よしなしことを、日々徒然に……



 活字中毒親子
2008年03月04日(Tue) 
母に岩波文庫版・完訳「モンテ・クリスト伯」全7巻、買うとしたらどこまで出資する? と持ちかけた結果、「1500円までなら出す」という言質を取ったので、あちこちの古本情報をあさっております。状態を問わなければ、送料込み3〜4000円ぐらいでなんとか入手できそうな感じ<図書館という選択肢はないらしい

なにしろ母は、パソコン画面で読書するという技は持っていないので、私がDLしてきた涙香版は読めておりません。
私が読み進めながら「あのさ、会計士の」、「ダングラールでしょ?」、「そうそう段倉さん。その奥さんと元検事さんが」、「ヴィルフォールよね」、「うん、その蛭峰元検事さんが不倫して産まれた辨太郎ってのを伯爵が探し出して……」、「ベネデットだったかしら。カヴァルカンティって名のって社交界に入るのよね」、「それそれ。で、その皮春小侯爵って名のってるときの、父親役やってるのって、結局いったい誰なの??」、「うーん……それはちょっと思い出せないわ。読んだのずっと昔だし」なんて会話をしていたら、やっぱり自分も読み返したくなったらしく(笑)

つーか、ほんとに誰だったんだ皮春侯爵役やってた小悪党?? 最初は毛太郎次(カドルッス)だと思って読んでたら、全然違ったし……
No.1845 (読書)


 青空文庫倶楽部から
2008年03月03日(Mon) 
落としてきたHTMLを、ずいぶん以前にテキスト整形した十五少年ですが、読み返してみたらいろいろ粗が目について、もっかい改めてダウンロード→整形し直しとかしてみてました。

この十五少年や、以前読んでいた厳窟王などは、かつて「物語倶楽部」という個人運営サイトで公開されていたファイルでして、そのサイトが消えてしまった現在も、愛好者達によって保存されていた救済ファイルが「青空文庫倶楽部」で再配布されているわけです。
よってこれらのテキストは、青空文庫のように複数人による厳密な校正作業を経たものではありません。なので誤字脱字の存在は当然として、ファイルの記述形式も微妙に一定していなかったりするのですよね。ルビのある漢字とない漢字との区切りが半角スペースだったり、一見半角スペースでありながら、テキスト変換すると「?」に化ける何かの文字だったり。「〜」や「―」も、一部字体が微妙なうえテキスト化すると「?」に化けるので、たぶん何かの特殊記号が混じってるんだと思います。 いやもちろん、この膨大な量を個人で入力されたという、そのことは尊敬とそして感謝してあまりある偉業に他なりませんが。
実は前回そのあたりに気付かないまま適当に一括置換していたので、いざ読んでみたら「|」を入れなきゃいけないところに「ゝ」を入れてたりとかしてたんですよね……ははは(苦笑)

で、そこらへんを踏まえつつ、先日作成した外字の「\」や縦書「〜」などを入れ込んで、[ ] 書きされている外字の解説も[# ]という形式に書き替えてやれば、青空子猫で灰色表示にもできるし、よりいっそう読みやすく楽しめるファイルになってくれるわけで。

……一度読んだテキストをなんでそこまでするかというツッコミは置いておいて。
つか、完全に手段(テキスト整形作業)が目的になってるよな……良いんだ、好きなんだこういう作業……(遠い目)

えーちなみに、HTMLをテキスト整形するのにおすすめなソフトはこのあたり。

■HtoX32 HTML→TXT 変換ツール
■tmsCat ファイル結合ツール
 http://win32lab.com/

どちらもマイコンピュータから右クリックで起動できます。
tmsCat はファイル名が「8、9、10」のように一桁と二桁が混じっている場合でも、ちゃんと番号順に結合してくれるオプション付きです。

■Devas
 http://gimite.ddo.jp/gimite/

正規表現が使用できる検索置換ソフト。
たとえば ([ァ-ヶー・あ-ん ]+) と指定すると ( ) でくくられたカタカナと平仮名が検索できるので、それをいったん 《\0》 に置換し、その後 《( を 《 に、 )》 を 》 に置換することで、( )書きのフリガナを《 》書きに変換できるわけです。

んな面倒なことやってられっかーーー!
という方にはこちらがオススメ。

■RubyMate
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~shunbook/omocha

( )ルビを《 》ルビに変換したり、青空形式の傍点をルビ変換してくれたり、邪魔な注記を削除してくれたりします。四文字までなら文字列置換にも対応。

私はだいたいこれらのソフトとテキストエディタ TeraPad の空白除去ツールや、行頭に全角スペースを足すツールなどを併用して、テキスト整形をこなしております。

おおざっぱな手順としては、

1.DLしてきたHTMLファイルを HtoX32 でテキスト変換。
2.できたテキストファイルを tmsCat で結合。
3.TeraPad で開き、TpTrimSp ツールを使用して行頭行末の不要な半角スペースを除去。
4.字下げがされていない場合、同じく TpBPlus ツールで行頭に全角スペースを追加。
5.Devas で「全角スペース+各種括弧」を検索、それぞれの括弧のみに置換。
6.さらにファイルとファイルを結合した部分に、たいてい余計な文字列が含まれているので、「TITEL:」「次ページへ」などの文字を手がかりに検索して随時削除してゆく。
7.ファイルの最後にファイルの入手元情報(サイト名、作者名、URL)を記入しておく。

