前すでに著作権切れテキスト無料で入手してるだろう。というか、こないだ岩波文庫の完訳版全7巻入手して、今まさに読んでる途中だろうがよ!
……いえね、なんというか。 けして山内義雄訳が悪いという訳ではないのですが。むしろがっつり面白く、非常に楽しくページをめくっているのですが。 けれどそれでも ―― 私は人に勧めるのであれば、ぜひ涙香版をお勧めしたいのですよ。
もちろん旧字旧仮名はかなり取っつきにくいでしょうし、登場人物みなが日本名になっているという、かなり癖のある書かれ方ではあるのですが。 しかしその文章の美しさは、なんというか、ほんとに素晴らしいと思うのですよ。 それに原作モンテ・クリスト伯よりも、伯爵を含めた各自の心情が深く描写されており、それぞれのキャラクターがとても生き生きとしています。 内面を描写することによって、伯爵の神秘性というか、謎めいたところが失われてしまうと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし私はこの伯爵の感情の豊かさ、情けの深さ、誰よりも他人を愛することを知り、そしてそれ故にこそ裏切られた際の憎しみもまた強く深い ―― そんな有り様に魅せられてしまったものですから、ちょっと完訳版の書かれ方が物足りないというかもどかしいというか。
……ある意味、涙香の巖窟王は、原作に対する壮大なパロディ小説と言えるのかもしれません(笑)
あと涙香版をお勧めするもう一つの理由としては、文章の書かれ方にあったりします。 以前に読んだ幽霊塔もそうだったんですが、この作品、雑誌連載という発表形態をとったためでしょうか。久しぶりに出てくるキャラクターに、その都度説明が入っているのですね。「かつての恋敵であった野西次郎は」とか、「檢事總長として名高い蛭峰が」といった感じに。 これ、長編小説を読んでいる場合には、ものすごーく有り難いことなんですよね。おかげさまで、途中「あれ、これ誰だっけ?」と首を傾げることがほとんどなく。 正直、この涙香版で人間関係を頭に入れていたからこそ、いまモンテ・クリスト伯を読んでいても戸惑わずにすむという感じだったり。
……ううう、紙書籍版買って永久保存版にしたい……そして母に読ませて感想を語りたい〜〜
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No.1857
(読書)
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2008年03月14日の読書
2008年03月14日(Fri)
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本日の初読図書: 5巻目読み進め中。 好青年マクシミリアン・モレルが初々しいったら。 ……でも正直髭は勘弁して欲しい……というか、脳内消去しとります。オヤジキャラの髭はむしろどんとこいなんですが、若々しい好青年に髭は、さすがにちょっと……(苦笑)
「罪と覚悟(青空文庫)」オー・ヘンリー
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No.1856
(読書)
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2008年03月12日の読書
2008年03月12日(Wed)
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本日の初読図書: とりあえず、月曜日に3巻読み終わって、現在は四巻の半ばあたり。 あと5巻届きました。母が先に読んでます。 ……そして伯爵と黒奴アリの関係に、つい萌え心が刺激されてしまってる私は、なんか間違ってますか……?
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No.1854
(読書)
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2008年03月09日の読書
2008年03月09日(Sun)
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本日の初読図書:
本日の再読図書 ある朝、ゴミ捨場で眠っていた老人から、謎の丸薬をもらって飲んだ進之介は、その後の通学途中、怪しい外国人から食器洗浄機を変身させた魔物をけしかけられる。 その後も、次々と妙な能力を持つ外国人達に襲われる彼を救ったのは、ナミの神器の番人と名のる美少女、美和。 なんでも進之介は、現代に今なお残る神霊「ナミ」の気配をその身にまとっているため、神器を求める輩に目をつけられたというのだが……
スキャニングしながら「モンテ〜」3巻を読んでいたら、母に「そんな中途半端な読み方は許さん。先に読ませろ」と召し上げられてしまったので、仕方なくちょうど取り込み終えたこいつを再読。 挿絵といい主役の性格といい、軽いノリの現代ファンタジーかと思いきや、話の展開自体はかなり深刻……なのにも関わらず、それに相対する『今時の若者』である主役達の淡泊な対応が、ある意味この上なくリアルかもしれません。
死を覚悟してなお恐怖を見せない進之介が、「深く考えると怖くなるから、意識の表面だけで納得してるんだ」という下りが、非常に印象深かったです。実際、なにかで死を覚悟しなきゃいけなくなったら、そうやってストッパーかけて思考停止するんだろうなあ……
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No.1852
(読書)
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2008年03月08日の読書
2008年03月08日(Sat)
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本日の初読図書: いろいろ古本やオークションをチェックしたあげく、結局いつもどおり Amazon のマーケットプレイスで1冊ずつバラ購入が一番安上がりで手間がかからないと判明(苦笑) 本日、三ヶ所の出品者から計六冊が届きました。 で、とりあえず伯爵がパリに現れたあたりから読もうとめくっていって、結局、脱獄直後らへんから読み始めてしまいました。畜生、涙香版こないだ読んだばかりなのに、なんでまた読んじゃうんだ……(苦笑) まあさすがに完訳版だけあって、涙香版では省略されてる部分もあって、そのあたりがまた面白い訳なんですが。 そして1巻から読んでいた母に早々に追いつかれ、はよ読めとせっつかれる羽目に……(^ー^;;)
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No.1850
(読書)
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2008年03月05日の読書
2008年03月05日(Wed)
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本日の初読図書: 「魔王城の門番(オンライン小説・小説家になろう)」〜12 http://syosetu.com/
ある日突然魔界の王にさらわれて、その門番として鉄壁笑顔で勇者を追い返す元OLのお話。連載中。
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No.1846
(読書)
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母に岩波文庫版・完訳「モンテ・クリスト伯」全7巻、買うとしたらどこまで出資する? と持ちかけた結果、「1500円までなら出す」という言質を取ったので、あちこちの古本情報をあさっております。状態を問わなければ、送料込み3〜4000円ぐらいでなんとか入手できそうな感じ<図書館という選択肢はないらしい
なにしろ母は、パソコン画面で読書するという技は持っていないので、私がDLしてきた涙香版は読めておりません。 私が読み進めながら「あのさ、会計士の」、「ダングラールでしょ?」、「そうそう段倉さん。その奥さんと元検事さんが」、「ヴィルフォールよね」、「うん、その蛭峰元検事さんが不倫して産まれた辨太郎ってのを伯爵が探し出して……」、「ベネデットだったかしら。カヴァルカンティって名のって社交界に入るのよね」、「それそれ。で、その皮春小侯爵って名のってるときの、父親役やってるのって、結局いったい誰なの??」、「うーん……それはちょっと思い出せないわ。読んだのずっと昔だし」なんて会話をしていたら、やっぱり自分も読み返したくなったらしく(笑)
つーか、ほんとに誰だったんだ皮春侯爵役やってた小悪党?? 最初は毛太郎次(カドルッス)だと思って読んでたら、全然違ったし……
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No.1845
(読書)