といった感じの流れでしょうか。
慣れると、ルーチンワーク化するので、一作十分とかそこらで終わります。
元のファイルが、規則的な記述で作られているものほど、整形もしやすいですね(段落を変えた際の空ける行数とか、タイトルの記述方法とか)
それこそブログ形式で公開されてるサイトのHTMLとか、見事に記述が規則的なものですから、一度法則を見切ると、検索置換の楽なこと。

……おかげでハードディスクの中に、落として整形したは良いものの、未読のテキストが溜まって行ってたりするわけなんですが……(遠い目)
No.1844 (読書)


 2008年03月02日の読書
2008年03月02日(Sun) 
本日の再読図書:
4044128014地獄使い〈1 封印編〉
麻城 ゆう
角川書店 1991-12

by G-Tools
1985 年、ハレー彗星の接近によって一時的に地獄と現世を隔てる三途の川が干上がるという現象が起きた。その際、地獄から逃げ出した大量の亡者達は、一見すると普通の人間となんら変わりのない姿をしているが、実際には呼吸も食事も睡眠も必要とせず、すべての新陳代謝を失った身体は老いることすらなくなっている。
幼い頃、交通事故によって父を失い自身も瀕死の重傷を負った栖軽桃子は、十五才のある朝目が覚めると、髪の毛が鮮やかな緋色に変わっていた。その緋色は、亡者を狩る鬼の力が宿る印 ―― 桃子は事故で死にかけた際、同じ事故で死亡しながら地獄を脱して亡者と化した母を狩るため、閻羅王の命を受けこの世に戻った人鬼なのだった。
しかしあまりにも幼かった彼女は、十六になるまで記憶と力の封印を受け、人鬼として目覚めることはないはずだった。不完全な覚醒をしてしまった原因となったのは、偶然に出会ってしまった一人の男 ―― 懸衣翁と名乗る鬼との接触であった。
人鬼としての記憶が戻らぬまま、母への想いと鬼としての使命に挟まれ苦悩する桃子だったが、亡者達はそんな彼女の思いをよそに、東京を亡者の国とするべく大規模な破壊活動を始める。

先日買ったヴェルヌの上下巻を読むつもりでいたのですが、今日のノルマの書籍電子化をこなしていて、うっかり再読の罠にはまってしまい、ゼロさんのちっちゃい画面で全三巻一気読み(苦笑)
リアルタイムで読んでたときには、桃子の選んだ道がいまひとつ納得できなかったんですが、いまならまあ、これもありかなあと思えます。……でも正直言えば彼女には、ちゃんと人間としての天命を全うして欲しかったなあ。たかが百年やそこらぐらい、懸衣翁さんだって待ってくれただろうに……
No.1842 (読書)


 2008年03月01日の読書
2008年03月01日(Sat) 
本日の初読図書:
4199603670WILD ADAPTER 6 (6) (キャラコミックス) (キャラコミックス)
峰倉 かずや
徳間書店 2008-02-25

by G-Tools
誘拐された時任を助けにゆく久保ちゃんですが……見事に壊れてます。
かつて自分が所属していた出雲会を相手にまったく容赦なし。共に年少組で過ごしていた元舎弟達もまったく ―― じゃなかったかもしれないけれど ―― 目に入らない。いや、あえて入れずそれを悔いない破滅ぶりが、まさしく久保ちゃん。
彼らはほんとに、どこに行き着くんでしょうね……それを見たくもあり、怖くもあり。
No.1841 (読書)


 2008年02月29日の読書
2008年02月29日(Fri) 
本日の初読図書:
「愛おしい人(オンライン小説)」

「凍て蝶」様。一部十八禁有のBLもの。
BL系サイトのみリンクフリーなので、サイト名とタイトルのみメモ。
溺愛系ヤクザ×天然受の甘々馬鹿ップル系。ただし一部暴力表現注意。

本日の再読図書:
「十五少年(青空文庫倶楽部)」ジュウールス・ヴェルヌ著、森田思軒訳
 http://aozora.nishinari.or.jp/
No.1838 (読書)


 2008年02月28日の読書
2008年02月28日(Thr) 
本日の初読図書:
4829128569降魔への道標―スレイヤーズ〈13〉 (富士見ファンタジア文庫)
神坂 一
富士見書房 1998-11-30

by G-Tools
4829126175限外特捜シャッフル〈1〉―かぐわしきかな「皇帝」(インペラートル)
庄司 卓
富士見書房 1995-03

by G-Tools
書籍電子化が富士見ファンタジア文庫に達したので、再読二冊。
富士見〜は活字が大きめなので、ゼロさんで読むのもけっこう楽でいいですなvv
No.1836 (読書)


 2008年02月26日の読書
2008年02月26日(Tue) 
本日の初読図書:
「80日間世界一周(プロジェクト杉田玄白)」ジュール・ヴェルヌ、SOGO http://www.genpaku.org/

読了!
いやあ、してやられました。予備知識なんもなしに読み始めたので、まさに正しく胸躍らせながら読んでいたわけですが。しかし最後の最後でそうもって来るとは、うまいなあ。
まあ、あの機械仕掛みたいなフォッグ氏が、そのことに気づいてなかったってーのが、ありえそうにないっちゃあないんですが。
……つーか一応礼儀として、帰ってきた足でクラブに顔出しとこうよ(笑)

そして次になにを読もうかと考えつつ、ヴェルヌのフリーテキストどっかに落ちてないかなあとネット上をうろうろしていたら、「いまどき、岩波文庫の『十五少年』(森田思軒訳)を読むのは、ずいぶんとマニアックな人間か、その手の研究をしている人以外にはいないだろう。」とか言う文章を見かけて思わず苦笑い。そうか、マニアか……いやマニアだけどさ……

でもって思わず、青空文庫倶楽部から落としてきた森田思軒の「十五少年」を拾い読みしてみたり。この文章の圧倒的なパワーは、果たしてどこから来るんですかねえ(嘆息)
No.1835 (読書)


 2008年02月25日の読書
2008年02月25日(Mon) 
本日の初読図書:
B000JAVB6I世界大ロマン全集〈第11巻〉復讐 (1957年)
東京創元社 1957

by G-Tools
昨日の日記を書いた後、布団の中で読了。
ラストの妻が発狂するくだりは、かなりぞくっとさせられました。読んだ後、暗い廊下をトイレに行くのが怖かったよ……
ウィキペディアの白髪鬼の項目で紹介されていた映画とは展開が異なるようで、途中で犬が死んじゃって非常に残念でした。妻の最期も怖いです(汗)
疫病にかかって熱にうなされているときの幻想といい、妻の狂気といい、こういうのを迫真の描写ができるのってすごいなあと思うのでした。

「80日間世界一周(プロジェクト杉田玄白)」ジュール・ヴェルヌ、SOGO 〜11
 http://www.genpaku.org/

メールフォームで、厳窟王派生作品、ジュール・ヴェルヌ作をお勧めいただいたので思い出して、以前DLしていたヴェルヌ作品に手をつけてみました。
ヴェルヌというとまず思い出すのが、十五少年漂流記や海底二万里など。これもそれらと同じように長距離旅行を題材に扱っています。実は今まで一度も読んだことなかったのですが、それを読もうと思ったらひょいっと無料で入手できるのだから、フリーで公開してくださっている翻訳者やサイト管理の方にはほんとに感謝のしようもありませんね……

以下はメールフォームお返事です。
No.1834 (読書)


 2008年02月24日の読書
2008年02月24日(Sun) 
本日の初読図書:
B000JAVB6I世界大ロマン全集〈第11巻〉復讐 (1957年)
東京創元社 1957

by G-Tools
黒岩涙香翻案の「白髪鬼」が高すぎるので、うっかりポチッとしてしまった原案小説。平井呈一抄訳とのことで、完訳版ではないようです。
……つうかね、¥151,800 ってどんな値段ですか、涙香版(汗) いろいろ探してて見つけた ¥8,000 ってのがうっかり安く見えちゃうじゃないですか……

とりあえず半分ぐらいまで読みましたが、ううむ……先に厳窟王を読んでるせいか、いまひとつスケールが小さく感じられてしまいます。いえ充分立派にひどい目にあってるんですけど、厳窟王の陥れられて土牢に十四年・脱獄してから下準備に八年という壮大さと比べると、間違って(殺されたのではなく病死)埋葬されて一晩で脱出・復讐を誓ってからの下準備に数週間ってのは……ううむ。
No.1831 (読書)


 2008年02月22日の読書
2008年02月22日(Fri) 
本日の初読図書:
「探偵物語の処女作(青空文庫)」黒岩涙香
「無惨(青空文庫)」黒岩涙香
「暗黒星(網迫「質より量」)」黒岩涙香
 http://csx.jp/~amizako/

4592184904空色海岸 4 (4) (花とゆめCOMICS)
山田 南平
白泉社 2008-02-19

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ついに田中兄弟の過去が明らかに。
……重い、重すぎる……妹の事故までは想像できてたけれど、よもやここまでとは。
陸兄すげえなあ、これだけの十字架背負ってて、それでもちゃんと天の兄やってられてるんだから……
No.1829 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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