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青空文庫倶楽部から
2008年03月03日(Mon)
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落としてきたHTMLを、ずいぶん以前にテキスト整形した十五少年ですが、読み返してみたらいろいろ粗が目について、もっかい改めてダウンロード→整形し直しとかしてみてました。
この十五少年や、以前読んでいた厳窟王などは、かつて「物語倶楽部」という個人運営サイトで公開されていたファイルでして、そのサイトが消えてしまった現在も、愛好者達によって保存されていた救済ファイルが「青空文庫倶楽部」で再配布されているわけです。 よってこれらのテキストは、青空文庫のように複数人による厳密な校正作業を経たものではありません。なので誤字脱字の存在は当然として、ファイルの記述形式も微妙に一定していなかったりするのですよね。ルビのある漢字とない漢字との区切りが半角スペースだったり、一見半角スペースでありながら、テキスト変換すると「?」に化ける何かの文字だったり。「〜」や「―」も、一部字体が微妙なうえテキスト化すると「?」に化けるので、たぶん何かの特殊記号が混じってるんだと思います。 いやもちろん、この膨大な量を個人で入力されたという、そのことは尊敬とそして感謝してあまりある偉業に他なりませんが。 実は前回そのあたりに気付かないまま適当に一括置換していたので、いざ読んでみたら「|」を入れなきゃいけないところに「ゝ」を入れてたりとかしてたんですよね……ははは(苦笑)
で、そこらへんを踏まえつつ、先日作成した外字の「\」や縦書「〜」などを入れ込んで、[ ] 書きされている外字の解説も[# ]という形式に書き替えてやれば、青空子猫で灰色表示にもできるし、よりいっそう読みやすく楽しめるファイルになってくれるわけで。
……一度読んだテキストをなんでそこまでするかというツッコミは置いておいて。 つか、完全に手段(テキスト整形作業)が目的になってるよな……良いんだ、好きなんだこういう作業……(遠い目)
えーちなみに、HTMLをテキスト整形するのにおすすめなソフトはこのあたり。
■HtoX32 HTML→TXT 変換ツール ■tmsCat ファイル結合ツール http://win32lab.com/
どちらもマイコンピュータから右クリックで起動できます。 tmsCat はファイル名が「8、9、10」のように一桁と二桁が混じっている場合でも、ちゃんと番号順に結合してくれるオプション付きです。
■Devas http://gimite.ddo.jp/gimite/
正規表現が使用できる検索置換ソフト。 たとえば ([ァ-ヶー・あ-ん ]+) と指定すると ( ) でくくられたカタカナと平仮名が検索できるので、それをいったん 《\0》 に置換し、その後 《( を 《 に、 )》 を 》 に置換することで、( )書きのフリガナを《 》書きに変換できるわけです。
んな面倒なことやってられっかーーー! という方にはこちらがオススメ。
■RubyMate http://www2u.biglobe.ne.jp/~shunbook/omocha
( )ルビを《 》ルビに変換したり、青空形式の傍点をルビ変換してくれたり、邪魔な注記を削除してくれたりします。四文字までなら文字列置換にも対応。
私はだいたいこれらのソフトとテキストエディタ TeraPad の空白除去ツールや、行頭に全角スペースを足すツールなどを併用して、テキスト整形をこなしております。
おおざっぱな手順としては、
1.DLしてきたHTMLファイルを HtoX32 でテキスト変換。 2.できたテキストファイルを tmsCat で結合。 3.TeraPad で開き、TpTrimSp ツールを使用して行頭行末の不要な半角スペースを除去。 4.字下げがされていない場合、同じく TpBPlus ツールで行頭に全角スペースを追加。 5.Devas で「全角スペース+各種括弧」を検索、それぞれの括弧のみに置換。 6.さらにファイルとファイルを結合した部分に、たいてい余計な文字列が含まれているので、「TITEL:」「次ページへ」などの文字を手がかりに検索して随時削除してゆく。 7.ファイルの最後にファイルの入手元情報(サイト名、作者名、URL)を記入しておく。
といった感じの流れでしょうか。 慣れると、ルーチンワーク化するので、一作十分とかそこらで終わります。 元のファイルが、規則的な記述で作られているものほど、整形もしやすいですね(段落を変えた際の空ける行数とか、タイトルの記述方法とか) それこそブログ形式で公開されてるサイトのHTMLとか、見事に記述が規則的なものですから、一度法則を見切ると、検索置換の楽なこと。
……おかげでハードディスクの中に、落として整形したは良いものの、未読のテキストが溜まって行ってたりするわけなんですが……(遠い目)
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No.1844
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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